JPS6042018Y2 - 連鋳スラブの切断バリ除去装置 - Google Patents
連鋳スラブの切断バリ除去装置Info
- Publication number
- JPS6042018Y2 JPS6042018Y2 JP4852081U JP4852081U JPS6042018Y2 JP S6042018 Y2 JPS6042018 Y2 JP S6042018Y2 JP 4852081 U JP4852081 U JP 4852081U JP 4852081 U JP4852081 U JP 4852081U JP S6042018 Y2 JPS6042018 Y2 JP S6042018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- cutting
- continuously cast
- cast slab
- removal equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連鋳スラブの切断パリ除去装置の改良に関する
ものである。
ものである。
連続連鋳法によって得られた連鋳スラブは、通常連鋳機
外でほぼ常温に冷却した後、人力もしくはスカーフィン
グマシーン等でスカーフィングすることはよく知られて
いるが、最近特に熱延材につきスラブをほぼ常温まで冷
却することなく連鋳機に続いて直ちに加熱炉へ装入する
方法が採用されつつある。
外でほぼ常温に冷却した後、人力もしくはスカーフィン
グマシーン等でスカーフィングすることはよく知られて
いるが、最近特に熱延材につきスラブをほぼ常温まで冷
却することなく連鋳機に続いて直ちに加熱炉へ装入する
方法が採用されつつある。
この場合、問題となるのがスラブ下端面に附着した地金
の除去である。
の除去である。
即ち、ガス切断されたスラブはその切断面下端コーナ部
に切断パリ(切断したときに附着する地金)が形成され
、これが圧延疵、クロップ量の増大等の欠陥を引き起こ
す原因となる。
に切断パリ(切断したときに附着する地金)が形成され
、これが圧延疵、クロップ量の増大等の欠陥を引き起こ
す原因となる。
かかる切断パリはあらかじめ確実に除去されるべきこと
はいうまでもない。
はいうまでもない。
このため本考案者等も先に実願昭54−139109号
として新たな連鋳スラブの切断パリ除去装置を提案した
。
として新たな連鋳スラブの切断パリ除去装置を提案した
。
即ち、この装置は基本的にはローラーテーブル上を搬送
されてきたスラブを停止させると共に、スラブ幅方向に
複数分割された切断パリ除去用刃物を水平移動させ、そ
の刃をスラブ下面に対して適切に倣うようにしたもので
ある。
されてきたスラブを停止させると共に、スラブ幅方向に
複数分割された切断パリ除去用刃物を水平移動させ、そ
の刃をスラブ下面に対して適切に倣うようにしたもので
ある。
これにより前記した切断パリは従前に比較して、より適
切に除去されるようになったが、その後検討したところ
によると、特に切断パリの固着が強い場合、刃物を水平
方向に前進させても、スラブはローラーテーブル又はス
キッド上を移動してしまい、切断パリが確実に除去され
ないこともあった。
切に除去されるようになったが、その後検討したところ
によると、特に切断パリの固着が強い場合、刃物を水平
方向に前進させても、スラブはローラーテーブル又はス
キッド上を移動してしまい、切断パリが確実に除去され
ないこともあった。
本考案はこのような従来の欠点を解決するために提案さ
れたものであり、特に搬送されたスラブ端部に対応する
位置に、切断パリを除去する際、スラブの移動を阻止す
るためのストッパーを設けるようにしたものである。
れたものであり、特に搬送されたスラブ端部に対応する
位置に、切断パリを除去する際、スラブの移動を阻止す
るためのストッパーを設けるようにしたものである。
次に本考案の一実施例を添付図面に従って説明すると、
まず、第1図において1は支持台であり、この支持台1
の先端下部にはアゴ部13が設けられると共に、後端部
は架台2に枢着され、その枢着部3を中心として下記リ
ンク機構により上下動可能となっている。
まず、第1図において1は支持台であり、この支持台1
の先端下部にはアゴ部13が設けられると共に、後端部
は架台2に枢着され、その枢着部3を中心として下記リ
ンク機構により上下動可能となっている。
即ち、基台4に固定されたブラケット5にはシリンダー
6の後端部が枢着されると共に、同じく基台4に固定さ
れた架台7には軸受8が設けられ、その軸受8に枢着さ
れた枢軸9には、リンク10.11の各一端が固定され
ている。
6の後端部が枢着されると共に、同じく基台4に固定さ
れた架台7には軸受8が設けられ、その軸受8に枢着さ
れた枢軸9には、リンク10.11の各一端が固定され
ている。
そしてリンク10の他端部には前記シリンダー6のロッ
ド12の先端が枢着され、またリンク11の他端部は、
前記アゴ部13に挟入されたローラ14の軸14aに枢
着されており、前記シリンダー6のロッド12を進退せ
しめることでこれらリンク10.11を介して支持台1
を上下動せしめているものである。
ド12の先端が枢着され、またリンク11の他端部は、
前記アゴ部13に挟入されたローラ14の軸14aに枢
着されており、前記シリンダー6のロッド12を進退せ
しめることでこれらリンク10.11を介して支持台1
を上下動せしめているものである。
一方、このような支持台1の上部には、後端側に設けら
れたシリンダー15によってスラブ長さ方向に移動可能
となった刃物台車16が取り付けられ、その刃物台車1
6には刃物支持フレーム18.19が設けられると共に
、該支持フレーム18.19には刃物17が支持されて
いる。
れたシリンダー15によってスラブ長さ方向に移動可能
となった刃物台車16が取り付けられ、その刃物台車1
6には刃物支持フレーム18.19が設けられると共に
、該支持フレーム18.19には刃物17が支持されて
いる。
この刃物17は図示しないが、本実施例ではスラブS幅
方向に分割された複数の刃物から構成され、各刃物はシ
リンダー30によって昇降可能となると共にスラブ幅方
向に対して傾動可能な構成となっている(実願昭54−
1391叩号参照)。
方向に分割された複数の刃物から構成され、各刃物はシ
リンダー30によって昇降可能となると共にスラブ幅方
向に対して傾動可能な構成となっている(実願昭54−
1391叩号参照)。
他方、本考案ではスラブSの端部に対応する位置、即ち
第1図の実施例では、支持台1の枢着部3と反対側の端
部にストッパー38を立設固定せしめている。
第1図の実施例では、支持台1の枢着部3と反対側の端
部にストッパー38を立設固定せしめている。
また第2図はこのストッパー38の他の実施例であり、
ストッパー38を搬送ローラ36の上方に旅回可能に支
持せしめ、搬送されたスラブSの切断パリを除去する際
、そのストッパー38を下方に回転して固定するように
したものである。
ストッパー38を搬送ローラ36の上方に旅回可能に支
持せしめ、搬送されたスラブSの切断パリを除去する際
、そのストッパー38を下方に回転して固定するように
したものである。
なお、図中38aで示すものはストッパー38に固定さ
れた当接片である。
れた当接片である。
以上説明した構成は本考案の一例であり、各昇降機構、
刃物水平移動機構、刃物の構成等は図示したものに限定
されるものではない。
刃物水平移動機構、刃物の構成等は図示したものに限定
されるものではない。
次に本考案の作用を第1図の実施例に従って説明すると
、まずガス切断されたスラブSはローラ36上を搬送さ
せて所定位置に停止せしめる。
、まずガス切断されたスラブSはローラ36上を搬送さ
せて所定位置に停止せしめる。
その後、支持台上下動用のシリンダー6のロッド12を
前進せしめると、リンク10によって枢軸9が紙面に対
して左方向に回転し、リンク11が上方に旅回して支持
台1を上方に押し上げ、同時にストッパー38が上昇し
て、その上端部がスラブSの先端部側面方向に位置する
ことになる。
前進せしめると、リンク10によって枢軸9が紙面に対
して左方向に回転し、リンク11が上方に旅回して支持
台1を上方に押し上げ、同時にストッパー38が上昇し
て、その上端部がスラブSの先端部側面方向に位置する
ことになる。
また、これと同時に刃物昇降用のシリンダー30を作動
せしめると、各刃物17は上昇し、スラブSの下面に当
接することになる。
せしめると、各刃物17は上昇し、スラブSの下面に当
接することになる。
この場合、スラブSが例えば幅方向に反っていると、各
刃物17は軸25を中心として傾動し、そのスラブSの
反りに倣うことになる。
刃物17は軸25を中心として傾動し、そのスラブSの
反りに倣うことになる。
こうして後、シリンダー16によって刃物台車16を前
進せしめると、スラブSのコーナ部に形成された切断パ
リ37は刃物17によって削り落されることになるが、
この際、切断パリ37のスラブSに対する固着が強固で
あっても、スラブSの先端部がストッパー38に衝当し
てその動きが阻止されることから、こうした強固な切断
パリ37も確実に除去されることになる。
進せしめると、スラブSのコーナ部に形成された切断パ
リ37は刃物17によって削り落されることになるが、
この際、切断パリ37のスラブSに対する固着が強固で
あっても、スラブSの先端部がストッパー38に衝当し
てその動きが阻止されることから、こうした強固な切断
パリ37も確実に除去されることになる。
なお、図面では示されていないが、スラブSの他端側に
は第1図と同様な装置が対称的に設置されており、スラ
ブSの他端部の切断パリはその装置によって除去される
ものである。
は第1図と同様な装置が対称的に設置されており、スラ
ブSの他端部の切断パリはその装置によって除去される
ものである。
以上説明したように本考案によれば、特に搬送されたス
ラブ端部に対応する位置にスラブストッパーを出し入れ
可能に設けたことにより、切断パリを除去する際、スラ
ブの移動を阻止することができ、このため固着力が強い
スラブの切断パリを確実に除去することが可能となり、
また構成も簡単であるなどその実用性の優れた考案であ
る。
ラブ端部に対応する位置にスラブストッパーを出し入れ
可能に設けたことにより、切断パリを除去する際、スラ
ブの移動を阻止することができ、このため固着力が強い
スラブの切断パリを確実に除去することが可能となり、
また構成も簡単であるなどその実用性の優れた考案であ
る。
第1図は本考案に係る装置の全体を示す概略図、第2図
は本考案の他の実施例を示す概略図である。 図中、1は支持台、2は架台、3は枢着部、4は基台、
5はブラケット、6はシリンダー、7は架台、8は軸受
、9は枢軸、10.11はリンク、12はロッド、13
はアゴ部、14はローラ、14aはローラ軸、15はシ
ングー、16は刃物台車、17は刃物、18.19は支
持フレーム、30はシリンダー、36は搬送ローラ、3
7は切断パリ、38はストッパー Sはスラブを各示す
る。
は本考案の他の実施例を示す概略図である。 図中、1は支持台、2は架台、3は枢着部、4は基台、
5はブラケット、6はシリンダー、7は架台、8は軸受
、9は枢軸、10.11はリンク、12はロッド、13
はアゴ部、14はローラ、14aはローラ軸、15はシ
ングー、16は刃物台車、17は刃物、18.19は支
持フレーム、30はシリンダー、36は搬送ローラ、3
7は切断パリ、38はストッパー Sはスラブを各示す
る。
Claims (1)
- 搬送ローラの下方に配した上下動可能な支持台に、台車
をスラブ長さ方向に移動可能に設け、かつこの台車に切
断パリ除去用刃物を取付けた連鋳スラブの切断パリ除去
装置において、搬送されたスラブ端部に対応する位置に
スラブストッパーを出し入れ可能に設けたことを特徴と
する連鋳スラブの切断パリ除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4852081U JPS6042018Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | 連鋳スラブの切断バリ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4852081U JPS6042018Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | 連鋳スラブの切断バリ除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57160861U JPS57160861U (ja) | 1982-10-08 |
| JPS6042018Y2 true JPS6042018Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29845251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4852081U Expired JPS6042018Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | 連鋳スラブの切断バリ除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042018Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101059202B1 (ko) | 2003-12-26 | 2011-08-24 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 빌레트 절단설 자동 제거 장치 |
-
1981
- 1981-04-06 JP JP4852081U patent/JPS6042018Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57160861U (ja) | 1982-10-08 |
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