JP3104716B2 - ガイドローラ装置 - Google Patents

ガイドローラ装置

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JP3104716B2
JP3104716B2 JP03260992A JP26099291A JP3104716B2 JP 3104716 B2 JP3104716 B2 JP 3104716B2 JP 03260992 A JP03260992 A JP 03260992A JP 26099291 A JP26099291 A JP 26099291A JP 3104716 B2 JP3104716 B2 JP 3104716B2
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Nippon Chemi Con Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープ装置に使
用されるガイドローラを支持するガイドローラ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ、デジタルオーデ
ィオテープレコーダ等の磁気テープ装置には図4に示す
ガイドローラ20を支持部材(ガイドベース27)に組み込
んだ図3に示すガイドローラ装置が使用されている。図
4に示すガイドローラ20の構成を説明する。下フランジ
24がシャフト21に圧入され、次に中空な筒状に形成され
た樹脂性のローラ23が挿通され続いて上フランジ22がシ
ャフト21に圧入される。シャフト21の下フランジ24の下
端部には周面に雄ねじ部を有するスリーブ26がシャフト
21に圧入されてガイドローラ20の組み上がり部品が形成
される。このガイドローラ20は図3に示すように支持部
材(ガイドベース27)に組み込まれガイドローラ装置に
構成される。即ち、ガイドベース27には貫通孔28を有す
るガイドスリーブ25が埋設されており、ガイドローラ20
はシャフト21の下端がガイドスリーブ25の貫通孔28に挿
通されてガイドベース27と所定の立体角度で立設され
る。ガイドスリーブ25の貫通孔28の孔内の周面には雌ね
じ部が設けられており、ガイドスリーブ25に挿通される
シャフト21の下部に接合されたスリーブ26と螺合し、ガ
イドローラ20のシャフト21に圧入されたフランジ22を回
転することによりスリーブ26も回転してガイドローラ20
は高さが調整されてガイドベース27へ立設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のガイドローラ
装置は急速な生産の増加を要求されており、従来のガイ
ドローラの構造では製造に時間がかかり、より簡素な構
造のガイドローラの開発が望まれていた。また、ガイド
ローラを支持する支持部材(ガイドベース)も支持部材
にガイドスリーブを埋設し、ガイドスリーブの貫通孔に
ガイドローラのシャフトを挿通してガイドローラを支持
する構造であり、支持部材の製造も時間がかかり、より
簡素な構造の支持部材の開発が望まれていた。
【0004】そこで、この発明は、ガイドローラとこの
ガイドローラを支持する支持部材(ガイドベース)の構
造を簡素化して量産に適したガイドローラ装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、第1
のフランジと第2のフランジの間に中空な筒状のローラ
を挟んでシャフトに挿通されてなるガイドローラと、孔
内に雌ねじ部を有する第1の孔が設けられると共に該第
1の孔と同軸に対向する位置に第2の孔が設けられた支
持部材とを組み合わせ、前記第1のフランジ側に突出す
る前記シャフトの一端が前記第1の孔に挿通され前記第
2のフランジ側に突出する前記シャフトの他端が弾性部
材を介在して前記第2の孔に挿通された状態で前記ガイ
ドローラが前記支持部材に支持されてなり、前記第1の
孔の雌ねじ部に螺合する雄ねじのねじ締め調整により前
記弾性部材の付勢に抗して前記弾性部材を第2の孔の開
口面に押圧して前記ガイドローラの前記支持部材との高
さを調整するように構成した。
【0006】
【作用】本発明のガイドローラ装置では、ガイドローラ
が一対のフランジの間に中空な筒状のローラを挟んでシ
ャフトに挿通した簡素な構造となり、支持部材も孔内に
雌ねじ部を有する第1の孔及びこの第1の孔と同軸に対
向する位置に第2の孔を設けた簡素な構造となり、ガイ
ドローラの高さの調整はシャフトの一端を弾性部材を介
在して第2の孔に挿入して、第1の孔の雌ねじ部に螺合
する雄ねじのねじ締め調整により調整できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明のガイドローラ装置の断面図、図2は
本発明に係わるガイドローラの断面図で、図1と図2の
同符号は同じものを示している。
【0008】図2の15はガイドローラの組み上がり部品
で、下フランジ4がシャフト10に圧入され、次にローラ
3がシャフト10に挿通され、続いて上フランジ6がシャ
フト10に圧入されたものである。さて、図1において、
1は磁気テープ装置の基台、2は貫通孔16を有する主支
持部材(以下、主ガイドベースと称す)で、貫通孔16の
上面には円筒状の溝19が設けられ、また貫通孔16の底部
周面は筒状に突出した係止フランジ18が形成されてい
る。基台1には貫通孔14が設けられ孔14に係止フランジ
18が嵌合されて主ガイドベース2は基台1に取付けられ
る。主ガイドベース2に設けた円筒状の溝19には波ワッ
シャー5(弾性部材)が配置されており、ガイドローラ
の組み上がり部品15を形成するシャフト10の下端が波ワ
ッシャー5(弾性部材)を介在して貫通孔16に挿通され
てシャフト10に支持されてガイドローラ15の組み上がり
部品が主ガイドベース2の円筒状の溝19に立設される。
7は副支持部材(以下、副ガイドベースと称す)で貫通
孔17が設けられ、シャフト10の上端は貫通孔16に挿通さ
れる。貫通孔17の孔内には雌ねじ部が形成されており、
この雌ねじ部には周面が雄ねじ形成の調整ねじ8が螺合
されて、ねじ締めにより調整ねじ8の底部はシャフト10
を押圧し波ワッシャー5(弾性部材)の付勢に抗して波
ワッシャー5(弾性部材)を主ガイドベース2に設けた
円筒状の溝19の底面41に押圧して主ガイドベース2へ立
設されるガイドローラ15の高さを調整する。主ガイドベ
ース2には支柱40が立設されており、副ガイドベース7
は支柱40の上部で、ねじ9により主ガイドベース2にね
じ締め固定され貫通孔16と同軸に対向する位置に貫通孔
17を配置する。このねじ締めの際に副ガイドベース7
は、ねじ9を中心として微小に回動させガイドローラ15
の主ガイドベース2への立体角度が調整される。図1の
実施例では、弾性部材として波ワッシャー5を採用して
いるが、この他にもスポンジ、コイルスプリング等のバ
ネ性の部材で代用でき、また支持部材も主ガイドベース
2と副ガイドベースの2つのガイドベースの構成を例と
して説明したが、主ガイドベース2と副ガイドベースを
一体化して支持部材を1つのガイドベースで構成しても
よいことはもちろんである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガイドロー
ラ装置によれば、ガイドローラが1対のフランジの間に
中空な筒状のローラを挟んでシャフトに挿通した簡素な
構造となり、このガイドローラのシャフトを支持部材
(主、副のガイドベース)の同軸に対向する位置に配置
された2つの貫通孔に挿通して支持するようにし、ガイ
ドローラの高さの調整はシャフトの一端を弾性部材を介
在して一方の孔に挿入して、他方の孔には雌ねじ部を設
けておき、雌ねじ部に螺合する雄ねじのねじ締め調整に
より支持部材へ立設されるガイドローラの高さが調整で
きるように支持部材を構成しているのでガイドローラを
支持する支持部材(ガイドベース)の構造も簡素化さ
れ、ガイドローラ装置の生産の増加が期待できる等優れ
たものである。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係わるガイドローラを示す断面図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】従来のガイドローラを示す断面図である。
【符号の説明】
2、7 支持部材として適用した主、副のガイドベース 3 ローラ 4 下フランジ 5 弾性部材として適用した波ワッシャー 6 上フランジ 8 調整ねじ 10 シャフト 15 ガイドローラ 16 貫通孔 17 貫通孔 19 溝 41 溝19の底面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフランジと第2のフランジの間に
    中空な筒状のローラを挟んでシャフトに挿通されてなる
    ガイドローラと、孔内に雌ねじ部を有する第1の孔が設
    けられると共に該第1の孔と同軸に対向する位置に第2
    の孔が設けられた支持部材とを組み合わせ、前記第1の
    フランジ側に突出する前記シャフトの一端が前記第1の
    孔に挿通され前記第2のフランジ側に突出する前記シャ
    フトの他端が弾性部材を介在して前記第2の孔に挿通さ
    れた状態で前記ガイドローラが前記支持部材に支持され
    てなり、前記第1の孔の雌ねじ部に螺合する雄ねじのね
    じ締め調整により前記弾性部材の付勢に抗して前記弾性
    部材を第2の孔の開口面に押圧して前記ガイドローラの
    前記支持部材との高さを調整するように構成したことを
    特徴とするガイドローラ装置。
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