JPH057945Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057945Y2 JPH057945Y2 JP1986139465U JP13946586U JPH057945Y2 JP H057945 Y2 JPH057945 Y2 JP H057945Y2 JP 1986139465 U JP1986139465 U JP 1986139465U JP 13946586 U JP13946586 U JP 13946586U JP H057945 Y2 JPH057945 Y2 JP H057945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- cooking
- furniture
- storage compartments
- blower fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 36
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は種々の加熱調理機器を収納する家具に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来のこの種家具は、たとえば実公昭61−
12489号公報に示されているような構造になつて
いた。
12489号公報に示されているような構造になつて
いた。
すなわち、第2図に示すように家具の本体10
に電子レンジ11、電磁調理器12、グリル調理
器13および収納庫14が上方から下方にかけて
順次配設されている。各々の機器の周囲には吸気
口11a,12aと排気口11b,12b,13
bが設けられ、各排気口11b,12b,13b
の内側にはダンパ15a,15b,15cが開閉
自在に枢着されている。また各調理器11,1
2,13の排気を行なうダクト20と送風フアン
21が本体10内に設けられている。そして各調
理器11,12,13の電源スイツチの入切操作
とダンパ15a,15b,15cの開閉は連動さ
れているとともに送風フアン21も連動される構
成となつていた。
に電子レンジ11、電磁調理器12、グリル調理
器13および収納庫14が上方から下方にかけて
順次配設されている。各々の機器の周囲には吸気
口11a,12aと排気口11b,12b,13
bが設けられ、各排気口11b,12b,13b
の内側にはダンパ15a,15b,15cが開閉
自在に枢着されている。また各調理器11,1
2,13の排気を行なうダクト20と送風フアン
21が本体10内に設けられている。そして各調
理器11,12,13の電源スイツチの入切操作
とダンパ15a,15b,15cの開閉は連動さ
れているとともに送風フアン21も連動される構
成となつていた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながらこのような構成の家具では、各調
理器11,12,13の電源を入れるとダンパ1
5a,15b,15cが開き、送風フアン21が
駆動するため、その通風により各調理器11,1
2,13の温度上昇が遅くなる。また各調理器1
1,12,13の電源を切ると同時に送風フアン
21が停止し、ダンパ15a,15b,15cが
閉じるため、各調理器11,12,13の余熱に
より本体10内の温度が上昇し不安全になる恐れ
がある。さらに各調理器11,12,13の使用
時において、送風フアン21の吸気により各調理
器11,12,13の放熱が促進され、各調理器
11,12,13の調理性能が低下する。このよ
うに送風フアン21の吸排気により、各調理器の
性能への影響があつた。
理器11,12,13の電源を入れるとダンパ1
5a,15b,15cが開き、送風フアン21が
駆動するため、その通風により各調理器11,1
2,13の温度上昇が遅くなる。また各調理器1
1,12,13の電源を切ると同時に送風フアン
21が停止し、ダンパ15a,15b,15cが
閉じるため、各調理器11,12,13の余熱に
より本体10内の温度が上昇し不安全になる恐れ
がある。さらに各調理器11,12,13の使用
時において、送風フアン21の吸気により各調理
器11,12,13の放熱が促進され、各調理器
11,12,13の調理性能が低下する。このよ
うに送風フアン21の吸排気により、各調理器の
性能への影響があつた。
本考案は上記欠点に留意し、送風フアンにより
本体内の排気を行なつても、各調理器の調理性能
への影響がなく、安全性の高い使い勝手のよい加
熱調理機器組込家具を提供することを目的とす
る。
本体内の排気を行なつても、各調理器の調理性能
への影響がなく、安全性の高い使い勝手のよい加
熱調理機器組込家具を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段
前記目的を達成するため、本考案の加熱調理機
器組込家具は、独立した複数の収納庫を内設した
家具本体と、これら収納庫にそれぞれ設置した加
熱調理機器と、送風フアンを有するとともに、上
記各収納庫に対応して分岐された排気通路と、上
記各収納庫と排気通路を連通する連通穴と、各収
納庫の内部上方に配設され、収納庫内の雰囲気温
度を検知する温度検知装置とを具備し、この温度
検知装置は収納庫内の雰囲気温度が所定値にある
とき上記送風フアンを駆動するように、同送風フ
アンに連係させたものである。
器組込家具は、独立した複数の収納庫を内設した
家具本体と、これら収納庫にそれぞれ設置した加
熱調理機器と、送風フアンを有するとともに、上
記各収納庫に対応して分岐された排気通路と、上
記各収納庫と排気通路を連通する連通穴と、各収
納庫の内部上方に配設され、収納庫内の雰囲気温
度を検知する温度検知装置とを具備し、この温度
検知装置は収納庫内の雰囲気温度が所定値にある
とき上記送風フアンを駆動するように、同送風フ
アンに連係させたものである。
作 用
上記本考案の構成によれば、加熱調理機器を作
動させると、直ちに送風フアンは運転されず収納
庫の雰囲気温度が所定値に達した際にはじめて送
風フアンの始動が行われる。したがつて、加熱調
理機器の温度立上がりが良好に行われる。もちろ
ん、加熱調理機器の使用停止の際も余熱が存在す
る限り、送風フアンの継続運転がなされるもので
ある。
動させると、直ちに送風フアンは運転されず収納
庫の雰囲気温度が所定値に達した際にはじめて送
風フアンの始動が行われる。したがつて、加熱調
理機器の温度立上がりが良好に行われる。もちろ
ん、加熱調理機器の使用停止の際も余熱が存在す
る限り、送風フアンの継続運転がなされるもので
ある。
実施例
以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
第1図において、30は家具本体であり、この
家具本体30内には加熱調理機器31,32を組
み込んであり、また家具本体30上にはガステー
ブル33を載置してある。前記家具本体30の下
部には吸気通路34が設けられ、その吸気口34
aは家具本体30の下部前面に設けられている。
家具本体30内の後部に設けた排気通路35は加
熱調理機器31と32の上方に設けた排気通路3
5aと35bに分岐されている。家具本体30に
おける前記加熱調理機器31および32を収納し
ている収納庫36および37はルーバー状の連通
穴38aと38bで排気通路35aと35bと連
通している。前記排気通路35aおよび36bの
排気口39および40は家具本体30の前面に設
けられている。そして吸気通路34と排気通路3
5間には送風フアン41が設けられている。前記
各収納庫36と37の上方には温度検知装置42
と43が設けられており、これらの温度検知装置
42,43の信号で、送風フアン41を駆動する
ようにしている。
家具本体30内には加熱調理機器31,32を組
み込んであり、また家具本体30上にはガステー
ブル33を載置してある。前記家具本体30の下
部には吸気通路34が設けられ、その吸気口34
aは家具本体30の下部前面に設けられている。
家具本体30内の後部に設けた排気通路35は加
熱調理機器31と32の上方に設けた排気通路3
5aと35bに分岐されている。家具本体30に
おける前記加熱調理機器31および32を収納し
ている収納庫36および37はルーバー状の連通
穴38aと38bで排気通路35aと35bと連
通している。前記排気通路35aおよび36bの
排気口39および40は家具本体30の前面に設
けられている。そして吸気通路34と排気通路3
5間には送風フアン41が設けられている。前記
各収納庫36と37の上方には温度検知装置42
と43が設けられており、これらの温度検知装置
42,43の信号で、送風フアン41を駆動する
ようにしている。
上記構成において、次にその作用を説明する。
加熱調理機器31または32の電源を入れ調理を
行なうと、加熱調理機器31,32から放熱され
収納庫36,37の温度が上昇する。収納庫3
6,37の温度が設定された温度以上になると、
温度検知装置42,43が動作し、温度検知装置
42,43の信号で送風フアン41が駆動し、吸
気口34aから冷気が吸気通路内を通り、排気通
路35,35a,35bを流れ、収納庫36,3
7内の熱気を連通穴38a,38bを通じて排気
口39,40から排出し、収納庫36,37の温
度が設定以上の温度になるのを防ぐ。冷気は排気
通路35a,35b内を流れ、直接庫内36,3
7を流れないので、加熱調理機器31,32の調
理性能への影響も防ぐことができる。また調理が
終了し、電源が切れても、収納庫36,37内の
温度が設定温度以下になるまで送風フアン41は
運転されるため、加熱調理機器31,32の余熱
による収納庫36,37の温度上昇も防ぐことが
できる。
加熱調理機器31または32の電源を入れ調理を
行なうと、加熱調理機器31,32から放熱され
収納庫36,37の温度が上昇する。収納庫3
6,37の温度が設定された温度以上になると、
温度検知装置42,43が動作し、温度検知装置
42,43の信号で送風フアン41が駆動し、吸
気口34aから冷気が吸気通路内を通り、排気通
路35,35a,35bを流れ、収納庫36,3
7内の熱気を連通穴38a,38bを通じて排気
口39,40から排出し、収納庫36,37の温
度が設定以上の温度になるのを防ぐ。冷気は排気
通路35a,35b内を流れ、直接庫内36,3
7を流れないので、加熱調理機器31,32の調
理性能への影響も防ぐことができる。また調理が
終了し、電源が切れても、収納庫36,37内の
温度が設定温度以下になるまで送風フアン41は
運転されるため、加熱調理機器31,32の余熱
による収納庫36,37の温度上昇も防ぐことが
できる。
考案の効果
以上の実施例の説明より明らかなように本考案
によれば、家具本体内に組込んだ加熱調理機器の
調理性能への影響を与えることなくスムーズに家
具収納庫の熱気を家具本体外に排気することがで
きるとともに、加熱調理機器での調理終了後の余
熱により家具本体をいためたり、不安全な状態に
なることを防ぐことができ、使い勝手のよい安全
な加熱調理機器組込家具を提供することができ
る。
によれば、家具本体内に組込んだ加熱調理機器の
調理性能への影響を与えることなくスムーズに家
具収納庫の熱気を家具本体外に排気することがで
きるとともに、加熱調理機器での調理終了後の余
熱により家具本体をいためたり、不安全な状態に
なることを防ぐことができ、使い勝手のよい安全
な加熱調理機器組込家具を提供することができ
る。
第1図は本考案の一実施例の加熱調理機器組込
家具の断面図、第2図は従来の加熱調理機器組込
の断面図である。 31……加熱調理機器、32……加熱調理機
器、35……排気通路、41……送風フアン、4
2……温度検知装置、43……温度検知装置。
家具の断面図、第2図は従来の加熱調理機器組込
の断面図である。 31……加熱調理機器、32……加熱調理機
器、35……排気通路、41……送風フアン、4
2……温度検知装置、43……温度検知装置。
Claims (1)
- 独立した複数の収納庫を内設した家具本体と、
これら収納庫にそれぞれ設置した加熱調理機器
と、送風フアンを有するとともに、上記各収納庫
に対応して分岐された排気通路と、上記各収納庫
と排気通路を連通する連通穴と、各収納庫の内部
上方に配設され、収納庫内の雰囲気温度を検知す
る温度検知装置とを具備し、この温度検知装置は
収納庫内の雰囲気温度が所定値にあるとき上記送
風フアンを駆動するように、同送風フアンに連係
させた加熱調理機器組込家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986139465U JPH057945Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986139465U JPH057945Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345627U JPS6345627U (ja) | 1988-03-28 |
JPH057945Y2 true JPH057945Y2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=31045395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986139465U Expired - Lifetime JPH057945Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057945Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389410B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2003-06-27 | 주식회사 엘지이아이 | 가스오븐레인지 전면 배기구조 |
JP4778840B2 (ja) * | 2006-06-02 | 2011-09-21 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
JP7421994B2 (ja) * | 2020-04-10 | 2024-01-25 | リンナイ株式会社 | 台所換気システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090520A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-21 | 松下電器産業株式会社 | 炊飯装置 |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP1986139465U patent/JPH057945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090520A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-21 | 松下電器産業株式会社 | 炊飯装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6345627U (ja) | 1988-03-28 |
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