JP4024026B2 - 半導体装置および評価装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置および評価装置に関し、特に、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置および評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、半導体装置によるエミュレーション結果を評価する評価ツールとを有する評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロプロセッサを有するシステムを開発する場合には、マイクロプロセッサと周辺装置等との整合性を検査するとともに、例えば、ROM(Read Only Memory)等に格納するファームウエアが正常に動作するか否かについて検査する必要がある。
【0003】
このような検査を行う場合には、マイクロプロセッサの内部状態を監視したり、ファームウエアの任意の位置で実行停止したりする必要がある。そこで、マイクロプロセッサの機能をエミュレートする機能およびマイクロプロセッサの内部状態を監視する機能等を有する評価装置を製造し、開発しようとするシステムのボード(以下、ターゲットボードと称する)に接続し、この評価装置に対してパーソナルコンピュータ等から指令を送ることにより以上のような検査を行うことが従来から行われていた。
【0004】
図8は、従来におけるマイクロプロセッサを検査する評価システムの構成例である。この図に示すように、従来のシステムは、ターゲットボード10、評価マイコン12、評価ツール14、および、パーソナルコンピュータ16によって構成されている。
【0005】
ここで、ターゲットボード10は、開発しようとするシステムのプリント配線板であり、複数の半導体装置、電子部品等が配置されているとともに、マイクロプロセッサが挿入されるソケット10aが配置されている。
【0006】
評価マイコン12は、ソケット10aに挿入されるべきマイクロプロセッサの機能と、マイクロプロセッサを監視する機能とを有している。なお、評価マイコン12は、ケーブル11によってソケット10aと接続され、ターゲットボード10との間でデータを授受する。また、評価マイコン12は、評価ツール14とケーブル13によって接続され、ROMデータおよび制御信号を受信して対応する処理を実行するとともに、得られたデータを評価ツール14に送信する。
【0007】
評価ツール14は、パーソナルコンピュータ16から供給されたデータに基づいてROMデータ(ROMに格納されるファームウエアのデータ)を生成し、評価マイコン12に供給するとともに、評価マイコン12を制御するための制御信号を生成して評価マイコン12に供給する。更に、評価マイコン12から取得したデータを、パーソナルコンピュータ16に対して供給する。
【0008】
パーソナルコンピュータ16は、評価ツール14に対してケーブル15を介してROMデータを供給するとともに、評価マイコン12を制御するための制御信号を供給する。また、パーソナルコンピュータ16は、評価マイコン12によって収集されたデータを取得し、解析する。
【0009】
次に、以上の従来例の動作について説明する。
ユーザは、パーソナルコンピュータ16を操作し、評価マイコン12に対して制御信号を供給し、マイクロプロセッサをエミュレーションモード(後述する)からデバッグモード(後述する)に変更し、ターゲットボード10の環境に応じた設定を行う。なお、具体的な設定項目としては、アドレス空間上におけるROM領域の設定、ROMのマスク領域(使用禁止領域)の設定等を行う。
【0010】
ここで、エミュレーションモードは、評価マイコン12がマイクロプロセッサに対してROMデータを供給して動作させる通常の動作モードであり、また、デバッグモードは、評価マイコン12内部の状態設定を行うための動作モードである。
【0011】
次に、ユーザは、デバッグの対象となるROMデータをパーソナルコンピュータ16から評価ツール14に送り、評価マイコン12に供給させる。
評価マイコン12では、マイクロプロセッサが評価ツール14から供給されたROMデータに基づいて、各種演算処理を実行するとともに、ターゲットボード10の各部を制御する。このとき、評価ツール14は、評価マイコン12のマイクロプロセッサの内部状態を監視し、パーソナルコンピュータ16に通知する。
【0012】
パーソナルコンピュータ16は、評価ツール14から供給された内部状態に関する情報を、所定のタイミング(例えば、所定の命令が実行された時点)で取得し、ROMデータと関連付けて表示することにより、ROMデータが正常に動作しているか否かについて知ることができる。また、正常に実行されない場合には、ROMデータを変更することによりデバッグすることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
近年では、携帯電話や家電製品にもマイクロプロセッサが搭載されるようになっており、これらの製品に搭載されているマイクロプロセッサについても動作確認を行う必要がある。
【0014】
ところで、これらの製品は、例えば、パーソナルコンピュータ等とは異なり、所定の手続きを経ずに電源が遮断され、再度起動される場合が少なくない。そこで、そのような場合であってもシステムが誤動作しないか検証する必要がある。
【0015】
ところで、従来の評価システムでは、評価マイコン12の電源は、ターゲットボード10から供給されていたため、電源が切断されて再投入される際に、評価マイコン12に設定されている前述したデータが消えてしまう場合があった。
【0016】
そこで、電源が再投入された場合には、デバッグモードに遷移してこれらのデータを再度設定し直し、エミュレーションモードに復元する必要があることから、その分だけ余計に時間が必要となり、電源投入時における正確な動作状況が監視できないという問題点があった。
【0017】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、電源再投入時における動作を正確に監視することが可能な半導体装置および評価装置を提供すること目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、評価対象となるターゲットボード2に実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツール3に供給する半導体装置1において、前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路1aと、前記エミュレーション回路1aと前記評価ツール3との間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路1bと、前記エミュレーション回路1aに対して前記ターゲットボード2から電源を供給する第1の電源供給回路1cと、前記インタフェース回路1bに対して前記評価ツール3から電源を供給する第2の電源供給回路1dと、を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
【0019】
ここで、エミュレーション回路1aは、マイクロプロセッサの機能をエミュレートする。インタフェース回路1bは、エミュレーション回路1aと評価ツール3との間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する。第1の電源供給回路1cは、エミュレーション回路1aに対してターゲットボード2から電源を供給する。第2の電源供給回路1dは、インタフェース回路1bに対して評価ツール3から電源を供給する。
【0020】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
【0021】
ここで、エミュレーション回路は、マイクロプロセッサの機能をエミュレートする。インタフェース回路は、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有する。保持回路は、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する。第1の電源供給回路は、エミュレーション回路およびインタフェース回路に対してターゲットボードから電源を供給する。第2の電源供給回路は、保持回路に対して評価ツールから電源を供給する。
【0022】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、前記半導体装置は、前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、前記エミュレーション回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、前記インタフェース回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を有することを特徴とする評価装置が提供される。
【0023】
ここで、半導体装置のエミュレーション回路は、マイクロプロセッサの機能をエミュレートする。インタフェース回路は、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する。第1の電源供給回路は、エミュレーション回路に対してターゲットボードから電源を供給する。第2の電源供給回路は、インタフェース回路に対して評価ツールから電源を供給する。
【0024】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、前記半導体装置は、前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を有することを特徴とする評価装置が提供される。
【0025】
ここで、半導体装置のエミュレーション回路は、マイクロプロセッサの機能をエミュレートする。インタフェース回路は、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有する。保持回路は、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する。第1の電源供給回路は、エミュレーション回路およびインタフェース回路に対してターゲットボードから電源を供給する。第2の電源供給回路は、保持回路に対して評価ツールから電源を供給する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の半導体装置1は、エミュレーション回路1a、インタフェース回路1b、第1の電源供給回路1c、および、第2の電源供給回路1dによって構成され、ターゲットボード2に実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートするとともに、エミュレーションの結果を評価ツール3に供給する。
【0027】
ターゲットボード2は、評価対象となるボードであり、マイクロプロセッサが実装されるべきソケットには、ケーブルが接続されており、このケーブルを介して半導体装置1と接続されている。
【0028】
評価ツール3は、半導体装置1を制御するための制御信号と、デバッグの対象となるROMデータを供給するとともに、エミュレーション結果を取得し、例えば、図示せぬパーソナルコンピュータ等に供給して表示させる。
【0029】
ここで、半導体装置1のエミュレーション回路1aは、ターゲットボード2に実装されるべきマイクロプロセッサの機能をエミュレートする。
インタフェース回路1bは、エミュレーション回路1aと評価ツール3との間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する。
【0030】
第1の電源供給回路1cは、エミュレーション回路1aに対してターゲットボード2から電源を供給する。
第2の電源供給回路1dは、インタフェース回路1bに対して評価ツール3から電源を供給する。
【0031】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
(1)半導体装置1の環境設定を行う際の動作
ターゲットボード2と評価ツール3の電源が投入されると、第1の電源供給回路1cは、ターゲットボード2から供給される電源をエミュレーション回路1aに供給する。また、第2の電源供給回路1dは、評価ツール3から供給される電源をインタフェース回路1bに供給する。その結果、エミュレーション回路1aとインタフェース回路1bとが動作可能の状態になる。
【0032】
すると、リセットシーケンスが実行され、エミュレーション回路1aが最初に実行すべきROMデータが格納されているアドレス(開始アドレス)がターゲットボード2から示される。
【0033】
リセットシーケンスが終了すると、エミュレーション回路1aは、開始アドレスからのROMデータの読み出し要求を評価ツール3に対して行う。その結果、評価ツール3は、ツールプログラム(環境設定を行うためのプログラム)を読み出し、半導体装置1に供給する。その結果、エミュレーション回路1aは、供給されたツールプログラムに従って、インタフェース回路1bが有するレジスタ等を設定することにより、ターゲットボード2に応じた環境設定を行う。
【0034】
(2)ユーザプログラムを実行する動作
環境設定が終了すると、評価ツール3は、半導体装置1に対して制御信号を送り、リセットシーケンスを再度実行させる。その結果、エミュレーション回路1aが最初に実行すべきROMデータが格納されているアドレス、即ち、開始アドレスがターゲットボード2から示される。
【0035】
リセットシーケンスが終了すると、エミュレーション回路1aは、開始アドレスからのROMデータの読み出し要求を評価ツール3に対して行う。その結果、評価ツール3は、ユーザプログラム(デバッグの対象となるプログラム)を読み出し、半導体装置1に供給する。その結果、エミュレーション回路1aは、供給されたユーザプログラムに従って、各種演算処理を実行するとともに、ターゲットボード2の各部を制御する。
【0036】
なお、このとき、評価ツール3によって適当なブレークポイントを設定することにより、ユーザプログラムの任意の位置でプログラムの実行を停止するとともに、その時点におけるエミュレーション回路1aの内部レジスタの状態を監視することにより、ユーザプログラムをデバッグすることが可能になる。
【0037】
(3)電源が切断された場合の動作
ユーザプログラムが実行中に、ターゲットボード2の電源が切断されると、第1の電源供給回路1cからの電源の供給が遮断されるので、エミュレーション回路1aは動作を停止する。一方、インタフェース回路1bは、第2の電源供給回路1dから電源が供給されており、評価ツール3は電源が供給されたままの状態であるので、インタフェース回路1bは動作状態を保つ。
【0038】
(4)電源が切断された後に再投入された場合の動作
ターゲットボード2に対して電源が再投入されると、第1の電源供給回路1cからエミュレーション回路1aに対して電源の供給が再開される。その結果、エミュレーション回路1aは動作可能の状態になる。このとき、インタフェース回路1bには第2の電源供給回路1dから電源が供給されたままの状態であるので、設定されたデータは保持されていることから、新たに設定を行う必要がない。
【0039】
従って、前述した(1)の動作を省略して、(2)の動作を行うことができる。ここで、通常のマイクロプロセッサは、電源投入後は直ちに(2)の動作を行う(但し、リセットシーケンスの実行はターゲットボード側の要求により開始される点は異なる)ことから、電源を再度投入した場合には、通常のマイクロプロセッサと同等の動作を実現することができる。
【0040】
以上に説明したように、発明では、エミュレーション回路1aに対してはターゲットボード2から電源を供給し、インタフェース回路1bに対しては評価ツール3から電源を供給するようにしたので、ターゲットボード2の電源が切断された場合であってもインタフェース回路1bには評価ツール3から電源を供給するのでインタフェース回路1bに内蔵されているデータが消去されることを防止することができる。その結果、ターゲットボード2の電源が再投入された場合に、インタフェース回路1bを再設定することなく、直ちにユーザプログラムの実行が可能になるので、通常のマイクロプロセッサと同等のエミュレーション結果を得ることができる。
【0041】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の実施の形態のシステムは、ターゲットボード10、評価マイコン18、評価ツール14、および、パーソナルコンピュータ16によって構成されている。なお、図8の場合と比較すると、評価マイコン12が評価マイコン18に置換されているがそれ以外は、図8の場合と同様である。
【0042】
ここで、ターゲットボード10は、開発しようとするシステムのプリント配線板であり、複数の半導体装置、電子部品等が配置されているとともに、マイクロプロセッサが挿入されるソケット10aが配置されている。
【0043】
評価マイコン18は、ソケット10aに挿入されるべきマイクロプロセッサの機能と、マイクロプロセッサを監視する機能とを有している。評価マイコン18は、ケーブル11によってソケット10aと接続され、ターゲットボード10との間でデータを授受する。また、評価マイコン18は、評価ツール14とケーブル13によって接続され、制御データを受信して対応する処理を実行するとともに、得られたデータを評価ツール14に送信する。
【0044】
評価ツール14は、パーソナルコンピュータ16から供給されたデータに基づいてROMデータ(ROMに格納されるファームウエアのデータ)を生成し、評価マイコン18に供給するとともに、評価マイコン18を制御するための制御信号を生成して評価マイコン18に供給する。更に、評価ツール14は、評価マイコン18から取得したデータを、パーソナルコンピュータ16に対して供給する。
【0045】
パーソナルコンピュータ16は、評価ツール14に対してROMデータを供給するとともに、評価マイコン18を制御するための制御信号を供給する。また、パーソナルコンピュータ16は、評価マイコン18によって収集されたデータを取得し、解析する。
【0046】
図3は、評価マイコン18の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、評価マイコン18は、端子t1〜t12、バッファb1〜b10、CPU(Central Processing Unit)20、レベルコンバータ21、評価ユニット22、周辺リソース23、電源ライン24、および、電源ライン25によって構成されている。
【0047】
ここで、端子t1は、ターゲットボード10からの電源の供給を受け、バッファb1〜b7、CPU20、レベルコンバータ21、および、周辺リソース23に供給する。
【0048】
端子t2〜t6は、ケーブル11を介してターゲットボード10と接続され、ターゲットボード10から出力されたデータを、バッファb1〜b5に供給するとともに、バッファb1〜b5から出力されたデータを、ケーブル11を介してターゲットボード10に供給する。
【0049】
端子t7,t8は、ケーブル11を介してターゲットボード10と接続され、ターゲットボード10から出力されたデータを、バッファb6,b7に供給するとともに、バッファb6,b7から出力されたデータを、ケーブル11を介してターゲットボード10に供給する。
【0050】
バッファb1〜b5は、CPU20とターゲットボード10との間でデータを授受する際に、データを一時的に格納することにより、データ転送速度の差を吸収する。
【0051】
バッファb6,b7も同様に、周辺リソース23とターゲットボード10との間でデータを授受する際に、データを一時的に格納することにより、データの転送速度の差を吸収する。
【0052】
CPU20は、ターゲットボード10に搭載されるべきマイクロプロセッサであり、量産品のプロセッサと同様の機能を有しており、レベルコンバータ21から供給されたROMデータに応じた処理を実行し、処理結果として得られたデータを、レベルコンバータ21を介して評価ユニット22に供給する。また、ROMデータに従ってターゲットボード10および周辺リソース23を制御する。
【0053】
レベルコンバータ21は、信号レベルを変換し、CPU20と評価ユニット22との間でデータを正確に授受できるようにする。
評価ユニット22は、インタフェースの機能を有しているとともに、その内部に環境設定用のレジスタを有しており、レジスタの設定は評価ツール14から供給されるツールプログラムをCPU20が実行することにより行われる。また、レジスタに設定されたデータに基づいて割り込みを発生し、CPU20に対して所定の処理を実行させる。
【0054】
周辺リソース23は、CPU20の周辺装置であり、例えば、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)、タイマ等によって構成されている。
電源ライン24は、ターゲットボード10から出力された電源を、バッファb1〜b7,CPU20、レベルコンバータ21、および、周辺リソース23に供給する。
【0055】
電源ライン25は、評価ツール14から出力された電源を、バッファb8〜b10、評価ユニット22、および、レベルコンバータ21に供給する。
次に、図4を参照して、図2に示す評価ツール14の詳細な構成例について説明する。
【0056】
図4に示すように、評価ツール14は、エバ信号インタフェース30、ROMデータ生成部31、制御信号生成部32、および、シリアルインタフェース33によって構成されている。
【0057】
エバ信号インタフェース30は、評価マイコン18との間でエバ(Eva:Evaluation)信号、即ち、評価信号を授受する。
ROMデータ生成部31は、シリアルインタフェース33を介してパーソナルコンピュータ16から供給されたデータからROMデータを生成して格納し、エバ信号インタフェース30を介して供給されるアドレス信号によって指定されるROMデータを読み出して評価マイコン18に供給する。
【0058】
制御信号生成部32は、シリアルインタフェース33から供給されたデータから制御信号を生成し、エバ信号インタフェース30を介して評価マイコン18に対し、制御信号とアクノリッジ(acknowledge)信号を授受する。
【0059】
シリアルインタフェース33は、例えば、USB(Universal Serial Port)等によって構成され、パーソナルコンピュータ16から供給されたデータのフォーマットを評価ツール14内部の表現形式に変換する。
【0060】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。以下では、起動時の動作((1.1)〜(1.5))について説明し、続いて、再起動時の動作((2.1)〜(2.2))について説明する。
【0061】
なお、以下の動作が実行される前提として、パーソナルコンピュータ16においてツールプログラムおよびユーザプログラムが作成され、例えば、内蔵されている記憶装置にこれらが格納されていることが必要である。これらのプログラムは、パーソナルコンピュータ16において、例えば、コンパイル言語によって記述され、コンパイラによって翻訳されることにより、評価マイコン18が実行可能な命令群に変換される。
【0062】
(1)初めて電源を投入する場合の動作
(1.1)起動時の動作
パーソナルコンピュータ16に電源が投入され、続いて、評価ツール14に電源が投入され、最後に評価マイコン18に電源が投入されると、ターゲットボード10から電源ライン24を介してCPU20、レベルコンバータ21、周辺リソース23、および、バッファb1〜b7に電力が供給される。また、評価ツール14からは、電源ライン25を介して、バッファb8〜b10、評価ユニット22、レベルコンバータ21に電源が供給される。その結果、評価マイコン18は動作可能の状態になる。
【0063】
(1.2)リセットシーケンス動作
CPU20が動作可能な状態になると、リセットシーケンスが実行される。即ち、先ず、CPU20のモード端子に対して、内部ROM又は外部ROMの何れかよりデータを読み出すかを指定する信号がターゲットボード10から供給される。いまの例では、内部ROMを選択する信号が入力される。
【0064】
続いて、パーソナルコンピュータ16からは、ツールプログラム(評価ユニットの内部レジスタ等を初期設定するためのプログラム)の開始アドレスを指定するデータが供給され、このデータは、評価ツール14のROMデータ生成部31に一旦格納された後、評価マイコン18のCPU20に供給される。
【0065】
(1.3)ツールプログラムの実行動作
CPU20は、ROMデータ生成部31の開始アドレスに該当するアドレスにアクセスし、データの読み出しを要請する。このとき、ROMデータ生成部31には、パーソナルコンピュータ16から供給されたツールプログラムが、開始アドレスに対応するアドレスを先頭として格納されているので、ROMデータ生成部31は、エバ信号インタフェース30から供給された開始アドレスに該当するデータを取得し、エバ信号インタフェース30を介して評価マイコン18に供給する。
【0066】
評価マイコン18は、端子t10〜t12を介して供給されたデータを読み込み、バッファb8〜b10に一旦格納した後、評価ユニット22を介してレベルコンバータ21に供給する。
【0067】
レベルコンバータ21では、受信したデータを、ターゲットボード10の電源電圧に応じた信号レベルに変換した後、CPU20に供給する。
CPU20は、受け取ったROMデータを実行する。このROMデータは、前述のようにツールプログラムであるので、CPU20は、このプログラムに応じて、ROM領域を指定するデータおよびマスク領域を指定するデータ等を、評価ユニットに内蔵されているレジスタに設定する。その結果、CPU20は、この設定されたデータを参照し、適切な領域からデータを読み出すことが可能になる。即ち、CPU20は、アドレス空間のマッピング情報を得ることができる。
【0068】
(1.4)リセットシーケンス動作
以上のようにして評価ユニットに環境設定用データが格納されると、パーソナルコンピュータ16は、評価マイコン18をリセットするための制御信号を評価ツール14に送る。評価ツール14の制御信号生成部32は、この制御信号をシリアルインタフェース33から取得し、エバ信号インタフェース30を介して評価マイコン18に供給する。
【0069】
評価マイコン18は、この制御信号を受信し、評価ユニット22、レベルコンバータ21を介してCPU20に供給する。その結果、CPU20は、リセットを実行するので、2回目のリセットシーケンスが実行される。
【0070】
リセットシーケンスが実行されると、先ず、CPU20のモード端子に対して、内部ROM又は外部ROMの何れかよりデータを読み出すかを指定する信号がターゲットボード10から供給される。いまの例では、内部ROMを選択する信号が入力される。
【0071】
続いて、パーソナルコンピュータ16からは、ユーザプログラム(ユーザが作成したプログラム)の開始アドレスを指定するデータが供給され、このデータは、評価ツール14のROMデータ生成部31に一旦格納された後、評価マイコン18のCPU20に供給される。
【0072】
(1.5)ユーザプログラムの実行動作
CPU20は、ROMデータ生成部31の開始アドレスに該当するアドレスにアクセスし、データの読み出しを要請する。このとき、ROMデータ生成部31には、パーソナルコンピュータ16から供給されたユーザプログラムが開始アドレスに対応するアドレスを先頭として格納されているので、ROMデータ生成部31は、エバ信号インタフェース30から供給された開始アドレスに該当するデータを取得し、エバ信号インタフェース30を介して評価マイコン18に供給する。
【0073】
評価マイコン18では、供給されたデータは、端子t10〜t12を介して読み込まれ、バッファb8〜b10に一旦格納された後、評価ユニット22を介してレベルコンバータ21に供給される。
【0074】
レベルコンバータ21は、受信したデータを、ターゲットボード10の電源電圧に応じた信号レベルに変換した後、CPU20に供給する。
CPU20は、受け取ったROMデータ、即ち、ユーザプログラムを実行する。その結果、CPU20は、ユーザプログラムに従って各種演算処理を実行するとともに、ターゲットボード10の各部を制御する。
【0075】
このとき、パーソナルコンピュータ16からブレークポイントを設定することにより、ユーザプログラムを任意の位置で停止することができ、また、そのときのレジスタの内容を参照することができるので、ユーザは、停止位置を任意に設定し、また、そのときのレジスタの値を参照することにより、ユーザプログラムをデバッグすることができる。
【0076】
(2)再起動時の動作
(2.1)電源切断時の動作
ユーザプログラムが実行されている状態(前述の(1.5)の状態)において、ターゲットボード10の電源が切断されると、ターゲットボード10からの電源の供給が遮断されるので、CPU20、バッファb1〜b7、レベルコンバータ21、および、周辺リソース23への電源の供給が遮断される。
【0077】
その結果、CPU20、周辺リソース23等は動作を停止した状態になる。なお、このとき、レベルコンバータ21に対しては、評価ツール14側から電源が供給されているので、ターゲットボード10からの電源が急に遮断された場合であっても、誤動作を誘発するノイズが評価ツール14側に伝達されることを防止できる。
【0078】
(2.2)電源再投入時の動作
ターゲットボード10に対して電源が再度投入されると、電源ライン24を介してCPU20、レベルコンバータ21、周辺リソース23、および、バッファb1〜b7に電力が供給される。その結果、評価マイコン18は動作可能の状態になる。
【0079】
(2.3)リセットシーケンス動作
CPU20が動作可能な状態になると、リセットシーケンスが実行される。即ち、先ず、CPU20のモード端子に対して、内部ROM又は外部ROMの何れかよりデータを読み出すかを指定する信号がターゲットボード10から供給される。いまの例では、内部ROMを選択する信号が入力される。
【0080】
続いて、パーソナルコンピュータ16からは、ユーザプログラムの開始アドレスを指定するデータが供給され、このデータは、評価ツール14のROMデータ生成部31に一旦格納された後、評価マイコン18のCPU20に供給される。
【0081】
(2.4)ユーザプログラムの実行動作
CPU20は、ROMデータ生成部31の開始アドレスに該当するアドレスにアクセスし、データの読み出しを要請する。このとき、ROMデータ生成部31には、(1.5)において格納されたユーザプログラムがそのままの状態で保持されているので、ROMデータ生成部31は、エバ信号インタフェース30から供給された開始アドレスに該当するデータを取得し、エバ信号インタフェース30を介して評価マイコン18に供給する。
【0082】
評価マイコン18では、供給されたデータは、端子t10〜t12を介して読み込まれ、バッファb8〜b10に一旦格納された後、評価ユニット22を介してレベルコンバータ21に供給される。
【0083】
レベルコンバータ21は、受信したデータを、ターゲットボード10の電源電圧に応じた信号レベルに変換した後、CPU20に供給する。
CPU20は、受け取ったROMデータ、即ち、ユーザプログラムを実行する。その結果、ユーザプログラムが再度実行されることになる。
【0084】
以上の実施の形態によれば、電源が切断された場合でも、評価ユニット22には、評価ツール14から電源が供給され、内部のレジスタに設定されたデータが保持されたままの状態となるので、再起動時にはツールプログラムを実行することなく、ユーザプログラムを直接実行することができる。ここで、量産チップの場合には、再起動時には本発明の実施の形態と同様にユーザプログラムが直接実行されるので、量産チップと同様の条件において動作チェックを行うことが可能になる。
【0085】
また、CPU20と評価ユニット22の間にレベルコンバータ21を配置するようにしたので、ターゲットボード10の電源が切断された場合に発生するノイズが評価ツール14側に伝達されて誤動作を誘発することを防止できる。また、ターゲットボード10は、様々な種類の電源電圧が使用されるので、どのような電圧が選択された場合であっても評価マイコン18を正常に動作させることが可能になる。
【0086】
次に、以上の処理の流れをフローチャートを参照して簡潔に説明する。
図5は、本発明の実施の形態において電源が投入された場合の動作を説明するフローチャートである。電源が投入された際の処理の流れを以下に説明する。なお、このフローチャートは、前述した(1.1)〜(1.5)に対応している。
【0087】
ステップS10:
ユーザによりパーソナルコンピュータ16、評価ツール14、および、ターゲットボード10に電源が投入される(前述の(1.1)に対応)。
【0088】
ステップS11:
CPU20のモード端子に対して外部ROMまたは内部ROMを選択する信号が供給されるとともに、ツールプログラムの開始アドレスを供給するリセットシーケンスが実行される(前述の(1.2)に対応)。
【0089】
ステップS12:
評価ユニット22の内部レジスタに対して、ROM領域を指定するデータや、ROMのマスク領域を指定するデータを設定するツールプログラムが実行される(前述の(1.3)に対応)。
【0090】
ステップS13:
CPU20のモード端子に対して外部ROMまたは内部ROMを選択する信号が供給されるとともに、ユーザプログラムの開始アドレスを供給するリセットシーケンスが実行される(前述の(1.4)に対応)。
【0091】
ステップS14:
デバッグの対象となるユーザプログラムが実行される(前述の(1.5)に対応)。
【0092】
次に、図6を参照して、ターゲットボード10の電源が一旦遮断された後に再起動された場合の動作について説明する。なお、このフローチャートは、前述した(2.1)〜(2.4)に対応している。
【0093】
ステップS20:
ユーザによりターゲットボード10の電源が投入される(前述の(2.2)に対応)。
【0094】
ステップS21:
CPU20のモード端子に対して外部ROMまたは内部ROMを選択する信号が供給されるとともに、ユーザプログラムの開始アドレスを供給するリセットシーケンスが実行される(前述の(2.3)に対応)。
【0095】
ステップS22:
デバッグの対象となるユーザプログラムが実行される(前述の(2.4)に対応)。
【0096】
ところで、図6に示すフローチャートは、本実施の形態が再起動された場合の動作であるとともに、量産チップが再起動された場合の動作にも該当する。従って、再起動の場合であっても図5に示す動作が実行される従来例に比較して、より実物に近い動作環境下でデバッグを行うことが可能になる。
【0097】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。なお、この図において、図3に示す本発明の第1の実施の形態と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその詳細な説明については省略する。
【0098】
図7に示す第2の実施の形態では、図3の場合に比較して、評価ユニット22が評価ユニット40に置換されている。また、CPU20と評価ユニット22の間に配置されていたレベルコンバータ21が除外され、レベルコンバータ41とレジスタマクロ42が新たに付加され、また、評価ユニット40とバッファb8〜b10の間にレベルコンバータ43が新たに付加されている。それ以外の構成は、図3の場合と同様である。
【0099】
ここで、評価ユニット40は、評価ユニット22に内蔵されているレジスタが除外されたものである。なお、除外されたレジスタは、レジスタマクロ42として評価ユニット40の外部に配置されている。
【0100】
レベルコンバータ41は、評価ユニット40とレジスタマクロ42との間に配置され、評価ユニット40から出力された信号を、レジスタマクロ42の電源電圧に該当する信号レベルに変換するとともに、レジスタマクロ42から出力された信号を、評価ユニット40の電源電圧に該当する信号レベルに変換する。
【0101】
レジスタマクロ42は、図3に示す評価ユニット22に内蔵されているレジスタに該当するものである。なお、このレジスタマクロ42には、評価ツール14から電源が供給されている。
【0102】
レベルコンバータ43は、評価ユニット40の信号レベルと、バッファb8〜b10の信号レベルが相互に合致するように信号レベルの変換を行う。
電源ライン24は、ターゲットボード10から出力された電流をバッファb1〜b7、CPU20、周辺リソース23、評価ユニット40、および、レベルコンバータ41,43に供給し、電源ライン25は、評価ツール14から出力された電源をバッファb8〜b10、レベルコンバータ41,43、および、レジスタマクロ42に供給する。
【0103】
次に、以上の実施の形態の動作について図3の場合との差異を明確にしながら以下に簡単に説明する。
図7に示す実施の形態では、前述した(1.3)において、評価ユニット40に格納されるべきデータが、レベルコンバータ41を介してレジスタマクロ42に格納される。また、前述した(1.5)および(2.4)の動作において、CPU20がレベルコンバータ41を介してレジスタマクロ42を参照し、アドレス空間のマッピング状況を把握する以外は、図3に示す第1の形態の動作と同様である。
【0104】
ところで、CPU20と評価ユニット40との間の配線は、評価ユニット40とレジスタマクロ42の間の配線と、評価ユニット40とバッファb8〜b10との間の配線の総数よりも多い。従って、図3に示すように、CPU20と評価ユニット22の間に配置されているレベルコンバータ21を除外し、図7に示すように、レジスタマクロ42と評価ユニット40の間と、評価ユニット40とバッファb8〜b10の間に配置することにより各配線毎に1個必要とされるレベルコンバータ素子の個数を削減することが可能になる。その結果、回路規模を縮減することが可能になる。
【0105】
なお、以上の実施の形態は、ほんの一例であって、本発明がこのような回路構成のみに限定されるものではないことはいうまでもない。
また、以上の実施の形態における評価マイコン18を、例えば、CMOSプロセス等により半導体装置として実施することも可能である。
【0106】
更に、以上の実施の形態では、評価マイコン18と評価ツール14とを別の構成としたが、これらを統合して一つの構成とすることも可能である。
(付記1) 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、
前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、
前記エミュレーション回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
前記インタフェース回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
を有することを特徴とする半導体装置。
【0107】
(付記2) 前記エミュレーション回路と、前記インタフェース回路の間には、レベルコンバータが配置されていることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
【0108】
(付記3) 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
【0109】
(付記4) 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、
前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、
前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、
前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
を有することを特徴とする半導体装置。
【0110】
(付記5) 前記インタフェース回路と保持回路の間と、前記インタフェース回路と前記評価ツールの間にはそれぞれレベルコンバータが配置されていることを特徴とする付記4記載の半導体装置。
【0111】
(付記6) 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする付記4記載の半導体装置。
【0112】
(付記7) 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、
前記半導体装置は、
前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、
前記エミュレーション回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
前記インタフェース回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
を有することを特徴とする評価装置。
【0113】
(付記8) 前記エミュレーション回路と、前記インタフェース回路の間には、レベルコンバータが配置されていることを特徴とする付記7記載の評価装置。
(付記9) 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする付記8記載の評価装置。
【0114】
(付記10) 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、
前記半導体装置は、
前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、
前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、
前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
を有することを特徴とする評価装置。
【0115】
(付記11) 前記インタフェース回路と保持回路の間と、前記インタフェース回路と前記評価ツールの間にはそれぞれレベルコンバータが配置されていることを特徴とする付記11記載の評価装置。
【0116】
(付記12) 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする付記10記載の評価装置。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、エミュレーション回路に対してターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、インタフェース回路に対して評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を設けるようにしたので、ターゲットボードの電源が切断されて再起動された場合であっても、インタフェースに保持されている所定のデータが消滅しないので、その再設定を行うことなく、エミュレーションを行うことができる。従って、通常の量産チップを使用した場合に近い状態でエミュレーションを行うことが可能になる。
【0118】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、エミュレーション回路およびインタフェース回路に対してターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、保持回路に対して評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を設けるようにしたので、回路規模を削減することが可能になる。
【0119】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、半導体装置は、マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、エミュレーション回路に対してターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、インタフェース回路に対して評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を設けるようにしたので、電源の再投入時の動作を正確に評価することが可能になる。
【0120】
また、評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、半導体装置は、マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、エミュレーション回路と評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、エミュレーション回路およびインタフェース回路に対してターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、保持回路に対して評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、を設けるようにしたので、電源の再投入時の動作を正確に評価するとともに、回路規模を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す評価マイコンの詳細な構成例を示す図である。
【図4】図2に示す評価ツールの詳細な構成例を示す図である。
【図5】図2に示す実施の形態において電源が投入された場合における動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】図2に示す実施の形態において電源が再投入された場合における動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】図2に示す評価マイコンの第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図8】従来の評価システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体装置
1a エミュレーション回路
1b インタフェース回路
1c 第1の電源供給回路
1d 第2の電源供給回路
2 ターゲットボード
3 評価ツール
10 ターゲットボード
10a ソケット
11 ケーブル
12 評価マイコン
13 ケーブル
14 評価ツール
15 ケーブル
16 パーソナルコンピュータ
18 評価マイコン
20 CPU
21 レベルコンバータ
22 評価ユニット
23 周辺リソース
24 電源ライン
25 電源ライン
30 エバ信号インタフェース
31 ROMデータ生成部
32 制御信号生成部
33 シリアルインタフェース
40 評価ユニット
41 レベルコンバータ
42 レジスタマクロ
43 レベルコンバータ

Claims (10)

  1. 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、
    前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
    前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、
    前記エミュレーション回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
    前記インタフェース回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記エミュレーション回路と、前記インタフェース回路の間には、レベルコンバータが配置されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
    前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートし、エミュレーション結果を評価ツールに供給する半導体装置において、
    前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
    前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、
    前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、
    前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
    前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 前記インタフェース回路と前記保持回路の間と、前記インタフェース回路と前記評価ツールの間にはそれぞれレベルコンバータが配置されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記マイクロプロセッサの周辺回路を更に有し、
    前記第1の電源供給回路は、前記周辺回路に対しても前記ターゲットボードから電源を供給することを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  7. 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、
    前記半導体装置は、
    前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
    前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するとともに、前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持するインタフェース回路と、
    前記エミュレーション回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
    前記インタフェース回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
    を有することを特徴とする評価装置。
  8. 前記エミュレーション回路と、前記インタフェース回路の間には、レベルコンバータが配置されていることを特徴とする請求項7記載の評価装置。
  9. 評価対象となるターゲットボードに実装されるマイクロプロセッサの機能をエミュレートする半導体装置と、前記半導体装置によってエミュレートされた結果を評価する評価ツールとを有する評価装置において、
    前記半導体装置は、
    前記マイクロプロセッサを含み前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートするエミュレーション回路と、
    前記エミュレーション回路と前記評価ツールとの間でデータを伝送する際のインタフェースとしての機能を有するインタフェース回路と、
    前記マイクロプロセッサに係る所定のデータを保持する保持回路と、
    前記エミュレーション回路および前記インタフェース回路に対して前記ターゲットボードから電源を供給する第1の電源供給回路と、
    前記保持回路に対して前記評価ツールから電源を供給する第2の電源供給回路と、
    を有することを特徴とする評価装置。
  10. 前記インタフェース回路と前記保持回路の間と、前記インタフェース回路と前記評価ツールの間にはそれぞれレベルコンバータが配置されていることを特徴とする請求項9記載の評価装置。
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