JPH0720448B2 - 炊飯装置 - Google Patents

炊飯装置

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JPH0720448B2
JPH0720448B2 JP61273844A JP27384486A JPH0720448B2 JP H0720448 B2 JPH0720448 B2 JP H0720448B2 JP 61273844 A JP61273844 A JP 61273844A JP 27384486 A JP27384486 A JP 27384486A JP H0720448 B2 JPH0720448 B2 JP H0720448B2
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JP
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steam
lid
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air
rice cooker
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JP61273844A
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JPS63127715A (ja
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義信 久保
隆文 棚瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般家庭などで日常的に使用する炊飯装置の
構成に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の炊飯装置は、例えば実公昭57−53455号
公報に示されるように、第3図のような構造になってい
た。
第3図は従来の炊飯装置を示す要部側断面図である。
すなわち、装置本体31内に鍋32を収納し、装置本体31の
上部を蓋体33が装置本体の一側面にヒンジ34により枢支
されている。
蓋体33には、鍋32から発生した蒸気を装置本体31外に排
出させる蒸気通過室35が設けられており、蒸気出口穴36
より蒸気は装置本体31外に排出される構造になってい
た。
すなわち、鍋32内に米と水を入れ、加熱し炊飯を行なう
と、鍋32内から蒸気が発生し、この蒸気は蒸気通過室35
を通り、蒸気出口穴36より装置本体31外に排出される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構造のものでは、排出される
蒸気は高温であるため、使用者が誤って蒸気に触れると
火傷をする等の危険性があり、安全性について問題があ
った。
さらに、蒸気は上方に吹上げられるため、炊飯装置の上
方に他の置くことができず、炊飯時には大きなスペース
が必要であり、また、壁際に設置した時は、壁面に蒸気
が結露し、壁面をいためる等の設置場所の制約があり、
使い勝手が悪いという欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、上面を開口し
た装置本体の開口面を開閉自在に覆う中空状の蓋体を装
置本体の一側にヒンジ部により枢支し、装置本体の側面
または下面に吸気口を、上面に送風口を設け、さらに、
この送風口に対向する蓋体下面に送入口を設けるととも
に、蓋体外面に排気口を設け、装置本体内に送風装置を
設け、さらに前記送風装置の駆動時に前記装置本体内に
発生する気流の経路上に制御部品を配置した。
(作 用) 上記構成により、炊飯時に発生した蒸気は蓋体内に導か
れるが、装置本体内に設けられた送風装置により、装置
本体側面または下面に設けられた吸気口より装置本体内
にエアーが吸引され、装置本体上面送風口から蓋体下面
の送入口を通り蓋体内にエアーが流入し、このエアーと
蒸気が混合され、蒸気の一部は冷却され結露水となり、
また、残りの蒸気はエアーと混合されて低温となり、蓋
体外面の排気口から排気される。
この結果、従来のように高温の蒸気が多量に排出される
ことなく、安全性の優れた使い勝手のよい炊飯装置を提
供することができるとともに、装置本体内をエアーが流
れるため、装置本体内の制御部品の雰囲気温度が低下
し、信頼性の向上を図ることができ、また、装置本体の
外面の温度も低下することにより、装置本体をコンパク
トにすることもできる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明における炊飯装置の斜視図であり、第2
図は同炊飯装置の側断面図を示す。
図において、1は上面を開口した装置本体、2は装置本
体1内に設けられた発熱体、3は装置本体1内に着脱自
在に装着されている鍋、4はスイッチ操作部、5は装置
本体1の開口面を覆う中空状の蓋体、6は蓋体5を装置
本体1の一側に枢支するヒンジ部、7は鍋3の上面を覆
う内蓋であり、蒸気を通す穴8を有し、蓋体5に取付け
られている。
9は蓋体5内に設けられた蒸気通路であり、スイッチ操
作部4と同一方向面の蓋体5の側面に設けられた排気口
10に連通している。
11は装置本体1内に設けられた送風装置である。
12はスイッチ操作部4の近傍の装置本体1の側面に設け
られた吸気口である。
13は装置本体1の上面に設けた送風口であり、この送風
口13に対向する蓋体5下面に送入口14が設けられてお
り、送入口14と蒸気通路9は連通している。
また、蓋体5下面の装置本体1の開口部に対向する位置
に蒸気導入口15が設けられており、鍋3内空間と蒸気通
路9を連通させている。16は装置本体1の下部に設けら
れた制御部品である。なお、送風装置11,吸気口12,制御
部品16は装置本体1内における同一空間内に配置されて
いる。
以上のように構成された炊飯装置について、以下その動
作について説明する。
鍋3内に米と水を入れ、スイッチ操作部4を操作しスイ
ッチを入にし、発熱体2に通電をすると鍋3内で蒸気が
発生する。
この蒸気は内蓋7に設けられた穴8を通り、さらに蒸気
導入口15を通過し、蒸気通路9内に導かれる。
また、送風装置11を駆動させると、外部のエアーが吸気
口12から装置本体1内に導かれ、スイッチ操作部4、制
御部品16を通過し、送風口13から送入口14を介して蒸気
通路9内を通過し、排気口10より排気される。このよう
に送風装置11によってつくられた気流により、蒸気通路
9内の蒸気はエアーと混合されて、排気口10から排出さ
れる。
(発明の効果) 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、装置本体内に設けた送風装置により、エアーをスイ
ッチ操作部近傍に設けた吸気口から装置本体内に導き、
さらに蓋体内の蒸気通路を通過し、排気口から排気され
る気流をつくり、炊飯中に発生する蒸気をこの気流によ
りエアーと混合させ冷却し、排気口から排出することが
でき、温度の低い湿った空気として蒸気を排出すること
ができ、排気口近傍に使用者が誤って触れても火傷をす
る危険性がなく、また、蒸気をスイッチ操作部と同一側
面から略水平方向に排出するので、炊飯装置の上方、両
サイド、後方の空間に他の物を設置しても蒸気に触れる
恐れもなく、空間を有効に活用することができる。
また、装置本体内をエアーが流れるため、装置本体内の
制御部品の雰囲気温度を低下させることができ、炊飯装
置の信頼性を高めることができるとともに、断熱構造の
簡素化及び断熱スペースの縮小を図ることができ、安全
性のすぐれた使い勝手の良い炊飯装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における炊飯装置の斜視図、
第2図は同炊飯装置の側断面図、第3図は従来の炊飯装
置を示す要部側断面図である。 1……装置本体、4……スイッチ操作部、 5……蓋体、9……蒸気通路、 10……排気口、11……送風装置、 12……吸気口、13……送風口、 14……送入口、15……蒸気導入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開口した装置本体と、前記開口面を
    開閉自在に覆う中空状の蓋体と、この蓋体を装置本体の
    一側に枢支するヒンジ部を備え、前記装置本体側面また
    は下面に吸気口を設け、また、装置本体上面に送風口を
    設けるとともに、装置本体内には送風装置を設け、前記
    装置本体上面に設けた送風口に対向して前記蓋体下面に
    送入口を設け、また、装置本体上面開口部に対向して蓋
    体下面に蒸気導入口を設けるとともに、蓋体の外面に排
    気口を設け、さらに前記送風装置の駆動時に前記装置本
    体内に発生する気流の経路上に制御部品を配置したこと
    を特徴とする炊飯装置。
JP61273844A 1986-11-19 1986-11-19 炊飯装置 Expired - Lifetime JPH0720448B2 (ja)

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JP61273844A JPH0720448B2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19 炊飯装置

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JP61273844A JPH0720448B2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19 炊飯装置

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JPS63127715A JPS63127715A (ja) 1988-05-31
JPH0720448B2 true JPH0720448B2 (ja) 1995-03-08

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ID=17533332

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JP61273844A Expired - Lifetime JPH0720448B2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19 炊飯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090520A (ja) * 1983-10-25 1985-05-21 松下電器産業株式会社 炊飯装置

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JPS63127715A (ja) 1988-05-31

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