JP3110036U - トング - Google Patents

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Abstract

【課題】 大皿等に密着している食物を容易に取ることのできるトングを提供すること。
【解決手段】 U字状に形成された把手部101の先端に形成された一対の挟み持ち部102に、直線状の直線部103をそれぞれ相対向する位置に形成することで、この直線部103を大皿等に密着させて、この大皿等に密着した食物等を取ることができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、トングに関する。
従来から、大皿等に盛られた料理を取り分けるために、トングという挟み具が使用されている。
特開2002−17544号公報に表されているように、従来のトング500(図5参照)は、弾性部材により形成されたU字状の把手部501の先端に一対の挟み部502を形成し、この一対の挟み部502の間に物を挟み込むことができるようにしていた。
しかしながら、従来のトング500においては、挟み部502の周縁502aが円形状に形成されていたため、大皿等に密着している野菜やパスタ等の食物を取ることが困難であった。
そこで、本考案は、大皿等に密着している食物を容易に取ることのできるトングを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、一対の先端の間に所定の間隔が空くように形成された把手部と、一対の前記先端のそれぞれに形成された一対の挟み持ち部と、を備え、
前記間隔を閉じて、一対の前記挟み持ち部の間に物を挟み込むことができるようにしたトングであって、一対の前記挟み持ち部は、それぞれ前記間隔を閉じる方向に直交する面を有する平板状に形成されており、一対の前記挟み持ち部の周縁の少なくとも一部には、直線状の直線部がそれぞれ少なくとも一つ形成されていることを特徴とするトングを提供する。
このように、挟み持ち部の一部に直線上の直線部を形成しておくことで、この直線部を大皿に沿って動かすことができるため、この大皿等に密着している食物等を容易に挟むことができるようになる。
また、トングを用いて食物を大皿等から取り分ける場合には、通常、大皿等の斜め上方からトングを差し出すため、挟み持ち部に形成された直線部と把手部の延びる方向との間の角度を鋭角となるようにすることで、大皿等の斜め上方からトングを差し出して野菜等を容易に挟むことができるようになる。
なお、本願考案者が鋭意研究を重ねた結果、この直線部と把手部の延びる方向との間の角度は、60度とすることが最も使いやすいことがわかった。
さらに、挟み持ち部の直線部以外の周縁であって、直線部と把手部の延びる方向との間の角度が鈍角となる側の周縁は、直線部の一端から外側に凸となるように形成することで、この凸となるように形成されている部分を用いて、例えば、サラダボールの側壁や大皿の段差の部分に密着している食物を容易に挟むことができるようになる。
以上のように、本発明によれば、挟み持ち部の周縁に形成されている直線部が大皿等に密着するため、この大皿等に密着している食物を容易に挟むことができるようになる。
また、この直線部と把手部との間の角度を鋭角となるようにすることで、大皿等の斜め上方から食物を挟む際に、直線部を大皿等の底に密着させやすくなる。
さらに、直線部以外の周縁であって、直線部と把手部との間に挟まれていない部分は、把手部から直線部に向かって、徐々に傾斜角が大きくなるように形成することで、側壁や段差に密着している食物を容易に挟むことができるようになる。
図1は、本考案の第一の実施形態に係るトング100の斜視図である。
本実施形態に係るトング100は、把手部101と、挟み持ち部102と、により構成されている。
本実施形態における把手部101は、帯状のステンレス材を長さ方向の中央部で折り返すことによりU字状に形成されており、U字状に形成された把手部101の先端には、所定の間隔が空くようにされている。
ここで、本実施形態で使用したステンレス材は、適度な弾性を有するものを用いているため、トング100の使用者が、U字状に形成された把手部101の先端の間隔を閉じる方向に押圧することにより、この先端の間隔を閉じることができるようにしている。
一方、把手部101の先端の間隔を閉じる方向への押圧を解放することで、把手部101の弾性力により、再び把手部101の先端の間隔が空くようになる。
なお、この先端の間隔の大きさについては、トング100により挟む物の大きさ・形状を考慮して適宜選択することができる設計事項である。
使用するステンレスの弾性についても、トング100を使用する者の握力を考慮して適宜選択すればよい。
U字状に形成された把手部101の先端のそれぞれには、挟み持ち部102が形成されている。
挟み持ち部102は、それぞれ把手部101の先端を閉じる方向に直交する面を有する平板状に形成されているため、この直交する面に野菜などの物を挟み込むことができるようにされている。
なお、挟み持ち部102の大きさ・形状については、一対の挟み持ち部102の間に挟み込む物の大きさ・形状を考慮して適宜選択することができる設計事項である。
平板状に形成されている挟み持ち部102の周縁には、直線状に形成されている直線部103が形成されている。
直線部103は、把手部101の延びる方向との間の角度が90度となるように形成されている。
ここで、直線部103の長さNについては、大皿等に密着した物を挟み込むことができる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
以上のように、本実施形態に係るトング100によれば、挟み持ち部102に形成されている直線部103を大皿等に密着させることができるため、この直線部103を用いて大皿等に密着している物を容易に取ることができる。
また、本実施形態においては、直線部103は、把手部101の延びる方向に対して垂直方向に延びるように形成されているため、大皿等に対して真上からトング100を差し出すことにより、直線部103を大皿等に密着させることができるようにしている。
なお、本実施形態においては、ステンレス材で把手部101を形成しているが、これに限定されるわけではなく、例えば、樹脂等、他の素材により形成することも可能である。
また、本実施形態では、把手部101全体を弾性部材により形成しているが、把手部101の一部、例えば、U字状に折り返されている部分のみを弾性部材により形成することも可能である。
さらに、把手部101の間にバネを挟み込むことにより、把手部101の先端に所定の間隔が空くようにすることも可能である。
加えて、本実施形態においては、直線部103を、把手部101の延びる方向との間の角度が90度となるように形成しているが、この直線部103と把手部101との間の角度についても、大皿等に盛られた物が取りやすくなる範囲で適宜変更することができる。
図2は、本考案の第二の実施形態に係るトング200の斜視図である。
本実施形態に係るトング200は、把手部201と、挟み持ち部202と、により構成されている。
本実施形態における把手部201は、第一の実施形態とは異なり、二つの帯状の竹材の一端201aを連結することによりU字状に形成されている。
そして、U字状に形成された把手部201の先端には、第一の実施形態と同様に、所定の間隔が空くようにされている。
ここで、本実施形態で使用した竹材は、第一の実施形態と同様に、適度な弾性を有するものを適宜選択して使用している。
また、この先端の間隔の大きさについても、第一の実施形態と同様にトング200により挟む物の大きさ・形状を考慮して適宜選択することができる設計事項である。
さらに、使用する竹の弾性についても、トング200を使用する者の握力を考慮して適宜選択すればよい。
U字状に形成された把手部201の先端のそれぞれには、挟み持ち部202が形成されている。
挟み持ち部202は、第一の実施形態と同様に、それぞれ把手部201の先端を閉じる方向に対して面する平板状に形成されている。
なお、挟み持ち部202の大きさ・形状についても、第一の実施形態と同様に、一対の挟み持ち部202の間に挟み込む物の大きさ・形状を考慮して適宜選択することができる設計事項である。
平板状に形成されている挟み持ち部202の周縁には、直線状に形成されている直線部203が形成されている。
直線部203は、第一の実施形態と同様に、一対の挟み持ち部202の相対向する位置にそれぞれ形成されており、その長さについても、第一の実施形態と同様に、大皿等に密着した物を挟み込むことができる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
ここで、本実施形態においては、図3(トング200の側面図)に表されているように、本実施形態においては、直線部203と把手部201の延びる方向Xとの間の角度αが、60度となるように形成されている。
従って、本実施形態に係るトング200においては、大皿等に対して斜め上方の60度の角度からトング200を差し出すことにより、直線部203を大皿等に密着させることができるようにしている。
また、本実施形態においては、挟み持ち部202の直線部203以外の周縁であって、直線部203と把手部201の延びる方向Xとの間の角度が鈍角となる側の周縁202aは、直線部203の一端203aから外側に凸となるように形成されている。
このように直線部203の一端203aから外側に凸となるように周縁202aを形成することで、この外側に凸となる周縁202aをサラダボールの側壁や大皿の段差等に差し入れて物を挟み込むことができるようになる。
このように、本実施形態では、大皿等に密着させる直線部203が、把手部201に対して傾斜しているため、斜め上方からこの直線部203を大皿等に密着させることができる。
なお、本実施形態においては、竹材で把手部201を形成しているが、これに限定されるわけではなく、例えば、樹脂等、他の素材により形成することも可能である。
また、本実施形態でも、把手部201全体を弾性部材により形成しているが、把手部201の一部、例えば、U字状となるように取り付けられている部分のみを弾性部材により形成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、直線部203を、一つ形成しているが、この数については任意の数を適宜選択することができる。
なお、本実施形態においては、直線部203と把手部201の延びる方向Xとの間の角度αが、60度となるように形成しているが、この角度については、任意の角度を採用することが可能であり、本考案の考案者が鋭意研究したところによれば、55度〜65度の間の角度、特に、60度が好適であった。
図4は、本考案の第三の実施形態に係るトング300の側面図である。
本実施形態に係るトング300は、把手部201と、挟み持ち部302と、により構成されており、第二の実施形態に係るトング200と比べて、挟み持ち部302のみが異なっているため、以下、挟み持ち部302に関する事項についてのみ説明する。
本実施形態における挟み持ち部302も、第二の実施形態と同様に、それぞれ把手部201の先端を閉じる方向において面する平板状に形成されているが、本実施形態においては、挟み持ち部302の周縁に、直線状に形成されている第一の直線部303Aと第二の直線部303Bとが形成されている。
第一の直線部303A及び第二の直線部303Bは、第二の実施形態と同様に、一対の挟み持ち部302の相対向する位置にそれぞれ形成されており、その長さについても、第二の実施形態と同様に、大皿等に密着した物を挟み込むことができる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
ここで、本実施形態においては、第一の直線部303Aは、把手部201の延長線と交差するように形成されており、第二の直線部303Bは、第一の直線部303Aと連続し、かつ、第一の直線部303Aと把手部201との間に形成されている。
そして、本実施形態においては、図4に表されているように、第一の直線部303Aと把手部201の延びる方向Yとの間の角度βが60度となるように形成し、また、第二の直線部303Bと把手部201の延びる方向Yとの間の角度γが30度となるように形成している。
従って、本実施形態に係るトング300においては、大皿等に対して斜め上方の60度の角度と30度の角度からトング300を差し出すことにより、第一の直線部303A又は第二の直線部303Bを大皿等に密着させることができるようにしている。
このように、本実施形態では、挟み持ち部303に第一の直線部303Aと第二の直線部303Bとを設けているため、トング300を差し出す角度によって、第一の直線部303A又は第二の直線部303Bを選択して大皿等に密着させることができる。
なお、本実施形態においては、直線部303A、303Bを、一つの挟み持ち部302にそれぞれ二つずつ形成しているが、この数については任意の数を適宜選択することができる。
また、把手部201の延びる方向と第一の直線部303Aとの間の角度、および、把手部201の延びる方向と第二の直線部303Bとの間の角度、についても、大皿等に盛られた物を取りやすくするため適宜変更することが可能である。
なお、本実施形態においては、第一の直線部303Aと把手部201の延びる方向Yとの間の角度βが60度となるように形成し、また、第二の直線部303Bと把手部201の延びる方向Yとの間の角度γが30度となるように形成しているが、これらの角度については、任意の角度を採用することが可能である。
第一の実施形態に係るトング100の斜視図。 第二の実施形態に係るトング200の斜視図。 トング200の側面図。 第三の実施形態に係るトング300の側面図。 従来のトング500の斜視図。
符号の説明
100、200、300 トング
101、201 把手部
102、202、302 挟み持ち部
103、203、303 直線部

Claims (4)

  1. 一対の先端の間に所定の間隔が空くように形成された把手部と、
    一対の前記先端のそれぞれに形成された一対の挟み持ち部と、を備え、
    前記間隔を閉じて、一対の前記挟み持ち部の間に物を挟み込むことができるようにしたトングであって、
    一対の前記挟み持ち部は、それぞれ前記間隔を閉じる方向に直交する面を有する平板状に形成されており、
    一対の前記挟み持ち部の周縁の少なくとも一部には、直線状の直線部がそれぞれ少なくとも一つ形成されていることを特徴とするトング。
  2. 前記直線部と前記把手部の延びる方向との間の角度は、鋭角であることを特徴とする請求項1に記載のトング。
  3. 前記直線部と前記把手部の延びる方向との間の角度は、60度であることを特徴とする請求項2に記載のトング。
  4. 前記直線部以外の前記周縁であって、前記直線部と前記把手部の延びる方向との間の角度が鈍角となる側の前記周縁は、前記直線部の一端から外側に凸となるように形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトング。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592876U (ja) * 1992-05-15 1993-12-17 株式会社コパル カード用カートリッジ

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