JP3119766B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3119766B2
JP3119766B2 JP05142903A JP14290393A JP3119766B2 JP 3119766 B2 JP3119766 B2 JP 3119766B2 JP 05142903 A JP05142903 A JP 05142903A JP 14290393 A JP14290393 A JP 14290393A JP 3119766 B2 JP3119766 B2 JP 3119766B2
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    • G03G2215/00746Detection of physical properties of sheet velocity

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図19乃至図20) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)第1の実施例の説明(図2乃至図7) (b)第2の実施例の説明(図8) (c)第3の実施例の説明(図9) (d)第4の実施例の説明(図10乃至図11) (e)第5の実施例の説明(図12) (f)第6の実施例の説明(図13乃至図16) (g)第7の実施例の説明(図17乃至図18) (h)他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートをホッパーから
連続送りして、シートに画像を形成する画像形成装置に
関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型記録装置が利用されている。このような
画像形成装置では、感光ドラムに静電潜像を形成し、現
像し、そして感光ドラムのトナ−像を用紙に転写して、
用紙上にトナ−像を得るものである。
【0004】この転写工程において、用紙をトナー像の
タイミングに合わせて搬送することが必要である。この
タイミングがずれれば、用紙搬送方向で用紙に対し、ト
ナー像が上下方向でずれて、用紙から印刷内容(トナー
像)が一部欠落した印刷結果になる。この転写プロセス
では、用紙の搬送速度と感光ドラムの回転速度(トナー
像の移動速度)とは合っており、且つトナー像に用紙を
合わせるために、用紙の先端は感光ドラム10に並行で
あり、トナー像と位置を合わせて用紙が送られる必要が
ある。
【0005】印刷される用紙は、先ず、ホッパーからピ
ックアップされ、感光ドラムで転写され、定着工程を経
由してスタッカに格納される。用紙をホッパーからピッ
クアップした時の滑りや用紙の搬送中の滑り等が原因
で、用紙の走行中の位置は、所望の位置からばらつく。
このため、用紙のピックアップ時点で、感光ドラムのト
ナー像と合わせることは困難である。例えば、用紙の材
質、用紙の製造ばらつきや湿度等の環境の影響で用紙の
厚さが均等でない、用紙に帯電する静電気の帯電量が用
紙の表面で均一でない等が原因となって、用紙の送りに
ばらつきが生じる。
【0006】特に、高速に印刷する場合には、感光ドラ
ムまでの距離が長く、移動につれてそのずれ量が累積さ
れるため、その充分な対策を施す必要がある。
【0007】
【従来の技術】図19、図20は従来技術の説明図(そ
の1)、(その2)である。例えば、電子写真装置で
は、図19(A)に示すように、トナー像が形成される
感光ドラム10の付近の搬送路に、タイミングを測るレ
ジストローラR3を設ける。このレジストローラR3
は、上下2つのローラから成る左右2組の搬送ローラで
代用される場合が多く、このレジストローラR3は、正
逆回転する。
【0008】この動作を図19(B)〜(E)及び図2
0により説明すると、ピックローラPRを起動して、ホ
ッパー20から用紙をピックするとともに、搬送ローラ
R1、R2を回転させる。これにより、用紙はピックさ
れ、搬送ローラR1により搬送される。このピック動作
により用紙が取り出されたことをセンサPS1により検
出すると、ピックローラPRの回転が停止されるととも
に、これにより感光ドラム10の画像露光(描画)が同
期される。
【0009】搬送ローラR1、R2により用紙は搬送さ
れ、レジストローラR3の直前に設けられたセンサPS
2が、用紙の先端を検出すると、レジストローラR3が
反転回転される。これにより、搬送ローラR1、R2に
より搬送される用紙の先端は、レジストローラR3に突
き当たり、一次停止され、タイミングが調整される(図
19(B))。このプロセスにより、用紙の斜行補正も
行われる。
【0010】次に、感光ドラム10のトナー像とタイミ
ングをとって、用紙の先端が接触しているレジストロー
ラR3が正回転して、用紙の搬送が開始される(図19
(C))。用紙は感光ドラム10の転写位置に入る迄
に、感光ドラム10の回転速度と同一速度になるよう
に、加速され、トナー像がこの用紙に転写される(図1
9(D))。このような工程を経て、トナー像は用紙の
正しい位置に転写される。
【0011】即ち、一端ピックした用紙を、感光ドラム
近傍のレジストローラR3で停止させて、用紙の位置ず
れを吸収した後、感光ドラム10と同期をとって、再搬
送して、感光ドラム10のトナー像と位置合わせするも
のであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 連続印刷においては、ピックローラから用紙は、次々
とピックされるため、図19(D)に示すように、前の
用紙の後端を搬送した後、レジストローラは停止し、更
に逆回転して、次の用紙の整列動作をする必要がある。
このため、次の用紙の起動は、前述のレジストローラの
停止及び逆回転に要する時間が最低必要となり、図19
(E)に示すように、前の用紙と次の用紙の間隔dが大
きくなる。必然的に、感光ドラム10上で、次の用紙の
露光・現像を行う位置は、この間隔分空くことになり、
感光ドラムの画像形成の実効性能が下がり、印刷性能が
低下する。
【0013】又、レジストローラから感光ドラム迄に
用紙を移動する間に、用紙の速度を感光ドラムの速度と
同一としなければならないため、レジストローラから感
光ドラムまでの搬送路の距離を、この加速に必要なだけ
持つことが必要となる。前述の如く、搬送路が長いと、
その分のずれが累積されるため、より精度良く位置合わ
せができない。
【0014】従って、本発明は、画像形成の実効性能を
低下することなく、シートの送り方向の位置を補正する
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。又、本発明は、連続送りにより、シートの送り方向
の位置を補正することができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、回転するエンドレス形状の
像形成体10と、前記像形成体10に画像を形成する画
像形成手段11、12、13と、前記像形成体10の画
像を搬送されるシートに転写する転写手段14と、前記
シートを収容するホッパーから前記シートを取り出すピ
ック機構と、前記ピックされたシートを搬送する搬送手
段R1〜R3とを有し、前記ピックされたシートを停止
せずに、前記転写手段14に搬送する画像形成装置にお
いて、搬送パスの前記転写手段14の上流側に設けら
れ、前記シートを検出して、前記画像形成手段の描画開
始タイミング信号を発生する第1の検出手段PS1と、
前記搬送パスの前記転写手段14の上流側で、且つ前記
第1の検出手段PS1の下流に設けられ、前記搬送され
るシートの端面検出する第2の検出手段S1と、前記
第1の検出手段PS1と前記第2の検出手段S1の出力
により、前記第1の検出手段の第1の検出位置から前記
第2の検出手段の第2の検出位置までの搬送時間を計測
して、前記第1の検出位置から前記第2の検出位置まで
の規定時間と比較し、前記検出した搬送時間と前記規定
時間との時間差により前記搬送手段R1〜R3の搬送速
度を制御する制御手段30を設け、前記搬送速度の制御
により前記シートの搬送方向の転写位置を補正すること
を特徴とする。
【0016】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記第2の検出手段は、前記シートの搬送方向に対し
て、直角方向に並んだ複数の検出器S1、S2からな
り、前記搬送手段は、シートを搬送するため、前記シー
トの左右方向に、各々独立に搬送する一対の駆動系を有
し、前記制御手段は、前記第1の検出手段と第2の検出
手段の一の検出器の各々の出力により前記シートの前記
第1の検出位置から前記2の検出位置までの第1の搬送
時間を計測し、前記第1の検出手段と第2の検出手段の
他の検出器の各々の出力により前記シートの前記第1の
検出位置から前記2の検出位置までの第2の搬送時間を
計測して、各々の搬送時間と前記規定時間とを比較し、
前記各々の搬送時間と前記規定時間との時間差により前
記一対の駆動系の搬送速度を制御し、前記搬送速度の制
御により前記シートの搬送方向の転写位置を補正するこ
とを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【作用】本発明は、搬送パスの転写手段14の上流側
に、シートを検出して、画像形成手段の描画開始タイミ
ング信号を発生する第1の検出手段PS1と、搬送パス
の転写手段14の上流側で、且つ第1の検出手段PS1
の下流に設けられ、搬送されるシートの端面検出する
第2の検出手段S1を設ける。そして、制御手段30
が、第1の検出手段PS1と第2の検出手段S1の出力
により、第1の検出手段の第1の検出位置から第2の検
出手段の第2の検出位置までの搬送時間を計測する。更
に、この搬送時間と第1の検出位置から第2の検出位置
までの規定時間と比較し、位置ずれを検出して、検出し
た搬送時間と規定時間との時間差により搬送手段R1〜
R3の搬送速度を制御して、シートの搬送方向の転写位
置を補正するようにした。
【0028】ピックした後に、シートの2点間の搬送時
間を計測し、規定時間との時間差により搬送速度を制御
するため、ピックした後、シートを停止することなく位
置ずれを補正できる。このため、シートと次のシートと
の間隔を小さくでき、像形成体10の次の像の形成位置
までの間隔が小さくなり、印刷性能が向上する。しか
も、間隔が小さくなった分、高速に画像形成できる。
【0029】第1の検出手段PS1が、シートを検出し
て、画像形成手段の描画タイミング信号を生成するセン
サであるため、搬送シートの像形成体描画開始位置から
の位置ずれを正確に測定することができ、像形成体の画
像位置にシートを正確に位置合わせできる。更に、レジ
ストローラを用いた搬送系に比し、連続送りのため、シ
ートの速度バラツキが少ないことから、第2の検出手段
S1がシートを検出した時点での位置ずれが小さくな
る。このため、修正量は小さくて済み、短い距離で高精
度の位置補正ができる。これにより、第2の検出手段S
1から転写位置までの距離を短くしても、高精度の位置
補正が可能となる。
【0030】本発明の請求項2では、シートの左右の前
記時間差を検出して、シートの左右の搬送速度を独立に
制御するようにして、前述の位置補正とともに、斜行補
正も行うようにした。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【実施例】
(a)第1の実施例の説明 図2は本発明の第1の実施例印刷装置の構成図、図3は
本発明の第1の実施例の搬送パスの上面図である。
【0042】図2において、10は感光ドラムであり、
金属ドラムの周囲に光導電層を設けたものであり、矢印
方向に回転するものである。11は前帯電器であり、感
光ドラム10を一様帯電するものである。12はLED
光学系12であり、感光ドラム10に光像を露光して、
感光ドラム10に静電潜像を形成するものである。
【0043】13は現像器であり、感光ドラム10に現
像剤を供給して、静電潜像を現像剤で現像して、トナー
像を形成するものである。14は転写器であり、感光ド
ラム10のトナー像を搬送される用紙に転写するもので
ある。15は除電器及びクリーナーであり、感光ドラム
10の残留電荷を除去した後、残留トナーを除去するも
のである。16は吸着ベルトであり、転写された用紙を
感光ドラム10から引き離し、搬送するものである。1
7は定着器であり、フラッシュ定着器で構成され、用紙
に転写されたトナー像をフラッシュ光により用紙に定着
するものである。
【0044】19は搬送パスであり、用紙を搬送するパ
スを形成するものである。20は中段ホッパーであり、
未印刷用紙を収容するものである。21は下段ホッパー
であり、未印刷用紙を収容するものである。22は上段
カセットであり、未印刷用紙を収容しておくものであ
る。
【0045】PRはピックローラであり、各々中段、下
段ホッパー20、21及び上段カセット22の用紙をピ
ックするためのものである。PS1はピックセンサであ
り、ピックローラPRにより用紙がピックされたことを
検出するものである。R1は搬送ローラであり、ピック
された用紙を搬送するものである。R2、R3、R4は
各々搬送ローラであり、用紙を搬送するためのものであ
る。
【0046】S1、S2は用紙通過センサであり、搬送
ローラR3で搬送される用紙を検出するためのものであ
る。PS2は出口センサであり、感光ドラム10で転写
され、吸着ベルト16で剥離された用紙を検出するため
のものである。
【0047】図3に示すように、搬送パス19での搬送
構成は、所定間隔で並んだ搬送ローラR1、R2、R
3、R4、R5を有する。この内、転写位置、即ち感光
ドラム10に近い搬送ローラR2、R3は、左右別々の
搬送ローラR2−L、R2−R、R3−L、R3−Rに
分割されており、左右独立に駆動される。この搬送ロー
ラR3は感光ドラム10に最も近く、この間に、前述の
用紙通過センサS1、S2が、搬送方向と直角に並んで
設けられている。
【0048】このプリンタの動作を説明すると、用紙
は、ホッパー20からピックローラPRにより繰り出さ
れ、搬送ローラR1、R2、R3により搬送パス19を
搬送される。繰り出された用紙は、センサPS1、S
1、S2を通り、転写器14で感光ドラム10のトナー
像が転写される。そして、用紙は、吸着ベルト10で感
光ドラム10から分離され、定着器ユニット17に搬送
される。定着器ユニット17は、搬送される用紙のトナ
ー像をフラッシュ定着して、スタッカに搬送する。
【0049】図4は本発明の第1の実施例制御ブロック
図、図5は本発明の第1の実施例位置ずれ補正処理フロ
ー図、図6は本発明の第1の実施例タイムチャート図、
図7は本発明の第1の実施例動作説明図である。
【0050】図4において、30はメカ・コントローラ
であり、マイクロ・プロセッサで構成され、プリンタの
機構部分を制御するためのものである。31はピックモ
ータであり、コントローラ30の指示により、ピックロ
ーラPRを駆動するものである。PS1、PS2は、各
々前述のピックセンサ、出口センサである。S1、S2
は前述の用紙センサである。32は第1搬送モータであ
り、搬送ローラR1を回転させるものである。33は第
2搬送モータであり、左側搬送ローラR2−L、R3−
Lを回転させるものである。34は第3搬送モータであ
り、右側搬送ローラR2−R、R3−Rを回転させるも
のである。
【0051】このメカ・コントローラ30は、各センサ
PS1、PS2、S1、S2の出力に応じて、ピックモ
ータ31、第1搬送モータ32、第2搬送モータ33及
び第3搬送モータ34を駆動制御するものである。
【0052】次に、位置ずれ制御動作について、図5の
位置ずれ処理フローに従い、図6のタイムチャート図、
図7の動作説明図を用いて説明する。 メカ・コントローラ(以下、プロセッサという)30
は、上位装置からの印刷指示に応じて、ピックモータ3
1を回転して、ピックローラPRを回転させて、用紙を
ホッパー20から繰り出す。これとともに、第1搬送モ
ータ32を回転させ、搬送ローラR1を所定速度Vで回
転させる。これにより、用紙が繰り出されると、ピック
センサPS1が用紙の前端を検出する。
【0053】プロセッサ30は、ピックセンサPS1の
検出出力により、用紙のピック成功を確認すると、一対
の搬送時間タイマー35、36の計時動作を起動する。
これとともに、第2搬送モータ33、第3搬送モータ3
4を所定速度Vで回転させる。このピック検出に同期し
て、プロセッサ30は、回転する感光ドラム10に対
し、露光部12の描画を開始させる。従って、用紙は、
搬送ローラR1、R2、R3により、感光ドラム10の
転写位置方向に搬送される。
【0054】用紙が搬送され、用紙センサS1、S2
が用紙の前端を検出すると、用紙検出出力を発生する。
プロセッサ30は、この各々検出出力により、搬送時間
タイマー35、36の計時動作を停止する。これによ
り、用紙のピックセンサPS1から用紙センサS1、S
2までの搬送時間Ts1、Ts2が計測される。
【0055】次に、プロセッサ30は、この搬送時間
Ts1、Ts2により用紙の左右方向の位置ずれ量ΔX
1、ΔX2を算出する。ここで、ピックセンサPS1か
ら用紙センサS1、S2までの規定の搬送時間をTdと
し、搬送速度をVとすると、位置ずれ量ΔX1、ΔX2
は、次式で算出される。
【0056】 ΔX1=(Td−Ts1)×V (1) ΔX2=(Td−Ts2)×V (2)
【0057】次に、プロセッサ30は、この位置ずれ
量ΔX1、ΔX2の各々が、ゼロかを判定する。位置ず
れ量ΔX1、ΔX2の各々が、ゼロであれば、位置ずれ
無しとして、位置ずれ補正を行わない。
【0058】一方、位置ずれ量ΔX1、ΔX2の少な
くとも一方がゼロでなければ、位置ずれが有るため、プ
ロセッサ30は、位置ずれを補正する補正速度ΔV1、
ΔV2を計算する。ここで、補正に許される移動距離L
は、最大前述の用紙センサS1、S2から転写位置まで
の間に限られているため、移動距離Lの間に、位置ずれ
を補正するための補正速度を計算する。搬送速度をV、
ずれ補正期間をt1 、t2 、ずれ補正期間の速度をv
1、v2とすると、ずれ補正期間の速度v1、v2と、
ずれ補正期間t1 、t2 は、次式で示される。
【0059】 v1=L・V/(L+ΔX1) (3) v2=L・V/(L+ΔX2) (4) t1 =L/v1 、t2 L/v2 (5)
【0060】従って、補正速度ΔV1、ΔV2、ずれ補
正期間t1 、t2 は、次式で表される。 ΔV1=−ΔX1・V/(L+ΔX1) (6) ΔV2=−ΔX2・V/(L+ΔX2) (7) t1 =(L+ΔX1 )/V、t2 =(L+ΔX2 )/V (8)
【0061】プロセッサ30は、この補正速度ΔV1、
ΔV2を搬送速度Vに加えて、期間t1 、t2 (以下、
tで総称する)の間、搬送モータ33、34を駆動す
る。これにより、用紙は、ピックセンサPS1から用紙
センサS1、S2に搬送される間に、用紙位置がずれる
と、図7(C)、(D)に示すように、用紙センサS
1、S2の位置から最大転写位置までの間に、その位置
ずれを補正する速度(V+ΔV1)、(V+ΔV2)で
搬送される。このため、転写位置では、用紙前端は、感
光ドラムの画像形成位置先端に合致することになる。
【0062】このように、連続送りにより、用紙の位置
を補正するため、図7(E)に示すように、用紙と用紙
の間隔dが小さくなり、感光ドラム10の不使用領域を
小さくでき、感光ドラム10を効率良く利用できるとと
もに、印刷速度もその分向上できる。
【0063】又、この例では、用紙の左右の位置ずれを
検出し、用紙の左右の搬送速度を変化させているため、
用紙の斜行も補正出来る。更に、搬送ローラの転写位置
側の搬送ローラR2、R3の搬送速度を補正しているた
め、補正動作が、次の用紙に影響しないと言う利点もあ
る。
【0064】(b)第2の実施例の説明 図8は本発明の第2の実施例処理フロー図である。この
実施例は、第1の実施例において、補正しきれない程の
位置ずれが生じた場合の処理を追加したものであり、ス
テップ〜は、第1の実施例と同一のため、ステップ
以下について説明する。
【0065】一方、位置ずれ量ΔX1、ΔX2の少な
くとも一方がゼロでなければ、位置ずれが有る。このた
め、先ず、プロセッサ30は、位置ずれ量ΔX1、ΔX
2の絶対値|ΔX1|、|ΔX2|と補正可能最大値|
ΔXmax|とを比較する。
【0066】プロセッサ30は、位置ずれ量の絶対値
|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔXmax
|より大きいと、補正不可と判断する。そして、プロセ
ッサ30は、装置に設定された条件1を調べる。条件1
は、補正不可の場合、上位に通知することを設定したも
のである。従って、プロセッサ30は、条件1が設定さ
れていると、上位へこの旨を通知し、位置ずれ補正はし
ない。一方、条件1が設定されていないと、プロセッサ
30は、上位へ通知することなく、位置ずれも補正しな
い。
【0067】一方、プロセッサ30は、位置ずれ量の
絶対値|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔX
max|より大きくないと、補正可と判断する。そし
て、プロセッサ30は、装置に設定された条件2を調べ
る。条件2は、補正可の場合、位置ずれ補正をすること
を設定したものである。従って、プロセッサ30は、条
件2が設定されていると、前述の位置ずれを補正する補
正速度ΔV1、ΔV2を(6) 式、(7) 式により計算す
る。プロセッサ30は、この補正速度ΔV1、ΔV2を
搬送速度Vに加えて、期間tの間、搬送モータ33、3
4を駆動する。これにより、用紙は、ピックセンサPS
1から用紙センサS1、S2に搬送される間に、用紙位
置がずれると、用紙センサS1、S2の位置から最大転
写位置までの間に、その位置ずれを補正する速度(V+
ΔV1)、(V+ΔV2)で搬送される。このため、転
写位置では、用紙前端は、感光ドラムの画像形成位置先
端に合致することになる。
【0068】逆に、プロセッサ30は、条件2が設定さ
れてないと判断すると、位置ずれ補正をすることなく、
位置ずれ補正をしない旨上位に通知する。このようにし
て、位置ずれ補正不可の場合に、上位に通知するので、
位置ずれ補正ができなくても、適切な処置がとれる。
又、位置ずれ補正できても、位置ずれ補正をしない時に
も、上位へ通知するため、この場合も適切な処置をとる
ことができる。
【0069】(c)第3の実施例の説明 図9は本発明の第3の実施例処理フロー図である。この
実施例は、第1の実施例において、補正しきれない程の
位置ずれが生じた場合の処理を追加したものであり、第
2の実施例の上位への通知の代わりに、装置の表示器に
表示して、オペレータに通知するものである。この実施
例も第2の実施例と同様に、ステップ〜つては、第
1の実施例のステップ〜と同一のため、ステップ
以下について説明する。
【0070】一方、位置ずれ量ΔX1、ΔX2の少な
くとも一方がゼロでなければ、位置ずれが有る。このた
め、先ず、プロセッサ30は、位置ずれ量ΔX1、ΔX
2の絶対値|ΔX1|、|ΔX2|と補正可能最大値|
ΔXmax|とを比較する。
【0071】プロセッサ30は、位置ずれ量の絶対値
|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔXmax
|より大きいと、補正不可と判断する。そして、プロセ
ッサ30は、装置に設定された条件1を調べる。条件1
は、補正不可の場合、装置の表示器に表示することを設
定したものである。従って、プロセッサ30は、条件1
が設定されていると、表示器にこの旨を表示し、位置ず
れ補正はしない。一方、条件1が設定されていないと、
プロセッサ30は、表示器に表示することなく、位置ず
れも補正しない。
【0072】一方、プロセッサ30は、位置ずれ量の
絶対値|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔX
max|より大きくないと、補正可と判断する。そし
て、プロセッサ30は、装置に設定された条件2を調べ
る。条件2は、補正可の場合、位置ずれ補正をすること
を設定したものである。従って、プロセッサ30は、条
件2が設定されていると、前述の位置ずれを補正する補
正速度ΔV1、ΔV2を(6) 式、(7) 式により計算す
る。プロセッサ30は、この補正速度ΔV1、ΔV2を
搬送速度Vに加えて、期間tの間、搬送モータ33、3
4を駆動する。これにより、用紙は、ピックセンサPS
1から用紙センサS1、S2に搬送される間に、用紙位
置がずれると、用紙センサS1、S2の位置から最大転
写位置までの間に、その位置ずれを補正する速度(V+
ΔV1)、(V+ΔV2)で搬送される。このため、転
写位置では、用紙前端は、感光ドラムの画像形成位置先
端に合致することになる。
【0073】逆に、プロセッサ30は、条件2が設定さ
れてないと判断すると、位置ずれ補正をすることなく、
位置ずれ補正をしない旨表示器に表示する。このように
して、位置ずれ補正不可の場合に、表示器に表示するの
で、位置ずれ補正ができなくても、適切な処置がとれ
る。又、位置ずれ補正できても、位置ずれ補正をしない
時にも、表示器に表示するため、この場合も適切な処置
をとることができる。
【0074】(d)第4の実施例の説明 図10は本発明の第4の実施例構成図、図11は本発明
の第4の実施例処理フロー図である。
【0075】図10において、図2で示したものと同一
のものは、同一の記号で示してあり、18はサブスタッ
カであり、補正不可の用紙を収容するものである。18
aは切り換え弁であり、搬送ローラR3と転写器14と
の間に設けられ、用紙をサブスタッカ18に導くための
ものである。
【0076】この実施例は、第1の実施例において、補
正しきれない程の位置ずれが生じた場合の処理を追加し
たものであり、第2の実施例の上位への通知の代わり
に、補正不可の用紙をサブスタッカ18に収容するもの
である。この実施例も、図11のステップ〜まで
は、第1の実施例のステップ〜と同一のため、ステ
ップ以下について説明する。
【0077】一方、位置ずれ量ΔX1、ΔX2の少な
くとも一方がゼロでなければ、位置ずれが有る。このた
め、先ず、プロセッサ30は、位置ずれ量ΔX1、ΔX
2の絶対値|ΔX1|、|ΔX2|と補正可能最大値|
ΔXmax|とを比較する。
【0078】プロセッサ30は、位置ずれ量の絶対値
|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔXmax
|より大きいと、補正不可と判断する。そして、プロセ
ッサ30は、切り換え弁18aを作動して、搬送ローラ
R3からの用紙をサブスタッカ18に収容する。
【0079】一方、プロセッサ30は、位置ずれ量の
絶対値|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔX
max|より大きくないと、補正可と判断する。そし
て、プロセッサ30は、前述の位置ずれを補正する補正
速度ΔV1、ΔV2を(6) 式、(7) 式により計算する。
【0080】プロセッサ30は、この補正速度ΔV1、
ΔV2を搬送速度Vに加えて、期間tの間、搬送モータ
33、34を駆動する。これにより、用紙は、ピックセ
ンサPS1から用紙センサS1、S2に搬送される間
に、用紙位置がずれると、用紙センサS1、S2の位置
から最大転写位置までの間に、その位置ずれを補正する
速度(V+ΔV1)、(V+ΔV2)で搬送される。こ
のため、転写位置では、用紙前端は、感光ドラムの画像
形成位置先端に合致することになる。
【0081】このようにして、位置ずれ補正不可の場合
に、転写する前に、用紙をサブスタッカ18に収容する
ため、用紙が無駄に使用される事態を防止でき、用紙の
再使用ができる。
【0082】(e)第5の実施例の説明 図12は本発明の第5の実施例処理フロー図である。こ
の実施例は、第1の実施例において、補正しきれない程
の位置ずれが生じた場合の処理を追加したものであり、
第2の実施例の上位への通知の代わりに、搬送パス上の
全ての用紙をサブスタッカ18に収容するものである。
この実施例は、ステップ〜、は、第4の実施例の
ステップ〜、と同一のため、ステップについて
説明する。
【0083】プロセッサ30は、位置ずれ量の絶対値
|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔXmax
|より大きいと、補正不可と判断する。そして、プロセ
ッサ30は、ピック動作を停止して、切り換え弁18a
を作動して、搬送パス19上の全ての用紙をサブスタッ
カ18に収容する。
【0084】このようにして、位置ずれ補正不可の場合
に、転写する前に、搬送パス上の全ての用紙をサブスタ
ッカ18に収容するため、用紙が無駄に使用される事態
を防止でき、用紙の再使用ができる。又、補正不可の用
紙のみならず、搬送パス上の全ての用紙をサブスタッカ
18に収容するため、印刷サイクルを再度実行できる。
【0085】(f)第6の実施例の説明 図13は本発明の第6の実施例構成図、図14は本発明
の第6の実施例処理フロー図、図15は本発明の第6の
実施例タイムチャート図、図16は本発明の第6の実施
例動作説明図である。
【0086】図13において、図3に示したものと同一
のものは、同一の記号で示してあり、S3、S4は確認
用センサであり、用紙センサS1、S2より転写位置側
に設けられ、用紙を検出するものである。
【0087】この実施例は、第1の実施例において、補
正しきれない程の位置ずれが生じた場合の処理を追加し
たものであり、第2の実施例の上位への通知の代わり
に、用紙を停止させて、再起動して、位置ずれを補正し
て印刷するものである。図14において、ステップ〜
、は、第5の実施例のステップ〜、と同一の
ため、ステップについて、図15、図16を参照し
て、説明する。
【0088】プロセッサ30は、位置ずれ量の絶対値
|ΔX1|、|ΔX2|が補正可能最大値|ΔXmax
|より大きいと、補正不可と判断する。そして、プロセ
ッサ30は、用紙を位置ずれ補正することなく搬送さ
せ、図16(A)に示すように、用紙が確認センサS
3、S4を通過すると、搬送ローラR3の搬送を停止す
る。これにより、用紙の搬送パス19上での位置が確定
する。次に、感光ドラム10の回転を待ち、図16
(B)に示すように、感光ドラム10のトナー像が、前
記確認センサS3、S4から転写位置までの距離の位置
にくると、図16(C)に示すように、搬送ローラR3
を起動し、用紙の搬送を開始する。
【0089】このようにすると、位置ずれ補正不可の場
合に、いったん予定の位置に用紙を停止させ、感光ドラ
ム10のトナー像と同期をとって、再搬送するので、位
置ずれが補正されて、転写が可能となる。このため、ト
ナー像及び用紙の無駄を防ぐことができる。
【0090】(g)第7の実施例の説明 図17は本発明の第7の実施例構成図、図18は本発明
の第7の実施例処理フロー図である。
【0091】図17において、搬送ローラR3の転写位
置側の用紙センサは、S1の1つ設けられている。この
実施例では、第1の実施例の変形例であり、斜行補正を
行わず、1つの用紙センサにより位置ずれ補正のみを行
うものである。この実施例では、ステップは、第1の
実施例のステップと同一のため、ステップ以下につ
いて説明する。
【0092】用紙が搬送され、用紙センサS1が用紙
の前端を検出すると、用紙検出出力を発生する。プロセ
ッサ30は、この検出出力により、搬送時間タイマー3
5の計時動作を停止する。これにより、用紙のピックセ
ンサPS1から用紙センサS1までの搬送時間Tsが計
測される。
【0093】次に、プロセッサ30は、この搬送時間
Tsにより用紙の位置ずれ量ΔXを算出する。ここで、
ピックセンサPS1から用紙センサS1までの規定の搬
送時間をTdとし、搬送速度をVとすると、位置ずれ量
ΔXは、次式で算出される。 ΔX=(Td−Ts)×V (9)
【0094】次に、プロセッサ30は、この位置ずれ
量ΔXが、ゼロかを判定する。位置ずれ量ΔXが、ゼロ
であれば、位置ずれ無しとして、位置ずれ補正を行わな
い。
【0095】一方、位置ずれ量ΔXがゼロでなけれ
ば、位置ずれが有るため、プロセッサ30は、位置ずれ
を補正する補正速度ΔVを計算する。ここで、補正に許
される移動距離Lは、最大前述の用紙センサS1から転
写位置までの間に限られているため、移動距離Lの間
に、位置ずれを補正するための補正速度を計算する。搬
送速度をV、ずれ補正期間をt、ずれ補正期間の速度を
vとすると、ずれ補正期間の速度vと、ずれ補正期間t
は、次式で示される。 v=L・V/(L+ΔX) (10) t=L/v (11)
【0096】従って、補正速度ΔV、ずれ補正期間t
は、次式で表される。 ΔV=−ΔX・V/(L+ΔX) (12) t=(L+ΔX)/V (13) プロセッサ30は、この補正速度ΔVを搬送速度Vに加
えて、期間tの間、搬送モータ33を駆動する。これに
より、用紙は、ピックセンサPS1から用紙センサS1
に搬送される間に、用紙位置がずれると、用紙センサS
1の位置から最大転写位置までの間に、その位置ずれを
補正する速度(V+ΔV)で搬送される。このため、転
写位置では、用紙前端は、感光ドラムの画像形成位置先
端に合致することになる。
【0097】このように、連続送りにより、用紙の位置
を補正するため、用紙と用紙の間隔dが小さくなり、感
光ドラム10の不使用領域を小さくでき、感光ドラム1
0を効率良く利用できるとともに、印刷速度もその分向
上できる。
【0098】(h)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 位置ずれ補正の結果を確認する方法として、位置ずれ
補正後に、前述の用紙センサS1、S2により用紙の後
端を検出して、前述のように、位置ずれ量を算出して、
位置ずれ補正を確認しても良い。同様に、第6の実施例
のような確認用センサS3、S4を用いて、同様に位置
ずれ補正を確認しても良い。
【0099】この場合、位置ずれ確認により、位置ず
れ補正による位置ずれ補正ができかったと判定した場合
には、第2、第3の実施例のように、上位へ通知する又
は表示器に表示する方法をとることができる。
【0100】上述の実施例では、画像形成装置を電子
写真機構で説明したが、トナー像を転写する印刷機構
(例えば,静電記録機構等)にも使用できる。 シートは、用紙に限らず、他の媒体を用いることがで
きる。 画像形成装置をプリンタで説明したが、複写機、ファ
クシミリ等他の画像形成装置であっても良い。
【0101】転写部を転写帯電器で説明したが、転写
ローラであっても良い。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。ピックした後に、シートの2点間
の搬送時間を計測し、規定時間との時間差により搬送速
度を制御するため、ピックした後、シートを停止するこ
となく位置ずれを補正でき、シートと次のシートとの間
隔を小さくでき、像形成体10の次の像の形成位置まで
の間隔が小さくなり、印刷性能が向上する。しかも、間
隔が小さくなった分、高速に画像形成できる。
【0103】第1の検出手段PS1が、シートを検出
して、画像形成手段の描画タイミング信号を生成するセ
ンサであるため、搬送シートの像形成体描画開始位置か
らの位置ずれを正確に測定することができ、像形成体の
画像位置にシートを正確に位置合わせできる。更に、
レジストローラを用いた搬送系に比し、連続送りのた
め、シートの速度バラツキが少ないことから、第2の検
出手段S1がシートを検出した時点での位置ずれが小さ
くなる。このため、修正量は小さくて済み、短い距離で
高精度の位置補正ができる。これにより、第2の検出手
段S1から転写位置までの距離を短くしても、高精度の
位置補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例装置構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例搬送パスの上面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例制御ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例位置ずれ処理フロー図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施例タイムチャート図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例処理フロー図である。
【図9】本発明の第3の実施例処理フロー図である。
【図10】本発明の第4の実施例構成図である。
【図11】本発明の第4の実施例処理フロー図である。
【図12】本発明の第5の実施例処理フロー図である。
【図13】本発明の第6の実施例構成図である。
【図14】本発明の第6の実施例処理フロー図である。
【図15】本発明の第6の実施例タイムチャート図であ
る。
【図16】本発明の第6の実施例動作説明図である。
【図17】本発明の第7の実施例構成図である。
【図18】本発明の第7の実施例処理フロー図である。
【図19】従来技術の説明図(その1)である。
【図20】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
10 感光ドラム(像形成体) 11 前帯電器 12 レーザー光学系 13 現像器 14 転写部 20 ホッパー R1〜R3 搬送ローラ S1〜S4 センサ 30 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 真 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 原田 文昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−211478(JP,A) 特開 平2−178146(JP,A) 特開 昭63−147745(JP,A) 特開 平1−186970(JP,A) 特開 昭59−67071(JP,A) 実開 昭61−79338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 G03G 21/00 370 - 520 B65H 9/00 - 9/20 G03G 15/00 510 - 534

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するエンドレス形状の像形成体(1
    0)と、 前記像形成体(10)に画像を形成する画像形成手段
    (11、12、13)と、 前記像形成体(10)の画像を搬送されるシートに転写
    する転写手段(14)と、 前記シートを収容するホッパーから前記シートを取り出
    すピック機構と、 前記ピックされたシートを搬送する搬送手段(R1〜R
    3)とを有し、 前記ピックされたシートを停止せずに、前記転写手段
    (14)に搬送する画像形成装置において、 搬送パスの前記転写手段(14)の上流側に設けられ、
    前記シートを検出して、前記画像形成手段の描画開始の
    タイミング信号を発生する第1の検出手段(PS1)
    と、 前記搬送パスの前記転写手段(14)の上流側で、且つ
    前記第1の検出手段(PS1)の下流に設けられ、前記
    搬送されるシートの端面を検出する第2の検出手段(S
    1)と、 前記第1の検出手段(PS1)と前記第2の検出手段
    (S1)の出力により、前記第1の検出手段の第1の検
    出位置から前記第2の検出手段の第2の検出位置までの
    搬送時間を計測して、前記第1の検出位置から前記第2
    の検出位置までの規定時間と比較し、前記検出した搬送
    時間と前記規定時間との時間差により前記搬送手段(R
    1〜R3)の搬送速度を制御する制御手段(30)とを
    設け、 前記搬送速度の制御により前記シートの搬送方向の転写
    位置を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、 前記第2の検出手段は、前記シートの搬送方向に対し
    て、直角方向に並んだ複数の検出器(S1、S2)で構
    成され、 前記搬送手段は、前記シートの左右方向に、各々独立に
    搬送する一対の駆動系を有し、 前記制御手段は、前記第1の検出手段と第2の検出手段
    一の検出器の各々の出力により前記シートの前記第1
    の検出位置から前記2の検出位置までの第1の搬送時間
    を計測し、前記第1の検出手段と第2の検出手段の他の
    検出器の各々の出力により前記シートの前記第1の検出
    位置から前記2の検出位置までの第2の搬送時間と計測
    して、各々の搬送時間と前記規定時間とを比較し、前記
    各々の搬送時間と前記規定時間との時間差により前記一
    対の駆動系の搬送速度を制御し、 前記搬送速度の制御により前記シートの搬送方向の転写
    位置を補正することを特徴とする画像形成装置。
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