JP3122890B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

放射線画像撮影装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、放射線画像撮影装置に関し、特に、放射線
画像をデジタル画像データとしてファイル化して記憶
し、ハードコピー装置やホストコンピュータ等の外部装
置に画像ファイルを転送する放射線画像撮影装置に関す
る。
〈従来の技術〉 放射線画像撮影装置としては、従来から医療分野で多
く用いられているX線撮影装置が知られている。このよ
うなX線撮影装置は、被写体を透過したX線を蛍光体層
(蛍光スクリーン)に照射し、この可視光を銀塩フィル
ムに照射して現像する、所謂X線写真方式が一般的であ
るが、フィルムの消費や管理及び現像終了まで撮影条件
の良否が不明等の種々の問題があった。
このような問題を解消するものとして、被写体を透過
した放射線画像情報を輝尽性蛍光体に蓄積記録し、この
画像情報を読み出してデジタル化した後に記憶し、CRT
に表示したりコンピュータ等の外部装置に転送したりす
る放射線画像撮影装置が実用化されている。
第10図に輝尽性蛍光体を利用した従来の放射線画像撮
影装置の構成の一例を示し説明する。
図において、X線管等からなるX線照射装置1からの
X線は被写体2を透過して蓄積型放射線画像変換パネル
としての放射線変換パネル3に照射される。前記放射線
変換パネル3は、輝尽性蛍光体層を有しており、この蛍
光体にX線、電子線、紫外線等の励起光が照射されると
そのエネルギの一部が照射量に応じて蓄積される。これ
により、放射線変換パネル3は被写体2を透過したエネ
ルギによる潜像を形成する。
前記放射線変換パネル3には輝尽性励起光源4から可
視光や赤外線等の輝尽性励起光が走査方式で照射され
る。この照射により、放射線変換パネル3は蓄積された
エネルギに比例した輝尽性蛍光発光を生じる。この発光
がフィルタ5を介して光電変換器6に入力され、光電変
換器6は発光強度に比例する電圧信号に変換して画像読
取装置7に出力する。
画像読取装置7は、入力された電圧信号をデジタル画
像データに変換して、コントローラ8に出力する。コン
トローラ8は、前記デジタル画像データをメモリに記憶
させると共にCRT表示やフィルム出力のためのデータ入
出力制御を行い、また、被写体の撮影条件の設定や画像
処理を行う。デジタル画像データは必要に応じ外部装置
9に転送される。外部装置9としては、デジタル画像デ
ータをフィルムに記録するハードコピー装置や画像デー
タを保存管理するホストコンピュータ等がある。
ここで、放射線変換パネル3は、撮影と読み取りと消
去とを繰り返して使用でき、また、記録し得る放射線露
光域が極めて広く撮影条件の違いを画像処理によって修
正回復できるようになっている。
かかる放射線画像撮影装置によれば、撮影から放射線
画像が得られるまでの間がほとんど自動化され省力化を
図ることができる。また、撮影開始から画像が得られる
までの時間が大幅に短縮できると共に画像処理等により
鮮明な画像が得られるようになり、診断時間や診断精度
を向上できる。更には、必要な時にいつでも画像データ
が取り出せ、保管スペースも大幅に縮小でき、画像デー
タの保管管理が容易になる等、多くの特徴を有してい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、この種の放射線画像撮影装置においては、
X線撮影される被写体のID情報や撮影条件をコントロー
ラ8のキーボードから入力設定し、更に、撮影後の画像
処理のための各種操作やハードコピー作成のための操
作、ホストコンピュータへの画像ファイル転送のための
操作を必要とする。
しかし、従来装置では、このような各種操作は撮影の
都度必要に応じてオペレータによって行われる。このた
め、オペレータは多くの操作を必要とし、その負担は大
きく、例えば、ハードコピー装置への画像転送の操作を
忘れたり、ハードコピー枚数を間違ったりする等のよう
に、必要な操作を忘れたり、誤った操作をすることがあ
る。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、ハー
ドコピー装置への画像ファイル転送操作を簡素化するこ
とにより、オペレータの負担を軽減できる放射線画像撮
影装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明は、撮影時には、被写体を透過した放
射線を照射することによって放射線画像情報の記録され
た放射線画像変換パネルから放射線画像情報を読み取
り、デジタル画像データに変換する読取手段と、該デジ
タル画像データに画像付帯情報を付加した画像ファイル
を記憶する画像記憶手段と、ハードコピー装置を具備す
る外部装置に前記画像ファイルを転送する画像ファイル
転送手段と、を有する放射線画像撮影装置において、撮
影前に、撮影毎に必要な各種撮影条件を設定するための
複数の撮影方法メニューを表示する表示手段と、前記各
撮影方法メニュー内のハードコピー枚数をそれぞれ設定
するハードコピー枚数設定手段と、を備え、前記画像記
憶手段は、各撮影後に得られるデジタル画像データ毎
に、前記設定された各ハードコピー枚数を画像付帯情報
としてそれぞれ付加した画像ファイルを記憶する構成と
した。
また、上記の放射線画像撮影装置において、撮影時
に、接続設定された外部装置毎にハードコピー枚数を設
定するハードコピー枚数設定手段を備え、前記画像記憶
手段は、前記設定された各ハードコピー枚数を記憶する
構成とした。
〈作用〉 かかる構成において、被写体の撮影前に、表示手段に
表示される撮影毎の複数の撮影方法メニューにおいて各
ハードコピー枚数を設定する。この設定値は、撮影毎に
得られる各デジタル画像データの画像付帯情報としてそ
れぞれ付加されて記憶される。
また、被写体の撮影前に、接続設定された外部装置毎
に各ハードコピー枚数を設定し、この設定値を記憶す
る。
このように、予めハードコピー枚数を設定するように
すれば、撮影終了後ハードコピー枚数の設定を忘れた
り、間違ったりすることを防止できるようになる。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の放射線画像撮影装置のコントロー
ラ8の構成を示すものである。
該1図において、主制御装置21は、放射線画像撮影装
置全体の動作を制御する。文字情報入力装置22は、例え
ばキーボード,磁気カードリーダ等からなり、文字情報
表示装置23に表示される画像処理指令や被写体を識別す
るためのID情報を入力する。ID情報としては、ID番号,
氏名,性別,生年月日等がある。表示手段としての文字
情報表示装置23は、例えば液晶ディスプレイからなり、
文字情報入力装置22で入力されたID情報や撮影を簡単に
実行するために予め設定した数種の異なる撮影条件を選
択するための撮影方法メニューを表示する。撮影条件に
は、撮影部位,撮影感度,グリッド移動速度,画像処理
方法,ハードコピー枚数等が含まれる。放射線画像入力
装置(リーダ)24は、被写体の放射線画像情報が蓄積記
録される放射線変換パネル3から画像読取装置7で読み
取った画像情報をデジタル画像データに変換してコント
ローラ8に入力する。画像記憶装置25は、例えば半導体
メモリや磁気ディスク装置からなり、放射線画像入力装
置24から入力されるデジタル画像データにID情報や撮影
条件やハードコピー枚数等からなる画像付帯情報を付加
して形成した画像ファイルを記憶する。また、画像ファ
イルの転送順序を管理するための待ち行列である後述す
るキュー(queue)28への画像ファイル登録状態を調べ
るのに用いるキュー登録テーブルやどの外部装置が接続
されているか否か知る外部装置構成が記憶される。画像
処理装置26は、撮影方法メニューで選択された画像処
理、例えばデジタル画像データに対する階調処理等を行
う。画像表示装置27では、例えばCRTディスプレイから
なり、放射線画像入力装置24から入力されたデジタル画
像データを表示する。そして、主制御装置21には、画像
ファイルの転送順序を登録する前述のキュー28が設けら
れている。該キュー28には、画像記憶装置25に記憶され
るそれぞれの画像ファイル毎に付けられる番号又は名前
の画像ファイルを特定するための情報が転送する順番に
保存され、転送が終了した画像ファイルの特定情報は削
除される。このキュー28は、接続される外部装置毎に設
けられて管理され、それぞれのキュー28は、互いに独立
に動作し影響し合わない。本実施例のコントローラ8に
は、外部装置としてレーザプリンタ等のハードコピー装
置29及びホストコンピュータ30が接続されている。
尚、被写体のX線撮影からデジタル画像に変換するま
での装置構成は、第10図に示す従来装置と同様であるの
で説明を省略する。
次に、第2図〜第4図のフローチャートに従って、本
実施例の放射線画像撮影装置の撮影から転送までの処理
動作の概要を簡単に説明する。
まず、撮影処理動作の前に、文字情報入力装置22の操
作により外部装置の接続の有無を知るための外部装置構
成の設定を行う。この際には、後述するように接続され
るハードコピー装置毎にハードコピー枚数の初期値の設
定も行う。従って、文字情報入力装置22がハードコピー
枚数設定手段に相当する。入力された外部装置構成及び
ハードコピー枚数の初期値は画像記憶装置25に記憶され
る。この操作は一度行えばよく撮影毎に行う必要はな
い。この操作後に撮影処理動作が開始される。
まず、ステップ1(図中S1で示し以下同様とする)で
は、オペレータによる文字情報入力装置22の操作によ
り、撮影予定者のID情報が入力される。入力されたID情
報は画像記憶装置25に記憶される。
ステップ2では、入力されたID情報を撮影方法メニュ
ーと共に文字情報表示装置23に表示する。ここで、オペ
レータにより撮影方法メニューから撮影条件が選択され
撮影条件の指示が行われた後に、X線照射装置1の撮影
スイッチが押される。また、この際に、文字情報入力装
置22で撮影方法メニューのハードコピー枚数の項目のハ
ードコピー枚数の設定を変更することができる。
ステップ3では、オペレータによるX線照射装置1の
撮影スイッチ操作により撮影動作を開始する。撮影動作
が開始されると、X線照射装置1が駆動されX線が被写
体に照射され、放射線変換パネル3に蓄積される。そし
て、輝尽性励起光源4が駆動され放射線画像が励起光の
走査により、画像読取装置7によって電気画像信号に変
換される。
ステップ4で、画像読取装置7で読み取られた電気画
像信号を放射線画像入力装置24によりデジタル画像に変
換してコントローラ8内に読み込む。
ステップ5では、読み込んだデジタル画像を画像記憶
装置25に記憶し、同時に画像表示装置27に表示する。
ステップ6では、画像の読み取りが終了したか否かを
判断し、読み取りが終了したらステップ7に進む。
ステップ7では、画像処理装置26により撮影方法メニ
ューで予め指定された方法で画像処理を行い、画像表示
装置27に再表示する。
ステップ8では、撮影終了確認用の確認キー操作が行
われたか、画像処理方法の変更指令操作が行われたか、
又は撮影失敗によるキャンセル操作が行われたかの判断
が行われる。
ここで、オペレータが正常撮影と判断し確認キー操作
が行われた時には、撮影終了と判断してステップ9に進
み、デジタル画像データにID情報や撮影条件やハードコ
ピー枚数等からなる画像付帯情報を付加して画像ファイ
ルを作成し画像記憶装置25に記憶し、ステップ10で、ハ
ードコピー装置29及びホストコンピュータ30の各キュー
28への登録処理が行われる。登録された画像ファイル
は、ハードコピー装置29やホストコンピュータ30に転送
される。
また、画像処理方法の変更指令操作が行われた時に
は、オペレータによる画像処理方法の指定により再びス
テップ7からの動作が繰り返される。
また、オペレータが撮影失敗と判断して撮影のキャン
セル操作が行われた時には、ステップ2に戻り、文字情
報表示装置23に撮影方法メニュー等の表示がなされ、オ
ペレータによる撮影条件等の指定により再撮影動作が行
われる。
撮影終了後に次の被写体の撮影を行う時には、再び文
字情報入力装置22により被写体のID情報の入力処理を行
う。
次に、第3図のフローチャートに基づいて画像ファイ
ル作成記憶後におけるキュー28への登録処理動作につい
て説明する。
まず、ステップ21では、予め設定され画像記憶装置25
内に記憶されている外部装置構成を参照する。即ち、外
部装置が放射線画像撮影装置に接続されているか否かを
判断する。
ステップ22では、ステップ21の判断結果に基づいて接
続有りと設定されている外部装置のキューの最後尾に、
画像ファイル毎に付けられているファイル番号やファイ
ル名等の画像ファイル特定情報を自動的に登録する。本
実施例のように、ハードコピー装置29及びホストコンピ
ュータ30が共に接続有り設定されている場合には、ハー
ドコピー装置29とホストコンピュータ30のそれぞれのキ
ュー28にファイル特定情報が登録される。もし、ハード
コピー装置29が接続が無しと設定されていれば、ハード
コピー装置29のキュー28には登録しない。尚、実際には
接続されていても接続無しと設定されている場合には、
キューには登録されない。また、接続無しと設定されて
いる外部装置のキューは、作成しなくともよい。
ステップ23では、ステップ22でキュー28に登録された
画像記憶装置25内に記憶されている画像ファイルにプロ
テクトをかける。このプロテクトは、少なくとも1つの
キュー28に登録されている間は外されない。接続されて
いる全ての外部装置への転送が終了して全てのキューか
ら削除された時に画像ファイルのプロテクトは外され
る。プトテクトがかけられている画像ファイルは、書き
換えたり上書きして消したりすることはできない。
このように、接続有りと設定されているハードコピー
装置29及びホストコンピュータ30に対しては、キュー28
への登録により画像ファイルの転送が行われるので、ハ
ードコピー装置29やホストコンピュータ30への転送のた
めの操作を誤ったり、忘れたりすることはない。また、
画像ファイルが少なくとも1つのキュー28に登録されて
いる限りは画像ファイルにプロテクトがかけられている
ので、転送前の画像ファイルが誤って消されてしまった
り、書き換えられたりすることはない。
次に、本実施例装置による画像ファイルの転送動作に
ついて第4図のフローチャートに従って説明する。尚、
ハードコピー装置29とホストコンピュータ30への画像フ
ァイルの転送動作は各キュー毎に独立して管理され、各
キューによる転送動作は転送要求の発生により次のよう
に行われる。
ステップ31で、キューの先頭に登録されている画像フ
ァイルを転送する。
ステップ32では、転送が終了した画像ファイルの登録
を削除する。
ステップ33は、転送し終わって削除した画像ファイル
が他の全てのキューにおいて登録無しか否かを、画像記
憶装置25に保存管理されているキュー登録テーブルによ
りチェックする。ここで、削除した画像ファイルが全て
のキューから削除されていればステップ34に進み、画像
ファイルのプロテクトを外す。ただし、オペレータの操
作によってプロテクトの指示がなされている場合には、
プロテクトの解除は行わない。また、1つでも登録され
ているキューがあればプロテクトした状態に保持する。
そして、本実施例装置では、ハードコピー装置29とホ
ストコンピュータ30への転送動作は、それぞれ独立して
各キューが管理するので、次の被写体の撮影は外部装置
への転送状態に関係なく実行でき、転送の終了を待つ必
要はない。また、ハードコピー装置29とホストコンピュ
ータ30への転送速度が違っていても、それぞれの転送は
他方の転送終了を待つことなく実行できる。例えばホス
トコンピュータ30への転送がハードコピー装置29より早
く終了した場合、ハードコピー装置29への転送終了を待
つことなく、次の画像ファイルのホストコンピュータ30
への転送が実行される。
また、各キュー28に登録された画像ファイルは、登録
された順番に外部装置に転送されるので、通常は先に撮
影した画像ほど早く転送されるが、オペレータの操作に
より転送の順番をそれぞれのキュー28毎に任意に変更す
ることができる。
例えば、ある画像ファイルのホストコンピュータ30へ
の転送を、ホストコンピュータ30のキューに登録されて
いる画像ファイルの最後に行い、同じ画像ファイルをハ
ードコピー装置29のキューに登録されている画像ファイ
ルの先頭に行うこともできる。また、オペレータの操作
により、キューから削除したり、任意のキューの順番に
再登録することができる。例えば、ホストコンピュータ
30のキューから削除し、ホストコンピュータ30への転送
は行わず、ハードコピー装置29への転送のみを行った
り、一度ホストコンピュータ30に転送した画像ファイル
をキューに再登録し、もう一度ホストコンピュータ30に
転送したりすることができる。
次に、本発明の特徴であるハードコピー装置29への転
送について更に具体的に説明する。
ハードコピー装置29に画像ファイルを自動的に転送す
るには、前述したように外部装置構成として接続有りの
設定を行うと同時にハードコピー枚数も設定する。この
ハードコピー枚数の設定は、接続されるハードコピー装
置毎に行う。設定したハードコピー枚数は、画像記憶装
置25内に記憶され、撮影開始時に撮影条件等を選択する
ために文字情報表示装置23に表示される撮影方法メニュ
ーの「ハードコピー枚数」の項目に初期値として示され
る。例えば、外部装置構成の設定の際に、ハードコピー
枚数を1枚と設定した場合、撮影方法メニューの「ハー
ドコピー枚数」の項目には初期値として「1」が表示さ
れる。
尚、ハードコピー枚数は撮影方法メニュー毎に設定す
ることができ、ある撮影条件でのハードコピー枚数を変
更したい場合は、その撮影方法メニューのハードコピー
枚数の項目を文字情報入力装置22を操作して変更すれば
良い。例えば、ある撮影方法メニューでは初期値1枚の
まま撮影し、別の撮影方法メニューでは文字情報入力装
置22によってハードコピー枚数を2枚に設定変更するこ
とができる。ある画像についてのみハードコピー枚数を
変更したい場合は撮影前にハードコピー枚数を変更でき
る。例えば、撮影方法メニューではハードコピー枚数が
1枚と設定されている場合でも、撮影前に2枚に変更す
ることができる。
撮影終了時、画像データに画像付帯情報が付けられ、
画像ファイルとして画像記憶装置25に記憶される。この
画像付帯情報には、ハードコピー枚数の他の既に終了し
たハードコピー枚数が、「既ハードコピー枚数」として
含まれており、これらに基づいて、まだハードコピーさ
れていない枚数がわかるようにしている。
尚、「ハードコピー枚数」、「既ハードコピー枚数」
は画像ファイルでなくテーブルとして画像記憶装置25に
記憶しても良い。また、「既ハードコピー枚数」の代わ
りに、まだハードコピーが終了していない枚数を「未ハ
ードコピー枚数」として保存してもよい。
オペレータの操作によりハードコピー装置29への転送
前にハードコピー枚数を変更した場合は、この画像付帯
情報の「ハードコピー枚数」が書き換えられる。
以上のようにしてハードコピー枚数や既ハードコピー
枚数の情報が付加された画像ファイルは、対応するハー
ドコピー装置29のキュー28に登録され、画像記憶装置25
内の画像ファイルにプロテクトがかけられる。このと
き、画像付帯情報のハードコピー枚数をチェックし、0
枚と設定されている場合はキュー28には登録しない。ま
た、キュー28に登録後、オペレータの操作によってハー
ドコピー枚数が0枚に変更されたときは、キュー28から
削除される。従って、画像ファイルの無駄なキューによ
る管理や転送をすることはない。
次に、第5図のフローチャートに従って、キュー28に
登録されプロテクトがかけられた画像ファイルのハード
コピー装置29への転送動作を説明する。
まず、ステップ41では、画像付帯情報中の「ハードコ
ピー枚数Hnと既ハードコピー枚数Hdとから、未ハードコ
ピー枚数Hl(=Hn−Hd)を演算する。
ステップ42では、演算された未ハードコピー枚数Hlを
ハードコピー枚数としてハードコピー装置29に指示す
る。従って、複数枚ハードコピーする場合も、ハードコ
ピー装置29への画像ファイルの転送は1回しか行わな
い。尚、ハードコピー装置29が画像付帯情報を解釈する
機能を持つ場合は、ハードコピー装置29側が画像付帯情
報中のハードコピー枚数Hnと既ハードコピー枚数Hdを参
照し、実際の未ハードコピー枚数Hlを決定しても良い。
ステップ43では、ハードコピー装置29に画像ファイル
を転送する。
ステップ44では、キューから削除する。
ステップ45では、ハードコピー装置29から1回のハー
ドコピー動作毎に送られてくるハードコピー結果に基づ
いてハードコピーが正常終了したか否かの判定を行う。
正常と判定した時には、ステップ46に進む。
ステップ46では、既ハードコピー枚数Hdのカウントア
ップを行う。
ステップ47では、画像ファイル中の既ハードコピー枚
数を書き換え記憶保存する。
ステップ48では、未ハードコピー枚数Hlが0になった
か否かを判断し、Hlが0になるまでステップ45〜47まで
の動作が繰り返され、Hl=0になるとステップ49に進
む。
ステップ49では、画像記憶装置25内のその画像ファイ
ルのプロテクトを外す。
また、ハードコピーが全て終了する前に、ハードコピ
ー装置29にトラブルが発生しステップ45の判定が異常と
なったときは、ステップ50に進み画像ファイルをキュー
28の先頭に再登録しステップ41からの動作を繰り返して
再転送する。
こうすることにより、ハードコピー途中で、ハードコ
ピー装置29にトラブル等が発生してハードコピー中断し
た場合でも、ハードコピー枚数と現在の既ハードコピー
枚数とから、何枚ハードコピーすべきか、既に何枚ハー
ドコピーされたかを後から確認することができ、フィル
ムを無駄にすることなく、残り枚数だけをハードコピー
することがきる。また、転送が終了した画像ファイルは
キューから削除されるが、全てのハードコピーが正常終
了するまでプロテクトは外されないので、ハードコピー
中にトラブルが起きた場合でも、画像ファイルは保存さ
れており、再転送、再ハードコピーをすることができ
る。
ハードコピー装置29への画像ファイルの転送は、ハー
ドコピー装置29への画像ファイルの転送が終了した後、
ハードコピー装置29側が受信可能であれば、転送した画
像ファイルのハードコピー終了を待たずに次の画像ファ
イルの転送を開始する。従って、作成された画像ファイ
ルの転送終了までの時間を短縮できる。
尚、外部装置がホストコンピュータでありこのホスト
コンピュータにハードコピー装置が接続されている場合
でも、ハードコピー装置が直接接続されている場合と同
様に、画像ファイル中のハードコピー枚数、既ハードコ
ピー枚数を参照することにより、オペレータの所望の枚
数をハードコピーすることができる。
次に、第6図のフローチャートに従ってハードコピー
装置への転送動作の別の実施例を説明する。
ステップ51では、キュー28に登録されている画像ファ
イルのハードコピー枚数を比較し、ハードコピー枚数の
少ない順に並べ変える。
ステップ52では、キューの先頭の画像ファイルを転送
する。
ステップ53では、転送終了した画像ファイルの情報を
キューから削除する。
このように、ハードコピー枚数の少ない画像を先に転
送すれば、ハードコピーが早く終了し、画像記憶装置25
の空きエリアを早く増やすことができる。従って、容量
に制限のある画像記憶装置25を効率良く活用できる。
尚、この並び換えはキュー28への登録時に行っても良
い。
尚、画像記憶装置25を有効に活用するための転送順序
変更機能として第7図のフローチャートに示すような機
能も有している。
このものは、登録されているキューの数が最も少ない
画像ファイルの転送順序が優先されるようにキューの登
録順序を自動的に変更して、保存できる画像ファイルの
数に限りがある画像記憶装置25を効率良く活用できるよ
うにしたものである。
ステップ61で、画像記憶装置25に保存・管理されてい
るキュー登録テーブルを参照して各画像ファイル毎に、
その画像ファイルが登録されているキューの数を比較
し、画像ファイルの転送順序を数の少ない順に並べ変え
る。
ステップ62では、キューの先頭の画像ファイルを転送
する。
ステップ63では、転送終了した画像ファイルの情報を
キューから削除する。
尚、図示しないが、削除した後は、前述したように他
のキューの登録の有無を調べてプロテクトの保持又は解
除処理を行う。
本実施例のように外部装置が2つの場合には、キュー
登録テーブルを用いずに第8図のフローチャートに示す
ようにしてキューの登録順序を変更するようにしてもよ
い。
即ち、キューの先頭の画像ファイルから順次、その画
像ファイルが他方の外部装置のキューにも登録されてい
るか否かをチェックし(ステップ71〜74)、登録されて
いない画像ファイルがあれば、その画像ファイルを転送
する(ステップ76)。全ての画像ファイルが他方の外部
装置のキューに登録されていれば、キューの先頭に登録
されている画像ファイルの転送を行う(ステップ75,7
6)。転送が終了した画像ファイルの情報はキューから
削除する(ステップ77)。
このように、登録されているキューの数の最も少ない
画像ファイルから優先的に転送するようにすれば、特に
オペレータがキューの登録順序を変更したりキューから
削除した場合に有効である。
例えば、本実施例のように外部装置がホストコンピュ
ータ30とハードコピー装置29の2つの場合に、両方のキ
ューの最後に登録されている画像ファイルについて、ホ
ストコンピュータ30側のキューの登録順序を先頭に変更
したとき、その画像ファイルのホストコンピュータ30へ
の転送が終了した時点で、その画像ファイルはハードコ
ピー装置29のキューにしか登録されていないことにな
る。このとき、ハードコピー装置29への転送を本来の順
番まで待つのではなく、ハードコピー装置29のキューに
登録されている他の画像ファイルより先に実行した方
が、早く画像記憶装置25の空きエリアを増やすことがで
き画像記憶装置25を効率良く活用できる。
また、第9図に示すように転送しようとする画像ファ
イルが修正中のときには、次に登録されている画像ファ
イルを先に転送するようにするとよい。
即ち、キューの先頭の画像ファイルらか順次転送する
際に、オペレータによりその画像ファイルの画像付帯情
報の変更中であったり画像データの画像処理中である等
の画像ファイル修正中か否かの判定を行い(ステップ8
1,82)、修正中でなければその画像ファイルを転送する
(ステップ84)。修正中であれば転送せずに次の画像フ
ァイルの状態を判定し修正中でなければ先に転送する
(ステップ83,84)。転送が終了した画像ファイルの情
報はキューから削除する(ステップ85)。
例えば、ハードコピー装置29へ転送するとき、その画
像ファイルが修正中かどうかをチェックし、修正中であ
った場合には、次に登録されている画像ファイルを先に
転送する。転送が終了した時点でもう一度、その画像フ
ァイルが修正中かどうかをチェックし、修正が終了して
いればその画像ファイルをハードコピー装置29に転送す
る。
こうすることにより、画像ファイルを修正するために
転送が遅れたり、修正途中の画像ファイルが転送されて
しまうことを防止できる。
尚、画像記憶装置25を有効に活用する他の方法とし
て、画像ファイルのデータサイズの小さい順に転送する
ようにしてもよい。即ち、各外部装置への転送時、キュ
ーに登録さている画像ファイルの画像データサイズを比
較し、画像データサイズの小さい順にキューにおける登
録順を並び変え、先頭の画像ファイルを転送する。この
ように、データサイズの小さい画像ファイルを先に転送
すれば転送が早く終了し、画像記憶装置の空きエリアを
早く増やすことができる。この方法は、画像記憶装置に
確保されるエリアが画像サイズによらず固定である場合
に特に効果が大きい。尚、データサイズによる方法の場
合は、画像ファイル作成記憶後のキューへの登録時に行
っても良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、撮影前にハード
コピー枚数を予め設定できるので、撮影毎に行うオペレ
ータの操作項目が減り、オペレータの負担を軽減でき
る。これにより、オペレータの操作ミスを少なくでき、
撮影及びハードコピーを正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の要部システム構成を示
す図、第2図は同上実施例の撮影処理動作を説明するフ
ローチャート、第3図は同上実施例の登録動作を示すフ
ローチャート、第4図は同上実施例の転送動作を示すフ
ローチャート、第5図はハードコピー装置への転送動作
の具体例を示すフローチャート、第6図はハードコピー
装置の場合の転送動作の別の実施例を示すフローチャー
ト、第7図〜第8図はキュー転送動作のそれぞれ別の例
を示すフローチャート、第10図は従来装置のシステム構
成を示す図である。 1……X線照射装置、3……放射線変換パネル、6……
光電変換器、7……画像読取装置、8……コントロー
ラ、21……主制御装置、22……文字情報入力装置、23…
…文字情報表示装置、24……放射線画像入力装置、25…
…画像記憶装置、29……ハードコピー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14 G06F 3/09 - 3/12 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影時には、被写体を透過した放射線を照
    射することによって放射線画像情報の記録された放射線
    画像変換パネルから放射線画像情報を読み取り、デジタ
    ル画像データに変換する読取手段と、 該デジタル画像データに画像付帯情報を付加した画像フ
    ァイルを記憶する画像記憶手段と、 ハードコピー装置を具備する外部装置に前記画像ファイ
    ルを転送する画像ファイル転送手段と、を有する放射線
    画像撮影装置において、 撮影前に、撮影毎に必要な各種撮影条件を設定するため
    の複数の撮影方法メニューを表示する表示手段と、 前記各撮影方法メニュー内のハードコピー枚数をそれぞ
    れ設定するハードコピー枚数設定手段と、を備え、 前記画像記憶手段は、各撮影後に得られるデジタル画像
    データ毎に、前記設定された各ハードコピー枚数を画像
    付帯情報としてそれぞれ付加した画像ファイルを記憶す
    ることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 【請求項2】撮影時には、被写体を透過した放射線を照
    射することによって放射線画像情報の記録された放射線
    画像変換パネルから放射線画像情報を読み取り、デジタ
    ル画像データに変換する読取手段と、 該デジタル画像データに画像付帯情報を付加した画像フ
    ァイルを記憶する画像記憶手段と、 ハードコピー装置を具備する外部装置に前記画像ファイ
    ルを転送する画像ファイル転送手段と、を有する放射線
    画像撮影装置において、 撮影前に、接続設定された外部装置毎にハードコピー枚
    数を設定するハードコピー枚数設定手段を備え、 前記画像記憶手段は、前記設定された各ハードコピー枚
    数を記憶することを特徴とする放射線画像撮影装置。
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