JPH043051B2 - - Google Patents

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JPH043051B2
JPH043051B2 JP55154922A JP15492280A JPH043051B2 JP H043051 B2 JPH043051 B2 JP H043051B2 JP 55154922 A JP55154922 A JP 55154922A JP 15492280 A JP15492280 A JP 15492280A JP H043051 B2 JPH043051 B2 JP H043051B2
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heat
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heater
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は鍋の収納状態を検出してヒータの通電
を制御する電気調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、鍋が収納されていない時にヒータへの通
電を阻止する電気調理器は、例えば特公昭39−
5575号公報に示されている。そしてこの調理器
は、鍋の底面に弾接する感熱ケース内にヒータの
通電を制御するバイメタル式の感熱スイツチと、
鍋が収納されていない時にこの感熱スイツチを開
成してヒータへの通電を遮断するシーソー部材と
を配置した構成を有している。
ところが、前記感熱スイツチはヒータに直列に
接続されているため、大電流に耐え得るように大
型の接点とする必要があるとともに、その接点に
は商用電圧が印加されるため周囲の部材と絶縁の
ために大きく間隔を有して配置する必要がある。
その結果、感熱ケースは、その中に大型の感熱ス
イツチ、シーソー部材を配置することによりその
形状が大型化するとともに、感電の恐れが生じる
等の問題がある。また、感熱スイツチはバイメタ
ル式で、特定の温度しか検出することができない
ため、調理中の複数の温度を検出してヒータの通
電を制御しようとすると、感熱ケース内に複数個
の感熱スイツチを配置しなければならないので形
状が一層大型してしまう。
一方、バイメタル式の感熱スイツチに代えて感
熱ケース内にサーミスタを配置した調理器が例え
ば実公昭38−6359号公報に示されている。この調
理器は感熱ケース外に配置した制御装置内にヒー
タの通断電用の接点を開閉する電磁石を配置し、
前記サーミスタの抵抗値が鍋の温度上昇によつて
増大すると、電磁石の吸引力が弱まつて接点を開
き、ヒータへの通電を断つ構成となつている。
ところが、この調理器においては感熱ケース内
にサーミスタを配置しているので感熱ケースの形
状を小型化できるものの、鍋を収納しない状態で
調理を開始すると、サーミスタの温度が一定温度
に加熱されるまでの間ヒータに通電され続けるの
で、火傷を負う危険がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、電子制御式の電気調理器における空
炊き検出のための回路を簡単に構成で実現すると
ともに、空炊き状態を確実に検出することができ
る電気調理器を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、調理器本体内に挿脱自在に配設され
る鍋と、該鍋を加熱するヒータと、前記鍋の底面
に弾接せる感熱体ケースと、前記鍋の温度を感知
して抵抗値の変化する感熱素子と、前記感熱体ケ
ース内に配置され該ケースの上下動により開閉さ
れる開閉スイツチと、前記感熱体ケース外に配置
され前記感熱素子の信号によつて前記ヒータの通
電を制御する制御回路とを備え、前記開閉スイツ
チはその開閉により前記感熱素子から前記制御回
路への信号を変化させるべく前記感熱素子と前記
制御回路を結ぶ信号路に接続し、前記鍋の非収納
状態を示す信号を前記信号路を介して前記制御回
路に入力する構成としたものである。
(ホ) 作用 本発明は上記のように構成しているので、開閉
スイツチに流れる電流をヒータに流れる電流に比
べて小さくすることが可能となり、開閉スイツチ
の形状及びそれを収納する感熱体ケースの形状を
小型化できる。また、鍋の非収納状態を示す信号
を感熱素子と制御回路を結ぶ信号路を介して入力
することにより、鍋の温度に応じた信号と鍋の非
収納状態を示す信号を共通の回路を用いて処理す
ることができ回路構成を簡素化するとともに、制
御回路を例えば1チツプ型のLSIで構成する場合
には入力ピン数を削減することができる。さら
に、ヒータに通電しなくても鍋の有無が判別でき
るため、空炊きを確実に防ぐことができる。
(ヘ) 実施例 以下図面により本発明の実施例を説明すると、
1はジヤー炊飯器等の電気調理器本体で、上面を
開口した有底筒状の外鍋2と、該外鍋と前記本体
1間の周側部に巻設せる断熱材3と、前記外鍋2
内に挿脱自在に吊下される如く配設される内鍋4
と、ヒンジ部5を介して前記本体1に回動自在に
取り付けられ且つ前記外鍋2上面を開閉自在に閉
塞せる蓋体6と、前記外鍋2の内底部に配設され
た環状のシーズヒータ等の炊飯用ヒータ7とから
構成している。前記外鍋2の内底面は略中央部分
を上方へ膨出して膨出部8を一体形成し且つその
中央に透孔9を穿設している。また、前記膨出部
8と間隔を存して取付板10を前記外鍋2の内底
裏面に固定している。この取付板10の略中央で
且つ前記透孔9と対向する位置に挿通孔11を穿
設するとともに該挿通孔11と少許の距離を存し
て貫通孔12を穿設している。13は感熱体ケー
スで、平板形状の受熱盤14と円筒形状の外枠1
5と電気絶縁性の支持体16とで外殻を構成して
いる。前記受熱盤14の外周を下方へ折曲してフ
ランジ部14aを形成している。
17は前記受熱盤14を介して内鍋4の温度を
感知するサーミスタ等の感熱素子で、熱絶縁性の
耐熱チユーブ18で保護されている。19は平板
形のマイカ板等の絶縁板で、適所に前記耐熱チユ
ーブ18の両端部を挿通せる穴20,20を穿設
し且つ前記受熱盤14のフランジ部14a内にこ
の絶縁板19の外周縁と前記枠体15の上部周縁
とともに嵌合してカシメ固定し、前記受熱盤14
とで前記感熱素子17を収納せる遮蔽室Sを形成
している。この遮蔽室Sの縦幅は前記耐熱チユー
ブ18よりも少許狭く形成せられ、この耐熱チユ
ーブ18内の感熱素子17は前記受熱盤14の裏
面に当接される格好となる。前記支持体16の外
周囲は前記外枠15の内壁に取り付けられ且つ略
中央に摺動孔21を穿設し、上面にはこの摺動孔
21と近接して一対の突起部22,22を突出形
成している。前記フランジ部14aの下面と前記
取付板10の上面との間に外部スプリング23を
介装して、前記感熱体ケース13を常時上方に付
勢して前記膨出部8の透孔9から出没自在として
いる。尚、前記外枠15の下端適所に、前記貫通
孔12を貫通して抜け止め用の係止部25aを有
した垂下片25を形成し、前記感熱体ケース13
が前記外部スプリング23により一定以上飛び出
さないように規制するものである。26は前記感
熱素子17に連結せるリード線27に接続したL
字形状の接続端子板で、前記支持体16の上面に
取り付けている。28は前記接続端子板26に電
気的に取り付けられる可動接点で、断面をL字形
状となし一端を前述したように接続端子板26に
取り付け他端を前記突起部22上面に載置して上
下湾曲可能としている。
29は下端一部を前記挿通孔11に挿通した状
態で立設せる電気絶縁性の案内筒で、下部周側に
前記取付板10上面に載置される鍔部29aを形
成し、内部に前記炊飯用ヒータ7と後述の保温用
ヒータとに間接的に電気接続せる固定接点30を
通して、上面に露呈せしめている。また前記案内
筒29は前記支持体16の摺動孔21内に挿通さ
れて、前記感熱体ケース13を上下摺動可能とし
ている。31は前記支持体16の下面と前記鍔部
29aとの間に介装される内部スプリングで、前
記案内筒29が傾いた時に元の位置へもどそうと
する力を有している。32は前記外鍋2の上部外
周に巻装せる保温用ヒータ、33は固定端子3
0,30にリード線(信号路)を介して接続さ
れ、前記感熱素子17の感知温度に応じて前記両
ヒータ7,32への通電を制御せる電子制御回路
を有した電装ボツクスで、感熱体ケース13の外
に配置している。
また第4図に示す電気回路を説明すると、固定
接点30及び可動接点28とで形成する開閉スイ
ツチSWと感熱素子17との直列回路を前記電子
制御回路を構成する温度検出回路35を介して
SCR制御電子回路36に接続し、該SCR制御電
子回路の出力側に炊飯用ヒータ7への通電を制御
せる第1サイリスタ40と、保温用ヒータ32へ
の通電を制御する第2サイリスタ41とを接続し
ている。E1,E2は電源端子である。
斯る構成による動作を説明すると、第3図に示
すように内鍋4が外鍋2内に収納されていないと
きには感熱体ケース13は外部スプリング23に
て一定距離飛び出すようになるために、この感熱
体ケース13に一体的に配設した可動接点28と
案内筒29に配設した固定接点30とは離間し、
感熱素子17を電気的に不導通とする。その結
果、温度検出回路35側から見た感熱素子17の
抵抗値は無限大と見なされるから、温度検出回路
35へ入力される信号は通常時に比べて大きく変
化することとなる。そして、図示しない構造でも
つて炊飯用ヒータ7へ通電しようとしても通電さ
れず、所謂内鍋4の非収納時における空炊き防止
ができる。
このように、内鍋4の非収納状態を示す開閉ス
イツチSWからの信号を、感熱素子17の信号路
を介して入力することにより、信号線を削減する
ことができるとともに、鍋非収納信号を温度信号
の一種として取扱うことができ回路の共用化を実
現できる。しかも感熱素子に供給する電圧もしく
は電流は一般に微弱なものでよいから、開閉スイ
ツチSWは小型のものを用いることができる。さ
らに開閉スイツチSWは感熱素子17とともに感
熱体ケース13内に収納されているために、これ
ら両者はコンパクトに一体化でき且つ密閉化する
ことができ、しかも開閉スイツチSWは感熱体ケ
ース13で保護され塵埃等の侵入が防止されて接
点不良を生じることがない。
また第2図のように内鍋4を外鍋2内に収納し
たときには、この内鍋4の底面で感熱体ケース1
3が前記外部スプリング23に抗して下方へ押圧
され、この時感熱体ケース13は案内筒29を中
心軸にして下方へ摺動されるもので、可動接点2
8は固定接点30に当接し、前記感熱素子17を
導通状態に維持せしめ、前記炊飯用ヒータ7及び
保温用ヒータ32に通電可能とならしめる。
そして開閉スイツチSWが閉成した状態で電源
が供給されると、予め設定された炊飯完了温度に
達するまでは第1サイリスタ40のゲートに
SCR制御電子回路36から信号が送出されて炊
飯用ヒータ7が発熱し、内鍋4が加熱され炊飯が
行なわれる。
炊飯が進行して内鍋4が炊飯終了設定温度に達
すると、この温度を感熱素子17が検知し、この
ことを温度検出回路35を介してSCR制御電子
回路36に信号を入力せしめ、この入力信号によ
り前記第1サイリスタ40へのゲート信号を遮断
して炊飯用ヒータ7の発熱を停止して炊飯を終了
せしめる。
一方、炊飯用ヒータ7の発熱停止による内鍋4
の温度低下を前記感熱素子17が検出し、保温に
適した温度を検出すると、前記温度検出回路35
及びSCR制御電子回路36を介して第2サイリ
スタ41にゲート信号を送出し、前記保温用ヒー
タ32に通電を可能ならしめ保温動作を開始す
る。
また感熱素子17は受熱盤14の内面に当接し
ているために内鍋4の温度をこの受熱盤14を介
して確実に検知することができ、しかも前記感熱
素子17の下方は絶縁板19が横設されているた
めに炊飯用ヒータ7の下方から熱影響を遮断して
安定した感熱制御を行なうことができる。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の如く構成したものであるから、
開閉スイツチは感熱素子に供給する微弱な電圧も
しくは電流に耐え得る程度の小型のものを用いる
ことができ、従来のようにヒータに流れる大電流
を直接通断電する場合に比べて、開閉スイツチを
収納する感熱体ケースを小型、軽量化できる。
また、鍋の温度に応じた信号と鍋の非収納状態
を示す信号を共通の信号路を介して取出すことが
でき、信号線の削減及び回路構成の簡素化を実現
することができるとともに、制御回路の入力端子
数を削減することができる。さらに、ヒータに通
電する前に鍋の非収納状態を判別できるため、空
炊きを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部破断側面
図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は
鍋を取り外したときの同断面図、第4図は同実施
例の電気回路図である。 13……感熱体ケース、17……感熱素子、4
……鍋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 調理器本体内に挿脱自在に配設される鍋と、
    該鍋を加熱するヒータと、前記鍋の底面に弾接せ
    る感熱体ケースと、前記鍋の温度を感知して抵抗
    値の変化する感熱素子と、前記感熱体ケース内に
    配置され該ケースの上下動により開閉される開閉
    スイツチと、前記感熱体ケース外に配置され前記
    感熱素子の信号によつて前記ヒータの通電を制御
    する制御回路とを備え、前記開閉スイツチはその
    開閉により前記感熱素子から前記制御回路への信
    号を変化させるべく前記感熱素子と前記制御回路
    を結ぶ信号路に接続し、前記鍋の非収納状態を示
    す信号を前記信号路を介して前記制御回路に入力
    する構成としたことを特徴とする電気調理器。
JP15492280A 1980-11-04 1980-11-04 Thermosensor Granted JPS5778734A (en)

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JP15492280A JPS5778734A (en) 1980-11-04 1980-11-04 Thermosensor

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JP15492280A JPS5778734A (en) 1980-11-04 1980-11-04 Thermosensor

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JPS5778734A JPS5778734A (en) 1982-05-17
JPH043051B2 true JPH043051B2 (ja) 1992-01-21

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59184436U (ja) * 1983-05-26 1984-12-07 ティーディーケイ株式会社 温度検出装置
JPS6034418A (ja) * 1984-06-29 1985-02-22 三洋電機株式会社 感熱装置
JPS6123161U (ja) * 1984-07-13 1986-02-10 三洋電機株式会社 感熱装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810997Y2 (ja) * 1977-12-28 1983-03-01 フジマル工業株式会社 サ−モスタット取付装置

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