JP3118914B2 - 蒸気排出ファン付収納庫 - Google Patents
蒸気排出ファン付収納庫Info
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- JP3118914B2 JP3118914B2 JP03317710A JP31771091A JP3118914B2 JP 3118914 B2 JP3118914 B2 JP 3118914B2 JP 03317710 A JP03317710 A JP 03317710A JP 31771091 A JP31771091 A JP 31771091A JP 3118914 B2 JP3118914 B2 JP 3118914B2
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- steam discharge
- discharge fan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯器等の調理器具を
収納庫に収納した状態で調理を行うようにした蒸気排出
ファン付収納庫に関する。
収納庫に収納した状態で調理を行うようにした蒸気排出
ファン付収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、調理器具を収納したまま使用でき
る収納庫が増加している一方で、調理器具自体も大き
さ,形状,蒸気筒の位置,加熱手段等が変化してきた。
る収納庫が増加している一方で、調理器具自体も大き
さ,形状,蒸気筒の位置,加熱手段等が変化してきた。
【0003】従来、この種の収納庫は実公昭61−37
317号公報に示すような構成であり、以下図4,図5
を参照しながら説明する。
317号公報に示すような構成であり、以下図4,図5
を参照しながら説明する。
【0004】図4に示すように、収納庫1の中に、引出
しレール2により前後自在に移動する収納台3を設け、
この収納台3上の所定の位置に調理器具4を載置してい
る。収納庫1の上方には、蒸気排出ファン5と蒸気排出
モータ6より構成される換気装置7が設けられている。
換気装置7は、吸気口8から外気を吸入し、調理器具4
から発生する蒸気を排気口9から排出するものである。
しレール2により前後自在に移動する収納台3を設け、
この収納台3上の所定の位置に調理器具4を載置してい
る。収納庫1の上方には、蒸気排出ファン5と蒸気排出
モータ6より構成される換気装置7が設けられている。
換気装置7は、吸気口8から外気を吸入し、調理器具4
から発生する蒸気を排気口9から排出するものである。
【0005】図5に示すように、換気装置7は調理器具
4へ流れる電流値を検出する検出回路10を構成するト
ランス11と、このトランス11により検出した信号を
増幅遅延回路12で増幅し、リレーコイル13でリレー
の接点14を開閉することによって制御される。
4へ流れる電流値を検出する検出回路10を構成するト
ランス11と、このトランス11により検出した信号を
増幅遅延回路12で増幅し、リレーコイル13でリレー
の接点14を開閉することによって制御される。
【0006】上記構成において、調理器具4のスイッチ
を入れると調理が開始される。このとき、調理器具4へ
流れる電流値をトランス11で検出するとともに、トラ
ンス11で検出した信号を増幅遅延回路12で増幅し、
一定時間リレーコイル13に電圧を印加し常開接点14
が閉じて換気装置7が動作する。そして、調理が終了し
て、保温等に切り替わると調理器具4へ流れる電流値が
小さくなるため、遅延増幅回路12で設定された時間後
リレーコイル13へ電圧が印加されなくなり、リレー接
点14が開成して換気装置7の動作が停止する。
を入れると調理が開始される。このとき、調理器具4へ
流れる電流値をトランス11で検出するとともに、トラ
ンス11で検出した信号を増幅遅延回路12で増幅し、
一定時間リレーコイル13に電圧を印加し常開接点14
が閉じて換気装置7が動作する。そして、調理が終了し
て、保温等に切り替わると調理器具4へ流れる電流値が
小さくなるため、遅延増幅回路12で設定された時間後
リレーコイル13へ電圧が印加されなくなり、リレー接
点14が開成して換気装置7の動作が停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蒸気排出ファン付収納庫では、調理器具4か
ら発生する蒸気の量が変化しても蒸気量が最大のときに
確実に蒸気を排出できるように設定された高い回転数で
換気装置7の蒸気排出ファン5が動作する。そのため、
蒸気量が少ないときには、蒸気排出ファン5の騒音が高
いばかりか、必要以上に電気を消費していることにな
り、不経済であった。また、調理終了後も収納庫内の蒸
気を排出するために一定時間蒸気排出ファン5を動作さ
せるが、室温が高いときは排気口9での結露がすくない
ので遅延時間は短くてよいのに、低いときに合わせた一
定の時間、動作することから不経済であった。
うな従来の蒸気排出ファン付収納庫では、調理器具4か
ら発生する蒸気の量が変化しても蒸気量が最大のときに
確実に蒸気を排出できるように設定された高い回転数で
換気装置7の蒸気排出ファン5が動作する。そのため、
蒸気量が少ないときには、蒸気排出ファン5の騒音が高
いばかりか、必要以上に電気を消費していることにな
り、不経済であった。また、調理終了後も収納庫内の蒸
気を排出するために一定時間蒸気排出ファン5を動作さ
せるが、室温が高いときは排気口9での結露がすくない
ので遅延時間は短くてよいのに、低いときに合わせた一
定の時間、動作することから不経済であった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、騒
音を低く、また電気の消費量を少なくすることを第1の
目的としている。
音を低く、また電気の消費量を少なくすることを第1の
目的としている。
【0009】また第2の目的は、経済的な蒸気排出ファ
ン付収納庫を提供することである。
ン付収納庫を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明は、蒸気を発生する調理器具を収納する
収納部と、発生する蒸気を収納庫外へ蒸気排出口から排
出する蒸気排出ファンを備えた蒸気処理部と、前記蒸気
排出ファンの回転数を可変する回転数制御部を設け、こ
の回転数制御部は、蒸気排出口に設けた温度検知器の信
号により調理器具から発生する蒸気が多く排出温度が高
いときは回転数を高く、蒸気が少なく温度が低いときは
回転数を低く蒸気排出ファンを動作制御する構成とした
ものである。
るために本発明は、蒸気を発生する調理器具を収納する
収納部と、発生する蒸気を収納庫外へ蒸気排出口から排
出する蒸気排出ファンを備えた蒸気処理部と、前記蒸気
排出ファンの回転数を可変する回転数制御部を設け、こ
の回転数制御部は、蒸気排出口に設けた温度検知器の信
号により調理器具から発生する蒸気が多く排出温度が高
いときは回転数を高く、蒸気が少なく温度が低いときは
回転数を低く蒸気排出ファンを動作制御する構成とした
ものである。
【0011】第2の目的を達成するために、蒸気排出フ
ァンの駆動制御部を設け、前記駆動制御部の信号を受け
た後、蒸気排出ファンを設定された時間動作させる増幅
遅延部を設け、この遅延時間は、温度検知器の信号によ
り室温が高いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排
出ファンを動作制御する構成としたものである。
ァンの駆動制御部を設け、前記駆動制御部の信号を受け
た後、蒸気排出ファンを設定された時間動作させる増幅
遅延部を設け、この遅延時間は、温度検知器の信号によ
り室温が高いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排
出ファンを動作制御する構成としたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記した構成において、蒸気排出口
に設けた温度検知器の信号により調理器具から発生する
蒸気が多く排出温度が高いときは回転数を高く、蒸気が
少なく温度が低いときは回転数も低く蒸気排出ファンを
動作制御する。また調理終了後、温度検知器の信号によ
り室温が高いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排
出ファンを動作制御する。すなわち調理器具から発生す
る蒸気の量に適した回転数で、室温に合った時間だけ蒸
気排出ファンを動作することとなる。
に設けた温度検知器の信号により調理器具から発生する
蒸気が多く排出温度が高いときは回転数を高く、蒸気が
少なく温度が低いときは回転数も低く蒸気排出ファンを
動作制御する。また調理終了後、温度検知器の信号によ
り室温が高いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排
出ファンを動作制御する。すなわち調理器具から発生す
る蒸気の量に適した回転数で、室温に合った時間だけ蒸
気排出ファンを動作することとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0014】図に示すように、収納庫31は収納部32
を有し、収納部32の中に引出しレール33により前後
自在に移動する収納台34が設けられている。前記収納
台34上には調理器具35を載置する位置を決めるガイ
ド36が設けられている。このガイド36は、固定ねじ
37を緩めることにより案内部38内を移動し、調理器
具35に当接することにより所定の位置に調理器具35
を位置決めする。収納台34の外周には通気口39があ
る。通気口39は、収納庫31の下部に設けた吸気口4
0と連通している。収納部32の上方には、ファンユニ
ット41を備えた蒸気処理部42が設けられ、前面は扉
43で覆われる構成となっている。扉43と収納部32
は、パッキン44により防虫構成としている。調理器具
35は、内部に米等の被加熱調理物を収納する鍋45
と、鍋45を加熱する発熱体46を備える。鍋45の上
面は、蓋体47により覆われ、蓋体47の一部を貫通し
た蒸気筒48を設けている。
を有し、収納部32の中に引出しレール33により前後
自在に移動する収納台34が設けられている。前記収納
台34上には調理器具35を載置する位置を決めるガイ
ド36が設けられている。このガイド36は、固定ねじ
37を緩めることにより案内部38内を移動し、調理器
具35に当接することにより所定の位置に調理器具35
を位置決めする。収納台34の外周には通気口39があ
る。通気口39は、収納庫31の下部に設けた吸気口4
0と連通している。収納部32の上方には、ファンユニ
ット41を備えた蒸気処理部42が設けられ、前面は扉
43で覆われる構成となっている。扉43と収納部32
は、パッキン44により防虫構成としている。調理器具
35は、内部に米等の被加熱調理物を収納する鍋45
と、鍋45を加熱する発熱体46を備える。鍋45の上
面は、蓋体47により覆われ、蓋体47の一部を貫通し
た蒸気筒48を設けている。
【0015】蒸気処理部42は、収納部32と仕切板4
9で区切られた上方に設けられ、蒸気排出ファン50と
蒸気排出モータ51をそなえたファンユニット41と上
下両面をそれぞれ上端開口部52,下端開口部53とし
て開口し逆漏斗状に傾斜した蒸気ガイド54により構成
されている。蒸気ガイド54の下端開口部53は収納部
32に開口し、その外周に溝状の集水部56を形成して
いる。蒸気ガイド54の傾斜部57の内面には縦方向に
凹凸が設けられ、付着する水滴の表面張力を緩和し、つ
ゆを集水部56に導き、滴状になり調理器具35に滴下
しないようにしている。排水口58は蒸気ガイド54の
集水部56の最下点に設けられ、チューブ59により水
受けガイド60に連結している。水受け61は、水受け
ガイド60に着脱自在に装着されている。ファンユニッ
ト41は、蒸気排出ファン50を内蔵するファンケース
62と、一端を前面に開口する蒸気排気口63と他端を
蒸気ガイド54の上端開口部52に連通するダクト64
により形成される。この上端開口部52の上方を覆う上
壁面65は、逆漏斗状の傾斜を持っている。ファンケー
ス62内でかつ、蒸気排気口63と蒸気ガイド54の上
端開口部52より漏斗状に傾斜した最下点には水抜き穴
66が設けられている。また、この蒸気排気口63に
は、排気温を検知する温度検知装置67が設けられてい
る。
9で区切られた上方に設けられ、蒸気排出ファン50と
蒸気排出モータ51をそなえたファンユニット41と上
下両面をそれぞれ上端開口部52,下端開口部53とし
て開口し逆漏斗状に傾斜した蒸気ガイド54により構成
されている。蒸気ガイド54の下端開口部53は収納部
32に開口し、その外周に溝状の集水部56を形成して
いる。蒸気ガイド54の傾斜部57の内面には縦方向に
凹凸が設けられ、付着する水滴の表面張力を緩和し、つ
ゆを集水部56に導き、滴状になり調理器具35に滴下
しないようにしている。排水口58は蒸気ガイド54の
集水部56の最下点に設けられ、チューブ59により水
受けガイド60に連結している。水受け61は、水受け
ガイド60に着脱自在に装着されている。ファンユニッ
ト41は、蒸気排出ファン50を内蔵するファンケース
62と、一端を前面に開口する蒸気排気口63と他端を
蒸気ガイド54の上端開口部52に連通するダクト64
により形成される。この上端開口部52の上方を覆う上
壁面65は、逆漏斗状の傾斜を持っている。ファンケー
ス62内でかつ、蒸気排気口63と蒸気ガイド54の上
端開口部52より漏斗状に傾斜した最下点には水抜き穴
66が設けられている。また、この蒸気排気口63に
は、排気温を検知する温度検知装置67が設けられてい
る。
【0016】制御回路68は、コンセント69より調理
器具35へ流れる電流値をトランス70により検出し、
調理器具35に給電される電流値が設定値以上のときに
蒸気排出ファンモータ53を駆動する駆動制御部71
と、このトランス70により検出した信号を温度検知装
置67の信号を受けリレーコイル72でリレーの接点7
3を開閉することによって、蒸気排出ファンモータ51
を設定された時間動作する増幅遅延部74と、温度検知
装置67の信号を受け位相制御により蒸気排出ファンモ
ータ51の回転数を可変する回転数制御部75より構成
されている。
器具35へ流れる電流値をトランス70により検出し、
調理器具35に給電される電流値が設定値以上のときに
蒸気排出ファンモータ53を駆動する駆動制御部71
と、このトランス70により検出した信号を温度検知装
置67の信号を受けリレーコイル72でリレーの接点7
3を開閉することによって、蒸気排出ファンモータ51
を設定された時間動作する増幅遅延部74と、温度検知
装置67の信号を受け位相制御により蒸気排出ファンモ
ータ51の回転数を可変する回転数制御部75より構成
されている。
【0017】上記構成において、動作を説明すると、調
理器具35のスイッチを入れると調理が開始される。こ
のとき、駆動制御部71は、調理器具35へ流れる電流
値をトランス70で検出するとともに、トランス70で
検出した信号を増幅遅延部74へ送る。また、温度検知
装置67は室温を検出し、増幅遅延部74と回転数制御
部75へ信号を送る。以上の動作は、一定サイクルごと
に行われる。増幅遅延部74では、最初の温度検知装置
67の信号により室温を判断し、室温に応じた遅延時間
を決定し、以後トランス70の信号が来るたびに一定時
間リレーコイル72に電圧を印加し、常開接点73が閉
じて蒸気排出ファンモータ51を一定時間動作させる。
すると、吸気口40から収納台34の通気口39を通っ
て蒸気ガイド54の下端開口部53より吸引され、蒸気
排気口63より収納庫31外へ排出される空気の流れ、
すなわち収納部32を下から上への空気の流れが発生す
る。このとき、蒸気は排出されていないので蒸気排気口
63の温度は低いので回転数制御部75は、蒸気排出フ
ァン51を低い回転数で回転させる。そして、調理が進
み鍋45が加熱されると、蒸気筒48より蒸気が排出さ
れる。蒸気は収納部32を下から上へ流れる空気ととも
に、吸引され蒸気ガイド54を通ってダクト64,ファ
ンケース62を経て、蒸気排気口63より収納庫31外
へ排出される。蒸気により蒸気排気口63の温度が上昇
すると温度検知装置67の信号により回転数制御器75
は、蒸気排出ファン50の回転数を高くして速やかに蒸
気を排出する。そして、調理が終わり蒸気が少なくなる
と蒸気排出ファン50の回転数を低くし、そして、調理
が終了して、保温等に切り替わると調理器具35へ流れ
る電流値が小さくなるため、駆動制御部71は、調理器
具35へ流れる電流値をトランス70で検出しなくな
り、トランス70は増幅遅延部74へ信号を送らなくな
る。そして増幅遅延部74では、最初の温度検知装置6
7の信号により、室温を判断し、室温に応じて決定した
遅延時間リレーコイル72に電圧を印加し常開接点73
が閉じて蒸気排出ファンモータ51を遅延動作させる。
遅延時間経つとリレーコイル72へ電圧が印加されなく
なり、リレー接点73が開成して蒸気排出ファン53の
動作が停止する。
理器具35のスイッチを入れると調理が開始される。こ
のとき、駆動制御部71は、調理器具35へ流れる電流
値をトランス70で検出するとともに、トランス70で
検出した信号を増幅遅延部74へ送る。また、温度検知
装置67は室温を検出し、増幅遅延部74と回転数制御
部75へ信号を送る。以上の動作は、一定サイクルごと
に行われる。増幅遅延部74では、最初の温度検知装置
67の信号により室温を判断し、室温に応じた遅延時間
を決定し、以後トランス70の信号が来るたびに一定時
間リレーコイル72に電圧を印加し、常開接点73が閉
じて蒸気排出ファンモータ51を一定時間動作させる。
すると、吸気口40から収納台34の通気口39を通っ
て蒸気ガイド54の下端開口部53より吸引され、蒸気
排気口63より収納庫31外へ排出される空気の流れ、
すなわち収納部32を下から上への空気の流れが発生す
る。このとき、蒸気は排出されていないので蒸気排気口
63の温度は低いので回転数制御部75は、蒸気排出フ
ァン51を低い回転数で回転させる。そして、調理が進
み鍋45が加熱されると、蒸気筒48より蒸気が排出さ
れる。蒸気は収納部32を下から上へ流れる空気ととも
に、吸引され蒸気ガイド54を通ってダクト64,ファ
ンケース62を経て、蒸気排気口63より収納庫31外
へ排出される。蒸気により蒸気排気口63の温度が上昇
すると温度検知装置67の信号により回転数制御器75
は、蒸気排出ファン50の回転数を高くして速やかに蒸
気を排出する。そして、調理が終わり蒸気が少なくなる
と蒸気排出ファン50の回転数を低くし、そして、調理
が終了して、保温等に切り替わると調理器具35へ流れ
る電流値が小さくなるため、駆動制御部71は、調理器
具35へ流れる電流値をトランス70で検出しなくな
り、トランス70は増幅遅延部74へ信号を送らなくな
る。そして増幅遅延部74では、最初の温度検知装置6
7の信号により、室温を判断し、室温に応じて決定した
遅延時間リレーコイル72に電圧を印加し常開接点73
が閉じて蒸気排出ファンモータ51を遅延動作させる。
遅延時間経つとリレーコイル72へ電圧が印加されなく
なり、リレー接点73が開成して蒸気排出ファン53の
動作が停止する。
【0018】さて、凝縮性の高い蒸気は、接触する面で
必ずつゆが生じる。蒸気ガイド54内では、傾斜部57
内面を縦方向に設けた凹凸で水滴になるまえに、つゆは
速やかに壁面をつたって集水部56に集められる。ま
た、上端開口部52でも、上壁面65で結露したつゆ
は、傾斜面をつたわって蒸気ガイド54の壁面をつたっ
て集水部56に集められるか、あるいはファンユニット
41に流れる。ファンユニット41内で結露したつゆ
は、ファンケース62に流れ、水抜き穴66より集水部
56に集められる。集水部56に集められたつゆは、集
水部56の最下点に設けられ排水口58よりチューブ5
9を通って水受けがガイド60を通って、水受け61に
貯水される。
必ずつゆが生じる。蒸気ガイド54内では、傾斜部57
内面を縦方向に設けた凹凸で水滴になるまえに、つゆは
速やかに壁面をつたって集水部56に集められる。ま
た、上端開口部52でも、上壁面65で結露したつゆ
は、傾斜面をつたわって蒸気ガイド54の壁面をつたっ
て集水部56に集められるか、あるいはファンユニット
41に流れる。ファンユニット41内で結露したつゆ
は、ファンケース62に流れ、水抜き穴66より集水部
56に集められる。集水部56に集められたつゆは、集
水部56の最下点に設けられ排水口58よりチューブ5
9を通って水受けがガイド60を通って、水受け61に
貯水される。
【0019】このように本発明の実施例の蒸気排出ファ
ン付収納庫は、蒸気の量に応じて蒸気排出ファンの回転
数を制御するため、騒音が低く、また電気の消費量が少
なく経済的で使用者にとっては非常に使い勝手がよくな
るものである。
ン付収納庫は、蒸気の量に応じて蒸気排出ファンの回転
数を制御するため、騒音が低く、また電気の消費量が少
なく経済的で使用者にとっては非常に使い勝手がよくな
るものである。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、蒸気を発生する調理器具を収納する収納部
と、発生する蒸気を収納庫外へ蒸気排出口から排出する
蒸気排出ファンを備えた蒸気処理部と、この蒸気排出フ
ァンの回転数を可変する回転数制御部を設け、この回転
数制御部は、蒸気排出口に設けた温度検知器の信号によ
り調理器具から発生する蒸気が多く排出温度が高いとき
は回転数を高く、蒸気が少なく温度が低いときは回転数
も低く蒸気排出ファンを動作するもので、調理器具から
発生する蒸気の量に適した回転数で常に蒸気排出ファン
を動作することができる。そのため、調理器具から発生
する蒸気が多く排出温度が高いときは回転数を高く、蒸
気が少なく温度が低いときは回転数も低く蒸気排出ファ
ンを動作するもので、騒音を低く、また電気の消費量を
少なくすることができる。
によれば、蒸気を発生する調理器具を収納する収納部
と、発生する蒸気を収納庫外へ蒸気排出口から排出する
蒸気排出ファンを備えた蒸気処理部と、この蒸気排出フ
ァンの回転数を可変する回転数制御部を設け、この回転
数制御部は、蒸気排出口に設けた温度検知器の信号によ
り調理器具から発生する蒸気が多く排出温度が高いとき
は回転数を高く、蒸気が少なく温度が低いときは回転数
も低く蒸気排出ファンを動作するもので、調理器具から
発生する蒸気の量に適した回転数で常に蒸気排出ファン
を動作することができる。そのため、調理器具から発生
する蒸気が多く排出温度が高いときは回転数を高く、蒸
気が少なく温度が低いときは回転数も低く蒸気排出ファ
ンを動作するもので、騒音を低く、また電気の消費量を
少なくすることができる。
【0021】また、駆動制御部の信号を受けた後、蒸気
排出ファンを設定された時間動作される増幅遅延部を設
け、この遅延時間は、温度検知器の信号により室温が高
いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排出ファンを
動作するよう室温により遅延時間を変更するので、排気
口での結露がすくない最適な時間だけ経済的に蒸気排出
ファンを動作することができる。
排出ファンを設定された時間動作される増幅遅延部を設
け、この遅延時間は、温度検知器の信号により室温が高
いときは短く、室温が低いときは長く蒸気排出ファンを
動作するよう室温により遅延時間を変更するので、排気
口での結露がすくない最適な時間だけ経済的に蒸気排出
ファンを動作することができる。
【図1】本発明の一実施例の蒸気排出ファン付収納庫の
側面断面図
側面断面図
【図2】同正面断面図
【図3】同電気回路ブロック図
【図4】従来の蒸気排出ファン付収納庫の側面断面図
【図5】同電気回路ブロック図
31 収納庫 32 収納部 35 調理器具 39 通気口 41 ファンユニット 42 蒸気処理部 50 蒸気排出ファン 63 蒸気排気口 67 温度検知装置 68 制御回路 71 駆動制御部 74 増幅遅延部 75 回転数制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 蒸気を発生する調理器具を収納する収納
部と、発生する蒸気を収納庫外へ蒸気排出口から排出す
る蒸気排出ファンを備えた蒸気処理部と、この蒸気排出
ファンの動作を開始する駆動制御部と、蒸気排出ファン
の回転数を可変する回転数制御部を設け、この回転数制
御部は、蒸気排出口に設けた温度検知器の信号により調
理器具から発生する蒸気が多く排出温度が高いときは回
転数を高く、蒸気が少なく温度が低いときは回転数も低
く蒸気排出ファンを動作制御するようにした蒸気排出フ
ァン付収納庫。 - 【請求項2】 駆動制御部の信号を受けた後、蒸気排出
ファンを設定された時間動作させる増幅遅延部を設け、
この遅延時間は、温度検知器の信号により室温が高いと
きは短く、室温が低いときは長く蒸気排出ファンを動作
制御するようにした請求項1記載の蒸気排出ファン付収
納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03317710A JP3118914B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 蒸気排出ファン付収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03317710A JP3118914B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 蒸気排出ファン付収納庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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