JPS60210572A - 低温焼結酸化物磁性材料 - Google Patents
低温焼結酸化物磁性材料Info
- Publication number
- JPS60210572A JPS60210572A JP59067119A JP6711984A JPS60210572A JP S60210572 A JPS60210572 A JP S60210572A JP 59067119 A JP59067119 A JP 59067119A JP 6711984 A JP6711984 A JP 6711984A JP S60210572 A JPS60210572 A JP S60210572A
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- JP
- Japan
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- magnetic material
- oxide magnetic
- low temperature
- temperature sintered
- zno
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の属する技術分野)
本発明は1000℃以下で焼成可能な低温焼結酸化物磁
性材料に関するものである。
性材料に関するものである。
(従来技術)
近年、半導体素子の多方面へ実用されるようになり電子
装置、機器の小型化が急速に進んでいる。
装置、機器の小型化が急速に進んでいる。
−万、受動部品もコンデンサ、抵抗等、チップ化が進み
各4に部品の小型、チップ化は重子機器の小型に犬き1
.c寄与をしている。インダクタは本来三次元的壁間を
必要とする部品のためチップ化は遅れていたが最近、巻
線密度の増加、自動成型等によりチップ化が進められ、
さらにグリーンシート印刷積層法等によりチップ化がセ
ラミックコンデンサ同様に進みつつある。
各4に部品の小型、チップ化は重子機器の小型に犬き1
.c寄与をしている。インダクタは本来三次元的壁間を
必要とする部品のためチップ化は遅れていたが最近、巻
線密度の増加、自動成型等によりチップ化が進められ、
さらにグリーンシート印刷積層法等によりチップ化がセ
ラミックコンデンサ同様に進みつつある。
従来から酸化物磁性材料としてニッケルフェライト、マ
ンガンフェライト等の軟磁性材料はコイル、トランス等
に多方面に実用されている。
ンガンフェライト等の軟磁性材料はコイル、トランス等
に多方面に実用されている。
これは原料粉末を組成物に応じて秤景後、混合、仮焼等
、乾式法により粉末を製造し、つぼ型コア、E型コア、
トロイダル等の形状に成型し焼成して所望のトランス材
、フィル材としている。
、乾式法により粉末を製造し、つぼ型コア、E型コア、
トロイダル等の形状に成型し焼成して所望のトランス材
、フィル材としている。
(従来技術の問題点)
その材料の性能を得るには焼成温度は1200℃以上に
しなけれはならないのが一般である。
しなけれはならないのが一般である。
一方、ノイズ消去、フィルター等民生、産業の各種機器
へのコイル、トランスの適用は機器の小型化と共にチッ
プ化の要請に伴いセラミックコンデンサーと同じような
グリーンシート積層法による千ノブ化が行われるように
なっている。このためには巻線に相当する導体をスクリ
ーン印刷て°形成してつくる必硬かあるが焼結温度が高
い場合は融点が高く電気抵抗が小さい金属を用いる必髪
かある。また、酸化物磁性粉末を有機バインダーを用い
てグリーンシート化するため焼成は空気中などの酸化性
雰囲気で焼成することが必要である。
へのコイル、トランスの適用は機器の小型化と共にチッ
プ化の要請に伴いセラミックコンデンサーと同じような
グリーンシート積層法による千ノブ化が行われるように
なっている。このためには巻線に相当する導体をスクリ
ーン印刷て°形成してつくる必硬かあるが焼結温度が高
い場合は融点が高く電気抵抗が小さい金属を用いる必髪
かある。また、酸化物磁性粉末を有機バインダーを用い
てグリーンシート化するため焼成は空気中などの酸化性
雰囲気で焼成することが必要である。
このだめには導体に用いる金属は〔^比容囲気で焼結可
能な白金、パラジウム等の高融点の貴金属を用いな↓す
れはならない。しかし、こわら高価な金属を用いた千ノ
ブでは近来、低コスト化か請求されるチップ部品にはコ
スト高となり実用的に困難になってくる場合か多い。
能な白金、パラジウム等の高融点の貴金属を用いな↓す
れはならない。しかし、こわら高価な金属を用いた千ノ
ブでは近来、低コスト化か請求されるチップ部品にはコ
スト高となり実用的に困難になってくる場合か多い。
(発明の目的)
これらに応するためには銀などのように安価な金属導体
を用いる事が必要である。銀、或いは銀−パラジウムは
Mの多い組成領域では1000℃以下で合金を作り焼結
可能である。これら導体を用いるためJこは1000’
c:程度の低温で十分′JA結する材料が必要となる。
を用いる事が必要である。銀、或いは銀−パラジウムは
Mの多い組成領域では1000℃以下で合金を作り焼結
可能である。これら導体を用いるためJこは1000’
c:程度の低温で十分′JA結する材料が必要となる。
これまで一般的に1000°C以下で焼結可能で満足な
特性を有する酸化物磁性材料は得られていない。
特性を有する酸化物磁性材料は得られていない。
(発明の構成)
本発明ではニッケル・亜鉛フェライトに酸化亜鉛(Zn
O)、酸化バナンウA (V2O3)、亜鉛とバナジウ
ムの複酸化物から選ばれる2以上の酸化物又は亜鉛とバ
ナジウムの複酸化物が添加さハてなることを特徴とする
低温焼結酸化物磁性材料が得られる。
O)、酸化バナンウA (V2O3)、亜鉛とバナジウ
ムの複酸化物から選ばれる2以上の酸化物又は亜鉛とバ
ナジウムの複酸化物が添加さハてなることを特徴とする
低温焼結酸化物磁性材料が得られる。
(実施例−1)
Fe2es 、NiO、ZnOの主成分の各原料を組成
比に応じ秤量しZnO、V2O3の添加物を混入層鋼製
ボールミル、エタノール分散媒として60時間混合後、
漏過、粉砕し750℃で仮焼し、粉砕、バインダー混入
、成型後950°C1空気中で焼成を行った。これらの
特性を第1表に示す。透磁率μ、QはIMHiでLCR
メータで測足を行った。
比に応じ秤量しZnO、V2O3の添加物を混入層鋼製
ボールミル、エタノール分散媒として60時間混合後、
漏過、粉砕し750℃で仮焼し、粉砕、バインダー混入
、成型後950°C1空気中で焼成を行った。これらの
特性を第1表に示す。透磁率μ、QはIMHiでLCR
メータで測足を行った。
この結果、ZnO,V、06の同時圀Σ加効果は低温焼
結がOT能であるという大きな効果かある事が判る。
結がOT能であるという大きな効果かある事が判る。
7’cりL、Zr10.0.9″−V2O82,Ow■
ヲコエルトμも低下しQも大幅に低下してくる 第 1 表 (実施例−2) N16,54Zno、66拘xOaの組成物にZn0o
、2* wt %、VzUsW を襲を添加した場合と
添加しない場合の焼成温度効果の実施例を第2表に示す
。
ヲコエルトμも低下しQも大幅に低下してくる 第 1 表 (実施例−2) N16,54Zno、66拘xOaの組成物にZn0o
、2* wt %、VzUsW を襲を添加した場合と
添加しない場合の焼成温度効果の実施例を第2表に示す
。
ζ以 下 余 白や
第 2 表
第2辰よQ Vz06、ZnO添加lこおいて添、加の
ない場合に比べ200℃程低温で焼成可能である事がわ
かる。
ない場合に比べ200℃程低温で焼成可能である事がわ
かる。
(実施例−3)
次に組成が変った場合の特性例t−第3表に示す。
製法、特性の測定法は実施例−1と同じである。
組成が変った場合でもZnOlVzOm添加効果は低温
焼結化に大きな効果がある事がわかる。
焼結化に大きな効果がある事がわかる。
第 3 衣
(実施例−4)
次にZ nO、V20 sの箔加物の添加量の比をかえ
た場合の実施し11ケ第4表に示す製法、特性の測司法
は実施01.1−1と同じである。これら表かられかる
ようにZnO,VzOaの添加にの比重ZnO: V2
O5かl:1の場合か2:1.3:1の場合に比べ同一
焼成温度でμか大きく、低温で焼成し易いことが伺える
。これはZnO1v20.の添加がZnVzOa Zn
2−V20□、ZnzVzOs、等の低融点化合物をつ
くり、これらがフェライト化反応と 密化を促進させる
ためである。
た場合の実施し11ケ第4表に示す製法、特性の測司法
は実施01.1−1と同じである。これら表かられかる
ようにZnO,VzOaの添加にの比重ZnO: V2
O5かl:1の場合か2:1.3:1の場合に比べ同一
焼成温度でμか大きく、低温で焼成し易いことが伺える
。これはZnO1v20.の添加がZnVzOa Zn
2−V20□、ZnzVzOs、等の低融点化合物をつ
くり、これらがフェライト化反応と 密化を促進させる
ためである。
第4表
以上の′#:施例からZnO,V20bの同時添加は焼
結の低温焼結化に大きな効果がある。有効な添加量は酸
化亜鉛とば化バナジウムのwt%で表現するとZnOが
0.9 wt%及びV2O82,0wt%以下である。
結の低温焼結化に大きな効果がある。有効な添加量は酸
化亜鉛とば化バナジウムのwt%で表現するとZnOが
0.9 wt%及びV2O82,0wt%以下である。
尚ニッケル・龍鉛フェライトに対してCub、LizO
1COz03. MnOを含む場合でも本発明の低温焼
結化の効来は損なわれないことを確認した。
1COz03. MnOを含む場合でも本発明の低温焼
結化の効来は損なわれないことを確認した。
Claims (1)
- ニッケル・亜鉛フェライトに酸化亜鉛(ZnO)、酸化
バナジウム(V、O,i)、亜鉛とバナジウムの複酸化
物から選ばれる2以上の酸化物又は亜鉛とバナジウムの
IJilit化物が添〃口されてなることを特許とする
低温焼結酸化物磁性材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59067119A JPS60210572A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 低温焼結酸化物磁性材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59067119A JPS60210572A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 低温焼結酸化物磁性材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60210572A true JPS60210572A (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=13335687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59067119A Pending JPS60210572A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 低温焼結酸化物磁性材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60210572A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260006A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Nippon Ferrite Ltd | 高密度磁性材料 |
JPH01179402A (ja) * | 1988-01-07 | 1989-07-17 | Tdk Corp | インダクタ用磁心 |
US5853608A (en) * | 1996-11-30 | 1998-12-29 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Low temperature sintering radio frequency soft ferrite material, and method for manufacturing a wire coiling inductor core using such material |
DE19725849C2 (de) * | 1996-11-30 | 2002-06-20 | Samsung Electro Mech | Weichferrit-Material für die Verwendung zur Herstellung von Induktivitäten und Verfahren zur Herstellung von Induktivitäten unter Verwendung dieses Materials |
JP2015023275A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | フェライト及びこれを適用したインダクタ |
US10236104B2 (en) | 2013-07-19 | 2019-03-19 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Ferrite and inductor including the same |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP59067119A patent/JPS60210572A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260006A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Nippon Ferrite Ltd | 高密度磁性材料 |
JPH01179402A (ja) * | 1988-01-07 | 1989-07-17 | Tdk Corp | インダクタ用磁心 |
US5853608A (en) * | 1996-11-30 | 1998-12-29 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Low temperature sintering radio frequency soft ferrite material, and method for manufacturing a wire coiling inductor core using such material |
DE19725849C2 (de) * | 1996-11-30 | 2002-06-20 | Samsung Electro Mech | Weichferrit-Material für die Verwendung zur Herstellung von Induktivitäten und Verfahren zur Herstellung von Induktivitäten unter Verwendung dieses Materials |
DE19725869C2 (de) * | 1996-11-30 | 2002-07-11 | Samsung Electro Mech | Niedertemperatursinterungs-Radiofrequenz- Weichferrit-Material und Verfahren zur Herstellung einer Induktivität unter Verwendung dieses Materials |
JP2015023275A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | フェライト及びこれを適用したインダクタ |
US10236104B2 (en) | 2013-07-19 | 2019-03-19 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Ferrite and inductor including the same |
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