JP6907818B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
車両用ドアロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6907818B2 JP6907818B2 JP2017164022A JP2017164022A JP6907818B2 JP 6907818 B2 JP6907818 B2 JP 6907818B2 JP 2017164022 A JP2017164022 A JP 2017164022A JP 2017164022 A JP2017164022 A JP 2017164022A JP 6907818 B2 JP6907818 B2 JP 6907818B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- open
- open link
- vehicle door
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
このドアロック装置はベース部材を備えている。ベース部材は車両ドアに固定されている。
さらにベース部材には、ラッチ、ポール、及びアウトサイドオープンレバーが回転可能に支持されている。
そのためリフトレバーは、ポールと一緒に係合位置と非係合位置との間を回転する。
このオープンリンクは、車両ドアに設けたロックノブと連動する。即ち、ロックノブがロック位置に位置するときオープンリンクはラッチ解除不能位置に位置し、ロックノブがアンロック位置に位置するときオープンリンクはラッチ解除可能位置に位置する。
オープンリンクがラッチ解除不能位置に位置する場合に、ドア開口を開放する開位置に位置していた車両ドアがドア開口を閉じる閉位置まで回転すると、ストライカと係合したラッチがラッチ位置へ回転し且つポールが係合位置に回転する。そして、このときにストライカからラッチに所定の力(以下、閉止時押圧力と呼ぶ)が伝わる。するとラッチからポールに伝わった閉止時押圧力により、ポール(及びリフトレバー)が一時的に非係合位置側に回転する。
そのため、非係合位置側に回転したリフトレバーのキャンセル用突起が、ラッチ解除不能位置に位置するオープンリンクに衝突し、オープンリンクをラッチ解除可能位置へ回転させる。従って、その後にハンドルを回転操作することによってアウトサイドオープンレバーをラッチ解除位置に移動させると、ラッチ及びポールがラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わる。
なお、非係合位置側に一時的に回転したリフトレバー及びポールは、第2付勢手段の付勢力によって係合位置へ復帰する。
しかし、このときオープンリンクは、その慣性力(慣性質量)に起因して元の位置(衝突前の位置)に留まろうとする。その一方で、初期位置に位置していたアウトサイドオープンレバーがこのときの衝撃力によってラッチ解除位置へ移動することがある。この場合、オープンリンクがアウトサイドオープンレバーに対して相対回転するので、オープンリンクがラッチ解除不能位置へ移動する。
従って、アウトサイドオープンレバーがラッチ解除位置へ移動しても、ラッチ及びポールが不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることはない。
上述のように、ドアロック装置が設けられた車両ドアのロックノブがアンロック位置に位置する場合に側突が発生すると、オープンリンクがラッチ解除可能位置からラッチ解除不能位置へ回転する。このときオープンリンクがリフトレバーに対して接近する。
そのため、このときリフトレバーのキャンセル用突起がラッチ解除不能位置まで回転したオープンリンクに衝突することがある。このような衝突が発生すると、オープンリンクが不意にラッチ解除可能位置へ回転復帰してしまう。
従って、側突に起因してアウトサイドオープンレバーがラッチ解除位置へ移動すると、ラッチ及びポールが不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わってしまう。
本発明は、車体に取付けられたストライカと係合することによって車両ドアを閉止状態に保持するラッチ位置と、前記ストライカと係合しないアンラッチ位置と、に回転可能なラッチと、
前記ラッチと係合して前記ラッチを前記ラッチ位置に保持する係合位置と前記ラッチとの係合を解除する非係合位置とに回転可能なポールと、
前記車両ドアに設けた操作部に対する操作に連動して第1位置と第2位置との間を回転するオープンレバーと、
前記オープンレバーの位置に拘わらず前記ポールを押圧しないラッチ解除不能位置と、前記オープンレバーが前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに前記係合位置に位置する前記ポールを前記非係合位置まで押圧するラッチ解除可能位置と、の間を相対回転可能として前記オープンレバーに支持されたオープンリンクと、
を備え、
前記ポールには、
前記オープンリンクが前記ラッチ解除不能位置に位置する状態で開放状態にあった前記車両ドアが前記閉止状態になることにより、前記ラッチ解除不能位置に位置する前記オープンリンクを押圧して前記ラッチ解除可能位置へ回転させるキャンセル用突起が形成され、
前記オープンリンクには、
前記車両ドアが前記閉止状態にあり且つ前記オープンリンクが前記ラッチ解除不能位置側に回転したときに、前記キャンセル用突起と係合して前記オープンリンクが前記ラッチ解除可能位置側へ回転するのを規制する回転復帰規制突起が形成されるのがよい。
このときポールのキャンセル用突起がオープンリンクに衝突することがある。このような衝突が発生すると、オープンリンクにラッチ解除可能位置側への回転力が掛かることがある。
しかし、この場合はオープンリンクの回転復帰規制突起がキャンセル用突起と係合することにより、オープンリンクがラッチ解除可能位置へ回転するのを規制する。
従って、上記衝撃力に起因してオープンレバーが第1位置から第2位置へ移動しても、ポールが非係合位置へ回転することがない。即ち、ラッチ及びポールが不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることがない。
そのため、この状態で上記衝撃力に起因してオープンレバーが第1位置から第2位置へ移動しても、ポールが非係合位置へ回転することがない。
前記回転復帰規制突起が前記被押圧面よりも、前記オープンリンクの前記ラッチ解除可能位置から前記ラッチ解除不能位置への回転方向側に位置してもよい。
従って、ストライカからラッチを介してポールに力が伝わったときに、ポールのキャンセル用突起がラッチ解除不能位置に位置するオープンリンクをラッチ解除可能位置へ回転させる蓋然性が高くなる。
図1に示す車両の車両ドア10はサイドドアであり、その前端部が車体(図示略)に対して上下方向の回転軸まわりに回転可能に支持されている。車両ドア10は、車体(図示略)の側面に形成された開口部を完全に開放する開位置と、この開口部を塞ぐ閉位置と、の間を車体に対して水平方向に回転可能である。なお、以下の説明中の「前後方向」及び「車内外方向」は、車両ドア10が閉位置に位置する場合を基準とした方向である。
さらにトリムの上端部には、ロックノブ19が上下方向にスライド自在として設けられている。ロックノブ19はトリムに対してアンロック位置(図1の位置)と、アンロック位置よりも下方に位置するロック位置(図示略)と、の間をスライド可能である。
図2乃至図12に示すように、このドアロック装置20は、主要な構成要素として、ベース部材21、ラッチ27、ポール34(ポール本体35、リフトレバー38)、ブラケット45、軸受け部材50、アウトサイドオープンレバー55、及びオープンリンク60を備えている。
図4及び図5に示すようにベース部材21には、ベース部材21をその厚み方向(前後方向)に貫通する貫通孔21a、21bが形成されている。
図2、図4、及び図5に示すように、ベース部材21の後部にはストライカ進入溝23が形成されている。
ベース部材21の前面には円筒状のオープンレバー支持部24が前方に向けて突設されている。
ベース部材21の貫通孔21aには金属製のラッチ支持軸31が挿入されている。そして、ラッチ支持軸31の貫通孔21aより後方に位置する部位が、ラッチ27の貫通孔29を相対回転可能に貫通している。そのためラッチ27は、ストライカ保持溝28がストライカ100と係合可能なラッチ位置(図8参照)と、ストライカ保持溝28がストライカ100と係合不能なアンラッチ位置(図9参照)と、の間をベース部材21に対して相対回転可能である。
さらにラッチ27とベース部材21との間には、図4及び図5に示す捩じりコイルバネS1が装着されている。捩じりコイルバネS1が発生する付勢力によって、ラッチ27はアンラッチ位置側に回転付勢されている。
さらにリフトレバー38の下端部の車内側端部には被押圧部41が前方に向けて突設されている。
さらにリフトレバー38の下端部の車外側端部にはキャンセル用突起42が前方に向けて突設されている。
さらにポール本体35とベース部材21との間には、図4及び図5に示す捩じりコイルバネS3(付勢手段)が装着されている。捩じりコイルバネS3が発生する付勢力によって、ポール本体35及びリフトレバー38は係合位置側に回転付勢されている。
ラッチ支持軸31の後端部はブラケット45の貫通孔46を貫通しており、且つ、ラッチ支持軸31の後端部はブラケット45の後面に対してかしめられている。さらにポール支持軸32の後端部はブラケット45の貫通孔47を貫通しており、且つ、ポール支持軸32の後端部はブラケット45の後面に対してかしめられている。
さらにブラケット45は固定手段(図示略)によってインナパネルに固定されている。
軸受け部材50の上端部及び下端部の後面はベース部材21の前面に接触している。さらにラッチ支持軸31の前端部は軸受け部材50の貫通孔51を貫通しており、且つ、ラッチ支持軸31の前端部は軸受け部材50の上端部の前面に対してかしめられている。さらにポール支持軸32の前端部は軸受け部材50の貫通孔52を貫通しており、且つ、ポール支持軸32の前端部は軸受け部材50の下端部の前面に対してかしめられている。従って、ベース部材21、ブラケット45及び軸受け部材50は、ラッチ支持軸31及びポール支持軸32を介して互いに固定されている。
一方、ポール本体35を捩じりコイルバネS3の付勢力に抗して非係合位置に回転させると、ラッチ27がアンラッチ位置側へ回転可能となる。そのためラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38は、図9に示すように、ストライカ100を解放可能な「アンラッチ状態」となる。
図8及び図9に示すように、アウトサイドオープンレバー55の貫通孔56は、ベース部材21のオープンレバー支持部24によって回転可能に支持されている。
アウトサイドオープンレバー55のロッド接続部58には金属製の硬質部材であるロッド(図示略)の下端部が接続され、且つ、ロッドの上端部は他の部材を介してアウトサイドハンドル17に接続されている。従って、アウトサイドオープンレバー55とアウトサイドハンドル17とは互いに連動する。アウトサイドハンドル17が初期位置に位置するときアウトサイドオープンレバー55は初期位置(第1位置)(図6、図7、及び図10の位置)に位置し、アウトサイドハンドル17がラッチ解除位置に位置するときアウトサイドオープンレバー55はラッチ解除位置(第2位置)(図8及び図9の位置)に位置する。
さらにベース部材21とアウトサイドオープンレバー55との間には、図8及び図9に示す捩じりコイルバネS5が装着されている。捩じりコイルバネS5が発生する付勢力によって、アウトサイドオープンレバー55は初期位置側に回転付勢されている。
さらにオープンリンク60の一部には、略円弧状の被押圧面63が形成されている。
さらにオープンリンク60の一部には、車外側から被押圧面63の車外側端部に隣接し且つ上方に向かって延びる回転復帰規制突起64が設けられている。
オープンリンク60は樹脂製である。但し、オープンリンク60を金属製にしてもよい。
オープンリンク60の被支持部61は、アウトサイドオープンレバー55の支持孔57に相対回転可能に支持されている。
オープンリンク60とアウトサイドオープンレバー55との間には、図5、図8、及び図9に示す捩じりコイルバネS4が設けられている。この捩じりコイルバネS4は、オープンリンク60をアウトサイドオープンレバー55に対して常に図8及び図9の時計方向(図6、図7、図10乃至図12の反時計方向)に回転付勢する。
オープンリンク60の押圧部62の前後方向位置はリフトレバー38の被押圧部41と同一である。後述するように、オープンリンク60の押圧部62はリフトレバー38の被押圧部41と係脱可能である。
さらにオープンリンク60の被押圧面63及び回転復帰規制突起64の前後方向位置はリフトレバー38のキャンセル用突起42と同一である。後述するように、オープンリンク60の被押圧面63及び回転復帰規制突起64はリフトレバー38のキャンセル用突起42と係脱可能である。
このアクティブレバーはオープンリンク60と係脱可能なレバーである。アクティブレバーは、ロック位置とアンロック位置との間を回転可能である。
アクティブレバーとロックノブ19は操作ワイヤ(図示略)によって互いに連係されている。そのため、ロックノブ19とアクティブレバーは互いに連動する。即ち、ロックノブ19がロック位置に位置するときアクティブレバーがロック位置に位置する。その一方でロックノブ19がロック位置からアンロック位置へ移動すると、アクティブレバーがアンロック位置へ回転する。
従って、この状態で例えばアウトサイドハンドル17を初期位置からラッチ解除位置側へ回転操作すると、図8に示すように、それまで初期位置に位置していたアウトサイドオープンレバー55がラッチ解除位置側に向かって回転する。するとアウトサイドオープンレバー55によって支持されたオープンリンク60が上方へ移動し、オープンリンク60の押圧部62がリフトレバー38の被押圧部41に対して空振りする。従って、アウトサイドハンドル17がラッチ解除位置まで回転しても、リフトレバー38及びポール本体35が係合位置にとどまるので、ラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38はラッチ状態を維持する。
アウトサイドハンドル17を初期位置からラッチ解除位置側へ回転操作すると、アウトサイドオープンレバー55がラッチ解除位置側に向かって回転するので、ラッチ解除可能位置に位置するオープンリンク60が上方へ移動し、オープンリンク60の押圧部62がリフトレバー38の被押圧部41に係合する。そしてアウトサイドハンドル17及びアウトサイドオープンレバー55がラッチ解除位置へ到達すると、図9に示すようにオープンリンク60の押圧部62によって被押圧部41が押圧されたリフトレバー38及びリフトレバー38と一緒に回転するポール本体35が非係合位置まで回転する。するとポール本体35がラッチ27から離間するので、ラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38がアンラッチ状態となる。即ち、車両ドア10が車体の開口部を開放可能な状態となる。
そのため、図10に示すように、非係合位置側に回転したリフトレバー38のキャンセル用突起42が、ラッチ解除不能位置に位置するオープンリンク60の被押圧面63に衝突し、オープンリンク60をラッチ解除可能位置へ回転させる。従って、この後にアウトサイドハンドル17を初期位置からラッチ解除位置まで回転操作することによりアウトサイドオープンレバー55をラッチ解除位置に移動させると、ラッチ27及びポール本体35がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わる。
なお、非係合位置側に一時的に回転したリフトレバー38及びポール本体35は、捩じりコイルバネS3の付勢力によって係合位置へ復帰する。
しかし、このときの衝撃力の値が所定値より小さい場合は、オープンリンク60は自身の慣性力(慣性質量)に起因して元の位置(衝突が発生する前の位置)に留まろうとする。
その一方で、このとき初期位置に位置していたアウトサイドオープンレバー55は、この衝撃力によってラッチ解除位置へ移動する。
そのため、オープンリンク60がアウトサイドオープンレバー55に対して図6、図7、及び図10乃至図12の時計方向に相対回転する。そのため、図11に示すように、オープンリンク60がラッチ解除不能位置へ移動する。
従って、アウトサイドオープンレバー55がラッチ解除位置へ移動しても、ラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38が不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることはない(図8参照)。
しかしこの場合は、図12に示すように、オープンリンク60の回転復帰規制突起64が車外側からリフトレバー38のキャンセル用突起42と係合することにより、オープンリンク60がラッチ解除可能位置へ回転復帰するのを規制する。このときのオープンリンク60の回転位置は、ラッチ解除可能位置よりもラッチ解除不能位置側の位置である。
従って、上記衝撃力に起因してアウトサイドオープンレバー55が初期位置からラッチ解除位置へ移動しても、ポール本体35(及びリフトレバー38)が非係合位置へ回転することがない。即ち、ラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38が不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることがない。
そのため、この場合もラッチ27、ポール本体35、及びリフトレバー38が不意にラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることはない。
一方、図13は、オープンリンク60の被押圧面63の長手方向(車幅方向)の中央部に回転復帰規制突起64を設けた比較例である。この比較例では、開位置に位置していた車両ドア10を閉位置まで回転することにより、ストライカ100からラッチ27に閉止時押圧力が伝わったときに、ポール本体35のキャンセル用突起42とオープンリンク60の回転復帰規制突起64とが対向する蓋然性が高い。換言すると、このときにポール本体35のキャンセル用突起42とオープンリンク60の被押圧面63とが対向する蓋然性が低くなる。従って、ストライカ100からラッチ27に閉止時押圧力が伝わったときに、ポール本体35のキャンセル用突起42がラッチ解除不能位置に位置するオープンリンク60の被押圧面63を押圧できない蓋然性が高くなる。
この変形例のオープンリンク60には、被押圧面63に対して被支持部61側に凹んだ凹部65が形成されている。さらにオープンリンク60には、凹部65に対して車外側から隣接する回転復帰規制突起64が形成されている。この回転復帰規制突起64の上面は被押圧面63の延長面上に位置する。
さらにこのとき、図15に示すように、リフトレバー38のキャンセル用突起42がオープンリンク60の凹部65に進入することがある。そして、キャンセル用突起42が凹部65の底面である第2被押圧面65aに当接して、オープンリンク60をラッチ解除可能位置側へ押圧することがある。しかし、このとき図15に示すように、オープンリンク60の回転復帰規制突起64が車外側からリフトレバー38のキャンセル用突起42と係合することにより、オープンリンク60がラッチ解除可能位置へ回転復帰するのを規制する。
さらに、この変形例では回転復帰規制突起64の上面は被押圧面63の延長面上に位置する。そのため、車両ドア10に発生した衝撃力によってオープンリンク60がアウトサイドオープンレバー55に対してラッチ解除可能位置からラッチ解除不能位置へ回転するときに、オープンリンク60の回転復帰規制突起64がリフトレバー38のキャンセル用突起42と干渉するおそれが小さい。即ち、上記実施形態と比べて、車両ドア10に衝撃力が発生したときに、オープンリンク60がアウトサイドオープンレバー55に対してラッチ解除可能位置からラッチ解除不能位置へ回転する蓋然性が高い。
また、オープンリンク60がラッチ解除可能位置に位置し且つアウトサイドオープンレバー55がラッチ解除位置に位置するときに、オープンリンク60がポール本体35(ポール34)を押圧して非係合位置へ移動させる。
Claims (3)
- 車体に取付けられたストライカと係合することによって車両ドアを閉止状態に保持するラッチ位置と、前記ストライカと係合しないアンラッチ位置と、に回転可能なラッチと、
前記ラッチと係合して前記ラッチを前記ラッチ位置に保持する係合位置と前記ラッチとの係合を解除する非係合位置とに回転可能なポールと、
前記車両ドアに設けた操作部に対する操作に連動して第1位置と第2位置との間を回転するオープンレバーと、
前記オープンレバーの位置に拘わらず前記ポールを押圧しないラッチ解除不能位置と、前記オープンレバーが前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに前記係合位置に位置する前記ポールを前記非係合位置まで押圧するラッチ解除可能位置と、の間を相対回転可能として前記オープンレバーに支持されたオープンリンクと、
を備え、
前記ポールには、
前記オープンリンクが前記ラッチ解除不能位置に位置する状態で開放状態にあった前記車両ドアが前記閉止状態になることにより、前記ラッチ解除不能位置に位置する前記オープンリンクを押圧して前記ラッチ解除可能位置へ回転させるキャンセル用突起が形成され、
前記オープンリンクには、
前記車両ドアが前記閉止状態にあり且つ前記オープンリンクが前記ラッチ解除不能位置側に回転したときに、前記キャンセル用突起と係合して前記オープンリンクが前記ラッチ解除可能位置側へ回転するのを規制する回転復帰規制突起が形成される、車両用ドアロック装置。 - 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記オープンリンクの前記回転復帰規制突起が前記キャンセル用突起と係合したときの前記オープンリンクの位置が前記ラッチ解除可能位置よりも前記ラッチ解除不能位置側の位置である、車両用ドアロック装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドアロック装置において、
前記オープンリンクが前記キャンセル用突起によって押圧される被押圧面を有し、
前記回転復帰規制突起が前記被押圧面よりも、前記オープンリンクの前記ラッチ解除可能位置から前記ラッチ解除不能位置への回転方向側に位置する、車両用ドアロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164022A JP6907818B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 車両用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164022A JP6907818B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 車両用ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019039271A JP2019039271A (ja) | 2019-03-14 |
JP6907818B2 true JP6907818B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=65725453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017164022A Active JP6907818B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 車両用ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6907818B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111724A (ja) * | 1974-02-08 | 1975-09-02 | ||
DE10112790B4 (de) * | 2000-03-17 | 2012-09-13 | Aisin Seiki K.K. | Türblockiersystem für ein Kraftfahrzeug |
KR100957102B1 (ko) * | 2008-06-25 | 2010-05-13 | 현대자동차주식회사 | 차량용 도어래치기구 |
JP5447860B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2014-03-19 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
JP5743912B2 (ja) * | 2012-01-11 | 2015-07-01 | アイシン機工株式会社 | ドアロック装置 |
-
2017
- 2017-08-29 JP JP2017164022A patent/JP6907818B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019039271A (ja) | 2019-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11332962B2 (en) | Vehicle door latch with inertial lock | |
JP5447860B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
KR102109090B1 (ko) | 차량용 록 | |
JP5170314B2 (ja) | 自動車ドアのドアロック解除機構 | |
CN107975309B (zh) | 门锁装置 | |
JP2007154418A (ja) | 車両用ドアラッチの操作装置 | |
WO2013005519A1 (ja) | 車両のドアアウタハンドル装置 | |
JP5309408B2 (ja) | 車両用ドアラッチ装置 | |
JP6298423B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
US20180313118A1 (en) | Vehicle door latch apparatus | |
JP2020056206A (ja) | 車両ドアラッチ装置 | |
JP6907818B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP4530870B2 (ja) | バックドアにおけるロック装置 | |
JP7022881B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP6933202B2 (ja) | 自動車用ドアラッチ装置 | |
JP7000736B2 (ja) | 車両用ハンドル装置 | |
JP4168732B2 (ja) | テールゲートドアの開放防止機構 | |
JP2020023814A (ja) | 車両用ドアラッチ装置 | |
JP7435220B2 (ja) | 車両用フードロックシステム | |
JP2018168592A (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP6907780B2 (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP4156815B2 (ja) | 車両用ドアロック装置におけるキーレスロック装置 | |
JP4523857B2 (ja) | バックドア用ロック装置 | |
JP6764130B2 (ja) | 車両用ハンドル装置 | |
JP6252498B2 (ja) | 車両用ドア構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20200410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200413 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210526 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210601 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6907818 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |