JP3475149B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents
車両用ドアハンドル装置Info
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- JP3475149B2 JP3475149B2 JP2000170079A JP2000170079A JP3475149B2 JP 3475149 B2 JP3475149 B2 JP 3475149B2 JP 2000170079 A JP2000170079 A JP 2000170079A JP 2000170079 A JP2000170079 A JP 2000170079A JP 3475149 B2 JP3475149 B2 JP 3475149B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
ドアに装着され、その開閉のために用いられる車両用ド
アハンドル装置に関する。
ドアに装着され、その開閉のために用いられる車両用ド
アハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プルタイプの車両用ドアハンドル装置と
しては、例えば図6(a)(b)に示すように、ブラケ
ット1とハンドル体2とからなる構成が提案されてい
る。この構成では、ブラケット1に設けられたブラケッ
トアーム6と、ハンドル体2に設けられたハンドルアー
ム7とを、これらを貫通する軸3により回動自在に軸着
し、これによりハンドル体2をブラケット1に対して旋
回可能に保持している。
しては、例えば図6(a)(b)に示すように、ブラケ
ット1とハンドル体2とからなる構成が提案されてい
る。この構成では、ブラケット1に設けられたブラケッ
トアーム6と、ハンドル体2に設けられたハンドルアー
ム7とを、これらを貫通する軸3により回動自在に軸着
し、これによりハンドル体2をブラケット1に対して旋
回可能に保持している。
【0003】軸3は、その中間部においてトーションス
プリング4のコイル部5を貫通しており、トーションス
プリングの一方の脚4aはブラケット1の背面に当接さ
れ、また他方の脚4bは、ハンドル体2に設けられた係
止部2aに係止され、ハンドル体2はこれによりブラケ
ット1に対向する方向に常時付勢されている。
プリング4のコイル部5を貫通しており、トーションス
プリングの一方の脚4aはブラケット1の背面に当接さ
れ、また他方の脚4bは、ハンドル体2に設けられた係
止部2aに係止され、ハンドル体2はこれによりブラケ
ット1に対向する方向に常時付勢されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は、ハンドル体2の操作角度がそのままトーションスプ
リング4の変位となるため、操作角度に応じてトーショ
ンスプリング4の反力が大きくなり、ハンドル体2の操
作フィーリングが悪いという問題点がある。
は、ハンドル体2の操作角度がそのままトーションスプ
リング4の変位となるため、操作角度に応じてトーショ
ンスプリング4の反力が大きくなり、ハンドル体2の操
作フィーリングが悪いという問題点がある。
【0005】そこで本発明の目的は、ハンドル体の操作
角度に対するトーションスプリングの変位を小さくする
ことにより、ハンドル体を軽快に操作しうる車両用ドア
ハンドル装置を提供することにある。
角度に対するトーションスプリングの変位を小さくする
ことにより、ハンドル体を軽快に操作しうる車両用ドア
ハンドル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、車両用
ドアに固定されるブラケットと、前記ブラケットに対し
旋回可能に保持されるハンドル体と、を備えた車両用ド
アハンドル装置であって、前記ブラケットと前記ハンド
ル体とのいずれか一方にはトーションスプリングのコイ
ル部を前記ハンドル体の旋回軸からオフセットした位置
に保持させ、同じく他方には前記トーションスプリング
の両方の脚部のそれぞれが摺接すべき第一及び第二の摺
接子を固設し、前記コイル部と前記摺接子との近接に伴
う前記各脚部と前記第一及び第二の摺接子との摺接によ
り前記トーションスプリングが変位し、これにより前記
ハンドル体が前記ブラケットに対向する方向に付勢され
ることを特徴とする車両用ドアハンドル装置である。
ドアに固定されるブラケットと、前記ブラケットに対し
旋回可能に保持されるハンドル体と、を備えた車両用ド
アハンドル装置であって、前記ブラケットと前記ハンド
ル体とのいずれか一方にはトーションスプリングのコイ
ル部を前記ハンドル体の旋回軸からオフセットした位置
に保持させ、同じく他方には前記トーションスプリング
の両方の脚部のそれぞれが摺接すべき第一及び第二の摺
接子を固設し、前記コイル部と前記摺接子との近接に伴
う前記各脚部と前記第一及び第二の摺接子との摺接によ
り前記トーションスプリングが変位し、これにより前記
ハンドル体が前記ブラケットに対向する方向に付勢され
ることを特徴とする車両用ドアハンドル装置である。
【0007】第1の本発明では、トーションスプリング
のコイル部と摺接子との近接に伴うトーションスプリン
グの両方の脚部と第一及び第二の摺接子との摺接により
トーションスプリングが変位し、これによりハンドル体
がブラケットに対向する方向に付勢される。
のコイル部と摺接子との近接に伴うトーションスプリン
グの両方の脚部と第一及び第二の摺接子との摺接により
トーションスプリングが変位し、これによりハンドル体
がブラケットに対向する方向に付勢される。
【0008】したがって、上記従来例のようにハンドル
体の操作角度がそのままトーションスプリングの変位と
なる構成に比して、操作角度に対するトーションスプリ
ングの変位を小さくすることができ、これにより、ハン
ドル体を軽快に操作することができる。
体の操作角度がそのままトーションスプリングの変位と
なる構成に比して、操作角度に対するトーションスプリ
ングの変位を小さくすることができ、これにより、ハン
ドル体を軽快に操作することができる。
【0009】第2の本発明は、第1の本発明の車両用ド
アハンドル装置であって、前記ハンドル体はカウンタウ
ェイトを備え、前記トーションスプリングはそのコイル
部に対する前記カウンタウェイトの貫通により前記ハン
ドル体に保持されることを特徴とする車両用ドアハンド
ル装置である。
アハンドル装置であって、前記ハンドル体はカウンタウ
ェイトを備え、前記トーションスプリングはそのコイル
部に対する前記カウンタウェイトの貫通により前記ハン
ドル体に保持されることを特徴とする車両用ドアハンド
ル装置である。
【0010】第2の本発明では、トーションスプリング
を、ハンドル体に固定されるカウンタウェイトにより保
持することとしたので、トーションスプリングの保持の
ための部材を新たに設ける必要がなく設計上有利であ
る。その上、ハンドル体を軽快に操作できる本発明の構
成においても、カウンタウェイトの作用により、車両の
横衝突などの際にハンドル体への衝撃加速度の作用によ
ってハンドル体が外方に振られドアが開く事態を防止で
きる。
を、ハンドル体に固定されるカウンタウェイトにより保
持することとしたので、トーションスプリングの保持の
ための部材を新たに設ける必要がなく設計上有利であ
る。その上、ハンドル体を軽快に操作できる本発明の構
成においても、カウンタウェイトの作用により、車両の
横衝突などの際にハンドル体への衝撃加速度の作用によ
ってハンドル体が外方に振られドアが開く事態を防止で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下に
説明する。図1および図2において、本発明の実施形態
に係る車両用ドアハンドル装置30は、ドア開閉操作用
のハンドル体20を、ブラケット10に対し旋回可能に
保持して構成されている。ブラケット10の背面部に
は、二個を一組とするブラケットアーム11が二組、上
向きに突設されている。各組のブラケットアーム11の
間を結んで、ブラケット軸部12が樹脂一体成形により
形成されている。
説明する。図1および図2において、本発明の実施形態
に係る車両用ドアハンドル装置30は、ドア開閉操作用
のハンドル体20を、ブラケット10に対し旋回可能に
保持して構成されている。ブラケット10の背面部に
は、二個を一組とするブラケットアーム11が二組、上
向きに突設されている。各組のブラケットアーム11の
間を結んで、ブラケット軸部12が樹脂一体成形により
形成されている。
【0012】ハンドル体20は、把手部21に一対のハ
ンドルアーム22を上向きに突設した構成であり、ハン
ドルアーム22の図中上端部にはカウンタウェイト23
が着脱可能に装着されている。
ンドルアーム22を上向きに突設した構成であり、ハン
ドルアーム22の図中上端部にはカウンタウェイト23
が着脱可能に装着されている。
【0013】図3に示すように、ハンドルアーム22は
軸保持部24を備えている。カウンタウェイト23(図
4参照)は、ハンドルアーム22に設けられた取付穴2
2aに取り付けられる。カウンタウェイト23の重量
は、ハンドル体20の平常姿勢(すなわち、図4のよう
に把手部21が閉じた姿勢)において、ブラケット軸部
12の軸心12cを含む横方向の対称面に関し、ハンド
ル体20の把手部21側の重量とカウンタウェイト23
を含むハンドルアーム22側の重量とがバランスするよ
うに設定されている。したがって、車両に横衝突など横
方向の衝撃が加わった際にも、衝撃加速度によりハンド
ル体20が開こうとする力を打ち消すように、カウンタ
ウェイト23に力が加わり、これによりハンドル体20
が外方に開いてドアのロックを解除する事態を防止でき
る。なお、22bは車両用ドアハンドル装置30による
ロック操作およびアンロック操作を行う操作ロッド(図
示せず)が接続される接続穴である。
軸保持部24を備えている。カウンタウェイト23(図
4参照)は、ハンドルアーム22に設けられた取付穴2
2aに取り付けられる。カウンタウェイト23の重量
は、ハンドル体20の平常姿勢(すなわち、図4のよう
に把手部21が閉じた姿勢)において、ブラケット軸部
12の軸心12cを含む横方向の対称面に関し、ハンド
ル体20の把手部21側の重量とカウンタウェイト23
を含むハンドルアーム22側の重量とがバランスするよ
うに設定されている。したがって、車両に横衝突など横
方向の衝撃が加わった際にも、衝撃加速度によりハンド
ル体20が開こうとする力を打ち消すように、カウンタ
ウェイト23に力が加わり、これによりハンドル体20
が外方に開いてドアのロックを解除する事態を防止でき
る。なお、22bは車両用ドアハンドル装置30による
ロック操作およびアンロック操作を行う操作ロッド(図
示せず)が接続される接続穴である。
【0014】図3において、ブラケット軸部12は、円
柱面の一部である外周面12aと、その円柱面の軸心を
含む平面である切欠面12bとを備えており、その断面
が半円形となっている。
柱面の一部である外周面12aと、その円柱面の軸心を
含む平面である切欠面12bとを備えており、その断面
が半円形となっている。
【0015】軸保持部24は、ブラケット軸部12の外
周面12aとほぼ同じ曲率をもつ弧状面である内周面2
4aを有すると共に、この内周面24aに臨むセンタリ
ング突起24bを備えている。そしてセンタリング突起
24bと内周面24aとの間には、ブラケット軸部12
の半径にほぼ等しい開口幅の開口部24cが形成されて
いる。この開口部24cの開口幅は、図3に示す状態、
すなわちハンドル体20をブラケット10に組み付ける
姿勢において、ブラケット軸部12が通過しうる間隔に
設定されている。センタリング突起24bの内側肩部2
4dは、ブラケット軸部12の切欠面12bにおける軸
心12cに当接するように配置されている。
周面12aとほぼ同じ曲率をもつ弧状面である内周面2
4aを有すると共に、この内周面24aに臨むセンタリ
ング突起24bを備えている。そしてセンタリング突起
24bと内周面24aとの間には、ブラケット軸部12
の半径にほぼ等しい開口幅の開口部24cが形成されて
いる。この開口部24cの開口幅は、図3に示す状態、
すなわちハンドル体20をブラケット10に組み付ける
姿勢において、ブラケット軸部12が通過しうる間隔に
設定されている。センタリング突起24bの内側肩部2
4dは、ブラケット軸部12の切欠面12bにおける軸
心12cに当接するように配置されている。
【0016】ブラケット10には、ハンドルアーム22
が通過できる寸法の溝10aが形成されており、ハンド
ルアーム22はここからブラケット10に挿入される。
そして軸保持部24をブラケット軸部12に対向させた
姿勢のままハンドル体20を上昇させ、ブラケット軸部
12を軸保持部24の開口部24cに通過させることに
より、ハンドル体20がブラケット10に対して旋回自
在に保持される。
が通過できる寸法の溝10aが形成されており、ハンド
ルアーム22はここからブラケット10に挿入される。
そして軸保持部24をブラケット軸部12に対向させた
姿勢のままハンドル体20を上昇させ、ブラケット軸部
12を軸保持部24の開口部24cに通過させることに
より、ハンドル体20がブラケット10に対して旋回自
在に保持される。
【0017】また、図2に示すとおり、ブラケット10
のブラケットアーム11には、第一摺接子14が設けら
れている。第一摺接子14は、図4および図5に示すよ
うに、トーションスプリング13の一方の脚部13aが
摺接すべきものであり、脚部13aの脱落を防ぐための
鍔部(図2参照)が設けられている。他方、トーション
スプリング13の他方の脚部13bが摺接すべき位置に
は、第二摺接子15がブラケットアーム11と一体に設
けられている。第二摺接子15にも、脚部13bの脱落
を防ぐための鍔部(図2参照)が設けられている。第二
摺接子15の上面は、図4に示すとおり円柱面を形成し
ており、その中心はブラケット軸部12の軸心12cに
ほぼ一致している。
のブラケットアーム11には、第一摺接子14が設けら
れている。第一摺接子14は、図4および図5に示すよ
うに、トーションスプリング13の一方の脚部13aが
摺接すべきものであり、脚部13aの脱落を防ぐための
鍔部(図2参照)が設けられている。他方、トーション
スプリング13の他方の脚部13bが摺接すべき位置に
は、第二摺接子15がブラケットアーム11と一体に設
けられている。第二摺接子15にも、脚部13bの脱落
を防ぐための鍔部(図2参照)が設けられている。第二
摺接子15の上面は、図4に示すとおり円柱面を形成し
ており、その中心はブラケット軸部12の軸心12cに
ほぼ一致している。
【0018】そしてトーションスプリング13は、組み
付けの際にそのコイル部13cをカウンタウェイト23
が貫通することにより、ハンドル体20に一体的に保持
される。この組み付けの際には、トーションスプリング
13は、その脚部13aが第一摺接子14に、また脚部
13bが第二摺接子15にそれぞれ押し付けられた状態
で保持される。
付けの際にそのコイル部13cをカウンタウェイト23
が貫通することにより、ハンドル体20に一体的に保持
される。この組み付けの際には、トーションスプリング
13は、その脚部13aが第一摺接子14に、また脚部
13bが第二摺接子15にそれぞれ押し付けられた状態
で保持される。
【0019】しかして、以上のとおり構成された車両用
ドアハンドル装置30では、ハンドル体20の把手部2
1を引き上げることにより、ハンドル体20が図中時計
方向に旋回して図5の姿勢となるが、この動作の過程に
おいて、トーションスプリング13のコイル部13cと
第一摺接子14との近接に伴うトーションスプリング1
3の一方の脚部13aと第一摺接子14との摺接によ
り、トーションスプリング13が変位して、その脚部1
3aと脚部13bとのなす開き角が拡大し、これにより
ハンドル体20が反時計方向、すなわち把手部21がブ
ラケット10に向けて閉じる方向に付勢される。したが
って、把手部21から手を離すとハンドル体20は図4
に示す平常姿勢に復帰する。
ドアハンドル装置30では、ハンドル体20の把手部2
1を引き上げることにより、ハンドル体20が図中時計
方向に旋回して図5の姿勢となるが、この動作の過程に
おいて、トーションスプリング13のコイル部13cと
第一摺接子14との近接に伴うトーションスプリング1
3の一方の脚部13aと第一摺接子14との摺接によ
り、トーションスプリング13が変位して、その脚部1
3aと脚部13bとのなす開き角が拡大し、これにより
ハンドル体20が反時計方向、すなわち把手部21がブ
ラケット10に向けて閉じる方向に付勢される。したが
って、把手部21から手を離すとハンドル体20は図4
に示す平常姿勢に復帰する。
【0020】ここで、上記従来例ではハンドル体2の操
作角度がそのままトーションスプリング4の変位となっ
ていたのに対し、本実施形態ではトーションスプリング
13のコイル部13cをハンドル体20の旋回軸である
ブラケット軸部12の軸心12cからオフセットした位
置に保持させた結果、ハンドル体20の操作角度に対す
るトーションスプリング13の変位が小さい。したがっ
て本実施形態では、従来例に比してハンドル体20を軽
快に操作することができる。
作角度がそのままトーションスプリング4の変位となっ
ていたのに対し、本実施形態ではトーションスプリング
13のコイル部13cをハンドル体20の旋回軸である
ブラケット軸部12の軸心12cからオフセットした位
置に保持させた結果、ハンドル体20の操作角度に対す
るトーションスプリング13の変位が小さい。したがっ
て本実施形態では、従来例に比してハンドル体20を軽
快に操作することができる。
【0021】また本実施形態では、トーションスプリン
グ13を、ハンドル体20に固定されるカウンタウェイ
ト23により保持することとしたので、トーションスプ
リング13の保持のための部材を新たに設ける必要がな
く、部品点数を減少できる上、狭いブラケット10の近
傍の空間内にスペース上の余裕をもって各部材を配置で
き、設計上有利である。その上、上述のとおりハンドル
体20を軽快に操作できる本実施形態の構成において
も、カウンタウェイト23の作用により、車両の横衝突
などの際にハンドル体20への衝撃加速度の作用によっ
てハンドル体20が外方に振られドアのロックが解除さ
れる事態を防止できる。
グ13を、ハンドル体20に固定されるカウンタウェイ
ト23により保持することとしたので、トーションスプ
リング13の保持のための部材を新たに設ける必要がな
く、部品点数を減少できる上、狭いブラケット10の近
傍の空間内にスペース上の余裕をもって各部材を配置で
き、設計上有利である。その上、上述のとおりハンドル
体20を軽快に操作できる本実施形態の構成において
も、カウンタウェイト23の作用により、車両の横衝突
などの際にハンドル体20への衝撃加速度の作用によっ
てハンドル体20が外方に振られドアのロックが解除さ
れる事態を防止できる。
【0022】なお、本実施形態における第二摺接子15
は、その上面を円柱面とし、またその中心をブラケット
軸部12の軸心12cにほぼ一致することとしたが、第
二摺接子15の形状を他の形状としたり、その位置をブ
ラケット軸部12の軸心12cから離れた位置としても
よい。
は、その上面を円柱面とし、またその中心をブラケット
軸部12の軸心12cにほぼ一致することとしたが、第
二摺接子15の形状を他の形状としたり、その位置をブ
ラケット軸部12の軸心12cから離れた位置としても
よい。
【0023】また、本実施形態では、トーションスプリ
ング13をハンドル体20に保持させ、その一方の脚部
13aをブラケット10に固定された第一摺接子14に
摺接させる構成としたが、逆にトーションスプリング1
3をブラケット10に保持させる一方でハンドル体20
に第一摺接子14と同様の摺接子(図示せず)を設け、
両者を摺接させる構成としてもよい。しかして、かかる
構成も上記実施形態と同様の効果を得ることができ、本
発明の範疇に属するものである。
ング13をハンドル体20に保持させ、その一方の脚部
13aをブラケット10に固定された第一摺接子14に
摺接させる構成としたが、逆にトーションスプリング1
3をブラケット10に保持させる一方でハンドル体20
に第一摺接子14と同様の摺接子(図示せず)を設け、
両者を摺接させる構成としてもよい。しかして、かかる
構成も上記実施形態と同様の効果を得ることができ、本
発明の範疇に属するものである。
【0024】また、本発明の構造が、上記実施形態に示
したプルライズタイプの車両用ドアハンドル装置30だ
けでなく、グリップタイプの車両用ドアハンドル装置に
も適用できることは勿論である。
したプルライズタイプの車両用ドアハンドル装置30だ
けでなく、グリップタイプの車両用ドアハンドル装置に
も適用できることは勿論である。
【図1】 本発明の実施形態に係る車両用ドアハンドル
装置を示す正面図である。
装置を示す正面図である。
【図2】 車両用ドアハンドル装置を示す背面図であ
る。
る。
【図3】 ハンドル体をブラケットに組み付ける工程を
示す一部切欠した側面図である。
示す一部切欠した側面図である。
【図4】 車両用ドアハンドル装置を示す一部切欠した
側面図である。
側面図である。
【図5】 車両用ドアハンドル装置を示す一部切欠した
側面図である。
側面図である。
【図6】 本発明による改良前の車両用ドアハンドル装
置を示し、(a)はその正面図、(b)はその一部切欠
した側面図である。
置を示し、(a)はその正面図、(b)はその一部切欠
した側面図である。
1,10 ブラケット、2,20 ハンドル体、4,1
3 トーションスプリング、4a,4b,13a,13
b 脚部、5,13c コイル部、12 ブラケット軸
部、14 第一摺接子、15 第二摺接子、21 把手
部、23 カウンタウェイト、30 車両用ドアハンド
ル装置。
3 トーションスプリング、4a,4b,13a,13
b 脚部、5,13c コイル部、12 ブラケット軸
部、14 第一摺接子、15 第二摺接子、21 把手
部、23 カウンタウェイト、30 車両用ドアハンド
ル装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両用ドアに固定されるブラケットと、
前記ブラケットに対し旋回可能に保持されるハンドル体
と、を備えた車両用ドアハンドル装置であって、 前記ブラケットと前記ハンドル体とのいずれか一方には
トーションスプリングのコイル部を前記ハンドル体の旋
回軸からオフセットした位置に保持させ、同じく他方に
は前記トーションスプリングの両方の脚部のそれぞれが
摺接すべき第一及び第二の摺接子を固設し、 前記コイル部と前記摺接子との近接に伴う前記各脚部と
前記第一及び第二の摺接子との摺接により前記トーショ
ンスプリングが変位し、これにより前記ハンドル体が前
記ブラケットに対向する方向に付勢されることを特徴と
する車両用ドアハンドル装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ドアハンドル装
置であって、 前記ハンドル体はカウンタウェイトを備え、前記トーシ
ョンスプリングはそのコイル部に対する前記カウンタウ
ェイトの貫通により前記ハンドル体に保持されることを
特徴とする車両用ドアハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170079A JP3475149B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 車両用ドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170079A JP3475149B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 車両用ドアハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001349102A JP2001349102A (ja) | 2001-12-21 |
JP3475149B2 true JP3475149B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=18672846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000170079A Expired - Fee Related JP3475149B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 車両用ドアハンドル装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3475149B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6499913B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-04-10 | 株式会社アルファ | 車両のインサイドハンドル装置 |
TW202302975A (zh) * | 2021-06-04 | 2023-01-16 | 日商神菱股份有限公司 | 門把手裝置 |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000170079A patent/JP3475149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001349102A (ja) | 2001-12-21 |
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