JP3110648B2 - 表示装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
イッチング素子として用いた表示装置において表示素子
を駆動する表示装置の駆動方法に関するものである。
ual)やOA(Office Automation) を始めとして様々な分
野に用いられている。特に、ローエンドの製品には、T
N(Twisted Nematic) やSTN(Super Twisted Nemati
c) といったパッシブタイプの液晶表示装置が搭載され
ている。また、ハイエンドの製品には、3端子非線形素
子であるTFT(Thin Film Transistor)をスイッチング
素子として用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶
表示装置が搭載されている。
表示装置は、色再現性、薄型化、軽量化および低消費電
力の点でCRT(Cathode Ray Tube)を凌駕する特徴を有
しており、その用途が急速に拡大している。しかし、ス
イッチング素子としてTFTを用いた場合には、その製
造において、6〜8回以上の薄膜形成工程およびフォト
リソグラフ工程が必要となり、コスト高になるという問
題点がある。これに対して、スイッチング素子として2
端子型非線形素子を用いた液晶表示装置では、TFTを
用いた液晶表示装置に比べてコスト面で優れるだけでな
く、パッシブタイプの液晶表示装置に対して表示品位面
で優れているため、急速に普及している。
は、図6に示すように、一般的な液晶表示装置と同様
に、信号電極線X1 〜Xn と走査電極線Y1 〜Ym とが
マトリクス状に配された表示パネル1を有している。信
号電極線X1 〜Xn は、信号電極駆動回路2により、制
御部4からの制御信号に基づいて、表示データに応じた
所定の電圧が印加される。一方、走査電極線Y1 〜Ym
は、走査電極駆動回路3により、制御部4からの制御信
号に基づいて、線順次で所定の電圧が印加される。
は、信号電極線X1 〜Xn と走査電極線Y1 〜Ym とが
交差して形成される画素内に、直列に接続された液晶素
子5および2端子型非線形素子(以降適宜、2端子素子
と称する)6が設けられている。
に、図10に実線にて示すI−V(電流−電圧)特性に
より表される。この特性は、具体的には、2端子素子6
の印加電圧が低いときに電流が微小であり、かつ等価抵
抗が高くなる一方、上記印加電圧が高いときに電流が急
増し、かつ等価抵抗が低くなる。したがって、2端子素
子6を用いて表示を行なうには、このような特性が利用
される。すなわち、表示を行なう場合、高い電圧の印加
で非線形素子を低抵抗(オン)にすることにより、液晶
素子5にオン可能な電圧を与える。また、表示を行なわ
ない場合、低い電圧の印加で2端子素子6を高抵抗(オ
フ)にすることにより、液晶素子5にオフとなる電圧を
与える。
電圧は非選択期間で2端子素子6が高抵抗(オフ)とな
るため保持されることから、2端子素子6を用いた表示
装置は、単純マトリクス表示装置と比較して高デューテ
ィの駆動が可能である。
性が印加電圧と時間とによって変化するために、前回の
表示状態の影響を受ける残像現象(焼き付き現象ともい
われる)が生じるという問題があった。
おける電圧印加の時間依存性に起因している。すなわ
ち、2端子素子6のI−V特性が、図10に示すよう
に、電圧印加時間の増加に伴い、実線で示す状態から破
線で示す状態にシフトする。このため、液晶素子5のV
−T(電圧−透過率)特性も、図11に示すように、実
線で示す状態から破線で示す状態にシフトする。このと
き、例えば、透過率が50%になる電圧は、V50からV
50’にシフトする。ただし、そのシフト量は、印加電圧
により異なる。
5をオンさせる電圧のシフト量(実線で示す)は、液晶
素子5をオフさせる電圧のシフト量(破線で示す)より
多くなり、残像が発生することになる。
を解消するための2端子素子6の製造プロセスおよび構
造や、特性がシフトしても、それが表示状態に影響を与
えない駆動方法が提案されている。
6−163872号において、表示状態に関わらず、選
択期間中の前段に十分な印加電圧を用いて残像現象を低
減する駆動方法を提案している。
示装置においては、図13に示すように、あるパターン
(黒い部分)を表示している場合には、その表示ライン
の延長上に表示情報に関係のないパターン(斜線部分)
が現れることがある。これは、クロストークと呼ばれる
現象であり、その主な原因としては、次の2つが挙げら
れる。第1の原因は、信号電極の配線抵抗および寄生容
量による波形のなまりである。また、第2の原因は、単
純マトリクスの液晶表示装置の駆動方法としてよく知ら
れている電圧平均化法等のいわゆるデューティ駆動にお
いて、非選択期間のデータ信号の影響により表示素子に
印加される実効電圧の変動である。
材料を用いること、電極抵抗を積層配線構造にするこ
と、配線形状を工夫すること等のように、表示パネルの
製造プロセスおよび設計において対処することが検討さ
れている。
においても、選択期間に液晶に印加された電圧を保持す
る特性があるために高品位の表示が可能である。しかし
ながら、この場合は、非選択期間のデータ信号の影響が
皆無にならないことから、STN等の単純マトリクスと
比較して影響が少ないものの、第2の原因によるクロス
トークが発生する。
図14および図15を用いて説明する。なお、以下の説
明では、図14に示すように、分かりやすくするため、
便宜上、8ラインのデューティで1ライン当たりの表示
状態を表し、(A)全面オン、(B)1画素毎にオン、
(C)選択画素以外は全面オフという3つの表示状態を
例として挙げている。また、以下の説明では、電圧平均
化法におけるフレーム反転の1フレーム分のみについて
述べるが、1ライン反転および複数ライン反転の場合
も、反転周期に同期した表示データであれば同様の結果
が得られることは容易に推測できるため、ここでは省略
する。
択画素に印加される電圧波形を、図15の(a)ないし
(c)にそれぞれA3 〜C3 として示す。図15におい
ては、実線にて示した矩形波の部分が信号電極により印
加された電圧と走査電極により印加された電圧とが合成
された電圧の波形を表し、斜線部分が非線形素子を介し
て表示素子(この場合は液晶)に印加される電圧の波形
を表している。
画素に印加される電圧の実効値は、上記の斜線部分に相
当するため、A3 >B3 >C3 となり、それぞれ異なっ
ていることが分かる。また、液晶の透過率が印加される
電圧の実効値に依存するため、例えば、表示モードがノ
ーマリーホワイトである場合、選択画素は、図14に示
すように黒く表示される。その表示の黒さは、Aが最も
濃く、Cが最も薄くなる。
3872号の駆動方法の場合、図16の(a)ないし
(c)に示すように、A〜Cの各表示状態における選択
画素の印加電圧波形(斜線部分)A4 〜C4 において、
図15に示す場合より非選択期間のデータの影響が半減
するため、クロストークが低減される。しかしながら、
上記の3つの表示状態において画素に印加される実効電
圧に若干の差があるため、クロストークが完全に解消さ
れておらず、高デューティの大型パネルで表示を行なう
場合や、階調表示を行なう場合は、表示品位が低下する
という問題がある。
て、クロストーク対策が施された駆動方法としては、次
の3つが挙げられる。
されている駆動方法では、走査信号が選択期間のうち選
択レベルとなる第1期間および走査信号が非選択レベル
となる第2期間を設け、表示信号が、第1期間で画像情
報に応じたレベルとなり、第2期間で第1期間の逆のレ
ベルとなるように駆動レベルが設定される。
されている駆動方法では、1水平期間毎に信号の極性が
反転する場合に、走査信号が選択期間のうち選択レベル
信号となる第1期間および非選択レベル信号となる第2
期間を設け、表示信号が、第1期間と第2期間とで選択
・非選択が逆になるレベル信号となるように駆動レベル
が設定される。具体的には、表示信号は、第1期間に画
像情報に対応した選択または非選択レベル信号となり、
第2期間において、第1期間で選択レベル信号となる場
合に非選択レベル信号となり、第1期間で非選択レベル
信号となる場合に選択レベル信号となる。
示されている駆動方法では、2フレーム交流方式の場合
に、上記の2つの駆動方法とほぼ同様の方法により、非
選択期間のデータの影響を低減するようになっている。
に印加される実効電圧の変動が抑えられるため、非選択
期間のデータが影響して生じるクロストークが十分低減
できると考えられる。
前述の残像現象を防止することができず、また、コント
ラスト等の表示品位に関しても、従来の一般の駆動方法
程度の特性しか得られない。したがって、上記の各駆動
方法では、非線形素子の特性を十分に活用することがで
きないという問題があった。
のであって、クロストークを低減するだけでなく、残像
現象を抑制することを目的としている。
方法は、複数の信号電極線と、これら信号電極線に交差
する複数の走査電極線と、1対の信号電極線と走査電極
線との間に直列接続される表示素子および非線形素子と
を備えた表示装置において、上記走査電極線を選択期間
毎に順次選択し、選択された上記走査電極線に接続され
た表示素子をオンまたはオフさせるための電圧をその上
記走査電極線と対になる上記信号電極線との間に印加し
て表示素子を駆動する表示装置の駆動方法であって、上
記の課題を解決するために、以下の手段を講じているこ
とを特徴としている。
間を3つの第1ないし第3期間に分け、最初の第1期間
には、上記非線形素子を通して表示素子に一定値以上の
電圧を充電し、上記第1期間に続く上記第2期間には、
表示状態に応じて、上記表示素子をオンするときに上記
第1期間で上記表示素子に充電された充電電圧のすべて
を打ち消してしまわないレベルの電圧を印加する一方、
上記表示素子をオフするときに上記充電電圧を打ち消す
レベルの電圧を印加し、上記第2期間に続く上記第3期
間には、上記表示素子をオンするときに上記第1期間と
逆の極性で非選択レベルとなる電圧を印加する一方、上
記表示素子をオフするときに上記第1期間と同じ極性で
非選択レベルとなる電圧を印加する。
らに、上記第1期間で印加する第1電圧を1とした場
合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧との振
幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以上、
1未満の範囲とし、上記表示素子をオフするときに−1
超過、−0.5未満の範囲とし、上記第3期間に印加す
る第3電圧を、上記第2期間での表示素子のオン・オフ
時の印加電圧の振幅差の1/2を振幅とし、かつ、非選
択期間において上記選択期間と同様に分けた第1ないし
第3期間のうち第2期間と第3期間との印加電圧を逆極
性とする。
2電圧との振幅比を、上記表示素子をオフするときに−
0.9以上、−0.6以下の範囲とする。
間を3つの第1ないし第3期間に分け、最初の第1期間
には、上記非線形素子を通して表示素子に一定値以上の
電圧を充電し、上記第3期間には、表示状態に応じて、
上記表示素子をオンするときに上記第1期間で上記表示
素子に充電された充電電圧のすべてを打ち消してしまわ
ないレベルの電圧を印加する一方、上記表示素子をオフ
するときに上記充電電圧を打ち消すレベルの電圧を印加
し、上記第1期間および上記第3期間の間に設けられる
上記第2期間には、上記第3期間と逆の極性で絶対値が
同じ振幅となる電圧を印加する。
らに、上記第1期間で印加する第1電圧を1とした場
合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧との振
幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以上、
0.5以下の範囲とし、上記表示素子をオフするときに
0.5超過、1未満の範囲とする一方、上記第1電圧と
上記第3期間に印加する第3電圧との振幅比を、上記表
示素子をオンするときに−0.5以上、0.5以下の範
囲とし、上記表示素子をオフするときに−1超過、−
0.5未満の範囲とする。
3電圧との振幅比を、上記表示素子をオフするときに−
0.9以上、−0.6以下の範囲とする。
間に選択された画素(表示素子および非線形素子)に印
加される実効電圧が表示状態によらずほぼ同じになる。
これにより、非選択期間のデータの影響が選択期間の表
示にほとんど及ばないようになる。それゆえ、クロスト
ークの発生を大幅に低減することができる。
のオン状態およびオフ状態に関わらず一定値以上である
ので、非線形素子の特性シフトの表示状態への依存性を
低減することができる。したがって、残像や焼き付きと
いった現象を抑制するとともに、電圧−コントラスト特
性における動作マージンを広げることができ、その結
果、表示品位を向上させることができる。
て、第1電圧と第2電圧との振幅比が、表示素子のオン
時に−0.5以上、1未満の範囲であり、表示素子のオ
フ時に−1超過、−0.5未満の範囲であり、第3電圧
が、第2期間での表示素子のオン・オフ時の印加電圧の
振幅差の1/2を振幅とし、かつ、非選択期間における
第2期間と第3期間との印加電圧が逆極性であることに
より、オン時の印加電圧−透過率特性とオフ時の同特性
との対比が明確となり、表示画面上で良好なコントラス
トを得ることができる。しかも、第1電圧と第2電圧と
の振幅比を、表示素子のオフ時で−0.9以上、−0.
6以下の範囲とすることにより、よりコントラストを向
上させることができる。
1の表示装置の駆動方法と同様に、選択期間に選択され
た画素に印加される実効電圧が表示状態によらずほぼ同
じになる。これにより、非選択期間のデータの影響が選
択期間の表示にほとんど及ばないようになり、クロスト
ークの発生を大幅に低減することができる。
のオン状態およびオフ状態に関わらず一定値以上である
ので、非線形素子の特性シフトの表示状態への依存性を
低減することができる。したがって、残像および焼き付
きを抑制することができるとともに、電圧−コントラス
ト特性における動作マージンを広げることができる。
で、第1ないし第3期間のいずれかで選択レベルとなる
電圧を印加することになるので、上記の駆動方法を実現
するための駆動用のICの電圧変動を小さくすることが
できる。
て、第1電圧と第2電圧との振幅比が表示素子のオン時
に−0.5以上、0.5以下の範囲とし、表示素子のオ
フ時に0.5超過、1未満の範囲とする一方、第1電圧
と第3電圧との振幅比が、表示素子のオン時に−0.5
以上、0.5以下の範囲とし、表示素子のオフ時に−1
超過、−0.5未満の範囲とすることにより、オン時の
印加電圧−透過率特性とオフ時の同特性との対比を明確
にすることができる。それゆえ、表示画面上で良好なコ
ントラストを得ることができる。しかも、第1電圧と第
3電圧との振幅比を、表示素子のオフ時で−0.9以
上、−0.6以下の範囲とすることにより、よりコント
ラストを向上させることができる。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
すように、表示パネル1と、信号電極駆動回路2と、走
査電極駆動回路3と、制御部4と、信号電極線X1 〜X
n と、走査電極線Y1 〜Ym とを備えている。
走査電極線Y1 〜Ym とが交差してマトリクス状に配さ
れた領域に設けられて、表示を行なうようになってい
る。信号電極駆動回路2は、表示データに応じた所定の
電圧を信号電極線X1 〜Xn に印加するようになってい
る。走査電極駆動回路3は、線順次で所定の電圧を走査
電極線Y1 〜Ym に印加するようになっている。上記の
信号電極駆動回路2および走査電極駆動回路3は、図示
しないが、一般に、シフトレジスタ、アナログスイッチ
等により構成される。制御部4は、入力される表示デー
タ等に基づいて、信号電極駆動回路2および走査電極駆
動回路3に与える制御信号を生成するようになってい
る。
走査電極線Y1 〜Ym とで区切られた各領域内に、図7
に示すような液晶素子5および2端子素子(2端子型非
線形素子)6が設けられており、これらが画素を形成し
ている。表示素子としての液晶素子5…および非線形素
子としての2端子素子6は、直列に接続されており、液
晶素子5…の一方の電極は、それぞれ信号電極線X1 〜
Xn に接続され、2端子素子6…の一方の電極は、それ
ぞれ走査電極線Y1 〜Ym に接続されている。
用される駆動方法を、図1に基づいて説明する。
作成する信号を表し、Mは、一定周期で反転する交流化
信号を表している。また、COMは、走査電極線Y1 〜
Ymに印加される信号波形であり、6つの電圧V0 ・V
1 ・Vp ・Vn ・V4 ・V5で表される。SEGは、信
号電極線X1 〜Xn に印加される信号波形であり、4つ
の電圧V0 ・V2 ・V3 ・V5 で表される。COM−S
EGは、1画素の両端に印加される信号波形であり、8
つの電圧Vop・Voff ・Von・Vb ・−Vb ・−Von・
−Voff ・−Vopで表される。このCOM−SEGにお
いて、実線はオン時の波形を示し、破線はオフ時の波形
を示している。
要な6レベルの電圧であり、Vp ・Vn は、液晶素子5
を充電するための電圧±Vopの振幅に対する電圧±Von
および電圧±Voff との比を決定するための電圧であ
る。ここで、電圧±Vonは、液晶素子5をオンさせるた
めの印加電圧である。また、電圧±Voff は、液晶素子
5をオフさせるための印加電圧である。上記の電圧Von
・Voff の値は、液晶素子5の特性、容量比等の表示パ
ネル1との条件や、フレーム周波数、デューティ比等の
駆動条件によって若干異なる。
S を3つの第1ないし第3期間T1〜T3 に分けて駆動
電圧(画素に与える電圧)を印加するようになってい
る。第1期間T1 は、2端子素子6を通して液晶素子5
に一定値以上の電圧を充電させる期間である。第2期間
T2 は、表示状態に応じて、液晶素子5のオン時に第1
期間T1 で充電された電圧を打ち消さないレベルの電圧
を印加する一方、液晶素子5のオフ時に第1期間T1 で
充電された電圧を打ち消すレベルの電圧を印加する期間
であり、この期間で選択レベルをとるようになってい
る。第3期間T3 は、液晶素子5のオン時に第1期間T
1 の充電電圧と逆の極性の電圧を印加する一方、液晶素
子5のオフ時に上記の充電電圧と同じ極性の電圧を印加
する期間である。また、その電圧は、液晶素子5のオン
時・オフ時ともに非選択レベルをとる値に設定されてい
る。
おける印加電圧は、次のように設定される。まず、第2
期間T2 では、電圧Vopの振幅を1としたとき、オン時
の印加電圧(Von)の振幅比R1 (Vop:Von=1:R
1 )が−0.5以上、1未満に設定され、オフ時の印加
電圧(Voff )の振幅比R2 (Vop:Voff =1:
R2 )が−1超過、−0.5未満となるような印加電圧
(第2電圧)が設定される。また、第3期間T3 では、
第2期間T2 におけるオン時およびオフ時の印加電圧の
振幅差の1/2を振幅となるような印加電圧(第3電
圧)が設定される。さらに、非選択期間においては、選
択期間TS と同様に第1ないし第3期間T1 〜T3 に分
けて、そのうち第2期間と第3期間とで逆極性となるよ
うな印加電圧が設定される。なお、上記の振幅比で
(−)の符号は、逆極性を示している。
ークの影響について説明する。なお、従来の技術と同様
に(図14参照)、説明を分かりやすくするため、便宜
上、8ラインのデューティで1ライン当たりの表示状態
を表し、(A)全面オン、(B)1画素毎にオン、
(C)選択画素以外は全面オフという3つの形態を例と
して挙げている。また、以下の説明では、1ライン反転
について述べるが、1フレーム反転および複数ライン反
転の場合も、反転周期に同期した表示データであれば同
様の結果が得られるため、ここでは省略する。
を表し、○をオフ状態を表す)について、各選択画素に
印加される電圧波形を、図2の(a)ないし(c)にそ
れぞれA1 〜C1 として示す。図2の(a)ないし
(c)においては、実線にて示した矩形波の部分が、信
号電極線X1 〜Xn により印加された電圧と走査電極線
Y1 〜Ym により印加された電圧とが合成された電圧の
波形を表し、斜線部分が2端子素子6を介して液晶素子
5に印加される電圧の波形を表している。
のそれぞれに印加される電圧A1 〜C1 の実効値は、上
記の斜線部分に相当しており、ほとんど差がないことが
分かる。このように、本実施例の駆動方法によれば、上
記の3つの表示状態において画素に印加される実効電圧
の変動が抑えられているため、クロストークを大幅に低
減することができる。
透過率)の特性のシフト(図10参照)に関し、電圧印
加時間に対するシフト量を図3に示す。図3から、オン
部のシフト量(実線で示す)が、オフ部のシフト量とほ
ぼ同じのシフト量となっていることが分かる。これは、
従来の技術で述べた場合(図12参照)と比較して、上
記の2つのシフト量の差が大幅に減少していることが分
かる。それゆえ、残像や焼き付きといった現象がほとん
どなくなる。
加電圧の振幅比を変化させた場合のV−T特性を図4に
示す。図4の(a)は、オン時の特性を示し、実線、一
点鎖線および破線で表される曲線がそれぞれR1 =0〜
0.4、R1 =0.5、R1=0.6であるときの特性
を示している。また、図4の(b)は、オフ時の特性を
示し、実線、二点鎖線、一点鎖線および破線で表される
曲線がそれぞれR2 =1、R2 =0.9、R2 =0.
8、R2 =0.7であるときの特性を示している。
るとき、オン時としての特性が良く現れ、R1 が0.5
となるとき、オン時としての特性にややオフ時の特性が
現れ、R1 が0.6となるときオフ時としての特性に近
い特性が現れている。また、図4の(b)には、R2 が
0.7、0.8および0.9となるとき、オフ時として
の特性が良く現れ、R2 が1となるときオン時としての
特性に近い特性が現れている。さらに、図4の(a)お
よび(b)から、R1 =0.5付近でオン時の特性とオ
フ時の特性との境界が存在することが分かる。
極性となる場合を考えれば、−0.5≦R1 <1を満た
し、−0.5<R2 <−1を満たすことにより、オン部
とオフ部との対比が明確になり、表示画面上で良好なコ
ントラストが得られる。特に、−0.9≦R2 ≦−0.
6となる範囲では、よりコントラストが向上することが
図4の(a)および(b)から分かる。
素子6の特性によって多少変動する。また、振幅比R2
が−1になると、書き込み消去パルスが書き込みパルス
として働いて画素をオンさせるため、電圧Voff の下限
が規制されている。
す。図5では、実線にて本実施例の駆動方法による特性
を示し、破線にて従来の駆動方法による特性を示してい
る。図5から本実施例の駆動方法によれば、従来の駆動
方法と比較して、広い印加電圧範囲で良好なコントラス
トが得られることが分かる。
図3ないし図9に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、本実施例において前記の実施例1の構成要素
と同等の機能を有する構成要素については、同一の符号
を付記してその説明を省略する。
施例1で説明した液晶表示装置と同様に、図6および図
7に示すように構成されている。
に、選択期間TS を3つの第1ないし第3期間T1 〜T
3 に分けて駆動電圧の印加を行なうようになっている。
第1期間T1 は、2端子素子6を通して液晶素子5に一
定値以上の電圧を充電させる期間である。第3期間T3
は、表示状態に応じて、液晶素子5のオン時に第1期間
T1 で充電された電圧を打ち消さないレベルの電圧を印
加する一方、液晶素子5のオフ時に第1期間T1 で充電
された電圧を打ち消すレベルの電圧を印加する期間であ
る。第1期間T1 と第3期間T3 との間の第2期間T2
は、第3期間T3の印加電圧と逆の極性で絶対値が同じ
振幅となる電圧を印加する期間である。
おいて、実線はオン時の波形を示し、破線はオフ時の波
形を示している。
おける印加電圧は、次のように設定される。まず、第2
期間T2 では、電圧Vopの振幅を1としたとき、オン時
の印加電圧(Von)の振幅比R1 が−0.5以上、0.
5以下となり、オフ時の印加電圧(Voff )の振幅比R
2 が0.5超過、1未満となる。また、第3期間T3で
は、振幅比R1 が−0.5以上、0.5以下となり、振
幅比R2 が−0.5超過、−1未満となる。
の影響について説明する。なお、ここでも、説明を分か
りやすくするため、8ラインのデューティで1ライン当
たりの表示状態を表し、(A)全面オン、(B)1画素
毎にオン、(C)選択画素以外は全面オフという3つの
形態を例として挙げている。
択画素に印加される電圧波形を、図9の(a)ないし
(c)にそれぞれA2 〜C2 として示す。図9の(a)
ないし(c)においては、選択画素に印加される電圧A
2 〜C2 の実効値(斜線部分)にほとんど差がないこと
が分かる。このように、本実施例の駆動方法によって
も、上記の3つの表示状態において画素に印加される実
効電圧の変動が抑えられているため、クロストークを大
幅に低減することができる。
示すように、オン部におけるV−T特性のシフト量とオ
フ部におけるV−T特性のシフト量とがほぼ同じにな
り、残像や焼き付きといった現象がほとんどなくなる。
ように第2期間T2 および第3期間T3 で、図4の
(a)および(b)に基づいて振幅比R1 ・R2 により
印加電圧を決定しているので、オン部とオフ部との対比
が明確になり、図5で実線にて示すように、表示画面上
で良好なコントラストが得られる。特に、−0.9≦R
2≦−0.6となる範囲では、実施例1の液晶表示装置
と同様、よりコントラストが向上する。
1における交流化信号(図1参照)と比較して低い周波
数となっている。これは、COM波形およびSEG波形
が、上記のように低い周波数の交流化信号に基づいて作
成されることから分かる。したがって、信号電極駆動回
路2および走査電極駆動回路3が集積化された駆動IC
の動作周波数も低くなる。
施例1ではV0 からVn までの範囲またはV5 からVp
までの範囲であったが、本実施例ではV0 からVp まで
の範囲またはV5 からVn までの範囲となって大幅に小
さくすることができる。それゆえ、駆動ICの負担が小
さくなり、駆動ICの信頼性を向上させることができる
だけでなく、駆動ICの低価格化が容易になる。
は、階調に関して述べていないが、従来から知られてい
る、パルス幅、フレーム間引き、振幅等を用いた階調方
式を併用することについては、本発明の範疇を超えるも
のではない。
の表示装置の駆動方法は、選択期間を3つの第1ないし
第3期間に分け、最初の第1期間には、上記非線形素子
を通して表示素子に一定値以上の電圧を充電し、上記第
1期間に続く上記第2期間には、表示状態に応じて、上
記表示素子をオンするときに上記第1期間で上記表示素
子に充電された充電電圧のすべてを打ち消してしまわな
いレベルの電圧を印加する一方、上記表示素子をオフす
るときに上記充電電圧を打ち消すレベルの電圧を印加
し、上記第2期間に続く上記第3期間には、上記表示素
子をオンするときに上記第1期間と逆の極性で非選択レ
ベルとなる電圧を印加する一方、上記表示素子をオフす
るときに上記第1期間と同じ極性で非選択レベルとなる
電圧を印加する。
選択期間の表示にほとんど及ばないようになり、クロス
トークの発生を大幅に低減することができる。また、選
択期間に印加される電圧が、画素のオン状態およびオフ
状態に関わらず一定値以上であるので、非線形素子の特
性シフトの表示状態への依存性を低減することができ
る。したがって、残像や焼き付きといった現象を抑制す
るとともに、電圧−コントラスト特性における動作マー
ジンを広げることができる。
ば、クロストークの低減およびコントラスト特性の向上
により表示品位を向上させることができるという効果を
奏する。
方法は、上記の請求項1に記載の表示装置の駆動方法に
おいて、上記第1期間で印加する第1電圧を1とした場
合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧との振
幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以上、
1未満の範囲とし、上記表示素子をオフするときに−1
超過、−0.5未満の範囲とし、上記第3期間に印加す
る第3電圧を、上記第2期間での表示素子のオン・オフ
時の印加電圧の振幅差の1/2を振幅とし、かつ、非選
択期間において上記選択期間と同様に分けた第1ないし
第3期間のうち第2期間と第3期間との印加電圧を逆極
性としている。
性とオフ時の同特性との対比が明確となり、表示画面上
で良好なコントラストを得ることができる。それゆえ、
表示品位を向上させることができるという効果を奏す
る。
方法は、上記の請求項2に記載の表示装置の駆動方法に
おいて、上記第1電圧と上記第2電圧との振幅比を、上
記表示素子をオフするときに−0.9以上、−0.6以
下の範囲としているので、この範囲では、よりコントラ
ストを向上させることができるという効果を奏する。
方法は、選択期間を3つの第1ないし第3期間に分け、
最初の第1期間には、非線形素子を通して表示素子に一
定値以上の電圧を充電し、上記第3期間には、表示状態
に応じて、上記表示素子をオンするときに上記第1期間
で上記表示素子に充電された充電電圧のすべてを打ち消
してしまわないレベルの電圧を印加する一方、上記表示
素子をオフするときに上記充電電圧を打ち消すレベルの
電圧を印加し、上記第1期間および上記第3期間の間に
設けられる上記第2期間には、上記第3期間と逆の極性
で絶対値が同じ振幅となる電圧を印加する。
装置の駆動方法と同様に、選択期間に選択された画素に
印加される実効電圧が表示状態によらずほぼ同じにな
る。これにより、非選択期間のデータの影響が選択期間
の表示にほとんど及ばないようになり、クロストークの
発生を大幅に低減することができる。また、残像および
焼き付きを抑制することができるとともに、電圧−コン
トラスト特性における動作マージンを広げることができ
るとともに、上記の駆動方法を実現するための駆動用の
ICの電圧変動を小さくすることができる。
ば、表示品位を向上させることができるとともに、表示
装置のコスト低減を容易に実現することができるという
効果を奏する。
方法は、上記の請求項4に記載の表示装置の駆動方法に
おいて、上記第1期間で印加する第1電圧を1とした場
合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧との振
幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以上、
0.5以下の範囲とし、上記表示素子をオフするときに
0.5超過、1未満の範囲とする一方、上記第1電圧と
上記第3期間に印加する第3電圧との振幅比を、上記表
示素子をオンするときに−0.5以上、0.5以下の範
囲とし、上記表示素子をオフするときに−1超過、−
0.5未満の範囲としている。
性とオフ時の同特性との対比が明確となり、表示画面上
で良好なコントラストを得ることができる。それゆえ、
表示品位を向上させることができるという効果を奏す
る。
方法は、上記の請求項5に記載の表示装置の駆動方法に
おいて、上記第1電圧と上記第3電圧との振幅比を、上
記表示素子をオフするときに−0.9以上、−0.6以
下の範囲としているので、この範囲では、よりコントラ
ストを向上させることができるという効果を奏する。
法を説明するための信号波形を示す波形図である。
より液晶素子に印加される電圧の波形を示す波形図であ
る。
ものであって、電圧印加時間に対する電圧−透過率特性
のシフト量の変化を示すグラフである。
ものであって、両実施例に係る駆動方法において選択電
圧の振幅比を変化させた場合の印加電圧−透過率特性を
示すグラフである。
来の液晶表示装置に共通するものであって、それぞれの
駆動方法による印加電圧−コントラスト特性を示すグラ
フである。
来の技術に共通するものであって、液晶表示装置の要部
の構成を示すブロック図である。
の構成を示す回路図である。
方法を説明するための信号波形を示す波形図である。
より液晶素子に印加される電圧の波形を示す波形図であ
る。
グラフである。
圧−透過率特性を示すグラフである。
量の電圧印加時間に対する変化を表示素子のオン時とオ
フ時とで示すグラフである。
明図である。
3つの表示状態を示す説明図である。
により液晶に印加される電圧の波形を示す波形図であ
る。
方法により液晶に印加される電圧の波形を示す波形図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】複数の信号電極線と、これら信号電極線に
交差する複数の走査電極線と、1対の信号電極線と走査
電極線との間に直列接続される表示素子および非線形素
子とを備えた表示装置において、上記走査電極線を選択
期間毎に順次選択し、選択された上記走査電極線に接続
された表示素子をオンまたはオフさせるための電圧をそ
の上記走査電極線と対になる上記信号電極線との間に印
加して表示素子を駆動する表示装置の駆動方法であっ
て、 上記選択期間を3つの第1ないし第3期間に分け、最初
の第1期間には、上記非線形素子を通して表示素子に一
定値以上の電圧を充電し、上記第1期間に続く上記第2
期間には、表示状態に応じて、上記表示素子をオンする
ときに上記第1期間で上記表示素子に充電された充電電
圧のすべてを打ち消してしまわないレベルの電圧を印加
する一方、上記表示素子をオフするときに上記充電電圧
を打ち消すレベルの電圧を印加し、上記第2期間に続く
上記第3期間には、上記表示素子をオンするときに上記
第1期間と逆の極性で非選択レベルとなる電圧を印加す
る一方、上記表示素子をオフするときに上記第1期間と
同じ極性で非選択レベルとなる電圧を印加することを特
徴とする表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】上記第1期間で印加する第1電圧を1とし
た場合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧と
の振幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以
上、1未満の範囲とし、上記表示素子をオフするときに
−1超過、−0.5未満の範囲とし、上記第3期間に印
加する第3電圧を、上記第2期間での表示素子のオン・
オフ時の印加電圧の振幅差の1/2を振幅とし、かつ、
非選択期間において上記選択期間と同様に分けた第1な
いし第3期間のうち第2期間と第3期間との印加電圧を
逆極性とすることを特徴とする請求項1に記載の表示装
置の駆動方法。 - 【請求項3】上記第1電圧と上記第2電圧との振幅比
を、上記表示素子をオフするときに−0.9以上、−
0.6以下の範囲とすることを特徴とする請求項2に記
載の表示装置の駆動方法。 - 【請求項4】複数の信号電極線と、これら信号電極線に
交差する複数の走査電極線と、1対の信号電極線と走査
電極線との間に直列接続される表示素子および非線形素
子とを備えた表示装置において、上記走査電極線を選択
期間毎に順次選択し、選択された上記走査電極線に接続
された表示素子をオンまたはオフさせるための電圧をそ
の上記走査電極線と対になる上記信号電極線との間に印
加して表示素子を駆動する表示装置の駆動方法であっ
て、 上記選択期間を3つの第1ないし第3期間に分け、最初
の第1期間には、上記非線形素子を通して表示素子に一
定値以上の電圧を充電し、上記第3期間には、表示状態
に応じて、上記表示素子をオンするときに上記第1期間
で上記表示素子に充電された充電電圧のすべてを打ち消
してしまわないレベルの電圧を印加する一方、上記表示
素子をオフするときに上記充電電圧を打ち消すレベルの
電圧を印加し、上記第1期間および上記第3期間の間に
設けられる上記第2期間には、上記第3期間と逆の極性
で絶対値が同じ振幅となる電圧を印加することを特徴と
する表示装置の駆動方法。 - 【請求項5】上記第1期間で印加する第1電圧を1とし
た場合、第1電圧と上記第2期間に印加する第2電圧と
の振幅比を、上記表示素子をオンするときに−0.5以
上、0.5以下の範囲とし、上記表示素子をオフすると
きに0.5超過、1未満の範囲とする一方、上記第1電
圧と上記第3期間に印加する第3電圧との振幅比を、上
記表示素子をオンするときに−0.5以上、0.5以下
の範囲とし、上記表示素子をオフするときに−1超過、
−0.5未満の範囲とすることを特徴とする請求項4に
記載の表示装置の駆動方法。 - 【請求項6】上記第1電圧と上記第3電圧との振幅比
を、上記表示素子をオフするときに−0.9以上、−
0.6以下の範囲とすることを特徴とする請求項5に記
載の表示装置の駆動方法。
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