JP2001236546A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客により操作される紙幣処理部と、受け入
れが確定した紙幣の収納部とを隔絶し、構造を複雑化す
ることなく確実な紙幣の受け渡しを可能としながら防盗
性を高めることを課題とする。 【解決手段】 顧客が挿入した紙幣を１枚ずつ繰り込ん
で識別し、その紙幣を一時保留したのち金額承認により
収納部へ搬送し、不承認により返却する処理を行なう紙
幣処理部２と、この紙幣処理部で入金処理された紙幣を
受け入れて収納する収納部とを隔壁により隔絶し、この
隔壁に前記紙幣処理部と収納部との間で紙幣を流通させ
る通路用窓孔２５，２６を設けたことを特徴とする。
れが確定した紙幣の収納部とを隔絶し、構造を複雑化す
ることなく確実な紙幣の受け渡しを可能としながら防盗
性を高めることを課題とする。 【解決手段】 顧客が挿入した紙幣を１枚ずつ繰り込ん
で識別し、その紙幣を一時保留したのち金額承認により
収納部へ搬送し、不承認により返却する処理を行なう紙
幣処理部２と、この紙幣処理部で入金処理された紙幣を
受け入れて収納する収納部とを隔壁により隔絶し、この
隔壁に前記紙幣処理部と収納部との間で紙幣を流通させ
る通路用窓孔２５，２６を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣処理装置に係
り、特に紙幣入出金部において入金が確定した紙幣を紙
幣入出金部とは隔絶された収納部に格納するようにした
紙幣処理装置に関する。
り、特に紙幣入出金部において入金が確定した紙幣を紙
幣入出金部とは隔絶された収納部に格納するようにした
紙幣処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】紙幣の入出金処理を行なう紙幣入出金部
と、入金が確定した紙幣を格納する金庫部とを離間さ
せ、紙幣入出金部には紙幣が存在しないようにすること
により防盗性を高めるようにした装置（例えば特開平１
０−３２９９７５号公報）がある。
と、入金が確定した紙幣を格納する金庫部とを離間さ
せ、紙幣入出金部には紙幣が存在しないようにすること
により防盗性を高めるようにした装置（例えば特開平１
０−３２９９７５号公報）がある。
【０００３】この公報に記載の装置は、紙幣の入出金部
に対し紙幣収納庫を遠隔して設置し、この入出金部と収
納庫とをエアチューブにより接続し、このエアチューブ
内をベンチユリ効果を利用して紙幣を搬送するようにし
て紙幣を出し入れするようになされたものである。
に対し紙幣収納庫を遠隔して設置し、この入出金部と収
納庫とをエアチューブにより接続し、このエアチューブ
内をベンチユリ効果を利用して紙幣を搬送するようにし
て紙幣を出し入れするようになされたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の装
置では、紙幣をエアチューブ内をエア圧により搬送する
ものであるから、紙幣処理装置のほかに圧縮エアの発生
源をはじめ、アクチエータ、圧力変動手段等の種々の付
帯機器類を必要とし、装置全体が著しく複雑かつ高価に
なるばかりでなく、エアにのせて紙幣を搬送するので、
搬送途中での紙幣詰りを起こしやすいなどの問題点があ
る。さらに紙幣をエアチューブへ確実に受け渡しする機
構部分の構造が複雑になることは避けられず、確実な紙
幣の処理が期し難い。
置では、紙幣をエアチューブ内をエア圧により搬送する
ものであるから、紙幣処理装置のほかに圧縮エアの発生
源をはじめ、アクチエータ、圧力変動手段等の種々の付
帯機器類を必要とし、装置全体が著しく複雑かつ高価に
なるばかりでなく、エアにのせて紙幣を搬送するので、
搬送途中での紙幣詰りを起こしやすいなどの問題点があ
る。さらに紙幣をエアチューブへ確実に受け渡しする機
構部分の構造が複雑になることは避けられず、確実な紙
幣の処理が期し難い。
【０００５】本発明は、顧客が操作可能な紙幣処理部
と、受け入れが確定した紙幣の収納部とを金庫または建
屋の壁面で隔絶し、構造を複雑化することなく確実に紙
幣の受け渡しを可能としながら防盗性を高めることを課
題としてなされたものである。
と、受け入れが確定した紙幣の収納部とを金庫または建
屋の壁面で隔絶し、構造を複雑化することなく確実に紙
幣の受け渡しを可能としながら防盗性を高めることを課
題としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、顧客が挿入した紙幣を１枚ずつ繰り込
んで識別し、その紙幣を一時保留したのち金額承認によ
り収納部へ搬送し、不承認により返却する処理を行なう
紙幣処理部と、この紙幣処理部で入金処理された紙幣を
受け入れて収納する収納部とを隔壁により隔絶し、この
隔壁に前記紙幣処理部と収納部との間で紙幣を流通させ
る通路用窓孔を設けたことを特徴とする。
として本発明は、顧客が挿入した紙幣を１枚ずつ繰り込
んで識別し、その紙幣を一時保留したのち金額承認によ
り収納部へ搬送し、不承認により返却する処理を行なう
紙幣処理部と、この紙幣処理部で入金処理された紙幣を
受け入れて収納する収納部とを隔壁により隔絶し、この
隔壁に前記紙幣処理部と収納部との間で紙幣を流通させ
る通路用窓孔を設けたことを特徴とする。
【０００７】前記紙幣収納部を金庫内に設ける場合に
は、前記隔壁が金庫の開閉扉であり、この金庫の開閉扉
が設けられる面の一側に前記紙幣処理部が開閉可能に取
り付けられ、前記金庫内に紙幣収納部が設けられるとと
もに前記開閉扉に通路用窓孔が開口され、前記紙幣処理
部を閉じたとき紙幣処理部の通路部と前記通路用窓孔と
が整合して連通し、紙幣処理部を退避させたとき金庫の
開閉扉が開閉操作可能になるように構成される。
は、前記隔壁が金庫の開閉扉であり、この金庫の開閉扉
が設けられる面の一側に前記紙幣処理部が開閉可能に取
り付けられ、前記金庫内に紙幣収納部が設けられるとと
もに前記開閉扉に通路用窓孔が開口され、前記紙幣処理
部を閉じたとき紙幣処理部の通路部と前記通路用窓孔と
が整合して連通し、紙幣処理部を退避させたとき金庫の
開閉扉が開閉操作可能になるように構成される。
【０００８】前記紙幣収納部を金庫室に設ける場合に
は、前記隔壁が金庫室の壁面であり、この壁面の外面側
に前記紙幣処理部が取り付けられ、前記金庫室内に紙幣
の収納部が設けられているとともに前記隔壁に通路用窓
孔が開口され、前記紙幣処理部の通路部と前記収納部側
の通路部とが前記通路用窓孔を通じて連通するように構
成される。
は、前記隔壁が金庫室の壁面であり、この壁面の外面側
に前記紙幣処理部が取り付けられ、前記金庫室内に紙幣
の収納部が設けられているとともに前記隔壁に通路用窓
孔が開口され、前記紙幣処理部の通路部と前記収納部側
の通路部とが前記通路用窓孔を通じて連通するように構
成される。
【０００９】さらに前記紙幣処理部を銀行その他の店舗
のロビーに設置する場合には、前記隔壁がロビーの壁面
であり、この壁面のロビー側に前記紙幣処理部が取り付
けられ、前記隔壁で仕切られた別室に紙幣の収納部が設
けられるとともに前記隔壁に通路用窓孔が開口され、前
記紙幣処理部の通路部と前記収納部側の通路部とが前記
通路用窓孔を通じて連通するように構成される。
のロビーに設置する場合には、前記隔壁がロビーの壁面
であり、この壁面のロビー側に前記紙幣処理部が取り付
けられ、前記隔壁で仕切られた別室に紙幣の収納部が設
けられるとともに前記隔壁に通路用窓孔が開口され、前
記紙幣処理部の通路部と前記収納部側の通路部とが前記
通路用窓孔を通じて連通するように構成される。
【００１０】上記いずれの形態における紙幣処理装置の
場合も、入金専用仕様のみでなく、循環式紙幣入出金機
とすることができる。
場合も、入金専用仕様のみでなく、循環式紙幣入出金機
とすることができる。
【００１１】いずれにおいても、顧客が紙幣を挿入して
所定の処理を行う紙幣処理部と入金された紙幣を収納す
る収納部とは隔壁により隔絶されており、紙幣が通る通
路用窓孔のみによって連通しているものであるから、収
納部に一旦収納された紙幣は安全に保管され、紙幣処理
部が仮に破壊されても紙幣が盗まれることがない。
所定の処理を行う紙幣処理部と入金された紙幣を収納す
る収納部とは隔壁により隔絶されており、紙幣が通る通
路用窓孔のみによって連通しているものであるから、収
納部に一旦収納された紙幣は安全に保管され、紙幣処理
部が仮に破壊されても紙幣が盗まれることがない。
【００１２】また紙幣の流通は隔壁の通路用窓孔を通じ
て行なわれるので収納部までの搬送距離は著しく短いも
のとなり、搬送途中での紙幣詰りが発生する確率もきわ
めて低く抑えることが可能となる。
て行なわれるので収納部までの搬送距離は著しく短いも
のとなり、搬送途中での紙幣詰りが発生する確率もきわ
めて低く抑えることが可能となる。
【００１３】さらには通路構造に特別の機構を要しない
のでコストアップを招くこともない。
のでコストアップを招くこともない。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
形態を参照して説明する。
【００１５】図１、図２は、本発明による紙幣処理装置
に金庫を用いた場合を示すもので、金庫１と紙幣処理部
２とからなっている。
に金庫を用いた場合を示すもので、金庫１と紙幣処理部
２とからなっている。
【００１６】この実施形態では、金庫１の開閉扉３のあ
る面の一側に紙幣処理部２の外郭を構成する外筐４がヒ
ンジ５，５により開閉可能に取り付けられ、この外筐４
を閉じたときその外筐４の背面４ａにより前記金庫１の
開閉扉３が隠蔽されるようになっており、したがって前
記開閉扉３が金庫１内と紙幣処理部２とを隔絶する隔壁
を構成している。
る面の一側に紙幣処理部２の外郭を構成する外筐４がヒ
ンジ５，５により開閉可能に取り付けられ、この外筐４
を閉じたときその外筐４の背面４ａにより前記金庫１の
開閉扉３が隠蔽されるようになっており、したがって前
記開閉扉３が金庫１内と紙幣処理部２とを隔絶する隔壁
を構成している。
【００１７】上記金庫１内には、図２に断面を示すよう
に前記開閉扉３の直近位置に一括カセット６が、その奥
側に１〜数個（図では３個）の金種別の収納カセット
７，７，７が内装されて収納部を構成しており、この実
施形態では入金紙幣を出金紙幣として循環使用する循環
式紙幣入出金機とされている。
に前記開閉扉３の直近位置に一括カセット６が、その奥
側に１〜数個（図では３個）の金種別の収納カセット
７，７，７が内装されて収納部を構成しており、この実
施形態では入金紙幣を出金紙幣として循環使用する循環
式紙幣入出金機とされている。
【００１８】前記紙幣処理部２は、図２に略示断面を示
すように、前記外筐４の前面上部に設けられ紙幣Ｐを挿
入する入金部８と、その直下位置の外筐４の前面に開口
して設けられる出金部９（リジェクト口）と、前記外筐
４内に配設され前記入金部８に挿入され繰り込み手段１
０により１枚ずつ繰り込まれる紙幣を搬送する縦長ルー
プ状の搬送路１１と、この搬送路１１の途中に設けられ
紙幣の金種、真偽等を識別する識別部１２と、この識別
部１２により入金可と判定された紙幣を取り込んで一旦
保留する一時保留用収納部１３と、その下部にあって収
納された紙幣Ｐを前記金庫１内の一括カセット６へ送り
出すための繰り出し手段１５とを備えており、前記搬送
路１１と前記各部との分岐点には通常のように切換爪が
それぞれ設けられ、これら切換爪を含む各部の動作は制
御部１６により制御される。
すように、前記外筐４の前面上部に設けられ紙幣Ｐを挿
入する入金部８と、その直下位置の外筐４の前面に開口
して設けられる出金部９（リジェクト口）と、前記外筐
４内に配設され前記入金部８に挿入され繰り込み手段１
０により１枚ずつ繰り込まれる紙幣を搬送する縦長ルー
プ状の搬送路１１と、この搬送路１１の途中に設けられ
紙幣の金種、真偽等を識別する識別部１２と、この識別
部１２により入金可と判定された紙幣を取り込んで一旦
保留する一時保留用収納部１３と、その下部にあって収
納された紙幣Ｐを前記金庫１内の一括カセット６へ送り
出すための繰り出し手段１５とを備えており、前記搬送
路１１と前記各部との分岐点には通常のように切換爪が
それぞれ設けられ、これら切換爪を含む各部の動作は制
御部１６により制御される。
【００１９】なお図２において符号１７は、一括カセッ
ト６の一時保留用収納部１３へ送り込まれる紙幣Ｐをス
ムーズに集積させるための羽根車、１８は一時保留紙幣
の返却時に開く返却用シャッタ、また図１において１９
は金庫１の開閉扉３の錠、２０は金庫１内と紙幣処理部
２との間を電気的に接続しているフレキシブルなケーブ
ルを示す。
ト６の一時保留用収納部１３へ送り込まれる紙幣Ｐをス
ムーズに集積させるための羽根車、１８は一時保留紙幣
の返却時に開く返却用シャッタ、また図１において１９
は金庫１の開閉扉３の錠、２０は金庫１内と紙幣処理部
２との間を電気的に接続しているフレキシブルなケーブ
ルを示す。
【００２０】前記外筐４の背面４ａの上下位置には、前
記搬送路１１の上下部から分岐する搬送路２１，２２が
臨む通路部２３，２４が紙幣の搬送幅方向の寸法を許容
する横長角筒状に突設され、また前記金庫１の開閉扉３
には前記通路部２３，２４が可及的密に嵌入し得る偏平
角孔状の通路用窓孔２５，２６が開口されており、前記
外筐４を閉じたとき前記通路部２３，２４に臨む搬送路
２１，２２が金庫１内の一括カセット６の上下部の搬送
路２７，２８と整合して一連となって連通するようにな
っている。
記搬送路１１の上下部から分岐する搬送路２１，２２が
臨む通路部２３，２４が紙幣の搬送幅方向の寸法を許容
する横長角筒状に突設され、また前記金庫１の開閉扉３
には前記通路部２３，２４が可及的密に嵌入し得る偏平
角孔状の通路用窓孔２５，２６が開口されており、前記
外筐４を閉じたとき前記通路部２３，２４に臨む搬送路
２１，２２が金庫１内の一括カセット６の上下部の搬送
路２７，２８と整合して一連となって連通するようにな
っている。
【００２１】前記一括カセット６および収納カセット
７，７，７は、いずれも金庫１の開閉扉３を開けること
により出し入れ可能とされており、金庫１内の所定位置
に格納することにより搬送駆動系および各部の作動系の
駆動源に連結され、ベルト掛けにより各部に駆動力が伝
達されるようになっている。
７，７，７は、いずれも金庫１の開閉扉３を開けること
により出し入れ可能とされており、金庫１内の所定位置
に格納することにより搬送駆動系および各部の作動系の
駆動源に連結され、ベルト掛けにより各部に駆動力が伝
達されるようになっている。
【００２２】前記一括カセット６は二重構造とされてい
て、前記搬送路２７，２８とこれに連なる縦方向の搬送
路２９が配設される外殻３０と、この外殻３０内に納ま
る内殻３１とを有し、この内殻３１の内部上方位置に上
部収納部３２が、同下方位置に下部収納部３３が設けら
れており、この下部収納部３３の下底部には紙幣Ｐを繰
り出すための繰り出し手段３４が設けられ、前記外殻３
０内の上下方向に走る搬送路２９から各収納部３２，３
３に紙幣を送り込む分岐通路３５，３６がそれぞれ分岐
して接続されている。なお３７は紙幣をスムーズに集積
収納するための羽根車である。したがってこの一括カセ
ット６は、内殻３１だけを抜き出して精算所等に持ち運
ぶことができる。
て、前記搬送路２７，２８とこれに連なる縦方向の搬送
路２９が配設される外殻３０と、この外殻３０内に納ま
る内殻３１とを有し、この内殻３１の内部上方位置に上
部収納部３２が、同下方位置に下部収納部３３が設けら
れており、この下部収納部３３の下底部には紙幣Ｐを繰
り出すための繰り出し手段３４が設けられ、前記外殻３
０内の上下方向に走る搬送路２９から各収納部３２，３
３に紙幣を送り込む分岐通路３５，３６がそれぞれ分岐
して接続されている。なお３７は紙幣をスムーズに集積
収納するための羽根車である。したがってこの一括カセ
ット６は、内殻３１だけを抜き出して精算所等に持ち運
ぶことができる。
【００２３】前記収納カセット７，７，７は同じ構造を
有するもので、図３にその一つを拡大した略示断面図を
示すように、内部上方に上部収納部３８が、同下方に下
部収納部３９が２段重ね状に設けられており、内部一側
には搬送路４０が縦方向に設けられ、この搬送路４０の
上下部は前記一括カセット６の上下の搬送路２７，２８
または隣位の収納カセット７の上下の搬送路４１，４２
と一連に連続するよう各通路部４３，４４により連通す
るようになっている。なお図において左端の収納カセッ
ト７の上下の搬送路４１，４２は左方へは紙幣を流通し
ないので左方の通路部はない。
有するもので、図３にその一つを拡大した略示断面図を
示すように、内部上方に上部収納部３８が、同下方に下
部収納部３９が２段重ね状に設けられており、内部一側
には搬送路４０が縦方向に設けられ、この搬送路４０の
上下部は前記一括カセット６の上下の搬送路２７，２８
または隣位の収納カセット７の上下の搬送路４１，４２
と一連に連続するよう各通路部４３，４４により連通す
るようになっている。なお図において左端の収納カセッ
ト７の上下の搬送路４１，４２は左方へは紙幣を流通し
ないので左方の通路部はない。
【００２４】前記各収納部３８，３９には縦方向に走る
搬送路４０から紙幣を送り込むための分岐通路４５，４
６が接続され、各分岐通路４５，４６には紙幣をスムー
ズに送入するための羽根車４７，４８が設けられてい
る。
搬送路４０から紙幣を送り込むための分岐通路４５，４
６が接続され、各分岐通路４５，４６には紙幣をスムー
ズに送入するための羽根車４７，４８が設けられてい
る。
【００２５】また各収納部３８，３９の内部には受板５
０，５１が昇降自在に設けられ、下底部には紙幣を繰り
出すための繰り出し手段５２，５３が設けられ、紙幣を
前記搬送路４０，４１を通じて紙幣処理部２へ送り出す
ようになっている。
０，５１が昇降自在に設けられ、下底部には紙幣を繰り
出すための繰り出し手段５２，５３が設けられ、紙幣を
前記搬送路４０，４１を通じて紙幣処理部２へ送り出す
ようになっている。
【００２６】前記各収納部３８，３９の内部には全体ま
たは一部が磁性体からなる押圧板５４，５５が内装さ
れ、各収納部３８，３９の上部外面には電磁石５６，５
７が設けられていて、紙幣Ｐの繰り出し時には電磁石５
６，５７を解磁することにより落下して収納紙幣Ｐの上
面を押圧し、紙幣Ｐと繰り出し手段５２，５３との間に
適度な摩擦力を付与し、紙幣Ｐの受け入れ時には受板５
０，５１を上昇させて押圧板５４，５５を電磁石５６，
５７に吸着させ、受板５０，５１上に紙幣Ｐを受け入れ
得るようになされている。
たは一部が磁性体からなる押圧板５４，５５が内装さ
れ、各収納部３８，３９の上部外面には電磁石５６，５
７が設けられていて、紙幣Ｐの繰り出し時には電磁石５
６，５７を解磁することにより落下して収納紙幣Ｐの上
面を押圧し、紙幣Ｐと繰り出し手段５２，５３との間に
適度な摩擦力を付与し、紙幣Ｐの受け入れ時には受板５
０，５１を上昇させて押圧板５４，５５を電磁石５６，
５７に吸着させ、受板５０，５１上に紙幣Ｐを受け入れ
得るようになされている。
【００２７】次に上記実施形態の作用を説明する。
【００２８】紙幣Ｐを入金するときは、紙幣処理部２の
入金部８に入金すべき紙幣Ｐを挿入し、所定の入金指令
を与えると繰り込み手段１０が駆動して紙幣Ｐが１枚ず
つ繰り込まれ、その紙幣は搬送路１１を搬送される間に
識別部１２により金種、真偽正損等が識別され、正券で
あれば一時保留用収納部１３へ、損券や偽券であれば出
金口９（リジェクト口）へ戻される。
入金部８に入金すべき紙幣Ｐを挿入し、所定の入金指令
を与えると繰り込み手段１０が駆動して紙幣Ｐが１枚ず
つ繰り込まれ、その紙幣は搬送路１１を搬送される間に
識別部１２により金種、真偽正損等が識別され、正券で
あれば一時保留用収納部１３へ、損券や偽券であれば出
金口９（リジェクト口）へ戻される。
【００２９】一時保留用収納部１３に受け入れられた紙
幣の金額が承認されてその承認指示が与えられるとその
下部の繰り出し手段１５により繰り出されて搬送路１
１，２２を通じ金庫１内へ送り込まれ、一括カセット６
の搬送路２８，２９を経て収納部３３へ分岐路３６を通
じて送入される。なおこの収納部３３が満杯になると下
端の繰り出し手段３４により繰り出されて上部の収納部
３２へ収納するか、金種別に収納する場合にはその紙幣
に対応する金種用の収納カセット７，７，７のいずれか
の上部または下部の収納部３８，３９へ収納される。
幣の金額が承認されてその承認指示が与えられるとその
下部の繰り出し手段１５により繰り出されて搬送路１
１，２２を通じ金庫１内へ送り込まれ、一括カセット６
の搬送路２８，２９を経て収納部３３へ分岐路３６を通
じて送入される。なおこの収納部３３が満杯になると下
端の繰り出し手段３４により繰り出されて上部の収納部
３２へ収納するか、金種別に収納する場合にはその紙幣
に対応する金種用の収納カセット７，７，７のいずれか
の上部または下部の収納部３８，３９へ収納される。
【００３０】出金の場合は、指定された出金額に応じ対
応する収納カセット７の収納部３８または３９から所定
枚数の紙幣Ｐが繰り出される。この場合には、図４
（Ａ）〜（Ｃ）に上部収納部３８を取り出して示すよう
に、繰り出すべき紙幣が収納されている収納部の図４
（Ａ）の状態から先ず受板５０が下降し（図４
（Ｂ））、次いで電磁石５６が解磁されてこれにより押
圧板５４が自重落下して集積状態に収納されている紙幣
上に載置されるとともに受板５０が最下位置まで下がり
（図４（Ｃ））、最下位の紙幣Ｐを繰り出し手段５２に
押しつけて繰り出しがなされる。
応する収納カセット７の収納部３８または３９から所定
枚数の紙幣Ｐが繰り出される。この場合には、図４
（Ａ）〜（Ｃ）に上部収納部３８を取り出して示すよう
に、繰り出すべき紙幣が収納されている収納部の図４
（Ａ）の状態から先ず受板５０が下降し（図４
（Ｂ））、次いで電磁石５６が解磁されてこれにより押
圧板５４が自重落下して集積状態に収納されている紙幣
上に載置されるとともに受板５０が最下位置まで下がり
（図４（Ｃ））、最下位の紙幣Ｐを繰り出し手段５２に
押しつけて繰り出しがなされる。
【００３１】繰り出された紙幣は搬送路４０，４１、一
括カセット６の搬送路２７、通路部２３の搬送路２１を
経て紙幣処理部２へ送られ、識別部１２を通ってチェッ
クされたのち出金部９へ出金される。
括カセット６の搬送路２７、通路部２３の搬送路２１を
経て紙幣処理部２へ送られ、識別部１２を通ってチェッ
クされたのち出金部９へ出金される。
【００３２】図５は、本発明による紙幣処理装置を金庫
室６０に適用した場合の略示断面図を示すもので、管理
者のみが立ち入ることのできる金庫室６０と外部とを区
画する隔壁６１の室外側に紙幣処理部２の外筐４の背面
が密接固定され、隔壁６１の室内側に設置される枠体６
２内に収納部としての一括カセット６、収納カセット
７，７，７が納められて配設され、前記紙幣処理部２と
一括カセット６とは前記金庫１の場合と同様に隔壁６１
に形成された通路用窓孔６３，６４を通じて紙幣Ｐを流
通させるようにしたものである。
室６０に適用した場合の略示断面図を示すもので、管理
者のみが立ち入ることのできる金庫室６０と外部とを区
画する隔壁６１の室外側に紙幣処理部２の外筐４の背面
が密接固定され、隔壁６１の室内側に設置される枠体６
２内に収納部としての一括カセット６、収納カセット
７，７，７が納められて配設され、前記紙幣処理部２と
一括カセット６とは前記金庫１の場合と同様に隔壁６１
に形成された通路用窓孔６３，６４を通じて紙幣Ｐを流
通させるようにしたものである。
【００３３】図５の各構成部分は図２と同様であるか
ら、主たる構成部分には図２と同一符号を付すに留め
る。また紙幣Ｐの流れは図２と同様に行なわれる。
ら、主たる構成部分には図２と同一符号を付すに留め
る。また紙幣Ｐの流れは図２と同様に行なわれる。
【００３４】図６は本発明による紙幣処理装置を銀行や
ホテル等のロビーに適用した場合の略示断面図を示し、
隔壁６４により区画された別室６５側に収納部としての
一括カセット６が、ロビー６６側に紙幣処理部２が密接
固定され、紙幣処理部２と一括カセット６とは前記金庫
１の場合と同様に隔壁６４に形成された通路用窓孔６
７，６８を通じて紙幣Ｐを流通させるようにしたもので
ある。
ホテル等のロビーに適用した場合の略示断面図を示し、
隔壁６４により区画された別室６５側に収納部としての
一括カセット６が、ロビー６６側に紙幣処理部２が密接
固定され、紙幣処理部２と一括カセット６とは前記金庫
１の場合と同様に隔壁６４に形成された通路用窓孔６
７，６８を通じて紙幣Ｐを流通させるようにしたもので
ある。
【００３５】図６の各構成部分は図２と同様であるか
ら、主たる構成部分には図２と同一符号を付すに留め
る。また紙幣Ｐの流れについても図２における一括カセ
ット６の場合と同様である。
ら、主たる構成部分には図２と同一符号を付すに留め
る。また紙幣Ｐの流れについても図２における一括カセ
ット６の場合と同様である。
【００３６】図６のように一括カセット６のみを用いる
場合、その収納紙幣の金種を記憶部に記憶させるように
することにより出金に用いることも可能である。
場合、その収納紙幣の金種を記憶部に記憶させるように
することにより出金に用いることも可能である。
【００３７】なお上記各実施形態とも収納部の形態を収
納部の上部から紙幣を挿入し下部から繰り出す方式とし
た場合を示したが、図７に略示するように繰り出しを必
要としない場合には収納部を横置型の収納部７０とし、
この収納部７０に紙幣Ｐを立位姿勢で収納する形態とし
てもよい。この場合においても収納部７０を金庫構造と
し、その壁面の一部が隔壁７１とされてこの隔壁７１に
通路用窓孔７２を形成することにより実施することがで
きる。
納部の上部から紙幣を挿入し下部から繰り出す方式とし
た場合を示したが、図７に略示するように繰り出しを必
要としない場合には収納部を横置型の収納部７０とし、
この収納部７０に紙幣Ｐを立位姿勢で収納する形態とし
てもよい。この場合においても収納部７０を金庫構造と
し、その壁面の一部が隔壁７１とされてこの隔壁７１に
通路用窓孔７２を形成することにより実施することがで
きる。
【００３８】紙幣処理部２の構成については図２と同様
であるから主たる構成部分には図２と同一符号を付すに
留める。
であるから主たる構成部分には図２と同一符号を付すに
留める。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
幣を入金処理する紙幣処理部と、入金が確定した紙幣を
収納する収納部とを隔壁により隔絶して設置し、紙幣処
理部で入金が確定した以降の収納紙幣は隔壁の内側の収
納部内に存在するようにしたので、入金処理後に紙幣処
理部内に紙幣が存在せず、かつ収納部と紙幣処理部とは
紙幣が流通し得るに足る開口の通路用窓孔のみにより連
通しているだけであるから、仮に紙幣処理部が破壊され
たとしても収納部内の紙幣を盗取することができず、そ
の防盗性を極めて高いものとすることができ、これによ
り紙幣処理部の設置場所の自由度を高め、利用範囲を著
しく拡大することができる。
幣を入金処理する紙幣処理部と、入金が確定した紙幣を
収納する収納部とを隔壁により隔絶して設置し、紙幣処
理部で入金が確定した以降の収納紙幣は隔壁の内側の収
納部内に存在するようにしたので、入金処理後に紙幣処
理部内に紙幣が存在せず、かつ収納部と紙幣処理部とは
紙幣が流通し得るに足る開口の通路用窓孔のみにより連
通しているだけであるから、仮に紙幣処理部が破壊され
たとしても収納部内の紙幣を盗取することができず、そ
の防盗性を極めて高いものとすることができ、これによ
り紙幣処理部の設置場所の自由度を高め、利用範囲を著
しく拡大することができる。
【図１】本発明を金庫に適用した場合の一実施形態を示
し、紙幣処理部を開けた状態を示す斜視図。
し、紙幣処理部を開けた状態を示す斜視図。
【図２】同、使用状態時の断面図。
【図３】図２における収納部の収納カセットの一つを取
り出して示す略示断面図。
り出して示す略示断面図。
【図４】（Ａ）〜（Ｃ）は図３の収納カセットの収納部
の作用説明図。
の作用説明図。
【図５】本発明を金庫室に適用した場合の一実施形態を
示す使用状態時の断面図。
示す使用状態時の断面図。
【図６】本発明をロビーに適用した場合の一実施形態を
示す使用状態時の断面図。
示す使用状態時の断面図。
【図７】本発明を横置き型の金庫に適用した場合の一実
施形態を示す使用状態時の断面図。
施形態を示す使用状態時の断面図。
１ 金庫 ２ 紙幣処理部 ３ 開閉扉 ６ 収納部を構成する一括カセット ７ 収納部を構成する収納カセット ２５，２６、６３，６４、６７，６８ 通路用窓孔
Claims (5)
- 【請求項１】顧客が挿入した紙幣を１枚ずつ繰り込んで
識別し、その紙幣を一時保留したのち金額承認により収
納部へ搬送し、不承認により返却する処理を行なう紙幣
処理部と、この紙幣処理部で入金処理された紙幣を受け
入れて収納する収納部とを隔壁により隔絶し、この隔壁
に前記紙幣処理部と収納部との間で紙幣を流通させる通
路用窓孔を設けたことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項２】前記隔壁が金庫の開閉扉であり、この金庫
の開閉扉が設けられる面の一側に前記紙幣処理部が開閉
可能に取り付けられ、前記金庫内に紙幣の収納部が設け
られるとともに前記開閉扉に通路用窓孔が開口され、前
記紙幣処理部を閉じたとき紙幣処理部の通路部と前記通
路用窓孔とが整合して連通し、紙幣処理部を退避させた
とき金庫の開閉扉を開閉操作可能とされている請求項１
記載の紙幣処理装置。 - 【請求項３】前記隔壁が金庫室の壁面であり、この壁面
の外面側に前記紙幣処理部が取り付けられ、前記金庫室
内に紙幣の収納部が設けられているとともに前記隔壁に
通路用窓孔が開口され、前記紙幣処理部の通路部と前記
収納部側の通路部とが前記通路用窓孔を通じて連通され
ている請求項１記載の紙幣処理装置。 - 【請求項４】前記隔壁がロビーの壁面であり、この壁面
のロビー側に前記紙幣処理部が取り付けられ、前記隔壁
で仕切られた別室に紙幣の収納部が設けられるとともに
前記隔壁に通路用窓孔が開口され、前記紙幣処理部の通
路部と前記収納部側の通路部とが前記通路用窓孔を通じ
て連通されている請求項１記載の紙幣処理装置。 - 【請求項５】前記紙幣処理装置が循環式紙幣入出金機で
ある請求項１〜４のいずれか１項記載の紙幣処理装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044188A JP2001236546A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 紙幣処理装置 |
| US09/789,801 US6749053B2 (en) | 2000-02-22 | 2001-02-22 | Bill handling machine |
| EP01301608A EP1130551A3 (en) | 2000-02-22 | 2001-02-22 | Bill handling machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044188A JP2001236546A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 紙幣処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001236546A true JP2001236546A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18566991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000044188A Pending JP2001236546A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 紙幣処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001236546A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001236542A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Glory Ltd | 循環式紙幣入出金装置 |
| JP2006338649A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Oizumi Corp | 遊技媒体貸出装置 |
| JP2006338650A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Oizumi Corp | 遊技媒体貸出装置 |
| EP1932792A2 (en) | 2006-12-15 | 2008-06-18 | Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. | Paper sheets storage and paper sheets handling apparatus |
| JP2008197938A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置 |
| JP2012208675A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣取扱装置、及び、当該紙幣取扱装置に用いる受渡ユニット |
| US8689962B2 (en) | 2009-03-25 | 2014-04-08 | Glory Ltd. | Money handling apparatus |
| CN103985192A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-13 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 循环一体机及其分钞装置 |
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| WO2015182532A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙幣取扱装置 |
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| JP2017021685A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ローレル精機株式会社 | 貨幣処理装置 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044188A patent/JP2001236546A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2006338649A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Oizumi Corp | 遊技媒体貸出装置 |
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| EP1932792A2 (en) | 2006-12-15 | 2008-06-18 | Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. | Paper sheets storage and paper sheets handling apparatus |
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| US7976005B2 (en) | 2006-12-15 | 2011-07-12 | Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. | Paper sheets storage and paper sheets handling apparatus |
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| JP2008197938A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置 |
| US8689962B2 (en) | 2009-03-25 | 2014-04-08 | Glory Ltd. | Money handling apparatus |
| JP2012208675A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣取扱装置、及び、当該紙幣取扱装置に用いる受渡ユニット |
| US9027729B2 (en) | 2011-03-29 | 2015-05-12 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Banknote handling device and passing unit used therein |
| CN104798114A (zh) * | 2012-11-23 | 2015-07-22 | 德国捷德有限公司 | 用于处理有价文件的方法和设备 |
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| JP2015225621A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙幣取扱装置 |
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| JP2017021685A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ローレル精機株式会社 | 貨幣処理装置 |
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