JP2515006B2 - 電気レンジユニット - Google Patents

電気レンジユニット

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JP2515006B2
JP2515006B2 JP63304393A JP30439388A JP2515006B2 JP 2515006 B2 JP2515006 B2 JP 2515006B2 JP 63304393 A JP63304393 A JP 63304393A JP 30439388 A JP30439388 A JP 30439388A JP 2515006 B2 JP2515006 B2 JP 2515006B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭などの厨房設備として使用される
電気レンジユニットに関するものである。
従来の技術 近年、調理機器のシステム化が進む中で、電気レンジ
も加熱器(たとえば電気オーブン)とあわせてユニット
化されてきている。
従来の電気レンジユニットは第4図に示すようになっ
ていた。この従来例は、埋込み式電気レンジユニットの
場合である。第4図において、1はシステムキッチンの
流し台である。2は電気レンジユニットのトップヒータ
部で、おもに渦巻状シーズヒータ3を係止されたプレー
ト4およびそれを下方から覆う筺体状の天板5にて形成
され流し台1の上面開口部に落とし込まれる。6は加熱
器(ここでは電気オーブン)で、加熱器ケース7(ここ
ではオーブン台)に内設されており、オーブン台7は流
し台1の前方から内方へ設置される。7aはオーブン台7
の吸気孔、7bはオーブン台7の排気孔である。8はオー
ブン台7の上面に載置固定され、トップヒータ部2と結
線される電気レンジユニットの本体部で、前面にロース
タ部の把手9、渦巻状シーズヒータ3の電力を制御する
ワットコントローラのつまみ10などを備えている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構成では、電気オー
ブン6を使用したときに、外気は吸気孔7aから矢印Aの
ようにオーブン台7の内部へ流入し、電気オーブン6に
よって熱対流となり、矢印Bのように排気孔7bより外部
へ流入し、電気レンジユニットの本体部8の前面に沿っ
て上昇するため、その上昇熱対流の径路内に位置してい
る本体部8の前面に設けられたロースタ部の把手9やワ
ットコントローラのつまみ10は著しく高温化し、オーブ
ン調理が長時間におよぶ際には、さらに高温化により使
用者にやけどなどの危険をおわせるという問題があっ
た。
さらに、制御部を電子回路等で形成する場合には、そ
の熱対流によって電子部品が破壊される危険が生じると
いう問題もあった。
本発明はこのような問題を解決するもので、オーブン
による調理が長時間におよび、熱対流が排気孔7bより流
出し続けた際にも、ロースタ部の把手9やワットコント
ローラつまみ10などの高温化を防ぎ、使用者をやけどな
どの危険から保護するとともに、制御部を電子回路で形
成した場合においても、熱対流によって電子部品が破壊
されることを防止し、安全でかつ高品質の電気レンジユ
ニットを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、加熱器本体が収
納される加熱器ケースの上面と、その上に載置されかつ
前面に操作部を有する電気レンジの下面との間に前面外
気に通じる通風空間を設け、この後部に送風装置を設
け、前記加熱ケースの温度を感知して送風装置を動作さ
せるサーモスタットを設けたものである。
さらに、本発明は、加熱器本体が収納される加熱器ケ
ースの上面とその上に載置され、かつ前面に操作部を有
する電気レンジの下面との間に前面外気を通じる通風空
間を設け、この後部に送風装置を設け、前記送風装置を
動作させるサーモスタットを前記通風空間に臨む加熱ケ
ースの天面に圧着して設け、さらに、前記サーモスタッ
トが前記送風装置の前方に位置するように構成したもの
である。
作用 上記構成により、加熱器を使用したときに、外気が加
熱器ケースの吸気孔から加熱器ケースの内部に流入し、
加熱器によって熱対流となり、排気孔より外部へ流出し
て、電気レンジユニットの本体部の前面に沿って上昇し
ようとしたときに、電気レンジの下方に設けられた通風
空間を、加熱器ケースの天面の温度を感知したサーモス
タットにより動作せしめられた送風装置により発生した
空気対流が通過し、外気中へ流出するため、加熱器使用
によって発生した熱対流は前方へ押し流され、その上方
に位置している電気レンジの操作部は熱対流によって高
温化されることがないので、加熱器の長時間使用時に
も、使用者をやけどなどの危険から保護することがで
き、また操作部を電子回路で形成した場合においても、
電子部品が熱対流によって破壊されることを防止し、安
全性、品質の向上が得られるものである。
また、サーモスタットが送風装置の前方の加熱器ケー
スの天面に位置しているため、送風装置が動作中は、サ
ーモスタットは空気対流内にあるので、その両端子には
塵芥が蓄積して絶縁不良をおこす恐れもなく、さらに一
層品質を向上できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)(b)は本発明の一実施例の埋込み式電
気レンジユニットの正面図および概略断面図、第2図は
主要部分の斜視図である。第1図および第2図におい
て、21はシステムキッチンの流し台である。22は電気レ
ンジユニットのトップヒータ部で、おもに渦巻状シーズ
ヒータ23を係止されたプレート24およびそれを下方から
覆う筺体状の天板25にて形成され、流し台21の上面開口
部に落とし込まれる。渦巻状シーズヒータ23の中央には
温度感知センサー26が設けられており、調理時に鍋底な
どの温度を検知する。27は加熱器である電気オーブン
で、加熱器ケースであるオーブン台28に内設されてお
り、オーブン台28は流し台21の前方から内方へ設置され
る。28aはオーブン台28の吸気孔、28bはオーブン台28の
排気孔である。29はオーブン台28の上面に設置固定され
かつトップヒータ部22と結線される電気レンジユニット
の本体部で、前方にロースタ部の把手30や、渦巻状シー
ズヒータ23の電力を制御したり、タイマーカウントを行
ったりする電子回路を内蔵した操作部31などを備えてい
る。オーブン台28の上面と本体部29の下面の間にはユニ
ット前面外気に通じる通風空間32が設けられ、また通風
空間32の後部に送風装置33が設けられ、送風装置33は駆
動モータ33aとプロペラファン33bよりなっている。34は
送風装置33にてつくり出された通風をユニット前面の外
気中に排出する通風排気孔である。35は送風装置33をガ
ードするファンカバー、36はオーブン台28の天面の温度
を感知するサーモスタットで、ある温度に達すると内部
接点をONさせて送風装置33の駆動モータ33aを動作させ
る。
次に上記構成においてその動作を説明する。電気オー
ブン27の使用によって、外気がオーブン台28の吸気孔28
aから矢印Cのようにオーブン台28の内部へ流入し、電
気オーブン27によって熱対流となり、矢印Dのように排
気孔28bより外部へ流出して電気レンジユニットの本体
部29の前面に沿って上昇しようとするが、オーブン台28
の天面の温度をサーモスタット36が感知し、内部接点を
ONさせて送風装置33の駆動モータ33aを動作させ、矢印
Eのように空気対流を発生させる。それが通風空間32を
通過して通風排気孔34より外気中へ流出するため、電気
オーブン27によって発生した熱対流は前方へ押し流され
ることとなる。
第3図は送風装置33による送風状態を説明する図であ
る。送風装置33の駆動モータ33aは、幅広の通風空間32
に対して一端側から広い範囲に送風できるように、通風
空間32の前記一端側位置で斜めに配置され、サーモスタ
ット36はこの送風装置33の前方に位置するようにして、
通風空間に臨むオーブン台28の天面に圧着して設けられ
ている。したがって、送風装置33が動作中は、サーモス
タット36は空気対流内にあるので、その両端子には塵芥
が蓄積して絶縁不良をおこすことはない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、加熱器本体が収納され
る加熱器ケースの上面とその上に載置されるかつ前面に
操作部を有する電気レンジの下面との間に前面外気に通
じる通風空間を設け、その後部に送風装置を設け、前記
加熱ケースの温度を感知して送風装置を動作させるサー
モスタットを設けたので、加熱器を使用したときに、外
気が加熱器ケースの吸気孔から加熱器ケースの内部に流
入し、加熱器によって熱対流となり、排気孔より外部へ
流出して、電気レンジユニットの本体部の前面に沿って
上昇しようとしたときに、電気レンジの下方に設けられ
た通風空間を、加熱器ケースの温度を感知したサーモス
タットにより動作させられた送風装置によって発生した
空気対流が通過し、外気中へ流出するため、加熱器使用
によって発生した熱対流は前方へ押し流され、その上方
に位置している電気レンジの操作部は熱対流によって高
温化されることがないので、加熱器の長時間使用時に
も、使用者をやけどなどの危険から保護することがで
き、また操作部を電子回路で形成した場合においても、
電子部品が熱対流によって破壊されることを防止し、安
全性、品質の向上が得られるものである。
また、サーモスタットは送風装置の前方に位置して、
通風空間に臨む加熱器ケースの天面に圧着しているた
め、送風装置が動作中は、サーモスタットは空気対流内
にあるので、その両端子には塵芥が蓄積して絶縁不良を
おこすこともなく、さらに品質を向上できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の埋込み式電気レンジユニッ
トの正面図および概略断面図、第2図は第1図における
主要部分の斜視図、第3図(a)〜(c)は通風空間の
通風状態を説明するための上面図、正面図および側面
図、第4図は従来の埋込み式電気レンジユニットの正面
図および概略断面図である。 27……電気オーブン、28……オーブン台、28a……吸気
孔、28b……排気孔、29……本体部、30……把手、31…
…操作部、32……通風空間、33……送風装置、34……通
風排気孔、36……サーモスタット。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱器本体と、前記加熱器本体が収納され
    る加熱器ケースと、その上方に載置されかつ前面に操作
    部を有する電気レンジとからなり、前記加熱器ケースと
    電気レンジの間に前面外気に通じる通風空間を設け、前
    記通風空間の後部に送風装置を設け、前記加熱器ケース
    の温度を感知して送風装置を動作させるサーモスタット
    を設けた電気レンジユニット。
  2. 【請求項2】加熱器本体と、前記加熱器本体が収納され
    る加熱器ケースと、その上方に載置されかつ前面に操作
    部を有する電気レンジとからなり、前記加熱器ケースと
    電気レンジの間に前面外気に通じる通風空間を設け、前
    記通風空間の後部に送風装置を設け、前記送風装置を動
    作させるサーモスタットを前記通風空間に臨む加熱器ケ
    ースの天面に圧着して設け、さらに前記サーモスタット
    が前記送風装置の前方に位置するように構成した電気レ
    ンジユニット。
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