JPH0595308U - 鉤ホック - Google Patents

鉤ホック

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JPH0595308U
JPH0595308U JP3815692U JP3815692U JPH0595308U JP H0595308 U JPH0595308 U JP H0595308U JP 3815692 U JP3815692 U JP 3815692U JP 3815692 U JP3815692 U JP 3815692U JP H0595308 U JPH0595308 U JP H0595308U
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好信 植葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉤ホックの生地等への止着に際し引吊りや糸
引きが発生しないようにする。 【構成】 鉤部11aを備えた留金1と、この鉤部11
aが係合される受金2とで構成される鉤ホックにおい
て、上記留金1は留金本体11と留金取付部13とから
なり、上記受金2は受金本体21と受金取付部23とか
らなり、留金本体11および受金本体21には衣服の生
地等を貫通する複数の係止爪12が突設され、留金取付
部13および受金取付部23には上記係止爪12が挿入
止着される係合部4が設けられ、この係合部4には係合
前に上記係止爪12の先端部が当接する位置に周囲より
も肉薄に圧延された圧延部31が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、衣服の開口部等を係止するための鉤ホックの改良に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉤ホックの留金を、縫着等の煩雑な手段を用いることなく、衣服の生地 等に止着できるようにするために、留金の裏面に係止爪を突出させ、この係止爪 を上記生地に挿通させて係止することが行われている。
【0003】 図4はこのような鉤ホックを例示する分解斜視図である。この図に示すように 、鉤ホックは第一生地等C1に止着される留金1と、第二生地等C2に止着され る受金2とから構成されている。そして、留金1は右側部の上下縁部に係止爪1 2が突設された留金本体11と、この係止爪12の曲げ押しよって上記留金本体 11が係止される留金取付部13とから構成されている。留金本体11と留金取 付部13とは留金本体11の係止爪12が第一生地等C1を貫通した状態で互い に上記係止爪12の曲げ押しによって結合されている。留金本体11と留金取付 部13とは互いに結合された状態で、その左方は一定の距離をもって互いに離反 するように折り曲げられ、その左端部に鉤部11aが形成されている。
【0004】 また、受金2はC字形状に折り曲げられ、その上下端部に係止爪22が設けら れた受金本体21と、この係止爪22の曲げ押しによって上記受金本体21が係 止される受金取付部23とから構成されている。受金本体21と受金取付部23 とは受金本体21の係止爪22が第二生地等C2を貫通した状態で互いに係止爪 22の曲げ押しによって結合されている。
【0005】 このように、留金1および受金2は係止爪12、22と留金取付部13および 受金取付部23とを用いることによって、縫着操作を行うことなく第一生地等C 1と第二生地等C2とに止着することができ、取り付け作業の簡素化上好都合で ある。
【0006】 第一生地等C1と第二生地等C2とは、図4に示す状態から一旦留金1を受金 2の右方にまで移動させ、その後引き戻して留金本体11の左先端部を受金本体 21と第二生地等C2との隙間に挟み込むようにして互いに結合される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の鉤ホックにおいては、第一生地等C1に留金1を止着する に際しては、まず留金本体11と留金取付部13とが第一生地等C1を介して対 向させられ、その後留金本体11が留金取付部13の方向に押圧されることによ って、留金本体11の係止爪12は第一生地等C1を貫通し、この貫通した係止 爪12の先端が互いに接近する方向に曲げ押しされる。
【0008】 ところで、留金本体11の係止爪12を第一生地等C1に押し当てた状態では 、係止爪12の先端が当接された第一生地等C1の裏側には留金取付部13の切 欠き部が位置し、特に第一生地等C1を介して係止爪12の先端が当止するよう な当て板は設けられていないため、係止爪12で第一生地等C1を突き破るため に留金本体11を押圧すると、第一生地等C1の係止爪12が当止している部分 は留金取付部13の方向に引き込まれ、第一生地等C1に引き吊ったような皺が よる。
【0009】 さらに、係止爪12が第一生地等C1を貫通してから係止爪12の貫通部分は 互いに内側に折り曲げられるため、その部分の第一生地等C1は係止爪12の先 端が折り曲げられた方向に引き込まれ、結局この部分には係止爪12の曲げ押し 方向に凸出した引吊り部Xが形成される。
【0010】 また、上記留金本体11の係止爪12が第一生地等C1を貫通するとき、第一 生地等C1を構成している糸が係止爪12の上記貫通移動に同伴して引き寄せら れる、いわゆる糸引き現象が生ずることもある。
【0011】 このような不都合は、第二生地等C2に受金2を止着するに際しても上記と留 金1の場合と同様に発生する。
【0012】 これらの引吊り部Xの形成や糸引き現象の発生については、受金2が止着され る第二生地等C2についても同様であり、このような引吊り部Xや糸引き現象が 発生すると、外見上極めて見苦しく、また、商品価値も大幅に下落するという問 題点が存在した。
【0013】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、止着に 際し生地等に引吊りや糸引きが発生しない鉤ホックを提供することを目的として いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の鉤ホックは、鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ れる受金とで構成される鉤ホックにおいて、上記留金は留金本体と留金取付部と からなり、上記受金は受金本体と受金取付部とからなり、留金本体および受金本 体には衣服の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、留金取付部および受金 取付部には各々上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、この係合部には 係合前に上記係止爪の先端部が当接する位置に周囲よりも肉薄に圧延された圧延 部が設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
上記請求項1記載の鉤ホックによれば、留金取付部および受金取付部に設けら れた上記係止爪が挿入止着される係合部には、周囲よりも肉薄に圧延された圧延 部が設けられているため、留金本体および受金本体をそれらの取付部に止着する に際しては、まずそれらの係止爪が生地等を介して留金取付部および受金取付部 の圧延部に当止する。
【0016】 そして、留金本体および受金本体をそれぞれの取付部の方向に押圧すると、そ れらの係止爪の先端は上記圧延部を当金にした状態で生地等に小孔を穿孔して生 地等を貫通した後、周りよりも薄く圧延された圧延部を破砕ないしは押し潰した 状態で生地等を貫通し、その後係止爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係 止される。
【0017】 この場合、生地等は一旦係止爪と圧延部とに挾持され、その後圧延部を当金と した状態で係止爪は生地等に小孔を穿設して貫通するため、圧延部の当金として の効果によって、係止爪の先端が互いに接近するように折れ曲がっても、生地等 を係合部の方向に引き込むことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊り や糸引き現象の発生が防止されることになる。
【0018】
【実施例】
図1は、本考案に係る鉤ホックの一例を示す分解斜視図である。この図に示す ように、本実施例の鉤ホックは、第一生地等C1に止着される留金1と、第二生 地等C2に止着される受金2とから構成されている。留金1は右側部の上下縁部 に係止爪12が突設された留金本体11と、この係止爪12の曲げ押しよって上 記留金本体11に係止される留金取付部13とから構成されている。上記係止爪 12は先細りで留金取付部13の方向に突出している。
【0019】 留金取付部13の上記係止爪12に対応する部分には、壁面が切り欠かれた係 合部3が設けられ、この係合部3には上記係止爪12の先端部が当接する位置に 周囲よりも肉薄に圧延された圧延部31が設けられている。この圧延部31は、 図外のプレス機によって、プレスされることにより形成されている。留金取付部 13の厚みが約0.6mmの場合、圧延部31の厚みは約0.3mmとされる場 合が多い。
【0020】 留金本体11と留金取付部13とは、図3に示すように、留金本体11の係止 爪12が第一生地等C1を貫通し、かつ、上記圧延部31にガイドされた状態で 留金取付け部13側に突出し、上記係止爪12が互いに接近する方向に曲げ押し された状態で結合されている。留金本体11と留金取付部13とは互いに結合さ れた状態で、その左方は一定の距離をもって互いに離反するように折り曲げられ 、留金本体11の先端部には鉤部11aが形成されている。
【0021】 受金2はC字形状に折り曲げられ、その上下端部に係止爪22が設けられた受 金本体21と、この係止爪22の曲げ押しによって上記受金本体21に係止され る受金取付部23とから構成されている。
【0022】 受金取付部23の上下側部には、留金取付部13に設けられたのと同様の上下 一対の係合部4が設けられており、その一部には圧延部41が形成されている。 そして、受金本体21と受金取付部23とは、受金本体21の係止爪22が第二 生地等C2を貫通し、かつ、圧延部41にガイドされた状態で受金取付部23側 に突出し、係止爪22の曲げ押しによって、図3に示すように、互いに結合され ている。
【0023】 図2は本考案に係る鉤ホックの留金本体の他の例を示す分解斜視図である。こ の図に示すように、この例の場合は、留金本体11の係止爪12が係合する係合 部として係合窓3’が設けられている。そして、この係合窓3’の上下両縁部に は上記圧延部31と同様の圧延部31’が設けられている。係合部として係合窓 3’が形成されている以外は図1に示す例と全く同様であるため、図2には受金 2の図面は省略している。
【0024】 本考案の鉤ホックは、以上詳述したように、留金本体11および受金本体21 を受け止めて止着する留金取付部13および受金取付部23にはそれぞれ圧延部 31、41、31’が形成された係合部3、4、係合窓3’が設けられているた め、留金本体11および受金本体21を、第一生地等C1および第二生地等C2 を介して留金取付部13および受金取付部23に止着するに際しては、留金本体 11および受金本体21の係止爪12、22を第一生地等C1および第二生地等 C2を介して留金取付部13および受金取付部23の圧延部31、41、31’ にまず当止させ、その後相当の力で押圧する。
【0025】 そうすると、それらの係止爪12、22の先端は上記圧延部を受台にした状態 で生地等C1、C2に小孔を穿孔する。さらに留金本体11および受金本体21 を強圧すると、圧延部31、41、31’は周りよりも薄く圧延されているため 、係止爪12、22はこの圧延部31、41、31’を破砕ないしは押し潰した 状態で生地等C1、C2を貫通する。この場合、係止爪12、22は上記生地等 C1、C2に穿孔された小孔を穿設した状態で貫通するため、図3に示すように 、係止爪12、22の先端が生地等C1、C2を一緒に引き込むことがなく、生 地等C1、C2に対する引吊りや糸引き現象の発は有効に阻止される。
【0026】 このように、本考案においては、係合部3、3’、4には係止爪12、22に よって押し破られる程度に肉薄に圧延された圧延部31、31’、41が設けら れているため、上記のように係止爪12、22によるこれら圧延部31、31’ 、41の破砕ないしは押し潰し作用によって、係止爪12、22が貫通される第 一生地等C1および第二生地等C2には引吊り現象や糸引きは起らないから、外 見上は美麗であり商品価値は下がらず好都合である。
【0027】 なお、第一生地等C1と第二生地等C2とを接合する場合は、図3に示す状態 から一旦留金1を受金2の右方にまで移動させ、その後引き戻して留金本体11 の左先端部を受金本体21と第二生地等C2との隙間に挟み込むようにされる。 そうすると留金1の鉤部11aが受金本体21に嵌合して第一生地等C1と第二 生地等C2とは互いに結合される。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の鉤ホックは、留金取付部および受金取付部に設け られた上記係止爪が挿入止着される係合部には、周囲よりも肉薄に圧延された圧 延部が設けられているため、留金本体および受金本体をそれらの取付部に止着す るに際しては、まずそれらの係止爪が生地等を介して留金取付部および受金取付 部の上記圧延部に当止する。
【0029】 そして、留金本体および受金本体をそれぞれの取付部の方向に押圧すると、そ れらの係止爪の先端は上記圧延部を受台にした状態で生地等に小孔を穿孔して生 地等を貫通した後、周りよりも薄く圧延された圧延部を破砕ないしは押し潰した 状態で生地等を貫通し、その後係止爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係 止される。
【0030】 この場合、生地等は一旦係止爪と圧延部とに挾持され、その後圧延部を当金と した状態で係止爪は生地等に小孔を穿設して貫通するため、圧延部の当金として の効果によって、係止爪の先端が互いに接近するように折れ曲がっても、生地等 を係合部の方向に引き込むことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊り や糸引き現象の発生が防止されることになる。
【0031】 以上より、本考案の鉤ホックを用いれば、生地等に上記引吊りや糸引きのない 状態で鉤ホックを止着することができ、その結果外見は美麗になると共に、商品 価値も下がらず好都合である。
【提出日】平成4年6月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の鉤ホックは、鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ れる受金とで構成される鉤ホックにおいて、上記留金は留金本体と留金取付部 とからなり、留金本体には衣服の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、留 金取付部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、この係合部には係 合前に上記係止爪の先端部が衝当する衝当部が設けられ、この衝当部は周囲より も肉薄に圧延されていることを特徴とするものである。 本考案の請求項2記載の鉤ホックは、鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ れる受金とで構成される雌鉤ホックにおいて、上記受金は受金本体と受金取付部 とからなり、受金本体には衣服の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、受 金取付部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、この係合部には係 合前に上記係止爪の先端部が衝当する衝当部が設けられ、この衝当部は周囲より も肉薄に圧延されていることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【作用】
上記請求項1記載の鉤ホックによれば、留金取付部に設けられた上記係止爪が 挿入止着される係合部には、周囲よりも肉薄に圧延された衝当部が設けられてい るため、留金本体を取付部に止着するに際しては、まず係止爪が生地等を介して 上記衝当部に当止する。 そして、留金本体を取付部の方向に押圧すると、係止爪の先端は上記衝当部を 当金にした状態で生地等に小孔を穿孔して生地等を貫通した後、周りよりも薄く 圧延された衝当部を破砕ないしは押し潰した状態で生地等を貫通し、その後係止 爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係止される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 この場合、生地等は一旦係止爪と衝当部とに挾持され、その後衝当部を当金と した状態で係止爪は生地等に小孔を穿設して貫通するため、衝当部の当金として の効果によって、係止爪の先端が互いに接近するように折れ曲がっても、生地等 を係合部の方向に引き込むことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊り や糸引き現象の発生が防止されることになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 上記請求項2記載の鉤ホックによれば、受金取付部に設けられた上記係止爪が 挿入止着される係合部には、周囲よりも肉薄に圧延された衝当部が設けられてい るため、受金本体を取付部に止着するに際しては、まず係止爪が生地等を介して 上記受衝当部に当止する。 そして、受金本体を取付部の方向に押圧すると、係止爪の先端は上記衝当部を 当金にした状態で生地等に小孔を穿孔して生地等を貫通した後、周りよりも薄く 圧延された衝当部を破砕ないしは押し潰した状態で生地等を貫通し、その後係止 爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係止される。 この場合、生地等は一旦係止爪と衝当部とに挾持され、その後衝当部を当金と した状態で係止爪は生地等に小孔を穿設して貫通するため、衝当部の当金として の効果によって、係止爪の先端が互いに接近するように折れ曲がっても、生地等 を係合部の方向に引き込むことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊り や糸引き現象の発生が防止されることになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 留金取付部13の上記係止爪12に対応する部分には、壁面が切り欠かれた係 合部3が設けられ、この係合部3には上記係止爪12の先端部が衝当する位置に 周囲よりも肉薄に圧延された衝当部としての圧延部31が設けられている。この 圧延部31は、図外のプレス機によって、プレスされることにより形成されてい る。留金取付部13の厚みが約0.6mmの場合、圧延部31の厚みは約0.3 mmとされる場合が多い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 受金取付部23の上下側部には、留金取付部13に設けられたのと同様の上下 一対の係合部4が設けられており、その一部には衝当部としての圧延部41が形 成されている。そして、受金本体21と受金取付部23とは、受金本体21の係 止爪22が第二生地等C2を貫通し、かつ、圧延部41にガイドされた状態で受 金取付部23側に突出し、係止爪22の曲げ押しによって、図3に示すように、 互いに結合されている。なお、図面に示す係合部4は、受金取付部23の上下の 縁部が切り欠かれた状態で形成されているが、本考案はこのような切り欠かれた 状態の係合部4に限定されるものではなく、受金取付部23の上下の縁部に窓状 に穿孔されたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鉤ホックの一例を示す分解斜視図
である。
【図2】本考案に係る鉤ホックの留金本体の他の例を示
す分解斜視図である。
【図3】図1に例示する鉤ホックの生地等への止着状態
を示す斜視図である。
【図4】従来の鉤ホックの生地等への止着状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 留金 11 留金本体 12 係止爪 13 留金取付部 2 受金 21 受金本体 22 係止爪 23 受金取付部 3、3’、4 係合部 3’ 係合窓 31、31’ 圧延部 C1 第一生地等 C2 第二生地等 X 引吊り部
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
請求項2鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ
れる受金とで構成される雌鉤ホックにおいて、上記受金
は受金本体と受金取付部とからなり、受金本体には衣服
の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、受金取付
部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、
この係合部には係合前に上記係止爪の先端部が衝当する
衝当部が設けられ、この衝当部は周囲よりも肉薄に圧延
されていることを特徴とする鉤ホック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ
    れる受金とで構成される鉤ホックにおいて、上記留金は
    留金本体と留金取付部とからなり、上記受金は受金本体
    と受金取付部とからなり、留金本体および受金本体には
    衣服の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、留金
    取付部および受金取付部には各々上記係止爪が挿入止着
    される係合部が設けられ、この係合部には係合前に上記
    係止爪の先端部が当接する位置に周囲よりも肉薄に圧延
    された圧延部が設けられていることを特徴とする鉤ホッ
    ク。
JP3815692U 1992-06-05 1992-06-05 鉤ホック Expired - Lifetime JPH0737524Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024089769A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 Ykk株式会社 連結具

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WO2024089769A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 Ykk株式会社 連結具

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