JPH0520255Y2 - - Google Patents

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JPH0520255Y2
JPH0520255Y2 JP7795487U JP7795487U JPH0520255Y2 JP H0520255 Y2 JPH0520255 Y2 JP H0520255Y2 JP 7795487 U JP7795487 U JP 7795487U JP 7795487 U JP7795487 U JP 7795487U JP H0520255 Y2 JPH0520255 Y2 JP H0520255Y2
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pot
protective frame
boiling
rice cooker
detector
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JP7795487U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は炊飯器の鍋の温度を検知して加熱ヒー
タの制御を行う温度制御装置に関する。
従来の技術 従来、おかゆ炊き機能を備えた炊飯器は、第4
図および第5図に示すような構成にされていた。
第4図において、1は炊飯器本体で、その内側に
は保護枠2が配置され、さらにこの保護枠2の内
側に炊飯用の鍋3が挿入配置されている。そし
て、上記保護枠2の底部中央には鍋3の底を加熱
するための鋳込みヒータ(加熱ヒータ)4が配置
され、またこの鋳込みヒータ4は第5図に示すよ
うに、通常の炊飯機能とおかゆ炊き機能に対処す
るために、互いに直列に接続された外ヒータ5と
内ヒータ6とから構成されるとともに、それぞれ
の機能に合わせて一方のヒータたとえば内ヒータ
6を短絡させて加熱電力を制御する温度制御装置
が設けられている。ところで、この温度制御装置
は、鋳込みヒータ4の中央に配置されるとともに
鍋3の底部に接触する炊飯検知サーモスイツチ
(炊飯検知器)7および炊飯器本体1の上部にヒ
ンジ8を介して揺動自在に取付けられた蓋9の内
面に設けられた沸騰検知サーモスイツチ(沸騰検
知器)10を有する構成とされていた。
上記構成において、炊飯を行う場合、選択スイ
ツチ11を炊飯側9にセツトすれば、電流は炊飯
検知サーモスイツチ7を介して実線Aで示すよう
に外ヒータ5だけに流れ、この電流が大きいため
鍋3は高電力でもつて加熱される。そして、鍋3
の内部の水がなくなり、鍋3の底部の温度が上昇
すると、炊飯検知サーモスイツチ7がオフとな
り、電流は破線Bで示すように両ヒータ5,6に
流れ、この電流が小さいため、鍋3は小電力でも
つて加熱され、保温状態となる。
次に、おかゆ炊きを行う場合、選択スイツチ1
1をおかゆ炊き側bにセツトすれば、電流は沸騰
検知サーモスイツチ10を介して実線Aで示すよ
うに外ヒータ5だけに流れ、鍋3は高電力でもつ
て加熱される。そして、鍋3の内部の水が沸騰し
て蒸気が発生し、蓋9の温度が上昇すると、沸騰
検知サーモスイツチ10がオフとなり、電流は破
線Bで示すように両ヒータ5,6に流れ、鍋3は
小電力でもつて加熱されて炊き込まれる。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の構成によると、沸騰検知サーモスイ
ツチ10は蓋9の方に設けられているため、炊飯
器本体1からの電気配線はヒンジ8を介して行う
必要があり、配線処理が複雑になるとともに、蓋
9の開閉時に衝撃が沸騰検知サーモスイツチ10
に加わるという問題があつた。
そこで、本考案は上記問題点を解消し得る炊飯
器の温度制御装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案の炊飯器の
温度制御装置は、炊飯検知器および沸騰検知器を
有し、これら両検知器により鍋の底部を加熱する
加熱ヒータの加熱電力を調節して鍋の内部温度を
制御する温度制御装置であつて、上記沸騰検知器
を、炊飯器本体内に設けられた保護枠の外周にし
かもその温度感知部が上記保護枠に形成された開
口から保護枠内の鍋側に突出付勢されるように、
板ばねを介して取付け、上記保護枠外面の開口周
囲の所定位置に、沸騰検知器の炊飯器本体側への
移動量を規制する係止片を設けたものである。
作 用 上記構成においては、沸騰検知器を炊飯器本体
内の保護枠に設けたので、蓋取付用のヒンジ部に
電気配線を通す必要がなく構造が簡単になるとと
もに、蓋開閉時における沸騰検知器への衝撃の影
響もなくなる。また、沸騰検知器を板ばねを介し
て保護枠に取付けたので、鍋挿入時の衝撃の影響
もほとんど受けることがなく、しかも沸騰検知器
の外側への移動量は係止片により規制されている
ため、人が誤つて沸騰検知器を押圧しても炊飯器
本体に接触することはない。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づき説明する。
なお、本考案の要旨は温度制御装置の沸騰検知
サーモスイツチ(沸騰検知器)の取付構造にある
ため、この部分について説明するとともに従来例
で説明した部品については同一番号を付してその
説明を省略する。
沸騰検知サーモスイツチ10は、保護枠2に取
付けられて鍋3の上部の温度を検知するようにさ
れている。すなわち、第1図および第2図に示す
ように、保護枠2の上部所定位置には開口12が
形成されるとともに、この開口12の近傍所定位
置の外周にはかしめ材13を介して取付板14が
取付けられ、またこの取付板14の先端部にはビ
ス15を介して二股状の板ばね16が取付けられ
ており、さらにこの板ばね16の先端には沸騰検
知サーモスイツチ10が取付けられている。そし
て、この板ばね16により、沸騰検知サーモスイ
ツチ10の温度感知部10aは開口12から保護
枠2の内側にすなわち鍋側に向つて突出するよう
に付勢されている。なお、沸騰検知サーモスイツ
チ10は、そのフランジ部10bが開口12より
幅が広くされているため、鍋側への突出量が規制
されている。また、上記保護枠2の開口12の縁
部所定位置には、外側に向かつて断面L字形状の
係止片17が設けられ、沸騰検知サーモスイツチ
10が外方に、すなわち炊飯器本体1の方への移
動時に、その折曲部17aが沸騰検知サーモスイ
ツチ10のフランジ部10bの背面に当接してそ
の移動量が規制されるようにしている。したがつ
て、沸騰検知サーモスイツチ10の背面側の突出
部(たとえば充電部)10cが炊飯器本体1に接
触するのを防止することができる。
上記構成において、鍋3が保護枠2の内部に挿
入されると、鍋3の上部側面が沸騰検知サーモス
イツチ10の温度感知部10aに当接するととも
に、鍋3の底面も保護枠2の底部中央に配置され
た炊飯検知サーモスイツチ7に当接した状態とな
る。そして、この状態で選択スイツチ11によ
り、たとえばおかゆ炊きが選択されると、最初は
外ヒータ5だけに通電されて高電力でもつて鍋3
の内部が加熱される。内部が加熱されると沸騰が
始まり、この沸騰が沸騰検知サーモスイツチ10
により感知されると、外ヒータ5および内ヒータ
6に通電して小電力でもつておかゆを炊き上げ
る。勿論、通常の炊飯を行う場合は、選択スイツ
チ11により炊飯を選択すればよい。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本考案
によれば、従来炊飯器の蓋側に設けられていた沸
騰検知器を炊飯器本体内の保護枠に設けたので、
蓋取付用のヒンジ部に電気配線を通す必要がなく
構造が簡単になるとともに、蓋開閉時における沸
騰検知器への衝撃の影響もなくなる。また、沸騰
検知器を板ばねを介して保護枠に取付けたので、
鍋挿入時の衝撃の影響もほとんど受けることがな
く、しかも沸騰検知器の外側への移動量は係止片
により規制されているため、人が誤つて沸騰検知
器を押圧しても炊飯器本体に接触することはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における炊飯器の温
度制御装置の要部水平断面図、第2図は同要部斜
視図、第3図は同全体断面図、第4図は従来例の
炊飯器の温度制御装置の全体断面図、第5図は同
回路図である。 1……炊飯器本体、2……保護枠、3……鍋、
4……鋳込ヒータ(加熱ヒータ)、7……炊飯検
知サーモスイツチ(炊飯検知器)、10……沸騰
検知サーモスイツチ(沸騰検知器)、10a……
温度感知部、10b……フランジ部、16……板
ばね、17……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯検知器および沸騰検知器を有し、これら両
    検知器により鍋の底部を加熱する加熱ヒータの加
    熱電力を調節して鍋の内部温度を制御する温度制
    御装置であつて、上記沸騰検知器を、炊飯器本体
    内に設けられた保護枠の外周にしかもその温度感
    知部が上記保護枠に形成された開口から保護枠内
    の鍋側に突出付勢されるように、板ばねを介して
    取付け、上記保護枠外面の開口周囲の所定位置
    に、沸騰検知器の炊飯器本体側への移動量を規制
    する係止片を設けた炊飯器の温度制御装置。
JP7795487U 1987-05-22 1987-05-22 Expired - Lifetime JPH0520255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7795487U JPH0520255Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22

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JP7795487U JPH0520255Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186323U JPS63186323U (ja) 1988-11-30
JPH0520255Y2 true JPH0520255Y2 (ja) 1993-05-26

Family

ID=30926450

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