JPS6090520A - 炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炊飯器を収納する炊飯装置に関するものである
。

従来例の構成とその問題点 近年、台所における調理機器や食品の種類や量が増加し
、それらをうまく収納し、空間の有効利用に関する要望
が高まっておシ、調理台への調理機器のビルトイン化が
はかられつつある。しかし炊飯器に関しては、炊飯時に
蒸気が発生するために蒸気の結舘や湿気や温度等の問題
をあシ、炊飯器を収納した炊飯装置としては不十分であ
った。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来の炊飯
装置について説明を行なう。

第１図は従来の炊飯装置の側断面を示すものである。第
１図において、１は炊飯装置の本体であり、炊飯器収納
庫６を有し、その内部に加熱装置２および、炊飯鍋３を
収容している。４は炊飯鍋３の上面を覆うふたである。

前記炊飯器収納庫５は前面に開閉扉６を有し、この開閉
扉６の下方には吸気ロアが設けられ、また開閉扉６の上
方には排気口８が設けられている。さらに炊飯器収納庫
５の背面上方には排気口９が設けられている。１０は本
体１の背面に設けた排気通路、１１は排気通路１ｏの上
方に設けた排気口である。

以上のように構成された炊飯装置について以下その動作
について説明する。炊飯鍋３内に米と水をメ辷加熱装置
２により炊飯該加熱し炊飯を行なうと、ふだ４と炊飯鍋
３０間隙から蒸気が炊飯器収納庫６内に出てくる。さら
に炊飯器収納庫６内に充満した蒸気は、排気口８および
排気口９から排出される。排気口９から排出された蒸気
は、排気通路１０を通シ、排気口１１から本体１の外に
排出される。

しかしながら上記のような構成では、炊飯器収納庫６の
内壁、および開閉扉６内壁で蒸気が結露し水滴が付着し
、腐食しやすいという欠点があった。また、蒸気が炊飯
器収納庫５の内壁で結露するとき、凝縮潜熱が出るため
に、炊飯器収納庫の壁面が高温となり、炊飯器収納庫の
近傍にある他製品に悪影響を及ぼすという欠点があり、
炊飯装置の設置場所に制約があり、使いにくさがあった
。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、装置本体内に設けた送風装置
と風洞と蒸気冷却室により、炊飯時に発生する蒸気を装
置本体外に排出するとともに、蒸気冷却室壁面に当接さ
せて設けた温度検知装置により、炊飯器から蒸気が発生
しているかどうかを検知し、送風装置を自動制御するこ
とができ、耐食性のすぐれた、また手間のかからない、
省エネルギー化をはかった使い勝手のよい炊飯装置を提
供するものである。

発明の構成 本発明の炊飯装置は、装置本体内に炊飯器と、送風装置
と、風洞を備え、前記風洞内に蒸気冷却室を設けるとと
もに、この蒸気冷却室壁面に、前記送風装置に連動させ
た温度検知装置を当接させて設けたことにより、炊飯器
から蒸気が発生しているかどうかを検知することにより
、送風装置を自動制御し、炊飯器から発生した蒸気を自
動的に炊飯装置外へ排出させることにより、炊飯装置内
へ蒸気が流出することを防ぐことができ、耐久性の向上
をはかるとともに、手間のかからない、また省エネルギ
ーをはかり、操作性の向上をはかったものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について、第２図〜第７図を参照
しながら説明する。図において、２０は炊飯装置本体で
あり、タイマー２１、炊飯、保温。

タイマーセットの各々の状態を表示するパイロットラン
プ２２を備えている。前記炊飯装置本体２Ｑの前面上方
には蒸気排出口２３が設けられ、また、炊飯装置本体２
０内の上方に引き出し部２４を、下部に物入れ室２６を
設けている。さらに炊飯装置本体２ｏの前面で、かつ、
引き山部２４および物入れ室２６の側方には米びつドア
ー２６を設けている。前記引き出し部２４には着脱自在
に炊飯器本体２７が収納され、炊飯器本体２７は上方を
覆う炊飯器ふた２８を有している。前記炊飯器ふた２８
には蒸気吹出し口２９が設けられており、炊飯時、炊飯
器本体２７内で発生した蒸気を炊飯器本体２７内から吹
出させる。前記引き山部２４は後方にコンセン）３０を
有し、また炊飯器位置決め枠３１を有しており、この炊
飯器位置決め枠３１には炊飯器本体２７を引き出し部２
４に設置するときに、炊飯器本体２７の位置決めができ
るように表面に凹凸が設けられている。３２は計量米び
つ本体で、引き出し部２４お」：び、物入れ室２６の側
方に摺動自在に、炊飯装置本体２０内に収納されている
。３３は風洞であり、炊飯器ふた２８の上方に略水平に
設けられており、前方は蒸気排出口２３に連続されてい
る。３４は風洞３３の後方に設けた送風装置であり、プ
ロペラファンとモータで構成されている。３５は風洞３
３内に設けた蒸気冷却室であり、熱伝導性のよい材質で
構成されている。３６は蒸気案内ガイドであシ、一端は
蒸気冷却室３５に連接されるとともに他端は炊飯器ふた
２８に設けた蒸気吹出し口２９に対向する位置に設けら
れている。３７は蒸気冷却室３６上面の前方に設けた蒸
気排気口であり、蒸気案内ガイド３６よりも前方に設け
られている。

３８は蒸気案内ガイド３６に設けた排水口である。

３９は結露水受けであシ、前方に着脱自在に設けられて
いる。４０は排水ホースであり、排水口３８から排水さ
れた結露水を結露水受け３９まで導びく。４１は温度検
知装置のサーマルリードスイッチであり、弾力性を有す
る支持金具４２により蒸気冷却室３６の上面に当接して
設けられており、蒸気冷却室３６が一定温度以上になる
と送風装置３４に電流を流し送風装置３４を動作させ、
また一定温度以下になると送風装置３４への電流をスト
ップさせ、送風装置３４の動作を停止させるよう電気的
に接続されている。支持金具４２は風洞３３の」三方に
固定されている。

以上のように構成された炊飯装置について、以下その動
作について説明する。

まず炊飯を行なうに際し、引き出し部２４を開け、炊飯
器ふた２８を開け、米と水を炊飯器本体２７内に仕込み
、炊飯器ふた２８を閉じ、炊飯器本体２７を引き出し部
２４上に設置する。このとき炊飯器位置決め枠３１によ
り炊飯器本体２７は定まった位置に引き出し部２４上に
設置される。

次にコンセント３０に炊飯器本体２７の電源を接続しス
イッチを入れ、引き出し部２４をしめる。

引き出し部２４が閉まった状態では炊飯器本体２７は常
に定位置にあり、炊飯器ふた２８に設けた蒸気吹出し口
２９は、蒸気案内ガイド３６に対向する位置になる。タ
イマー２１にセットした時刻になると炊飯が開始さ九、
炊飯器ふた２８に設けた蒸気吹出し口２９から蒸気が除
々に発生しはじめる。蒸気吹出し口２９から排出された
蒸気は、蒸気案内ガイド３６を通り、蒸気冷却室３５内
に導ひかれる。当初、蒸気冷却室３５の壁面温度は常温
であるため、蒸気冷却室３５内で蒸気は結露する。蒸気
冷却室３６の壁面の温度が上昇して、蒸気冷却室３５に
当接して設けた温度検知装置であるサーマルリードスイ
ッチ４１の温度がサーマルリードスイッチの動作温度以
上になると、サーマルリードスイッチはＯＮ状態になシ
、送風装置３４に電流が流れ送風装置が送風を始める。

送風装置３４により送風された空気は蒸気冷却室３５の
外壁を冷却しつつ風洞３３内を流れ、蒸気排出口２３か
ら炊飯装置本体２Ｑ外に排出される。従って蒸気冷却室
３５の壁面は送風装置３４により送風された空気により
冷却されるため、蒸気冷却室３５内に導ひかれた蒸気の
一部は蒸気冷却室３５内壁で結露し、結露した水は、蒸
気案内ガイド３６に設けた排水口３８から、排水ホース
４０を通り、結露水受け３９内に貯水される。また蒸気
冷却室３５内で結露しなかった蒸気は、蒸気冷却室３５
の上面前方に設けた蒸気排気口から風洞３３内に排出さ
れ、送風装置３４．により送風されてきた空気と混合さ
れ、湿度が低下された状態で、蒸気排出口２３から炊飯
装置本体２０外に排出される。

そして炊飯が完了すると炊飯器本体２７からでる蒸気が
なくなり、蒸気冷却室３５の壁面温度が低下しはじめ、
サーマルリードスイッチ４１の温度も低下しはじめる。

サーマルリードスイッチ４１の温度がサーマルリードス
イッチ４１の動作温度以下になるとサーマルリードスイ
ッチ４１はＯＦＦ状態になり、送風装置３４の電流がＯ
ＦＦ　され、送風装置３４は送風を停止する。

上述のように、風洞３３内に設けた蒸気冷却室３５と送
風装置３４と、送風装置３４を制御する温度検知装置で
あるサーマルリードスイッチ４１により、炊飯装置本体
２０内に炊飯器本体２７を収納した状態で炊飯を行なっ
ても、炊飯器本体２７から蒸気が発生している状態を検
知し、蒸気が発生している時のみ送風装置３４全自動的
に動作させ、発生した蒸気の一部は結露させ、また残シ
の蒸気は湿度を低下させて炊飯装置本体２０外に排出す
ることができ、炊飯装置本体２０内は常温常湿を保つこ
とができる。

従って炊飯装置は腐食しにくく耐久性が向上しまだ炊飯
装置本体２ｏ内に物入れ２６や、計量米びつ本体３２を
収納することができる。送風装置３４は自動的に動作す
るため手間が省けるとともに省エネルギー化をはかるこ
とができ、使い勝手の向上をはかることができる。

また、温度検知装置であるサーマルリードスイッチ４１
を弾力を有する支持金具４２により、蒸気冷却室３５外
壁に当接させて設けることにより温度検知の精度を高め
るとともに、サーマルリードスイッチ４１は取付けた状
態で蒸気冷却室３５を取り外すことができ、蒸気冷却室
のそうし等のアフターサービスがやりやすい。

なお本実施例では温度検知装置４１はサーマルリードス
イッチとしたが、サーモスタットやサーミスター等の他
の温度検知装置としてもよい。寸た温度検知装置４１は
蒸気冷却室３５に直接固定し温度検知装置のリード線を
接続端子により接続させでもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、送風装置と風洞と蒸気冷
却室と温度検知装置を設けることにより、炊飯装置内を
常温常湿に保つことができ、炊飯装置は蒸気の影響を受
けず、腐食しに＜＜、耐久性の向上をはかることができ
る。

また送風装置は自動的に動作するので、手間がかからず
省エネルギー化をはかることができ、使い勝手の向上が
はかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の炊飯装置の側断面図、第２図は本発明の
一実施例における炊飯装置の斜視図、第３図は同計量米
びつを引き出しだ時の斜視図、第４図は同炊飯器収納部
側断面図、第５図は同要部側断面図、第６図は同要部平
面断面図、第７図は同回路図である。 ２ｏ・・・・・・炊飯装置本体、２７・・・・・炊飯器
本体、３３・・・・・・風洞、３４・・・・・・送風装
置、３５・・・・・・蒸気冷却室、４１・・・・・・温
度検知装置。 ４３図 ０ 第４図 第６図 ３ 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置本体内に炊飯器本体と、送風装置と、風洞を備え、
   前記風洞内に蒸気冷却室をｉけるとともに、この蒸気冷
   却室の壁面に、前記送風装置に連動させた温度検知装置
   を当接させて設けた炊飯装置。