JP3109935B2 - 掛止金具とその取り付け方法 - Google Patents
掛止金具とその取り付け方法Info
- Publication number
- JP3109935B2 JP3109935B2 JP05043232A JP4323293A JP3109935B2 JP 3109935 B2 JP3109935 B2 JP 3109935B2 JP 05043232 A JP05043232 A JP 05043232A JP 4323293 A JP4323293 A JP 4323293A JP 3109935 B2 JP3109935 B2 JP 3109935B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- hook
- pair
- locking claw
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B13/00—Hook or eye fasteners
- A44B13/0005—Hook or eye fasteners characterised by their material
- A44B13/0017—Hook or eye fasteners characterised by their material made of metal plate
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B13/00—Hook or eye fasteners
- A44B13/0029—Hook or eye fasteners characterised by their way of fastening to the support
- A44B13/0035—Hook or eye fasteners characterised by their way of fastening to the support using prongs
- A44B13/0041—Hook or eye fasteners characterised by their way of fastening to the support using prongs and a backing element on which prongs are bent over
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/4588—Means for mounting projection or cavity portion
- Y10T24/45906—Means for mounting projection or cavity portion having component of means permanently deformed during mounting operation
- Y10T24/45911—Means for mounting projection or cavity portion having component of means permanently deformed during mounting operation and formed from or fixedly attached to projection or cavity portion
- Y10T24/45916—Cooperates with detached component of means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45969—Hook-shaped projection member passing through cavity
- Y10T24/45974—Hook-shaped projection member passing through cavity formed from single piece of sheet metal
Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Adornments (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ズボンやスカート等
に用いられている鉤状のフックを有した掛止金具とその
取り付け方法に関する。
に用いられている鉤状のフックを有した掛止金具とその
取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉤ホックは、例えば、実公平1−
8182号公報に開示されているように、鉤状の黄銅製
フックとこのフックが掛け止められる黄銅製アイとから
成り、フック及びアイが取り付けられる生地を挟んで反
対側には、このフックまたはアイを固定する黄銅製の座
金が各々設けられている。フック及びアイには、各々の
対応する座金に固定するための一対の係止爪が一体に設
けられ、各座金には、この一対の係止爪が挿通される一
対の透孔が形成されていた。そして、フックまたはアイ
を生地に取り付ける際には、生地の反対側にこの座金を
位置させ、フックまたはアイの係止爪を、生地に突き刺
すようにして座金の各透孔に各係止爪を挿通させ、さら
にこの係止爪を互いに内側に折り曲げて、フックまたは
アイと座金とを確実に固定していた。ここで、係止爪の
先端部は、図4の2点鎖線に示すように、生地に突き刺
し易いように、鋭角で先鋭な形状に形成されていた。
8182号公報に開示されているように、鉤状の黄銅製
フックとこのフックが掛け止められる黄銅製アイとから
成り、フック及びアイが取り付けられる生地を挟んで反
対側には、このフックまたはアイを固定する黄銅製の座
金が各々設けられている。フック及びアイには、各々の
対応する座金に固定するための一対の係止爪が一体に設
けられ、各座金には、この一対の係止爪が挿通される一
対の透孔が形成されていた。そして、フックまたはアイ
を生地に取り付ける際には、生地の反対側にこの座金を
位置させ、フックまたはアイの係止爪を、生地に突き刺
すようにして座金の各透孔に各係止爪を挿通させ、さら
にこの係止爪を互いに内側に折り曲げて、フックまたは
アイと座金とを確実に固定していた。ここで、係止爪の
先端部は、図4の2点鎖線に示すように、生地に突き刺
し易いように、鋭角で先鋭な形状に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、係止爪が座金の透孔に挿通する際に、先端が先鋭な
係止爪が、透孔内に生地を引き込み、生地を構成する糸
の間に、糸を分けるようにして挿通され、その周辺の生
地にしわを生じさせるという問題があった。さらに、係
止爪を透孔に挿通する際に、係止爪の先端部に生地の糸
を引き掛けて挿通され、この係止爪が挿通された部分の
生地の縦横方向に、糸を引いた部分の生地の模様がずれ
たり、さらにその部分が縦横にしわになるという問題も
あった。
合、係止爪が座金の透孔に挿通する際に、先端が先鋭な
係止爪が、透孔内に生地を引き込み、生地を構成する糸
の間に、糸を分けるようにして挿通され、その周辺の生
地にしわを生じさせるという問題があった。さらに、係
止爪を透孔に挿通する際に、係止爪の先端部に生地の糸
を引き掛けて挿通され、この係止爪が挿通された部分の
生地の縦横方向に、糸を引いた部分の生地の模様がずれ
たり、さらにその部分が縦横にしわになるという問題も
あった。
【0004】また、この糸引を少なくするために、実開
平4−112612号公報に開示されているように、座
金に形成された透孔を、アルミニウムの薄板等で覆って
いる掛止金具も提案されている。この場合、係止爪を透
孔に挿通させる際に、薄板により生地が保持されるの
で、生地が透孔内に引き込まれにくいが、座金にその透
孔を覆う別体の薄板を貼り付ける構成となり、部品数が
増加し製造工程も複雑化するという問題がある。しか
も、先鋭な係止爪の先端部に生地の糸を引き掛けて透孔
内に引き込んでしまうということが依然として発生し、
上記従来技術と同様に、この係止爪の挿入時に生地にし
わが生じ易いものである。
平4−112612号公報に開示されているように、座
金に形成された透孔を、アルミニウムの薄板等で覆って
いる掛止金具も提案されている。この場合、係止爪を透
孔に挿通させる際に、薄板により生地が保持されるの
で、生地が透孔内に引き込まれにくいが、座金にその透
孔を覆う別体の薄板を貼り付ける構成となり、部品数が
増加し製造工程も複雑化するという問題がある。しか
も、先鋭な係止爪の先端部に生地の糸を引き掛けて透孔
内に引き込んでしまうということが依然として発生し、
上記従来技術と同様に、この係止爪の挿入時に生地にし
わが生じ易いものである。
【0005】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、フックやアイを座金に取り付ける際
に生地の糸引がなく、取り付け後の生地にしわ等が生じ
ない掛止金具とその取り付け方法を提供することを目的
とする。
て成されたもので、フックやアイを座金に取り付ける際
に生地の糸引がなく、取り付け後の生地にしわ等が生じ
ない掛止金具とその取り付け方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、この発明
は、鉤状の金属製フック又はこのフックが掛け止められ
る金属製アイである取付部材を有し、この取付部材が装
着される生地を挟んで反対側に、上記取付部材を固定す
るアルミニウム製の座金を設け、上記取付部材をこの座
金に固定するための一対の係止爪を上記取付部材と一体
に形成し、この一対の係止爪が貫通される一対の薄肉部
をプレス成形により一体に上記座金に形成し、上記係止
爪の先端を、その貫通方向に対してほぼ直角方向の平坦
部に形成し、この平端部により上記生地を切断して上記
薄肉部に貫通した掛止金具である。また、金属製の取付
部材を装着する生地を挟んで反対側に、上記取付部材を
固定するアルミニウム製の座金を設け、上記取付部材と
一体に上記座金に固定するための一対の係止爪を形成
し、この一対の係止爪が貫通される一対の薄肉部を上記
座金に形成し、上記係止爪の先端を、上記薄肉部への貫
通方向に対してほぼ直角方向の平面を有した平坦部に形
成し、この平端部を上記生地に押し付けて上記生地を切
断し、上記薄肉部に貫通させる止金具の取り付け方法で
ある。
は、鉤状の金属製フック又はこのフックが掛け止められ
る金属製アイである取付部材を有し、この取付部材が装
着される生地を挟んで反対側に、上記取付部材を固定す
るアルミニウム製の座金を設け、上記取付部材をこの座
金に固定するための一対の係止爪を上記取付部材と一体
に形成し、この一対の係止爪が貫通される一対の薄肉部
をプレス成形により一体に上記座金に形成し、上記係止
爪の先端を、その貫通方向に対してほぼ直角方向の平坦
部に形成し、この平端部により上記生地を切断して上記
薄肉部に貫通した掛止金具である。また、金属製の取付
部材を装着する生地を挟んで反対側に、上記取付部材を
固定するアルミニウム製の座金を設け、上記取付部材と
一体に上記座金に固定するための一対の係止爪を形成
し、この一対の係止爪が貫通される一対の薄肉部を上記
座金に形成し、上記係止爪の先端を、上記薄肉部への貫
通方向に対してほぼ直角方向の平面を有した平坦部に形
成し、この平端部を上記生地に押し付けて上記生地を切
断し、上記薄肉部に貫通させる止金具の取り付け方法で
ある。
【0007】
【作用】この発明の掛止金具は、座金の薄肉部に対して
取付部材の係止爪の先端の平坦部が、取り付けられる生
地を挟んで面接触し、その状態で座金の薄肉部に係止爪
が押し込まれて貫通するようにしている。これにより、
係止爪を座金の薄肉部に当接し貫通させる際に、平坦部
と薄肉部との接触面で生地が切断され、その後、係止爪
をさらに薄肉部に形成された貫通孔に挿通させる際に
は、生地の糸を引き掛けて引くことがなく生地にしわも
生じさせないものである。
取付部材の係止爪の先端の平坦部が、取り付けられる生
地を挟んで面接触し、その状態で座金の薄肉部に係止爪
が押し込まれて貫通するようにしている。これにより、
係止爪を座金の薄肉部に当接し貫通させる際に、平坦部
と薄肉部との接触面で生地が切断され、その後、係止爪
をさらに薄肉部に形成された貫通孔に挿通させる際に
は、生地の糸を引き掛けて引くことがなく生地にしわも
生じさせないものである。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例について図面に基づい
て説明する。この実施例の掛止金具は、ズボンやスカー
トの開閉部に用いられるもので、鉤状に形成された黄銅
製フック10と、このフック10が掛け止められる黄銅
製アイ12とから成る。フック10及びアイ12が取り
付けられるズボン等の生地14を挟んで反対側には、こ
のフック10またはアイ12を固定するためのアルミニ
ウム製(アルミニウム合金製を含む)の座金16が各々
設けられている。フック10には、対応する座金16に
固定するための一対の係止爪18が、このフック10の
基端部で折り返された折返し片11から互いに平行に突
出して一体に形成されている。そして、係止爪18の先
端は、その突出方向に対して直角方向の平面に形成され
た平坦部20となっている。
て説明する。この実施例の掛止金具は、ズボンやスカー
トの開閉部に用いられるもので、鉤状に形成された黄銅
製フック10と、このフック10が掛け止められる黄銅
製アイ12とから成る。フック10及びアイ12が取り
付けられるズボン等の生地14を挟んで反対側には、こ
のフック10またはアイ12を固定するためのアルミニ
ウム製(アルミニウム合金製を含む)の座金16が各々
設けられている。フック10には、対応する座金16に
固定するための一対の係止爪18が、このフック10の
基端部で折り返された折返し片11から互いに平行に突
出して一体に形成されている。そして、係止爪18の先
端は、その突出方向に対して直角方向の平面に形成され
た平坦部20となっている。
【0009】座金16には、フック10の折返し片11
を受ける膨出部17が形成され、この膨出部17に、一
対の係止爪18が各々貫通される一対の薄肉部22が形
成されている。この薄肉部22は、係止爪18の平坦部
20を当接させて押し込むことにより貫通可能な程度に
薄い肉厚に、膨出部17の所定の2ケ所をプレス成形し
て形成されているものである。
を受ける膨出部17が形成され、この膨出部17に、一
対の係止爪18が各々貫通される一対の薄肉部22が形
成されている。この薄肉部22は、係止爪18の平坦部
20を当接させて押し込むことにより貫通可能な程度に
薄い肉厚に、膨出部17の所定の2ケ所をプレス成形し
て形成されているものである。
【0010】また、アイ12にも一対の係止爪18が設
けられ、コ字形の形状に形成されており、フック10と
同様に係止爪18が、アイ12用の座金16の薄肉部2
2に貫通可能に設けられている。
けられ、コ字形の形状に形成されており、フック10と
同様に係止爪18が、アイ12用の座金16の薄肉部2
2に貫通可能に設けられている。
【0011】この実施例の掛止金具のフック10及びア
イ12を、生地14に取り付けるには、先ず、生地14
の各取付位置の反対側に、フック10及びアイ12に対
応した座金16を各々位置させる。そして、フック10
またはアイ12の各係止爪18により、生地14を挟ん
で座金16の各薄肉部22に、各係止爪18の平坦部2
0を押し付けて押圧し、薄肉部22を破り係止爪18を
貫通させる。この後、この係止爪18を座金16の裏面
側で互いに内側に折り曲げて、フック10またはアイ1
2と各座金16とを確実に固定するものである。
イ12を、生地14に取り付けるには、先ず、生地14
の各取付位置の反対側に、フック10及びアイ12に対
応した座金16を各々位置させる。そして、フック10
またはアイ12の各係止爪18により、生地14を挟ん
で座金16の各薄肉部22に、各係止爪18の平坦部2
0を押し付けて押圧し、薄肉部22を破り係止爪18を
貫通させる。この後、この係止爪18を座金16の裏面
側で互いに内側に折り曲げて、フック10またはアイ1
2と各座金16とを確実に固定するものである。
【0012】ここで、係止爪18が薄肉部22に貫通す
る際、座金16に対して、フック10またはアイ12の
係止爪18の平坦部20が、生地14を挟んで面接触
し、その状態で薄肉部22に係止爪18の平坦部20が
押し込まれて貫通するようにしている。従って、係止爪
18を座金16の薄肉部22に当接し押し込む際に、平
坦部20と薄肉部22との接触面部分で生地14が切断
され、その後薄肉部22が係止爪18によって突き破ら
れた貫通孔に係止爪18を挿通させる際にも、生地14
を形成している糸を係止爪18の先端に引き掛けて引き
込むことがなく、生地14にしわを生じさせないもので
ある。特に、繊維の細い絹やいわゆる新合繊を用いた生
地に対しても、しわを生じさせずに確実に取り付けるこ
とができるものである。
る際、座金16に対して、フック10またはアイ12の
係止爪18の平坦部20が、生地14を挟んで面接触
し、その状態で薄肉部22に係止爪18の平坦部20が
押し込まれて貫通するようにしている。従って、係止爪
18を座金16の薄肉部22に当接し押し込む際に、平
坦部20と薄肉部22との接触面部分で生地14が切断
され、その後薄肉部22が係止爪18によって突き破ら
れた貫通孔に係止爪18を挿通させる際にも、生地14
を形成している糸を係止爪18の先端に引き掛けて引き
込むことがなく、生地14にしわを生じさせないもので
ある。特に、繊維の細い絹やいわゆる新合繊を用いた生
地に対しても、しわを生じさせずに確実に取り付けるこ
とができるものである。
【0013】また、座金16をアルミニウム製にしたの
で、座金16及びその薄肉部22の形成が容易で、さら
に、先端が平坦部20となった係止爪18により、薄肉
部22を貫通することも容易となるものである。しか
も、掛止金具としての強度も十分なものである。
で、座金16及びその薄肉部22の形成が容易で、さら
に、先端が平坦部20となった係止爪18により、薄肉
部22を貫通することも容易となるものである。しか
も、掛止金具としての強度も十分なものである。
【0014】尚、この発明の掛止金具の係止爪の形状
は、先端に平坦部が形成されていれば良く、この平坦部
の面積や形は、生地の材質や厚さ、その他この掛止金具
の用途等に合わせて適宜設定できるものである。
は、先端に平坦部が形成されていれば良く、この平坦部
の面積や形は、生地の材質や厚さ、その他この掛止金具
の用途等に合わせて適宜設定できるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明の掛止金具は、先端に平坦部を
有した係止爪を、生地を挟んで座金の薄肉部に貫通させ
ることにより、座金と取付部材の生地への装着を行って
いるので、係止爪を座金の薄肉部に差し込む際に、係止
爪の平坦部と薄肉部とによって挟まれた生地が切断さ
れ、係止爪が薄肉部に貫通されるものである。これによ
り、その差し込み位置の生地の糸を係止爪が挿入方向に
引いたり、取り付け部周囲の生地にしわを生じさせたり
することがないものである。さらに、係止爪は薄肉部に
緊密に貫通し、係止爪はがたつきなく座金に取り付けら
れる。
有した係止爪を、生地を挟んで座金の薄肉部に貫通させ
ることにより、座金と取付部材の生地への装着を行って
いるので、係止爪を座金の薄肉部に差し込む際に、係止
爪の平坦部と薄肉部とによって挟まれた生地が切断さ
れ、係止爪が薄肉部に貫通されるものである。これによ
り、その差し込み位置の生地の糸を係止爪が挿入方向に
引いたり、取り付け部周囲の生地にしわを生じさせたり
することがないものである。さらに、係止爪は薄肉部に
緊密に貫通し、係止爪はがたつきなく座金に取り付けら
れる。
【図1】この発明の掛止金具の一実施例の取り付け状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】この実施例の掛止金具の使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図3】この実施例の掛止金具を生地に装着する際の状
態を示す部分破断側面図である。
態を示す部分破断側面図である。
【図4】この実施例の掛止金具の係止爪の部分拡大側面
図である。
図である。
10 フック 12 アイ 14 生地 16 座金 18 係止爪 20 平坦部 22 薄肉部
Claims (2)
- 【請求項1】 金属製の取付部材(10,12)を有
し、この取付部材(10,12)が装着される生地(1
4)を挟んで反対側に、上記取付部材(10,12)を
固定するアルミニウム製の座金(16)を設け、上記取
付部材(10,12)と一体に上記座金(16)に固定
するための一対の係止爪(18)を形成し、この一対の
係止爪(18)が貫通される一対の薄肉部(22)をプ
レス成形により一体に上記座金(16)に形成し、上記
係止爪(18)の先端を、上記薄肉部(22)への貫通
方向に対してほぼ直角方向の平面を有した平坦部(2
0)に形成し、この平端部(20)により上記生地(1
4)を切断して上記薄肉部(22)に貫通したことを特
徴とする掛止金具。 - 【請求項2】 金属製の取付部材(10,12)を装着
する生地(14)を挟んで反対側に、上記取付部材(1
0,12)を固定するアルミニウム製の座金(16)を
設け、上記取付部材(10,12)と一体に上記座金
(16)に固定するための一対の係止爪(18)を形成
し、この一対の係止爪(18)が貫通される一対の薄肉
部(22)を上記座金(16)に形成し、上記係止爪
(18)の先端を、上記薄肉部(22)への貫通方向に
対してほぼ直角方向の平面を有した平坦部(20)に形
成し、この平端部(20)を上記生地(14)に押し付
けて上記生地(14)を切断し、上記薄肉部(22)に
貫通させることを特徴とする掛止金具の取り付け方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05043232A JP3109935B2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 掛止金具とその取り付け方法 |
US08/190,530 US5467509A (en) | 1993-02-08 | 1994-02-02 | Hook-and-eye fastener |
DE69413728T DE69413728T2 (de) | 1993-02-08 | 1994-02-03 | Haken-Ösen-Verschluss |
ES94101634T ES2123069T3 (es) | 1993-02-08 | 1994-02-03 | Gancho y ojal para cierre de corchete. |
EP94101634A EP0610812B1 (en) | 1993-02-08 | 1994-02-03 | Hook-and-eye fastener |
CN94101232.8A CN1082796C (zh) | 1993-02-08 | 1994-02-07 | 搭钩和搭襻系固件 |
HK98112223A HK1011267A1 (en) | 1993-02-08 | 1998-11-23 | Hook-and-eye fastener |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05043232A JP3109935B2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 掛止金具とその取り付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233705A JPH06233705A (ja) | 1994-08-23 |
JP3109935B2 true JP3109935B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=12658171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05043232A Expired - Fee Related JP3109935B2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 掛止金具とその取り付け方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5467509A (ja) |
EP (1) | EP0610812B1 (ja) |
JP (1) | JP3109935B2 (ja) |
CN (1) | CN1082796C (ja) |
DE (1) | DE69413728T2 (ja) |
ES (1) | ES2123069T3 (ja) |
HK (1) | HK1011267A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5054505A (en) * | 1990-05-08 | 1991-10-08 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Facial compact having a storage space |
JP3952433B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2007-08-01 | Ykk株式会社 | 衣服用フック |
JP2002034612A (ja) * | 2000-03-01 | 2002-02-05 | Koji Kato | 掛止金具及びウエストサイズ調節機構付衣服 |
US7021718B2 (en) * | 2002-12-02 | 2006-04-04 | Dahti, Inc. | Method and apparatus for attaching accessories to load-bearing fabric |
US20060201036A1 (en) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Bardy Christopher A | Apparatus for temporarily designating player-leaders of a sports team |
JP6289199B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2018-03-07 | Ykk株式会社 | 掛止金具用取付装置 |
EP3405063B1 (en) * | 2016-01-21 | 2020-04-29 | Avaitec AB | A fastening device and a fastening system |
CN205878908U (zh) * | 2016-05-25 | 2017-01-11 | 江苏焱鑫科技股份有限公司 | 脱水加热炉 |
CN107647533A (zh) * | 2017-10-08 | 2018-02-02 | 黄华坤 | 衣扣 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1378108A (en) * | 1920-02-16 | 1921-05-17 | Patent Button Co | Button |
US1463236A (en) * | 1922-03-23 | 1923-07-31 | Patent Button Co | Button |
DE1102668B (de) * | 1952-04-29 | 1961-03-23 | Hook Flex Corp | Verschlusshaken mit Gegenplatte |
GB862852A (en) * | 1959-06-09 | 1961-03-15 | Buttons Ltd | Improvements in hook fastenings for garments |
GB942269A (en) * | 1960-07-28 | 1963-11-20 | North & Judd Ltd | Fastener assembly |
JPS56411U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-06 | ||
JPS5946115U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-27 | 日本ノ−シヨン工業株式会社 | 被服用留め具 |
JPS6118010U (ja) * | 1984-07-06 | 1986-02-01 | 日本ノ−シヨン工業株式会社 | 鉤ホツク雄体 |
US5016952A (en) * | 1989-12-22 | 1991-05-21 | At&T Bell Laboratories | Cable closure including superabsorbent foam water blocking system and methods of using same |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP05043232A patent/JP3109935B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-02-02 US US08/190,530 patent/US5467509A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-03 EP EP94101634A patent/EP0610812B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-03 DE DE69413728T patent/DE69413728T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-03 ES ES94101634T patent/ES2123069T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-07 CN CN94101232.8A patent/CN1082796C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-11-23 HK HK98112223A patent/HK1011267A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0610812A1 (en) | 1994-08-17 |
DE69413728D1 (de) | 1998-11-12 |
ES2123069T3 (es) | 1999-01-01 |
JPH06233705A (ja) | 1994-08-23 |
CN1095913A (zh) | 1994-12-07 |
CN1082796C (zh) | 2002-04-17 |
DE69413728T2 (de) | 1999-04-01 |
EP0610812B1 (en) | 1998-10-07 |
HK1011267A1 (en) | 1999-07-09 |
US5467509A (en) | 1995-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3109935B2 (ja) | 掛止金具とその取り付け方法 | |
US3802032A (en) | Invisible tie clip | |
US4429439A (en) | Garment expander | |
JP2573725Y2 (ja) | 自動車用シートのトリム吊込み構造 | |
JPH018182Y2 (ja) | ||
JPS5832720Y2 (ja) | クッション体の飾りボタンの取付構造 | |
JP2592802Y2 (ja) | 掛止金具 | |
JP3642091B2 (ja) | はとめ | |
JP2583307Y2 (ja) | 自動車用シートのトリム端末固定構造 | |
CN218790738U (zh) | 一种带有线条修饰的衣服 | |
JP2575997Y2 (ja) | 車両用シートにおける表皮材端末固定構造 | |
JP3014746U (ja) | 被服、袋物などの掛支金具の座金 | |
JPH0626698U (ja) | 自動車用シートのトリム端末固定構造 | |
JPH0489084A (ja) | シートのトリムカバーの取付構造及びその取付方法 | |
JPH11342278A (ja) | シート端末処理構造 | |
KR960000896Y1 (ko) | 의류용 파스너(fastener) | |
JP3781906B2 (ja) | フロアマット用止め具 | |
JPH0595308U (ja) | 鉤ホック | |
JPH07964Y2 (ja) | 衣服用腰回り調整用スライダーの固定装置 | |
JPH0235044Y2 (ja) | ||
JPS5816538Y2 (ja) | 衣料固定用クリツプ | |
JP2588160B2 (ja) | カーテン吊り具 | |
JPH0429839Y2 (ja) | ||
JPH0575Y2 (ja) | ||
JPH0528299U (ja) | シートバツクにおけるフアースンゴムの引き掛け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |