JP3117804B2 - 水平同期再生装置 - Google Patents

水平同期再生装置

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JP3117804B2
JP3117804B2 JP04235730A JP23573092A JP3117804B2 JP 3117804 B2 JP3117804 B2 JP 3117804B2 JP 04235730 A JP04235730 A JP 04235730A JP 23573092 A JP23573092 A JP 23573092A JP 3117804 B2 JP3117804 B2 JP 3117804B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
に用いられる水平同期再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図7を参照してデジタル処理によ
る従来の水平同期再生装置の構成について説明する。図
7に示すように、従来の水平同期再生装置は、A/D変
換回路101、水平位相比較回路103、水平ループフ
ィルタ回路105、電圧制御発振回路(以下、単にVC
Oという)107で構成される位相同期ループ(以下、
単にHPLLという)を有している。
【0003】このHPLLは、VCO107の発振出力
を分周した出力(以下、単にHrefという)の位相
と、入力端子Tiから入力されるデジタル複合映像信号
に含まれる水平同期信号(以下、単にHsyncとい
う)との位相誤差を検出し、この位相誤差をもとにHr
efの所定位相が該Hsyncに正確にロックするよう
に動作する。
【0004】すなわち、入力端子Tiより入力されたア
ナログ複合映像信号は、A/D変換回路101でデジタ
ル複合映像信号に変換され、水平位相比較回路103に
入力される。この水平位相比較回路103は、乗算回路
131と積分回路135で構成され、A/D変換回路1
01とHref発生回路111から、それぞれHsyn
cとHrefとを入力し、これらHsyncの位相とH
refの位相との差から位相誤差を検出する。この水平
位相比較回路103の出力をPD出力とする。
【0005】水平ループフィルタ回路105は、フィー
ドバックループ系の安定度及び収束時間を決定するもの
で、前記水平位相比較回路103のPD出力からVCO
107の発振周波数を制御する制御電圧を出力する。さ
らにVCO107は、この水平ループフィルタ回路10
5の制御電圧出力に応じた発振周波数のクロックを出力
する。このクロックが入力されるHref発生回路11
1は、該クロックの発振周波数を分周し、この分周出力
をHrefとして、水平位相比較回路103の乗算回路
131にフィードバックする。この乗算回路131で
は、HsyncとHrefとの乗算が行われる。
【0006】図8に、HsyncとHrefを乗算した
波形図を示す。図8(A)はHsyncとHrefの位
相が大きくずれている状態を示し、図8(B)はHsy
ncとHrefの位相が小さくずれている状態で、Hr
efがHsyncに1/4だけ掛かった状態を示す。ま
た、図8(C)はHsyncとHrefとの位相がロッ
クした状態を示す。
【0007】積分回路135では、乗算回路131の乗
算出力を入力し、この乗算出力を積分して面積比較を行
う。ここで面積比較を行うのは、デジタル複合映像信号
の情報を無駄なく使い、量子化ノイズを極力下げ、効率
の良い位相比較を行う為である。この積分回路135の
出力が前述の水平位相比較回路103のPD出力とな
る。
【0008】図9に示すHsyncとHrefの位相差
とPD出力の特性図を参照するに、実線で示すように、
位相差に正比例してPD出力が変化し、位相差がある範
囲以上になった場合、PD出力は一定になる。この場
合、PD出力のリニアな範囲は狭く、±14deg程度
しかない。
【0009】ここで、位相差がリニア範囲を越えた場合
を想定すると、収束応答性を確保するためにループゲイ
ンは十分高く設定しなければならない。一方、引き込み
後においては、PD出力のリニア範囲領域に入るため、
結果的に更にループゲインは高くなり、等価雑音帯域幅
が拡がり、ノイズによる影響を受け易く、PLL出力の
ジッタが増大する。
【0010】これに対し、例えば図9に2点鎖線で示す
様に全範囲にわたりリニアになる様にすればよいことが
分かっている。しかし、そのためには、位相差に応じて
PD出力が可変となる様に、新たにHsyncの位相と
Hrefの位相との位相差とデジタル複合映像信号との
乗算を行う乗算器が必要となり、ハード規模も膨大なも
のとなる。
【0011】次に、このHrefのジッタを抑える手法
について、上記の従来の水平同期再生回路の場合で説明
する。具体的には、HsyncとHrefがロック状態
か否かを判断する回路を用いることにより、ロック状態
のときはループゲインを下げるようにすることで、Hr
efのジッタを減らすことができる。以下、図7を参照
して、その詳細を説明する。
【0012】まず、デジタル複合映像信号を水平同期分
離回路115に入力し、あるレベルで水平同期信号を分
離し、抜き出す。この抜き出した信号出力をHsync
sepa出力とするとき、このHsyncsepa出力
をロック検出回路117に入力する。このとき、該Hs
yncsepa出力は水平同期期間内では「0」、期間
外では「1」とした1bit構成をしている。
【0013】一方、水平窓信号発生回路109におい
て、VCO107の出力から水平同期期間の近傍を示す
水平窓信号(以下、単にH窓信号という)を発生し、ロ
ック検出回路117に入力する。ロック検出回路117
では、Hsyncsepa出力がH窓期間内にあり、か
つ水平位相比較回路103から入力されるPD出力があ
る一定値以下に収束したとき、HsyncとHrefが
ロック状態であるとし、これを検出したことを示すロッ
ク信号を出力する。ここでは、ロック信号は1bit構
成とし、1のときはロック状態を、0のときはアンロッ
ク状態を示すものとする。
【0014】図10にロック検出回路117の動作波形
図を示す。図10に示すように、水平位相比較回路10
3内の積分回路135の出力(以下、単にPD内積分器
出力という)上のA点では、Hsyncsepa出力中
央にHrefの立ち下がり変化点が位相同期しているか
らPD内積分器出力は一度、ある波高値になった後、ほ
ぼ位相誤差「0」に収束する。
【0015】ロック検出回路117はHsyncsep
a出力がH窓期間内にあり、PD内積分器出力がほぼ
「0」であるという両条件からロック状態であることを
検出し、ロック信号の値は「1」となる。
【0016】次にB点においては、Hsyncsepa
出力とHrefの位相がずれているため、PD内積分器
出力は位相誤差「0」に収束せず、ロック検出回路11
7はアンロック状態であることを検出し、ロック信号の
値はアンロック状態を示す「0」となる。
【0017】このロック信号が係数発生回路119に入
力されると、係数発生回路119はロック状態のとき係
数K0 (0<K0 <<1)を発生し、アンロック状態の
とき係数K1 (K1 =1)を発生し、乗算回路121に
入力する。乗算器回路121では、PD内積分器出力と
係数発生回路119で発生した係数の乗算を行い、乗算
結果を水平ループフィルタ回路105に入力する。ロッ
ク状態では、0<K0<<1であるから乗算出力はPD
内積分器出力よりも小さい値となる。
【0018】図11にロック状態、及びアンロック状態
におけるHsyncとHrefの位相差とPD出力の特
性図を示す。図11に示すように、アンロック状態で
は、PD出力と係数K1 を乗じた出力であるから実線で
示したゲイン特性となり、Hsyncを速く引き込む。
ロック状態では、PD出力と係数K0 を乗じた出力であ
るから、破線で示した低いゲイン特性となり、HPLL
のループゲインは下がり、Hrefのジッタが減る。し
たがって、ロック検出器回路117は、ロック状態のと
きにHPLLのループゲインを下げるために必要なもの
である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このル
ープゲインの変化に応じて引き込み位相が変化する場合
がある。このループゲインの変化によって引き込み位相
が変化するときのHsyncとHrefの位相差とPD
出力の特性図を図11に示す。
【0020】図11において、ループゲイン小なるロッ
ク状態時にPD出力が0となる点をA、ループゲイン大
なるアンロック状態時にPD出力が0となる点をBとす
ると、アンロック状態のループゲイン大からロック状態
のループゲイン小へ変化する際に、ロック検出回路11
7が誤動作すると、HsyncとHrefの位相差がA
点とB点の間で揺れて、乗算回路121の出力が不安定
になる場合がある。
【0021】従って、従来の水平同期再生装置では、ジ
ッタを減らすために、ロック状態、アンロック状態に応
じてループゲインを変更するようにしていることから、
ロック検出回路が必要とされ、そのためハード規模が大
きくなり、またさらに、このロック検出回路の動作が不
安定になった場合、HPLLの引き込み位相が不安定に
なることがあった。
【0022】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、H窓期間内ではループゲインを安定に下げ、かつ量
子化ノイズ及びジッタが少ない安定な回路を、小さいハ
ード規模で実現することのできる水平同期再生装置を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電圧制御発振回路の発振周波数に応じた周期
の鋸歯状波を形成し出力する鋸歯状波形成手段と、この
鋸歯状波形成手段から出力される鋸歯状波を入力される
映像信号の水平同期信号に対応して抽出する抽出手段
と、前記電圧制御発振回路の分周出力と入力される映像
信号とを乗じた波形を形成する乗算手段と、前記電圧制
御発振回路の分周出力に同期しかつ映像信号の水平同期
信号期間にほぼ一致する水平窓を発生する水平窓発生手
段と、この水平窓発生手段で発生された水平窓信号外で
は前記抽出手段の出力を、水平窓信号内では乗算手段の
出力を選択する選択手段とを有し、この選択手段で選択
された出力を前記電圧制御発振回路に向けて出力するこ
とを要旨とする。
【0024】
【作用】本発明の水平同期再生装置は、まず鋸歯状波形
成手段で形成される電圧制御発振回路の発振周波数に応
じた周期の鋸歯状波を、抽出手段で入力される映像信号
の水平同期信号に対応して抽出すると共に、乗算手段で
電圧制御発振回路の分周出力と入力される映像信号とを
乗じた波形を形成する。
【0025】一方、水平窓発生手段で発生された電圧制
御発振回路の分周出力に同期しかつ映像信号の水平同期
信号期間にほぼ一致する水平窓信号に対し、選択手段で
は該水平窓信号外では前記抽出手段の出力を、水平窓信
号内では乗算手段の出力を選択する。この選択手段で選
択された出力は、例えば積分回路及び水平ループフィル
タ回路等を経て電圧制御発振回路に入力される。水平窓
期間内ではループゲインを安定に下げることができるの
で、電圧制御発振回路の発振出力を分周した出力を安定
に収束でき、かつ引き込み後のジッタを小さいものとす
ることが出来る。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を説明する。
【0027】図1は、本発明に係る水平同期再生装置の
一実施例の構成を示すブロック図であり、本実施例の水
平同期再生装置はデジタルで処理した場合を示す。ま
た、ここでは、複合映像信号入力端子Ti、A/D変換
回路1、乗算回路31、水平ループフィルタ回路5、V
CO7、Href発生回路11、水平同期分離回路1
5、水平窓信号発生回路9は、図7に示す従来例と概ね
同様の構成のものとする。
【0028】以下、本実施例の構成と動作を説明する。
まず、複合映像信号入力端子Tiより入力されたアナロ
グ複合映像信号は、A/D変換回路1でデジタル複合映
像信号に変換され、この変換されたデジタル複合映像信
号は、水平位相比較回路3に入力される。
【0029】水平位相比較回路3は、乗算回路31、積
分回路35、AND回路37及びセレクタ33で構成さ
れている。以下、水平位相比較回路3の動作を説明す
る。
【0030】まず、乗算回路31では、HsyncとH
refの乗算を行い、乗算結果をセレクタ33に入力す
る。一方、鋸歯状波発生回路13において、VCO7の
出力から鋸歯状波形の信号を発生し、AND回路37に
入力する。AND回路37では、鋸歯状波発生回路13
で発生した鋸歯状波の出力をHsyncsepa出力に
より抜き出し、セレクタ33に入力する。
【0031】セレクタ33は、H窓信号により入力を切
り替え、H窓期間外ではAND回路37の出力を選択、
H窓期間内では乗算回路31のHsyncとHrefの
乗算出力を選択する。
【0032】続いて、セレクタ33の選択出力を積分回
路35で積分し、その出力をPD出力とする。以後の処
理は従来例の水平同期再生回路と同様であるので説明を
省略する。
【0033】次に、図2乃至図6を参照して、本実施例
の作用を説明する。まず、図2乃至図4にHsyncと
Hrefの位相差とセレクタ33の選択出力の動作波形
図を示す。
【0034】図2はHrefと鋸歯状波のタイミング図
であり、Hrefが+1から−1に変化する点を基準と
し、鋸歯状波が負の最大値のときHrefがHsync
より180°遅れた状態を、逆に正の最大値のときは1
80°進んだ状態を表す。
【0035】図3はHrefとAND出力の動作波形図
である。なお水平同期分離回路15でHsyncを任意
レベルαを基準としてレベル判定を行い、このレベル判
定した結果をHsyncsepa出力として、AND回
路37では鋸歯状波を該Hsncsepa出力で抜き出
す。
【0036】図3(A)はHrefとHsyncとの位
相が大きくずれているときの状態を示すものであり、図
3(B)はHrefとHsyncとの位相が図3(A)
に比べて小さいときの状態を示すものである。ここで、
図3(A)と図3(B)とを比較すると、HrefとH
syncの位相差が小さくなるほど鋸歯状波のゲインが
小さくなり、AND出力のゲインも小さくなることが判
る。
【0037】図4はセレクタ33の選択出力の動作波形
図である。図4(A)はHsyncとHrefとの位相
差が大きく、HrefもH窓もHsyncにかかってい
ないときの状態を示すもので、セレクタ33は図3に示
す位相差に応じた鋸歯状波のみを出力する。
【0038】図4(B)は、H窓がHsyncに1/3
程、かかっているときの状態を示すもので、H窓期間内
は乗算器31の乗算結果が選択される。このような状態
ではHrefはHsyncにかかっていないので、図3
と図8とを合成したような波形が現れる。ただし、図4
(B)に示す点Eのレベルは−β<−40IREの条件
を満たす。また、逆にHrefの位相が進んでいるとき
は+β>+40IREの条件を満たす。
【0039】図4(C)は、H窓がHsyncに2/3
程、かかっているときの状態でかつHrefもHsyn
cにかかっているときの状態を示すものである。この場
合も、セレクタ33の出力は図3と図8とを合成したよ
うな波形が現れる。
【0040】図4(D)HsyncとHrefがロック
したときの状態を示すものである。このような状態のと
きHrefが+1から−1に変化する点はHsyncの
中央に位置し、従って斜線部分の正側の面積と負側の面
積とが等しくなっていることが判る。
【0041】図5及び図6に本実施例の水平同期再生装
置にかかる水平位相比較回路3のPD出力とHsync
とHrefとの位相差の特性図を示す。
【0042】図5はHsyncとHrefの位相差とP
D出力の特性図であり、位相差が−180°のときHr
efがHsyncに対して180°遅れていることを表
し、+180°のときHrefがHsyncに対して1
80°進んでいることを表す。すなわち、−180°か
ら+180°までの、360°全範囲にわたりほぼリニ
アになり、図9の2点破線で示した特性に近くなってい
ることが分かる。また、位相差が0°のときはHsyn
cとHrefはロック状態である。さらに、図4で説明
したようにH窓によりセレクタ33の入力が切り替わっ
た点の鋸歯状波のレベルβが−β<−40IRE、+β
>+40IREの条件を満たしているのでPD出力は3
60°全般にわたり、単調増加、単調減少となってお
り、PLL動作上不安定な点はない。
【0043】図6はループゲインによって引き込み位相
が変化したときの図5の拡大図を示すものである。図6
に示すように、鋸歯状波発生回路13により引き込む位
相とHrefとHsyncとの積出力により引き込む位
相が異なっているため、位相差0°でPD出力が0にな
らず、点Aでロック状態となる。
【0044】従来例では、前述したように、ロック検出
器の誤動作により図11の点A、点B間でPD出力の0
となる点が揺れ動き、PD出力が不安定になったのに対
し、本実施例ではH窓により積分回路35の入力信号を
切り替えているので、PD出力が0となる点は、図中、
点Aへ時間τだけ平行移動するだけであり(但し、点
B、点Cは鋸歯状波との合成であり一致する。)、従っ
て点Aでロック状態となったときに、引き込みの位相が
変化するだけである。
【0045】また図4で説明したように、H窓によりセ
レクタ33の入力が切り替わった点の鋸歯状波のレベル
βが−β<−40IRE、+β>+40IREの条件を
満たしているので引き込み位相が異なってもPD出力は
360°全般にわたり、単調増加、単調減少となってお
り、不安定動作はしない。
【0046】以上説明したように図1の実施例に示す水
平同期再生装置では、図7に示す従来における水平同期
再生回路に存在する不安定な動作を解消し、引き込み後
のHrefのジッタを減らすことができる。
【0047】尚、本実施例ではデジタル処理で構成した
が、アナログ処理でも本発明の水平再生同期回路を構成
することも可能であり、同様の効果を得ることができる
のは言うまでもないことである。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の水平同期
再生装置は、H窓期間内ではHPLLのループゲインを
誤動作なく安定に下げ、かつ量子化ノイズ及びジッタが
少ない水平同期信号を安定に再生できる回路を、小さい
ハード規模で実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平同期再生回路の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】Hrefと鋸歯状波との関係を示すタイミング
図である。
【図3】Hsyncから導出されるHsyncsepa
で抽出された鋸歯状波であるAND出力とHrefとの
関係を示すタイミング図である。
【図4】Hsyncに対するHrefとH窓の位置に応
じたセレクタの選択出力の波形図である。
【図5】HsyncとHrefの位相差とPD出力の特
性図である。
【図6】図5に示す特性図のループゲインによって引き
込み位相が変化したときの拡大図を示す。
【図7】従来の水平同期再生回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図8】HsyncとHrefを乗算したときの波形図
である。
【図9】従来の水平位相比較器におけるPD出力とHs
yncとHrefの位相差の特性図である。
【図10】従来の水平同期再生回路にかかるロック検出
器の波形図である。
【図11】従来の水平同期再生回路においてロック検出
器が誤動作したときの乗算器6の出力とHsyncとH
refの位相差の特性図である。
【符号の説明】
1 A/D変換回路 3 水平位相比較回路 5 水平ループフィルタ回路 7 VCO 9 水平窓信号発生回路 11 Href発生回路 13 鋸歯状波発生回路 15 水平同期分離回路 31 乗算器 35 積分回路 33 セレクタ 37 AND回路 117 ロック検出回路 119 係数発生回路 121 乗算器 Ti 複合映像信号入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12 H03L 1/00 - 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御発振回路の発振周波数に応じた
    周期の鋸歯状波を形成し出力する鋸歯状波形成手段と、 この鋸歯状波形成手段から出力される鋸歯状波を入力さ
    れる映像信号の水平同期信号に対応して抽出する抽出手
    段と、 前記電圧制御発振回路の分周出力と入力される映像信号
    とを乗じた波形を形成する乗算手段と、 前記電圧制御発振回路の分周出力に同期しかつ映像信号
    の水平同期信号期間にほぼ一致する水平窓を発生する水
    平窓発生手段と、 この水平窓発生手段で発生された水平窓信号外では前記
    抽出手段の出力を、水平窓信号内では乗算手段の出力を
    選択する選択手段とを有し、この選択手段で選択された
    出力を前記電圧制御発振回路に向けて出力することを特
    徴とする水平同期再生装置。
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