JP3118949U - レバーハンドル式バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】非操作時にレバーハンドルが邪魔にならず、かつ、人為的なミスや振動等による誤操作の発生を防ぐことが可能なレバーハンドル式バルブを提供する
【解決手段】レバーハンドル式バルブ1aは、流路6に直交するとともに、一端が側面3aから突出するようにバルブ本体3内に設置される弁棒5と、バルブ本体3に内装され弁棒5に接続される弁体4と、固定部10a及び把持部11aからなり、弁棒5によって側面3a上で回動可能に軸支されるレバーハンドル2aと、側面3bに設けられ閉栓時に把持部11aを係止する係止片15及び溝部16とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、弁棒を軸として弁体を回動させて流路の開閉を行うバルブに係り、特にレバーハンドルによって弁棒を操作するレバーハンドル式バルブに関する。
レバーハンドル式バルブは、レバーハンドルを操作して弁棒に連設された球状あるいは円盤状の弁体を、弁軸を中心として0度乃至90度の範囲で回動させるものである。レバーハンドルは、通常、開栓時には配管に対して平行となり、閉栓時には配管に対して直交するように弁棒に取り付けられる。すなわち、閉栓時においては、レバーハンドルの後端が配管の側部から突出するため、狭い空間内にはレバーハンドル式バルブを配置することができない。また、配管の横を通行する作業者が誤ってレバーハンドルに接触して開栓してしまうおそれもある。さらに、レバーハンドル式バルブは比較的小さな力でも弁体が容易に回動してしまうため、人為的なミスや振動等による誤操作が発生する可能性が高い。そのため、従来、レバーハンドルを取外し可能な構造として操作後に弁棒から取り外して保管する、あるいは鍵や錠を用いてレバーハンドルや弁棒を固定するなどの方法がとられていた。しかし、これらの方法は、レバーハンドルの取り付けや開錠や施錠という作業をバルブの開閉操作の都度行う必要があるため、作業性が著しく低下するという課題があった。
そこで、このような課題に対処するべく様々な技術が開発されており、これまでにもいくつかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「弁操作用ハンドル」という名称で、電車の乗降用ドアへの空気圧回路に設けられる開閉コック等のハンドルであって、扁平状の狭い空間内にも配置可能な弁操作用ハンドルに関する発明が開示されている。
以下、図5を参照しながら、特許文献1に開示された発明について説明する。
図5は従来技術の弁操作用ハンドルの側面図である。
図5に示すように、従来技術に係る発明のコック用ハンドル51は長さが略同一の基端側部分52及び先端側部分53から構成されている。基端側部分52の把持部には上下方向に長く1対のガイド用長孔54が形成され、先端側部分53の固定部の円柱孔に挿通された連結ピン55の両端部はガイド用長孔54内へ回転自在に挿通されている。そして、ガイド用長孔54内での連結ピン55の移動及び回転によって先端側部分53は、基端側部分52に対して折り返し自在となっている。また、先端側部分53の把持部の挿通孔56には係止金具が回動自在に挿通されており、この係止金具は先端側部分53を基端側部分52の上面に折り返した位置において開閉コックが取付けられた配管を挟持可能な構造となっている。
上記構造の「弁操作用ハンドル」においては、先端側部分53を基端側部分52の方へ折り返すことにより、コック用ハンドル51の全長を略半分にすることができる。従って、コック用ハンドル51は狭い空間内への設置を余儀なくされる電車の乗降ドア用開閉コック等にも適用可能である。また、開閉コックの非使用時には、係止金具で配管を挟持することにより先端側部分53が振動等により基端側部分52に対して揺動するのを防ぐことができる。
また、特許文献2には、「弁ロック装置」という名称で、簡便な構造で弁装置のレバーハンドルをロック可能な弁ロック装置に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、レバーハンドルの回転をロックするロック手段を備えた基体が取付け手段によって弁箱に取り付けられた構造となっている。そして、ロック手段は、レバーハンドルの回転を阻止する回転阻止手段と、この回転阻止手段を阻止解除位置から阻止位置へと付勢する付勢手段とを備えている。
上記構造の「弁ロック装置」においては、作業者の不用意な衝突によるレバーハンドルの回転を防ぐことができる。また、弁ロック装置は弁箱に着脱可能に取り付けることができるため、弁装置の大型化や製造コストの上昇を防ぐことが可能である。
さらに、特許文献3には「弁の操作装置」という名称で、操作位置の変更が容易であるとともに、誤操作を確実に防止できる弁の操作装置に関する考案が開示されている。
特許文献3に開示された考案は、長さ方向の中間部で折りたたみ可能に構成されるとともに、弁棒に着脱自在に取り付けられる操作レバーと、弁棒に設けられ弁棒と一体に回動させられる係合片と、この係合片の回動方向に沿い、かつ、係合片を挟んで離間して設けられる一組の係止片とを備えるものである。そして、この係止片に係合片が当接させられることにより弁棒及び弁体の回動範囲が規制される構造となっている。
上記構造の「弁の操作装置」においては、弁体が全開位置又は全閉位置に回動された時点で係止片に当接するように係合片を設置することにより、弁体を全開位置又は全閉位置で確実に停止させることができる。また、操作レバーは着脱可能であるため、その操作位置を容易に変更することが可能である。さらに、非操作時には操作レバーを折りたたむことにより、作業者等の接触による誤操作を防止することができる。
特開平10−26257号公報 特開2004−278774号公報 実開昭60−54880号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、コック用ハンドル51が配管に対して平行な場合にのみ、係止金具で配管を挟持することができる。すなわち、閉栓時にはコック用ハンドル51を固定できないという課題があった。
特許文献2に開示された発明においては、閉栓時にレバーハンドルの後端が配管の側部から突出するため、狭い空間内に配置することができないという課題があった。また、配管の横を通行する作業者が誤ってレバーハンドルに接触した場合、レバーハンドルの回転を阻止することはできるものの、作業者が怪我をするおそれがあった。
また、特許文献3に開示された考案においては、弁体を全開位置又は全閉位置で確実に停止させることができるものの、非操作時に操作レバーの回動を阻止する構造となっていないため、人為的なミスや振動等による誤操作が発生するおそれがあった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、非操作時にレバーハンドルが邪魔にならず、かつ、人為的なミスや振動等による誤操作の発生を防ぐことが可能なレバーハンドル式バルブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案であるレバーハンドル式バルブは、内部に流路が形成されたバルブ本体と、このバルブ本体内に設置される弁体と、この弁体に一端が接続され他端がバルブ本体の側面から突出するようにバルブ本体内に配置される弁棒と、バルブ本体の側面上で回動可能に弁棒によって端部を軸支され流路を開閉するレバーハンドルとを備え、このレバーハンドルは弁棒に一端を軸支される固定部と、この固定部の他端に折り曲げ自在に軸支される把持部とからなることを特徴とするものである。
このような構成のレバーハンドル式バルブによれば、レバーハンドルとバルブ本体とのなす角度が90度の場合において、バルブ本体と干渉するように折り曲げられた把持部はレバーハンドルの回動を防止するように作用する。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載のレバーハンドル式バルブにおいて、把持部はレバーハンドルと流路とのなす角度が90度の状態においてバルブ本体の側面に形成された溝部に折り曲げられて嵌合されることを特徴とするものである。
このような構成のレバーハンドル式バルブにおいては、バルブ本体の側面に形成された溝部に折り曲げられて嵌合された把持部は、請求項1に記載された考案よりもさらに確実にレバーハンドルの回動を防止するように作用する。
請求項3記載の考案は、請求項1記載のレバーハンドル式バルブにおいて、把持部は、レバーハンドルと流路とのなす角度が90度の状態においてバルブ本体の側面に設置された係止片に折り曲げられて係止されることを特徴とするものである。
このような構成のレバーハンドル式バルブにおいては、バルブ本体の側面に設置された係止片に折り曲げられて係止された把持部は、請求項2に記載された考案と同様にレバーハンドルの回動を防止するように作用する。
請求項4記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレバーハンドル式バルブにおいて、固定部と把持部はそれぞれ互いの一方に凹部あるいは凸部が対に設けられて嵌合し、この凸部と凹部が嵌合可能に把持部は固定部に軸支され、凸部と凹部の間には弾性部材が圧縮された状態で介設されることを特徴とするものである。
このような構成のレバーハンドル式バルブにおいては、凸部と凹部の間に発生する弾性部材の反発力によって、把持部の不用意な回動が防止される。
請求項5記載の考案は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレバーハンドル式バルブにおいて、固定部は、弁棒に軸支されない側の端がバルブ本体から離れるように折り曲げられて、側面視クランク状をなすことを特徴とするものである。
このような構成のレバーハンドル式バルブにおいては、把持部がバルブ本体の側面から所望の距離だけ離れた位置に取り付けられるため、レバーハンドルの操作時に把持部が握り易くなるという作用を有する。
以上説明したように、本考案の請求項1に記載のレバーハンドル式バルブにおいては、レバーハンドルの非使用時に把持部を折り曲げることにより、その後端を配管の側部から突出させないようにすることができる。これにより、狭い空間内に配置することが可能となる。また、閉栓時にレバーハンドルを確実に固定することができるため、人為的なミスや振動等による誤操作の発生を防ぐことが可能である。
本考案の請求項2に記載のレバーハンドル式バルブにおいては、閉栓時におけるレバーハンドルの固定を請求項1記載の考案よりもさらに確実に行うことができる。
本考案の請求項3に記載のレバーハンドル式バルブにおいては、小径のバルブ本体に対しても強度を低下させることなく、請求項2に記載された考案と同様の効果を得ることができる。
本考案の請求項4に記載のレバーハンドル式バルブによれば、把持部が不用意に回動しないため、バルブ本体の側面との接触によるレバーハンドルの操作性の低下を防ぐことができる。また、閉栓時において、折り曲げられた状態にある把持部が振動等に伴って不用意に回動し、係止片又は溝部による係止状態が解除されるおそれがない。従って、レバーハンドルの固定をより確実に行うことが可能である。
本考案の請求項5に記載のレバーハンドル式バルブにおいては、レバーハンドルを回動する際の操作性と安全性が向上する。
以下に、本考案の最良の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例について説明する。
実施例1について図1及び図2を用いて説明する(特に請求項1乃至請求項3に対応)。
図1(a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例1の外観斜視図及び平面図であり、(c)は図1(a)のK−K線矢視断面図である。また、図2(a)及び(c)は実施例1のレバーハンドル式バルブの閉栓状態を示す外観斜視図であり、(b)は図2(a)のL−L線矢視断面図である。
図1(a)乃至(c)に示すように、レバーハンドル式バルブ1aは、バルブ本体3内の流路6と連通可能な貫通孔8を有する球形状の弁体4をレバーハンドル2aの操作によって弁棒5を介して回動させるものである。弁棒5は、流路6に直交するようにバルブ本体3に穿設された弁棒孔5aに一端がバルブ本体3の側面3aから突出するとともに、弁軸7を中心として回動可能に挿設され、弁棒5と弁棒孔5aの隙間は流路6内の流体が漏洩しないようにパッキン(図示せず)によりシールされている。そして、弁棒5の他端には、一対のシートリング(図示せず)に挟持された状態でバルブ本体3に内装された弁体4が接続され、この弁体4は弁棒5と一体的に回動可能となっている。
レバーハンドル2aは、固定部10a及び把持部11aからなり、固定部10aに穿設された弁棒孔5bに嵌入された弁棒5によってバルブ本体3の側面3a上で回動可能に軸支され、弁棒5の端部には固定部10aの脱落を防ぐため、ナット9が螺着されている。また、固定部10a及び把持部11aには、それぞれ凹部12及び凸部13が設けられ、把持部11aは凹部12内に凸部13が配置された状態でピン14により固定部10aに軸支されている。
さらに、バルブ本体3の側面3aには、固定部10aと流路6とのなす角度がそれぞれ0度及び90度のときに固定部10aの係止部17a,17bを係止する位置に突起部18が設けられており、バルブ本体3の側面3aと略直角に形成される側面3bには、係止片15及び溝部16が設けられている。
上記構造のレバーハンドル式バルブ1aにおいては、レバーハンドル2aとバルブ本体3とのなす角度が0度のとき、弁体4に設けられた貫通孔8はバルブ本体3と平行となって流路6と連通し、開栓状態となる。このとき、突起部18は係止部17aを係止して、レバーハンドル2aの回動方向を矢印で示すA方向のみに制限するという作用を有する。
図1(a)において、把持部11aを手で握ってA方向にレバーハンドル2aを回動させると、弁体4は弁軸7を中心として回動する。そして、図2(a)に示すように、レバーハンドル2aとバルブ本体3とのなす角度が90度になると、貫通孔8がバルブ本体3と垂直となり、図2(b)に示すように、流路6が遮断されてレバーハンドル式バルブ1aは閉栓状態となる。なお、このとき、突起部18は係止部17bを係止して、レバーハンドル2aのA方向へのさらなる回動を防ぐように作用する。
次に、図2(b)において、把持部11aを矢印で示すC方向にピン14の軸を中心として回動し、図2(c)に示すように、溝部16に嵌合する。このとき、係止片15は溝部16とともに把持部11aを係止して、レバーハンドル2aの矢印で示すB方向への回動を防ぐように作用する。
以上説明したように、本実施例のレバーハンドル式バルブ1aにおいては、レバーハンドル2aを使用しない場合には把持部11aを折り曲げて後端が配管の側部から突出しないようにできるため、狭い空間内に配置することが可能である。また、配管の横を通行する作業者の邪魔になることもない。さらに、係止片15と溝部16によって、閉栓時におけるレバーハンドル2aの固定を確実に行うことができる。従って、人為的なミスや振動等による誤操作の発生を防ぐことが可能である。
なお、本考案のレバーハンドル式バルブ1aは本実施例に示した構成に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、係止片15及び溝部16は必ずしも両方設置する必要なない。特に、バルブ本体3の径が小さい場合には、溝部16を設けることにより強度が低下する可能性がある。その場合には溝部16を設けず、係止片15のみを設けることが望ましい。また、係止片15も設けず、把持部11aをバルブ本体3の側面3bと干渉させてレバーハンドル2aの回動を防止する構造とすることもできる。さらに、凹部12を把持部11aに設けて、凸部13を固定部10aに設けても良い。すなわち、一対の凹部及び凸部はそれぞれいずれに設けてもよい。また、固定部10aと把持部11aにそれぞれ複数の凹部12と凸部13を設けた構造とすることもできる。
実施例2について図3を用いて説明する(特に請求項4に対応)。
図3(a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例2の閉栓状態を示す平面図及びM−M線矢視断面図であり、(c)及び(d)は固定部と把持部の接続部の部分拡大図である。なお、図1及び図2に示した構成要素と同じものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図3(a)乃至(d)に示すように、レバーハンドル式バルブ1bは、実施例1のレバーハンドル式バルブ1aにおいて固定部10a及び把持部11aからなるレバーハンドル2aに代えて、固定部10bと把持部11bとからなるレバーハンドル2bを備えるものである。固定部10bには非貫通孔19が設けられており、この非貫通孔19の内部には弾性部材20と金属製の球状体21が設置されている。また、把持部11bには球状体21が嵌合可能な窪み23a,23bが設けられている。そして、球状体21はその一部が固定部10bと把持部11bとの隙間22に露出するとともに、把持部11bと固定部10bとのなす角度がそれぞれ0度及び90度の場合に、把持部11bのそれぞれの窪み23a,23bに嵌合するように構成されている。
上記構成のレバーハンドル式バルブ1bにおいては、弾性部材20が球状体21を常に把持部11bに対して押し付けるように作用するため、窪み23a,23bに嵌合した球状体21は容易に外れることがない。従って、把持部11b及び固定部10bのなす角度は0度又は90度に保持される。
以上説明したように、本実施例のレバーハンドル式バルブ1bにおいては、レバーハンドル2bを回動する場合に、把持部11bと固定部10bとのなす角度が0度に保持されるため、把持部11bが不用意に回動してバルブ本体3の側面3aに接触するおそれがなく、安全である。また、把持部11bを折り曲げて係止片15又は溝部16に係止させた場合に、把持部11bと固定部10bとのなす角度が90度に保持されるため、振動等によって把持部11bが不用意に回動して係止片15又は溝部16による係止状態が解除されるおそれがない。従って、レバーハンドル2bの固定をより確実に行うことができる。
なお、本考案のレバーハンドル式バルブ1bにおいて、窪み23a,23bは球状体21が嵌合可能な形状であれば良く、本実施例に示した形状に限定されるものではない。また、弾性部材20や球状体21の個数は1つに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
実施例3について図4を用いて説明する(特に請求項5に対応)。
図4(a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例3の閉栓状態を示す平面図及びN−N線矢視断面図である。なお、図1乃至図3の構成要素と同じものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図4(a)及び(b)に示すように、レバーハンドル式バルブ1cは、実施例2のレバーハンドル式バルブ1bにおいて固定部10bに代えて、弁棒5に軸支されない側の端がバルブ本体3の側面3aから離れるように折り曲げられて、側面視クランク状をなす固定部10cと、把持部11bとからなるレバーハンドル2cを備えるものである。
上記構成のレバーハンドル式バルブ1cにおいては、把持部11bがバルブ本体3の側面3aから所望の距離だけ離れた位置に取り付けられるため、レバーハンドル2cの操作時に把持部11bを握り易くなる。なお、図4(b)において、把持部11bをC方向にピン14の軸を中心として回動し、実施例2と同様に係止片15及び溝部16に把持部11bを係止させることによれば、固定部10cの回動が防止される。
以上説明したように、レバーハンドル式バルブ1cにおいては、レバーハンドル2cを回動する際に把持部11bをしっかりと握ることができるため、操作性及び安全性が向上する。
なお、本考案のレバーハンドル式バルブ1cにおいて、固定部10cは略直角に折り曲げられた側面視クランク状をなしているが、この形状に限定されるものではない。すなわち、固定部10cの形状は、把持部11bがバルブ本体3の側面3cから所望の距離だけ離れた位置に取り付けられるとともに、回動されてバルブ本体3の側面3cに当接可能な範囲で、種々変更可能である。
以上説明したように、請求項1乃至請求項5に記載された本考案は、弁棒に取り付けられたレバーハンドルを操作して弁体を回動させるバルブやコックに対して適用可能である。
(a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例1の外観斜視図及び平面図であり、(c)は図1(a)のK−K線矢視断面図である。 (a)及び(c)は実施例1のレバーハンドル式バルブの閉栓状態を示す外観斜視図であり、(b)は図2(a)のL−L線矢視断面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例2の閉栓状態を示す平面図及びM−M線矢視断面図であり、(c)及び(d)は固定部と把持部の接続部の部分拡大図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本考案の実施の形態に係るレバーハンドル式バルブの実施例3の閉栓状態を示す平面図及びN−N線矢視断面図である。 従来技術の弁操作用ハンドルの側面図である。
符号の説明
1a〜1c…レバーハンドル式バルブ 2a,2b…レバーハンドル 3…バルブ本体 3a,3b…側面 4…弁体 5…弁棒 5a,5b…弁棒孔 6…流路 7…弁軸 8…貫通孔 9…ナット 10a,10b…固定部 11a,11b…把持部 12…凹部 13…凸部 14…ピン 15…係止片 16…溝部 17a,17b…係止部 18…突起部 19…非貫通孔 20…弾性部材 21…球状体 22…隙間 23a,23b…窪み 51…コック用ハンドル(弁操作用ハンドル) 52…基端側部分 53…先端側部分 54…ガイド用長孔 55…連結ピン 56…挿通孔

Claims (5)

  1. 内部に流路が形成されたバルブ本体と、このバルブ本体内に設置される弁体と、この弁体に一端が接続され他端が前記バルブ本体の側面から突出するように前記バルブ本体内に配置される弁棒と、前記バルブ本体の側面上で回動可能に前記弁棒によって端部を軸支され前記流路を開閉するレバーハンドルとを備え、このレバーハンドルは前記弁棒に一端を軸支される固定部と、この固定部の他端に折り曲げ自在に軸支される把持部とからなることを特徴とするレバーハンドル式バルブ。
  2. 前記把持部は前記レバーハンドルと前記流路とのなす角度が90度の状態において前記バルブ本体の側面に形成された溝部に折り曲げられて嵌合されることを特徴とする請求項1記載のレバーハンドル式バルブ。
  3. 前記把持部は、前記レバーハンドルと前記流路とのなす角度が90度の状態において前記バルブ本体の側面に設置された係止片に折り曲げられて係止されることを特徴とする請求項1記載のレバーハンドル式バルブ。
  4. 前記固定部と前記把持部はそれぞれ互いの一方に凹部あるいは凸部が対に設けられて嵌合し、この凸部と凹部が嵌合可能に前記把持部は前記固定部に軸支され、前記凸部と前記凹部の間には弾性部材が圧縮された状態で介設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレバーハンドル式バルブ。
  5. 前記固定部は、前記弁棒に軸支されない側の端が前記バルブ本体から離れるように折り曲げられて、側面視クランク状をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレバーハンドル式バルブ。

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