JP3119909B2 - 機械式過給機の制御装置 - Google Patents

機械式過給機の制御装置

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JP3119909B2
JP3119909B2 JP03254536A JP25453691A JP3119909B2 JP 3119909 B2 JP3119909 B2 JP 3119909B2 JP 03254536 A JP03254536 A JP 03254536A JP 25453691 A JP25453691 A JP 25453691A JP 3119909 B2 JP3119909 B2 JP 3119909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン出力によって機
械的に駆動される機械式過給機の制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】エンジン出力によって機械的に駆動される
機械式過給機は、一般的に、エンジン出力軸と過給機と
の間の動力伝達経路にクラッチ(第1クラッチ)が設け
られて、エンジンの運転状態に応じて、第1クラッチの
接続(ON)あるいは切断(OFF)が行なわれるよう
になっている(特開平1−240734号公報参照)。
【0003】また、特開昭61−105342号公報に
は、エンジン出力軸とエアコン用コンプレッサとの間の
動力伝達経路に、エンジンの運転状態に応じてクラッチ
(第2クラッチ)を接続(ON)あるいは切断(OF
F)することによってエンジン出力軸とエアコン用コン
プレッサとの速度比を第1速度比と第2速度比とに変更
する速度比可変機構を設けたものが開示されて、このよ
うな速度比可変機構を過給機に適用することが考えられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第1クラッチある
いは上記第2クラッチは、従来、その接続あるいは切断
が瞬時に行なわれるようになっていため、これら第1ク
ラッチあるいは第2クラッチの断続に伴なってショック
が発生するという問題を有している。
【0005】例えば、上記第1クラッチの場合には、こ
の第1クラッチを断続させるポイントとして、エンジン
回転数が大きいときに上記第1クラッチを接続あるいは
切断させたときには、過給機の急激な作動開始あるいは
停止が行なわれることになるため、この過給機の急激な
作動開始あるいは停止それ自体を原因とするショックの
他にエンジン発生トルクの急増あるいは急減に伴なうシ
ョックが大きなものとなる。他方、上記第2クラッチの
場合には、この第2クラッチを接続あるいは切断させる
ことによって速度比が変化するものであるが、この速度
比の変化は、つまるところエンジン発生トルクの変化で
もあるため、上記第1速度比と上記第2速度比との間の
設定変更によってトルクショックが発生し易いという問
題を有している。
【0006】そこで、本発明の目的は、エンジン出力軸
と過給機との間を連結する動力伝達経路に介装されるク
ラッチの断続あるいは速度比の変更に伴なうショックを
小さなものにようにした機械式過給機の制御装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく本発明にあっては、以下のような構成を採用して
ある。
【0008】第1発明 第1発明は次のような構成としてある。
【0009】エンジン出力軸と過給機との間の動力伝達
経路に設けられて該動力伝達経路を断続する第1クラッ
チと、前記動力伝達経路に設けられ、エンジン出力軸と
過給機との速度比を、過給機が低速態様とされる第1速
度比と、過給機が高速態様とされる第2速度比とに変更
する速度比可変機構と、エンジン負荷を検出する負荷検
出手段と、該負荷検出手段からの信号を受け、エンジン
負荷に応じて、低負荷領域では前記第1クラッチを切断
状態にし、中負荷領域では前記第1クラッチを接続状態
にすると共に前記第1速度比を設定し、高負荷領域では
前記第1クラッチを接続状態にすると共に前記第2速度
比を設定する第1動力伝達経路制御手段と、エンジン負
荷の変化を検出する負荷変化検出手段と、該負荷変化検
出手段からの信号を受け、エンジン負荷が前記中負荷領
域を経由することなく前記低負荷領域から前記高負荷領
域へ変化したことを検出する負荷変化状態検出手段と、
該負荷変化状態検出手段からの信号を受け、エンジン負
荷が前記中負荷領域を経由することなく前記低負荷領域
から前記高負荷領域へ変化したときには、前記第2速度
比を設定する前に前記第1速度比を設定する速度比設定
変更手段と、を備えた構成としてある。
【0010】第2発明 第2発明は次のような構成としてある。
【0011】エンジン出力軸と過給機との間の動力伝達
経路に、エンジン出力軸と過給機との速度比を、過給機
が低速態様とされる第1速度比と、過給機が高速態様と
される第2速度比とに変更する速度比可変機構と、エン
ジン負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段か
らの信号を受け、エンジン負荷に応じて、低負荷領域で
は前記第1速度比を設定し、高負荷領域では前記第2速
度比を設定する第2動力伝達経路制御手段と、前記負荷
検出手段からの信号を受け、エンジン負荷が前記高負荷
領域から前記低負荷領域へ変化したときには、前記第1
速度比への設定変更を所定時間遅延させる遅延手段と、
を備えた構成としてある。
【0012】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。
【0013】第1発明の作用
【0014】第1発明によれば、エンジン負荷が急激に
大きくなったときに、このエンジン負荷の急増に伴っ
て、一気に第2速度比(過給機が高速態様とされる)が
設定されることが防止され、一時的に第1速度比(過給
機が低速態様とされる)が設定されるため、エンジン負
荷の急増に伴なう急激なトルクショックの増大を防止す
ることが可能となる。
【0015】第2発明の作用
【0016】第2発明によれば、エンジン負荷の減少に
伴って、第2速度比(過給機が高速態様とされる)から
第1速度比(過給機が低速態様とされる)へと設定変更
されることになるが、この第1速度比への設定変更が遅
延される。すなわち、エンジン負荷の減少は、一般的
に、エンジン回転数の減少を伴うものであるため、エン
ジン回転数の減少を待って第1速度比への変更を行なう
ことで、速度比変更に伴うショックそれ自体を小さなも
のにすることが可能となる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付した図面に基
いて説明する。図1、図2において、1はエンジンで、
エンジン1は、互いにV型をなす左右のバンク部2L、
2Rを有し(バンク角90度)、これら左右のバンク部
2L、2R毎に、夫々、3つの気筒3が直列に配置され
た、いわゆるV型6気筒エンジンとされている。
【0018】各気筒3は、シリンダ4に嵌挿されたピス
トン5により燃焼室6が形成され、燃焼室6はペンタル
−フ型とされて、この燃焼室6には、吸気通路7が接続
される吸気ポ−ト8と、排気通路9が接続される排気ポ
−ト10と、が開口されている。上記ピストン5はコン
ロッドを介してクランクシャフト11に連係されて、こ
のクランクシャフト11からエンジン出力が取り出され
る。
【0019】上記エンジン1はバランサシャフト12を
備え、このバランサシャフト12は、上記クランクシャ
フト11の上方に配置され、このクランクシャフト11
とは一対のカウンタギヤ13a、13bを介して連結さ
れて、クランクシャフト11と同期回転するようになっ
ている。
【0020】上記吸気ポ−ト8を開閉する吸気弁14は
吸気用カムシャフト15によって開閉駆動され、上記排
気ポ−ト10を開閉する排気弁16は排気用カムシャフ
ト17によって開閉駆動される。すなわち、吸気用カム
シャフト15と排気用カムシャフト17とは、夫々、そ
の軸端に吸気用プ−リ18と排気用プ−リ19が取付け
られ、これらプ−リ18、19は、左右バンク部2L、
2Rに共通する共通タイミングベルト20を介してクラ
ンクシャフト11に連係されて(後に詳しく説明す
る)、上記吸気弁14と排気弁16とは、クランクシャ
フト11の回転に同期して所定のタイミングで開閉され
る。
【0021】図2に示すように、上記吸気用カムシャフ
ト15には、上記吸気用プ−リ18に対する吸気用カム
シャフト15の位相を変更させるバルブタイミング可変
機構21(吸気弁用バルブタイミング可変機構)が設け
られ、他方、上記排気用カムシャフト17には、上記排
気用プ−リ19に対する排気用カムシャフト17の位相
を変更させるバルブタイミング可変機構22(排気弁用
バルブタイミング可変機構)が設けられて、これら可変
機構21、22によって吸気弁14あるいは排気弁16
は、そのバルブタイミングが運転状態に応じて変更され
る。上記両バルブタイミング可変機構21、22は同一
の構成とされ、このようなバルブタイミング可変機構2
1、22は従来から既知であるのでその詳細な説明は省
略する。尚、上記燃焼室6に臨ませて図外の点火プラグ
が配置されている。
【0022】上記吸気通路7には、その上流側から下流
側に向けて、順次、エアクリ−ナ23、エアフロメ−タ
24、スロットル弁25、ル−ツ型の過給機26、イン
タ−ク−ラ27、サ−ジタンク28、燃料噴射弁(図示
せず)が配設されている。また、吸気通路7には、上記
過給機26をバイパスするバイパス通路29が設けら
れ、このバイパス通路29には電磁式の開閉弁(バイパ
スバルブ)30が介装されて、過給圧が所定以上となっ
たときに開閉弁30が開かれてリリ−フされる。
【0023】図1に示すように、上記過給機26は、左
右のバンク部2L、2Rで挟まれたVバンク中央空間3
1に配設され、また、過給機26の上方に前記インタ−
ク−ラ27が配設されている。エンジン1は、このエン
ジン1の駆動力によって駆動される各種補機32〜36
を備えている。
【0024】上記補機32〜36の配置について説明す
ると、左右各バンク部2L、2Rの基端部には、各バン
ク部2L、2R用のウォ−タポンプ32L、32Rが配
設され、エンジン1の下端部にはオイルポンプ33が配
設されている。また、エンジン1の一側にはエアコン用
コンプレッサ34が配設され、他側には、オルタネ−タ
35、パワ−ステアリング用ポンプ36が配設されてい
る。
【0025】オイルポンプ33、エアコン用コンプレッ
サ34、オルタネ−タ35、パワ−ステアリング用ポン
プ36の駆動 図1に示すように、上記クランクシャフト11の軸端に
は、大径プ−リ40と小径プ−リ41とが取付けられ、
当該大径プ−リ40に巻掛された補機用ベルト42を介
してオイルポンプ33、エアコン用コンプレッサ34、
オルタネ−タ35、パワ−ステアリング用ポンプ36の
4者が駆動される。すなわち、補機用ベルト42は、大
径プ−リ40、オイルポンプ33、エアコン用コンプレ
ッサ34、オルタネ−タ35、パワ−ステアリング用ポ
ンプ36に巻掛されている。
【0026】左右バンク部2L、2Rの吸気用プ−リ1
8、排気用プ−リ19、並びにウォ−タポンプ32L、
32Rの駆動 図1に示すように、上記クランクシャフト11の小径プ
−リ41に前記共通タイミングベルト20が巻掛され、
またこの共通タイミングベルト20は左右のウォ−タポ
ンプ32L、32Rに巻掛されて、左右のウォ−タポン
プ32L、32R及び吸気弁14、排気弁16は共通タ
イミングベルト20によって駆動される。ここに、図1
に示す符号43〜46はアイドラ用プ−リであり、この
うちアイドラ用プ−リ45はオ−トテンション機構が付
設されている。
【0027】過給機26の駆動(図3、図4) 過給機26は、第1動力伝達経路50あるいは第2動力
伝達経路51を介してバランサシャフト12からの動力
が伝達されるようになっている。以下に、過給機26用
の動力伝達経路について詳しく説明する。
【0028】まず、バランサシャフト12には、図3に
示すように、このバランサシャフト12に固定された直
結プ−リ52と、バランサシャフト12に対して電磁ク
ラッチ(経路切換用クラッチ)53を介して取付けられ
た係脱プ−リ54と、が設けられ、これら直結プ−リ5
2と係脱プ−リ54とは、同一のプ−リ径とされてい
る。
【0029】過給機26の入力軸26aには電磁クラッ
チ(経路断続用クラッチ)55を介して入力プ−リ(過
給機用プ−リ)56が取付けられている。
【0030】エンジン1には、図1に示すように、アイ
ドラ57が回転自在に取付けられている。このアイドラ
57は、軸方向に並設された小径プ−リ部57aと大径
プ−リ部57bとを有し、小径プ−リ部57aはアイド
ラ本体57cと一体とされ、大径プ−リ部57bはワン
ウェイクラッチ58を介してアイドラ本体57cと連結
されている。このワンウェイクラッチ58は、大径プ−
リ部57bの回転速度がアイドラ本体57cの回転速度
よりも大きいときに係合し(大径プ−リ部57bがアイ
ドラ本体57cと一体化する)、大径プ−リ部57bの
回転速度がアイドラ本体57cの回転速度よりも小さい
ときに解除されるようになっている。
【0031】上記バランサシャフト12の直結プ−リ5
2と、上記アイドラ57の大径プ−リ部57bとには第
1のベルト60が巻掛され、他方上記バランサシャフト
12の係脱54と、アイドラ57の小径プ−リ部57a
と、過給機26の入力プ−リ56とには第2のベルト6
1が巻掛されて、上記第1動力伝達経路50及び第2動
力伝達経路51が形成されている。
【0032】第1動力伝達経路50(経路切換用クラッ
チ53が『OFF』) 経路切換用クラッチ53が『OFF』状態となったとき
に、この第1動力伝達経路50が形成される。すなわ
ち、バランサシャフト12の回転力は、順次、直結プ−
リ52、第1ベルト60、アイドラ57の大径プ−リ部
57b、ワンウェイクラッチ58、アイドラ57の小径
プ−リ部57a、第2ベルト61を経て過給機用プ−リ
56に伝達される。この第1動力伝達経路50によれ
ば、バランサシャフト12の回転力がアイドラ57の大
径プ−リ部57bを経由して過給機26に伝達されるた
め、後述する第2動力伝達経路51によるときに比べ
て、過給機26の回転速度は低速になる(低速態様)。
【0033】第2動力伝達経路51(経路切換用クラッ
チ53が『ON』) 経路切換用クラッチ53が『ON』状態となったとき
に、この第2動力伝達経路51が形成される。すなわ
ち、バランサシャフト12の回転力は、順次、係脱プ−
リ54、第2ベルト61を経て過給機用プ−リ56に伝
達される。この第2動力伝達経路51によれば、バラン
サシャフト12の回転力が、アイドラ57の大径プ−リ
部57bを経由することなく、過給機26に伝達される
ため、前述した第1動力伝達経路50によるときに比べ
て、過給機26の回転速度は高速になる(高速態様)。
尚、図1に示す符号62はテンショナである。
【0034】尚、バランサシャフト12の回転力は、直
結プ−リ52を介して第1ベルト60、アイドラ57の
大径プ−リ部57bにも伝達されることになるが、これ
による大径プ−リ部57bの回転速度はアイドラ本体5
7cの回転速度よりも小さいために、ワンウェイクラッ
チ58が解除状態となる。したがって、経路切換用クラ
ッチ53が『ON』状態となったときには、上述した第
1動力伝達経路50はワンウェイクラッチ58によって
切断される。
【0035】図2に示す符号65はコントロ−ルユニッ
トで、コントロ−ルユニット65は例えばマイクロコン
ピュ−タで構成されて、既知のように、CPU、RO
M、RAM等を備えている。コントロ−ルユニット65
にはセンサ66〜68からの信号が入力される。上記セ
ンサ66はエンジン回転数を検出するものである。上記
センサ67はスロットル弁の開度からエンジン負荷を検
出するものである。上記センサ68は過給圧を検出する
ものである。
【0036】上記コントロ−ルユニット65から前記経
路切換用クラッチ53、経路断続用クラッチ55及び前
記開閉弁(バイパスバルブ)30に対してON、OFF
制御信号が出力され、またバルブタイミング可変機構2
1、22に対して制御信号が出力される。
【0037】上記前記経路切換用クラッチ53、経路断
続用クラッチ55の制御内容を以下に説明する。図5は
制御マップを示し、同図に示す領域I〜IVの4つに区
分された各領域において、以下の制御が行われる。
【0038】領域I(アイドル領域) この領域Iでは、経路断続用クラッチ55は『OFF』
状態とされて、過給機26は、第1あるいは第2の動力
伝達経路50、51との連結から解放され、自由状態と
される(フリ−態様)。尚、経路切換用クラッチ53に
ついても『OFF』状態とされる。他方、バイパスバル
ブ30は閉じ状態とされる。
【0039】領域II(低回転且つ低負荷領域) この領域IIでは、経路切換用クラッチ53は『OF
F』状態とされて、上記第1動力伝達経路50が選択さ
れ、また経路断続用クラッチ55は『ON』されて、バ
ランサシャフト12の回転力は第1動力伝達経路50を
経由して過給機26へ伝達される(低速態様)。他方、
バイパスバルブ30は閉じ状態とされる。
【0040】領域III(軽負荷あるいは中回転領域) この領域IIIでは、経路断続用クラッチ55は『OF
F』状態とされて、過給機26は、第1あるいは第2の
動力伝達経路50、51との連結から解放され、自由状
態とされる(フリ−態様)。尚、経路切換用クラッチ5
3についても『OFF』状態とされる。他方、バイパス
バルブ30は閉じ状態とされる。
【0041】領域IV(高負荷あるいは高回転領域) この領域IVでは、経路切換用クラッチ53は『ON』
状態とされて、上記第2動力伝達経路51が選択され、
また経路断続用クラッチ55は『ON』状態とされて、
バランサシャフト12の回転力は第2動力伝達経路51
を経由して過給機26へ伝達される(高速態様)。
【0042】上記の制御において、領域IIで選択され
る低速態様での過給機26の回転速度は、この領域II
で過給機26が仮にフリ−態様とされたときにこの過給
機26が定常状態で自転する回転速度よりも小さな回転
速度となるように設定されている。すなわち、上記第1
動力伝達経路50が選択されたときに、アイドラ57の
大径プ−リ部57bで形成される速度比は、仮に過給機
26を自転させた時の回転速度よりもこの過給機26の
回転速度が小さくなるような速度比とされている。
【0043】他方、領域IVで選択される高速態様で
は、過給機26によって高過給圧が得られるような速度
比が設定されている。すなわち、上記第2動力伝達経路
51が選択されたときに、この第2動力伝達経路51で
形成される速度比は、過給機26によって大きな過給圧
が得られるような速度比とされている。
【0044】上記の実施例において、領域IIでは、エ
ンジン1の負の仕事であるポンプ仕事の一部が過給機2
6によって回収されることになる。この点について詳し
く説明すると、領域IIにおいてエンジン1は、スロッ
トル弁25が絞られた状態にあるため、吸気行程では負
の仕事であるポンプ仕事をすることになる。これに対
し、この領域IIにおいて、第1動力伝達経路50の選
択によって、過給機26は、自転するよりも小さな回転
速度となるような速度比の下で、エンジン1と結合され
るため、吸気の流れを受けて過給機26はエンジン1の
回転を助勢する働きをすることになる。
【0045】つまり、吸気の流れによって過給機26は
その回転速度が増速される傾向になり、これによって得
られる過給機26の回転力は上記第1動力伝達経路50
を介してエンジン1の回転を助勢することになるため、
エンジン1のポンプ仕事の一部が過給機26によって回
収されることとなる。また、この領域IIでは、上記バ
イパスバルブ30が閉じ状態とされているため、これを
開き状態にした場合に比べて、上記ポンプ仕事の回収効
率が大きなものとなる。
【0046】他方、前記領域IVにおいては、過給機2
6の本来の機能である過給作用を発揮し、エンジン1の
充填量が増大される。
【0047】また、低速態様とされる領域IIと、高速
態様とされる領域IVとの間に、過給機26がフリ−態
様とされる領域IIIを設けてあるため、このフリ−領
域IIIによって、上記低速態様と上記高速態様との間
の極めて大きな速度比のギャップを上記領域IIIによ
って緩和することができる。すなわち、上記領域IIと
領域IVとを隣接させたときには、低速態様から高速態
様への切り換えに伴って、過給機26には大きな回転速
度差が発生することになるが、これら領域IIと領域I
Vとの間にフリ−領域である領域IIIを設けたことに
よって領域変更に伴う過給機26の回転速度差を小さな
ものにすることができる。
【0048】過渡制御 運転状態が例えば領域Iから領域IIへ移行した直後に
は、以下のような過渡制御が行われる。
【0049】経路断続用クラッチ55の過渡制御(スリ
ップ制御) エンジンの運転状態の変化が以下の場合にこの過渡制御
が行われる。 (1) 領域Iから領域IIへ移行した場合(クラッチ55
が『OFF』から『ON』とされる場合)。 (2) 領域Iから領域IVへ移行した場合(クラッチ55
が『OFF』から『ON』とされる場合)。 (3) 領域IIから領域Iへ移行した場合(クラッチ55
が『ON』から『OFF』とされる場合)。 (4) 領域IIから領域IIIへ移行した場合(クラッチ
55が『ON』から『OFF』とされる場合)。 (5) 領域IIIから領域IIへ移行した場合(クラッチ
55が『OFF』から『ON』とされる場合)。 (6) 領域IIIから領域IVへ移行した場合(クラッチ
55が『OFF』から『ON』とされる場合)。 (7) 領域IVから領域Iへ移行した場合(クラッチ55
が『ON』から『OFF』とされる場合)。 (8) 領域IVから領域IIIへ移行した場合(クラッチ
55が『ON』から『OFF』とされる場合)。
【0050】上記の場合には、エンジンの運転状態が各
領域へ移行した直後に以下の過渡制御が行われる。すな
わち、上記の場合には、経路断続用クラッチ55が『O
N』から『OFF』へ切り換えられ、あるいは『OF
F』から『ON』へ切り換えられることになるが、この
経路断続用クラッチ55の切換に先立って、前記コント
ロ−ルユニット65から経路断続用クラッチ55に対し
てパルス信号が出力され、これにより経路断続用クラッ
チ55はスリップ状態とされる。そして、このスリップ
状態はエンジン回転数が所定値よりも大きいとき(高
速)と、小さいとき(低速)とで異なるものとされてい
る。
【0051】図6は、エンジン運転状態が各領域へ移行
した時点でのエンジン回転数が所定値よりも小さいとき
のスリップ制御を示すものである(一例として経路断続
用クラッチ55が『OFF』から『ON』へ切り換えら
れるときの低速時におけるスリップ制御)。尚、経路断
続用クラッチ55が『ON』から『OFF』へ切り換え
られるときも同様である。
【0052】図7は、エンジン運転状態が各領域へ移行
した時点でのエンジン回転数が所定値以上のときのスリ
ップ制御を示すものである(一例として経路断続用クラ
ッチ55が『OFF』から『ON』へ切り換えられると
きの高速時におけるスリップ制御)。尚、経路断続用ク
ラッチ55が『ON』から『OFF』へ切り換えられる
ときも同様である。
【0053】上記図6と図7とを比較して理解されるよ
うに、高速時のスリップ制御は低速時に比べてスリップ
状態の継続時間が大きくされる。
【0054】第1動力伝達経路50と第2動力伝達経路
51との間の経路変更における過渡制御(スリップ制
御) (1) 領域IIから領域IVへ移行した場合(クラッチ5
3が『OFF』から『ON』とされて、第1動力伝達経
路50から第2動力伝達経路51へ変更される場合)。
つまり、過給機26が低速態様から直接高速態様へ変更
される場合である。 (2) 領域IVから領域IIへ移行した場合(クラッチ5
3が『ON』から『OFF』とされて、第2動力伝達経
路51から第2動力伝達経路50へ変更される場合)。
つまり、過給機26が高速態様から直接低速態様へ変更
される場合である。
【0055】上記の場合のおいても、前述した経路断続
用クラッチ55のスリップ制御と同様に、エンジンの運
転状態が各領域へ移行した直後に以下の過渡制御が行わ
れる。すなわち、上記の場合には、経路切換用クラッチ
53が『ON』から『OFF』へ切り換えられ、あるい
は『OFF』から『ON』へ切り換えられることになる
が、この経路切換用クラッチ53の切換に先立って、前
記コントロ−ルユニット65から経路切換用クラッチ5
3に対してパルス信号が出力され、これにより経路切換
用クラッチ53はスリップ状態とされる。そして、この
経路切換用クラッチ53のスリップ制御は、経路断続用
クラッチ55におけるスリップ制御と全く同様に、エン
ジン回転数が所定値よりも大きいとき(高速、図7)
と、小さいとき(低速、図6)とで異なるものとされて
いる。
【0056】上記の過渡制御(スリップ制御)を加える
ことによって、経路切換用クラッチ53あるいは経路断
続用クラッチ55の『ON』『OFF』切り換えに伴う
ショックを緩和することができる。
【0057】変形例 尚、第1動力伝達経路50と第2動力伝達経路51との
間の経路変更における過渡制御において、上記経路切換
用クラッチ53のスリップ制御に代えて、あるいは経路
切換用クラッチ53のスリップ制御と共に、経路断続用
クラッチ55に対してスリップ制御を加えるものであっ
てもよい。
【0058】第2実施例(図8) この第2実施例にあっては、コントロ−ルユニット65
に保存された制御マップが図8に示すように領域V〜領
域VIIに区分され、これらの領域において以下の制御
が行われる。
【0059】領域V(軽負荷且つ低、中回転) この領域Vでは、経路断続用クラッチ55は『OFF』
状態とされて、過給機26は、第1あるいは第2の動力
伝達経路50、51との連結から解放され、自由状態と
される(フリ−態様)。尚、経路切換用クラッチ53に
ついても『OFF』状態とされる。
【0060】領域VI(中負荷、中回転以上) この領域VIでは、経路切換用クラッチ53は『OF
F』状態とされて、上記第1動力伝達経路50が選択さ
れ、また経路断続用クラッチ55は『ON』状態とされ
て、バランサシャフト12の回転力は第1動力伝達経路
50を経由して過給機26へ伝達される(低速態様)。
【0061】領域VII(高負荷) この領域VIIでは、経路切換用クラッチ53は『O
N』状態とされて、上記第2動力伝達経路51が選択さ
れ、また経路断続用クラッチ55は『ON』状態とされ
て、バランサシャフト12の回転力は第2動力伝達経路
51を経由して過給機26へ伝達される(高速態様)。
【0062】上記の制御において、領域VIで設定され
る速度比(第1動力伝達経路50)は、前記第1実施例
と異なり、上記領域VIIの場合と比較して相対的に過
給機26は低速状態で過給するような速度比とされてい
る。
【0063】領域VIIで選択される速度比(第2動力
伝達経路51)は、上記領域VIの場合と比較して相対
的に過給機26は高速状態で過給するような速度比とさ
れている。
【0064】過渡制御(スリップ制御) この第2実施例におけるスリップ制御は、基本的には、
上述した第1実施例と同様とされている。したがって、
第1実施例と同様のスリップ制御についてはその説明を
省略することとして、以下に、この実施例の特徴部分に
ついて説明する。
【0065】領域Vから領域VIIへ移行(急加速) 図8に矢印Aで示すようにエンジン負荷が急激に大きく
なったときには(例えばアクセルペダルを急激に大きく
踏み込んだ場合が相当する)、本来であれば、直ちに第
2動力伝達経路51が設定される(領域VIIへの移行
を検出した後、直ちにクラッチ53が『ON』される)
のであるが、この第2実施例にあっては、図9に示すよ
うに、まず、第1ステップとして、経路切換用クラッチ
53が『OFF』状態とされ、経路断続用クラッチ55
が『ON』状態とされる。すなわち、エンジン出力は第
1動力伝達経路50を経由して過給機26へ伝達される
(低速態様)。その後所定時間経過した後に、経路切換
用クラッチ53が『ON』に切り換えられて、エンジン
出力は第2動力伝達経路51を経由して過給機26へ伝
達される(高速態様)。
【0066】以上の第1ステップを経て第2ステップに
行われる最終的な第2動力伝達経路51(高速態様)が
設定されるため、エンジン発生トルクの急激な増大(ト
ルクショック)を回避することができる。したがって、
第1動力伝達経路50で設定される第1速度比と、第2
動力伝達経路51で設定される第2速度比との間の差を
大きくすることができる。つまりショックの発生を心配
することなく各領域VVI、VIIに適した速度比を選
定することが可能となる。
【0067】領域VIIから領域VIへ移行(アクセル
ペダルの踏み込みを弱めたとき) 図10に示すように、領域VIへ移行した後、所定時間
経過するまで経路切換用クラッチ53の『ON』状態が
継続される。そして、所定時間が経過したときには、経
路切換用クラッチ53が『ON』から『OFF』へ切り
換えられて、第2動力伝達経路51(高速態様)から第
1動力伝達経路50(低速態様)に設定変更される。
【0068】すなわち、領域VIIから領域VIへ移行
するとき、すなわちアクセル開度を減少させたときに
は、一般的に、エンジン回転速度が低下し、これに伴っ
て過給機26も減速状態にある。したがって、上記の制
御を加えることで、経路(速度比)の変更が、エンジン
回転数のより小さい状態で行われることになり、それだ
けショックを小さなものにすることができる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エンジン出力軸と過給機との間を連結する動
力伝達経路に介装されるクラッチの断続あるいは速度比
の変更に伴うショックを小さなものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例が適用されたV型エンジンの正面図。
【図2】図1に示すエンジンの吸気系を展開して示す説
明図。
【図3】実施例にかかる過給機用速度比可変機構の正面
図。
【図4】図3に示すIV−IV線に沿った断面図。
【図5】過給機用速度比可変機構の制御に用いられる制
御マップ。
【図6】エンジン回転数が小さいときのスリップ制御の
内容を示す図。
【図7】エンジン回転数が大きいときのスリップ制御の
内容を示す図。
【図8】第2実施例にかかる過給機用速度比可変機構の
制御に用いられる制御マップ。
【図9】急加速のときに行われる設定変更制御を時間の
経緯に添って示すタイムチャ−ト。
【図10】減速のときに行われる遅延制御を時間の経緯
に添って示すタイムチャ−ト。
【符号の説明】
1 エンジン 5 ピストン 7 吸気通路 11 クランクシャフト 12 バランサシャフト 14 吸気弁 25 スロットル弁 26 機械式過給機 50 低速用動力伝達経路 51 高速用動力伝達経路 53 電磁クラッチ(経路切換用クラッチ) 55 電磁クラッチ(経路断続用クラッチ) 65 コントロ−ルユニット 66 エンジン回転数センサ 67 スロットル開度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−272419(JP,A) 特開 平3−43625(JP,A) 特開 昭61−104121(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 39/12 F02B 39/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン出力軸と過給機との間の動力伝達
    経路に設けられて該動力伝達経路を断続する第1クラッ
    チと、 前記動力伝達経路に設けられ、エンジン出力軸と過給機
    との速度比を、過給機が低速態様とされる第1速度比
    と、過給機が高速態様とされる第2速度比とに変更する
    速度比可変機構と、 エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、 該負荷検出手段からの信号を受け、エンジン負荷に応じ
    て、低負荷領域では前記第1クラッチを切断状態にし、
    中負荷領域では前記第1クラッチを接続状態にすると共
    に前記第1速度比を設定し、高負荷領域では前記第1ク
    ラッチを接続状態にすると共に前記第2速度比を設定す
    る第1動力伝達経路制御手段と、 エンジン負荷の変化を検出する負荷変化検出手段と、 該負荷変化検出手段からの信号を受け、エンジン負荷が
    前記中負荷領域を経由することなく前記低負荷領域から
    前記高負荷領域へ変化したことを検出する負荷変化状態
    検出手段と、 該負荷変化状態検出手段からの信号を受け、エンジン負
    荷が前記中負荷領域を経由することなく前記低負荷領域
    から前記高負荷領域へ変化したときには、前記第2速度
    比を設定する前に前記第1速度比を設定する速度比設定
    変更手段と、 を備えていることを特徴とする機械式過給機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】エンジン出力軸と過給機との間の動力伝達
    経路に、エンジン出力軸と過給機との速度比を、過給機
    が低速態様とされる第1速度比と、過給機が高速態様と
    される第2速度比とに変更する速度比可変機構と、 エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、 該負荷検出手段からの信号を受け、エンジン負荷に応じ
    て、低負荷領域では前記第1速度比を設定し、高負荷領
    域では前記第2速度比を設定する第2動力伝達経路制御
    手段と、 前記負荷検出手段からの信号を受け、エンジン負荷が前
    記高負荷領域から前記低負荷領域へ変化したときには、
    前記第1速度比への設定変更を所定時間遅延させる遅延
    手段と、 を備えていることを特徴とする機械式過給機の制御装
    置。
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