JP3113795B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3113795B2
JP3113795B2 JP07126679A JP12667995A JP3113795B2 JP 3113795 B2 JP3113795 B2 JP 3113795B2 JP 07126679 A JP07126679 A JP 07126679A JP 12667995 A JP12667995 A JP 12667995A JP 3113795 B2 JP3113795 B2 JP 3113795B2
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賢一 富吉
雄彦 佐藤
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Toshiba Carrier Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばスプリット型空気
調和機等の室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスプリット型の小型空気
調和機の一例としては、図12〜図14に示すように構
成されたものがある。この空気調和機1は図示しない取
付壁等に取り付けられる後板2(図13,図14参照)
の一端部に、前面パネル3の背面開口端を突き合せて着
脱自在に装着することにより室内ユニット本体4を構成
しており、この室内ユニット本体4内には図示しない室
内ファンや室内熱交換器等を内蔵している。
【0003】前面パネル3はその前面ほぼ中央部に、室
内空気を室内ユニット本体4内に吸い込む吸込みグリル
5を形成する一方、前面下部に空調空気の吹出グリル6
を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気調和機1では、図15の部分拡大縦断面
図に示すように、後板2の前端面に形成した係止溝2a
内に、前面パネル3の背面開口端の係止突部3aを嵌入
させ、後板2の前端面に前面パネル3の背面開口端を突
き合せた状態で連結させているので、図16の側面図に
示すように後板2と前面パネル3との合せ部に間隙gが
生じて外観上の美観を害するという課題がある。
【0005】また、この間隙gから塵埃等が室内ユニッ
ト本体4内に侵入して電気部品等に付着し、不都合を発
生させる場合がある。
【0006】さらに、かかる間隙gが大きい場合にはこ
の間隙gから室内空気が室内ユニット本体4内に吸い込
まれ、送風と熱交換効率を共に低下させることもある。
【0007】そこで本発明の目的は、前面パネルと後板
との合せ部に間隙が発生するのを有効に防止することに
より、外観上の美観を向上させると共に、かかる合せ部
から空気調和機内に塵埃が侵入し、または空気が吸い込
まれて送風効率や熱交換効率が低下するのを有効に防止
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の空
気調和機は、少なくとも空気吸込グリルを形成している
前面パネルと、この前面パネルの背面開口端部を閉じる
後板とを有する空気調和機において、上記前面パネル
は、上記後板の前面および外周を被覆する形状で前面パ
ネル背面開口端部を後板外周に外嵌して取り付ける構成
とすると共に、上記前面パネルの外周表面に奥行方向の
前部と後部とに分けるように溝を形成している。
【0009】請求項2の発明は、前面パネル内の内側
に、その外表面の溝に対応して補強用リブを形成してい
る。
【0010】請求頃3の発明は、前面パネルに切込みお
よび薄肉部を所定のピッチで入れることにより形成され
ているノックアウトの当該切込みおよび薄肉部の少なく
とも一部を、溝の一部に重ねて形成している。
【0011】請求項4の発明は、前面パネルの溝または
この溝に対応して形成される補強用リブと、後板の係止
部に係止され前面パネルの係止部と、を一体に形成して
いる。
【0012】請求頃5の発明は、前面パネルの表面処理
または材質を、溝を境にして変えて構成している。
【0013】請求項6の発明は、前面パネルと後板とに
それそれ形成されて互いに係脱自在に係止される一対の
係止部は、前面パネルの後板への押込み方向へ着脱自在
に係止されると共に、その係止状態で上記前面パネルの
外方への膨出を規制する方向にも係止されて構成してい
る。
【0014】請求項7の発明は、前面パネルと後板の一
対の係止部が係止されたときに、その係止外れを防止す
る外れ防止用係止部を有して構成している。
【0015】
【作用】請求項1〜7の各発明においては、後板に前面
パネルを突き合せて取り付けずに、後板に前面パネル
を、この後板を被覆するように取り付けたので、後板と
前面パネルとの合わせ部に間隙が発生するのを防止する
ことができる。
【0016】このために、空気調和機の外観上の美観を
向上することができるうえに、後板と前面パネルとの合
せ部から空気調和機内に塵埃が侵人し、または空気が吸
い込まれて送風効率や熱交換効率が低下するの有効に防
止することができる。
【0017】そして、前面パネルの外周表面に溝を形成
しているので、この溝によって視覚的にアクセントを付
けることができ、請求項1の発明のように後板を被覆す
るような前面パネルの空気調和機で奥行きが長く形成さ
れていても、間延びした感じがなくなり、見掛け上薄く
することができるので、美観を向上させることができ
る。
【0018】さらに、前面パネルの外周内面に補強用の
リブを形成しているので、前面パネルの幅や奥行きが長
い場合でもこのリブにより前面パネルの機械的強度を増
強させることができる。
【0019】請求項2の発明は、補強用リブを外表面の
溝に対応して形成しているので、補強用リブを形成した
部分の厚さを溝の分だけ減厚でき、厚肉の成型時に発生
するヒケ(凹部)の発生を有効に防止できる。
【0020】請求項3の発明は、溝の一部を、ノックア
ウトの切込み線の一部と共用しているので、これらノッ
クアウトと溝の形成をこれらを各別に形成する場合に比
して容易である。
【0021】請求項4の発明は、前面パネルの溝または
この溝に対応して形戒される補強用リブと係止部とを一
体に形成しているので、これらリブと係止部の形成がこ
れらを各別に形成する場合に比して容易である。
【0022】諸求項5発明は、前面パネルの溝を境にし
て表面処理または材質を変えて視覚上アクセントを付け
ているので、前面パネルの奥行が長くても間延びした感
じが無く、視覚上前面パネルが薄く見え、外観上の美観
を向上させることができる。
【0023】また、前面パネルの下底面は配管収納部を
被覆するカバーとなる部分であり、この部分の材質の強
度が弱いと、配管の膨張により前面パネルも膨張してし
まうので、この部分、つまり、溝から背面開口端までの
部分の材質に剛性の高いものを使用することにより、前
面パネル下底部の膨張を有効に防上することができる。
しかし、高剛性のものは一般に重量もまた重いので、高
剛性を必要としない溝よりも前方部分には軽い材質のも
のを使用することにより、前面パネル全体の重量化を防
止することができる。
【0024】請求項6の発明は、前面パネルと後板の一
対の係止部が前面パネルの外方への膨出を規制する方向
にも係止するので、前面パネルの膨出を有効に防止する
ことができる。
【0025】請求項7の発明は、前面パネルと後板の一
対の係止部同士が互いに係止しているときに、その係止
外れを防止する外れ防止用係止部を設けているので、前
面パネルが後板から外れるのを有効に防止することがで
きる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図11に基づい
て説明する。なお、図1〜図11中、同一または相当部
分には同一符号を付している。
【0027】図1は本発明を例えばスプリット型の小型
空気調和機11の室内ユニット12に適用した場合の一
実施例の一部切欠側面図、図2(A)〜(C)は同正面
図、平面図、底面図であり、これらの図において、空気
調和機11は図示しない壁面等に固着される後板12の
外周面12aに、有蓋角筒状の前面パネル13の背面開
口端部13aを密に外嵌して取り着けることにより室内
ユニット本体14を構成している。
【0028】室内ユニット本体14には図示しない室内
ファンや室内熱交換器等を内蔵しており、この室内熱交
換器には図示しない冷媒配管を介して室外ユニットの室
外熱交換器に接続している。
【0029】前面パネル13はその前面ほぼ中央部に、
室内空気を室内ユニット本体14内に吸い込むための吸
込グリル15を所定幅で開口する一方、前面下端部には
図示しない室内熱交換器で熱交換された空調空気を室内
へ吹き出すための吹出グリル16を開口し、冷媒配管等
を挿通せしめるノックアウト17を形成している。図2
(C)で示す前面パネル13の下底面13bは図示しな
い冷媒配管等の配管収納部のカバーとなっており、配管
の膨張により下底面が外方へ膨出する場合がある。
【0030】ノックアウト17は切込み線17aを所定
の形状に沿って所定のピッチで入れ、図示しない残され
た複数の薄肉部により閉塞板17bを連結することによ
り常時閉じているものであるが、必要に応じてこれら薄
肉部を切断して閉塞板17bを前面パネル13から切り
離すことにより容易かつ迅速に開口させるものである。
【0031】そして、後板12は図3の部分拡大図にも
示すように、その外周面12aを内方へ例えばほぼ直角
に折曲して鉤状係止端部12aに形成し、この鉤状係止
端部12aが前面パネル13の背面開口端部13a内面
の鉤状係止突起13bの開口内に係脱自在に係入して係
脱自在に係止するようになっている。鉤状係止突起13
bは前面パネル13の背面開口端部13a内面に内方へ
突出するように突設されて、その自由先端部を後板12
側へほぼ直角に曲げることにより、この鉤状係止突起1
3bの図1中上面と背面開口部13aの内面とに、後板
12に向けて開口する所要の間隙を形成している、この
間隙内に後板12の鉤状係止端部12aを密に係入して
前面パネル13を後板12に固定すると同時に後板12
の外周側面である鉤状係止端部12aの外周面を被覆し
ている。
【0032】つまり、本実施例によれば、後板12の外
周面12aの全周、または少なくともその一部を前面パ
ネル13の背面開口端部13aにより被覆し、内外で重
なり合っているので、この前面パネル13と後板12と
の合せ部に間隙が形成されるのを有効に防止することが
できる。
【0033】このために、室内ユニット本体14の外観
上の美観を向上することができるうえに、前面パネル1
3と後板12との合せ部から塵埃が室内ユニット本体1
4内に侵入して電気部品等に付着して不都合を招いた
り、かかる合せ部から空気が室内ユニット本体14内に
吸い込まれて室内ファンによる送風効率の低下や室内熱
交換器による熱交換効率の低下を招くのを有効に防止す
ることができる。
【0034】また、前面パネル13の鉤状係止突起13
bに、その外周面側を後板12の鉤状係止端部12aが
覆うように噛み合って係止しているので、前面パネル1
3が外方へ膨出して浮き上がるのを有効に防止すること
ができる。
【0035】そして、図4に示すように上記前面パネル
13の鉤状係止突起13bと後板12の鉤状係止端部1
2aとが係合しているときに、その係合外れを防止する
ための係止突起13cと係止段部12bとを前面パネル
13と後板12とに設けてもよい。
【0036】係止突起13cは前面パネル13の背面開
口端部13aの内面において、鉤状係止突起13bより
も図4中若干左方にて内方へ突出するように突設されて
断面がほぼ直角三角形をなし、その傾斜面13c1を後
板12側に向ける一方、そのほぼ垂直面13c2を前面
パネル31の前面部側に配置している。
【0037】一方、係止段部12bは、後板12の内面
に撓曲自在に突設されて、ほぼ直角に屈曲する顎を有
し、前面パネル13を後板12に固定するために、後板
12側へ押し込み、鉤状突起13bと鉤状掛止端部12
aとを係止させたときに、係止突起13cの垂直面13
c2で顎が係止し、前面パネル13が後板12の反対側
へ移動するのを規制するようになっている。
【0038】したがって、これら係止突起13cと係止
段部12bとにより前面パネル13の鉤状係止突起13
bと後板12の鉤状係止端部12aとの係合外れを防止
することができる。
【0039】また、前面パネル13と後板12との係止
部構造の他の例としては例えば図5に示すように前面パ
ネル13の背面開口端部13内面に、ほぼL字状で撓曲
自在の係止爪13dを突設する一方、この係止爪13d
に係脱自在に係合する係合部12cを上記鉤状係止端部
12aに代えて後板12の外周端部に一体に形成しても
よい。
【0040】前面パネル13の係止爪13dはその先端
部に断面形状がほぼ三角形の係止突部13eを一体に突
設している。
【0041】一方、後板12の係合部12cは係止爪1
3dを若干図5中若干下方へ撓曲させながら、その先端
の係止突部13eを挿通せしめる係合孔12dを穿設し
ており、この係合孔12d内を係止突部13eが挿通し
た後は、係止爪13dが復元力により図5中若干上方へ
撓曲して原位置に復元することにより係止突部13eの
顎が係合孔12cの開口周縁部に引っ掛かるようになっ
ている。
【0042】したがって、これによっても前面パネル1
3と後板12との係合外れを防止することができると共
に、前面パネル13の外方への膨出と浮き上がりとを防
止することができる。
【0043】図6〜図8は本発明の第2実施例の平面
図、側面図、底面図であり、これらの図において、この
第2実施例の空気調和機21は前面パネル13の外表面
に、その奥行方向の前部と後部とに分けるように一周す
る所定幅と深さの溝のスリット22を形成した点に主な
特徴を有する。
【0044】つまり、スリット22は図7で示すように
前面パネル13の例えば奥行寸法Dの1/2以内の箇所
d(d≦D/2)にて前面パネル13の外周面を一周す
るように形成されている。したがって、このスリット2
2が視覚上のアクセントになるので、前面パネル13の
奥行が長くなっても間延びした感じがなく、前面パネル
31を見掛け上薄く見せることができる。
【0045】またスリット22は、その一部が図7と図
8に示すようにノックアウト23,24の切込み線23
a,24aまたは薄肉部の一部と重複している。ノック
アウト23,24は前面パネル13の側面下部と底面等
に形成され、閉塞板23b,24bの周囲を図示しない
微小幅の薄肉部を残して切込み線23a,24aを所定
のピッチで入れることにより常時は閉じているが、必要
に応じて、これら薄肉部を切断して閉塞板23b,24
bを除去することにより簡単に開口させることができ、
かかる開口から配管等を挿通させることができるように
したものである。
【0046】そして、図9,図10に示すように前面パ
ネル13の例えば側面と底面の各内面には、スリット2
2の内側にて補強用のリブ25,26を一体に突設し
て、前面パネル13が奥行D方向に長くなって強度が低
下するのを補強することができるうえに、補強用リブ2
5,26の内側にスリット22を設けて、前面パネル1
3の厚さが厚くなるのを防止しているので、プラスチッ
ク製前面パネル13の成型時にヒケが生ずるのを防止し
て外観上の美観を向上させることができる。また、例え
ば側面の補強用リブ25には図11で示すように引掛け
爪27を一体に形成してもよい。
【0047】また、前面パネル13の表面処理または材
質をスリット22を境にして、その前後で変えることに
より、視覚上前面パネル13の厚さが薄く見えるように
構成してもよい。但し、スリット22を境にして材質を
変える場合には、前面パネル13の下底部が配管収納部
のカバーとなるので、このカバー部分の材質として高剛
性のものを使用することにより、配管の膨張による前面
パネル13の膨張を抑えることができる。なお、高剛性
の材質は一般に重量が重いので、その分、高剛性を必要
としない前部には軽量の材質のものを使用する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1〜7
の各発明においては、後板に前面パネルを突き合せて取
り付けずに、後板に前面パネルを、この後板を被覆する
ように取り付けたので、後板と前面パネルとの合わせ部
に間隙が発生するのを防止することができる。
【0049】このために、空気調和機の外観上の美観を
向上することができるうえに、後板と前面パネルとの合
せ部から空気調和機内に塵埃が侵人し、または空気が吸
い込まれて送風効率や熱交換効率が低下するの有効に防
止することができる。
【0050】そして、前面パネルの外周表面に溝を形成
しているので、この溝によって視覚的にアクセントを付
けることができ、請求項1の発明のように後板を被覆す
るような前面パネルの空気調和機で奥行きが長く形成さ
れていても、間延びした感じがなくなり、見掛け上薄く
することができるので、美観を向上させることができ
る。
【0051】さらに、前面パネルの外周内面に補強用の
リブを形成しているので、前面パネルの幅や奥行きが長
い場合でもこのリブにより前面パネルの機械的強度を増
強させることができる。
【0052】請求項2の発明は、補強用リブを外表面の
溝に対応して形成しているので、補強用リブを形成した
部分の厚さを溝の分だけ減厚でき、厚肉の成型時に発生
するヒケ(凹部)の発生を有効に防止できる。
【0053】請求項3の発明は、溝の一部を、ノックア
ウトの切込み線の一部と共用しているので、これらノッ
クアウトと溝の形成をこれらを各別に形成する場合に比
して容易である。
【0054】請求項4の発明は、前面パネルの溝または
この溝に対応して形戒される補強用リブと係止部とを一
体に形成しているので、これらリブと係止部の形成がこ
れらを各別に形成する場合に比して容易である。
【0055】諸求項5発明は、前面パネルの溝を境にし
て表面処理または材質を変えて視覚上アクセントを付け
ているので、前面パネルの奥行が長くても間延びした感
じが無く、視覚上前面パネルが薄く見え、外観上の美観
を向上させることができる。
【0056】また、前面パネルの下底面は配管収納部を
被覆するカバーとなる部分であり、この部分の材質の強
度が弱いと、配管の膨張により前面パネルも膨張してし
まうので、この部分、つまり、溝から背面開口端までの
部分の材質に剛性の高いものを使用することにより、前
面パネル下底部の膨張を有効に防上することができる。
しかし、高剛性のものは一般に重量もまた重いので、高
剛性を必要としない溝よりも前方部分には軽い材質のも
のを使用することにより、前面パネル全体の重量化を防
止することができる。
【0057】請求項6の発明は、前面パネルと後板の一
対の係止部が前面パネルの外方への膨出を規制する方向
にも係止するので、前面パネルの膨出を有効に防止する
ことができる。
【0058】請求項7の発明は、前面パネルと後板の一
対の係止部同士が互いに係止しているときに、その係止
外れを防止する外れ防止用係止部を設けているので、前
面パネルが後板から外れるのを有効に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の第1実施例の一部切
欠側面図。
【図2】(A)は図1で示す実施例の一部省略斜視図、
(B)は同図(A)の平面図、(C)は同図(A)の底
面図。
【図3】図1で示す係合部の部分拡大図。
【図4】図1で示す係合部の他の変形例の部分拡大図。
【図5】図1で示す係合部のさらに他の変形例の部分拡
大図。
【図6】本発明の第2実施例の平面図。
【図7】本発明の第2実施例の側面図。
【図8】本発明の第2実施例の底面図。
【図9】本発明に係る第1,第2実施例の補強リブの一
例の一部拡大斜視図。
【図10】本発明に係る第1,第2実施例の補強リブの
他の例の部分縦断面図。
【図11】本発明に係る第1,第2実施例の補強リブの
さらに他の例の部分縦断面図。
【図12】従来例の正面図。
【図13】図12の平面図。
【図14】図12の底面図。
【図15】図12等で示す従来例の係合部の部分拡大縦
断面図。
【図16】図12等で示す従来例の側面図。
【符号の説明】
11,21 空気調和機 12 後板 12a 後板の外周面(鉤状係止端部) 12c 係合部 12d 係合孔 13 前面パネル 13a 背面開口端部 13b 鉤状係止突起 13c 外れ防止用係止突部 13c1 傾斜面 13c2 垂直面 13d 係止爪 14 室内ユニット本体 15 吸込グリル 16 吹出グリル 17,23,24 ノックアウト 22 スリット(溝) 25,26 補強用リブ型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも空気吸込グリルを形成してい
    る前面パネルと、この前面パネルの背面開口端部を閉じ
    る後板とを有する空気調和機において、 上記前面パネルは、上記後板の前面および外周を被覆す
    る形状で前面パネル背面開口端部を後板外周に外嵌して
    取り付ける構成とすると共に、上記前面パネルの外周表
    面に奥行方向の前部と後部とに分けるように溝を形成し
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前面パネル内の内側に、その外表面の溝
    に対応して補強用リブを形成したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前面パネルに切込みおよび薄肉部を所定
    のピッチで入れることにより形成されているノックアウ
    トの当該切込みおよび薄肉部の少なくとも一部を、溝の
    一部に重ねて形成していることを特徴とする請求頃1ま
    たは2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前面パネルの溝またはこの溝に対応して
    形成される補強用リブと、後板の係止部に係止され前面
    パネルの係止部と、を一体に形成していることを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前面パネルの表面処理または材質を、溝
    を境にして変えていることを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機。
  6. 【請求項6】 前面パネルと後板とにそれそれ形成され
    て互いに係脱自在に係止される一対の係止部は、前面パ
    ネルの後板への押込み方向へ着脱自在に係止されると共
    に、その係止状態で上記前面パネルの外方への膨出を規
    制する方向にも係止される構成であることを特徴とする
    請求項4記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前面パネルと後板の一対の係止部が係止
    されたときに、その係止外れを防止する外れ防止用係止
    部を有することを特徴とする請求項6記載の空気調和
    機。
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