JP3123605B2 - インダクタ用磁心 - Google Patents
インダクタ用磁心Info
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- JP3123605B2 JP3123605B2 JP63000673A JP67388A JP3123605B2 JP 3123605 B2 JP3123605 B2 JP 3123605B2 JP 63000673 A JP63000673 A JP 63000673A JP 67388 A JP67388 A JP 67388A JP 3123605 B2 JP3123605 B2 JP 3123605B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はインダクタ用磁心に関し、特に、電子機器の
インダクタンス素子として用いられる固定コイルやフィ
ルターなどの磁心となる、外部圧力に対してインダクタ
ンス変化の小さい酸化物磁心に関する。
インダクタンス素子として用いられる固定コイルやフィ
ルターなどの磁心となる、外部圧力に対してインダクタ
ンス変化の小さい酸化物磁心に関する。
(従来技術とその問題点) テレビ、ビデオレコーダ、自動車電話等の電子機器に
はインダクタンス素子として酸化物磁性材料であるフェ
ライトコアを磁心とするフィルターや固定コイルが大量
に用いられている。固定コイルは機械的強度の保持や温
度等の外部環境にたいして信頼性を得るためドラム型な
どの磁心に巻き線を施した後に、樹脂の塗装や成形が行
なわれる。
はインダクタンス素子として酸化物磁性材料であるフェ
ライトコアを磁心とするフィルターや固定コイルが大量
に用いられている。固定コイルは機械的強度の保持や温
度等の外部環境にたいして信頼性を得るためドラム型な
どの磁心に巻き線を施した後に、樹脂の塗装や成形が行
なわれる。
しかし、磁心に用いられるフェライトコアは外部応力
にたいしてインダクタンスが変化しやすいという欠点を
有しており、特に樹脂で外装する場合は樹脂の収縮力に
よりインダクタンスの変化が起き、インダクタンス公差
の小さい高品質のものが得られない問題点があった。
にたいしてインダクタンスが変化しやすいという欠点を
有しており、特に樹脂で外装する場合は樹脂の収縮力に
よりインダクタンスの変化が起き、インダクタンス公差
の小さい高品質のものが得られない問題点があった。
したがって、電子機器において高精度のインダクタン
スとする場合はインダクタンス微調整の可能なネジ型の
磁心が用いられていた。しかし可変コイルは可変機構を
必要するため、大型化が避けられず、電子機器の小型
化、薄型化、SMT化等の設計上の要求に応えられなかっ
た。また可変コイルの調整やインダクタンスの測定など
の面倒な工程を必要とした。
スとする場合はインダクタンス微調整の可能なネジ型の
磁心が用いられていた。しかし可変コイルは可変機構を
必要するため、大型化が避けられず、電子機器の小型
化、薄型化、SMT化等の設計上の要求に応えられなかっ
た。また可変コイルの調整やインダクタンスの測定など
の面倒な工程を必要とした。
したがって、外部応力にたいしてインダクタンスの変
化の小さい磁性材料が実現されれば、小型で無調整の特
徴を有する固定コイルやフィルター用インダクタを構成
できることは明らかであり、実際各種の努力が成されて
いるが、残念なことに現在までのところ実現されていな
い。
化の小さい磁性材料が実現されれば、小型で無調整の特
徴を有する固定コイルやフィルター用インダクタを構成
できることは明らかであり、実際各種の努力が成されて
いるが、残念なことに現在までのところ実現されていな
い。
(発明の目的) したがって、本発明の目的は、常時外部応力の加わる
状態で使用される磁心であって、外部応力に変動があっ
てもインダクタンス変化の小さいインダクタを構成しう
る酸化物磁心を提供することにある。
状態で使用される磁心であって、外部応力に変動があっ
てもインダクタンス変化の小さいインダクタを構成しう
る酸化物磁心を提供することにある。
(発明の概要) 本発明の前記目的は、Niを必須成分として含有する磁
性酸化物フェライト材料に添加物としてBi2O3、V2O5の
少なくとも1種を0.5〜5重量%含有させた焼結体と、
該焼結体の全周面に充分な厚さの圧縮力を付与する収縮
性樹脂被覆とからなることを特徴とする、外部応力下に
使用されるインダクタ用磁心により達成される。ここ
に、磁性酸化物フェライトは従来公知の軟磁性材料であ
り、これにBi2O3、V2O5の少なくとも1種を含有させる
ことにより外部応力の変化にたいしてインダクタンス変
化の著しく小さいインダクタが構成できることになっ
た。
性酸化物フェライト材料に添加物としてBi2O3、V2O5の
少なくとも1種を0.5〜5重量%含有させた焼結体と、
該焼結体の全周面に充分な厚さの圧縮力を付与する収縮
性樹脂被覆とからなることを特徴とする、外部応力下に
使用されるインダクタ用磁心により達成される。ここ
に、磁性酸化物フェライトは従来公知の軟磁性材料であ
り、これにBi2O3、V2O5の少なくとも1種を含有させる
ことにより外部応力の変化にたいしてインダクタンス変
化の著しく小さいインダクタが構成できることになっ
た。
本発明によれば、焼結体の全周面に充分な厚さの圧縮
力を付与する収縮性樹脂被覆を有するので、磁心の磁気
特性は安定に保たれるから、工程管理が容易になり、微
調整ネジやトリミングが不要になるなど、インダクタの
製造、特性の安定性などの点で大きな利益が得られる。
力を付与する収縮性樹脂被覆を有するので、磁心の磁気
特性は安定に保たれるから、工程管理が容易になり、微
調整ネジやトリミングが不要になるなど、インダクタの
製造、特性の安定性などの点で大きな利益が得られる。
(発明の構成の具体的な説明) 本発明は、磁心用として一般に用いられているNi−Zn
系フェライト、Ni−Cu−Zn系フェライト、Ni−Cu−Mg系
フェライト、Ni−Mn−Cu−Zn系フェライト等の、Niを必
須成分として含有する磁性酸化物フェライト材料に添加
物としてBi2O3、V2O5の少なくとも1種を0.5〜5重量%
含有させた焼結体からなることを特徴とする、外部応力
下に使用されるインダクタ用磁心である。この系統の酸
化物フェライトは、従来から高抵抗で、高周波側におい
ても使用し得る軟磁性体として広く用いられている材料
であるもので、好ましい組成や磁気特性は良く知られて
いるので、ここでは実施例は別として具体的には記載し
ない。
系フェライト、Ni−Cu−Zn系フェライト、Ni−Cu−Mg系
フェライト、Ni−Mn−Cu−Zn系フェライト等の、Niを必
須成分として含有する磁性酸化物フェライト材料に添加
物としてBi2O3、V2O5の少なくとも1種を0.5〜5重量%
含有させた焼結体からなることを特徴とする、外部応力
下に使用されるインダクタ用磁心である。この系統の酸
化物フェライトは、従来から高抵抗で、高周波側におい
ても使用し得る軟磁性体として広く用いられている材料
であるもので、好ましい組成や磁気特性は良く知られて
いるので、ここでは実施例は別として具体的には記載し
ない。
Bi2O3、V2O5の添加は本発明の磁心を用いたインダク
タにおけるインダクタンスの安定性に欠くことのできな
い必須の構成要件である。
タにおけるインダクタンスの安定性に欠くことのできな
い必須の構成要件である。
Bi2O3の添加は0.5重量%以上であり、好ましくは1%
以上であり、更に好ましくは2%(重量)である。一
方、V2O5の添加は0.5重量%以上であり、好ましくは1
%以上であり、更に好ましくは2%(重量)である。ま
た、これらを組合せて用いる場合には総量で0.5%以上
の量で用いる。従来のフェライト磁心は外装樹脂等から
加わる外部応力のバラツキに対してインダクタンスの−
7%以上の変動も稀では無かったが、本発明によれば、
0.5重量%以上の添加において−3.5%以内の改善が得ら
れ、Bi2O3含有率が2%以上になれば1.5%以内の変化率
さえ得られる。V2O5含有率が2%以上になれば1%以内
の変化率さえ得られる。なおBi2O3、V2O5の含有率の上
限は臨界的な意味を持たず、5%のように大量に用いて
もよいが、透磁率が低下するので実用上5%以下の量に
制限する。なお透磁率の低下による特性の低下は巻線の
巻き数を増やすことで容易に調整しうる。
以上であり、更に好ましくは2%(重量)である。一
方、V2O5の添加は0.5重量%以上であり、好ましくは1
%以上であり、更に好ましくは2%(重量)である。ま
た、これらを組合せて用いる場合には総量で0.5%以上
の量で用いる。従来のフェライト磁心は外装樹脂等から
加わる外部応力のバラツキに対してインダクタンスの−
7%以上の変動も稀では無かったが、本発明によれば、
0.5重量%以上の添加において−3.5%以内の改善が得ら
れ、Bi2O3含有率が2%以上になれば1.5%以内の変化率
さえ得られる。V2O5含有率が2%以上になれば1%以内
の変化率さえ得られる。なおBi2O3、V2O5の含有率の上
限は臨界的な意味を持たず、5%のように大量に用いて
もよいが、透磁率が低下するので実用上5%以下の量に
制限する。なお透磁率の低下による特性の低下は巻線の
巻き数を増やすことで容易に調整しうる。
本発明の効果が得られる理由については充分に理解さ
れていないが、Bi2O3、V2O5を含有させ焼結フェライト
を製造する過程においてBi2O3、V2O5が結晶粒界に析出
し、これが外部応力の吸収を容易にすることにより、磁
気特性が応力にたいして安定化するものと思われる。
れていないが、Bi2O3、V2O5を含有させ焼結フェライト
を製造する過程においてBi2O3、V2O5が結晶粒界に析出
し、これが外部応力の吸収を容易にすることにより、磁
気特性が応力にたいして安定化するものと思われる。
本発明はさらに、1.5mm程度の厚さのエポキシ樹脂等
の熱収縮性被覆の強制的な応力を収縮性樹脂被覆により
与えることにより特性を安定化する。
の熱収縮性被覆の強制的な応力を収縮性樹脂被覆により
与えることにより特性を安定化する。
以下に本発明の実施例を詳しく説明する。
参考例1(Bi2O3の添加効果) 従来慣用されている方法で製作されたmol比でFe2O3:N
iO:CuO:ZnO=49.:26:5:20の成分のNi−Cu−Zn系フェラ
イトにBi2O3を0〜5wt%の範囲で添加し、混合後、外形
10mm、長さ40mmの丸棒コアを加圧成形し、950〜1100℃
で2時間焼成して酸化物磁性フェライトを得た。得られ
た丸棒コアの中央部に外形0.3mmのワイヤーを10回巻線
した後、LCRメーターにおいてインダクタンスを測定
し、次式でインダクタンスの変化率を算出した。ただし
圧力は約500kg/cm2を用いた。
iO:CuO:ZnO=49.:26:5:20の成分のNi−Cu−Zn系フェラ
イトにBi2O3を0〜5wt%の範囲で添加し、混合後、外形
10mm、長さ40mmの丸棒コアを加圧成形し、950〜1100℃
で2時間焼成して酸化物磁性フェライトを得た。得られ
た丸棒コアの中央部に外形0.3mmのワイヤーを10回巻線
した後、LCRメーターにおいてインダクタンスを測定
し、次式でインダクタンスの変化率を算出した。ただし
圧力は約500kg/cm2を用いた。
インダクタンスの変化率(%) =(加圧状態時のインダクタンス−加圧前のインダク
タンス)/加圧前のインダクタンス その結果を第1図に示した。
タンス)/加圧前のインダクタンス その結果を第1図に示した。
それによるとBi2O3添加量0wt%においては−7.0%の
インダクタンス変化が生じるが、Bi2O3の添加量が増加
するにつれて変化量が小さくなり、特に1wt%以上の添
加量において著しくインダクタンス変化量が小さくなる
ことが分かる。
インダクタンス変化が生じるが、Bi2O3の添加量が増加
するにつれて変化量が小さくなり、特に1wt%以上の添
加量において著しくインダクタンス変化量が小さくなる
ことが分かる。
また図の結果より5wt%以上においても改善効果が推
定できるが、インダクタンス変化が増大する傾向があ
り、また透磁率は減少するから、実用上5wt%迄の添加
量が有用である。
定できるが、インダクタンス変化が増大する傾向があ
り、また透磁率は減少するから、実用上5wt%迄の添加
量が有用である。
参考例2(V2O5の添加効果) 参考例1と同じ成分比のNi−Cu−Zn系フェライトにV2
O5を0〜5wt%の範囲で添加し、混合後、外形10mm、長
さ40mmの丸棒コアを加圧成形し、950〜1100℃で2時間
焼成して酸化物磁性フェライトを得た。得られた丸棒コ
アの中央部に外形0.3mmのワイヤーを10回巻線した後、L
CRメーターにおいてインダクタンスを測定し、インダク
タンスの変化率を算出した結果を第1図に示す。
O5を0〜5wt%の範囲で添加し、混合後、外形10mm、長
さ40mmの丸棒コアを加圧成形し、950〜1100℃で2時間
焼成して酸化物磁性フェライトを得た。得られた丸棒コ
アの中央部に外形0.3mmのワイヤーを10回巻線した後、L
CRメーターにおいてインダクタンスを測定し、インダク
タンスの変化率を算出した結果を第1図に示す。
それによるとV2O5添加量0wt%においては−7%のイ
ンダクタンス変化が生じるが、V2O5の添加量が増加する
につれて変化量が小さくなり、特に1wt%以上の添加量
において著しくインダクタンス変化量が小さくなること
が分かる。
ンダクタンス変化が生じるが、V2O5の添加量が増加する
につれて変化量が小さくなり、特に1wt%以上の添加量
において著しくインダクタンス変化量が小さくなること
が分かる。
また図の結果より5wt%以上においても改善効果が推
定できるが、インダクタンス変化が増大する傾向があ
り、また透磁率は減少するから、実用上5wt%迄の添加
量が有用である。
定できるが、インダクタンス変化が増大する傾向があ
り、また透磁率は減少するから、実用上5wt%迄の添加
量が有用である。
参考例3(Bi2O3、V2O5複合添加) 参考例1と同じ成分比のNi−Cu−Zn系フェライトにBi
2O3、V2O5を1:1の割合で添加し、総量0.5%以上添加
し、参考例1と同様に処理し、参考例1と同様に測定し
たところ、参考例1とほとんど同一の結果を得た。
2O3、V2O5を1:1の割合で添加し、総量0.5%以上添加
し、参考例1と同様に処理し、参考例1と同様に測定し
たところ、参考例1とほとんど同一の結果を得た。
実施例1(実用形状での効果) 参考例1〜3で得られたBi2O3、V2O5及びそれらの1:1
の組合せでおのおの3重量%添加の本発明品と従来から
市販されているNi−Cu−Zn系フェライトとの実用形状で
の比較を行なった。本発明品と従来品をそれぞれ外形4m
m、長さ3mmのドラム型磁心を製作し、インダクタンス値
30μHが得られるように試料数100個を巻線した後、エ
ポキシ樹脂で1.5mmの厚さに塗装し、乾燥し、焼き付け
後にインダクタンスを測定し、そのインダクタンスの変
化率を調べた。従来品のインダクタンス変化率の平均値
は−6.5%でバラツキ範囲は5.4μHにたいして、参考例
1、2、3の本発明品はインダクタンス変化率の平均値
はそれぞれ−0.75、−0.88、−0.80%でバラツキ範囲は
それぞれ1.8、2.2、2.0μHと著しく改善効果が見出さ
れた。
の組合せでおのおの3重量%添加の本発明品と従来から
市販されているNi−Cu−Zn系フェライトとの実用形状で
の比較を行なった。本発明品と従来品をそれぞれ外形4m
m、長さ3mmのドラム型磁心を製作し、インダクタンス値
30μHが得られるように試料数100個を巻線した後、エ
ポキシ樹脂で1.5mmの厚さに塗装し、乾燥し、焼き付け
後にインダクタンスを測定し、そのインダクタンスの変
化率を調べた。従来品のインダクタンス変化率の平均値
は−6.5%でバラツキ範囲は5.4μHにたいして、参考例
1、2、3の本発明品はインダクタンス変化率の平均値
はそれぞれ−0.75、−0.88、−0.80%でバラツキ範囲は
それぞれ1.8、2.2、2.0μHと著しく改善効果が見出さ
れた。
本発明品は樹脂の収縮による予備負荷により外部応力
に対してきわめて安定なことが分かる。
に対してきわめて安定なことが分かる。
この結果により本発明品の実用状態での有用性が確認
された。
された。
(作用効果のまとめ) 以上のように本発明による磁性酸化物磁心は予備負荷
のため外部応力下に使用される磁心としてきわめて優れ
た素材であり、Bi2O3、V2O5の添加により外部応力にた
いしてきわめてインダクタンス変化の小さいものが提供
できるが、本発明はこれにさらに焼結体の全周面に圧縮
力を付与するに充分な厚さの収縮性樹脂被覆を使用した
ので、フィルター、固定コイル等の磁心として安定した
優れた特性を発揮するものである。
のため外部応力下に使用される磁心としてきわめて優れ
た素材であり、Bi2O3、V2O5の添加により外部応力にた
いしてきわめてインダクタンス変化の小さいものが提供
できるが、本発明はこれにさらに焼結体の全周面に圧縮
力を付与するに充分な厚さの収縮性樹脂被覆を使用した
ので、フィルター、固定コイル等の磁心として安定した
優れた特性を発揮するものである。
第1図はBi2O3、V2O5の添加量が外部応力に対するイン
ダクタンス変化率に及ぼす作用を示すグラフである。
ダクタンス変化率に及ぼす作用を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−16307(JP,A) 特開 昭60−210572(JP,A) 特開 昭63−260006(JP,A) 特開 平1−103953(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】Niを必須成分として含有する磁性酸化物フ
ェライト材料に添加物としてBi2O3、V2O5の少なくとも
1種を0.5〜5重量%含有させた所定形状の成形物の焼
結体と、該焼結体の全周面に圧縮力を付与するに充分な
厚さの収縮性樹脂被覆とよりなることを特徴とする、常
時外部応力下にあるインダクタ用磁心。 - 【請求項2】酸化物フェライト材料が、Ni−Zn系フェラ
イト、Ni−Cu−Zn系フェライト、Ni−Cu−Mg系フェライ
ト、Ni−Mn−Cu−Zn系フェライトより選択される特許請
求の範囲第1項記載のインダクタ用磁心。 - 【請求項3】酸化物フェライト材料が、Ni−Cu−Zn系フ
ェライトである特許請求の範囲第2項記載のインダクタ
用磁心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000673A JP3123605B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | インダクタ用磁心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000673A JP3123605B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | インダクタ用磁心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179402A JPH01179402A (ja) | 1989-07-17 |
JP3123605B2 true JP3123605B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=11480262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63000673A Expired - Fee Related JP3123605B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | インダクタ用磁心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123605B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102347992B1 (ko) | 2018-12-21 | 2022-01-07 | 아주대학교산학협력단 | 편측마비 환자용 압박 스타킹 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970051500A (ko) * | 1995-12-28 | 1997-07-29 | 김익명 | 마그네슘-구리-아연계 산화물 자성재료 |
JP3672161B2 (ja) * | 1997-07-16 | 2005-07-13 | Tdk株式会社 | フェライトの製造方法およびインダクタの製造方法 |
TW425379B (en) * | 1997-11-25 | 2001-03-11 | Darfon Electronics Corp | Process for manufacturing ceramic articles using low-fire ferrite composition |
JP3726017B2 (ja) | 2000-10-31 | 2005-12-14 | Tdk株式会社 | 磁性材料およびインダクタ |
TW527612B (en) | 2000-12-25 | 2003-04-11 | Tdk Corp | Low-temperature burnt ferrite material and ferrite parts using the same |
EP1925603A4 (en) | 2005-09-13 | 2010-11-24 | Hitachi Metals Ltd | ferrite |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916307A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | Nippon Ferrite Ltd | 回転トランス用フエライトコアとその製造方法 |
JPS60210572A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | 日本電気株式会社 | 低温焼結酸化物磁性材料 |
JPH0680613B2 (ja) * | 1987-04-16 | 1994-10-12 | 日立フェライト株式会社 | 高密度磁性材料 |
JPH01103953A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-21 | Nippon Ferrite Ltd | 耐熱衝撃フェライト材料 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63000673A patent/JP3123605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102347992B1 (ko) | 2018-12-21 | 2022-01-07 | 아주대학교산학협력단 | 편측마비 환자용 압박 스타킹 |
Also Published As
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---|---|
JPH01179402A (ja) | 1989-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |