JPH0520261Y2 - - Google Patents

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JPH0520261Y2
JPH0520261Y2 JP12232490U JP12232490U JPH0520261Y2 JP H0520261 Y2 JPH0520261 Y2 JP H0520261Y2 JP 12232490 U JP12232490 U JP 12232490U JP 12232490 U JP12232490 U JP 12232490U JP H0520261 Y2 JPH0520261 Y2 JP H0520261Y2
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rice cooker
insulating layer
heat insulating
exhaust passage
outer case
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、ガス炊飯器の排気構造に関するもの
であり、特に、操作部及び電気式の制御基板等を
器具の前面上部に配設した形式ガス炊飯器の排気
構造に関するものであり、上端の排気口を、器具
の上部において左右に集中させることにより、前
記操作部及び制御基板、更には、蓋体の支持部の
加熱を防止するものである。
[従来技術及びその課題] 従来の炊飯器は、実公昭56−25624号公報に開
示のもののように、電気式の制御装置の基板や操
作部10は外装ケース2の下部に配設されてい
る。このような炊飯器の構造としては、第5図に
示すように、炊飯釜20を筒状の内胴に具備させ
た保温層3の内周壁下端部で支持し、燃焼排気を
前記保温層3と外装ケース2との間隙から上昇さ
せて、前記外装ケース2の上端と炊飯釜20に被
冠する合成樹脂製の蓋体23の外周面から張出さ
せたつば部31との間隙から略全域的に排出させ
ている。
このものでは、排気は略水平方向に排出される
から、外装ケース2及び蓋体23の過熱が防止さ
れる。また、操作部10等が外装ケースの下部に
配設されていることから、この操作部の過熱の心
配もない。
ところが、このものでは、操作部10が炊飯器
の下端部近傍にあるので操作しにくいといつた不
都合がある。これは、炊飯器は、普通、テーブル
の高さ程度の位置に載置されることが多いので、
その下端部近傍にある操作パネルの表示は上体を
屈めないと見えにくく操作しにくいからである。
よつて、操作部10を操作し易いように、電気
式の制御装置の基板や操作部を外装ケースの前面
上部に配設させた場合、前記排気構造をそのまま
採用すると、操作部及び制御基板が過熱される危
険性がある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、『外装ケース2の前面上部に操作部10及び
電気制御装置の制御基板を配設し、前記外装ケー
ス2の後部上端に蓋体23を回動自在に支持する
と共に、前記外装ケース2内に筒状の保温層3を
収容し、この保温層3内に炊飯釜20を取出し可
能に収容し、前記保温層3の内周壁30と前記炊
飯釜20との間に上下に連通する筒状の排気通路
22を形成し、この排気通路22の上端を外部に
連通させた形式のガス炊飯器の排気構造』におい
て、排気通路出口から排出される排気よつて外装
ケース2の前面上部の操作部等や、蓋体の支持部
が過熱されないようにすることをその課題とす
る。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は『炊飯釜20の下方の燃焼室への吸気
を、外装ケース2の下方から導入して該外装ケー
スの前面上部に至らしめ、この部分から保温層3
の外面に沿つて降下させて前記燃焼室に至らし
め、炊飯釜20と保温層の内周壁30との間の排
気通路22の出口を左右に二分し、外装ケース2
の前方面上部に設けた操作部10側と外装ケース
の後方面上部に設けた蓋体の軸支部側以外に前記
排気通路22の出口を開口させ、この出口の開口
方向を略水平方向に設定した』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
炊飯時に燃焼室への吸気は、炊飯釜20の外周
間隙を上昇する燃焼排気のドラフト作用によつて
外装ケース2の底面外装ケース2の前面上部
保温層3の外周部の経路で送り込まれることとな
る。この吸気により、操作部10及びこの内部の
制御基板が空冷される。そして、燃焼排気は、炊
飯釜20と保温層の内周壁30との間に形成され
る排気通路22を上昇しその上端開放部から外部
へ排出されることとなるが、この排気通路22は
左右に二分せしめられて、炊飯器の前方側と後方
側を除く炊飯器の側方側に前記排気通路22の出
口を開口させたから、燃焼排気は炊飯器の左右に
分かれて排出されることとなる。又、この出口の
開口方向は略水平状態に設定したから、炊飯器の
上方へは排気されない。
又、操作部10は、外装ケース2の前面上部に
配設させたから、操作部10の表示が炊飯器の上
方から見え易い。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
炊飯器の上方から操作部10の表示部が見え易
い構成としたから、上体を屈めなくても操作部1
0の表示を確認できるとともに操作ボタンを押す
等の操作もやり易いものとなる。さらに、吸気経
路内に操作部10等が位置するとともに燃焼排気
は炊飯器の左右に分かれて排出されるようにした
から、外装ケース2の前方側に設けた操作部10
や電気式の制御基板、及び外装ケースの後方側に
位置する蓋体23の支持部は燃焼排気の熱による
悪影響を受ける恐れがない。又、燃焼排気は水平
方向に排出されるから、蓋体23の過熱が防止さ
れる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基
いて説明する。
本考案の実施例のものは、第1図に示すよう
に、外装ケース2を、後方で軸支されている前方
開放の蓋体23を有する略直方体状に構成すると
ともに、底面に第2図の如く多数の通気孔12,
12が形成されている補助室1を前記外装ケース
2の前面近傍のパネルを境界壁5として、外装ケ
ース2の前方側に連設した構成のものであり、境
界壁5の上端部全域に多数の開口13,13を所
定のピツチで配列させて補助室1と外装ケース2
とを連通させている。
該補助室1の頂壁上面には操作部10を配設さ
せ、補助室1の底部にはバルブ装置11を、外装
ケース2内には炊飯釜20、その外周を包囲する
保温層3を収容し、この炊飯釜20の下方にガス
バーナBを収容させ、前記バルブ装置11は、外
装ケース2の底部に配設したガスバーナBと対応
する。この実施例では、ガスバーナBに対応させ
たノズルNとバルブ装置11とが接続され、この
バルブ装置11にガスが導入される。
前記保温層3は、外装ケース2の内径よりも小
さな外径を有し且炊飯釜20の外径よりも大きな
内径を有する鋼板によつて形成された断面ドーナ
ツ状の中空体であり、その内部に断熱材が内蔵さ
れている。
この保温層3の外周面と前記境界壁5との間が
給気路21となり、保温層3の内周壁30と炊飯
釜20の外周面との間が排気通路22となる。
特に、この実施例のものでは、その保温層の内
壁壁30の下端には、中央の開口32からガスバ
ーナBの炎孔部を突出させたドーナツ状の汁受皿
31を連設させ、この汁受皿31の下方の空間に
ガスバーナBの主要部を収容している。従つて、
汁受皿31の下方の空室は前記開口32を介して
排気通路22と連通し、その外周がそのまま給気
路21と連通することとなる。又、開口32の外
周域に保温用のヒータHを配設している。
この保温層3の内周壁30は、第3図に示すよ
うに、保温層3の上端よりも所定高さ上方へ突出
するように構成され、この突出端には、外装ケー
ス2の上面形状に一致する外形の天板35が連設
されている。この天板35の中央には、炊飯釜2
0の上端部の外径より僅かに大きな開口36が形
成されており、この開口36に炊飯釜20が落し
込まれるとともに該開口36の周縁部に該炊飯釜
20のつば部Kが係止することとなる。
保温層3の上面とこの天板35との間の前記内
周壁30の突出壁の左右両側部には、第2図及び
第4図に示すように、開口33,33が形成され
ており、そして、同図の如く、該両側の開口3
3,33の開設域をそれぞれ囲むように、閉塞板
34,34が炊飯器の前方側と後方側に設けら
れ、保温層3の上端と一致する外装ケース2の上
面と天板35との間隙内に挿入されている。そし
て、その内方端は、内周壁30の突出壁に対接し
ている。
これにより、排気通路22を上昇して来た燃焼
排気は、前記開口33,33から排出されるが、
前記閉塞板34,34及び天板35で炊飯器の前
後方向及び上方は閉塞されているので、前記開口
33,33通過後の燃焼排気は、第2図、第3図
に示すように、炊飯器の両側から水平方向に排気
されることとなる。
又、第1図に示すように、外装ケース2の上方
には蓋体23が、前方に開放自在となるように、
その後端部を外装ケース2の後端部に軸支せしめ
られており、閉塞状態においては、該蓋体23の
前方下端部に設けた係合片23aが、天板35の
前方上端部に突設させた係合片2aにロツクされ
る構造となつている。そして、該係合片23aを
操作して前記ロツク装置を解除すれば、蓋体23
は後端部を支点として開放することとなる。尚、
該蓋体23の内側には内蓋24が設けられてお
り、蓋体23を閉塞させると該内蓋24が炊飯釜
20の上方を密閉状態に閉塞することとなる。
燃焼排気は上記したように、炊飯器の両側から
水平方向へ排気されるから、この蓋体23の後端
部の軸支部及び前端部のロツク機構部も、燃焼排
気による悪影響を受けることはない。
又、補助室1は、外装ケース2とほぼ同じ高さ
の中空の箱体であり、この補助室1の上端部に配
設される操作部10は、前方上部域が斜めに切欠
かれた断面形状であり、その斜面に操作部が表示
されている。そして、該操作部10と外装ケース
2の蓋体23とは自然に連なるような寸法関係と
なつている。
操作部10内には、制御基板Cが内蔵される
が、この制御基板Cが大きい場合には、第1図の
ように、補助室1内に突出させることができる。
この場合においても前記制御基板Cの過熱が防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の説明図、第2図はX−
X断面図、第3図は燃焼排気の排気経路を示す要
部拡大断面図、第4図は外観図、第5図は従来例
の説明図であり、図中、 10……操作部、2……外装ケース、20……
炊飯釜、22……排気通路、3……保温層、30
……内周壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装ケース2の前面上部に操作部10及び電気
    制御装置の制御基板を配設し、前記外装ケース2
    の後部上端に蓋体23を回動自在に支持すると共
    に、前記外装ケース2内に筒状の保温層3を収容
    し、この保温層3内に炊飯釜20を取出し可能に
    収容し、前記保温層3の内周壁30と前記炊飯釜
    20との間に上下に連通する筒状の排気通路22
    を形成し、この排気通路22の上端を外部に連通
    させた形式のガス炊飯器の排気構造において、炊
    飯釜20の下方の燃焼室への吸気を、外装ケース
    2の下方から導入して該外装ケースの前面上部に
    至らしめ、この部分から保温層3の外面に沿つて
    降下させて前記燃焼室に至らしめ、炊飯釜20と
    保温層の内周壁30との間の排気通路22の出口
    を左右に二分し、外装ケース2の前方面上部に設
    けた操作部10側と外装ケースの後方面上部に設
    けた蓋体の軸支部側以外に前記排気通路22の出
    口を開口させ、この出口の開口方向を略水平方向
    に設定した炊飯器の排気構造。
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