JP3110522B2 - 複合板 - Google Patents
複合板Info
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- JP3110522B2 JP3110522B2 JP03302555A JP30255591A JP3110522B2 JP 3110522 B2 JP3110522 B2 JP 3110522B2 JP 03302555 A JP03302555 A JP 03302555A JP 30255591 A JP30255591 A JP 30255591A JP 3110522 B2 JP3110522 B2 JP 3110522B2
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- Japan
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- nonwoven fabric
- phenol foam
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- composite plate
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の内、外壁
材、間仕切り材とし有用で、かつ軽量で耐火性、機械強
度のある複合板に関するものである。
材、間仕切り材とし有用で、かつ軽量で耐火性、機械強
度のある複合板に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に耐熱性のある内、外壁用複合板と
しては、実開昭５７−１８５５３５号公報、実開昭
５８−１５３８号公報、実開昭６３−１５４４４号公
報、および特公平２−１８２３０号公報、等が知られ
ている。
しては、実開昭５７−１８５５３５号公報、実開昭
５８−１５３８号公報、実開昭６３−１５４４４号公
報、および特公平２−１８２３０号公報、等が知られ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
複合板においては、下記するような諸点において大きな
欠点があった。すなわち、前記の複合板では不織布が
ガラス繊維等の薄い不織布であり、フェノールフォーム
が反対面、所謂、不燃基材と接着面にゲルタイム前に漏
洩して、接着剤の機能を十分に発揮できない不利があっ
た。
複合板においては、下記するような諸点において大きな
欠点があった。すなわち、前記の複合板では不織布が
ガラス繊維等の薄い不織布であり、フェノールフォーム
が反対面、所謂、不燃基材と接着面にゲルタイム前に漏
洩して、接着剤の機能を十分に発揮できない不利があっ
た。
【０００４】前記の複合板では軽量骨材を細密に敷設
し、これをフェノールフォームで不燃基材と一体化し、
耐火性を改善する構成であるが、芯材となるフェノール
フォーム自体の接着力があまり強くなく、不燃基材から
芯材となるフェノールフォームが剥離する欠点があっ
た。
し、これをフェノールフォームで不燃基材と一体化し、
耐火性を改善する構成であるが、芯材となるフェノール
フォーム自体の接着力があまり強くなく、不燃基材から
芯材となるフェノールフォームが剥離する欠点があっ
た。
【０００５】前記に示す複合板は硼酸ナトリウムを含
浸させた不燃シートとフェノールフォームを一体に固着
し、かつ上記不燃シート上に接着剤を介して不燃性の不
通気層を一体に固着した建築用板である。しかしこの
際、フェノールフォームの原料の不織布への含浸が表面
のみになりやすく、かつアルカリと酸の反応系のためフ
ォーム形成を阻害し、接着力の低下を招いていた。
浸させた不燃シートとフェノールフォームを一体に固着
し、かつ上記不燃シート上に接着剤を介して不燃性の不
通気層を一体に固着した建築用板である。しかしこの
際、フェノールフォームの原料の不織布への含浸が表面
のみになりやすく、かつアルカリと酸の反応系のためフ
ォーム形成を阻害し、接着力の低下を招いていた。
【０００６】また、前記の複合板は面材と骨材含有の
フェノールフォームを一体化した構造であり、かつ面材
と芯材の一体化に融着を利用しているため、接着力に不
安があった。さらに、前記した〜に示す複合板はフ
ェノールフォームと面材の一体化のための接着力に欠
け、かつ耐熱的にもより高い例えば耐火１時間の防火試
験等に合格できない弱点があった。
フェノールフォームを一体化した構造であり、かつ面材
と芯材の一体化に融着を利用しているため、接着力に不
安があった。さらに、前記した〜に示す複合板はフ
ェノールフォームと面材の一体化のための接着力に欠
け、かつ耐熱的にもより高い例えば耐火１時間の防火試
験等に合格できない弱点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、不燃基材と芯材間に特殊な分離層とし
て厚さ０．１〜５ｍｍ位の不織布を介在させ、この不織
布に接着剤とフェノールフォームが含浸して構成材を接
着、アンカー効果、化学反応等の総合力によって強力に
一体化でき、しかも分離層として機能する不織布は耐
熱、耐溶剤性がある合成繊維を主成分として不燃基材と
芯材間にフェノール樹脂成分と水と反応したイソシアネ
ート成分が介在し、また芯材の中間位置にフェノールフ
ォーム原料が接着により反応状態で通過する不織布を
表、裏面から相互に通過して強力な密着層を形成して耐
火１時間の試験に確実に合格できる複合板を提案するも
のである。
を除去するため、不燃基材と芯材間に特殊な分離層とし
て厚さ０．１〜５ｍｍ位の不織布を介在させ、この不織
布に接着剤とフェノールフォームが含浸して構成材を接
着、アンカー効果、化学反応等の総合力によって強力に
一体化でき、しかも分離層として機能する不織布は耐
熱、耐溶剤性がある合成繊維を主成分として不燃基材と
芯材間にフェノール樹脂成分と水と反応したイソシアネ
ート成分が介在し、また芯材の中間位置にフェノールフ
ォーム原料が接着により反応状態で通過する不織布を
表、裏面から相互に通過して強力な密着層を形成して耐
火１時間の試験に確実に合格できる複合板を提案するも
のである。
【０００８】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る複合板の
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図１は本
発明に係る複合板の代表的な一例を示す断面図であり、
１は不燃基材（表面材）、２は芯材、３はフェノールフ
ォーム、４は不織布、５は密着層、６は裏面材、７は分
離層、８は接着剤層、９は無機軽量骨材、αは複合板で
ある。
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図１は本
発明に係る複合板の代表的な一例を示す断面図であり、
１は不燃基材（表面材）、２は芯材、３はフェノールフ
ォーム、４は不織布、５は密着層、６は裏面材、７は分
離層、８は接着剤層、９は無機軽量骨材、αは複合板で
ある。
【０００９】さらに説明すると、不燃基材（表面材）１
としては、例えば表面処理鋼板、ステンレス板、ガルバ
リウム鋼板、ガルファン、チタン板、、ホーロー鋼板、
フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、銅板等の１種をプ
レス成形、ロール成形、押出成形等したものである。芯
材２はレゾールタイプのフェノールフォーム３と不織布
４と密着層５とから構成したものであり、フェノールフ
ォーム３内側間に不織布４を相互に接触するように対面
させ、かつこの不織布４を通過した反応途中のフェノー
ルフォーム原料が相互に接触し、かつ通過中に接着に好
適なゲルタイム状態となり図２に拡大して示すように強
固な接着状態の密着層５を最終的に形成するものであ
る。特に、不織布４は芯材２の中間位置で２重に積層し
た構造とし、耐火試験、断熱性、強度の改善に大きく寄
与するものである。
としては、例えば表面処理鋼板、ステンレス板、ガルバ
リウム鋼板、ガルファン、チタン板、、ホーロー鋼板、
フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、銅板等の１種をプ
レス成形、ロール成形、押出成形等したものである。芯
材２はレゾールタイプのフェノールフォーム３と不織布
４と密着層５とから構成したものであり、フェノールフ
ォーム３内側間に不織布４を相互に接触するように対面
させ、かつこの不織布４を通過した反応途中のフェノー
ルフォーム原料が相互に接触し、かつ通過中に接着に好
適なゲルタイム状態となり図２に拡大して示すように強
固な接着状態の密着層５を最終的に形成するものであ
る。特に、不織布４は芯材２の中間位置で２重に積層し
た構造とし、耐火試験、断熱性、強度の改善に大きく寄
与するものである。
【００１０】不織布４としては主にフェノールフォーム
３形成時の縮合水、水蒸気の外部への放熱機能と離型機
能、吸水機能、面材機能、フェノールフォーム反応系コ
ントロール機能、補強機能、防火不燃層形成機能、およ
びアンカー機能として役立つ不織布である。上記不織布
４の好ましい材料としてはポリエステル系、ナイロン
系、炭素繊維、アラミド繊維等の１種からなる。特に、
その不織布４の空隙と厚さ（約０．１〜５ｍｍ位、目的
は４０〜５００ｇ／ｍ2 ）が上記した機能のうち、フェ
ノールフォーム３反応時の縮合水の外部への逃げと縮合
水による接着性低下の防止と反応状態のコントロール
（調整）によって最適状態での硬化へと不織布４を浸透
する間にコントロールし、より不織布４とフェノールフ
ォーム３との一体化を強化するのに役立つものである。
３形成時の縮合水、水蒸気の外部への放熱機能と離型機
能、吸水機能、面材機能、フェノールフォーム反応系コ
ントロール機能、補強機能、防火不燃層形成機能、およ
びアンカー機能として役立つ不織布である。上記不織布
４の好ましい材料としてはポリエステル系、ナイロン
系、炭素繊維、アラミド繊維等の１種からなる。特に、
その不織布４の空隙と厚さ（約０．１〜５ｍｍ位、目的
は４０〜５００ｇ／ｍ2 ）が上記した機能のうち、フェ
ノールフォーム３反応時の縮合水の外部への逃げと縮合
水による接着性低下の防止と反応状態のコントロール
（調整）によって最適状態での硬化へと不織布４を浸透
する間にコントロールし、より不織布４とフェノールフ
ォーム３との一体化を強化するのに役立つものである。
【００１１】裏面材６としては好ましくは不燃基材１と
同質のものであり、目的によってはクラフト紙、紙、ア
ルミニウム箔、プラスチックシート、不織布等の１種以
上である。勿論、クラフト紙にアルミニウム箔をラミネ
ートしたシート材も含むものである。
同質のものであり、目的によってはクラフト紙、紙、ア
ルミニウム箔、プラスチックシート、不織布等の１種以
上である。勿論、クラフト紙にアルミニウム箔をラミネ
ートしたシート材も含むものである。
【００１２】分離層７は図３に拡大して示すように前記
不織布４を主体とし、かつ厚さはフェノールフォーム３
原料と後記する接着剤とが相互に接触し、かつアンカー
効果、化学反応による接着の強化も図り得るように相互
に含浸した状態の層とから形成したものである。具体的
一例としてはポリエステル系の不織布４（厚さ３ｍｍ、
目付６０ｇ／ｍ2 ）を分離層７の構成主体として、これ
にフェノールフォーム３の一部と接着剤層８原料の一部
が不織布４内で相互に混合し、含浸、固化された構造で
ある。
不織布４を主体とし、かつ厚さはフェノールフォーム３
原料と後記する接着剤とが相互に接触し、かつアンカー
効果、化学反応による接着の強化も図り得るように相互
に含浸した状態の層とから形成したものである。具体的
一例としてはポリエステル系の不織布４（厚さ３ｍｍ、
目付６０ｇ／ｍ2 ）を分離層７の構成主体として、これ
にフェノールフォーム３の一部と接着剤層８原料の一部
が不織布４内で相互に混合し、含浸、固化された構造で
ある。
【００１３】接着剤層８は不燃基材１と分離層７とを一
体に、物理的、及び化学的に接着するものであり、接着
剤の一例としてはエラストマー型エポキシ樹脂、イソシ
アネート、例えばメチレンジイソシアネート（略称ＭＤ
Ｉ）等のエマルジョンタイプ、ホットメルトタイプ、お
よび、その変性イソシアネート、例えばウレタン変性、
ビュレット変性イソシアネート、イソシアヌレート変性
イソシアネート等の１種を用いるものである。
体に、物理的、及び化学的に接着するものであり、接着
剤の一例としてはエラストマー型エポキシ樹脂、イソシ
アネート、例えばメチレンジイソシアネート（略称ＭＤ
Ｉ）等のエマルジョンタイプ、ホットメルトタイプ、お
よび、その変性イソシアネート、例えばウレタン変性、
ビュレット変性イソシアネート、イソシアヌレート変性
イソシアネート等の１種を用いるものである。
【００１４】次に本発明に係る複合板の製造法の一例を
簡単に説明する。まず図１に示す断面の複合板を製造す
ると仮定する。そこで各材料を送給し、各材料の空間で
接着剤、嵌合され反応、発泡途中のレゾール型フェノー
ルフォーム３原料、不織布４をそれぞれ、いずれか一
方、もしくは両面に吐出し各構成材に付着させる。
簡単に説明する。まず図１に示す断面の複合板を製造す
ると仮定する。そこで各材料を送給し、各材料の空間で
接着剤、嵌合され反応、発泡途中のレゾール型フェノー
ルフォーム３原料、不織布４をそれぞれ、いずれか一
方、もしくは両面に吐出し各構成材に付着させる。
【００１５】次にこの状態でキュアオーブンに送給し、
所定間隔で加温、加圧して１〜５分後に図１に示すよう
な断面の複合板αを得るものである。
所定間隔で加温、加圧して１〜５分後に図１に示すよう
な断面の複合板αを得るものである。
【００１６】以上説明したのは本発明に係る複合板の一
実施例にすぎず、図４に示すように無機軽量骨材９を
大、小混合した芯材２とした複合板αとすることもでき
る。なお、無機軽量骨材９は圧縮強度の強化、耐火性お
よび防音性の向上を図るのに役立つものであり、その具
体例としてはパーライト粒、ガラスビーズ、シラスバル
ーン、ケイ酸カルシウム粒、タルク粒等の１種以上から
なり、粒径は１〜２０ｍｍφ位である。また、複合板α
の形状としては図５（ａ）〜（ｆ）、図６（ａ）〜
（ｆ）、図７（ａ）〜（ｄ）に示す断面とすることもで
きる。なお、不織布４、分離層７、接着剤層８等は省略
して示す。さらに、イはパッキング材であり、ゴム、プ
ラスチック、不燃性弾性体等の１種からなるものであ
る。
実施例にすぎず、図４に示すように無機軽量骨材９を
大、小混合した芯材２とした複合板αとすることもでき
る。なお、無機軽量骨材９は圧縮強度の強化、耐火性お
よび防音性の向上を図るのに役立つものであり、その具
体例としてはパーライト粒、ガラスビーズ、シラスバル
ーン、ケイ酸カルシウム粒、タルク粒等の１種以上から
なり、粒径は１〜２０ｍｍφ位である。また、複合板α
の形状としては図５（ａ）〜（ｆ）、図６（ａ）〜
（ｆ）、図７（ａ）〜（ｄ）に示す断面とすることもで
きる。なお、不織布４、分離層７、接着剤層８等は省略
して示す。さらに、イはパッキング材であり、ゴム、プ
ラスチック、不燃性弾性体等の１種からなるものであ
る。
【００１７】
【発明の効果】上述したように本発明に係る複合板によ
れば、（１）不燃基材と芯材の主体間に耐熱性、含浸
性、補強性のある分離層を介在させ、かつ分離層を接着
剤と上記主体の含浸により強化して機械強度と経済性
（コスト）を向上できる。（２）分離層は耐熱性のある
不織布のため接着剤と主体の原液が共に含浸してアンカ
ー効果と反応時に生ずる縮合水とイソシアネートの水と
の反応による化学縮合による吸水機能と撒水機能でより
接着力が強化されることにより不燃基材と芯材の一体化
を促進できる。（３）分離層は主体の反応系をより接着
力が向上するタイミングに厚さと繊維間を通過する間に
コントロールできる。（４）不燃基材と分離層間に耐熱
性の不織布に耐火性の機能成分が含浸するため確実で耐
火性のある耐熱層が形成でき、さらに芯材の中間部位に
不織布を２重に積層し、かつこの不織布の対面する接触
面に密着層を形成したため、（５）フェノールフォーム
からなる芯材の中間に２重層の不織布を介在一体化さ
せ、機械強度が抜群となる。（６）耐火１時間（ＪＩＳ
−Ａ−１３０４）の試験に確実に合格できる。（７）断
熱性はＡＬＣに比べ４〜５倍以上で、重さはＡＬＣの
０．３〜０．５位のため施工しやすい。等の特徴、効果
がある。
れば、（１）不燃基材と芯材の主体間に耐熱性、含浸
性、補強性のある分離層を介在させ、かつ分離層を接着
剤と上記主体の含浸により強化して機械強度と経済性
（コスト）を向上できる。（２）分離層は耐熱性のある
不織布のため接着剤と主体の原液が共に含浸してアンカ
ー効果と反応時に生ずる縮合水とイソシアネートの水と
の反応による化学縮合による吸水機能と撒水機能でより
接着力が強化されることにより不燃基材と芯材の一体化
を促進できる。（３）分離層は主体の反応系をより接着
力が向上するタイミングに厚さと繊維間を通過する間に
コントロールできる。（４）不燃基材と分離層間に耐熱
性の不織布に耐火性の機能成分が含浸するため確実で耐
火性のある耐熱層が形成でき、さらに芯材の中間部位に
不織布を２重に積層し、かつこの不織布の対面する接触
面に密着層を形成したため、（５）フェノールフォーム
からなる芯材の中間に２重層の不織布を介在一体化さ
せ、機械強度が抜群となる。（６）耐火１時間（ＪＩＳ
−Ａ−１３０４）の試験に確実に合格できる。（７）断
熱性はＡＬＣに比べ４〜５倍以上で、重さはＡＬＣの
０．３〜０．５位のため施工しやすい。等の特徴、効果
がある。
【図１】本発明に係る複合板の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】図１で用いた複合板の一部を抽出して示す拡大
説明図である。
説明図である。
【図３】図１で用いた複合板の一部をさらに拡大して示
す説明図である。
す説明図である。
【図４】本発明に係る複合板のその他の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図５】本発明に係る複合板のその他の実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図６】本発明に係る複合板のその他の実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図７】本発明に係る複合板のその他の実施例を示す説
明図である。
明図である。
１ 不燃基材 ２ 芯材 ３ フェノールフォーム ４ 不織布 ５ 密着層 ６ 裏面材 ７ 分離層 ８ 接着剤層 ９ 無機軽量骨材 α 複合板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04F 13/08 - 13/18 B32B 1/00 - 35/00 E04B 1/94
Claims (1)
- 【請求項１】 金属薄板とフェノールフォーム等を用い
た芯材間に分離層を介在させた複合板において、上記分
離層は耐熱性がある合成樹脂製長繊維から連通孔構造と
した厚さ 0.1ｍｍ以上の不織布で形成し、かつ該分離層
と金属薄板裏面間に芯材となるフェノールフォーム形成
時の組成分と原料状態で反応する成分を含有する接着剤
層を一体に介在させ固着し、また、芯材の中間部に不織
布を２重に積層して配設すると共に、芯材形成時にこれ
ら不織布にフェノールフォーム原料が含浸すると共に不
織布を通過したフェノールフォーム原料が相互に接触し
た密着層を形成したことを特徴とする複合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03302555A JP3110522B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03302555A JP3110522B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複合板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05113017A JPH05113017A (ja) | 1993-05-07 |
| JP3110522B2 true JP3110522B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17910389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03302555A Expired - Fee Related JP3110522B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3110522B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3548957B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2004-08-04 | 川崎重工業株式会社 | 飛行体用レドームの構成材料 |
| JP6146854B2 (ja) * | 2013-01-11 | 2017-06-14 | 日鉄住金鋼板株式会社 | 断熱耐火パネル |
| JP7360353B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2023-10-12 | 積水化成品工業株式会社 | 樹脂複合体 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP03302555A patent/JP3110522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05113017A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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