JP2004105562A - 医用画像撮影管理端末及び医用画像撮影システム - Google Patents

医用画像撮影管理端末及び医用画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像の撮影において用いる医用画像撮影管理端末を撮影室毎に設置する場合に、放射線情報管理システムを含む大規模なシステムを構成することなく、1つの撮影室においてID情報を登録した後に他の撮影室に移動する場合においてもそのID情報を利用することができる医用画像撮影管理端末を提供する。
【解決手段】この医用画像撮影管理端末は、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するために用いられる入力手段21、22と、情報を記憶する記憶手段28、29a、29bと、入力手段を用いて入力されたID情報の記憶手段への書込み及び記憶手段からの読出しを制御すると共に、他の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、記憶手段に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末から参照又は編集可能とする制御手段25とを具備する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線撮影等の診断目的のための撮影を管理するために用いられる医用画像撮影管理端末、及び、このような医用画像撮影管理端末を含む医用画像撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を用いた撮影方法は様々な分野で利用されており、特に医療分野においては、診断のための最も重要な手段の一つとなっている。最初のX線写真が実現されてから、X線写真法は数々の改良を重ねられ、現在では蛍光スクリーンとX線フィルムを組み合わせた方法が主流となっている。一方、近年においては、X線CTや超音波、MRI等の様々なディジタル化された装置が実用化されており、病院内での診断情報処理システム等の構築が進められようとしている。X線画像についてもディジタル化するための多くの研究がなされてきたが、輝尽性蛍光体を用いた放射線撮影方法が確立され、従来のX線写真法に置き換わるものとして注目されている。
【0003】
輝尽性蛍光体(蓄積性蛍光体)とは、放射線を照射するとその放射線エネルギの一部が蓄積され、その後、可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光する物質であり、その存在は従来から知られていた。これを用いた放射線撮影方法は、輝尽性蛍光体を塗布したシート(記録シート)に人体等の被写体の放射線画像を撮影記録し、記録シートをレーザ光等の励起光で走査すると輝尽発光光が生じるので、この光を光電的に読み取ることにより画像データを得るものである。この画像データを適切に処理した後、CRT等のディスプレイに出力したり、レーザプリンタ等によりフィルムに印刷して、放射線画像を可視画像として表示することができる。
【0004】
このような放射線撮影方法は、撮影感度や画質の面で、従来のX線写真法に匹敵する性能を持っている。例えば、従来のX線写真法と比較して、露光域が極めて広く、また、露光量に対する輝尽発光光の応答が露光域全域に渡ってほぼ比例している。このため、被写体をどのような放射線量で撮影しても、画像の存在する発光域をとらえ、過不足なく正規化してディジタル信号化することができる。また、このようにして得た信号を適切な画像処理方法と組み合わせることにより、様々な撮影条件の下でも定常的に良質な画像を提供することが可能である。さらに、直接、ディジタル化された画像情報を得ているので、画像の劣化を招くことなく、大量のデータを長期保存することが可能になるばかりか、医療診断情報システムへの発展等も可能になる。
【0005】
ところで、医用画像撮影装置を用いて被写体の放射線撮影を行うに際しては、被写体である患者の性別、氏名等の被写体情報や、撮影年月日、撮影部位等の撮影情報を含むID情報を登録することが行われる。そのため、医用画像撮影装置の近傍には、通常、ID情報を登録するためにIDターミナル(医用画像撮影管理端末)が設けられており、このIDターミナルに、予め必要な情報が記録された磁気カードを装填したり手動で入力操作を行うことにより、ID情報が登録される。
【0006】
また、記録シートには、通常、他の記録シートと区別するための識別記号としてバーコードが表示されており、IDターミナルは、ID情報の登録と共にバーコードの読取りも行い、ID情報とバーコードとを対応させてメモリやハードディスク等の記憶手段に記憶させる。
【0007】
さらに、医用画像撮影装置の近傍には、通常、医用画像読取り装置も設けられている。医用画像撮影装置において放射線画像が記録された記録シートは、医用画像読取り装置に装填され、バーコードと画像情報の読取りが行われる。読み取られたバーコードは、上記の記録手段に送られて、このバーコードに対応するID情報が読み出される。読み出されたID情報は、医用画像読取り装置や医用画像処理装置に送られて、読取り条件の設定や画像処理を行うために用いられ、放射線画像と共に可視像として表示される。
【0008】
ここで、複数のIDターミナルと複数の医用画像読取り装置を含むシステムを構成する場合には、複数のIDターミナルに入力された情報を一括して記憶し、記憶されている情報を適宜取り出すことができる情報管理装置を備えるようにすれば、ID情報の集中管理が可能となる。その反面、情報管理装置が故障すると、システム全体の管理ができなくなるという問題がある。
【0009】
そのような問題を解決するために、下記の特許文献1には、複数の医用画像読取り装置にそれぞれ接続された複数の登録手段(IDターミナル)に情報管理機能を持たせると共に、これらの登録手段の間においても情報のやり取りができるようにして、ID情報の分散管理を実現する放射線画像情報処理システムが開示されている。
【0010】
しかしながら、上記の放射線画像情報処理システムによれば、1つのIDターミナルに入力されたID情報は、そのIDターミナルにおいてのみ参照又は編集することができる。ここで、IDターミナルは、通常、撮影室毎に1つずつ設置される。従って、1つの撮影室においてID情報を登録した後に、撮影技法に合わせて撮影装置を変更する必要が生じたり撮影装置が故障したために別の撮影室に移動しなければならない場合には、ID情報を登録したIDターミナル以外からそのID情報を利用することができないので不便である。
【0011】
一方、放射線画像の撮影に関する様々な業務を管理するために、放射線情報管理システム(Radiology Information System:RIS)を含む大規模な医用画像撮影システムが使用される場合がある。例えば、RISは、ID情報の登録の他に、受付、オーダ入力、待ち患者表示、撮影実績入力、撮影機器接続、撮影室毎の状況照会等の業務を管理するために使用される。このような大規模な医用画像撮影システムにおいては、複数の撮影室に設置されているIDターミナルから同一のID情報にアクセスすることも可能である。
【0012】
しかしながら、このような大規模な医用画像撮影システムにおいても、ある患者の一連の検査において、どの放射線画像まで撮影済みであるのかというような細かい情報までは取得できなかった。
【0013】
【特許文献1】
特開平4−123173号公報(第1−2頁、図1)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記のような点に鑑み、本発明は、医用画像の撮影において用いる医用画像撮影管理端末を撮影室毎に設置する場合に、放射線情報管理システム(RIS)を含む大規模なシステムを構成することなく、1つの撮影室においてID情報を登録した後に他の撮影室に移動する場合においてもそのID情報を利用することができる医用画像撮影管理端末及び医用画像撮影システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る医用画像撮影管理端末は、診断目的の撮影を行う際に、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するために用いられる入力手段と、情報を記憶する記憶手段と、入力手段を用いて入力されたID情報の記憶手段への書込み及び記憶手段からの読出しを制御すると共に、他の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、記憶手段に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末から参照又は編集可能とする制御手段とを具備する。
【0016】
また、本発明の第2の観点に係る医用画像撮影管理端末は、診断目的の撮影を行う際に、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するために用いられる入力手段と、情報を記憶する記憶手段と、入力手段を用いて入力されたID情報の記憶手段への書込み及び記憶手段からの読出しを制御すると共に、他の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、記憶手段に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末に送信し、記憶手段に記憶されているID情報を削除する制御手段とを具備する。
【0017】
さらに、本発明に係る医用画像撮影システムは、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報に基づいて診断目的の撮影が行われる医用画像撮影システムであって、診断目的の撮影を行うために用いられる複数の医用画像撮影装置と、複数の医用画像撮影装置に対応して設けられた複数の医用画像撮影管理端末であって、第1の医用画像撮影装置に対応する第1の医用画像撮影管理端末を用いて入力されたID情報に基づいて第2の医用画像撮影装置及びこれに対応する第2の医用画像撮影管理端末を用いて撮影を行う場合に、第1の医用画像撮影管理端末が管理しているID情報を第2の医用画像撮影管理端末において利用可能とする制御手段を各々が含む複数の医用画像撮影管理端末とを具備する。
【0018】
本発明によれば、1つの医用画像撮影管理端末に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末から利用可能とする制御手段を設けたので、医用画像の撮影において用いる医用画像撮影管理端末を撮影室毎に設置する場合に、放射線情報管理システム(RIS)を含む大規模なシステムを構成することなく、1つの撮影室においてID情報を登録した後に他の撮影室に移動する場合においてもそのID情報を利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る医用画像撮影システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、この医用画像撮影システムは、複数の撮影室A及びBの各々に設置されている医用画像撮影装置10と医用画像撮影管理端末20と医用画像読取り装置30との組、及び、撮影室又は別室に設置されている医用画像処理装置40によって構成される。これらは、ネットワークN1を介して相互に接続されている。また、必要に応じて、病院のデータベースサーバ、IDカードリーダ、端末装置等の外部装置50が、ネットワークN1に接続される。
【0020】
医用画像撮影装置10は、被写体に放射線を照射して撮影を行うことにより記録シート(輝尽性蛍光体シート)1に放射線画像を記録する。図1に示すように、医用画像撮影装置10は、記録シート1の位置を上下に移動させることにより被写体における撮影位置を昇降させる撮影位置昇降機構11と、被写体である患者の足の位置を決める撮影台12と、被写体に放射線を照射する放射線発生部13と、与えられた撮影条件に従って放射線発生部13等を制御する撮影制御部14と、各種の命令や撮影条件等を入力するために用いられる入力部15とを含んでいる。
【0021】
医用画像撮影装置10を用いて被写体の放射線撮影を行うに際しては、被写体である患者の性別、氏名等の被写体情報や、撮影年月日、撮影部位等の撮影情報を含むID情報を登録することが行われる。そのため、医用画像撮影装置10の近傍には、ID情報を登録して放射線撮影を管理するために用いられる医用画像撮影管理端末20が設置される。記録シートには、通常、他の記録シートと区別するための識別記号としてバーコードが表示されており、医用画像撮影管理端末20は、ID情報の登録と共にバーコードの読取りも行い、ID情報とバーコードとを対応させてメモリやハードディスク等の記憶手段に記憶させる。医用画像撮影管理端末20の構成及び動作については、後で詳細に説明する。
【0022】
放射線撮影に用いられる記録媒体としての記録シート1は、輝尽性蛍光体物質を塗布したものであり、放射線が照射されることにより被写体の情報が記録される。所定の撮影条件の下で被写体の放射線撮影が行われ、その放射線画像が記録シート1に記録される。また、その放射線画像の属性を表す画像付帯情報も、記録シート1に記録される。撮影後、記録シート1は、医用画像読取り装置30の所定の位置にセットされる。
【0023】
医用画像読取り装置30は、記録シート1に記録されている放射線画像等の情報を光電的に読み取って、画像データ及び画像付帯情報を生成する。図1に示すように、医用画像読取り装置30において、レーザ光源31から出射した光ビームは、光走査部32を通って記録シート1の表面を走査する。この走査により光ビームが記録シート1に照射され、光ビームが照射された箇所から蓄積記録された放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光が生じる。輝尽発光光は、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)33により光電的に検出され、アナログ信号として出力されて増幅器34により増幅され、A/D変換器35によりディジタル化される。
【0024】
その際に、記録シート1に表示されているバーコードの読取りも行われる。読み取られたバーコードは、医用画像撮影管理端末20の記録手段に送られて、このバーコードに対応するID情報が読み出される。読み出されたID情報は、医用画像読取り装置30や医用画像処理装置40に送られて、読取り条件の設定や画像処理を行うために用いられ、放射線画像と共に可視像として表示される。医用画像読取り装置30において生成された画像データ及び画像付帯情報は、ネットワークN1を介して医用画像処理装置40に入力される。
【0025】
医用画像処理装置40は、医用画像撮影システムを操作するための各種の命令や情報を入力するために用いられる入力部41と、画像データに対して規格化、階調処理、論理読み処理等の画像処理を施す処理部42と、画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示部43と、医療用診断画像をフィルム等に印刷するプリンタ44とを含んでいる。医用画像処理装置40は、医用画像読取り装置30から画像データ及び画像付帯情報を入力して各種の処理を行い、医療用診断画像を表示又は出力する。
【0026】
次に、医用画像撮影管理端末について詳細に説明する。
図2は、図1に示す医用画像撮影管理端末の構成を示すブロック図である。医用画像撮影管理端末20においては、診断目的の撮影を行う際に、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するための入力手段として、オペレータが入力操作を行うためのキーボードやマウス等の入力部21と、予めID情報が記録された磁気カードからID情報を読み出す磁気カードリーダ22とが設けられている。また、記録シートに識別記号として表示されているバーコードを読み取るために、バーコードリーダ23が設けられている。入力部21と磁気カードリーダ22とバーコードリーダ23は、インタフェース24を介して制御部25に接続されている。ネットワークインタフェース26は、医用画像撮影管理端末20をネットワークN1に接続するために用いられる。
【0027】
さらに、医用画像撮影管理端末20においては、ID情報や撮影メニュー等を表示するための表示部27と、ID情報やバーコードやプログラム等を記憶するための記憶手段として、メモリ28と、ハードディスク29a及びハードディスク制御部29bとが設けられている。制御部25は、CPUとソフトウェア(プログラム)によって構成され、入力手段を用いて入力されたID情報の記憶手段への書込み及び記憶手段からの読出しを制御する。このような制御部25の制御の下で、ID情報が登録される。
【0028】
次に、図2に示す医用画像撮影管理端末の動作について説明する。
オペレータは、撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末20を用いてID情報を登録した後に、撮影室Aに設置されている医用画像撮影装置10を用いて患者の放射線画像の撮影を行う。一部の撮影を終えたところで、撮影技法に合わせて医用画像撮影装置10を変更する必要が生じたり、医用画像撮影装置10が故障した場合に、オペレータは、撮影室Aにおける撮影を中断して、患者と共に撮影室Bに移動する。
【0029】
オペレータは、撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末20を用いて、撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末20に登録されているID情報を参照又は編集するための操作を行う。撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末の制御部25は、当該ID情報に対する参照又は編集の要求を、撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末20に送信する。撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末の制御部25は、この要求に応答して、撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末20から当該ID情報を参照又は編集することを可能とする。これにより、オペレータは、撮影室Bに設置されている医用画像撮影装置10を用いて、患者の放射線画像の撮影を継続できるようになる。
【0030】
なお、撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末の制御部25は、この医用画像撮影管理端末を用いて実施されている一連の撮影については、当該ID情報に対する他の医用画像撮影管理端末からの参照又は編集を禁止することが望ましい。これにより、複数の医用画像撮影管理端末によって同一の撮影が重複して行われることを防止し、また、同時アクセスによりデータに矛盾が生じることを防止できる。
【0031】
あるいは、オペレータが撮影室Aにおける撮影を中断して撮影室Bに移動する場合に、次のような動作を行っても良い。オペレータは、撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末20を用いて、撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末20に登録されているID情報を撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末20に移動させるための操作を行う。撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末の制御部25は、当該ID情報の要求を、撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末20に送信する。撮影室Aに設置されている医用画像撮影管理端末の制御部25は、この要求に応答して、撮影室Bに設置されている医用画像撮影管理端末20に当該ID情報を送信し、自己の記憶手段に記憶されているID情報を削除する。これにより、オペレータは、撮影室Bに設置されている医用画像撮影装置10を用いて、患者の放射線画像の撮影を継続できるようになる。
【0032】
この動作によれば、複数の医用画像撮影管理端末から同時にデータにアクセスすることは不可能であるので、複数の医用画像撮影管理端末によって同一の撮影が重複して行われることを防止し、また、同時アクセスによりデータに矛盾が生じることを防止できる。
【0033】
なお、撮影室に設置した医用画像撮影管理端末とは別に、ID情報を登録するための専用の医用画像撮影管理端末を設けるようにしても良い。その場合には、ID情報登録専用の医用画像撮影管理端末を用いて登録したID情報を、撮影室に設置した医用画像撮影管理端末を用いて参照することにより、撮影を行うことができる。
【0034】
また、技師等の担当者が、撮影された医用画像の品質を保証すること(QA)のために使用する医用画像表示装置において、上記と同様に、複数の端末間でデータを相互利用できるようにしても良い。その場合には、QAのための専用の端末を用意することにより、資格を有する上級技師による集中的な品質保証業務等に柔軟に対応することができる。
【0035】
さらに、「撮影中」又は「QA中」等のステータスを待合室等において表示又は参照できるようにすれば、待合室等において順番を待っている患者にとって有益である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、医用画像の撮影において用いる医用画像撮影管理端末を撮影室毎に設置する場合に、放射線情報管理システム(RIS)を含む大規模なシステムを構成することなく、1つの撮影室においてID情報を登録した後に他の撮影室に移動する場合においてもそのID情報を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る医用画像撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す医用画像撮影管理端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記録シート(輝尽性蛍光体シート)
10 医用画像撮影装置
11 撮影位置昇降機構
12 撮影台
13 放射線発生部
14 撮影制御部
15 入力部
20 医用画像撮影管理端末
21 入力部
22 磁気カードリーダ
23 バーコードリーダ
24 インタフェース
25 制御部
26 ネットワークインタフェース
27 表示部
28 メモリ
29a ハードディスク
29b ハードディスク制御部
30 医用画像読取り装置
31 レーザ光源
32 光走査部
33 フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)
34 増幅器
35 A/D変換器
40 医用画像処理装置
41 入力部
42 処理部
43 表示部
44 プリンタ
50 外部装置

Claims (6)

  1. 医用画像撮影管理端末であって、
    診断目的の撮影を行う際に、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するために用いられる入力手段と、
    情報を記憶する記憶手段と、
    前記入力手段を用いて入力されたID情報の前記記憶手段への書込み及び前記記憶手段からの読出しを制御すると共に、他の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、前記記憶手段に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末から参照又は編集可能とする制御手段と、
    を具備する医用画像撮影管理端末。
  2. 前記制御手段が、当該医用画像撮影管理端末を用いて実施されている一連の撮影については、当該ID情報に対する他の医用画像撮影管理端末からの参照又は編集を禁止する、請求項1記載の医用画像撮影管理端末。
  3. 医用画像撮影管理端末であって、
    診断目的の撮影を行う際に、被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報を入力するために用いられる入力手段と、
    情報を記憶する記憶手段と、
    前記入力手段を用いて入力されたID情報の前記記憶手段への書込み及び前記記憶手段からの読出しを制御すると共に、他の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、前記記憶手段に記憶されているID情報を他の医用画像撮影管理端末に送信し、前記記憶手段に記憶されているID情報を削除する制御手段と、
    を具備する医用画像撮影管理端末。
  4. 被写体である患者に関する情報又は撮影に関する情報を含むID情報に基づいて診断目的の撮影が行われる医用画像撮影システムであって、
    診断目的の撮影を行うために用いられる複数の医用画像撮影装置と、
    前記複数の医用画像撮影装置に対応して設けられた複数の医用画像撮影管理端末であって、第1の医用画像撮影装置に対応する第1の医用画像撮影管理端末を用いて入力されたID情報に基づいて第2の医用画像撮影装置及びこれに対応する第2の医用画像撮影管理端末を用いて撮影を行う場合に、第1の医用画像撮影管理端末が管理しているID情報を第2の医用画像撮影管理端末において利用可能とする制御手段を各々が含む前記複数の医用画像撮影管理端末と、
    を具備する医用画像撮影システム。
  5. 前記第2の医用画像撮影管理端末が、前記第1の医用画像撮影管理端末が管理しているID情報に対する参照又は編集の要求を前記第1の医用画像撮影管理端末に送信し、
    前記第1の医用画像撮影管理端末が、前記第2の医用画像撮影装置からの要求に応答して、前記第1の医用画像撮影管理端末の記憶手段に記憶されているID情報を前記第2の医用画像撮影管理端末から参照又は編集可能とする、請求項4記載の医用画像撮影システム。
  6. 前記第2の医用画像撮影管理端末が、前記第1の医用画像撮影管理端末が管理しているID情報の要求を前記第1の医用画像撮影管理端末に送信し、
    前記第1の医用画像撮影管理端末が、前記第2の医用画像撮影管理端末からの要求に応答して、前記第1の医用画像撮影管理端末の記憶手段に記憶されているID情報を前記第2の医用画像撮影管理端末に送信し、前記記憶手段に記憶されているID情報を削除する、請求項4記載の医用画像撮影システム。
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