JP3120717U - 蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】この考案は、漢方食材である蓮の実を原料とした餡を製造することにより、和菓子等を楽しむ場合においても漢方食材の利点を活用しようとするものである。
【解決手段】蓮の実を餡にすることにより製造した食品である。
【選択図】図1
【解決手段】蓮の実を餡にすることにより製造した食品である。
【選択図】図1
Description
この考案は、日本で今まで食材としてあまり知られていない漢方食材である蓮の実を、和菓子等に広く利用される餡の原料として製造した食品である。
餡には加工程度により生餡、練り餡、乾燥餡があり、原料等により小豆餡、赤餡、白餡、かぼちゃ餡、栗餡、芋餡等があり、製造方法によりこしあん、つぶし餡、煮崩し餡、粒餡等があり、また、砂糖使用量による練り餡の種類としては並餡、中割り強餡、上割り強餡等があるが、従来、これらの餡にゆず、胡桃、栗及び蓮の実等を混入したものはあったが、蓮の実を原料として製造された餡はなかった。
蓮は、種子の皮付きを蓮実(れんじつ)、皮を捨て去って種子を乾燥させたものを蓮肉(れんにく)、蓮子(れんし)、幼芽を蓮心(れんしん)、種皮を蓮衣(れんい)、葉を荷葉(かよう)、葉の基部を荷葉蔕(かようてい)、葉柄(ようへい)および花柄(かへい)を荷梗(かこう)、花のつぼみを蓮房(れんぼう)、オシベを蓮鬚(れんしゅ)、根茎を藕(ぐう)、根茎の節を藕節(ぐうせつ)、でんぷんを藕粉(ぐうふん)といって中国ではすべて薬用に用いられている。
また、中国では蓮の種子は強壮、止瀉(ししゃ)、鎮静、健胃、多夢、遺精、下痢、腰気、鼻咽がんを抑制するとして利用され、きのこ中毒の解毒にも用いられている。
また、中国では蓮の種子は強壮、止瀉(ししゃ)、鎮静、健胃、多夢、遺精、下痢、腰気、鼻咽がんを抑制するとして利用され、きのこ中毒の解毒にも用いられている。
この考案は、わが国に旧来より広く普及している和菓子等には餡を利用したものが多く、餡を漢方食材である蓮の実を原料として製造することにより、和菓子等を楽しみながら漢方食材の利点を活用しようとするものである。
(イ)蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
(ロ)粉末にした蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
本考案は、以上の構成のいづれかからなる蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品である。
(ロ)粉末にした蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
本考案は、以上の構成のいづれかからなる蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品である。
以上述べたように、本考案により蓮の実を餡にすることにより、蓮の実の独特の爽やかな風味を味わうことができ、同時に漢方食材の利点も活用することができる。
以下、実施例により本考案の実施様態を具体的に説明する。ただし、本考案はこれらの実施例にその技術範囲が限定されるものではない。
蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
この餡の中に寒天を加え再度練り込み成型し、羊羹を製造する。図1に本実施例を示す。
この餡の中に寒天を加え再度練り込み成型し、羊羹を製造する。図1に本実施例を示す。
蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
この餡を大福の皮に包み、大福を製造する。図2に本実施例を示す。
この餡を大福の皮に包み、大福を製造する。図2に本実施例を示す。
蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
この餡でご飯を団子状にしたものの回りを包み、おはぎを製造する。図3に本実施例を示す。
この餡でご飯を団子状にしたものの回りを包み、おはぎを製造する。図3に本実施例を示す。
蓮の実を炊き上げ、砂糖、水飴等を加えて練り上げ餡を作る。
この餡をパン生地で包み焼き上げて、アンパンを製造する。図4に本実施例を示す。
この餡をパン生地で包み焼き上げて、アンパンを製造する。図4に本実施例を示す。
餡を漢方食材である蓮の実で製造することにより、漢方食材の利点を活用でき、安価で且つ簡単に製造することができる特性を併せ持つ食品である。
1 蓮の実で製造した餡
2 羊羹
3 大福の皮
4 ごはん
5 パン
2 羊羹
3 大福の皮
4 ごはん
5 パン
Claims (4)
- 蓮の実を餡にしたことを特徴とする羊羹類。
- 蓮の実を餡にしたことを特徴とする大福及び饅頭類。
- 蓮の実を餡にしたことを特徴とするおはぎ類。
- 蓮の実を餡にしたことを特徴とするアンパン類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000928U JP3120717U (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品 |
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JP2006000928U JP3120717U (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品 |
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JP3120717U true JP3120717U (ja) | 2006-04-20 |
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ID=43470871
Family Applications (1)
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JP2006000928U Expired - Fee Related JP3120717U (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 蓮の実を餡にしたことを特徴とする食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3120717U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100910923B1 (ko) * | 2008-07-11 | 2009-08-05 | 강원대학교산학협력단 | 연잎 호두과자의 제조방법 |
US11324252B2 (en) * | 2017-10-13 | 2022-05-10 | Philip Morris Products S.A. | Aerosol generating article having cavity with particulate aerosol altering material |
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2006
- 2006-01-18 JP JP2006000928U patent/JP3120717U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100910923B1 (ko) * | 2008-07-11 | 2009-08-05 | 강원대학교산학협력단 | 연잎 호두과자의 제조방법 |
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