JP3117046B2 - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JP3117046B2
JP3117046B2 JP05047622A JP4762293A JP3117046B2 JP 3117046 B2 JP3117046 B2 JP 3117046B2 JP 05047622 A JP05047622 A JP 05047622A JP 4762293 A JP4762293 A JP 4762293A JP 3117046 B2 JP3117046 B2 JP 3117046B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分周比を適宜変化させ
て、帰還信号の位相を基準信号に合わせ込むPLL(フ
ェーズロックドループ)回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クリアビジョン(EDTV)等で、放送
されたカラーテレビ信号の水平同期信号に位相同期する
クロック信号を得るため、例えば、図4に示すPLL回
路(ブロック図)が使用される。31は基準信号として
入力する放送されたカラーテレビ信号の水平同期信号4
0とVCO34が発振し出力するクロック信号41をカ
ウンタ37で分周して得られる帰還信号(水平同期信
号)42とを位相比較し、両信号の位相差に応じた信号
を発生する位相比較器である。32は前記位相比較器3
1から位相差に応じた信号が供給され、該信号に基づき
直流電圧を生成する低域フィルタ(LPF)である。3
4は、前記直流電圧に基づき、発振周波数と位相を制御
し、所望のクロック信号41を生成し出力する電圧制御
発振(VCO)回路である。37は前記クロック信号4
1を所定の比率で分周し、帰還信号42を生成するカウ
ンタ(分周器)である。しかし、上記した従来のPLL
回路では、カウンタ37の分周比が固定値であるため、
電源投入のタイミングなどによっては、おおむねLPF
32と縦続接続するVCO34の総合特性によって決ま
る遅い収束速度のため、必要な収束時間内に水平同期信
号40に位相同期する安定したクロック信号41を発生
させることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、チャンネル切り換えや電源の投入
時に、入力(基準)信号が供給されると、所定時間以内
に、その入力信号に位相同期したクロック信号を出力す
ることができるPLL回路を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、入力する信号間の位相差を検出し該位相差に応じた
信号を出力する第一の位相差検出手段と、前記位相差検
出手段が出力する信号を入力し直流電圧に変換し出力す
る低域フィルタと、前記低域フィルタに縦続接続すると
ともに前記直流電圧により制御され所定の信号を発生し
該信号を出力する電圧制御発振手段と、前記電圧制御発
振手段の出力信号を分周するとともに前記位相差検出手
段に帰還接続する分周手段とからなるPLL回路におい
て、前記第一の位相差検出手段と並列に接続し入力する
信号間の位相差を検出し該位相差に応じた信号を出力す
る第二の位相差検出手段と、前記第二の位相差検出手段
が出力する信号を入力しデジタルデータに変換し出力す
る手段と、入力したデジタルデータに応じ記憶している
所定のデータを出力する記憶手段と、前記記憶手段より
供給されたデータに応じ分周比を変える分周手段とから
なる。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、第二の位相差検出
手段が検出する位相差に基づき、電圧制御発振手段の出
力信号の周期を単位とし量子化されたデジタルデータに
より、記憶手段から所定のデータが取り出され、そのデ
ータを分周手段に供給し分周比を変えることにより、生
成される帰還信号と基準信号との位相差を、電圧制御発
振手段の出力信号の2分の1周期期間以内に減少させ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明によるPLL回路について、図
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明によるPLL
回路の実施例ブロック図である。1は入力信号10と帰
還信号12間の位相差を検出し該位相差に応じた信号を
出力する第一の位相比較器である。2は、前記位相差に
応じた信号を入力し、直流電圧に変換し出力する低域フ
ィルタである。3は、前記低域フィルタ2に縦続接続す
るとともに、低域フィルタ2が供給する直流電圧により
制御され、所定のクロック信号11を発生する電圧制御
発振器である。4は前記第一の位相比較器1と並列に接
続され、入力する信号間の位相差を検出し、該位相差に
応じた信号を出力する第二の位相比較器である。5は、
前記第二の位相比較器が出力する信号を入力し、前記ク
ロック信号11の周期を最小単位としてデジタルデータ
に変換し出力するデジタル変換部である。6は入力する
デジタルデータに対応し、記憶している所定のプリセッ
トデータ13を出力するROMテーブルである。7は、
前記ROMテーブル6より供給されたデータに応じ分周
比を変えるとともに、該分周比に基づき、前記クロック
信号11を分周した後、該出力(帰還)信号12を前記
第一の位相比較器1および第二の位相比較器4に帰還さ
せるカウンタである。
【0007】本発明によるPLL回路の動作を説明す
る。図2は、本発明によるPLL回路において、入力
(基準)信号に対する比較(帰還)信号の位相差を示す
図である。(イ)図は、比較信号が遅れ位相差を有する
場合であり、(ロ)図は、比較信号が進み位相差を有す
る場合である。(イ)図では、比較信号12は入力信号
10と比較し、クロック信号の周期21を単位として、
約5周期分の遅れ位相差22が存在することを表す。
(ロ)図では、比較信号12は入力信号10と比較し、
クロック信号の周期21を単位として、約4周期分の進
み位相差23が存在することを表す。
【0008】図3は、本発明によるPLL回路におい
て、検出された位相差とカウンタにプリセットされる分
周用データの関係表である。例えば、位相差+Aが検出
されたとすると、+は比較信号が入力信号よりも位相が
Aだけ進んでいることを表している。この場合、Aはク
ロック信号の周期を単位として、量子化され数値データ
aに対応する。クロック信号を分周するカウンタには、
(標準値+a)がプリセットされる。よって、分周する
カウンタはクロック信号を前記標準値+a計数した後、
波形を変化させるように信号出力するので、比較信号の
進み位相差は2分の1クロック周期以内に減少された
後、第一の位相比較器1から電圧制御発振器3およびカ
ウンタ7を経由し帰還する回路の働きにより、所定の範
囲以内に収束する。同様な動作により、遅れ位相差−B
の場合、分周するカウンタには、(標準値−b)がプリ
セットされた後、分周動作等があり、比較信号の遅れ位
相差は解消される。尚、前記標準値は、カウンタ7がク
ロック信号11を、その値分数えた時点で入力信号10
の周期となるような値が設定される。因みに、クロック
信号11を4fsc(カラーサブキャリア3.58MH
zの4倍)とすると、カウンタの標準値は910であ
る。また、第二の位相比較器4が検出する位相差が2分
の1クロック周期以内となる場合、カウンタ7には前記
標準値はがプリセットされる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は入力(基
準)信号が供給されると、所定時間以内に、その入力信
号に位相同期したクロック信号を出力することができる
PLL回路を提供する。従って、クリアビジョンなど
で、入力した水平同期信号に位相同期するクロック信号
を、チャンネル切り換え、電源の投入など所定の時間以
内に安定したクロック信号を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPLL回路の実施例ブロック図で
ある。
【図2】本発明によるPLL回路において、入力(基
準)信号に対する比較(帰還)信号の位相差を示す図で
ある。
【図3】本発明によるPLL回路において、検出された
位相差とカウンタにプリセットされる分周用データの関
係表である。
【図4】従来のPLL回路の実施例ブロック図である。
【符号の説明】
1 第一の位相比較器 2 低域フィルタ 3 電圧制御発振器 4 第二の位相比較器 5 デジタル変換部 6 ROMテーブル 7 カウンタ 10 入力信号 11 クロック信号 12 帰還信号 13 プリセットデータ 21 クロック信号の周期 22 遅れ位相差 23 進み位相差 25 検出された位相差 26 カウンタにプリセットされる分周用データ 31 位相比較器 32 低域フィルタ(LPF) 34 電圧制御発振器 37 カウンタ 40 入力信号 41 クロック信号 42 帰還信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−72280(JP,A) 特開 平2−295224(JP,A) 特開 昭58−178635(JP,A) 特開 昭62−139477(JP,A) 特開 平1−123526(JP,A) 特開 昭62−232219(JP,A) 特開 平1−183917(JP,A) 特開 昭62−39918(JP,A) 特開 昭62−257218(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/06 H03L 7/087 H03L 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力する信号間の位相差を検出し該位相
    差に応じた信号を出力する第一の位相差検出手段と、前
    記位相差検出手段が出力する信号を入力し直流電圧に変
    換し出力する低域フィルタと、前記低域フィルタに縦続
    接続するとともに前記直流電圧により制御され所定の信
    号を発生し該信号を出力する電圧制御発振手段と、前記
    電圧制御発振手段の出力信号を分周するとともに前記位
    相差検出手段に帰還接続する分周手段とからなるPLL
    回路において、 前記第一の位相差検出手段と並列に接続し入力する信号
    間の位相差を検出し該位相差に応じた信号を出力する第
    二の位相差検出手段と、前記第二の位相差検出手段が出
    力する位相差信号を入力し前記電圧制御発振手段の出力
    信号の周期を単位としてデジタルデータに変換し出力す
    る手段と、入力したデジタルデータに応じて予め記憶し
    ている所定の標準周期値を加算したデータを出力する記
    憶手段と、前記記憶手段より供給されたデータで分周す
    分周手段とからなり、 前記第二の位相差検出手段が入力する信号間の位相差を
    検出し、検出結果に基づき出力する信号から得られるデ
    ジタルデータに基づき、相応する予め記憶している所定
    標準周期値を加算したデータを前記記憶手段より出力
    し、該データに基づいて前記分周手段で分周することに
    より、基準信号に対し、出力信号を分周した後帰還させ
    た信号の位相差を前記電圧制御発振手段の出力信号の2
    分の1周期期間以内に減少させ、帰還信号を入力してい
    る基準信号に位相同期させることを特徴とするPLL回
    路。
  2. 【請求項2】 上記分周手段が、記憶手段より出力する
    データをプリセット可能なカウンターでなる請求項1記
    載のPLL回路。
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