JP3111355B2 - 計算機システム - Google Patents
計算機システムInfo
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- JP3111355B2 JP3111355B2 JP02294864A JP29486490A JP3111355B2 JP 3111355 B2 JP3111355 B2 JP 3111355B2 JP 02294864 A JP02294864 A JP 02294864A JP 29486490 A JP29486490 A JP 29486490A JP 3111355 B2 JP3111355 B2 JP 3111355B2
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- Japan
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- debug
- debugging
- computer system
- program
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、基本部にデバッグ機能を設置した計算機シ
ステムに関し、詳しくは、システム全体のデバッグ動作
を効率よく実行できるように改善するものである。
ステムに関し、詳しくは、システム全体のデバッグ動作
を効率よく実行できるように改善するものである。
<従来の技術> デバッグ機能を内蔵した計算機システムは、通常、外
部にCRT及びキーボード等からなる端末を別に接続し、
この端末を用いてデバッグ機能を動作させている。
部にCRT及びキーボード等からなる端末を別に接続し、
この端末を用いてデバッグ機能を動作させている。
また、計算機自身にはじめから設置されている入出力
装置(CRT、キーボード等)を使用してデバッグ機能を
実現するようにしたものもある。
装置(CRT、キーボード等)を使用してデバッグ機能を
実現するようにしたものもある。
従来は上記のいずれの方式を採用してデバッグ動作を
行っていた。
行っていた。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、外部に端末を接続してデバッグ機能を
使用する前者の方式は、計算機システム1台につき、予
め入出力装置として設置されている入出力装置の他に端
末1台が必要となり、スペース上、問題がある。また、
計算機システムに設置されている入出力装置を使用する
後者の方式は、この入出力装置自身を制御するプログラ
ムをデバッグすることが困難であるという問題があっ
た。
使用する前者の方式は、計算機システム1台につき、予
め入出力装置として設置されている入出力装置の他に端
末1台が必要となり、スペース上、問題がある。また、
計算機システムに設置されている入出力装置を使用する
後者の方式は、この入出力装置自身を制御するプログラ
ムをデバッグすることが困難であるという問題があっ
た。
本発明は、上記のような問題を解決することを課題と
し、デバッグ動作を効率よく実行できる計算機システム
を得ることを目的とする。
し、デバッグ動作を効率よく実行できる計算機システム
を得ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 以上の問題を解決した本発明は、内部にデバッガ機能
を有するとともに、外部の端末に接続する接続機能を有
する計算機システムにおいて、外部に接続される前記端
末を利用してデバッグを行う他立型の第1のデバッグ用
モニタ・プログラムと自分自身にはじめから接続される
入出力装置を利用してデバッグを行う自立型の第2のデ
バッグ用プログラムとを設定し、前記第1のデバッグ用
モニタ・プログラムまたは前記第2のデバッグ用モニタ
・プログラムのいずれを使用するかを設定するステイタ
ス・レジスタを設け、立ち上げモードがデバッグ・モー
ドであれば前記ステイタス・レジスタのデバッグ・モー
ドをみて他立型か自立型かを決めることを特徴とする計
算機システムである。
を有するとともに、外部の端末に接続する接続機能を有
する計算機システムにおいて、外部に接続される前記端
末を利用してデバッグを行う他立型の第1のデバッグ用
モニタ・プログラムと自分自身にはじめから接続される
入出力装置を利用してデバッグを行う自立型の第2のデ
バッグ用プログラムとを設定し、前記第1のデバッグ用
モニタ・プログラムまたは前記第2のデバッグ用モニタ
・プログラムのいずれを使用するかを設定するステイタ
ス・レジスタを設け、立ち上げモードがデバッグ・モー
ドであれば前記ステイタス・レジスタのデバッグ・モー
ドをみて他立型か自立型かを決めることを特徴とする計
算機システムである。
<作用> 本発明の計算機システムは、ステイタス・レジスタの
設定内容をチェックし、端末を利用する第1のデバッグ
用モニタ・プログラム、または、当該計算機システムに
接続される入出力装置を利用する第2のデバッグ用プロ
グラムとを選択的に使用する。
設定内容をチェックし、端末を利用する第1のデバッグ
用モニタ・プログラム、または、当該計算機システムに
接続される入出力装置を利用する第2のデバッグ用プロ
グラムとを選択的に使用する。
<実施例> 第1図は、本発明の計算機システムの構成概念図であ
り、この図を用いて本発明システムの原理を簡単に説明
する。
り、この図を用いて本発明システムの原理を簡単に説明
する。
計算機1は、内部に第1のデバッグ用モニタ・プログ
ラムP1及び第2のデバッグ用モニタ・プログラムP2を設
置し、これらのプログラムP1,P2を切り替えるスイッチ
手段Sを備える。尚、第1のデバッグ用プログラムP1は
外部の端末を利用するデバッグ用モニタ・プログラムで
あり、第2のデバッグ用プログラムP2は自分自身の入出
力装置を利用するデバッグ用モニタ・プログラムであ
る。
ラムP1及び第2のデバッグ用モニタ・プログラムP2を設
置し、これらのプログラムP1,P2を切り替えるスイッチ
手段Sを備える。尚、第1のデバッグ用プログラムP1は
外部の端末を利用するデバッグ用モニタ・プログラムで
あり、第2のデバッグ用プログラムP2は自分自身の入出
力装置を利用するデバッグ用モニタ・プログラムであ
る。
入出力装置2は、この計算機システム固有の入出力装
置でありCRT21、キーボード22を有する。
置でありCRT21、キーボード22を有する。
端末3は計算機1の端子に接続される、CRT、キーボ
ード等を有する端末である。
ード等を有する端末である。
このような構成にて、計算機1のスイッチ手段Sにて
第1のデバッグ用プログラムP1または第2のデバッグ用
プログラムP2を切り替えて使用する。
第1のデバッグ用プログラムP1または第2のデバッグ用
プログラムP2を切り替えて使用する。
第2図は、第1図のような本発明システムの構成概念
を実現するためのハードウェア的な機能ブロック図であ
り、実際の計算機システムの内部構成である。
を実現するためのハードウェア的な機能ブロック図であ
り、実際の計算機システムの内部構成である。
尚、ここで、以後の説明を簡単にするために、外部に
端末を接続してデバッグを行う方式を他立型デバッグ、
自分自身の入出力装置を使用してデバッグを行う方式を
自立型デバッグと呼ぶことにする。
端末を接続してデバッグを行う方式を他立型デバッグ、
自分自身の入出力装置を使用してデバッグを行う方式を
自立型デバッグと呼ぶことにする。
第2図において、計算機1は、システム・バスBに、
全体を制御するCPU11と、主記憶12と、キーボード,RS通
信及びセントロニクス通信を制御するスレーブ・プロセ
ッサMPU13と、CRTコントローラ等を有するCRT制御部14
と、内部に設定される第1のデバッグ用モニタ・プログ
ラムP1(他立型デバッグ)及び第2のデバッグ用モニタ
・プログラムP2(自立型デバッグ)の動作を制御しROM
等に格納されているデバッガ15と、デバッグ・モードが
他立型デバッグまたは自立型デバッグかを設定するステ
イタス・レジスタ16とが接続されている。
全体を制御するCPU11と、主記憶12と、キーボード,RS通
信及びセントロニクス通信を制御するスレーブ・プロセ
ッサMPU13と、CRTコントローラ等を有するCRT制御部14
と、内部に設定される第1のデバッグ用モニタ・プログ
ラムP1(他立型デバッグ)及び第2のデバッグ用モニタ
・プログラムP2(自立型デバッグ)の動作を制御しROM
等に格納されているデバッガ15と、デバッグ・モードが
他立型デバッグまたは自立型デバッグかを設定するステ
イタス・レジスタ16とが接続されている。
更に、デバッグ・ボックス4は、デバッグ・モードの
立ち上げか通常モートの立ち上げか切り替えるスイッチ
手段である。そして、このデバッグ・ボックス4はセン
トロニクス通信の入出力コネクタを有して他立型デバッ
グ時に端末3と計算機1との接続部となり、端末3は他
立型デバッグの入出力部とされる。
立ち上げか通常モートの立ち上げか切り替えるスイッチ
手段である。そして、このデバッグ・ボックス4はセン
トロニクス通信の入出力コネクタを有して他立型デバッ
グ時に端末3と計算機1との接続部となり、端末3は他
立型デバッグの入出力部とされる。
さて、このように構成された本発明の計算機システム
の動作を第3図のフローチャートを用いて説明する。
の動作を第3図のフローチャートを用いて説明する。
システムの電源がオンとなると、システムの立ち上げ
動作が開始する。
動作が開始する。
そして、立ち上げモードが通常モードかデバッグ・モ
ードかをチェックし、デバッグ・モードでなく通常モー
ドであればシステムをローディングしてシステムを立ち
上げる。
ードかをチェックし、デバッグ・モードでなく通常モー
ドであればシステムをローディングしてシステムを立ち
上げる。
デバッグ・モードであればデバッグ15が動作を開始
し、ステイタス・レジスタ16をみてデバッグ・モードが
他立型デバッグまたは自立型デバッグかをみる。
し、ステイタス・レジスタ16をみてデバッグ・モードが
他立型デバッグまたは自立型デバッグかをみる。
他立型デバッグの場合は、第1のデバッグ用モニタ・
プログラムP1及び端末3を用いてデバッガ15の動作を制
御する。
プログラムP1及び端末3を用いてデバッガ15の動作を制
御する。
自立型デバッグの場合は、現在CRT21に表示されてい
る画面(ユーザ画面)の制御情報をデバッガ15の内部に
セーブし、第2のデバッグ用モニタ・プログラムP2を起
動してデバッグのための画面をCRT制御部14からCRT21へ
プロンプト出力及びデータ出力を行う。
る画面(ユーザ画面)の制御情報をデバッガ15の内部に
セーブし、第2のデバッグ用モニタ・プログラムP2を起
動してデバッグのための画面をCRT制御部14からCRT21へ
プロンプト出力及びデータ出力を行う。
即ち、システムのキーボード22からのデバッガ・コマ
ンドのキー入力に従ってエコーバック出力を行い、デバ
ッガ動作を実行する。
ンドのキー入力に従ってエコーバック出力を行い、デバ
ッガ動作を実行する。
デバッガ動作を終えると、デバッガ15からの立ち上げ
手続きにより、CRT制御情報をデバッガ画面用からユー
ザ画面用に切り替え、システムのローディングを行う。
これにより、通常のシステムが立ち上がる。通常、ユー
ザはこの状態にて当該計算機システムを使用する。
手続きにより、CRT制御情報をデバッガ画面用からユー
ザ画面用に切り替え、システムのローディングを行う。
これにより、通常のシステムが立ち上がる。通常、ユー
ザはこの状態にて当該計算機システムを使用する。
この状態で、デバッグ動作を指定するエクセプション
信号(テスト・インタラプト信号等)が割り込むと、デ
バッグ動作を開始し、ステイタス・レジスタ16をみてデ
バッグ・モードが他立型デバッグまたは自立型デバッグ
かをみる。そして、上述したのと同様の動作を繰り返し
てデバッグ動作を実行する。
信号(テスト・インタラプト信号等)が割り込むと、デ
バッグ動作を開始し、ステイタス・レジスタ16をみてデ
バッグ・モードが他立型デバッグまたは自立型デバッグ
かをみる。そして、上述したのと同様の動作を繰り返し
てデバッグ動作を実行する。
そして、デバッガへの命令でエクセプションを期待す
る命令(ブレーク・ポイント、テスト・インタラプト、
“G",“T"命令等)を実行すると、CRT制御情報をロード
してユーザ画面に戻り、ユーザ・プログラムによるエク
セプション発生を期待する。
る命令(ブレーク・ポイント、テスト・インタラプト、
“G",“T"命令等)を実行すると、CRT制御情報をロード
してユーザ画面に戻り、ユーザ・プログラムによるエク
セプション発生を期待する。
このようにして、本発明システムのデバッグ動作は実
行される。
行される。
<発明の効果> 本発明の計算機システムによれば、自立型デバッグで
は計算機システム単体でシステムの基本部のデバッグが
可能となり、デバッグの環境の構築、スペースが有効に
取れる。そして、自立型デバッグと他立型デバッグとの
切り替えにより自立型デバッグでは不可能な計算機シス
テムのCRT画面、キーボード等に関するユーザのオペレ
ーションが介在する動作のデバッグを他立型デバッグで
行うことができる。このように、自立型デバッグと他立
型デバッグとの混在環境により、計算機システムの基本
部デバッグを効果的に行うことができる。
は計算機システム単体でシステムの基本部のデバッグが
可能となり、デバッグの環境の構築、スペースが有効に
取れる。そして、自立型デバッグと他立型デバッグとの
切り替えにより自立型デバッグでは不可能な計算機シス
テムのCRT画面、キーボード等に関するユーザのオペレ
ーションが介在する動作のデバッグを他立型デバッグで
行うことができる。このように、自立型デバッグと他立
型デバッグとの混在環境により、計算機システムの基本
部デバッグを効果的に行うことができる。
第1図は本発明を実施した計算機システムの構成概念
図、第2図は本発明のハードウェア的な構成ブロック
図、第3図は本発明システムの動作を表わすフローチャ
ートである。 1……計算機、11……CPU、12……主記憶、 13……スレーブ・プロセッサ、14……CRT制御部、 15……デバッガ、16……ステイタス・レジスタ、 2……入出力装置、21……CRT、22……キーボード、 3……端末、4……デバッグ・ボックス、 B……システム・バス。
図、第2図は本発明のハードウェア的な構成ブロック
図、第3図は本発明システムの動作を表わすフローチャ
ートである。 1……計算機、11……CPU、12……主記憶、 13……スレーブ・プロセッサ、14……CRT制御部、 15……デバッガ、16……ステイタス・レジスタ、 2……入出力装置、21……CRT、22……キーボード、 3……端末、4……デバッグ・ボックス、 B……システム・バス。
Claims (1)
- 【請求項1】内部にデバッガ機能を有するとともに、外
部の端末に接続する接続機能を有する計算機システムに
おいて、外部に接続される前記端末を利用してデバッグ
を行う他立型の第1のデバッグ用モニタ・プログラムと
自分自身にはじめから接続される入出力装置を利用して
デバッグを行う自立型の第2のデバッグ用プログラムと
を設定し、前記第1のデバッグ用モニタ・プログラムま
たは前記第2のデバッグ用モニタ・プログラムのいずれ
を使用するかを設定するステイタス・レジスタを設け、
立ち上げモードがデバッグ・モードであれば前記ステイ
タス・レジスタのデバッグ・モードをみて他立型か自立
型かを決めることを特徴とする計算機システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02294864A JP3111355B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02294864A JP3111355B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 計算機システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167145A JPH04167145A (ja) | 1992-06-15 |
JP3111355B2 true JP3111355B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17813243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02294864A Expired - Fee Related JP3111355B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 計算機システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7921303B2 (en) | 2005-11-18 | 2011-04-05 | Qualcomm Incorporated | Mobile security system and method |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP02294864A patent/JP3111355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167145A (ja) | 1992-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |