JP3759023B2 - ドアロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアに装着されるドアロック装置(ラッチ装置とよばれることもある)に係り、特に、車両用ドアのアウトサイドハンドルに連結されるオープンロッドの上下方向での作動に応じてオープンレバーが回動動作することにより、オープンリンクを介してポールと一体的に回転するリフトレバーが回動されるように構成されたドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のドアロック装置は、例えば、特開平11−2054号公報に示されていて、一般的にはアウトサイドハンドルの配設位置より下方部位に配設される。このため、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することが可能なドアレイアウトでは、オープンロッドを不必要に長くしないことを意図して、オープンレバーがドアロック装置の上方部位に配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、オープンレバーがドアロック装置の上方部位に配置されるように構成したドアロック装置では、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができない車体構造、ドア形式において採用する場合、アウトサイドハンドルとドアロック装置を前後方向にも離間させて、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の離間寸法を必要十分に確保するようにしている。しかし、かかる構成では、アウトサイドハンドルとオープンレバーを連結するオープンロッドの連結角(垂直面に対する取付角)が大きくなり、アウトサイドハンドルの操作時には、各連結部にてこじり等が生じるおそれがあって、操作フィーリングを悪化させるおそれがある。
【0004】
この問題を解決するために、従来では、ドアロック装置における主要な構成部材の幾つかにおいて一般用の部品の他に特別用の部品を設定して、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができないドアレイアウトにて採用される場合には、特別用の部品を採用することで、良好な操作フィーリングが得られるようにしている。ところで、この場合には、当該ドアロック装置において近年急速に高まりつつある部品の統合化(フロントドア用とリヤドア用の共用化)・共通化を最大限に図ることができなくて、コスト低減を十分に図ることができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべく、車両用ドアのアウトサイドハンドルに連結されるオープンロッドの上下方向での作動に応じてオープンレバーが回動動作することにより、オープンリンクを介してポールと一体的に回転するリフトレバーが回動されるように構成されたドアロック装置において、前記オープンロッドとの連結部を下方に有するとともに前記オープンレバーとの連結部を上方に有して上下動可能に支持され、前記オープンロッドの作動に応じて上下方向に作動して前記オープンレバーを回動動作させるオープンコネクトリンクを設けており、前記オープンロッドは前記オープンコネクトリンクの下方の連結部に車両前後方向に回動可能に連結されていること(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0006】
この場合において、前記オープンコネクトリンクが、前記オープンレバーを回動可能に支持する支持プレートに上下動可能に支持されていること(請求項2に係る発明)が望ましく、また、前記オープンコネクトリンクの下方に形成される連結部が、前記オープンレバーと前記オープンコネクトリンクの連結部位側に屈曲形成されていること(請求項3に係る発明)が望ましい。
【0007】
【発明の作用・効果】
本発明によるドアロック装置(請求項1に係る発明)においては、オープンロッドとの連結部を下方に有するとともにオープンレバーとの連結部を上方に有してオープンロッドの作動に応じて上下方向に作動してオープンレバーを回動動作させるオープンコネクトリンクを設けたことにより、オープンロッドをアウトサイドハンドルとオープンコネクトリンクの下方連結部との間に配索することができて、オープンロッドをアウトサイドハンドルとオープンレバーとの間に配索する場合に比して、オープンロッドの連結角を小さくすることができ、アウトサイドハンドルの操作時における操作フィーリングの悪化を抑えることができる。
【0008】
したがって、当該ドアロック装置が、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができないレイアウトにおいて採用される場合には、オープンコネクトリンクを用いる構成とし、また、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができるレイアウトにおいて採用される場合には、オープンコネクトリンクを用いない構成とすることで、良好な操作フィーリングの確保を図りながら、ドアロック装置における構成部品の共通化を最大限に図ることが可能であり、コスト低減を十分に図ることができる。
【0009】
また、本発明において、オープンコネクトリンクが、オープンレバーを回動可能に支持する支持プレートに、上下動可能に支持される構成を採用した場合(請求項2に係る発明の場合)には、ドアロック装置の構成部品において支持プレートまでの部品を共通化することができて、更なるコスト低減を図ることができる。また、オープンコネクトリンクの下方に形成される連結部がオープンレバーとオープンコネクトリンクの連結部位側に屈曲形成される構成を採用した場合(請求項3に係る発明の場合)には、当該部位での寸法(例えば、車両前後方向の厚み)を小さく構成することが可能であり、当該部位でのコンパクト化を図ることが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明によるドアロック装置の一実施形態を示していて、この実施形態のドアロック装置は、車両のドア(図示省略)に設置されて、車体側に設けられたストライカ(図示省略)と離脱可能に係合することにより、ドアを閉鎖状態に保持するものである。
【0011】
また、このドアロック装置においては、ドアの車外側に組付けられるアウトサイドハンドル(図示省略)に連結されるオープンロッド11の上下方向での作動に応じてオープンコネクトリンク12を介してオープンレバー13が回動動作することにより、オープンリンク14を介してポール51(図5参照)と一体的に回転するリフトレバー15が回動されるように構成されている。
【0012】
オープンロッド11は、上端11aにてアウトサイドハンドルに連結されるとともに、下端11bにてオープンコネクトリンク12の下方連結部12aに樹脂製のスナップ16を介して連結されていて、アウトサイドハンドルのドア開放側への操作により下方に押動操作されて、オープンコネクトリンク12を下方に押動するようになっている。スナップ16は、オープンロッド11の下端11bに組付けられた状態で、オープンコネクトリンク12の下方連結部12aに設けた丸孔12a1に、オープンロッド11の下端11bとともに回動可能に組付けられていて、オープンロッド11の下端部とオープンコネクトリンク12の下端部を連結している。
【0013】
オープンコネクトリンク12は、オープンロッド11との連結部12aを下方に有するとともに、オープンレバー13との連結部12bを上方に有していて、下端部に形成した連結支持部12cにてベースサブプレート23の下端部にプロジェクション溶接にて固着した支持台24の支持爪部24aに樹脂製のクリップ25を介して上下動可能に支持されており、オープンロッド11の上下方向での作動に応じて上下方向に作動してオープンレバー13を回動動作させるようになっている。クリップ25は、オープンコネクトリンク12の連結支持部12cに設けた長孔12c1に摺動可能に組付けられた後に支持爪部24aに嵌合固定されることで、オープンコネクトリンク12を上下方向にて摺動可能に支持する。
【0014】
オープンレバー13は、ベースサブプレート23にピン26を用いて回動可能に組付けられていて、一端部に形成した第1の係合片13aにて樹脂製のクリップ17を介してオープンコネクトリンク12の上方連結部12bに連結され、一端部に形成した第2の係合片13bにてオープンリンク14に連結されており、他端の係合片13cにてサブオープンレバー18の操作部18aに係合している。クリップ17は、オープンコネクトリンク12の上方連結部12bに設けた長孔12b1に摺動可能に組付けられた後に第1の係合片13aに嵌合固定されることで、オープンコネクトリンク12の上端部とオープンレバー13の一端部を連結している。
【0015】
また、オープンレバー13は、その中間部に形成した支持部13dに組付けられて一端を係合片13bに係止し他端をベースサブプレート23に係止したトーションスプリングS1によって、オープンコネクトリンク12とオープンリンク14を持ち上げる方向で、サブオープンレバー18を定位置とする方向に付勢されていて、他端側に形成したストッパ片13eにてベースサブプレート23の段部23aに離脱可能に係合することで初期位置が規定されている。
【0016】
サブオープンレバー18は、ベースサブプレート23にピン27を用いて回動可能に組付けられていて、上記した操作部18aを有するとともに、連結部18bを有していて、連結部18bにて樹脂製のスナップ20を介してサブオープンロッド19の一端19aに連結されている。サブオープンロッド19の他端(図示省略)は、ドアの車内側に組付けられるインサイドハンドル(図示省略)に連結されていて、インサイドハンドルのドア開放側への操作により回動操作されて、オープンレバー13をトーションスプリングS1に抗して回動するようになっている。スナップ20は、サブオープンロッド19の一端19aに組付けられた状態で、サブオープンレバー18の連結部18bに設けた丸孔18b1に、サブオープンロッド19の一端19aとともに回動可能に組付けられていて、サブオープンレバー18とサブオープンロッド19を連結している。
【0017】
オープンリンク14は、オープンレバー13との連結部14aを上方に有するとともに、ロッキングレバー31との連結部14bを下方に有していて、中間部に形成した係合部14cにてリフトレバー15の係合部15aに係合・非係合可能である。オープンリンク14の係合部14cとリフトレバー15の係合部15aとの非係合は、ロッキングレバー31がロック位置に操作されているとき達成され、このときにはオープンレバー13が回動操作されてオープンリンク14が押動されてもリフトレバー15は回動されない。一方、オープンリンク14の係合部14cとリフトレバー15の係合部15aとの係合は、ロッキングレバー31がアンロック位置に操作されているとき達成され、このときにはオープンレバー13が回動操作されてオープンリンク14が押動されることでリフトレバー15は回動される。
【0018】
ロッキングレバー31は、ベースサブプレート23に回動可能に組付けられていて、ベースサブプレート23にブラケット29を介して組付けた電動アクチュエータ32によって駆動される回動アーム33(図3参照)や、図1に示したキーリンク34およびサブキーリンク35等によってロック位置またはアンロック位置に回動操作可能であり、ベースサブプレート23に設けたストッパ片23b(図2参照)との当接により回動量(ロック位置およびアンロック位置)を規定する一対の脚部31a,31bを有している。また、ロッキングレバー31とベースサブプレート23間には、ロッキングレバー31の各脚部31a,31bとベースサブプレート23のストッパ片が当接した状態に保持するためのターンオーバースプリングS2(図2および図4参照)が設けられている。
【0019】
キーリンク34は、上端にてドアの車外側に組付けられるキーシリンダ(図示省略)の作動部に連結され、下端にてロッキングレバー31の連結部(長孔形成部)31cに連結されていて、キーシリンダの施錠・解錠操作に応じて作動する。サブキーリンク35は、上端にてドアの車内側に組付けられるロックノブ(図示省略)に連結され、下端にてロッキングレバー31の連結部(丸孔形成部)31dに連結されていて、ロックノブの施錠・解錠操作に応じて作動する。また、キーリンク34とサブキーリンク35は、図1に示したように、オープンロッド11およびサブオープンロッド19と同様に樹脂製のプロテクタ40に設けた各開口を通してプロテクタ40外に延出している。
【0020】
プロテクタ40は、樹脂製のケース22とベースサブプレート23に脱着可能に組付けられていて、オープンロッド11、オープンコネクトリンク12、オープンレバー13、オープンリンク14、サブオープンロッド19、ロッキングレバー31、キーリンク34、サブキーリンク35等の各連結部や各作動部を被覆保護している。
【0021】
ケース22は、ベースプレート21とベースサブプレート23間に介在していて、ポール51とラッチ52を収容するとともに、これらをそれぞれ付勢するトーションスプリングS3,S4を収容している。ポール51は、ラッチ52の外周に係脱可能なブロック状のポール本体51aと、ポール本体51aに略直交して延びる軸部51bからなるもので、軸部51bはケース22とベースサブプレート23を貫通するとともにベースプレート21を貫通した状態にて、ベースサブプレート23およびベースプレート21に回転可能に支持されている。ポール51の軸部51bには、ケース22とベースサブプレート23間の外周にトーションスプリングS3が巻回され、かつ、その先端部位(ベースサブプレート23を貫通した部位)にリフトレバー15が一体回転可能に嵌着(カシメ固定)されている。
【0022】
トーションスプリングS3は、その一端をポール51側に掛止させていて、ポール51の回転を所定の力で規制するとともに、ポール52が回転した際にはポール51を回転復帰すべく付勢する(図2および図4参照)。また、トーションスプリングS3は、その他端をケース22外に延出させていて、この延出部がロッキングレバー31をロック位置またはアンロック位置に保持するためのターンオーバースプリングS2とされている。
【0023】
ラッチ52は、ベースサブプレート23とケース22とベースプレート21を貫通してこれらによって支持された支持ピン53を介して、ケース22とベースプレート21間にて回転可能に支持されていて、支持ピン53の外周に巻回されたトーションスプリングS4の一端が掛止されている。トーションスプリングS4の他端はケース22側に掛止されていて、ラッチ52の回転を所定の力で規制し、ラッチ52が回転した際にはラッチ52を回転復帰すべく付勢する。ラッチ52は、ポール51によって回転を規制されない状態のとき、トーションスプリングS4の作用にて、その掛止溝52aの開口部がベースプレート21に設けた挿入溝21aの開口部に略一致するように保持される。
【0024】
上記したラッチ52は、車体側に設けられたストライカ(図示省略)がベースプレート21の挿入溝21aを通して相対的に進入した際には、ストライカの押動作用にてトーションスプリングS4に抗して回転しつつストライカ56を受け入れ、この間、ポール51はラッチ52の外周に摺接しつつ外周の掛止部52bに相対的に移行して掛止部52bに掛止される。これにより、ラッチ52は、ストライカを受け入れた回転状態でポール51により保持され、ストライカを掛止するとともにこの掛止状態を保持する。この状態では、ドアは閉止状態にある。
【0025】
また、ラッチ52は、この掛止状態では、トーションスプリングS4にて復帰方向へ付勢されており、リフトレバー15が回動されてポール51が回転しラッチ52の掛止部52bから離脱した際には、トーションスプリングS4の付勢力で回動復帰するとともに、掛止溝52aの開口部がベースプレート21に設けた挿入溝21aの開口部に一致する方向へ回転する。この状態では、ストライカはラッチ52の掛止溝52aおよびベースプレート21に設けた挿入溝21aから退出可能である。従って、ドアはこの状態では開放可能である。
【0026】
上記のように構成したこの実施形態のドアロック装置においては、オープンロッド11との連結部12aを下方に有するとともにオープンレバー13との連結部12bを上方に有してオープンロッド11の上下方向での作動に応じて上下方向に作動してオープンレバー13を回動動作させるオープンコネクトリンク14を設けたことにより、オープンロッド11をアウトサイドハンドルとオープンコネクトリンク12の下方連結部12aとの間に配索することができて、オープンロッド11をアウトサイドハンドルとオープンレバー13間に配索する場合(図6に示した実施形態の場合)に比して、オープンロッド11の連結角を小さくすることができ、アウトサイドハンドルの操作時における操作フィーリングの悪化を抑えることができる。
【0027】
したがって、当該ドアロック装置が、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができないレイアウトにおいて採用される場合には、オープンコネクトリンク12を用いる構成(図1〜図5に示した実施形態の構成)とし、また、アウトサイドハンドルとドアロック装置間の上下方向での離間寸法を必要十分に設定することができるレイアウトにおいて採用される場合には、オープンコネクトリンク12を用いない構成(図6に示した実施形態の構成)とすることで、良好な操作フィーリングの確保を図りながら、ドアロック装置における構成部品の共通化を最大限に図ることが可能であり、コスト低減を十分に図ることができる。
【0028】
なお、図6に示した実施形態では、図1〜図5に示した上記実施形態に比してオープンコネクトリンク12とスナップ16と支持台24とクリップ25が省略され、オープンロッド11の下端部(長孔形成部)11bがオープンレバー13の一端部に形成した第1の係合片13aに樹脂製のクリップ17を介して連結されている。また、図6に示した実施形態では、図1〜図5に示した上記実施形態のオープンロッド11、サブオープンロッド19、キーリンク34、サブキーリンク35およびプロテクタ40に相当する部材(同一符号を付した)を組付けることで、図7に示した構成となる。
【0029】
また、図1〜図5に示した上記実施形態においては、オープンコネクトリンク12がオープンレバー13を回動可能に支持するベースサブプレート23に固着した支持台(支持プレート)24に上下動可能に支持される構成を採用しているため、ドアロック装置において支持台24をベースサブプレート23に一体的に形成することで、支持台24までの部品を共通化することができて、更なるコスト低減を図ることができる。
【0030】
また、図1〜図5に示した上記実施形態では、オープンコネクトリンク12とスナップ16と支持台24とクリップ25を採用することにより、図1に示したプロテクタ40を採用して、オープンロッド11、オープンコネクトリンク12、オープンレバー13、オープンリンク14、サブオープンロッド19、ロッキングレバー31、キーリンク34、サブキーリンク35等構成部材の各連結部や各作動部を被覆保護することができる。したがって、当該ドアロック装置を図6および図7にて示したように構成する場合に比して、構成部材の各連結部や各作動部を的確に被覆保護することができて、盗難防止性をも高めることが可能である。
【0031】
図1〜図5に示した上記実施形態においては、オープンコネクトリンク12の下方に形成される連結部12aが支持台24とオープンコネクトリンク12の連結部位(連結支持部12c)より電動アクチュエータ32側に屈曲形成される構成を採用して本発明を実施したが、図8に示した構成、すなわち、オープンコネクトリンク12の下方に形成される連結部12aが、支持台24とオープンコネクトリンク12の連結部位(連結支持部12c)より、オープンレバー13とオープンコネクトリンク12の連結部位側に屈曲形成される構成を採用した上で、当該ドアロック装置を図9に示したように構成して本発明を実施することも可能である。なお、図9は図1に相当する組立図であるため、対応する構成部材には同一符号を付して説明は省略する。また、図8では、リフトレバー15とポール51が図示省略してある。
【0032】
図8に示した構成を採用したドアロック装置においては、オープンコネクトリンク12の下方に形成される連結部12aがオープンレバー13とオープンコネクトリンク12の連結部位側に屈曲形成されていて、当該部位での寸法(例えば、車両前後方向の厚み)を小さく構成することが可能であるため、図8および図9に示したように、当該部位での車両前後方向のコンパクト化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアロック装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したドアロック装置においてプロテクタを取り外した状態の要部正面図である。
【図3】図1に示したドアロック装置においてプロテクタ、キーリンク、サブキーリンク等を取り外した状態での斜視図である。
【図4】図3に示したオープンコネクトリンクを組付ける前の状態の斜視図である。
【図5】図2〜図4に示したベースプレート、ケース、ポール、ラッチ等の分解斜視図である。
【図6】オープンロッドの下端部がオープンレバーの一端部に形成した第1の係合片に樹脂製のクリップを介して連結される実施形態の図4に相当する斜視図である。
【図7】図6に示した構成を採用した実施形態の図1に相当する斜視図である。
【図8】本発明によるドアロック装置の他の実施形態を示す図3相当の斜視図である。
【図9】図8に示した構成を採用した実施形態の図1に相当する斜視図である。
【符号の説明】
11…オープンロッド、12…オープンコネクトリンク、12a…オープンロッドとの連結部、12b…オープンレバーとの連結部、13…オープンレバー、14…オープンリンク、15…リフトレバー、16…スナップ、17…クリップ、18…サブオープンレバー、19…サブオープンロッド、20…スナップ、21…ベースプレート、22…ケース、23…ベースサブプレート、24…支持台、25…クリップ、26…ピン、27…ピン、29…ブラケット、31…ロッキングレバー、32…電動アクチュエータ、33…回動アーム、34…キーリンク、35…サブキーリンク、40…プロテクタ、51…ポール、52…ラッチ、S1〜S4…スプリング。
Claims (3)
- 車両用ドアのアウトサイドハンドルに連結されるオープンロッドの上下方向での作動に応じてオープンレバーが回動動作することにより、オープンリンクを介してポールと一体的に回転するリフトレバーが回動されるように構成されたドアロック装置において、前記オープンロッドとの連結部を下方に有するとともに前記オープンレバーとの連結部を上方に有して上下動可能に支持され、前記オープンロッドの作動に応じて上下方向に作動して前記オープンレバーを回動動作させるオープンコネクトリンクを設けており、前記オープンロッドは前記オープンコネクトリンクの下方の連結部に車両前後方向に回動可能に連結されていることを特徴とするドアロック装置。
- 前記オープンコネクトリンクが、前記オープンレバーを回動可能に支持する支持プレートに上下動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のドアロック装置。
- 前記オープンコネクトリンクの下方に形成される連結部が、前記オープンレバーと前記オープンコネクトリンクの連結部位側に屈曲形成されていることを特徴とする請求項1記載のドアロック装置。
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