JP4962357B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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本発明は、挿入された紙幣の金種を識別し、識別した紙幣を収納する紙幣処理装置に関するものであって、電子マネーチャージ機、自動販売機等の機器に搭載される紙幣処理装置に関するものである。
ICカード、携帯電話機等の携帯端末に入金額に対応する電子マネーをチャージする電子マネーチャージ機が広く一般に知られるようになっている。電子マネーチャージ機には、紙幣処理装置が搭載され、入金された紙幣を収納するようになっている。そして、電子マネーのチャージに伴い電子マネーチャージ機に入金され、紙幣処理装置に収納された紙幣は、電子マネー運営会社から委託された者により、定期的に回収され、締め情報が電子マネー運営会社に通知されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−199253号公報
しかしながら、上述した電子マネーチャージ機等に搭載された紙幣処理装置は、挿入された紙幣が受付可能な紙幣(金種)であるか否かを識別する紙幣識別部と、受付可能な紙幣であると識別した紙幣を収納する金庫とが一体に構成されているために、紙幣をむき出しの状態で回収するしかなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、紙幣をむき出しにすることなく回収することができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にかかる紙幣処理装置は、紙幣挿入口から挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを識別し、受付可能な紙幣であると識別された紙幣を受け入れて収納する紙幣処理装置において、内箱に着脱可能であって、内箱に装着された場合に受け入れた紙幣を収納する金庫と、該金庫に回動可能に設けられ、内箱に金庫を装着する場合には倒伏した状態とする把手と、該把手に設けられ、金庫が内箱に装着された場合に、内箱に形成された溝に係合するロックピンとを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記発明において、前記内箱は、装着された金庫を押し出す方向に付勢する押出ピンを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記発明において、内箱に形成された溝は、前方から奥方に向けて漸次高くなるよう傾斜した後に下方に陥る鉤状の溝であることを特徴とする。
本発明にかかる紙幣処理装置は、内箱に着脱可能であって、内箱に装着された場合に受け入れた紙幣を収納する金庫を備えたので、金庫ごと回収すれば紙幣がむき出しにすることなく、紙幣を回収することができる。また、金庫に回動可能に設けられ、内箱に金庫を装着する場合には倒伏した状態とする把手と、把手に設けられ、金庫が内箱に装着された場合に内箱に形成された溝に係合するロックピンとを備えたので、金庫を確実に装着できる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる紙幣処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
本実施の形態では、ICカード、携帯電話機等の携帯端末に入金額に対応する電子マネーをチャージする電子マネーチャージ機に搭載された紙幣処理装置を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である紙幣処理装置を搭載した電子マネーチャージ機を示す正面図であり、図2は、図1に示した電子マネーチャージ機の内部構成を示す正面図である。
電子マネーチャージ機は、前面が開口した箱状の筐体1と、前面開口を開閉可能に閉塞する前面扉2とを備えている。
図1に示すように、前面扉2には、ICカードアクセス部21が設けられるとともに、液晶パネル22のほか、入金ボタン23、取消ボタン24、レシートボタン25が配設されており、内部に配設された紙幣処理装置3の紙幣挿入口部31が露出するようになっている。
ICカードアクセス部21は、奥方に窪んだ凹部であり、電子マネーのチャージ媒体となるICカードのほか、電子マネーのチャージ媒体となる携帯電話機等の携帯端末が載置可能となっている。ICカードアクセス部21の裏面には、リーダライタ29(図14参照)が配設してあり、ICカードアクセス部21に載置されたICカードあるいは携帯電話機等の携帯端末から残額(チャージ金額)を取得したり、ICカードアクセス部に載置されたICカードあるいは携帯電話機等の携帯端末に電子マネーをチャージしたりすることができるようになっている。また、ICカードアクセス部21には、レシート口21aが開口しており、後述するレシートプリンタ27から発行されたレシートがICカードアクセス部21に放出されるようになっている。
液晶パネル22は、操作情報を表示するものであり、操作手順のほか、残額、入金額、チャージ後の残額が表示されるようになっている。入金ボタン23は、電子マネーのチャージを確定するための入力手段であって、入金ボタン23が押下されると、電子マネーのチャージが確定し、以降、電子マネーチャージ機は、チャージの取り消しができなくなるようになっている。取消ボタン24は、チャージを取り消すための入力手段であって、取消ボタン24が押下されると、電子マネーチャージ機は、電子マネーのチャージを取り消し、挿入された紙幣を返却するようになっている。レシートボタン25は、レシートの発行処理を指示するための入力手段であって、電子マネーチャージ機は、入金ボタン23が押下された後、所定時間内にレシートボタン25が押下されると、入金額、チャージ残額を印刷したレシートを発行するようになっている。
図2に示すように、筐体の内部には、電源26、レシートプリンタ27、紙幣処理装置3のほか、制御部28が配設されている。電源は26、交流電流を直流電流に変換し、各機器に供給するものである。レシートプリンタ27は、電子マネーのチャージに伴うレシートを発行するほか、履歴情報を印刷することができるようになっている。
図3及び図4は、本発明の実施の形態である紙幣処理装置を収容した外箱を示す斜視図であって、図3は、収容扉を開放した状態を示したものであり、図4は、金庫を取り出した状態を示したものである。また、図5〜図7は、図3及び図4に示した本発明の実施の形態である紙幣処理装置を示す図であって、図5は左側面図、図6は左側断面図、図7は右側面図である。
本発明の実施の形態である紙幣処理装置3は、挿入された紙幣が受付可能な紙幣(金種)であるか否かを識別し、受付可能な紙幣であると識別した紙幣を収納するものであって、千円札、二千円札、五千円札、一万円札の四種類の紙幣について受付可能な紙幣であるか否かを識別することができるようになっている。紙幣処理装置3は、外箱4に収容した状態で電子マネーチャージ機の筐体1の内部に配設されている。外箱4は、断面が凸の字となる箱状を呈しており、前面が開口している。
図3及び図4に示すように、前面開口の下方域は、前面開口の左側縁に開閉可能に支承された収容扉41によって閉塞されるようになっている。この収容扉41には、錠42が取り付けられており、収容扉41を閉塞した状態で施錠できるようになっている。また、外箱4の左上角隅部には、収容扉開閉検出センサ43が設けてあり、収容扉41を開放した場合には、収容扉開閉検出センサ43から開放信号が出力され、収容扉41が閉塞された場合には、収容扉開閉検出センサ43から閉塞信号が出力されるようになっている。
紙幣処理装置3は、外箱4から引き出し可能であって、収容扉41を開放することにより、引き出すことができるようになっている。
紙幣処理装置3は、前面及び上面が開口した内箱30に組み込まれており、内箱30の上方域には、前方から奥方に向けて、紙幣挿入口部31、紙幣識別部32が順番に配設してあり、内箱30の下方域には、金庫5が着脱可能な状態で装着してある。
紙幣挿入口部31は、長手方向を挿入方向とした紙幣が挿入される部分であり、水平方向に延在され、前方から奥方に向けて漸次狭くなる態様で形成された紙幣挿入口31aを有している。この紙幣挿入口部31は、前面扉2を閉塞した場合に前面扉2の前面から露出するようになっている。
図6に示すように、紙幣識別部32は、紙幣挿入口部31に連設されており、紙幣挿入口31aから挿入された紙幣を奥方に搬送しながら紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを識別するようになっている。紙幣識別部32は、奥側を軸にして手前側を開閉可能であって、紙幣識別部32を開放すれば紙幣識別部32に詰まった紙幣を取り除くことができるようになっている。また、紙幣識別部32は、紙幣が斜めに挿入された場合、紙幣(金種)が識別できなかった場合には、当該紙幣を反対方向(奥方から前方)に搬送することにより、紙幣挿入口31aから返却し、紙幣が受付可能な紙幣であると識別できた場合には、当該紙幣を紙幣識別部32から金庫5に搬送するようになっている。
図8は、図4に示した金庫を装着方向から見た斜視図である。図9及び図10は、図4に示した金庫を装着方向反対側から見た斜視図であって、把手を起立させた状態を示すものであり、図10は、さらに金庫扉を開放した状態を示したものである。
図8〜図10に示すように、金庫5は、箱状を呈しており、装着した場合に紙幣挿入方向奥方となる背面と背面に連なる上面の奥方が開口している(図10参照)。背面開口51の下縁には、金庫扉52が支承してあり、背面開口51を開閉可能に閉塞している。この金庫扉52には、錠53が取り付けてあり、金庫扉52を閉塞した状態で施錠できるようになっている。そして、金庫扉52の上縁に連なる金庫上面の奥方開口を紙幣受入部として、紙幣識別部32から金庫5に搬送された紙幣が内部に搬入されるようになっている。
図8〜図10に示すように、金庫5は、両側面に跨って回動可能に取り付けられ、奥行方向略中央で起立する一方、倒伏させた場合に前面に位置する把手54を備えている。金庫5は、把手54に設けた突起54aと係合することにより、把手54が起立した状態を維持する凹部を有しており、金庫5を持ち運ぶ場合に把手54を起立させた状態とすることができるようになっている。
図8〜図10に示すように、金庫5の両側面には、段部5aが形成してある。この段部5aは、内箱30の内側面に回転自在に支承されたガイドローラ301(図15参照)と摺接するようになっており、金庫5をスムースに着脱できるようになっている。
図8〜図10に示すように、把手54の両側面には、ロックピン541が固定してある。ロックピン541は、金庫5を内箱30に装着した場合に、前方から奥方に向けて漸次高くなるよう傾斜した後に下方に陥る鉤状の溝30aに係合するように取り付けてあり、ロックピン541を溝に係合させると、金庫5が内箱30に位置決めされた状態で装着されるようになっている(図5参照)。
また、図6に示すように、内箱30の奥方には、金庫5を前方に向けて押し出す押出ピン33が配設してある。押出ピン33は、バネ(図示せず)によって、金庫5を前方に向けて押し出す方向に付勢されており、金庫5が内箱30にガタなく装着されるようになっている。そして、把手54を持ち上げ、溝30aからロックピン541を離脱させると、金庫5は前方に向けて押し出されることになる。
また、図7に示すように、内箱30の左内側には、満杯・金庫着脱検知センサ34が取り付けてある。満杯・金庫着脱検知センサ34は、金庫5に取り付けられ、金庫5に収納された紙幣が満杯に近づいた場合に紙幣Bの収納に伴い上下動するレバー55を検知することにより、内箱30に金庫5が装着されているか否かを検知するとともに、内箱30に金庫5が装着されている場合に金庫5に収納された紙幣が満杯であるか否かを検知するようになっている。
図11及び図12は、図4及び図8〜図10に示した金庫の左側断面図であって、図11は、紙幣の収納待機状態を示したものであり、図12は、紙幣の収納動作を示したものである。また、図13は、図3及び図4に示した紙幣処理装置の内部構造を説明するための斜視図である。
図11及び図12に示すように、金庫5の内部には、一対の紙幣ガイド56、紙幣積載板57、紙幣収納機構6が配設してある。
一対の紙幣ガイド56は、紙幣識別部32から金庫5に搬入された紙幣の両側の縁を支持することにより、金庫内において紙幣Bを案内し、返却可能な状態で一時的に保留するものであり、天井面との間に紙幣が一枚通るだけの隙間を開ける態様で内方に突出するように、両側の内側面にそれぞれ設けられている。各紙幣ガイド56は、細長い板状の突出片であり、紙幣Bの縁を支持するに足りる幅(たとえば、5ミリ〜10ミリ程度)を有している。そして、紙幣識別部32から金庫5に搬入された紙幣Bは、紙幣ガイド56の上面に支持され、奥方から前方に案内されるようになっている。なお、金庫上面の奥方開口(紙幣受入部)において、紙幣ガイド56に紙幣搬送ローラ35(紙幣識別部の搬送終端)が対向するようになっており、紙幣搬送ローラ35を通過した紙幣Bは、返却不能となる。
図11及び図12に示すように、紙幣積載板57は、紙幣ガイド56の下面との間に紙幣Bを収納するためのもので、紙幣とほぼ同一の幅を有する板状体で構成されている。紙幣積載板57は、円錐台状をした押上バネ(圧縮コイルバネ)58によって、紙幣ガイド56の下面に向かって付勢されており、紙幣ガイド56の下面に密着した状態で紙幣Bが収納されるようになっている。なお、収納された紙幣Bは、一時的に保留された紙幣Bと区別される。
紙幣収納機構6は、紙幣ガイド56の上に案内された紙幣Bを紙幣ガイド56の下、すなわち、紙幣ガイド56と紙幣積載板57との間に収納するためのもので、紙幣収納板61、紙幣収納板昇降リンク62,63、紙幣収納板駆動用突起64を有している。
紙幣収納板61は、紙幣ガイド56の上に案内された紙幣Bを紙幣ガイド56の下に押し入れるためのもので、紙幣ガイド56と紙幣ガイド56との間を通過できるように、紙幣Bよりも幅狭な板状体で構成してある。
紙幣収納板昇降リンク62,63は、紙幣収納板61が同一姿勢を保ったまま昇降するようにしたもので、金庫5の天井と紙幣収納板61との間に配設してある。紙幣収納板昇降リンク62,63は、電車の屋根に取り付けられるパンタグラフのように、アーム62とアーム63とが交差したものであり、紙幣収納板61の両側に取り付けてある。紙幣収納板昇降リンク62,63は、紙幣収納板61が上昇する方向に付勢してあり、紙幣収納板61が天井に待避することにより、紙幣Bの搬入時に紙幣Bが紙幣収納板61に干渉しないようになっている。
紙幣収納板駆動用突起64は、紙幣収納板61を紙幣ガイド56の上方から下方に下降させるためのもので、一のアーム62の中央部分に取り付けてある。紙幣収納板駆動用突起64は、図11に示すように、紙幣が搬入されるまでの待機状態において、金庫5の上面から突出しており、図12に示すように、没入させると、紙幣収納板昇降リンク62,63を介して紙幣収納板61が下降するようになっている。
紙幣収納板駆動用突起64は、図13に示す紙幣収納板駆動カム7によって押圧されるようになっている。紙幣収納板駆動カム7は、円筒カムであって、その端面が紙幣収納板駆動用突起64を押圧することにより、紙幣収納板61を下降させるようになっている。
図14は、電子マネーチャージ機の構成を示すブロック図である。図14に示すように、制御部28は、電子マネーチャージ機の制御を司るものであり、上述した液晶パネル22、入金ボタン23、取消ボタン24、レシートボタン25、リーダライタ29、レシートプリンタ27、収容扉開閉検出センサ43、紙幣処理装置3が接続されるとともに、通信回線(たとえば、LAN)8に接続されている。
上述した電子マネーチャージ機において、電子マネーのチャージ残額を確認する場合には、液晶パネル22の表示にしたがって、ICカードアクセス部21に電子マネーのチャージ媒体となるICカードを載置すればよい。ICカードアクセス部21にICカードを載置すると、リーダライタ29がICカードから残額(チャージ金額)を読み取り、読み取った残額が液晶パネル22に表示される。
上述した電子マネーチャージ機において、電子マネーをチャージする場合には、液晶パネル22の表示にしたがって、ICカードアクセス部21にICカードを載置するとともに、紙幣挿入口31aから紙幣を挿入すればよい。紙幣挿入口31aから紙幣を挿入すると、紙幣識別部32が紙幣を奥方に送りながら紙幣を識別する。なお、紙幣が斜めに挿入された場合や、紙幣が受付可能な紙幣であると識別できなかった場合には、紙幣を反対方向(奥方から前方)に搬送することにより、紙幣挿入口31aから紙幣が返却される。
紙幣が受付可能な紙幣であると識別できた場合には、当該紙幣を紙幣識別部32から金庫5に搬送するとともに、識別した紙幣の金種を入金額として液晶パネル22に表示する。このとき、紙幣は、紙幣ガイド56上で返却可能な状態で保留されている。
ここで、取消ボタン24を押下すると、紙幣識別部32が紙幣を反対方向(奥方から前方)に搬送することにより、紙幣挿入口31aから紙幣が返却されることになる。
一方、液晶パネル22の表示にしたがって、入金ボタン23を押下すると、リーダライタ29がICカードに入金額に相当する電子マネーをチャージするとともに、紙幣搬送ローラ35を通過するまで紙幣を搬送する。紙幣搬送ローラ35を通過した紙幣は、返却不能となる。
その後、紙幣処理装置3は、紙幣収納板駆動カム7を回転させることにより、紙幣収納板駆動用突起64、紙幣収納板昇降リンク62,63を介して、紙幣収納板61を下降させ、紙幣積載板57と紙幣ガイド56との間に紙幣を収納する。
また、入金ボタン23の押下後、所定時間内にレシートボタン25を押下すると、レシートプリンタ27が入金額、チャージ残額を印刷したレシートを発行し、ICカードアクセス部21に放出する。
上述した電子マネーチャージ機において、紙幣処理装置3の紙幣識別部32に紙幣が詰まった場合には、前面扉2、収容扉41の順に開放することになる。ここで、収容扉41に取り付けられている錠は、許可された者が有する鍵によって解錠され、収容扉41が開放されると、収容扉開閉検出センサ43から制御部28に開放信号が出力され、制御部28は収容扉41の開放を記憶する。そして、外箱4から紙幣処理装置3を引き出した後、紙幣識別部32を開放すれば、詰まった紙幣を取り除くことができる。
そして、詰まった紙幣を取り除いた後は、紙幣識別部32を閉塞するとともに、紙幣処理装置3を外箱4に収容し、収容扉41を閉塞することになる。収容扉41が閉塞されると、収容扉開閉検出センサ43から制御部に閉塞信号が出力され、制御部28は収容扉41の閉塞を記憶する。そして、前面扉2を閉塞すれば、電子マネーチャージ機はチャージ可能となる。
上述した電子マネーチャージ機において、紙幣処理装置3から紙幣を回収する場合には、前面扉2、収容扉41の順に開放することになる。そして、収容扉41が開放されると、収容扉開閉検出センサ43から制御部28に開放信号が出力され、制御部28は収容扉41の開放を記憶する。その後、把手54が持ち上げられると、図15−2に示すように、金庫5は紙幣処理装置3(内箱30)から押し出される。このとき、満杯・金庫着脱検知センサ34は、金庫5が取り出されたことを検出し、その旨が制御部28に出力され、制御部28は紙幣の回収を記憶するとともに、通信回線8を介して電子マネーチャージ機の管理者に紙幣が回収された旨を通知することになる。
その後、図15−1に示すように、紙幣処理装置3(内箱30)に新たな金庫5が装着されると、満杯・金庫着脱検知センサ34は、金庫5が装着されたことを検出し、その旨が制御部28に出力され、制御部28は金庫5の装着を記憶する。その後、収容扉41が閉塞されると、収容扉開閉検出センサ43から制御部に閉塞信号が出力され、制御部28は収容扉41の閉塞を記憶する。そして、前面扉2を閉塞すれば、電子マネーチャージ機はチャージ可能となる。
上述した本実施の形態にかかる紙幣処理装置3は、内箱30に着脱可能であって、内箱30に装着された場合に受け入れた紙幣を収納する金庫5を備えたので、紙幣Bをむき出しにすることなく、回収することができる。
また、金庫5に回動可能に設けられ、内箱30に金庫5を装着する場合には倒伏した状態とする把手54と、把手54に設けられ、金庫5が内箱30に装着された場合に内箱30に形成された溝30aに係合するロックピン541を備えたので、金庫5を確実に装着できる。
また、内箱30は、装着された金庫5を押し出す方向に付勢する押出ピン33を備えたので、内箱30に形成された溝30aからロックピン541を離脱させれば、金庫5を簡単に取り出すことができる。
内箱30に形成された溝30aは、前方から奥方に向けて漸次高くなるよう傾斜した後に下方に陥る鉤状の溝であるから、把手54を持ち上げれば、内箱30に形成された溝30aからロックピン541を離脱させることができる。
本発明の実施の形態である紙幣処理装置を搭載した電子マネーチャージ機を示す正面図である。 図1に示した電子マネーチャージ機の内部構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態である紙幣処理装置を収容した外箱を示す斜視図であって、収容扉を開放した状態を示したものである。 本発明の実施の形態である紙幣処理装置を収容した外箱を示す斜視図であって、金庫を取り出した状態を示したものである。 図3及び図4に示した紙幣処理装置の左側面図である。 図3及び図4に示した紙幣処理装置の左側断面図である。 図3及び図4に示した紙幣処理装置の右側面図である。 図4に示した金庫を装着方向から見た斜視図である。 図4に示した金庫を装着方向反対側から見た斜視図であって、把手を起立させた状態を示したものである。 図4に示した金庫を装着方向反対側から見た斜視図であって、さらに、金庫扉を開放した状態を示したものである。 図4及び図8〜図10に示した金庫の左側断面図であって、紙幣の収納待機状態を示したものである。 図4及び図8〜図10に示した金庫の左側断面図であって、紙幣の収納動作を示したものである。 図3及び図4に示した紙幣処理装置の内部構造を説明するための斜視図である。 電子マネーチャージ機の構成を示すブロック図である。 金庫を装着した紙幣処理装置を示す模式図である。 金庫が押し出された紙幣処理装置を示す模式図である。
符号の説明
1 筐体
2 前面扉
21 ICカードアクセス部
21a レシート口
22 液晶パネル
23 入金ボタン
24 取消ボタン
25 レシートボタン
26 電源
27 レシートプリンタ
28 制御部
29 リーダライタ
3 紙幣処理装置
30 内箱
30a 溝
301 ガイドローラ
31 紙幣挿入口部
31a 紙幣挿入口
32 紙幣識別部
33 押出ピン
34 満杯・金庫着脱検知センサ
35 紙幣搬送ローラ
4 外箱
41 収容扉
42 錠
43 収容扉開閉検出センサ
5 金庫
5a 段部
51 背面開口
52 金庫扉
53 錠
54 把手
54a 突起
541 ロックピン
55 レバー
56 紙幣ガイド
57 紙幣積載板
6 紙幣収納機構
61 紙幣収納板
62,63 紙幣収納板昇降リンク
64 紙幣収納板駆動用突起
7 紙幣収納板駆動カム
8 通信回線
B 紙幣

Claims (3)

  1. 紙幣挿入口から挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを識別し、受付可能な紙幣であると識別された紙幣を受け入れて収納する紙幣処理装置において、
    内箱に着脱可能であって、内箱に装着された場合に受け入れた紙幣を収納する金庫と、
    該金庫に回動可能に設けられ、内箱に金庫を装着する場合には倒伏した状態とする把手と、
    該把手に設けられ、金庫が内箱に装着された場合に、内箱に形成された溝に係合するロックピンと
    を備えたことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記内箱は、装着された金庫を押し出す方向に付勢する押出ピンを備えたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記内箱に形成された溝は、前方から奥方に向けて漸次高くなるよう傾斜した後に下方に陥る鉤状の溝であることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
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