JP3125254B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

放射線画像撮影装置

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JP3125254B2 JP02314197A JP31419790A JP3125254B2 JP 3125254 B2 JP3125254 B2 JP 3125254B2 JP 02314197 A JP02314197 A JP 02314197A JP 31419790 A JP31419790 A JP 31419790A JP 3125254 B2 JP3125254 B2 JP 3125254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、放射線画像撮影装置に関し、特に、放射線
画像をデジタル画像データとしてファイル化して記憶
し、ハードコピー装置やホストコンピュータ等の外部装
置に画像ファイルを転送する放射線画像撮影装置に関す
る。
<従来の技術> 放射線画像撮影装置としては、従来から医療分野で多
く用いられているX線撮影装置が知られている。このよ
うなX線撮影装置は、被写体を透過したX線を蛍光体層
(蛍光スクリーン)に照射し、この可視光を銀塩フィル
ムに照射して現像する、所謂X線写真方式が一般的であ
るが、フィルムの消費や管理及び現像終了まで撮影条件
の良否が不明等の種々の問題があった。
このような問題を解消するものとして、被写体を透過
した放射線画像情報を輝尽性蛍光体に蓄積記録し、この
画像情報を読み出してデジタル化した後に記憶し、CRT
に表示したりコンピュータ等の外部装置に転送したりす
る放射線画像撮影装置が実用化されている。
第9図に輝尽性蛍光体を利用した従来の放射線画像撮
影装置の構成の一例を示し説明する。
図において、X線管等からなるX線照射装置1からの
X線は被写体2を透過して放射線画像変換パネルとして
の放射線変換パネル3に照射される。前記放射線変換パ
ネル3は、輝尽性蛍光体層を有しており、この蛍光体に
X線、電子線、紫外線等の励起光が照射されるとそのエ
ネルギの一部が照射量に応じて蓄積される。これによ
り、放射線変換パネル3は被写体2を透過したエネルギ
による潜像を形成する。
前記放射線変換パネル3には輝尽性励起光源4から可
視光や赤外線等の輝尽励起光が走査方式で照射される。
この照射により、放射線変換パネル3は蓄積されたエネ
ルギに比例した輝尽性蛍光発光を生じる。この発光がフ
ィルタ5を介して光電変換器6に入力され、光電変換器
6は発光強度に比例する電圧信号に変換して画像読取装
置7に出力する。
画像読取装置7は、入力された電圧信号をデジタル画
像データに変換して、コントローラ8に出力する。コン
トローラ8は、前記デジタル画像データをメモリに記憶
させると共にCRT表示やフィルム出力のためのデータ入
出力制御を行い、また、被写体の撮影条件の設定や画像
処理を行う。デジタル画像データは必要に応じ外部装置
9に転送される。外部装置9としては、デジタル画像デ
ータをフィルムに記録するハードコピー装置や画像デー
タを保存管理するホストコンピュータ等がある。
ここで、放射線変換パネル3は、撮影と読み取りと消
去とを繰り返して使用でき、また、記録し得る放射線露
光域が極めて広く撮影条件の違いを画像処理によって修
正回復できるようになっている。
かかる放射線画像撮影装置によれば、撮影から放射線
画像が得られるまでの間がほとんど自動化され省力化を
図ることができる。また、撮影開始から画像が得られる
までの時間が大幅に短縮できると共に画像処理等により
鮮明な画像が得られるようになり、診断時間や診断精度
を向上できる。更には、必要な時にいつでも画像データ
が取り出せ、保管スペースも大幅に縮小でき、画像デー
タの保管管理が容易になる等、多くの特徴を有してい
る。
<発明が解決しようとする課題> ところで、従来の放射線画像撮影装置においては、転
送しようとする画像がオペレータにより画像処理されて
いる場合には、画像処理の終了を待ってから転送するの
で、画像ファイルの転送に時間がかかり画像記憶装置の
空きエリアが増えるまでの時間が長く、次の撮影ができ
なくなる状態になり易い。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、画像記憶
装置の空きエリアが最も効率良く増えるように画像ファ
イルの転送順序を制御することにより、画記憶容量に限
りがある画像記憶装置を効率良く活用できるようにした
放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このため本発明では、第1図に示すように、放射線画
像変換パネルに被写体を透過した放射線を照射すること
によって放射線画像情報を記録し、該放射線画像変換パ
ネルに記録された放射線画像情報を読み取りデジタル画
像データに変換し、該デジタル画像データに画像付帯情
報を付加した画像ファイルを画像記憶手段に記憶し、外
部装置に前記画像ファイルを転送する放射線画像撮影装
置において、撮影・読取部Aから画像記憶装置Bに記憶
保存されている画像ファイルを転送する際に、転送する
画像ファイルが修正中か否かを判定する判定手段Cと、
画像ファイルが修正中のときには別の画像ファイルを先
に外部装置Eへ転送する画像ファイル転送手段Dとを備
えて構成した。
<作用> かかる構成において、撮影・読取部Aで得られたデジ
タル画像データは、画像付帯情報が付加されて画像ファ
イルとして画像記憶手段Bに記憶される。画像記憶装置
Bに記憶された画像ファイルは、外部装置Eへの転送の
際に、判定手段Cが、修正中か否かの判定を行う。そし
て、修正中であると判定された場合には、画像ファイル
転送手段Dは、次の順番の画像ファイルを転送する。
これにより、画像ファイルの修正動作の終了を待つ必
要がなく画像ファイルの転送が行え、無駄な時間をなく
せ画像記憶装置の空きエリアを効率良く増大できるよう
になる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、本発明の放射線画像撮影装置の全体構成は第9図に
示す従来装置と同様であり、コントローラ8の構成が異
なるもので、本実施例ではコントローラ8の構成につい
てのみ第2図に示し説明する。
本実施例の放射線画像撮影装置の要部であるコントロ
ーラ8の構成を示す第2図において、主制御装置21は、
放射線画像撮影装置全体の動作を制御する。例えばキー
ボード,磁気カードリーダ等からなる文字情報入力装置
22は、文字情報表示装置23に表示される画像処理指令や
被写体を識別するためのID情報を入力する。ID情報とし
ては、ID番号,氏名,性別,生年月日等がある。文字情
報表示装置23は、例えば液晶ディスプレイからなり、文
字情報入力装置22で入力されたID情報や撮影を簡単に実
行するために予め設定した数種の異なる撮影条件を選択
するための撮影方法メニューを表示する。撮影条件に
は、撮影部位,撮影感度,グリッド移動速度,画像処理
方法,ハードコピー枚数等が含まれる。放射線画像入力
装置(リーダ)24は、被写体の放射線画像情報が蓄積記
録される放射線変換パネル3から画像読取装置7で読み
取った画像情報をデジタル画像データに変換してコント
ローラ8に入力する。画像記憶手段としての画像記憶装
置25は、例えば半導体メモリや磁気ディスク装置からな
り、放射線画像入力装置24から入力されるデジタル画像
データにID情報や撮影条件,画像サイズ,画素数等から
なる画像付帯情報を付加して形成した画像ファイルを記
憶する。また、画像ファイルの転送順序を管理するため
の待ち行列である後述するキュー(queue)28への画像
ファイル登録状態を調べるのに用いるキュー登録テーブ
ルやどの外部装置が接続されているか否かを知る外部装
置構成が記憶される。画像処理装置26は、撮影方法メニ
ューで選択された画像処理、例えばデジタル画像データ
に対する階調処理等を行う。画像表示装置27は、例えば
CRTディスプレイからなり、放射線画像入力装置24から
入力されたデジタル画像データを表示する。
主制御装置21には、画像ファイルの転送順序を登録す
る前述のキュー28が設けられている。該キュー28には、
画像記憶装置25に記憶されるそれぞれの画像ファイル毎
に付けられる番号又は名前の画像ファイルを特定するた
めの情報が転送する順番に保存され、転送が終了した画
像ファイルの特定情報は削除される。このキュー28は、
接続される外部装置毎に設けられて管理され、それぞれ
のキュー28は、互いに独立に動作し影響し合わない。ま
た、主制御装置21は、キュー28に登録されている画像フ
ァイルの転送順序を、画像記憶装置25の空きエリアが効
率良く増大するように転送順序を変更制御できる機能を
有している。
コントローラ8には、外部装置として例えばレーザプ
リンタ等のハードコピー装置29及びホストコンピュータ
30等が接続されている。
次に、第3図のフローチャートに従って、本実施例の
放射線画像撮影装置の撮影処理動作について説明する。
まず、ステップ1(図中S1で示し以下同様とする)で
は、オペレータによる文字情報入力装置22の操作により
撮影予定者のID情報が入力される。入力されたID情報は
画像記憶装置25に記憶される。
ステップ2では、入力されたID情報を撮影方法メニュ
ーと共に文字情報表示装置23に表示する。ここで、オペ
レータにより撮影方法メニューから撮影条件が選択され
撮影条件の指示が行われた後に、X線照射装置1の撮影
スイッチが押される。
ステップ3では、オペレータによるX線照射装置1の
撮影スイッチ操作により撮影動作を開始する。撮影動作
が開始されると、X線照射装置1が駆動されX線が被写
体に照射され、放射線変換パネル3に蓄積される。そし
て、輝尽性励起光源4が駆動され放射線画像が励起光の
走査により、画像読取装置7によって電気画像信号に変
換される。
ステップ4で、画像読取装置7で読み取られた電気画
像信号を放射線画像入力装置24によりデジタル画像に変
換したコントローラ8内に読み込む。
ステップ5では、読み込んだデジタル画像を画像記憶
装置25に記憶し、同時に画像表示装置27に表示する。
ステップ6では、画像の読み取りが終了したか否かを
判断し、読み取りが終了したらステップ7に進む。
ステップ7では、画像処理装置26により撮影方法メニ
ューで予め指定された方法で画像処理を行い、画像表示
装置27に再表示する。
ステップ8では、撮影終了確認用の確認キー操作が行
われたか、画像処理方法の変更指令操作が行われたか、
又は撮影失敗によるキャンセル操作が行われたかの判断
が行われる。
ここで、オペレータが正常撮影と判断し確認キー操作
が行われた時には、撮影終了と判断してステップ9に進
み、デジタル画像データにID情報や撮影条件等からなる
画像付帯情報を付加して画像ファイルを作成し画像記憶
装置25に記憶し、ステップ10で、ハードコピー装置29及
びホストコンピュータ30の各キュー28への登録処理が行
われる。登録された画像ファイルは、ハードコピー装置
29やホストコンピュータ30に転送される。
また、画像処理方法の変更指令操作が行われた時に
は、オペレータによる画像処理方法の指定により再びス
テップ7からの動作が繰り返される。
また、オペレータが撮影失敗と判断して撮影のキャン
セル操作が行われた時には、ステップ2に戻り、文字情
報表示装置23に撮影方法メニュー等の表示がなされ、オ
ペレータによる撮影条件等の指定により再撮影動作が行
われる。
撮影終了後に次の被写体の撮影を行う時には、再び文
字情報入力装置22により被写体のID情報の入力処理を行
う。
次に、第4図のフローチャートに基づいて画像ファイ
ル作成記憶後におけるキュー28への登録処理動作につい
て説明する。
まず、ステップ21では、予め設定され画像記憶装置25
内に記憶されている外部装置構成を参照する。即ち、外
部装置が放射線画像撮影装置に接続されているか否かを
判断する。
ステップ22では、ステップ21の判断結果に基づいて接
続有りと設定されている外部装置のキューの最後尾に、
画像ファイル毎に付けられているファイル番号やファイ
ル名等の画像ファイル特定情報を自動的に登録する。本
実施例のように、ハードコピー装置29及びホストコンピ
ュータ30が共に接続有りと設定されている場合には、ハ
ードコピー装置29とホストコンピュータ30のそれぞれの
キュー28にファイル特定情報が登録される。もし、ハー
ドコピー装置29が接続が無しと設定されていれば、ハー
ドコピー装置29のキュー28には登録しない。尚、実際に
は接続されていても接続無しと設定されている場合に
は、キューには登録されない。また、接続無しと設定さ
れている外部装置のキューは、作成しなくともよい。
ステップ23では、ステップ22でキュー28に登録された
画像記憶装置25内に記憶されている画像ファイルにプロ
テクトをかける。このプロテクトは、少なくとも1つの
キュー28に登録されている間は外されない。接続されて
いる全ての外部装置への転送が終了して全てのキューか
ら削除された時に画像ファイルのプロテクトは外され
る。プロテクトがかけられている画像ファイルは、書き
換えたり上書きして消したりすることはできない。
このように、接続有りと設定されているハードコピー
装置29及びホストコンピュータ30に対しては、キュー28
への登録により画像ファイルの転送が行われるので、ハ
ードコピー装置29やホストコンピュータ30への転送のた
めの操作を誤ったり、忘れたりすることはない。また、
画像ファイルが少なくとも1つのキュー28に登録されて
いる限りは画像ファイルにプロテクトがかけられている
ので、転送前の画像ファイルが誤って消されてしまった
り、書き換えられたりすることはない。
次に、本実施例装置による画像ファイルの転送動作に
ついて第5図のフローチャートに従って説明する。尚、
ハードコピー装置29とホストコンピュータ30への画像フ
ァイルの転送動作は各キュー毎に独立して管理され、各
キューによる転送動作は転送要求の発生により次のよう
に行われる。
ステップ31で、キューの先頭に登録されている画像フ
ァイルを転送する。
ステップ32では、転送が終了した画像ファイルの登録
を削除する。
ステップ33では、転送し終わって削除した画像ファイ
ルが他の全てのキューにおいて登録無しか否かを、画像
記憶装置25に保存管理されているキュー登録テーブルに
よりチェックする。ここで、削除した画像ファイルが全
てのキューから削除されていればステップ34に進み、画
像ファイルのプロテクトを外す。ただし、オペレータの
操作によってプロテクトの指示がなされている場合に
は、プロテクトの解除は行わない。また、1つでも登録
されているキューがあればプロテクトした状態に保持す
る。
そして、本実施例装置では、ハードコピー装置29とホ
ストコンピュータ30への転送動作は、それぞれ独立して
各キューが管理するので、次の被写体の撮影は外部装置
への転送状態に関係なく実行でき、転送の終了を待つ必
要はない。また、ハードコピー装置29とホストコンピュ
ータ30への転送速度が違っていても、それぞれの転送は
他方の転送終了を待つことなく実行できる。例えばホス
トコンピュータ30への転送がハードコピー装置29より早
く終了した場合、ハードコピー装置29への転送終了を待
つことなく、次の画像ファイルのホストコンピュータ30
への転送が実行される。
また、各キュー28に登録された画像ファイルは、登録
された順番に外部装置に転送されるので、通常は先に撮
影した画像ほど早く転送されるが、オペレータの操作に
より転送の順番をそれぞれのキュー28毎に任意に変更す
ることができる。
例えば、ある画像ファイルのホストコンピュータ30へ
の転送を、ホストコンピュータ30のキューに登録されて
いる画像ファイルの最後に行い、同じ画像ファイルをハ
ードコピー装置29のキューに登録されている画像ファイ
ルの先頭に行うこともできる。また、オペレータの操作
により、キューから削除したり、任意のキューの順番に
再登録することができる。例えば、ホストコンピュータ
30のキューから削除し、ホストコンピュータ30への転送
は行わず、ハードコピー装置29への転送のみを行った
り、一度ホストコンピュータ30に転送した画像ファイル
をキューに再登録し、もう一度ホストコンピュータ30に
転送したりすることができる。
また、画像記憶装置25の記憶容量には限界が有り、保
存できる画像ファイルの数には限りがあるので、外部装
置への転送を効率良く行い画像記憶装置25の空きエリア
を効率良く増大できる機能を有している。
次に第6図のフローチャートに従って前記機能につい
て説明する。
このものは、転送しようとする画像ファイルが修正中
のときには、次に登録されている画像ファイルを先に転
送するようにした。これにより、保存できる画像ファイ
ルの数に限りがある画像記憶装置25を効率良く活用でき
るようにしたものである。
即ち、キューの先頭の画像ファイルから順次転送する
再に、オペレータによりその画像ファイルの画像付帯情
報の変更中であったり画像データの画像処理中である等
の画像ファイル修正中か否かの判定を行い(ステップ6
1,62)、修正中でなければその画像ファイルを転送する
(ステップ64)。修正中であれば転送せずに次の画像フ
ァイルの状態を判定し修正中でなければ先に転送する
(ステップ63,64)。転送が終了した画像ファイルの情
報はキューから削除する(ステップ65)。ここで、ステ
ップ62が判定手段に相当し、ステップ64が画像ファイル
転送手段に相当する。
例えば、ハードコピー装置29へ転送するとき、その画
像ファイルが修正中かどうかをチェックし、ハードコピ
ー枚数の変更等、修正中であった場合には、次に登録さ
れている画像ファイルを先に転送する。転送が終了した
時点でもう一度、その画像ファイルが修正中かどうかを
チェックし、修正が終了していればその画像ファイルを
ハードコピー装置29に転送する。
こうすることにより、画像ファイルを修正するために
転送が遅れたり、修正途中の画像ファイルが転送されて
しまうことを防止できる。
尚、画像記憶装置25を有効に活用する他の方法とし
て、登録されているキューの数が最も少ない画像ファイ
ルを優先的に転送するようにしてもよい。即ち、各外部
装置への転送時、各画像ファイル毎にその画像ファイル
が登録されているキューの数を比較し、少ない順に並べ
換え、先頭の画像ファイルを転送する。いくつのキュー
に登録されているかは、画像記憶装置25に保存管理さて
いるキュー登録テーブルを参照する。この方法は、特
に、オペレータがキューの登録順序を変更したりキュー
から削除した場合に有効である。
例えば、本実施例のように外部装置がホストコンピュ
ータ30とハードコピー装置29の2つの場合に、両方のキ
ューの最後に登録されている画像ファイルについて、ホ
ストコンピュータ30側のキューの登録順序を先頭に変更
したとき、その画像ファイルのホストコンピュータ30へ
の転送が終了した時点で、その画像ファイルはハードコ
ピー装置29のキューにしか登録されていないことにな
る。このとき、ハードコピー装置29への転送を本来の順
番まで待つのではなく、ハードコピー装置29のキューに
登録されている他の画像ファイルより先に実行した方
が、早く画像記憶装置25の空きエリアを増やすことがで
き画像記憶装置25を効率良く活用できる。
そして、これらの機能は使用者によって選択できるよ
うになっている。
次に、ハードコピー装置29への転送について更に具体
的に説明する。
ハードコピー装置29に画像ファイルを自動的に転送す
るには、外部装置構成として接続有りの設定を行うと同
時にハードコピー枚数も設定する。設定したハードコピ
ー枚数は、画像記憶装置25内に記憶され、撮影開始時に
撮影条件等を選択するために文字情報表示装置23に表示
される撮影方法メニューの「ハードコピー枚数」の項目
に初期値として示される。例えば、外部装置構成の設定
の際に、ハードコピー枚数を1枚と設定した場合、撮影
方法メニューの「ハードコピー枚数」の項目には初期値
として「1」が表示される。
尚、ハードコピー枚数は撮影方法メニュー毎に設定す
ることができ、ある撮影条件でのハードコピー枚数を変
更したい場合は、その撮影方法メニューのハードコピー
枚数を文字情報入力装置22を操作して変更すれば良い。
例えば、ある撮影方法メニューでは初期値1枚のまま撮
影し、別の撮影方法メニューでは文字情報入力装置22に
よってハードコピー枚数を2枚に設定変更することがで
きる。ある画像についてのみハードコピー枚数を変更し
たい場合は撮影前、撮影後にハードコピー枚数を変更で
きる。例えば、撮影方法メニューではハードコピー枚数
が1枚と設定されている場合でも、撮影前又は撮影後に
2枚に変更することができる。
撮影終了時、画像データに画像付帯情報が付けられ、
画像ファイルとして画像記憶装置25に記憶される。この
画像付帯情報には、ハードコピー枚数の他に既に終了し
たハードコピー枚数が、「既ハードコピー枚数」として
含まれており、これらに基づいて、またハードコピーさ
れていない枚数がわかるようにしている。
尚、「ハードコピー枚数」、「既ハードコピー枚数」
は画像ファイルでなくテーブルとして画像記憶装置25に
記憶しても良い。また、「既ハードコピー枚数」の代わ
りに、まだハードコピーが終了していない枚数を「未ハ
ードコピー枚数」として保存してもよい。
オペレータの操作によりハードコピー装置29への転送
前にハードコピー枚数を変更した場合は、この画像付帯
情報の「ハードコピー枚数」が書き換えられる。
以上のようにしてハードコピー枚数や既ハードコピー
枚数の情報が付加された画像ファイルは、対応するハー
ドコピー装置29のキュー28に登録され、画像記憶装置25
内の画像ファイルにプロテクトがかけられる。このと
き、画像付帯情報のハードコピー枚数をチェックし、0
枚と設定されている場合はキュー28には登録しない。ま
た、キュー28に登録後、オペレータの操作によってハー
ドコピー枚数が0枚に変更されたときは、キュー28から
削除される。従って、画像ファイルの無駄なキューによ
る管理や転送をすることはない。
次に、第7図のフローチャートに従って、キュー28に
登録されプロテクトがかけられた画像ファイルのハード
コピー装置29への転送動作を説明する。
まず、ステップ71では、画像付帯情報中の「ハードコ
ピー枚数Hnと既ハードコピー枚数Hdとから、未ハードコ
ピー枚数Hl(=Hn−Hd)を演算する。
ステップ72では、演算された未ハードコピー枚数Hlを
ハードコピー枚数としてハードコピー装置29に指示す
る。従って、複数枚ハードコピーする場合も、ハードコ
ピー装置29への画像ファイルの転送は1回しか行わな
い。尚、ハードコピー装置29が画像付帯情報を解釈する
機能を持つ場合は、ハードコピー装置29側が画像付帯情
報中のハードコピー枚数Hnと既ハードコピー枚数Hdを参
照し、実際の未ハードコピー枚数Hlを決定しても良い。
ステップ73では、ハードコピー装置29に画像ファイル
を転送する。
ステップ74では、キューから削除する。
ステップ75では、ハードコピー装置29から1回のハー
ドコピー動作毎に送られてくるハードコピー結果に基づ
いてハードコピーが正常終了したか否かの判定を行う。
正常と判定した時には、ステップ76に進む。
ステップ76では、既ハードコピー枚数Hdのカウントア
ップを行う。
ステップ77では、画像ファイル中の既ハードコピー枚
数を書き換え記憶保存する。
ステップ78では、未ハードコピー枚数Hlが0になった
か否かを判断し、Hlが0になるまでステップ75〜77まで
の動作が繰り返され、Hl=0になるとステップ79に進
む。
ステップ79では、画像記憶装置25内のその画像ファイ
ルのプロテクトを外す。
また、ハードコピーが全て終了する前に、ハードコピ
ー装置29にトラブルが発生しステップ75の判定が異常と
なったときは、ステップ80に進み画像ファイルをキュー
28の先頭に再登録しステップ71からの動作を繰り返して
再転送する。
こうすることにより、ハードコピー途中で、ハードコ
ピー装置29にトラブル等が発生してハードコピー中断し
た場合でも、ハードコピー枚数と現在の既ハードコピー
枚数とから、何枚ハードコピーすべきか、既に何枚ハー
ドコピーされたかを後から確認することができ、フィル
ムを無駄にすることなく、残り枚数だけをハードコピー
することができる。また、転送が終了した画像ファイル
はキューから削除されるが、全てのハードコピーが正常
終了するまでプロテクトは外されないので、ハードコピ
ー中にトラブルが起きた場合でも、画像ファイルは保存
されており、再転送、再ハードコピーをすることができ
る。
ハードコピー装置29への画像ファイルの転送は、ハー
ドコピー装置29への画像ファイルの転送が終了した後、
ハードコピー装置29側が受信可能であれば、転送した画
像ファイルのハードコピー終了を待たずに次に画像ファ
イルの転送を開始する。従って、作成された画像ファイ
ルの転送終了までの時間を短縮できる。
尚、外部装置がホストコンピュータでありこのホスト
コンピュータにハードコピー装置が接続されている場合
でも、ハードコピー装置が直接接続されている場合と同
様に、画像ファイル中のハードコピー枚数、既ハードコ
ピー枚数を参照することにより、オペレータの所望の枚
数をハードコピーすることができる。
また、ハードコピー装置29への転送の場合は、ハード
コピー枚数によって転送時間が左右されるので、ハード
コピー枚数に基づいて転送順序を変更できる機能を有し
ている。
かかる機能について第8図のフローチャートに従って
説明する。
ステップ81では、転送時、キューに登録されている画
像ファイルのハードコピー枚数を比較し、ハードコピー
枚数の少ない順に並べ変える。
ステップ82では、キューの先頭の画像ファイルを転送
する。
ステップ83では、転送終了した画像ファイルの情報を
キューから削除する。
このように、ハードコピー枚数の少ない画像を先に転
送すれば、ハードコピーが早く終了し、それだけプロテ
クトが外せる画像ファイルが増えるので、画像記憶装置
25の空きエリアを早く増やすことができる。これによ
り、ハードコピー装置29に画像ファイルを転送する場合
に関し、記憶容量に制限のある画像記憶装置25を効率良
く活用できる。尚、この並び換えはキュー28への登録時
に行っても良い。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、画像ファイルを
外部装置へ転送する場合に、転送しようとする画像ファ
イルが修正中の時には、次の画像ファイルを転送する構
成とすることにより、画像の修正終了を待つ必要がなく
なり、画像記憶装置の空きエリアを早く増やすことがで
きると共に、修正途中の画像ファイルが転送されること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例装置の要部システム構成を示す図、第3図
は同上実施例の撮影処理動作を説明するフローチャー
ト、第4図は同上実施例の登録動作を示すフローチャー
ト、第5図は同上実施例の転送動作を示すフローチャー
ト、第6図は修正中の画像ファイルは転送しないように
した実施例を示すフローチャート、第7図はハードコピ
ー装置への転送動作の具体例を示すフローチャート、第
8図はハードコピー装置の場合の転送動作の別の実施例
を示すフローチャート、第9図は従来装置のシステム構
成を示す図である。 1……X線照射装置、3……放射線変換パネル、6……
光電変換器、7……画像読取装置、8……コントロー
ラ、21……主制御装置、22……文字情報入力装置、23…
…文字情報表示装置、24……放射線画像入力装置、25…
…画像記憶装置、26……画像処理装置、27……画像表示
装置、29……ハードコピー装置、30……ホストコンピュ
ータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−232385(JP,A) 特開 平1−193840(JP,A) 特開 昭63−157275(JP,A) 特開 平2−140874(JP,A) 特開 平1−169579(JP,A) 特開 平2−275431(JP,A) 特開 平1−233570(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 200 A61B 6/00 360 A61B 6/00 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線画像変換パネルに被写体を透過した
    放射線を照射することによって放射線画像情報を記録
    し、該放射線画像変換パネルに記録された放射線画像情
    報を読み取りデジタル画像データに変換し、該デジタル
    画像データに画像付帯情報を付加した画像ファイルを画
    像記憶手段に記憶し、外部装置に前記画像ファイルを転
    送する放射線画像撮影装置において、 転送する画像ファイルが修正中か否かを判定する判定手
    段と、画像ファイルが修正中のときには別の画像ファイ
    ルを先に外部装置へ転送する画像ファイル転送手段とを
    備えたことを特徴とする放射線画像撮影装置。
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