JP3112424B2 - ケーブル保持構造 - Google Patents
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- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/771—Details
- H01R12/772—Strain relieving means
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- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Description
ラットケーブルを所定の部分で保持するように構成した
ケーブル保持構造に関する。
えば図15に示す相対回転部材間継電装置10に設けら
れたものが知られている。
円筒部(内側の筒状部材)11aを有する回転体(第1
の回転体)11と、内側円筒部11aを所定の間隔をお
いて囲む外側円筒部(外側の筒状部材)12aを有する
固定体(第2の回転体)12と、内側円筒部11aと外
側円筒部12aとの間の環状の空間K内に、同空間Kに
沿って渦巻き状に巻かれた状態で収納され、内周端部1
3aが内側円筒部11aに保持され、外周端部13bが
外側円筒部12aに保持されるケーブル(フレキシブル
フラットケーブル)13と、上記空間Kに沿って移動自
在に設けられ、開口部2aでケーブル13を反転させる
C字状の移動体2とを備えている。
端部13aに設けられたケーブル保持構造13cを保持
するホルダ部11bが設けられている。
及び外側円筒部12aの周囲を覆うようにカバー部材1
4が設けられている。このカバー部材14は、空間Kの
上側を覆う上カバー14aと、外側円筒部12aの周囲
を囲む円筒部14bとによって構成されており、固定体
12に対して相対的に回転しないようになっている。そ
して、上カバー14aの中央部には、開口部14cが形
成されている。また、固定体12には、空間Kの下側を
覆う下カバー12bが外側円筒部12aと一体に形成さ
れている。さらに、外側円筒部12aには、ケーブル1
3の外周端部13bに設けられたケーブル保持構造13
dを保持するホルダ部12cが設けられている。
ル13を外部に導き出すための外部導出用カバー110
が回転自在に設けられている。この外部導出用カバー1
10は、カバー部材14の開口部14cを介して内側円
筒部11aに連結されており、内側円筒部11aととも
に回転するようになっている。そして、この外部導出用
カバー110には、ケーブル13の内側コネクタ15を
保持するコネクタホルダ部110aが設けられている。
示すように、ケーブル13の内周端部13aを直交する
方向に折り曲げた折曲部13eに、インサート成形によ
って設けられたものである。そして、このケーブル保持
構造13cは、図15に示すように、内側円筒部11a
のホルダ部11bに挿入されて、同ホルダ部11bに保
持されるようになっている。また、ケーブル13の内周
端部13a側の先端部は、内側コネクタ15を介して外
部のケーブル16に接続されている。
に示すように、ケーブル13の外周端部13bを直交す
る方向に折り曲げた折曲部13fに、インサート成形に
よって設けられたものである。そして、このケーブル保
持構造13dは、図15に示すように、外側円筒部12
aのホルダ部12cに挿入されて、同ホルダ部12cに
保持されるようになっている。また、ケーブル13の外
周端部13b側の先端部は、外側コネクタ17を介して
外部のケーブル16に接続されている。
ハンドル部におけるステアリングホイール側に連結さ
れ、固定体12はステアリングコラム側に固定されるよ
うになっており、ハンドル側への電気的接続をケーブル
13を介して行うようになっている。
dのように折曲部13e、13fを樹脂で固定したもの
としては、例えば特公平2−41150号公報に示され
ているものがある。
ル保持構造13c、13dは、ケーブル13の折曲部1
3e、13fにインサート成形したものであるから、イ
ンサート成形時の高温、高圧の樹脂が折曲部13e、1
3fに直接作用することになる。このため、樹脂の熱及
び圧力によって、ケーブル13の折曲部13e、13f
に残留応力が生じてしまい、例えば内側円筒部11a、
外側円筒部12a等からケーブル13に作用する力によ
って、同ケーブル13が折曲部13e、13fで切断さ
れやすくなるという問題があった。
なされたもので、その目的は、フレキシブルフラットケ
ーブルに残留応力が生じるのを防止して、同フレキシブ
ルフラットケーブルの寿命を向上させることのできるケ
ーブル保持構造を提供することにある。
に、請求項1に係る発明は、帯状に形成されたフレキシ
ブルフラットケーブルを所定の部分で折り曲げて折曲部
を形成し、この折曲部を保持するように構成したケーブ
ル保持構造であって、前記フレキシブルフラットケーブ
ルの折曲部を挿入する溝を設け、前記溝には、折曲部か
ら一方向に延在するフレキシブルフラットケーブルが通
過する第1の開口部と、折曲部から他方向に延在するフ
レキシブルフラットケーブルが通過する第2の開口部と
を設け、前記第1の開口部には、折曲部における他方向
に延在するフレキシブルフラットケーブルの側縁部に当
接して、同折曲部が一方向に抜け出るのを防止するスト
ッパを設けていることを特徴としている。
明において、第2の開口部には、折曲部における一方向
に延在するフレキシブルフラットケーブルの側縁部に当
接して、同折曲部が他方向に抜け出るのを防止するスト
ッパを設けていることを特徴としている。
項2に係る発明において、溝は、第1の壁部と第2の壁
部とによって構成されており、一方向及び他方向に延在
するフレキシブルフラットケーブルの少なくとも一方
を、第1の壁部及び第2の壁部のいずれか一方の外壁面
に沿って反転させるように構成していることを特徴とし
ている。
明において、フレキシブルフラットケーブルの反転部を
外壁面に押し付けるようにして保持する保持手段を設け
ていることを特徴としている。
項4に係る発明において、フレキシブルフラットケーブ
ルの反転部を外壁面に沿う所定の方向に案内する案内手
段を設けていることを特徴としている。
に係る発明においては、フレキシブルフラットケーブル
の折曲部を溝に挿入することによって、折曲部における
他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルの側縁
部がストッパに当接し、同フレキシブルフラットケーブ
ルが一方向に移動し得なくなる。したがって、一方向に
延在するフレキシブルフラットケーブルを確実に保持す
ることができる。
折曲部を溝に挿入するだけであるから、例えば従来例の
ようにインサート成形による高温、高圧の樹脂によっ
て、フレキシブルフラットケーブルに残留応力が生じる
ことがない。したがって、フレキシブルフラットケーブ
ルの寿命を向上させることができる。
工程を省くことができるから、製造能率の向上を図るこ
とができる。
口部に、折曲部における一方向に延在するフレキシブル
フラットケーブルの側縁部に当接して、同折曲部が他方
向に抜け出るのを防止するストッパを設けているから、
他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルを、他
方向に移動しないように確実に保持することができる。
び他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルの少
なくとも一方を、第1の壁部及び第2の壁部のいずれか
一方の外壁面に沿って反転させるように構成しているか
ら、フレキシブルフラットケーブルを反転した方向に引
っ張ると、このフレキシブルフラットケーブルを溝から
外壁面へ案内する案内面と、同フレキシブルフラットケ
ーブルとの間に摩擦力が発生する。したがって、フレキ
シブルフラットケーブルを反転させることによって、同
フレキシブルフラットケーブルをさらに確実に保持する
ことができる。
ブルフラットケーブルの反転部を外壁面に押し付けるよ
うに保持する保持手段を設けているから、この保持手段
と反転部との間、及び外壁面と反転部との間に摩擦力が
生じる。したがって、フレキシブルフラットケーブルを
さらに強固に保持することができる。
によって、反転後のフレキシブルフラットケーブルの方
向を、所定の方向に案内することができる。したがっ
て、反転後のフレキシブルフラットケーブルの方向を安
定させることができる。
1〜図14を参照して説明する。なお、図1〜図3は第
1の実施の形態、図4〜図5は第2の実施の形態、図6
〜図14は第3の実施の形態を示している。
形態について説明する。ただし、図15〜図17に示す
従来例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第1の実施の形態が図
15〜図17に示す従来例と異なる点は、ケーブル保持
構造21、22の構成が異なる点である。
〜図3に示すように、帯状に形成されたケーブル(フレ
キシブルフラットケーブル)13の内周端部13a側の
折曲部13eをインサート成形によらずに保持するよう
に構成されている。
に、直角に折り曲げられた折曲部13eを有しており、
この折曲部13eを境にして一方向Xに延在する部分
と、他方向Yに延在する部分とが直交するように形成さ
れている。そして、一方向Xに延在するケーブル13が
環状の空間K(図3参照)内に配置されており、他方向
Yに延在するケーブル13が外部導出用カバー110
(図3参照)に導かれ、内側コネクタ15を介してコネ
クタホルダ部110aに固定されている。
ブロック状に形成されたものであって、このブロックに
ケーブル13の折曲部13eを挿入する溝20が形成さ
れている。溝20には、一方向Xに延在するケーブル1
3が通過する第1の開口部20aと、他方向Yに延在す
るケーブル13が通過する第2の開口部20bとが形成
されている。そして、第1の開口部20aには、折曲部
13eにおける他方向Yに延在するケーブル13の側縁
部13gに当接して、同折曲部13eが一方向Xに抜け
出るのを防止するストッパ20cが設けられている。ま
た、第2の開口部20bには、折曲部13eにおける一
方向Xに延在するケーブル13の側縁部13hに当接し
て、同折曲部13eが他方向Yに抜け出るのを防止する
ストッパ20dが設けられている。そして、このケーブ
ル保持構造21は、図3に示すように、内側円筒部11
aのホルダ部11bに挿入されて、同ホルダ部11bに
保持されるようになっている。
折曲部13fも、上記内周端部13a側の折曲部13e
と同様に直角に形成されている。ただし、折曲部13f
から他方向Yに延在するケーブル13は、図3に示すよ
うに、外側円筒部12aに設けられたホルダ部12cか
ら外側に導かれている。また、折曲部13fを保持する
ように設けたケーブル保持構造22も、上記ケーブル保
持構造21と同様に構成されている。ただし、このケー
ブル保持構造22は、図3に示すように、外側円筒部1
2aのホルダ部12cに挿入されて、同ホルダ部12c
に保持されるようになっている。
21においては、ケーブル13の折曲部13eを溝20
に挿入することによって、他方向Yに延在するケーブル
13の側縁部13gがストッパ20cに当接し、同ケー
ブル13が一方向Xに移動し得なくなる。また、一方向
Xに延在するケーブル13の側縁部13hがストッパ2
0dに当接し、同ケーブル13が他方向Yに移動し得な
くなる。したがって、ケーブル13を一方向Xにも他方
向Yにも確実に保持することができる。
20に挿入するだけであるから、例えば従来例のように
インサート成形による高温、高圧の樹脂によって、ケー
ブル13に残留応力が生じることがない。したがって、
ケーブル13の寿命を向上させることができる。
工程を省くことができるから、製造能率の向上を図るこ
とができる。
4〜図5を参照して説明する。ただし、図1〜図3に示
す第1の実施の形態の構成要素と共通する要素には同一
の符号を付し、その説明を簡略化する。第2の実施の形
態が第1の実施の形態と異なる点は、一方向Xに延在す
るケーブル13を第1の開口部20aから後方に反転す
るように屈曲させている点である。
向Xに延在するケーブル13を第1の開口部20aから
外壁面20eに沿って後方に反転させるように構成され
ている。すなわち、第1の開口部20aから外壁面20
eにかけての部分がケーブル13を反転させるための案
内面20fになっている。この案内面20fは、例えば
円筒面のように滑らかな曲面状に形成されている。そし
て、上記溝20は、平行に対向する第1の壁部201と
第2の壁部202との間に構成されたものである。
ブル保持構造21と同様に構成されている。
21においては、一方向Xに延在するケーブル13を案
内面20fで反転させることによって、ケーブル13と
案内面20fとの間に摩擦力が生じることになる。した
がって、この摩擦力によって、一方向Xに延在するケー
ブル13の保持力をさらに高めることができ、同ケーブ
ル13をさらに確実に保持することができる。
いては、ストッパ20c、20dを一方向Xにも、他方
向Yにも設けるように構成したが、例えば一方向Xから
のみケーブル13に力が作用する場合には、他方向Yに
おけるストッパ20dを省くように構成してもよい。
うに構成したが、直交するように構成しなくてもよい。
すなわち、ケーブル13は折曲部13e、13fにおい
て直角以外の他の角度に折り曲げるように構成してもよ
い。
側円筒部11aや、外側円筒部12aと別体のもので構
成したが、これらのケーブル保持構造21、22は内側
円筒部11aや、外側円筒部12aに一体に形成したも
ので構成してもよい。
方向Xに延在するケーブル13を第1の壁部201に沿
って反転するように構成したが、この一方向Xに延在す
るケーブル13を第2の壁部202に沿って反転するよ
うに構成してもよい。この場合、第2の壁部202に
も、滑らかに湾曲する案内面20fを設けることが好ま
しい。同様にして、他方向Yに延在するケーブル13を
第1の壁部201又は第2の壁部202に沿って反転さ
せるように構成してもよい。また、一方向X及び他方向
Yに延在する両ケーブル13を、第1の壁部201及び
第2の壁部202のそれぞれに沿って反転させるように
構成してもよい。
〜図14を参照して説明する。ただし、図1〜図5に示
す第1及び第2の実施の形態と共通する要素には同一の
符号を付して説明を行なう。
造21は、図6〜図14に示すように、ケーブル13を
45度方向の斜めの線に沿う折曲部13eで折り返すこ
とによって、この折曲部13eから一方向Xに延在する
ケーブル13X及びこのケーブル13Xに直交して他方
向Yに延在するケーブル13Yを形成し、前記折り返し
によって重なったケーブル13の三角形状の重畳部13
iを保持するように構成したものである。
畳部13iを両側から挟むように設けられた第1の壁部
201及び第2の壁部202を備えてなり、前記第1の
壁部201には、一方向Xに延在するケーブル13Xの
片側の側縁であって、前記重畳部13i内まで延在する
側の側縁部13hに係止するストッパ20dを設け、前
記第2の壁部202には、他方向Yに延在するケーブル
13Yの片側の側縁であって、前記重畳部13i内まで
延在する側の側縁部13gに係止するストッパ20cを
設けていることを特徴としている。
2は、平行に対向する四角形状の板状部材によって溝2
0を構成するようになっており、斜面203a有する三
角形状の案内部203及びストッパ20cの反対側に位
置する連結側縁部204によって連結されている。上記
案内部203の斜面203aは、ケーブル13の折曲部
13eを案内するようになっている。
202には、一方向Xに延在するケーブル13Xが通る
第1の開口部20aが設けられているとともに、他方向
Yに延在するケーブル13Yが通る第2の開口部20b
が設けられている。これらの第1及び第2の開口部20
a、20bは、両者が突き当たる角の部分についてもも
連続して開口した状態になっている。
ブル13Xは、第1の壁部201の外側に反転されて、
同第1の壁部201の外壁面20eに重ねられるように
なっている。そして、第1の壁部201には、ケーブル
13Xの反転部13jを、外壁面20eに押し付けて保
持する保持手段205が設けられている。
b側から立ち上がって、反転部13jの幅方向の中央部
まで延在するように構成されている。そして、第2の開
口部20b側から立ち上がる部分が、反転部13jの一
方の側縁部13hを案内する第1の案内手段205aに
なっている。また、第1の案内手段205aから反転部
13jの幅方向の中央部に延びる部分が、アーム部20
5bになっている。さらに、アーム部205bの先端部
が、反転部13jの幅方向の中央部を外壁面20eに押
し付ける凸部205cになっている。
側縁部204の位置に、ケーブル13Xをガイドするガ
イド部材206が設けられている。このガイド部材20
6は、反転部13jの他方の側縁部13kを案内する第
2の案内手段206aと、他方の側縁部13kの上側に
突出する突起206bとを備えている。そして、上記第
1の案内手段205a及び第2の案内手段206aは、
ケーブル13Xを180度反転させた状態で、一方向X
に案内するようになっている。
は、これに連なるアーム部205bによって、ケーブル
13Xの一方の側縁部13hが外壁面20eから浮き上
がるのを防止するようになっている。また、第2の案内
手段206aにおいては、突起206bによって、ケー
ブル13Xの他方の側縁部13kが外壁面20eから浮
き上がるのを防止するようになっている。
持構造21を図3に示す回転体11のホルダ部11bに
挿入した際に、同ホルダ部11bに設けられた係止穴
(図示せず)に係止して、ホルダ部11bからの抜け止
めを行う係止突起20g(例えば図11参照)が設けら
れている。
ブル保持構造21と同様に構成されている。ただし、ケ
ーブル保持構造22の係止突起20gは、図3に示す固
定体12のホルダ部12cに挿入された際に、このホル
ダ部12cに設けられた係止穴(図示せず)に係止する
ようになっている。
は、各ホルダ11b、12cからの押圧力によって、保
持手段205がケーブル13Xの反転部13jを外壁面
20eに押し付けるようになっている。
21においては、ケーブル13の重畳部13iを第1の
壁部201と第2の壁部202との間の溝20に挿入す
ることによって、この重畳部13iが第1の壁部201
及び第2の壁部202によって挟持された状態になる。
この際、一方向Xに延在するケーブル13Xの側縁部1
3hが第1の壁部201に設けたストッパ20dに当た
り、また他方向Yに延在するケーブル13Yの側縁部1
3gが第2の壁部202に設けたストッパ20cに当た
ることになる。
Xに引き抜こうとした場合には、ケーブル13Yの側縁
部13gがストッパ20cに当たって引き抜くことがで
きない。また、ケーブル13Yを他方向Yに引き抜こう
とした場合には、ケーブル13Xの側縁部13hがスト
ッパ20dに当たって引き抜くことができない。したが
って、ケーブル13を確実に保持することができる。
1の壁部201と第2の壁部202との間の溝20に挿
入するだけであるから、例えば従来例のようにインサー
ト成形による高温、高圧の樹脂によって、ケーブル13
に残留応力が生じることがない。したがって、ケーブル
13の寿命を向上させることができる。
3Xの反転部13jを外壁面20eに押し付けて保持す
る保持手段205を設けているから、この反転部13j
と外壁面20eとの間、及び反転部13jと保持手段2
05との間に摩擦力が生じることになる。したがって、
さらに強固にケーブル13を保持することができる。
案内手段206aによって、第1の壁部201の外壁面
20eに沿って反転させたケーブル13Xを、所定の方
向に案内することができる。したがって、ケーブル13
Xの方向を安定させることができる。
2を各ホルダ部11b、ホルダ部12cに挿入すると、
それぞれのホルダ部11b、12cからの押圧力を受け
て、保持手段205がケーブル13Xの反転部13jを
第1の壁部201の外壁面20eに押圧することにな
る。したがって、ケーブル13をさらに強固に保持する
ことができるという利点がある。
1の壁部201及び第2の壁部202を平行に対向する
ように構成したが、これらの第1の壁部201及び第2
の壁部202は、その間隔が第1及び第2の開口部20
a、20bに向かうにしたがって狭まるように構成して
もよい。そして、この場合には、ケーブル13Xの側縁
部13hがストッパ20dに確実に当たるようになると
ともに、ケーブル13Yの側縁部13gがストッパ20
cに確実に当たるようになる。したがって、より確実に
ケーブル13を保持することができる。
5及びガイド部材206を設けるように構成したが、こ
れらの保持手段205及びガイド部材206を第2の壁
部202あるいは第1及び第2の壁部201、202の
双方に設けるように構成してもよい。そして、例えば第
2の壁部202に保持手段205及びガイド部材206
を設けた場合には、他方向Yに延在するケーブル13Y
も第2の壁部202の外壁面に沿って反転させることが
できる。
部13eで折り返すことによって、一方のケーブル13
Xと他方のケーブル13Yとを直交するように構成した
が、折曲部13eの方向を45度以外にすることによっ
て、一方のケーブル13Xと他方のケーブル13Yとが
直交しないように構成してもよい。ただし、この場合に
は、第1及び第2の開口部20a、20bやストッパ2
0c、20dを、各ケーブル13X、13Yの方向や各
側縁部13h、13gの位置に合わせるように構成する
必要がある。
シブルフラットケーブルの折曲部を溝に挿入することに
よって、折曲部における他方向に延在するフレキシブル
フラットケーブルの側縁部がストッパに当接し、同フレ
キシブルフラットケーブルが一方向に移動し得なくな
る。したがって、一方向に延在するフレキシブルフラッ
トケーブルを確実に保持することができる。
折曲部を溝に挿入するだけであるから、例えば従来例の
ようにインサート成形による高温、高圧の樹脂によっ
て、フレキシブルフラットケーブルに残留応力が生じる
ことがない。したがって、フレキシブルフラットケーブ
ルの寿命を向上させることができる。
工程を省くことができるから、製造能率の向上を図るこ
とができる。
口部に、折曲部における一方向に延在するフレキシブル
フラットケーブルの側縁部に当接して、同折曲部が他方
向に抜け出るのを防止するストッパを設けているから、
他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルを、他
方向に移動しないように確実に保持することができる。
び他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルの少
なくとも一方を、第1の壁部及び第2の壁部のいずれか
一方の外壁面に沿って反転させるように構成しているか
ら、フレキシブルフラットケーブルを反転した方向に引
っ張ると、このフレキシブルフラットケーブルを溝から
外壁面へ案内する案内面と、同フレキシブルフラットケ
ーブルとの間に摩擦力が発生する。したがって、フレキ
シブルフラットケーブルを反転させることによって、同
フレキシブルフラットケーブルをさらに確実に保持する
ことができる。
ブルフラットケーブルの反転部を外壁面に押し付けるよ
うに保持する保持手段を設けているから、この保持手段
と反転部との間、及び外壁面と反転部との間に摩擦力が
生じる。したがって、フレキシブルフラットケーブルを
さらに強固に保持することができる。
によって、反転後のフレキシブルフラットケーブルの方
向を、所定の方向に案内することができる。したがっ
て、反転後のフレキシブルフラットケーブルの方向を安
定させることができる。
ブル保持構造の分解斜視図。
II−II線に沿う断面図。
電装置の分解斜視図。
ブル保持構造の分解斜視図。
V−V線に沿う断面図。
ル保持構造を示す正面図。
6のS7矢視図。
6のS8矢視図。
6のS9矢視図。
図6のS10矢視図。
図7のS11矢視図。
図9のS12−S12線に沿う断面図。
図9のS13−S13線に沿う断面図。
部を示す正面図。
る相対回転部材間継電装置の分解斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 帯状に形成されたフレキシブルフラット
ケーブルを所定の部分で折り曲げて折曲部を形成し、こ
の折曲部を保持するように構成したケーブル保持構造で
あって、 前記フレキシブルフラットケーブルの折曲部を挿入する
溝を設け、 前記溝には、折曲部から一方向に延在するフレキシブル
フラットケーブルが通過する第1の開口部と、折曲部か
ら他方向に延在するフレキシブルフラットケーブルが通
過する第2の開口部とを設け、 前記第1の開口部には、折曲部における他方向に延在す
るフレキシブルフラットケーブルの側縁部に当接して、
同折曲部が一方向に抜け出るのを防止するストッパを設
けていることを特徴とするケーブル保持構造。 - 【請求項2】 第2の開口部には、折曲部における一方
向に延在するフレキシブルフラットケーブルの側縁部に
当接して、同折曲部が他方向に抜け出るのを防止するス
トッパを設けていることを特徴とする請求項1記載のケ
ーブル保持構造。 - 【請求項3】 溝は、第1の壁部と第2の壁部とによっ
て構成されており、一方向及び他方向に延在するフレキ
シブルフラットケーブルの少なくとも一方を、第1の壁
部及び第2の壁部のいずれか一方の外壁面に沿って反転
させるように構成していることを特徴とする請求項1又
は請求項2記載のケーブル保持構造。 - 【請求項4】 フレキシブルフラットケーブルの反転部
を外壁面に押し付けるようにして保持する保持手段を設
けていることを特徴とする請求項3記載のケーブル保持
構造。 - 【請求項5】 フレキシブルフラットケーブルの反転部
を外壁面に沿う所定の方向に案内する案内手段を設けて
いることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のケー
ブル保持構造。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (3)
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JP680596 | 1996-01-18 | ||
JP08213923A JP3112424B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-08-13 | ケーブル保持構造 |
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ID=26341008
Family Applications (1)
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1997
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