JP3530210B2 - 画像出力制御装置 - Google Patents

画像出力制御装置

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JP3530210B2
JP3530210B2 JP25593393A JP25593393A JP3530210B2 JP 3530210 B2 JP3530210 B2 JP 3530210B2 JP 25593393 A JP25593393 A JP 25593393A JP 25593393 A JP25593393 A JP 25593393A JP 3530210 B2 JP3530210 B2 JP 3530210B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線画像撮影システ
ム等に用いられる画像出力制御装置に関し、特に、読取
画像に所定の処理を施して、出力装置に出力画像として
出力する画像出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線画像撮影装置としては、従来よ
り、X線撮影装置が知られているが、X線フィルムによ
る撮影、現像、診断というプロセスが必要なため、フィ
ルムの消費や現像終了までの撮影条件の良否が不明であ
る等の種々の問題があった。このようなX線撮影装置の
問題を解消するものとして、輝尽性蛍光体をX線検出器
として使用する放射線画像撮影システムが実用化されて
いる。
【0003】これは、図10に示すように構成される。
即ち、X線管等からなるX線照射装置1から照射される
X線は被検出体2を透過して放射線変換パネル3に照射
される。この放射線変換パネル3は、輝尽性蛍光体層を
有しており、この蛍光体にX線、電子線、紫外線等の励
起光が照射されると、そのエネルギの一部が照射量に応
じて蓄積される。これにより、放射線変換パネル3は被
写体2を透過したエネルギによる潜像を蓄積する。前記
放射線変換パネル3には励起光源4から可視光や赤外線
等の励起光が走査方式で照射される。この照射により、
放射線変換パネル3は蓄積されたエネルギに比例した輝
尽発光を生じる。この発光光がフィルタ5を介して光電
変換器6に入力され、光電変換器6は発光強度に比例す
る電圧信号に変換してA/D変換器7に出力する。この
A/D変換器7は、入力された電圧信号をデジタル画像
データに変換して、コントローラ8に出力する。このコ
ントローラ8は、前記デジタル画像データをメモリに記
憶させると共にCRT表示やフィルム出力のためのデー
タ入出力制御を行い、又、被写体の撮影条件の設定や画
像処理を行う。デジタル画像データは必要に応じて外部
の出力装置9に転送される。この出力装置9は、デジタ
ル画像データをフィルムに記録するハードコピー装置、
ホストコンピュータ等である。
【0004】尚、画像の読み取りが終了した放射線変換
パネル3に消去光を照射することにより、該放射線変換
パネル3を繰り返して使用することができる。以上の構
成の放射線画像撮影システムにおいては、読取画像に所
定の処理を施して、出力装置に出力画像として出力する
画像出力制御装置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
出力制御装置にあっては、所望の出力画像を得るべく、
読取画像の読取画像のサイズを所定の拡大・縮小方法で
拡大・縮小するようにしており、読取画像のサイズは一
義的に決定され、出力画像の大きさは固定されている。
【0006】しかし、必要とする出力画像は診断内容に
よって異なり、出力画像が固定される従来装置にあって
は、診断内容によって適切な出力画像を得ることができ
ない。又、従来、トリミングにより読取画像の画素数を
出力装置の出力領域の画素数に一致させるもの、或いは
出力領域中で画像領域が最大となるように読取画像を拡
大・縮小するようにしたものが知られている。
【0007】しかしながら、従来のトリミング方法にあ
っては、読取領域と出力領域の画素数の差が大きい場
合、必要な情報が欠落する虞がある。又、従来の拡大・
縮小方法にあっては、出力領域中で画像領域が最大とな
るようにしているため、画像の実際の大きさが判らなく
なるという問題がある。更に、画像をライフサイズ(画
像が原寸大)に出力する場合は、読取画像と出力装置の
画素サイズの違いや、出力装置の出力領域と、ライフサ
イズに拡大・縮小後の画像領域との大きさの違い等が実
現する上で問題となる。特に、読取画像の大きさと、読
取画素サイズを変更することのできる読取装置及び、出
力画像の大きさと、出力画素サイズを変更することので
きる出力装置を使用するシステムでは、従来の拡大・縮
小方法では、画像をライフサイズに出力することができ
ない。
【0008】一方、従来、画像出力制御装置において、
出力画像にオーバーレイ処理を行うようにしたものがあ
る。例えば、特開平4−246783号公報には、出力
装置の表示画面上の所望する領域外にオーバーレイ情報
としての観察所見を表示するようにした技術が開示され
ている。
【0009】又、オーバーレイ位置の決定方法として、
ユーザがオーバーレイ位置を指定する場合や予めオーバ
ーレイ位置が固定された場合がある。しかしながら、上
記従来のオーバーレイ処理機能にあっては、次のような
問題点があった。即ち、上述の特開平4−246783
号公報に開示された技術では、指定した所望とする領域
外にはオーバーレイ情報を表示できるが、画像領域外に
オーバーレイ情報が表示できるとは限らず、画像とオー
バーレイ情報とが重なる虞があり、診断し難くなる。
【0010】又、出力領域の大きさと画像領域の大きさ
とが異なるときに、出力領域中に余白ができるが、前記
予めオーバーレイ位置が固定された場合にあっては、こ
の余白が有効利用できず、画像とオーバーレイ情報とが
重なる虞がある。上記の余白を利用するため、余白の大
きさ、位置をユーザが確認して、上記のように、ユーザ
がオーバーレイ位置を指定する方法では、作業数が多く
なり、時間も掛かるという問題がある。
【0011】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、目的に対応して適切な拡大・縮小方法を使用
して読取画像の拡大・縮小処理を行うことにより、適切
な出力画像を得ると共に、画像の重要な部分等が欠ける
のを防止し、しかも、画像をライフサイズに的確に出力
することを目的とする。又、本発明は、画像とオーバー
レイ情報との重なりを極力小さくして、画像の確認の妨
げを防止すると共に、出力領域の大きさと画像領域の大
きさとが異なるときに、出力領域中に生じた余白を有効
利用することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、読取画像に所定の処理を施して、出力装置に
出力画像として出力する画像出力制御装置であって、
記読取画像の画素サイズを指定する読取画素サイズ指定
手段と、前記読取画像の大きさを指定する読取画像指定
手段と、前記出力装置の画素サイズを指定する出力画素
サイズ指定手段と、前記出力装置の出力領域の大きさを
指定する出力領域指定手段と、指定された読取画像の画
素サイズと指定された出力装置の画素サイズとから第1
の拡大・縮小率を算出する第1の拡大・縮小率算出手段
と、指定された読取画像の大きさに基づく縦画素数と指
定された出力領域の大きさに基づく縦画素数とから第2
の拡大・縮小率を算出する第2の拡大・縮小率算出手段
と、指定された読取画像の大きさに基づく横画素数と指
定された出力領域の大きさに基づく横画素数とから第3
の拡大・縮小率を算出する第3の拡大・縮小率算出手段
と、前記第1、第2及び第3の拡大・縮小率を比較し
て、最小の拡大・縮小率を選択する選択手段と、選択さ
れた拡大・縮小率に基づいて読取画像を拡大・縮小して
出力画像サイズを決定する出力画像サイズ決定手段と、
を有して構成した。
【0013】
【0014】
【0015】請求項に係る発明は、前記出力領域中の
画像領域の位置を指定する画像領域位置指定手段と、前
記出力画像サイズ決定後の読取画像を指定された画像領
域位置に位置させる画像位置設定手段と、有する構成と
した。請求項に係る発明は、オーバーレイ情報を指定
するオーバーレイ情報指定手段と、前記出力領域中の画
像領域に基づいて前記オーバーレイ位置を設定するオー
バーレイ位置設定手段と、前記オーバーレイ情報とオー
バーレイ位置とに基づいて出力画像にオーバーレイ処理
を行うオーバーレイ処理手段と、を有する構成とした。
【0016】
【作用】請求項1に係る発明では、指定された読取画像
の画素サイズと指定された出力装置の画素サイズとから
第1の拡大・縮小率を算出し、指定された読取画像の大
きさに基づく縦画素数と指定された出力領域の大きさに
基づく縦画素数とから第2の拡大・縮小率を算出し、指
定された読取画像の大きさに基づく横画素数と指定され
た出力領域の大きさに基づく横画素数とから第3の拡大
・縮小率を算出し、前記第1、第2及び第3の拡大・縮
小率を比較して、最小の拡大・縮小率を選択し、選択さ
れた拡大・縮小率に基づいて読取画像を拡大・縮小して
出力画像サイズを決定する。これにより、ライフサイズ
を越えない範囲で最大に拡大・縮小することができるの
で、画像を過度に拡大・縮小することなく、ライフサイ
ズ以下の最大サイズの画像を容易に出力することができ
る。請求項2に係る発明では、前記出力領域中の画像領
域の位置を指定し、前記出力画像サイズ決定後の読取画
像を指定された画像領域位置に位置させる。このよう
に、画像領域位置を指定することにより、診断し易い位
置や、その病院等で従来のX線撮影で慣例になっている
出力方法に合わせることができる請求項3に係る発明
においては、画像領域外にオーバーレイ情報が表示で
き、画像とオーバーレイ情報とが重なる虞がなくなり、
診断し易くなる。
【0017】
【0018】
【0019】又、出力領域の大きさと画像領域の大きさ
とが異なるときに、出力領域中にできた余白を有効利用
でき、画像とオーバーレイ情報とが重なる虞がない。
【0020】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図発明の画像出力制御装置の一実施例を
適用した放射線画像撮影シテスムのブロック図を示して
いる。この図において、放射線画像撮影シテスムは、放
射線画像入力装置(以下、リーダと言う)11と、主制
御装置(以下、コントローラと言う)12と、デジタル
画像データを表示する例えばCRTディスプレイ等の画
像用表示装置(以下、CRTと言う)13と、例えばレ
ーザイメージャ14等のハードコピー装置と、ホストコ
ンピュータ15と、例えば光磁気ディスク(MOD)等
の画像記憶装置16と、X線装置17と、例えばRIS
18や磁気ガードリーダ等の患者情報入力装置と、から
構成される。
【0021】前記リーダ11は、被写体の放射線画像情
報が蓄積記録される輝尽蛍光体パネルからの読み取り情
報をデジタル画像データに変換して得る。前記コントロ
ーラ12は、放射線画像撮影システム全体の動作を制御
するもので、ユーザが操作するマンマシンインターフェ
ースであり、詳細には、 (1)ユーザが撮影予約の操作を行う。
【0022】(2)ユーザが撮影の操作を行う。 (3)リーダ11により読み取られた画像データを受信
する。 (4)画像データを一時保存する。 (5)出力画像を形成する。 (6)出力装置に転送する。
【0023】という機能を有している。かかるコントロ
ーラ12は、撮影制御部Aと、読取制御部Bと、出力制
御部Cと、から構成される。次に、コントローラ12の
各制御部A〜Cの機能及び構成について説明する。前記
撮影制御部Aの機能は、マンマシンインターフェース
(撮影予約、撮影等の操作制御)と、システム全体の管
理、制御(撮影/読取/出力制御各部の管理、システム
情報の保存、管理)と、撮影情報のオンライン入力(R
IS18、X線装置17、磁気カードリーダ等の情報入
力装置の制御)と、である。
【0024】撮影制御部Aは、図に示すように、CP
U21と、例えばキーボード22等の文字入力装置と、
例えば液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の文字
情報表示装置(以下、CRTと言う)23と、例えばタ
ッチパネル等の入力装置24と、例えばハードディスク
等の記憶装置25と、例えばフロッピーディスク(登録
商標)、光磁気ディスク等のリムーバブル記憶装置26
と、RIS18やX線装置17と情報をオンラインで入
出力するためのインターフェイス27と、読取制御部B
との通信を行う読取制御部インターフェイス28と、出
力制御部Cとの通信を行う出力制御部インターフェイス
29と、から構成されている。
【0025】前記キーボード22は、画像処理指令や被
写体のID情報を入力する。前記CRT23は、ID情
報や撮影条件、間引き画像等を出力する。前記入力装置
24は、前記CRT23の表面に取り付けられ、情報を
入力する。前記記憶装置25は、システム情報、撮影予
約ファイル、画像ヘッダファイルを保存する。
【0026】前記リムーバブル記憶装置26は、記憶装
置25に記憶されている情報をオフラインで入出力す
る。前記読取制御部Bの機能は、リーダ11の制御(リ
ーダ11から画像データを入力、シェーディング補正、
フェーディング補正、ムラ補正、残光補正)と、撮影制
御部Aへの間引き画像データ(表示、画像処理用)の転
送と、出力制御部Cへの画像データ転送と、である。
【0027】読取制御部Bは、図に示すように、CP
U21と、リーダ11を制御し、画像データを受信する
リーダインターフェイス32と、シェーディング補正、
フェーディング補正、ムラ補正、残光補正を行う入力画
像補正装置33と、リーダ11からの画像データを一時
的に格納する画像用メモリ34と、出力制御部Cとの通
信を行う出力制御部インターフェイス35と、撮影制御
部Aとの通信を行う撮影制御部インターフェイス36
と、撮影制御部Aへ転送する間引き画像作成装置37
と、から構成されている。
【0028】ここで、前記出力制御部Cの機能は、読取
制御部Bからの画像データ入力と、画像データの一時保
存と、撮影制御部Aからの画像ヘッダファイル入力と、
出力画像の形成と、出力装置への画像ファイル転送と、
である。出力制御部Cは、図に示すように、CPU2
1と、画像用メモリ34と、画像用記憶装置43と、読
取制御部Bとの通信を行う読取制御部インターフェ
44と、撮影制御部Aとの通信を行う撮影制御部インタ
ーフェス45と、ホストコンピュータ15と通信を行
うホストインターフェス46と、イメージャ14と通
信を行うイメージャインターフェス47と、MOD等
の外部画像記憶装置16と通信を行う外部画像記憶装置
インターフェス48と、出力画像形成装置49と、制
御ソフト、テーブル等を保管するシステム用記憶装置5
0と、画像データを表示する画像用表示装置13と、か
ら構成されている。前記ホストコンピュータ15、イメ
ージャ14、MOD等の画像記憶装置16と、画像用表
示装置13は出力装置に相当する。
【0029】ここで、前記画像用記憶装置43は、読取
画像データを転送終了まで保管し、又、読取制御部Bか
らの入力画像データ、階調処理・拡大・縮小等を施した
出力画像データを保管するものである。前記画像用メモ
リ34は、表示のための表示用画像データを一時的に保
管するものである。
【0030】前記出力画像形成装置49は、周波数処
理、階調処理、拡大・縮小処理、オーバーレイ等を行う
ものであり拡大・縮小手段とオーバーレイ処理手段と
を含んで構成される。ここで、前記撮影制御部Aにおい
ては、CPU21に、読取画像の画素サイズを指定する
第1の指定手段(読取画素サイズ指定手段に相当する)
と、読取画像の大きさを指定する第2の指定手段(読取
画像指定手段に相当する)と、出力装置の画素サイズを
指定する第3の指定手段(出力画素サイズ指定手段に相
当する)と、出力装置の出力領域の大きさを指定する第
4の指定手段(出力領域指定手段に相当する)と、第1
の指定手段により指定された読取画像の画素サイズと第
3の指定手段により指定された出力装置の画素サイズ、
及び第2の指定手段により指定された読取画像の大きさ
と第4の指定手段により指定された出力領域の大きさ、
に基づいて、読取画像を拡大・縮小する複数種の拡大・
縮小手段のうち一つを選択して指定する第5の指定手段
(選択手段に相当する)と、第5の指定手段により指定
された拡大・縮小手段により読取画像を拡大・縮小して
画像サイズを決定する画像サイズ決定手段と、出力領域
中の画像領域の位置を指定する第6の指定手段(画像領
域位置指定手段に相当する)と、がソフトウェア的に装
される。
【0031】又、前記出力制御部Cにおいては、CPU
21に、サイズ決定後の読取画像を前記第6の指定手段
により指定された画像領域位置に位置させる画像位置設
定手段がソフトウェア的に装備される。更に、前記撮影
制御部Aにおいては、CPU21に、各出力装置(ホス
トコンピュータ15、イメージャ14、MOD等の画像
記憶装置16、CRT13)の出力領域を指定する出力
領域指定手段と、出力領域中の画像領域を指定する画像
領域指定手段と、オーバーレイ情報を指定するオーバー
レイ情報指定手段と、画像領域に基づいて前記オーバー
レイ位置を設定するオーバーレイ位置設定手段と、がソ
フトウェア的に装備される。
【0032】ここで、発明の画像出力制御装置の実施
例の機能について説明する。前記読取画像の画素サイズ
は、第1の指定手段により、予め画素サイズを設定して
ある通常/高精細/自由から選定して指定される。例え
ば、通常は175μm、高精細は87.5μm、自由は
200μmである。前記読取画像は、画素サイズ、読取
サイズ(半切/大角/大四/四切り/六切り)、読取向
き(縦/横)の組み合わせにより決定され、各組み合わ
せ毎に、読取画像の大きさである縦・横画素数Rpx,
Rpyを予め設定しておき、これを第2の指定手段で選
択して指定する。
【0033】前記出力装置の画素サイズは、出力装置固
有の値であるから、出力装置の接続時に、接続された出
力装置の画素サイズを第3の指定手段により指定する。
尚、出力装置の画素サイズは、例えば85μmである。
前記出力領域は、サイズ(半切/大角/大四/四切り/
六切り)、向き(縦/横)、出力モード(通常出力/2
分割縦/2分割横/3分割・・・)の組み合わせにより
決定され、各組み合わせ毎に、出力領域の大きさである
縦・横画素数Opx,Opyを予め設定しておき、これ
第4の指定手段で選択して指定する。
【0034】読取画像中のトリミング位置は、後述する
トリミング位置指定手段により、左上詰/上中央詰め/
右上詰め/左中央/中央/右中央/左下詰め/下中央詰
め/右下詰め)から選択して指定する。前記出力領域中
の画像領域位置は、第6の指定手段により、(左上詰/
上中央詰め/右上詰め/左中央/中央/右中央/左下詰
め/下中央詰め/右下詰め)から選択して指定する。
【0035】前記拡大・縮小手段としては、次の第1〜
第4の拡大・縮小手段の4つが設けられている。 第1の拡大・縮小手段:トリミング 第2の拡大・縮小手段:最大に拡大・縮小 第3の拡大・縮小手段:ライフサイズに拡大・縮小後に
トリミング 第4の拡大・縮小手段:ライフサイズを越えない範囲で
最大に拡大・縮小 かかる拡大・縮小手段のうちの一つを、前記第5の指定
手段により、選択して指定する。
【0036】ここで、第1〜第4の拡大・縮小手段のう
ち第3及び第4の拡大・縮小手段夫々の構成と作用を詳
述する。第3の拡大・縮小手段は、第1の指定手段によ
り指定された読取画像の画素サイズと第3の指定手段に
より指定された出力装置の画素サイズとから拡大・縮小
率を算出する拡大・縮小率算出手段を備え、該拡大・縮
小率に基づいて画像を拡大・縮小すると共に、前記拡大
・縮小後に第2の指定手段により指定された読取画像の
大きさを前記第4の指定手段により指定された出力領域
の大きさに一致させるように読取画像をトリミングする
トリミング手段と、読取画像中のトリミング位置を指定
するトリミング位置指定手段と、を備えて構成される。
【0037】前記拡大・縮小率算出手段は、「読取画像
の画素サイズ÷出力装置の画素サイズ」を演算して拡大
・縮小率を求める。第4の拡大・縮小手段は、第1の指
定手段により指定された読取画像の画素サイズと前記第
3の指定手段により指定された出力装置の画素サイズと
から第1の拡大・縮小率を算出する第1の拡大・縮小率
算出手段と、第2の指定手段により指定された読取画像
の大きさに基づく縦画素数と前記第4の指定手段により
指定された出力領域の大きさに基づく縦画素数とから第
2の拡大・縮小率を算出する第2の拡大・縮小率算出手
段と、第2の指定手段により指定された読取画像の大き
さに基づく横画素数と前記第4の指定手段により指定さ
れた出力領域の大きさに基づく横画素数とから第3の拡
大・縮小率を算出する第3の拡大・縮小率算出手段と、
前記第1、第2及び第3の拡大・縮小率を比較して、最
小の拡大・縮小率を選択する選択手段と、を備え、前記
選択された拡大・縮小率に基づいて読取画像を拡大・縮
小するように構成されている。
【0038】前記第1の拡大・縮小率算出手段は、「読
取画像の画素サイズ÷出力装置の画素サイズ」を演算し
て第1の拡大・縮小率を求める。前記第2の拡大・縮小
率算出手段は、「出力領域の縦画素数÷読取画像の縦画
素数」を演算して第2の拡大・縮小率を求める。前記第
3の拡大・縮小率算出手段は、「出力領域の横画素数÷
読取画像の横画素数」を演算して第3の拡大・縮小率を
求める。
【0039】尚、拡大撮影の場合は、上記演算に使用す
る読取画像の画素サイズは、拡大撮影率を指定する拡大
撮影率指定手段により指定された拡大撮影率を使用し
て、「実際の読取画像の画素サイズ÷拡大撮影率」を演
算して求めるようにする。前記トリミング手段は、次の
ようにして拡大・縮小後に読取画像の大きさを出力領域
の大きさに一致させるように読取画像をトリミングす
る。
【0040】即ち、画像領域の縦・横画素数を次のよう
にして求める。 画像領域の縦画素数=min〔読取画像縦画素数×拡大
・縮小率,出力領域縦画素数〕 画像領域の横画素数=min〔読取画像横画素数×拡大
・縮小率,出力領域横画素数〕 そして、画像領域の縦・横画素数よりも、読取画像縦・
横画素数×拡大・縮小率の方が大きい場合は、指定され
たトリミング位置に基づいてトリミングする。
【0041】ここで、本実施例においては、上述した読
取画像の画素サイズ、読取画像の大きさ、出力装置の画
素サイズ、出力装置の出力領域の大きさ、拡大・縮小手
段等の各撮影条件を予め複数登録した撮影条件キーを設
け、撮影条件キーにより指定された処理条件に基づいて
処理を行うようにする。例えば、撮影条件キーの「胸部
正面」に、 読取サイズ:半切 読取向き:縦 読取画素サイズ:通常(175μm) 拡大撮影率:1.0 で、イメージャ14では、 出力サイズ:半切 出力向き:縦 出力画素サイズ:85μm トリミング位置:上中央詰め 画像領域位置:中央 拡大・縮小手段:第3の拡大・縮小手段(ライフサイズ
に拡大・縮小後にトリミング) ホストコンピュータ15では、 出力サイズ:半切 出力向き:縦 出力画素サイズ:175μm トリミング位置:上中央詰め 画像領域位置:上中央詰め 拡大・縮小手段:第1の拡大・縮小手段(トリミング) と設定しておく。
【0042】このように、各処理条件を予め登録した複
数の撮影条件キーを設け、撮影条件キーにより指定され
た処理条件に基づいて処理を行うようにすれば、例え
ば、上記撮影条件キーの「胸部正面」を選択して指定す
るだけで、上記処理条件が自動設定される。かかる構成
の作用について説明する。
【0043】前記第3の拡大・縮小手段を用いて、ライ
フサイズに拡大・縮小後、トリミングを行う場合は、こ
の第3の拡大・縮小手段による各処理条件を決定する。
次に、拡大・縮小率を求め、読取画像をこの拡大・縮小
率で拡大・縮小して、出力画像を求め、トリミング手段
により上述したようにトリミングする。そして、出力装
置の出力領域中に画像を書き込むことにより、出力画像
が作成される。
【0044】前記第4の拡大・縮小手段を用いて、ライ
フサイズを越えない範囲で、最大に拡大・縮小する場合
は、この第4の拡大・縮小手段による各処理条件を決定
する。次に、拡大・縮小率を求め、読取画像をこの拡大
・縮小率で拡大・縮小して、出力画像を求め、出力装置
の出力領域中に画像を書き込むことにより、出力画像が
作成される。
【0045】次に、第2の発明の画像出力制御装置の一
実施例の機能について説明する。前記出力領域は、サイ
ズ(半切/大角/大四/四切り/六切り)と向き(縦/
横)とで決定され、これらを出力領域指定手段で選択し
て指定する。前記画像領域は、出力領域中の位置と大き
さ(縦・横画素数)とで決定される。
【0046】出力領域中の画像領域の位置は、(左上詰
/上中央詰め/右上詰め/左中央/中央/右中央/左下
詰め/下中央詰め/右下詰め)から選択して指定する。
又、大きさは、読取画像の大きさと拡大・縮小率とから
算出される。これら出力領域中の画像領域の位置と大き
さを画像領域指定手段で選択して指定する。
【0047】オーバーレイ情報は、画像に上書きする文
字・グラフィックに関する情報、例えば、「R」(右で
あることを示す文字)、「L」(左であることを示す文
字)、AP及びPA(被写体に対してX線の照射方向)
を画像に上書きするかどうかの情報であり、オーバーレ
イ情報を指定する手段は、画像に上書きする情報の種類
を指定する。
【0048】即ち、前記「R」又は「L」の文字を画像
に上書きするか否かを指定する。AP又はPAの文字を
画像に上書きするか否かを指定する。目盛りを画像に上
書きするか否かを指定する。コメント(患者に関する情
報や、画像に関する情報)を画像に上書きするか否か、
又、予め数種(縦型,横型等)に設定されたコメントの
フォーマットを選択して指定する。
【0049】かかる構成の作用について説明する。オー
バーレイ位置は、画像領域位置に基づいてオーバーレイ
位置設定手段により自動的に決定される。例えば、オー
バーレイ位置は以下の2方法のうち予め指定された方法
で自動決定される。
【0050】方法1:出力領域の中心点を対称点とし
て、画像領域と点対称の位置 方法2:出力領域の2分割線を対称線として線対称の位
置 尚、オーバーレイ位置が「下詰め」に決定されたとき、
実際にどのアドレスに位置するかは、オーバーレイ種類
毎に予め決定しておく。又、画像確認後、画像上の重要
な部分にオーバーレイ情報が重なっている等、不都合が
あれば、マニュアル入力により微調整できる。
【0051】ここで、具体的なオーバーレイ位置決定方
法について説明する。出力画像領域が大角サイズ、出力
領域が半切サイズ、Rの文字をオーバーレイ指定、オー
バーレイ位置決定方法を前記方法2としたときの例で
は、 (1)画像位置を「上詰め」に指定したとき余白は下部
に形成される。このとき、「R」は「下詰め」に自動設
定される(図(A)参照)。
【0052】(2)逆に、画像位置を「下詰め」に指定
したとき余白は上部に形成される。このとき、「R」は
「上詰め」に自動設定される(図(B)参照)。次
に、かかる放射線画像撮影システムの全体の作用につい
て説明する。先ず、放射線画像撮影システムで扱う情報
について説明する。即ち、本システムで扱う情報は以下
の(1)〜(5)の5つに分類される。
【0053】尚、補正済画像データ、画像処理済画像デ
ータ以外の各情報は撮影制御部Aに記憶される。 (1)撮影情報 X線撮影を行い、画像データを得て、画像ファイルとし
て出力装置に出力するための情報 a.リーダ読取条件 リーダ11での読取方法、即ち、読取領域、読取画素サ
イズ、読取感度等 b.X線装置17の情報 c.画像処理情報 階調処理、周波数処理に関する情報 d.出力装置の情報 画像データを再生・出力する出力装置に関する情報 出力装置毎に出力領域、拡大・縮小率、出力フォーマッ
ト(マルチフォーマット、分割撮影フォーマット)、オ
ーバーレイ、階調処理及び周波数処理の有無等を指定す
る。
【0054】e.オーバーレイ情報 AP/PA・R/L・コメント等のオーバーレイの有無
・位置等 f.特殊指定 プロテクト 画像転送後も、プロテクトを外すまでの画像ファイルを
保存する。
【0055】保留(ペンディング) 転送を保留する。後で画像を見直してから転送したい場
合に指定する。 優先(緊急) 緊急撮影の場合等優先的に転送したい場合に指定する。
キューの先頭に登録される。
【0056】(2)患者情報 a.患者ID情報 患者ID番号、氏名、性別、生年月日等 b.オーダー情報 医師が撮影依頼をする情報 患者の状態に関する情報、検査依頼に関する日時・方法
の指示等 (3)撮影実施情報 撮影した結果に関する情報 a.撮影結果 撮影日時、撮影番号等 b.画像処理結果 画像処理パラメータ算出結果 出力時にこの結果に基づき画像データを画像処理する。
【0057】c.システム情報 撮影が行われた時点でのシステム構成等、システム情報
の一部 (4)システム情報 システムを管理・制御するための情報 システムの構成(接続されている出力装置、その名称) システムを構成する機器を制御するためのパラメータ、
テーブル リーダ11の情報、イメージャ14の情報、HOST1
5の情報等、出力装置に関する設定情報 (5)画像データ a.表示・画像処理用の間引き画像データ b.シェーディング、フェーディング、ムラ補正等の補
正済画像データ c.階調処理、周波数処理等の出力画像データ d.補正済画像データ、画像処理済画像データは出力制
御部Cに保存される。
【0058】次に、放射線画像撮影システムで扱うファ
イルについて説明する。即ち、本システムで扱うファイ
ルは以下の(1)〜(7)の7つに分類される。 (1)撮影条件キーファイル 撮影条件キーは撮影方法を予めセットしておくキーであ
り、撮影条件キー毎に対応した撮影条件キーファイルを
持つ。
【0059】撮影条件キーファイルは上記撮影情報のみ
で構成される。撮影部位(肺野、腹部、頭部等)、撮影
体位(立位、臥位等)、撮影方向(正面、側面)、患者
の特徴(性別、年齢、体格等)、病名等により分類し、
夫々に対応した名称、撮影情報を予めセットしておく。
撮影時には最も適した条件を一つ選べば良い。
【0060】(2)予約ファイル 撮影予約に関する情報が保存されるファイルである。一
撮影毎に予約ファイルが一つ作成される。予約ファイル
は、撮影条件キーで選択された撮影情報と、患者情報と
で構成される。
【0061】(3)画像ヘッダファイル 撮影終了後作成される。画像ヘッダはその撮影情報、患
者情報、撮影実施情報で構成される。撮影情報、患者情
報、撮影実施情報を参照、変更する場合は撮影制御部A
に保存されている画像ヘッダファイルを参照する。
【0062】(4)間引き画像ファイル 画像データを何分の一かに間引きし、縮小したデータで
ある。間引き率は縮小後の1画素が予め指定された同一
長さになるように決定する。これにより、読取画素サイ
ズの違いを間引き後の画像で補正できる。撮影制御部A
に保存される。
【0063】画像処理パラメータの算出は撮影制御部A
の間引き画像で行われ、出力制御部Cに保存されている
画像データは使用しない。撮影制御部AのCRT23に
表示されるデータはこの間引き画像を使用し、出力制御
部Cに保存されている画像データは使用しない。 (5)画像データファイル 出力制御部Cに、読取制御部Bから受信した補正済画像
データが保存される。
【0064】(6)出力画像データファイル 周波数処理・階調処理・オーバーレイ・回転・拡大・縮
小のうち指定された処理を施した出力画像データのファ
イルで、必要なときのみ指定して保存する。出力画像デ
ータを予め作成して保存しておくことにより、出力装置
への転送時の処理時間短縮を図れる。ファイルを記憶で
きる容量を考慮して、どの処理を施した出力画像データ
を保存するかを指定する。
【0065】尚、この出力画像データを保存については
後に詳述する。 (7)システムファイル 前記システム情報をファイル化したものである。次に、
放射線画像撮影システムにおける主な情報の入出力方法
と表示方法について説明する。
【0066】(1)読取領域の設定 読取領域は、輝尽性蛍光体に蓄積されたX線画像を、画
像データに変換する領域である。撮影する部位に応じて
適切な領域を指定する。この場合、読取サイズ(半切/
大角/大四/四切り/六切り),向き(縦/横),位置
(左上詰め/上中央詰め/右上詰め/左中央/中央/右
中央/左下詰め/下中央詰め/右下詰め)を指定する。
読取領域は、予め、前記撮影条件キーファイルに登録し
ておく。
【0067】撮影条件キーが選択されると、予め指定さ
れた条件で読取領域がCRT23上に表示される。CR
T23上の読取領域表示エリアの大きさを読取における
最大読取領域(通常、半切サイズ)とする。指定された
読取サイズ・向き・位置から読取領域を決定し、読取領
域表示エリアにグラフィック表示する。
【0068】これにより、適切な読取サイズ・向き・位
置の選択・確認を行うことができる。X線装置17から
照射領域を受信し、読取領域表示エリアに同時表示す
る。読取領域と照射領域を比較し、位置が大きく異なる
場合は、メッセージを表示して警告を行う。
【0069】(2)出力領域の設定 出力領域は出力装置へ出力する領域である。出力サイズ
(半切/大角/大四/四切り/六切り),向き(縦/
横),トリミング位置(左上詰め/上中央詰め/右上詰
め/左中央/中央/右中央/左下詰め/下中央詰め/右
下詰め),出力位置(左上詰め/上中央詰め/右上詰め
/左中央/中央/右中央/左下詰め/下中央詰め/右下
詰め),拡大・縮小手段(トリミング/ライフサイズ+
トリミング/最大サイズ)を指定する。出力領域は、予
め、前記撮影条件キーファイルに登録しておく。
【0070】撮影条件キーが選択されると、予め指定さ
れた条件で出力領域、出力画像領域が決定され、CRT
23上に表示される。CRT23上の出力領域表示エリ
アの大きさを出力における最大出力領域(通常、半切サ
イズ)とする。出力領域、出力画像領域を、出力領域表
示エリアにグラフィック表示する。
【0071】これにより、適切な出力領域、出力画像領
域の選択・確認を装置毎に行うことができる。図はマ
ルチフォーマット出力での画像の表示例を示し、図
分割撮影出力での画像の表示例を示している。 (3)オーバーレイ情報の設定 「AP」、「PA」、「R」、「L」、コメント、目盛
り等をオーバーレイするか否かを、又、どの位置にオー
バーレイするかを指定する。予め撮影条件キーファイル
に登録する。CRT23上の出力領域表示エリアに、出
力画像を表示し、そこにオーバーレイ情報をグラフィッ
ク表示する。出力領域表示エリアのオーバーレイしたい
ところをタッチするとオーバーレイのグラフィックがそ
の部位に移動する。これにより、適切なオーバーレイの
選択、位置の指定ができ、オーバーレイに隠れて見えな
い部分がないことを確認できる。オーバーレイにより診
断に不都合が生じる場合は移動できる。
【0072】(4)オーバーレイ位置の自動決定 オーバーレイ位置を自動決定するように指定する。出力
領域中の出力画像領域の位置によりオーバーレイ位置を
自動決定する。出力位置と線対称又は点対称にオーバー
レイする。これにより、画像と重なる部分が減る。
【0073】(5)RIS18からのオンライン情報入
出力 医師からのオーダーを入力する。この入力したオーダー
を、本システムのフォーマットに変換し、予約ファイル
に保存する。撮影部位、撮影方法を対応する撮影条件キ
ー変換する。画像ヘッダファイルをRIS18側フォー
マットに変換し出力する。
【0074】(6)X線装置17からのオンライン情報
入出力 撮影前に設定されている撮影条件、照射領域を入力す
る。この情報が、撮影条件キーで決定される情報と一致
しない場合にはメッセージで警告する。撮影後、実際に
撮影に使用した撮影条件をX線装置17から入力し、画
像ヘッダファイルに保存する。
【0075】撮影前に、撮影条件キーに設定されている
X線装置17の情報をX線装置17側フォーマットに変
換し、X線装置17に送信する。X線装置17は指定さ
れた撮影条件をセットする。このとき、読取領域を照射
領域として指定することで、適切な照射領域を設定でき
る。
【0076】(7)予約リスト設定 撮影予約を予約順にリストとして表示することができ
る。撮影終了後、予約リストの先頭に登録されている撮
影予約が、自動的に撮影対象としてセットされる。撮影
済予約は消去されず、指定した数まで保存される。これ
により、ハードコピー確認後の再撮影等、同一患者、同
一条件での再撮影が簡単に行える。
【0077】次に、放射線画像撮影システムにおいて実
行される撮影の種類について説明する。 (1)通常撮影 フィルムによるX線撮影と同様に一回の撮影で一画像を
出力する。 (2)セット撮影 患者情報を1回入力し、複数の撮影条件キーが撮影順に
登録されているセット撮影キーを一度選択する。これに
より、セット撮影キーに登録された複数の撮影が自動的
に予約される。
【0078】セット撮影を指定することにより、プリセ
ットされた複数の条件での撮影を自動予約でき、同一患
者の複数枚撮影を簡単に予約できる。例えば、セット撮
影キーの一つに「胸部正面」用の撮影条件キー、「胸部
側面」用の撮影条件キーを登録し、「胸部」という名称
を付ける。患者情報入力後、セット撮影キーの「胸部」
を選択すると、同一患者情報で撮影情報が「胸部正面」
と、「胸部側面」の2つの予約ファイルが作られ、予約
リストに登録される。
【0079】(3)疑似撮影 撮影条件キーにプリセットする。セット撮影キーを使用
すれは、連続した撮影に疑似撮影を登録することがで
き、設定の間違いを防止できる。1回の撮影で数種類の
処理画像を得る。直前に撮影した画像又は以前に撮影し
た画像の中から選択した画像の間引き画像を使用し、前
回とは違う処理方法、パラメータで画像処理を行う。
【0080】例えば、胸部の画像を撮影し、肺野に適し
た画像処理を行った後、疑似撮影で腹部に適した処理を
行う。これにより、一回の撮影で、肺野・腹部に適した
2画像の出力を得ることができる。 (4)マルチフォーマット撮影 撮影条件キーにプリセットする。セット撮影キーを使用
すれば、連続した撮影にマルチフォーマット登録で
き、設定の間違いを防止できる。
【0081】撮影順に自動的に位置が設定される。図
はマルチフォーマット出力での画像位置を示している。 (5)分割撮影 撮影条件キーにプリセットする。セット撮影キーを使用
すれば、連続した撮影に分割撮影を登録でき、設定の間
違いを防止できる。
【0082】複数撮影をトリミングで1枚に合成し、出
力する。図は分割撮影出力での画像位置を示してい
る。次に、撮影予約手順について説明する。撮影予約手
順の入力は、システムが設置された施設の環境によって
次の(1)〜(3)の3通りの方法がある。
【0083】(1)オンラインによる入力方法 患者情報・撮影情報等撮影に必要な情報は殆どRIS1
8からオンラインで入力される。通常、キーボード22
は必要ではなく、RIS18からの情報に含まれていな
い情報を入力したい場合のみ、キーボード22を使用す
る。前記患者情報は、医師等からのオーダーをオンライ
ンで入力し、撮影しながらでもマルチタスクにより予約
される。
【0084】通常、その施設毎に患者に関して必要な情
報が全て取り込めるようにセッティングする。前記撮影
情報は、医師等からのオーダーを患者情報と共にオンラ
インで入力する。医師は、オーダーの際、撮影条件キー
の中から最も適した撮影条件キーを選択する。
【0085】又は、医師が指定したオーダーに最も適し
た撮影条件キーを自動的に選択する。 (2)磁気カード、バーコード等による入力方法 ID番号、患者名等必要最小限の情報のみオンラインで
入力される。カードに含まれていない情報を入力したい
場合は、キーボード22が必要となる。
【0086】患者情報は、撮影に関して必要最小限の情
報を磁気カード等から読み込む。必要であれば、キーボ
ードから付随情報を入力する。撮影情報は、前回の撮影
に使用した撮影条件キーが自動的に選択される。変更し
たい場合は、撮影条件キーの中から選択する。 (3)キーボード22による入力方法 必要な情報は全てキーボード22で入力する。
【0087】患者情報は、キーボード22から入力を行
う。患者ID番号や患者名を全て手入力するのは時間が
かかるため、患者ID番号を撮影枚数(何枚目の撮影
か)、撮影時刻等から自動作成するモードを使用して、
紙に書かれたオーダーと対応をとることができる。撮影
情報は、前回の撮影に使用した撮影条件キーが自動的に
選択される。変更する場合は、撮影条件キーの中から選
択する。
【0088】次に、ユーザーが実際に撮影する手順と撮
影時のシステム動作について説明する。先ず、撮影には
撮影条件キーを選択する。撮影手順は以下の通りであ
る。 1.前の撮影が終了する、又は撮影モードに入ると、次
の撮影のための画面となり、先頭に予約されている撮影
の撮影情報が表示される。
【0089】2.予約がない場合、ここで撮影条件キー
を選択する。デフォルトは、前回撮影に使用した撮影条
件キーである。撮影のための情報が不足しているときに
は、ここで必要な情報を入力する。 3.画面に表示されている患者情報、撮影情報を見て、
正しく設定されているか否かを確認する。
【0090】4.技師はフィルムによるX線撮影と同様
に撮影する。 5.撮影された画像が読取と並行して順次、画面上に表
示される。 6.階調処理が行われ、再表示される。 7.構成の成否及び処理の成否がメッセージ表示され
る。 8.画像、メッセージより正常に撮影されたことを確認
し、撮影終了のためのキーを押す。
【0091】9.撮影が失敗した場合は、再撮影のため
のキーを押す。撮影時のシステム動作は以下の通りであ
る。 1.撮影モードに入る(撮影モードキーを押す)。 2.予め、予約されている(予約ファイルがある)場合
は、予約ファイルを管理するキューの先頭に登録されて
いる予約内容が画面に表示される。
【0092】3.予約がない場合は、前回撮影の撮影条
件キーが自動的に選択される。必要であれば、撮影条件
キーの再選択・修正、患者情報の入力を行う。 4.X線照射装置の撮影スイッチを押すことにより撮影
が開始される。 5.X線照射装置からX線が被写体に照射され、リーダ
11内の輝尽発光体パネルに蓄積された放射線画像が励
起光の走査により、デジタル画像情報としてリーダに読
み取られる。
【0093】6.読取制御部Bはリーダ11から画像デ
ータを受信し、補正処理をリアルタイムで行いながら、
画像用メモリに格納する。 7.フレームメモリに格納された画像データは、予め指
定された間引き率で間引きされ、間引き画像データはし
て撮影制御部Aに転送される。 8.撮影制御部Aでは順次、間引き画像がCRT23に
表示される。
【0094】9.読取及び表示終了後、デジタル画像情
報は撮影条件キーによって予め指定された方法で画像処
理され再表示される。画像処理には間引き画像が利用さ
れる。 10.撮影の成否、処理の成否を自動的に判断してメッ
セージを表示する。 11.これと同時に出力制御部Cに画像データが転送さ
れ、画像用メモリ34に格納される。 12.出力制御部Cでは順次、画像記憶装置43に一時
記憶される。 13.出力制御部CにCRT13が接続されている場合
は順次表示され、表示終了後は階調処理された画像を再
表示する。 14.読取が終了すると、予約ファイル・撮影実施情報
が、画像ヘッダファイルとして撮影制御部Aに保存され
る。 15.間引き画像データが間引き画像ファイルとして撮
影制御部Aに保存される。 16.撮影制御部Aの画像ヘッダファイル・間引き画像
データファイルと、出力制御部Cの画像データとは、共
通の固有番号で対応付けされて管理される。 17.これらのファイルの保存はリーダ11による読取
終了後、オペレータの確認動作の前に自動的に行われ
る。これは、読取終了直後に事故・オペレータの操作ミ
ス等により電源が落ちたり、システムに故障が起こった
場合も、撮影した画像が損失しないためである。 18.読取終了後、オペレータの操作が可能になる。 19.オペレータが、画像表示装置に表示された放射線
画像を見て正常撮影と判断した場合は、文字情報入力装
置により撮影終了を確認するためのキー(次撮影キー)
を入力し、撮影が終了する。 20.患者情報、画像処理方法、出力方法等を変更した
い場合には、文字情報入力装置から新たな情報を入力す
ることができる。 21.次撮影キーが押されると撮影は終了し、以下の処
理がなされる。 22.予約ファイルが撮影済予約ファイルとして撮影制
御部Aに保存される。 23.次撮影キーが押されるまでに情報の変更があった
場合には、読取終了時点で保存した画像ヘッダファイル
を更新する。 24.撮影が終了した画像は出力装置への転送のためキ
ューに登録される。 25.再撮影キーが押されると撮影は終了し、以下の処
理がなされる。 26.読取終了時点が保存した画像ヘッダファイル・間
引き画像ファイル及び画像データを破棄する。 27.同じ予約での撮影が可能となる。
【0095】次に、出力装置への転送動作について説明
する。転送は撮影とは非同期で行われる。キューは出力
装置毎に設けられて管理され、夫々のキューは互いに独
立して動作し、影響し合わないようになっている。従っ
て、転送は出力装置毎に非同期で行われる。前記キュー
には、夫々の画像毎に付けられている番号が転送する順
番に保存される。画像がどの出力装置のキューに登録さ
れているかは、記憶装置25にキュー登録テーブルとし
て保存され、キューへの登録、削除毎に更新されて管理
される。
【0096】キューに登録された画像は登録された順に
出力装置に転送され、転送が終了した画像はキューから
削除される。転送を実行するときには、キューに登録さ
れている番号から、記憶装置25に記憶されている画像
ヘッダファイル、画像用記憶装置43に記憶されている
画像データファイルを特定する。
【0097】画像ヘッダファイルに保存されている条件
で出力画像が形成される。画像ヘッダは出力装置毎に決
められているフォーマットに変換され、画像データファ
イルと共に転送される。次に、出力制御部Cにおいて行
う出力画像データの形成について説明する。即ち、出力
画像データは、主に以下の処理で形成される。
【0098】(1)画像用記憶装置43から画像用メモ
リ34へと画像データを読み出す。 (2)周波数処理を行う。 (3)イコライゼーション処理を行う。 (4)階調処理を行う。 (5)画像の回転を行う。
【0099】(6)ミラー反転を行う。 (7)拡大・縮小を行う。 (8)オーバーレイを行う。 上記(2)〜(8)の処理は実行するか否かを撮影情報
で処理装置毎に指定することができる。又、(2)〜
(8)の指定された処理を行った出力画像データを処理
済画像データファイルとして画像用記憶装置43に保存
することを指定することができる。
【0100】尚、上記(5),(6)の処理は(2),
(3),(4)の処理の何れかと同時に実行する。出力
画像データは、最初に出力装置に転送する画像データに
処理後に、自動的に保存するか、或いは、画像データの
読取時に処理した後、自動的に保存する。尚、以上のよ
うに、周波数処理、階調処理、拡大・縮小処理等の処理
のうち所定の処理を指定して、この指定された処理が施
された出力画像データを画像用記憶装置43に保存記憶
し、この出力画像データを複数の出力装置に非同期で転
送する構成とすることにより、例えば、各出力装置への
拡大・縮小率等が異なる場合、拡大・縮小処理を実行す
る前段階の共通処理(前記出力画像データの形成の説明
部分に記載した(2)〜(6)までの処理)を施した出
力画像データを保存記憶しておけば、別の出力装置へ転
送する場合、記憶された拡大・縮小前までの出力画像デ
ータを読み出してこれに拡大・縮小後の処理(前記出力
画像データの形成の説明部分に記載した(7),(8)
の処理)を施して転送することにより、各出力装置への
出力画像データの共通処理部分の再処理が不要となり、
処理時間を短縮できる。又、複数の出力装置への出力画
像データ転送を非同期で行われるので、何れかの出力装
置がトラブルを起こしても、全ての出力装置への転送が
止まってしまうことがない。
【0101】次に、システムのユーティリティ機能につ
いて説明する。即ち、ユーザのためのユーティリティと
して幾つかの機能を有している。ユーティリティ機能は
パスワードにより、一般ユーザー、マネージャー、メー
カー毎に機能が制限される。特に、画像に関する情報の
変更は、セキュリティのためにマネージャーのパスワー
ドを必要とする。
【0102】(1)画像ファイル操作 a.画像ファイルリストが表示され、保存されている画
像に関する情報が撮影順に表示される。 b.画像ファイルリスト中から所望の画像を選択する
と、患者情報、撮影情報、間引き画像が、撮影時の画面
と同じ形態で表示される。
【0103】c.患者情報、画像処理方法、出力方法等
を変更することができる。 d.撮影時に「保留」を指定された画像は、ここで再確
認することで「保留」が解除される。 e.画像ファイルリストを各出力装置への出力順に並べ
換えて表示することができる。
【0104】f.各出力装置へ出力するかどうか、出力
順を変更できる。 (2)撮影記録、照射録 a.撮影情報、患者情報を統計処理し、撮影記録、照射
録としてユーザーに提供する。 b.指定された期間の撮影部位毎の撮影数、一日に撮影
した撮影条件のリスト等を出力できる。
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】以上、特定の実施例を参照して本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当
該技術分野における熟練者等により、本発明に添付され
た特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及
び修正が可能であるとの点に留意すべきである。
【0110】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、読取画像に所定
の処理を施して、出力装置に出力画像として出力する画
像出力制御装置であって、前記読取画像の画素サイズを
指定する読取画素サイズ指定手段と、前記読取画像の大
きさを指定する読取画像指定手段と、前記出力装置の画
素サイズを指定する出力画素サイズ指定手段と、前記出
力装置の出力領域の大きさを指定する出力領域指定手段
と、指定された読取画像の画素サイズと指定された出力
装置の画素サイズとから第1の拡大・縮小率を算出する
第1の拡大・縮小率算出手段と、指定された読取画像の
大きさに基づく縦画素数と指定された出力領域の大きさ
に基づく縦画素数とから第2の拡大・縮小率を算出する
第2の拡大・縮小率算出手段と、指定された読取画像の
大きさに基づく横画素数と指定された出力領域の大きさ
に基づく横画素数とから第3の拡大・縮小率を算出する
第3の拡大・縮小率算出手段と、前記第1、第2及び第
3の拡大・縮小率を比較して、最小の拡大・縮小率を選
択する選択手段と、選択された拡大・縮小率に基づいて
読取画像を拡大・縮小して出力画像サイズを決定する出
力画像サイズ決定手段と、を有する構成としたから、画
像を過度に拡大せず、画像をライフサイズ以下に容易に
出力することができる。
【0111】
【0112】
【0113】請求項に係る発明は、前記出力領域中の
画像領域の位置を指定する画像領域位置指定手段と、前
記出力画像サイズ決定後の読取画像を指定された画像領
域位置に位置させる画像位置設定手段と、を有する構成
としたから、診断し易い位置や、その病院等で従来のX
線撮影で慣例になっている出力方法に合わせることがで
きる。請求項に係る発明は、オーバーレイ情報を指定
するオーバーレイ情報指定手段と、前記出力領域中の画
像領域に基づいて前記オーバーレイ位置を設定するオー
バーレイ位置設定手段と、前記オーバーレイ情報とオー
バーレイ位置とに基づいて出力画像にオーバーレイ処理
を行うオーバーレイ処理手段と、を有する構成としたか
ら、画像領域外にオーバーレイ情報が表示でき、画像と
オーバーレイ情報とが重なる虞がなくなると共に、作業
数及び時間の短縮化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像出力制御装置の一実施例を適用し
た放射線画像撮影システムのブロック図
【図2】同上実施例の撮影制御部の構成を示すブロック
【図3】同上実施例の読取制御部の構成を示すブロック
【図4】同上実施例の出力制御部の構成を示すブロック
【図5】マルチフォーマット出力での画像の表示例を示
す図
【図6】分割撮影出力での画像の表示例を示す図
【図7】オーバーレイ処理例を示す図
【図8】マルチフォーマット出力での画像位置を示す図
【図9】分割撮影出力での画像位置を示す図
【図10】従来の放射線画像撮影システムを説明する概
要図
【符号の説明】
A 撮影制御部 B 読取制御部 C 出力制御部 12 コントローラ 13 CRT 14 イメージャ 15 ホストコンピュータ 21 CPU 43 画像用記憶装置 49 出力画像形成装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−114559(JP,A) 特開 昭59−10838(JP,A) 特開 平3−165177(JP,A) 特開 平1−190068(JP,A) 特開 平1−321778(JP,A) 特開 平4−90668(JP,A) 特開 平2−172444(JP,A) 特開 平2−1690(JP,A) 特開 平2−295767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14 H04N 1/387 H04N 1/393

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取画像に所定の処理を施して、出力装置
    に出力画像として出力する画像出力制御装置であって、 前記読取画像の画素サイズを指定する読取画素サイズ指
    定手段と、 前記読取画像の大きさを指定する読取画像指定手段と、 前記出力装置の画素サイズを指定する出力画素サイズ指
    定手段と、 前記出力装置の出力領域の大きさを指定する出力領域指
    定手段と、 指定された読取画像の画素サイズと指定された出力装置
    の画素サイズとから第1の拡大・縮小率を算出する第1
    の拡大・縮小率算出手段と、 指定された読取画像の大きさに基づく縦画素数と指定さ
    れた出力領域の大きさに基づく縦画素数とから第2の拡
    大・縮小率を算出する第2の拡大・縮小率算出手段と、 指定された読取画像の大きさに基づく横画素数と指定さ
    れた出力領域の大きさに基づく横画素数とから第3の拡
    大・縮小率を算出する第3の拡大・縮小率算出手段と、 前記第1、第2及び第3の拡大・縮小率を比較して、最
    小の拡大・縮小率を選択する選択手段と、 選択された拡大・縮小率に基づいて読取画像を拡大・縮
    小して出力画像サイズを決定する出力画像サイズ決定手
    段と、 を有することを特徴とする画像出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記出力領域中の画像領域の位置を指定す
    る画像領域位置指定手段と、 前記出力画像サイズ決定後の読取画像を指定された画像
    領域位置に位置させる画像位置設定手段と、 を有することを特徴とする請求項記載の画像出力制御
    装置。
  3. 【請求項3】 オーバーレイ情報を指定するオーバーレイ
    情報指定手段と、 前記出力領域中の画像領域に基づいて前記オーバーレイ
    位置を設定するオーバーレイ位置設定手段と、 前記オーバーレイ情報とオーバーレイ位置とに基づいて
    出力画像にオーバーレイ処理を行うオーバーレイ処理手
    段と、 を有することを特徴とする請求項記載の画像出力制御
    装置。
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