JP3099390B2 - 水平同期回路 - Google Patents

水平同期回路

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JP3099390B2
JP3099390B2 JP03053944A JP5394491A JP3099390B2 JP 3099390 B2 JP3099390 B2 JP 3099390B2 JP 03053944 A JP03053944 A JP 03053944A JP 5394491 A JP5394491 A JP 5394491A JP 3099390 B2 JP3099390 B2 JP 3099390B2
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雅久 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号を扱
う各種機器に用いられる水平同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の水平同期回路の構成を示す
ブロック図である。ここでは一例として水平同期回路を
カメラに用いている場合について説明する。カメラの外
部より供給される外部複合映像信号は水平同期信号分離
回路1に入力し、水平同期信号が取り出される。この水
平同期信号は等化パルス除去回路2に入力して等化パル
スが除去され、三角波発生回路3に入力する。そして、
三角波発生回路3は水平偏向周波数に合致した連続三角
波aを生成する。
【0003】電圧制御発振器(VCO)6はクロックを
生成し、同期信号発生回路7に供給する。この同期信号
発生回路7は電圧制御発振器6の出力クロックを基準に
して複合同期信号を生成する。そして、この複合同期信
号は垂直ブランキング期間の同期信号を停止させるゲー
ト回路8に入力し、カメラの同期信号であるカメラ水平
同期パルスbを出力する。このカメラ水平同期パルスb
はサンプルホールド回路(S/H回路)4に入力され
る。S/H回路4は三角波発生回路3により発生した三
角波aをサンプリングし、このサンプリングしたポイン
トの電圧をホールドし、差動増幅器・帯域制限回路(L
PF)5に供給する。
【0004】差動増幅器・帯域制限回路5はS/H回路
4の出力cのサンプリング電圧と、予め設定された基準
電圧Vref とを比較増幅し、帯域制限を行って制御信号
を生成する。カメラの発振周波数及び位相は、その制御
信号により電圧制御発振器6を制御することにより制御
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の水平同期回路は、外部複合映像信号から取り出された
外部水平同期信号により連続三角波を生成し、カメラの
水平同期信号によりその三角波をサンプリングし、さら
に基準電圧と比較することにより制御信号を生成してお
り、等化パルス除去回路2及び三角波発生回路3の温度
等による位相変化あるいは波高値の変化がS/H回路4
によるサンプリング電圧の変化として現われるため、差
動増幅器・帯域制限回路5により生成される制御信号に
よって電圧制御発振器6の位相変化が発生する。その結
果として、外部水平同期信号に対するカメラの水平同期
信号の位相が変動してしまうという問題点がある。
【0006】この問題点について図4に示す波形図を用
いてさらに説明する。図4において、(A)は三角波発
生回路3により生成された三角波aの波高値が変動した
場合、(B)は三角波発生回路3により生成された三角
波aの位相が変動した場合を示している。まず(A)に
おいて、三角波発生回路3により生成された(イ)に示
す三角波aが破線で示すようにその波高値が変動する
と、ゲート回路8より出力される(ロ)に示すカメラ水
平同期パルスbにより、S/H回路4によってサンプリ
ングした出力cのサンプリング電圧V0 は、(ハ)に示
すように、V0 からΔV1 変化し、差動増幅器・帯域制
限回路5に入力する。従って、差動増幅器・帯域制限回
路5の出力である制御電圧はΔV1 を増幅した電圧変動
が発生する。ここで、この制御電圧により制御され発振
したクロックによって生成された同期信号は、再びS/
H回路4に入力即ち帰還されるため、結果として(ニ)
に示すようにカメラ水平同期パルスbの位相がΔV1 =
0となるように変化し安定する。
【0007】(B)に示す三角波aの位相が変化した場
合についても同様である。(B)において、三角波発生
回路3により生成された(イ)に示す三角波aが破線で
示すようにその位相が変動すると、ゲート回路8より出
力される(ロ)に示すカメラ水平同期パルスbにより、
S/H回路4によってサンプリングした出力cのサンプ
リング電圧V0 は、(ハ)に示すように、V0 からΔV
2 変化し、差動増幅器・帯域制限回路5に入力する。従
って、差動増幅器・帯域制限回路5の出力である制御電
圧はΔV2 を増幅した電圧変動が発生する。ここで、こ
の制御電圧により制御され発振したクロックによって生
成された同期信号は、再びS/H回路4に入力即ち帰還
されるため、結果として(ニ)に示すようにカメラ水平
同期パルスbの位相がΔV2 =0となるように変化し安
定する。
【0008】このように、等化パルス除去回路2及び三
角波発生回路3の温度等による位相変動あるいは波高値
の変動が、外部水平同期信号に対するカメラの水平同期
信号の位相変動となり、そのカメラの映像は画面がずれ
た状態になってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、外部より供給される外部
水平同期信号または内部で作り出される内部水平同期信
号が入力し、三角波を発生する三角波発生回路と、前記
三角波発生回路より出力される三角波を、前記外部水平
同期信号によりサンプリングして出力する第1のサンプ
ルホールド回路と、前記三角波発生回路より出力される
三角波を、前記内部水平同期信号によりサンプリングし
て出力する第2のサンプルホールド回路と、前記内部水
平同期信号を作り出すための電圧制御発振器と、前記第
1のサンプルホールド回路によるサンプリング電圧と、
前記第2のサンプルホールド回路によるサンプリング電
圧とを比較して前記電圧制御発振器を制御するための制
御信号を生成する差動増幅器とより構成されることを特
徴とする水平同期回路を提供するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の水平同期回路について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の水平同期回路
の一実施例を示すブロック図、図2は本発明の水平同期
回路を説明するための波形図である。なお、図1中のゲ
ート回路18,28は図3中のゲート回路8と同様の作
用をなすものである。
【0011】図1において、カメラの外部より供給され
る外部複合映像信号は水平同期信号分離回路11に入力
し、水平同期信号が取り出される。この水平同期信号は
等化パルス除去回路12に入力して等化パルスが除去さ
れ、三角波発生回路13に入力する。そして、三角波発
生回路13は水平偏向周波数に合致した連続三角波dを
生成する。この三角波dはS/H回路14及び24に入
力する。S/H回路14は、水平同期信号分離回路21
及びゲート回路28によってカメラ複合映像信号より生
成したカメラ水平同期パルスeにより三角波dをサンプ
リングする。また、S/H回路24は水平同期信号分離
回路11及びゲート回路18によって外部複合映像信号
より生成した外部水平同期パルスfにより三角波dをサ
ンプリングする。なお、ここでは三角波発生回路13は
カメラの外部より供給される水平同期信号によって三角
波dを生成しているが、カメラの内部で作り出される水
平同期信号によって三角波dを生成するように構成して
もよい。
【0012】S/H回路14及び24によるサンプリン
グ電圧はそれぞれ差動増幅器・帯域制限器(LPF)1
5に入力され、差動増幅器・帯域制限器15はこの2つ
の電圧の差電圧を増幅し、制御信号を生成し、電圧制御
発振器(VCO)16に供給する。電圧制御発振器16
及び同期信号発生回路17は従来と同様に複合同期信号
を生成する。この複合同信号は加算器19に供給され
る。加算器19は同期信号発生回路17より出力される
複合同期信号とカメラの映像信号とを加算し、カメラ複
合映像信号を生成する。カメラ複合映像信号は水平同期
信号分離回路21に供給され、前述の動作をなす。
【0013】次に図2を用いてさらに説明する。図2に
おいて、(A)は三角波発生回路13により生成された
三角波dの波高値が変動した場合、(B)は三角波発生
回路13により生成された三角波dの位相が変動した場
合を示している。まず(A)において、三角波発生回路
13により生成された(イ)に示す三角波dが破線で示
すようにその波高値が変動すると、(ロ)に示すカメラ
水平同期パルスeによりサンプリングしたS/H回路1
4の出力gのサンプリング電圧V0 と、(ハ)に示す外
部水平同期パルスfによりサンプリングしたS/H回路
24の出力hのサンプリング電圧V0 は、それぞれ
(ニ),(ホ)に示すように、V0 からΔV1 変化す
る。このようにS/H回路14の出力gとS/H回路2
4の出力hのサンプリング電圧の変化の割合は共にΔV
1 となり、差動増幅器・帯域制限器15の出力である制
御信号は変化しない。
【0014】(B)に示す三角波dの位相が変化した場
合についても同様である。(B)において、三角波発生
回路13により生成された(イ)に示す三角波dが破線
で示すようにその位相が変動すると、(ロ)に示すカメ
ラ水平同期パルスeによりサンプリングしたS/H回路
14の出力gのサンプリング電圧V0 と、(ハ)に示す
外部水平同期パルスfによりサンプリングしたS/H回
路24の出力hのサンプリング電圧V0 は、それぞれ
(ニ),(ホ)に示すように、V0 からΔV2 変化す
る。このように、S/H回路14の出力gとS/H回路
24の出力hのサンプリング電圧の変化の割合は共にΔ
V2となり、この場合も(A)と同様に、差動増幅器・
帯域制限器15の出力である制御信号は変化しない。
【0015】本発明の水平同期回路においては、三角波
発生回路13により生成された三角波dをS/H回路1
4及び24によりサンプリングし、それぞれのサンプリ
ング電圧を差動増幅器・帯域制限器15に供給して電圧
制御発振器16を制御する制御信号を生成している。そ
れゆえ、三角波dが温度変化等により変動しても差動増
幅器・帯域制限器15により生成される制御信号が変化
することはない。また、水平同期信号分離回路11及び
21、ゲート回路18及び28はそれぞれ同一の回路構
成であるので、たとえ温度変化が発生しても、外部水平
同期パルスfとカメラ水平同期パルスeとの相対位相は
変動しない。従って、これら2つの水平同期信号の位相
を予め合わせれば、温度変化等による三角波dの変動
や、水平同期信号の位相変動が発生しても、電圧制御発
振器16を制御する制御信号は変動することはない。従
って、電圧制御発振器16の位相は変化しない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の水
平同期回路は上述の如く構成されてなるので、回路の温
度変化等による電圧制御発振器の位相変化が発生するこ
とはなく、従って、外部水平同期信号に対する内部水平
同期信号の位相が変動してしまうという従来の技術の問
題点を良好に解決し得、安定した同期をとることができ
るという実用上極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平同期回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の水平同期回路を説明するための波形図
である。
【図3】従来の水平同期回路を示すブロック図である。
【図4】従来の水平同期回路を説明するための波形図で
ある。
【符号の説明】
11,21 水平同期信号分離回路 12 等化パルス除去回路 13 三角波発生回路 14,24 サンプルホールド回路 15 差動増幅器・帯域制限器 16 電圧制御発振器 17 同期信号発生回路 18,28 ゲート回路 19 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−4940(JP,A) 特開 昭59−146420(JP,A) 特開 昭60−254925(JP,A) 特開 昭63−244976(JP,A) 特開 昭64−24631(JP,A) 特開 平1−101781(JP,A) 特開 平1−115275(JP,A) 特開 平2−4019(JP,A) 特開 平2−168774(JP,A) 特開 平2−244981(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12 H03L 7/00 - 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部より供給される外部水平同期信号また
    は内部で作り出される内部水平同期信号が入力し、三角
    波を発生する三角波発生回路と、前記三角波発生回路よ
    り出力される三角波を、前記外部水平同期信号によりサ
    ンプリングして出力する第1のサンプルホールド回路
    と、前記三角波発生回路より出力される三角波を、前記
    内部水平同期信号によりサンプリングして出力する第2
    のサンプルホールド回路と、前記内部水平同期信号を作
    り出すための電圧制御発振器と、前記第1のサンプルホ
    ールド回路によるサンプリング電圧と、前記第2のサン
    プルホールド回路によるサンプリング電圧とを比較して
    前記電圧制御発振器を制御するための制御信号を生成す
    る差動増幅器とより構成されることを特徴とする水平同
    期回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101951458B1 (ko) * 2017-02-24 2019-02-22 박석순 의자 높이조절장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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