JP3112855B2 - 樽タグ除去装置 - Google Patents

樽タグ除去装置

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JP3112855B2
JP3112855B2 JP09045448A JP4544897A JP3112855B2 JP 3112855 B2 JP3112855 B2 JP 3112855B2 JP 09045448 A JP09045448 A JP 09045448A JP 4544897 A JP4544897 A JP 4544897A JP 3112855 B2 JP3112855 B2 JP 3112855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビール樽のよう
な樽に取付けられたタグを除去する樽タグ除去装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】生産工場から飲食店等の使用者に出荷さ
れる図10,11,12に示すようなビール樽のような飲料用
樽1の上部のゴム取手には、内容物に関する各種の情報
を掲載した樽タグ2が取付けられ、使用者が使用済みの
樽1から樽タグ2を除去することになっているが、多く
の場合除去されることなく、樽1に取付けられたまま生
産工場へ返却されることとなる。そこで生産工場ではこ
のような樽に取付けられた樽タグ2を樽1から除去しな
ければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため生産工場で
は、樽の搬送コンベアの横にいて樽1から残樽タグ2の
除去作業を行う作業員を必要とし、この除去作業は厄介
な作業であることから効率が悪いのに加えて、確実に除
去することが困難であるというような問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の残樽タグを除去する際の問題を解消し、残樽タグ除
去作業のための作業員を最小限にとどめ、作業が容易で
あって効率が良好であるのに加えて確実に除去すること
ができる樽タグ除去装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、樽を
水平方向に回転可能に載置する樽載置部と、樽載置部に
載置された樽に当接してこれを回転させる樽回転部材及
びこの樽回転部材を回転させる駆動部材を有する樽回転
手段と、樽載置部に載置された樽の樽タグに当接して回
転し、樽タグを跳上げる跳上部材及びこの跳上部材を樽
タグへの当接位置と離間した待機位置との間を移動させ
る駆動部材を有する跳上手段と、跳上手段によって上方
に跳上げられた樽タグを切断する切断部材及びこの切断
部材を切断位置と、離間した待機位置との間を移動させ
る駆動部材を有する除去手段とを具えていることを特徴
とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、樽を樽載置部に搬送するコンベアが設
けられ、このコンベアによって搬送されてきた樽が樽載
置部に到達した際、樽を停止する樽停止手段が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、樽停止手段は、コンベアの両側板の上
部対向位置に横設した支持板に取付けられた第1作動シ
リンダと、この第1作動シリンダの作動杆の先端に基端
が枢支され、先端がコンベアの両側板に支持軸で枢支さ
れた1対のリンクと、基端が前記支持軸に固定され、自
由端に停止ローラが枢支されている回動アームとを有し
ていることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明において、樽載置部は樽停止手段によって
停止された樽の下方において、コンベアのチェーンリン
ク間の空間に、上下動可能に設けられ載置部材と、この
載置部材を上下動させる第2作動シリンダとを有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
4のいずれかに記載の発明において、跳上手段は、コン
ベアの側板に設けられた第4作動シリンダを有し、跳上
部材は回転ブラシによって構成され、跳上部材は第4作
動シリンダの作動杆の先端に取付けられたブラケットに
支持された駆動部材によって回転されるようになってい
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項2ないし
5のいずれかに記載の発明において、除去手段は、樽の
進行方向前方において、コンベアの側板に設けられてい
る第5作動シリンダと、この第5作動シリンダによって
樽の進行方向に往復移動する駆動部材と、この駆動部材
の回動軸に基端が固定されている回動アームと、この回
動アームの自由端に取付けた切断部材とを有しているこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項3ないし
6のいずれかに記載の発明において、樽搬送コンベア、
樽停止手段のリンクを作動する第1作動シリンダ、樽載
置部の載置部材を上下動させる第2作動シリンダ、跳上
手段を移動する第4作動シリンダ、除去部材を移動する
第5作動シリンダ、樽回転部材を回転させる駆動部材、
跳上部材を移動させる駆動部材、跳上手段の跳上部材を
回転する駆動部材、切断部材を移動させる駆動部材等の
作動を制御する制御手段が設けられていることを特徴と
するものである。
【0012】
【実施の形態】図面に示すこの発明の実施形態には、樽
1搬送用のコンベア3が設けられており、このコンベア
3のリンクチェーン5によって搬送されてくる樽1を停
止する樽停止手段4が設けられている。樽停止手段4は
コンベア3の両側板6,6′の上部対向位置に横設した
支持板7に取付けられた第1作動シリンダ13と、この第
1作動シリンダ13の作動杆の先端に支持軸8で基端が枢
支され、先端がコンベア3の両側板6,6′に支持軸10
で枢支された1対のリンク9と、基端が支持軸10に固定
され、自由端に停止ローラ11が枢支されている回動アー
ム12とを有している。
【0013】樽停止手段4によって停止した樽1を載置
して昇降する昇降手段15が設けられている。この昇降手
段15は、樽1を載置する図2,3に示す載置部材17と、
搬送コンベア3の両側板6,6′間に横設された支持板
19と、この支持板19に取付けられた第2作動シリンダ23
と、この第2作動シリンダ23の作動杆の上端に取付けら
れたローラ支持板21と、このローラ支持板21の上部に樽
1の進行方向に平行に取付けられた複数の支持ローラ22
とを有している。
【0014】昇降手段15に載置された樽1を水平方向に
回転する回転手段16が設けられている。この回転手段16
は、図1に示すようにコンベア3の一方の側板6に設け
た回転モータからなる駆動部材24と、ベルト18を介して
駆動部材24によって回転し、樽1の外周面に当接する回
転ローラ28とを有している。
【0015】回転手段16に対向して他方の側板6′に押
圧手段26が設けられている。この押圧手段26は、側板
6′に設けた1対の第3作動シリンダ29を有し、この第
3作動シリンダ29の作動杆の先端にブラケット31が取付
けられ、このブラケット31に押圧ローラ32が取付けられ
ていて、第3作動シリンダ29の作動によって、押圧ロー
ラ32が樽1に対して当接する回転位置と、離間した待機
位置との間を移動可能となっている。
【0016】載置部材17に載置された樽1の樽タグ2に
当接回転して樽タグ2を跳上げる跳上手段34が設けられ
ており、この跳上手段34はコンベア3の側板6′に設け
た第4作動シリンダ30を有し、第4作動シリンダ30の作
動杆の先端にブラケット36が取付けられ、このブラケッ
ト36に駆動部材35によって下方から上方に向けて回転可
能なブラシ状の跳上部材37が設けられている。
【0017】これらの手段の樽1の進行方向前方におい
て、側板6′に除去手段40が設けられている。この除去
手段40は、側板6′に進行方向に平行に取付けられた第
5作動シリンダ41と、この第5作動シリンダ41の作動に
よって進行方向に往復移動する駆動部材42と、この駆動
部材42の回動軸43に基端が固定されている回動アーム44
と、回動アーム44の自由端に取付けた切断部材46と、同
自由端に設けられて切断部材46を作動する第6作動シリ
ンダ45とを有している。そして切断部材46は、その要部
が図7,8に示されたようになっていて、基端が回動ア
ーム44の自由端に固定された固定刃48と、回動アーム44
に取付けられた第6作動シリンダ45によって固定刃48に
対して前進後退する移動刃51及びこの移動刃51に取付け
られたゴム製の押え部材52とを有している。
【0018】前記のものの作用について、各作動部材の
作動タイミングを示す図9を参照して説明する。通常図
9に示すt0からt1までの待機時においては、樽停止
手段4のリンク9が閉動して停止ローラ11が図1に示す
停止位置にあり、この状態では第1作動シリンダ13の作
動杆が図1の実線位置に引込んでいる。ここで樽1がコ
ンベア3の1対のリンクチェーン5に載って矢印に示す
ように移動してきて、図1に鎖線に示すようにリンクチ
ェーン5間に設置されている昇降手段15の載置部材17上
に到達した時点t1において、停止ローラ11によって停
止させられる。
【0019】ここで跳上手段34の第4作動シリンダ30が
作動して、その作動杆の先端に取付けられたブラケット
36とともに、跳上部材37が樽1の樽タグ2に向って前進
し、これと同時に押圧手段26の第3作動シリンダ29が作
動してブラケット31とともに、押圧ローラ32が前進して
時点t2において、これらの前進が完了して停止する。
【0020】この時点t2において、昇降手段15の第2
作動シリンダ23が作動して、載置部材17を時点t3にお
いて所定位置まで上昇させる。その後除去手段40の駆動
部材42が作動して、図5に鎖線で示す廃棄位置にある回
動アーム44を時計方向に回動して、実線で示す水平位置
に移動して時点t4において移動が完了して停止する。
この時点t4において第5作動シリンダ41が作動して、
除去手段40を図1,6に示す除去位置に前進させて時点
t5において前進が完了して停止する。
【0021】この時点t5において、跳上手段34の駆動
部材35が作動して、跳上部材37が樽タグ2を跳上げるよ
うに回転するとともに、回転手段16の駆動部材24の作動
によって回転ローラ28が回転し、これによって樽1は載
置部材17の上部の支持ローラ22の回転によって、図1に
おいて反時計方向に回転する。このような作動により、
樽タグ2は時点t6において、図7に示すように切断部
材46の固定刃48にひっかかる。
【0022】この時点t6において、除去手段40の第6
作動シリンダ45が作動して、移動刃51と押え部材52とを
図8に示す切断位置に前進させ、固定刃48と押え部材52
とで樽タグ2を押えるとともに、移動刃51によって時点
t7において樽タグ2を切断するとともに、第5作動シ
リンダ41を反対方向に作動して、固定刃48と押え部材52
とで樽タグ2を押えたまま、駆動部材42を図5に実線で
示す待機位置に後退させて、樽タグ2を樽1から除去し
たうえ時点t8において停止する。これと同時に、駆動
部材42を反対方向に作動して、回動アーム44を反時計方
向に回動して、図5に鎖線で示す廃棄位置に移動し、時
点t9において停止する。
【0023】この時点t9において、第3,4作動シリ
ンダ29,30が反対方向に作動して、押圧手段26及び跳上
手段34を待機位置に後退させると同時に、第6作動シリ
ンダ45を反対方向に作動して、固定刃48と押え部材52と
を後退させて、時点t10において、押え部材52を固定刃
48から離間させて樽タグ2を解放してダストボックス49
に落下して廃棄し、これらを当初の待機状態に復帰す
る。そしてこの時点t10において、第2作動シリンダ
23が反対方向に作動することによって、昇降手段15の
載置部材17を、時点t11においてコンベア3より下方の
待機位置まで下降させて停止する。
【0024】この時点t11において、第1作動シリンダ
13の作動によって作動杆が突出し、リンク9が移動して
停止ローラ11が図1の鎖線に示す開放位置に移動して、
時点t12において樽1を自由にして時点t13まで前進さ
せた後、第1作動シリンダ13を反対方向の作動させ、時
点t14において停止ローラ11を当初の待機位置に復帰す
る。
【0025】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、樽タグ
除去装置において、請求項1に記載の発明は、樽を水平
方向に回転可能に載置する樽載置部と、樽載置部に載置
された樽に当接してこれを回転させる樽回転部材及びこ
の樽回転部材を回転させる駆動部材を有する樽回転手段
と、樽載置部に載置された樽の樽タグに当接して回転し
て、樽タグを跳上げる跳上部材及びこの跳上部材を樽タ
グへの当接位置と離間した待機位置との間を移動させる
駆動部材を有する跳上手段と、跳上手段によって上方に
跳上げられた樽タグを切断する切断部材及びこの切断部
材を切断位置と、離間した待機位置との間を移動させる
駆動部材を有する除去手段とを具えているので、残樽タ
グ除去作業のための作業員を最小限にとどめ、作業が容
易であって効率が良好であるのに加えて確実に除去する
ことができるという効果がある。
【0026】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、樽を樽載置部に搬送するコンベアが設
けられ、このコンベアによって搬送されてきた樽が樽載
置部に到達した際、樽を停止する樽停止手段が設けられ
ており、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発
明において、樽停止手段は、コンベアの両側板の上部対
向位置に横設した支持板に取付けられた第1作動シリン
ダと、この第1作動シリンダの作動杆の先端に基端が枢
支され、先端がコンベアの両側板に支持軸で枢支された
1対のリンクと、基端が前記支持軸に固定され、自由端
に停止ローラが枢支されているので、作業員がわざわざ
樽タグ除去位置に樽を移動して設置する必要がなく、ま
た樽を自動的にしかも正確に樽タグ除去位置にもたらす
ことができるという効果がある。
【0027】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明において、樽載置部は樽停止手段によって
停止された樽の下方において、コンベアのチェーンリン
ク間の空間に、上下動可能に設けられた載置部材と、こ
の載置部材を上下動させる第2作動シリンダとを有する
ので、樽タグの除去が樽がコンベアから離間した位置に
ある状態で実施されて、樽タグの除去作業がコンベアに
いかなる影響も与えないという効果がある。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
4のいずれかに記載の発明において、跳上手段は、コン
ベアの側板に設けられた第4作動シリンダを有し、跳上
部材は回転ブラシによって構成され、跳上部材は第4作
動シリンダの作動杆の先端に取付けられたブラケットに
支持された駆動部材によって回転されるようになってい
るので、樽の首部に装着されている残タグを、ゴム首部
から確実に離間させ、また請求項6に記載の発明は、請
求項2ないし5のいずれかに記載の発明において、除去
手段は、樽の進行方向前方において、コンベアの側板に
設けられている第5作動シリンダと、この第5作動シリ
ンダによって樽の進行方向に往復移動する駆動部材と、
この駆動部材の回動軸に基端が固定されている回動アー
ムと、この回動アームの自由端に取付けた切断部材とを
有しているので、樽の首部から残タグを確実に除去する
ことができるという効果がある。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項3ないし
6のいずれかに記載の発明において、樽搬送コンベア、
樽停止手段のリンクを作動する第1作動シリンダ、樽載
置部の載置部材を上下動させる第2作動シリンダ、跳上
手段を移動する第4作動シリンダ、除去手段を移動する
第5作動シリンダ、樽回転部材を回転させる駆動部材、
跳上部材を移動させる駆動部材、跳上手段の跳上部材を
回転する駆動部材、切断部材を移動させる駆動部材、除
去部材を移動させる駆動部材等の作動を制御する制御手
段が設けられているので、樽の除去位置への搬入及び樽
タグ除去作用のすべてを自動的に実施することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の作動時における状態を示
す平面図である。
【図2】同上の樽回転手段の正面図ある。
【図3】同上の右側正面図である。
【図4】同上の停止手段と昇降手段と回転手段と押圧手
段と跳上手段との平面図である。
【図5】同上の除去手段の待機時の状態を示す平面図で
ある。
【図6】同除去手段の除去時の状態を示す平面図であ
る。
【図7】同除去時のタグの切断前の状況を示す要部の平
面図である。
【図8】同除去時のタグの切断状況を示す平面図であ
る。
【図9】この発明の実施形態の作動フロー図である。
【図10】樽へのタグの取付状態を示す斜面図である。
【図11】樽へのタグの他の取付状態を示す斜面図であ
る。
【図12】樽へのタグのさらに他の取付状態を示す斜面
図である。
【符号の説明】
1 樽 2 樽タグ 3 コンベア 4 樽停止手段 5 リンクチェーン 6,6′ 側板 7 支持板 8 支持軸 9 リンク 10 支持軸 11 停止ローラ 12 回動アーム 13 第1作動シリンダ 14 リンク 15 昇降手段 16 回転手段 17 載置部材 18 ベルト 19 支持板 21 ローラ支持板 22 支持ローラ 23 第2作動シリン
ダ 24 駆動部材 26 押圧手段 28 回転ローラ 29 第3作動シリン
ダ 30 第4作動シリンダ 31 ブラケット 32 押圧ローラ 34 跳上手段 35 駆動部材 36 ブラケット 37 跳上部材 40 除去手段 41 第5作動シリンダ 42 駆動部材 43 回動軸 44 回動アーム 45 第6作動シリンダ 46 切断部材 48 固定刃 49 ダストボックス 51 移動刃 52 押え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮原 照夫 東京都墨田区吾妻橋1−23−1 アサヒ 飲料株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 3/00 B65C 3/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樽を水平方向に回転可能に載置する樽載
    置部と、樽載置部に載置された樽に当接してこれを回転
    させる樽回転部材及びこの樽回転部材を回転させる駆動
    部材を有する回転手段と、樽載置部に載置された樽の樽
    タグに当接して回転し、樽タグを跳上げる跳上部材及び
    この跳上部材を樽タグへの当接位置と離間した待機位置
    との間を移動させる駆動部材を有する跳上手段と、跳上
    手段によって上方に跳上げられた樽タグを切断する切断
    部材及びこの切断部材を切断位置と、離間した待機位置
    との間を移動させる駆動部材を有する除去手段とを具え
    ていることを特徴とする樽タグ除去装置。
  2. 【請求項2】 樽を樽載置部に搬送するコンベアが設け
    られ、このコンベアによって搬送されてきた樽が樽載置
    部に到達した際、樽を停止する樽停止手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の樽タグ除去装
    置。
  3. 【請求項3】 樽停止手段は、コンベアの両側板の上部
    対向位置に横設した支持板に取付けられた第1作動シリ
    ンダと、この第1作動シリンダの作動杆の先端に基端が
    枢支され、先端がコンベアの両側板に支持軸で枢支され
    た1対のリンクと、基端が前記支持軸に固定され、自由
    端に停止ローラが枢支されている回動アームとを有して
    いることを特徴とする請求項2に記載の樽タグ除去装
    置。
  4. 【請求項4】 樽載置部は樽停止手段によって停止され
    た樽の下方において、コンベアのチェーンリンク間の空
    間に、上下動可能に設けられた載置部材と、この載置部
    材を上下動させる第2作動シリンダとを有することを特
    徴とする請求項2又は3に記載の樽タグ除去装置。
  5. 【請求項5】 跳上手段は、コンベアの側板に設けられ
    た第4作動シリンダを有し、跳上部材は回転ブラシによ
    って構成され、跳上部材は第4作動シリンダの作動杆の
    先端に取付けられた移動部材のブラケットに支持された
    駆動部材によって回転されるようになっていることを特
    徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の樽タグ除
    去装置。
  6. 【請求項6】 除去手段は、樽の進行方向前方におい
    て、コンベアの側板に設けられている第5作動シリンダ
    と、この第5作動シリンダによって樽の進行方向に往復
    移動する駆動部材と、この駆動部材の回動軸に基端が固
    定されている回動アームと、この回動アームの自由端に
    取付けた切断部材とを有していることを特徴とする請求
    項2ないし5のいずれかに記載の樽タグ除去装置。
  7. 【請求項7】 樽搬送コンベア、樽停止手段のリンクを
    作動する第1作動シリンダ、樽載置部の載置部材を上下
    動させる第2作動シリンダ、跳上手段を移動する第4作
    動シリンダ、除去部材を移動する第5作動シリンダ、樽
    回転部材を回転させる駆動部材、跳上部材を移動させる
    駆動部材、跳上手段の跳上部材を回転する駆動部材、切
    断部材を移動させる駆動部材等の作動を制御する制御手
    段が設けられていることを特徴とする請求項3ないし6
    のいずれかに記載の樽タグ除去装置。
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