JPH0531411B2 - - Google Patents

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JPH0531411B2
JPH0531411B2 JP26956687A JP26956687A JPH0531411B2 JP H0531411 B2 JPH0531411 B2 JP H0531411B2 JP 26956687 A JP26956687 A JP 26956687A JP 26956687 A JP26956687 A JP 26956687A JP H0531411 B2 JPH0531411 B2 JP H0531411B2
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JP
Japan
Prior art keywords
steam
main body
opened
lid body
temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP26956687A
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English (en)
Other versions
JPH01110311A (ja
Inventor
Takafumi Tanase
Toshiichi Nakazawa
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などで使用される炊飯装置に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の炊飯装置は第5図に示すような
構成となつていた。すなわち装置本体41内に炊
飯鍋42を収納し、装置本体41の上部には蓋体
43が支持軸44により開閉自在に取付けられて
いる。この蓋体43には、炊飯鍋42から発生し
た蒸気を装置本体41の外方に排出させる蒸気排
出口45が設けられている。この構成において、
炊飯鍋42内に米と水を入れて発熱体46により
加熱し炊飯を行なうと、炊飯鍋42の内部の水が
沸騰し蒸気が発生する。この蒸気は排出口45よ
り排出される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構成によると、排出
される蒸気は高温であるため、使用者が誤つて蒸
気に触れると火傷をするなどの危険性があり、安
全性について問題があつた。さらに、蒸気は上方
に吹上げられるため、炊飯装置の上方に他の物を
置くことができず、炊飯時には大きなスペースが
必要であり、また壁際に設置した場合には、壁面
に蒸気が結露し、壁面をいためるなどの設置場所
の制約があり、使い勝手が悪いという問題があつ
た。
そこで、本発明は上記問題点を解消し得る炊飯
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の炊飯装置
は、上端が開口された炊飯鍋収納室が形成された
装置本体の上端部に、支持軸を介して蓋体を開閉
自在に取付け、上記炊飯鍋収納室の内底部に発熱
体を配置し、上記装置本体の炊飯鍋収納室下方位
置に、一端部が装置本体前面に開口されるととも
に他端部が装置本体の上部に開口された送風通路
を設け、この送風通路の途中に送風手段を設け、
上記蓋体に、一端部が上記送風通路の他端開口部
に対向して開口されるとともに、他端部が蓋体前
面に開口された排気通路を設け、上記蓋体に設け
られる蒸気排出口を上記排気通路に接続し、上記
蓋体の内底板を熱伝導率の高い材料で構成すると
ともに、この内底板と排気通路との間に断熱材を
配置し、この内底板の断熱材側表面に温度検出手
段を設けるとともに、この温度検出手段によつて
上記送風手段を制御するようにしたものである。
作 用 上記構成によると、炊飯時に発生する蒸気によ
り、蓋体の内底板温度が上昇すると、温度検出手
段により送風手段が作動させられる。そして、送
風手段により、空気は送風通路および排気通路を
通つて外部に排出される。このとき、蒸気は蒸気
排出口を介して排気通路内に入り空気と混合され
て、低温の湿つた空気となる。このため、外部に
排出されても危険性はない。また、炊飯が進行し
て蒸気がなくなると蓋体の温度が低下し、温度検
出手段により送風手段が停止される。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づき説明する。
1は収納棚2に引出し自在に挿入配置された炊
飯装置3の装置本体で、その内部には上端が開口
された炊飯鍋4の収納室(以下、鍋収納室とい
う)5が仕切壁6により形成されるとともに、こ
の鍋収納室5の内底部には発熱体7および炊飯鍋
4の底部の温度を検出する鍋センサー8が配置さ
れている。そして、鍋収納室5を形成する仕切壁
6と装置本体1の外壁部1aとの間には、一端部
が装置本体1の前面パネル部1bの下方に開口さ
れるとともに、他端部が後部上面に開口された送
風通路9が形成され、またこの送風通路9の途中
にはフアン10とモータ11とからなる送風機
(送風手段)12が配置されている。なお、送風
通路9の一端開口部、すなわち吸気口13にはエ
アフイルター14が取付けられ、またその他端開
口部、すなわち排気口15は装置本体1の上枠部
1cに形成されている。上記装置本体1の上枠部
1aの後部上面には、鍋収納室5の上端開口部を
開閉する蓋体16が支持軸17を介して支持され
ている。そして、この蓋体16の内部には、水平
方向の仕切壁18が配置され、その上方空間部は
排気通路19とされている。この排気通路19の
一端部は上記送風通路19の排気口15に対向す
る位置で吸込口20として開口され、またその他
端部は吹出口21として蓋体16の前面に開口さ
れている。なお、蓋体16の上壁部の一部は、取
外し可能なカバー22とされている。また、蓋体
16の下方空間部には断熱材23が充填されると
ともに、底壁部には熱伝導率の高い材料(たとえ
ばアルミ板)からなる放熱板24が設けられ、こ
の放熱板24の断熱材側の表面には鍋収納室5の
蒸気温度を検出する温度検出器(温度検出手段)
25が配置されている。この温度検出器25は、
所定温度以上になると接点を閉じ、所定温度より
低くなると接点を開くようにされるとともに、上
記送風機12のモータ11に電気的に接続されて
いる。すなわち、接点が閉じるとモータ11が作
動し、フアン10が回転するようにされている。
さらに、上記蓋体16には、鍋収納室5の発生蒸
気を取出す蒸気取出口26が形成され、この蒸気
取出口26は上記排気通路19に接続されてい
る。27は装置本体1の前面パネル部1bに設置
したスイツチ操作部、28はスイツチ操作部27
の信号により発熱体7への給電を制御する制御回
路部である。この制御回路部27は送風通路9の
内部にしかも発熱体7との間に送風のための空間
29を生ずるように配置されている。なお、上記
鍋センサー8も制御回路部27に電気的に接続さ
れている。
次に、炊飯装置の動作について説明する。
まず、米と水を入れた炊飯鍋4を装置本体1の
鍋収容室5の発熱体7の上に載せ、蓋をした後、
スイツチ操作部27により炊飯を開始する。スイ
ツチが入ると、制御回路部28を介して発熱体7
に通電され、発熱体7が加熱されて炊飯鍋4の内
部の水温が上昇し、蒸気が発生する。蒸気により
放熱板24の温度が上昇し所定温度以上になると
温度検出器25が作動し、その信号により送風機
12が作動する。送風機12は、装置本体1の前
面下部に設けられた吸気口13よりエアーフイル
ター14を介して外気を吸い込む。吸い込まれた
空気は、制御回路部28の上方空間29を通り発
熱体7からの熱を吸収し、排気口15より蓋体1
6の排気通路19に入る。一方、炊飯中に発生し
た蒸気は、蒸気排出口26から排気通路19に入
り、排気通路19を流れる外気と混合し、低温の
蒸気となつて、吹出口21から前方に排出され
る。排出される蒸気は低温となつているので、こ
れに触れても火傷を負う恐れはない。また、炊飯
が進行し炊飯鍋14内の水分が蒸発すると、炊飯
鍋4の内部温度が上昇し、この温度を鍋センサー
8が検知し、所定の温度になると発熱体7への給
電を停止し、炊飯が完了する。また、炊飯鍋4の
内部の蒸気がなくなると、放熱板24の温度が
徐々に低くなり、そして所定の温度より低下する
と温度検出器25の接点が開となり、その信号に
より送風機12は停止される。なお、蒸気発生中
において、蓋体16を開けた場合でも、放熱板2
4の温度が低下し、やはり送風機12は停止され
る。
発明の効果 上記本発明の構成によれば、蓋体に設けた排気
通路に蒸気排出口を接続したので、炊飯中に発生
する蒸気は排気通路内を流れる空気と混合され、
温度の低い湿つた空気として、炊飯装置外へ分散
して排出することができ、したがつて空気の吹出
口付近に使用者が誤つて触れても火傷などの危険
性がない。また、蒸気を炊飯装置の前方に排出す
ることにより、炊飯装置の上部空間を有効に使用
することができるとともに、分散して湿つた空気
として排気することにより、炊飯装置近傍の壁面
などへの結露を防ぐことができる。また、蓋体の
内底板に温度検出手段を設けるとともに、この温
度検出手段によつて送風手段を制御するようにし
たので、蒸気が発生しているときだけ送風手段を
作動させることができ、さらに蒸気発生中におい
て、蓋体を開けた場合でも、蓋体の温度が下が
り、送風手段は自動的に停止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例に係る炊飯
装置を示すもので、第1図は全体断面図、第2図
は送風通路部の拡大断面図、第3図は排気通路部
の拡大断面図、第4図は全体斜視図、第5図は従
来例の全体断面図である。 1……装置本体、3……炊飯装置、4……炊飯
鍋、5……炊飯鍋収納室、7……発熱体、9……
送風通路、12……送風機、13……吸気口、1
5……排気口、16……蓋体、17……支持軸、
19……排気通路、20……吸込口、21……吹
出口、25……温度検出器、26……蒸気取出
口、28……制御回路部、29……空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上端が開口された炊飯鍋収納室が形成された
    装置本体の上端部に、支持軸を介して蓋体を開閉
    自在に取付け、上記炊飯鍋収納室の内底部に発熱
    体を配置し、上記装置本体の炊飯鍋収納室下方位
    置に、一端部が装置本体前面に開口されるととも
    に他端部が装置本体の上部に開口された送風通路
    を設け、この送風通路の途中に送風手段を設け、
    上記蓋体に、一端部が上記送風通路の他端開口部
    に対向して開口されるとともに、他端部が蓋体前
    面に開口された排気通路を設け、上記蓋体に設け
    られる蒸気排出口を上記排気通路に接続し、上記
    蓋体の内底板を熱伝導率の高い材料で構成すると
    ともに、この内底板と排気通路との間に断熱材を
    配置し、この内底板の断熱材側表面に温度検出手
    段を設けるとともに、この温度検出手段によつて
    上記送風手段を制御するようにした炊飯装置。
JP26956687A 1987-10-26 1987-10-26 炊飯装置 Granted JPH01110311A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26956687A JPH01110311A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 炊飯装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26956687A JPH01110311A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 炊飯装置

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Publication Number Publication Date
JPH01110311A JPH01110311A (ja) 1989-04-27
JPH0531411B2 true JPH0531411B2 (ja) 1993-05-12

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JP26956687A Granted JPH01110311A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 炊飯装置

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WO2011013801A1 (ja) * 2009-07-30 2011-02-03 シャープ株式会社 加熱調理器

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JPH01110311A (ja) 1989-04-27

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