JP3102748B2 - 風向調整用の合成樹脂製レジスタおよびその成形用装置 - Google Patents

風向調整用の合成樹脂製レジスタおよびその成形用装置

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JP3102748B2
JP3102748B2 JP06253681A JP25368194A JP3102748B2 JP 3102748 B2 JP3102748 B2 JP 3102748B2 JP 06253681 A JP06253681 A JP 06253681A JP 25368194 A JP25368194 A JP 25368194A JP 3102748 B2 JP3102748 B2 JP 3102748B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • B29C45/006Joining parts moulded in separate cavities
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の空気ダクト
の吹出口に嵌合して支持され、同吹出口から吹出される
冷風、温風等の空気の流れの向きを調整するための風向
調整用の合成樹脂製レジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、風向調整機能を備えたレジスタ
は、空気ダクトの吹出口の互いに対向する両内壁部にそ
れぞれ設けた円形状の嵌合孔または嵌合突起に嵌合する
一対の円形状の支持軸または支持孔を互いに対向する第
1の壁部の外面側にそれぞれ備え前記吹出口に嵌合され
て支持される外枠と、同外枠の前記第1の壁部とは交差
状に位置して互いに対向する第2の壁部の内面側にそれ
ぞれ設けた複数の嵌合孔に嵌合する支持軸を両端部にそ
れぞれ備え前記第2の壁部に回動可能に支持される板状
の複数の風向調整羽根と、これら各風向調整羽根を端部
にて互いに連結し連動して回動可能とする連結部材とを
具備する構成となっている。
【0003】当該レジスタにおいては、外枠、風向調整
羽根、連結部材がそれぞれ別個の成形型にて形成されて
おり、各風向調整羽根の両端部の支持軸を外枠の第2の
壁部の各嵌合孔に回動可能に組付ける際には、各風向調
整羽根と外枠の両者を互いに撓ませて、各風向調整羽根
の支持軸を外枠の各嵌合孔に強制的に嵌合する必要があ
る。このため、各風向調整羽根の支持軸と外枠の各嵌合
孔間の荷重に大きなバラツキが生じ、各風向調整羽根の
回動操作力が設定された値とは大きく外れるおそれがあ
るとともに、各風向調整羽根の各支持軸の各嵌合孔への
嵌合作業を容易にするため各支持軸の軸長が規制され、
各風向調整羽根の支持強度を大きくし得ないおれがあ
る。
【0004】これに対処すべき風向調整用の合成樹脂製
レジスタ、その製造方法およびその成形用装置が、特公
平2−58549号公報、特公平4−69542号公報
に提案されている。当該レジスタは風向調整用グリルと
いう名称で提案されているもので、上記したレジスタを
構成する外枠を、前記第1の壁部にて2分割されて前記
各第2の壁部をそれぞれ有する一対の枠部材にて形成
し、これら両枠部材を各第1の壁部側にて互いに接合し
てレジスタを組立ている。
【0005】かかる構成のレジスタによれば、各枠部材
を互いに接合して外枠を形成する直前またはこれと同時
に、各風向調整羽根の各支持軸を各枠部材の各嵌合孔に
嵌合して各風向調整羽根を両枠部材に回動可能に支持す
ることができる。このため、当該レジスタにおいては、
各風向調整羽根と外枠の両者を互いに撓ませて各風向調
整羽根の支持軸を外枠の各嵌合孔に強制的に嵌合するこ
とにより構成されるレジスタに比較して、各風向調整羽
根の支持軸と外枠の各嵌合孔間での荷重のバラツキが少
なく、各風向調整羽根の回動操作力はほぼ設定された値
となってその操作性を向上させることができるととも
に、各風向調整羽根の各支持軸の軸長を長くして各風向
調整羽根の支持強度を大きくすることができる。
【0006】また、当該レジスタの製造方法の一例とし
て、成形用装置を構成する1つの成形型内にて互いに独
立して成形した両枠部材と各風向調整羽根とを同成形型
内にて嵌合して支持すると同時に、両枠部材を互いに接
合して組立る手段が提案されている。但し、かかる組立
手段を採用した場合に、レジスタ組立体の各風向調整羽
根を連結部材にて互いに連結させるのは、同レジスタ組
立体を成形型内から取り出した後になされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したレ
ジスタにおいて、各枠部材は外枠をその各第1の壁部の
略中央部にて2分割された略対称の形状に形成されてお
り、外枠が各第1の壁部に有する円形状の支持軸または
支持孔もまた中央部で2分割された形状を呈している。
このため、かかる形状の枠部材では、互いに接合して形
成される支持軸または支持孔の真円度の精度を確保する
ことが困難であり、レジスタを吹出口に嵌合して吹出口
の両内壁部に支持する場合の、吹出口の各内壁部の嵌合
孔または嵌合突起に対する外枠の各支持軸または支持孔
の嵌合状態がガタの無い状態には嵌合されない場合があ
り、また嵌合作業が円滑にはなされない場合がある。こ
れらの場合、特にレジスタが吹出口の両内壁部に回動可
能に支持される形式のものにおいては、支持軸または支
持孔が真円度の精度を欠くことから、レジスタの回動操
作の操作フィーリングに悪影響を及ぼすことにもなる。
【0008】また、当該レジスタの上記した製造方法に
おいては、レジスタを構成する各風向調整羽根の連結部
材による連結はレジスタ組立体を一旦成形型から取り出
してなされるが、各風向調整羽根は互いに拘束されては
おらずに自由状態にあることから、各風向調整羽根の向
きがそれぞれバラバラである。このため、各風向調整羽
根を連結部材にて連結する際には、各風向調整羽根を治
具等を使用して同一方向に指向させる必要があり、同一
方向に指向された各風向調整羽根の1つ1つに連結部材
を連結させることになり、連結作業工程を必要とすると
ともに、連結作業に相当の時間を要することにもなる。
【0009】従って、本発明の目的は、上記した外枠が
2分割タイプのレジスタにおいて、外枠が有する支持軸
または支持孔の真円度の精度を確保することにより、レ
ジスタの吹出口の内壁部に対する支持をガタなく確実か
つ容易にするとともに、上記した外枠の分割タイプのレ
ジスタにおいて、構成部材である各枠部材、各風向調整
羽根、および連結部材の3者を成形型内で組付ることに
より、レジスタ組立体の各風向調整羽根の連結作業の作
業工程を省略することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、風向調整用の
合成樹脂製レジスタ、およびその成形用装置に関するも
のである。しかして、本発明に係る風向調整用の合成樹
脂製レジスタは、空気ダクトの吹出口の互いに対向する
両内壁部にそれぞれ設けた円形状の嵌合孔または嵌合突
起に嵌合する一対の円形状の支持軸または支持孔を互い
に対向する第1の壁部の外面側にそれぞれ備え前記吹出
口に嵌合されて支持される外枠と、同外枠の前記第1の
壁部とは交差状に位置して互いに対向する第2の壁部に
それぞれ設けた複数の嵌合孔に嵌合する支持軸を両端部
にそれぞれ備え前記第2の壁部の内面側に回動可能に支
持される板状の複数の風向調整羽根と、これら各風向調
整羽根を端部にて互いに連結し連動して回動可能とする
連結部材とを具備するとともに、前記外枠、前記第1
の壁部にて2分割されて前記各第2の壁部をそれぞれ有
する一対の枠部材を前記各第1の壁部側にて互いに接合
して構成してなる風向調整用の合成樹脂製レジスタであ
って、前記外枠の各支持軸または支持孔が前記両枠部材
のいずれか一方にのみ備えていることを特徴とするもの
である。
【0011】当該合成樹脂製レジスタにおいては、前記
外枠の第1の壁部に、所定長さの係合突起部と同係合突
起部に嵌合して係合する所定長さの係合凹所を備えた接
合手段を、前記外枠の支持軸または支持孔を挟んで両側
の部位に設けること、前記外枠の第1の壁部に、所定長
さの係合突起部と同係合突起部に嵌合して係合する所定
長さの係合凹所を備えた接合手段を、前記外枠の支持軸
または支持孔を挟んで両側の部位とこれら両部位の中間
の部位とに設けること、前記接合手段を構成する係合突
起部とこれに係合する係合凹所とが、互いに対向する対
向端部から基端部側へ漸次拡開するテーパ状に形成する
こと、前記各接合手段の少なくとも1つの接合手段を構
成する係合凹所と係合突起部に、互いに掛止される掛止
爪を設けること、前記掛止爪の前部を同掛止爪の突出頂
部へ向けて上昇傾斜するテーパ形状に形すること等好ま
しい態様をそれぞれ採用することができる。
【0012】また、本発明に係る合成樹脂製レジスタの
成形用装置は、空気ダクトの吹出口の互いに対向する両
内壁部にそれぞれ設けた円形状の嵌合孔または嵌合突起
に嵌合する一対の円形状の支持軸または支持孔を互いに
対向する第1の壁部の外面側にそれぞれ備え前記吹出口
に嵌合されて支持される外枠と、同外枠の前記第1の壁
部とは交差状に位置して互いに対向する第2の壁部にそ
れぞれ設けた複数の嵌合孔に嵌合する支持軸を両端部に
それぞれ備え前記第2の壁部の内面側に回動可能に支持
される板状の複数の風向調整羽根と、これら各風向調整
羽根を端部にて互いに連結し連動して回動可能とする連
結部材とを具備するとともに、前記外枠、前記第1の
壁部にて2分割されて前記各第2の壁部をそれぞれ有す
る一対の枠部材を前記各第1の壁部側にて互いに接合し
て構成してなる風向調整用の合成樹脂製レジスタを製造
するための成形用装置であって、当該レジスタを構成す
る各枠部材および各風向調整羽根の一部を成形する第1
の型部材と、同第1の型部材とは相対的に離間可能で同
第1の型部材と一体となって前記各枠部材および各風向
調整羽根を成形するとともに前記連結部材を成形する第
2の型部材とを備え、かつ同第2の型部材は互いに所定
間隔を保持して対向して位置し前記各枠部材の第2の壁
部側を成形する一対の第1のスライドコアと、互いに所
定間隔を保持して対向して位置するとともに前記第1の
スライドコアに対して直交状に位置し前記各枠部材の第
1の壁部側を成形する一対の第2のスライドコアと、前
記連結部材を成形する第3のスライドコアと、前記第
1,第2のスライドコア間に位置し前記各風向調整羽根
の一部を成形するコアブロックを備えるとともに、前記
各第1のスライドコアを前記コアブロツク側へ移動させ
て同コアブロックに支持されている各風向調整羽根に前
記各枠部材を嵌合させるとともに前記両枠部材を互いに
接合する第1の駆動手段と、前記各第2のスライドコア
を互いに離間する方向へ移動させる第2の駆動手段と、
前記第3のスライドコアを前記コアブロック側へ移動さ
せて同コアブロックに支持されている各風向調整羽根に
前記連結部材を連結させる第3の駆動手段を備えている
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明に係る合成樹脂製レジスタ
においては、外枠が2分割タイプのものであることか
ら、冒頭で詳述した2分割タイプの外枠を構成部材とす
るレジスタと同様、各風向調整羽根と外枠の両者を互い
に撓ませて各風向調整羽根の支持軸を外枠の各嵌合孔に
強制的に嵌合することにより構成されるレジスタに比較
して、各風向調整羽根の支持軸と外枠の各嵌合孔間での
荷重のバラツキが少なく、各風向調整羽根の回動操作力
はほぼ設定された値となって各風向調整羽根の操作性を
向上させることができるとともに、各風向調整羽根の各
支持軸の軸長を長くして各風向調整羽根の支持強度を大
きくすることができる。
【0014】ところで、当該レジスタにおいては、外枠
の支持軸または支持孔は外枠を構成する両枠部材のいず
れか一方のみに設けられていて、両枠部材にそれぞれ分
割した状態では設けられてはいないため、2分割された
2つ半円形体が形成する支持軸または支持孔に比較して
その真円度の精度が十分に確保される。このため、当該
レジスタの吹出口の内壁部に対する支持をガタなく確実
にすることができるとともに、レジスタの嵌合作業が容
易になる。特に、当該レジスタが吹出口の両内壁部に回
動可能に支持される形式のものにおいては、支持軸また
は支持孔の真円度の精度が確保されていることから、レ
ジスタの回動動作が円滑となり、回動操作の操作フィー
リングが良好となる。
【0015】一方、本発明に係る成形用装置によれば、
レジスタを構成する各枠部材、各風向調整羽根、連結部
材の3者を1個の成形型内で互いに独立的に成形し、か
つ同成形型内にて各枠部材を各風向調整羽根に嵌合して
組付けるとともに、この状態にある各風向調整羽根に連
結部材を連結させて、同成形型内にて完成されたレジス
タとして組立ることができる。従って、当該成形用装置
によれば、レジスタを構成する各風向調整羽根の連結部
材による連結を、レジスタ組立体を一旦成形型から取り
出してなされる場合とは異なり、各風向調整羽根を連結
部材にて連結する際に各風向調整羽根を治具等を使用し
て同一方向に指向させたり、同一方向に指向された各風
向調整羽根の1つ1つに連結部材を連結するという連結
作業工程が全く不要となり、連結作業工程を廃止してそ
れに要する作業時間を解消することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る合成樹脂製レジスタ、お
よびレジスタの成形用装置を図面を参照して説明する。
【0017】図1〜図5には本発明の一実施例に係るレ
ジスタが示されている。当該レジスタ10は外枠を2つ
に分割してなる分割タイプのもので、外枠を形成する上
下一対の枠部材11,12と、中央部および側部の風向
調整羽根13,14(以下調整羽根13,14というこ
とがある)と、連結部材15にて構成されており、これ
らの各部材11〜15は合成樹脂にて成形されている。
上側枠部材11は、横長の上壁部11aと、その左右両
側にてこれと一体に形成された側壁部11b,11c
と、各側壁部11b,11cと一体的に形成されてこれ
ら両側壁部11b,11c間にて上壁部11aと平行に
位置する複数の格子部11dとにより構成されている。
また、下側枠部材12は、横長の下壁部12aと、その
左右両側にてこれと一体に形成された側壁部12b,1
2cと、各側壁部12b,12cと一体的に形成されて
これら両側壁部12b,12c間にて下壁部12aと平
行に位置する複数の格子部12dとにより構成されてい
る。
【0018】上側枠部材11においては、その上壁部1
1aに長手方向に所定間隔を保持して多数の嵌合孔11
eが形成されている。また、両側壁部11b,11cに
は、図2および図6に示すように、その下端の中央部を
挟んで前側にて下方へ延びる第1係合突起部11fと、
後側にて下方へ延びる第2係合突起部11gとが形成さ
れ、かつ両係合突起部11f,11g間に第1,第2係
合凹所11h,11iが形成されている。図6には、両
枠部材11,12の左側の側壁部11b,12bの接合
前の状態(同図a)と、係合突起部と係合凹所との一つ
が係合した状態(同図b)が示されており、第2係合突
起部11gおよび第1係合凹所11hの中間部には掛止
爪11g1,11h1が形成されている。各掛止爪11f
1,11g1は、第1係合凹所11hを代表して示してい
る図6の(b)のごとく底部から突出しているもので、
前面はこの頂部に向かって漸次上昇するテーパ面に形成
されている。
【0019】下側枠部材12においては、その下壁部1
2aに長手方向に所定間隔を保持して多数の嵌合孔12
eが形成されており、また両側壁部12b,12cには
上側枠部材11の第1係合突起部11fに対向する第1
係合凹所12f、第1係合凹所11hに対向する第1係
合突起部12h、第2係合凹所11iに対向する第2係
合突起部12i、第2係合突起部11gに対向する第2
係合凹所12gがそれぞれ形成されている。第1係合突
起部12hおよび第2係合凹所12gには、掛止爪11
g1,11h1と同じテーパ面形状でこれらと互いに掛止
する掛止爪1212g1,12h1が形成されている。ま
た、第1係合突起部12hと第2係合凹所12g間の第
2突起部12iの根元部には支持軸12j,12kが外
側へ突出して形成されている。
【0020】これら両枠部材11,12においては、各
係合突起部と各係合凹所とが互いに対向する対向端部か
ら基端部側へ漸次拡開するテーパ状に形成されていて、
これら各係合突起部と係合凹所とが互いに嵌合した状態
で係合するように構成され、かつ各掛止爪11g1,1
2g1、各掛止爪11h1,12h1が互いに掛止される
ように構成されている。これらの係合および掛止状態に
おいて、下側枠部材12に設けた各支持軸12j,12
kは外枠の側壁部における上下方向の略中央部に位置
し、レジスタ10の支持軸として機能する。
【0021】各風向調整羽根は、中央部の調整羽根と側
部の複数の調整羽根の2種類の調整羽根からなるもの
で、図7には中央部の調整羽根である第1調整羽根13
が示され、かつ図8には側部の調整羽根である第2調整
羽根14が示されている。第1調整羽根13は図7の
(a)〜(c)に示すように、平板状の羽根本体13a
の上下各端部に同軸的に設けた一対の支持軸13b,1
3cを備えるとともに、支持軸13bより後方の部位の
上端部に連結軸13dを備えている。また、羽根本体1
3aの前端中央部には略長方形状の操作部13eを備え
ている。側部の調整羽根14は図8の(a)〜(c)に
示すように、操作部13eを備えていない点を除き調整
羽根13と同一に形成されているもので、羽根本体14
aに一対の支持軸14b,14cと、連結軸14dとを
備えている。
【0022】これらの各部材を構成部材とするレジスタ
においては、各調整羽根13,14の上下各支持軸13
b,13c、14b,14cを各枠部材11,12の嵌
合孔11e,12eに支持した状態で両枠部材11,1
2が互いに接合されているとともに、これらの調整羽根
13,14の連結軸13d,14dに連結部材15が嵌
着されている。この状態の各枠部材11,12において
は、両側壁部11b,12b、11c,12cに設けた
係合突起部と係合凹所が互いに嵌合して係合していると
ともに、各掛止爪が互いに掛止している。図1〜図5は
組立てられた状態のレジスタ10を示しており、この組
立状態においては、調整羽根13は外枠の長手方向の中
央部に位置してその操作部13dが格子部11d,12
d間から前方へわずかに突出し、かつ支持軸12j,1
2kが外枠の側部から外方へ突出していて、各枠部材1
1,12の上壁部11a、下壁部12aが本発明の第2
の壁部を構成し、かつ左右両側壁部11b,12b、1
1c,12cが本発明の第1の壁部を構成している。
【0023】このような構成のレジスタ10において
は、外枠が2分割タイプのものであることから、各風向
調整羽根と外枠の両者を互いに撓ませて各風向調整羽根
の支持軸を外枠の各嵌合孔に強制的に嵌合することによ
り構成される従来のレジスタに比較して、各風向調整羽
根13,14の支持軸13b,13c、14b,14c
と外枠の各嵌合孔11e,12e間で荷重のバラツキが
少なく、各風向調整羽根13,14の回動操作力は略設
定された値となって操作性を向上させることができると
ともに、各風向調整羽根13,14の各支持軸13b,
13c、14b,14cの軸長を長くして各風向調整羽
根13,14の支持強度を大きくすることができる。
【0024】ところで、当該レジスタ10においては、
外枠の支持軸12j,12kは外枠を構成する下側枠部
材12のみに設けられていて両枠部材11,12にそれ
ぞれ分割した状態には設けられてはいない。このため、
各支持軸12j,12kは、2分割された2つ半円柱体
が形成する支持軸に比較してその真円度の精度が十分に
確保される。これにより、当該レジスタ10の吹出口の
内壁部に対する支持を確実にすることができるととも
に、レジスタ10の噴出口に対する嵌合作業が容易にな
る。特に、当該レジスタ10が吹出口の両内壁部に回動
可能に支持される形式のものにおいては、支持軸12
j,12kの真円度の精度が確保されていることから、
レジスタ10の回動動作が円滑となり、回動操作時の操
作フィーリングが良好となる。
【0025】なお、当該レジスタ10においては、両枠
部材11,12の接合手段を係合突起部と係合凹所によ
り構成し、かかる接合手段を外枠の第1の壁部である側
壁部11b,12bおよび側壁部11c,12c側にそ
れぞれ4箇所に設けているため、レジスタ10の長手方
向の係合強度が高くて両掛止爪間の掛止部への応力の集
中を緩和させることができ、掛止部を最小限1箇所とす
ることができる。また、各係合突起部と係合凹所を互い
に対向する対向端部から基端部側へ漸次拡開するテーパ
状に形成しているため両枠部材11,12の接合が容易
であり、また各掛止爪の形状をテーパ状としているた
め、掛止爪同士の掛止が円滑化されるとともに掛止爪の
掛止部での浮き上がり状態を解消することができる。さ
らにまた、掛止部を掛止爪同士により掛止する構成とし
て掛止孔を廃止しているため、係合突起部または係合凹
所での掛止孔の形成にともなう割れ等の損傷がなく、掛
止孔に起因する見栄えの低下も防止することができる。
【0026】図9〜図12には、本発明の一実施例に係
る成形用装置20が示されている。これらの各図におい
て、図9は成形用装置20を射出成形機の機台に設けた
支持装置30に組付けた状態の平面図、図10は成形用
装置20を構成する成形型のみの外形を示する斜視図、
図11は成形用装置20の縦断面図、図12は成形用装
置20の横断面図をそれぞれ示している。
【0027】当該成形用装置20は図9に示すように、
射出成形機の機台上に位置する支持装置30に組込まれ
ている。支持装置30は、ガイドシャフト31の先端に
固定された固定ダイプレート32と、ガイドシャフト3
1に摺動可能に支持された移動ダイプレート33を備え
ており、成形用装置20は両ダイプレート32,33間
に配置されて組付けられている。成形用装置20は、大
別して固定側部位20aと可動側部位20bとからな
り、固定側部位20aが本発明の第1の型部材に該当
し、可動側部位20bが本発明の第2の型部材に該当す
る。
【0028】固定側部位20aは取付プレート21a、
中間プレート22aおよび型ブロッツク23aを備え、
また可動側部位20bは取付プレート21b、中間プレ
ート22bおよび型ブロック23bを備えているととも
に、取付プレート21bと中間プレート22b間に介在
したスペーサブロック24aにて形成された空間部には
エジェクタプレート24bが配設されている。固定側部
位20aと可動側部位20bとは複数のサポートピン2
4c1,24c2にて連結されているとともに、長尺の連
結プレート24dにて連結されており、また可動側部位
20bにおいては中間プレート22bと型ブロック23
bとが短尺の連結プレート24eにて連結されている。
成形用装置20は支持装置30に対して、固定側部位2
0aを構成する取付プレート21aにて固定ダイプレー
ト32に組付けられ、かつ可動側部位20bを構成する
取付プレート21bにて移動ダイプレート33に組付け
られていて、両ダイプレート32,33間に位置してい
る。移動ダイプレート33は、油圧シリンダ34の作動
により固定ダイプレート32に対して進退する。
【0029】しかして、当該成形用装置20において
は、可動側部位20bの型ブロック23bに一対の第1
スライドコア25a、一対の第2スライドコア25b、
第3スライドコア25cおよびコアブロック25dが介
装されており、これらの各スライドコア25a〜25c
は一対の第1駆動手段26a、一対の第2駆動手段26
b、第3駆動手段26cにより移動するように構成され
ている。
【0030】各第1スライドコア25aは型ブロック2
3b内に所定間隔を保持して互いに進退可能に組付けら
れているもので、その先端面がレジスタの枠部材の上下
各壁部の一部を成形する型面に形成されている。各第1
スライドコア25aは第1駆動手段26aを構成するエ
アシリンダに連結されていて、第1駆動手段26aの駆
動により進退する。
【0031】各第2スライドコア25bは型ブロック2
3bの側面に所定間隔を保持して互いに進退可能に組付
けられているもので、その先端面がレジスタの枠部材の
各側壁部の一部を成形する型面に形成されており、各第
1スライドコア25aに直交状に位置している。各第2
スライドコア25bにはガイドロッド26dの先端が固
定されており、ガイドロッド26dは型ブロック23b
上に設けた支持部26eを貫通していて、第2スライド
コア25bの進退をガイドする。各第2スライドコア2
5bには、第2駆動手段26bを構成するアンギュラピ
ンが貫通する傾斜孔が形成されている。この傾斜孔に
は、固定側部位20aを構成する型ブロック23aに傾
斜して設けたアンギュラピン26bが摺動可能に挿入さ
れており、型ブロック23bが型ブロック23aに対し
て進退した際、各第2スライドコア25bはアンギュラ
ピン26bの作用によって進退する。
【0032】第3スライドコア25cは第1スライドコ
ア25aの一方に当接した状態で摺動可能に組付けられ
ているもので、その先端面がレジスタの連結部材を成形
する型面に形成されている。第3スライドコア25cは
第3駆動手段26cであるエアシリンダに連結されてい
て、第1駆動手段26aと同様の構成の第3駆動手段2
6cの駆動により進退する。
【0033】コアブロック25dは第1ブロック25d
1と第2ブロック25d2の2部材からなるもので、第1
ブロック25d1は中間プレート22bの中央部に固定
して組付けられて、型ブロック23bの中央部を摺動可
能に貫通して各第1スライドコア25a、各第2スライ
ドコア25b間に臨んでいる。第1ブロック25d1の
先端面は、各調整羽根の後部を成形する型面に形成され
ている。第2ブロック25d2は第1ブロック25d1の
中央部に摺動可能に嵌挿されているもので、その先端が
第1ブロック25d1の先端面から所定長さ突出してい
て、同突出部は成形された各調整羽根を保持する機能を
備えている。なお、第2ブロック25d2は、複数のエ
ジェクタピン25d3を介してエジェクタプレート24
bに連結されている。
【0034】一方、固定側部位20aを構成する型ブロ
ック23aの先端面は、レジスタの各枠体の前部および
各調整羽根の前部を成形する型面に形成されており、固
定側部位20aと可動側部位20bとが一体の場合に、
型ブロック23aは各第1スライドコア25aと各第2
スライドコア25bとにより各枠部材を成形するととも
に、型ブロック23aはコアブロック25dとにより各
調整羽根を成形し、かつコアブロック25dは第3スラ
イドコア25cとにより連結部材を成形するようになっ
ている。
【0035】当該成形用装置20において、長尺の各連
結プレート24dはその長手方向に延びる長孔24d1
を備えており、各型ブロック23a,23bの側面から
突出する各連結ピン24d2,24d3が長孔24d1を
貫通して連結プレート24dを支持している。これによ
り、両型ブロック23a,23bは各連結ピン24d
2,24d3が長孔24d1の各先端に至るまで離間可能
である。また、短尺の各連結プレート24eはその先端
を型ブロック23bの側面に固定されているもので、そ
の長手方向に延びる長孔24e1を備えており、中間プ
レート22bの側面から突出する連結ピン24e2が長
孔24e1を貫通している。これにより、型ブロック2
3bと中間プレート22bとは連結ピン24e2が長孔
24e1の先端に至るまで離間可能である。
【0036】かかる構成の成形用装置20は支持装置3
0に図9に示すように支持されて使用され、固定側部位
20aと可動側部位20bが互いに当接した状態で、取
付プレート21a側のロケートリング21a1を通して
成形型内に溶融樹脂が注入され、成形型内ではレジスタ
を構成する各枠部材、各調整羽根、および連結部材がそ
れぞれ独立して成形される。当該成形用装置20におい
ては、レジスタの各構成部材が成形された後油圧シリ
ンダ34を駆動することによって可動側部位20bを後
退させて固定側部位20aから離間させる。これによ
り、固定側部位20aの型ブロック23aと可動側部位
の型ブロック23bとは長尺の連結プレート24dの長
孔24d1の長さと同程度離間する。これと同時に、短
尺の連結プレート24eの長孔24e1と連結ピン24
e2の作用により、型ブロック23bと中間プレート2
2bとが長孔24e1の長さと同程度離間し、コアブロ
ック25dを構成する第1ブロック25d1が後退し、
結果として第2ブロック25d2が突出した状態とな
る。また、可動側部位20bが固定側部位20aから離
間する際、型ブロック23aに設けたアンギュラピン2
6bが各第2スライドコア25bの貫通孔から抜け出る
が、この抜出作用により、各第2スライドコア25bが
互いに後退方向へ摺動する。
【0037】この状態では、各第2スライドコア25b
が各第1スライドコア25aよりも後退位置にあり、か
つコアブロック25dを構成する第1ブロック25d1
が各第1スライドコア25a間から後退位置にあること
から、各第1スライドコア25aおよび第3スライドコ
ア25cをコアブロック25dを構成する第2ブロック
25d2に対して前進させることができる。第2ブロッ
ク25d2には各調整羽根が保持されていることから、
各第1スライドコア25aを第1駆動手段26aを駆動
させることにより、各枠部材を第2ブロック25d2側
へ移送させて、各枠部材を各調整羽根の各支持軸に嵌合
させるとともにこれら両枠部材をその側壁部にて接合さ
せる。また、第3駆動手段26cを駆動させることによ
り、第3スライドコア25cを第2ブロック25d2側
へ移送させて、連結部材を第2ブロック25d2に保持
されている各調整羽根に嵌合させて、これら各調整羽根
が互いに連結される。組立られたレジスタは、エジェク
タプレート24bを作動させて各エジェクタピン25d
3を前進させることにより、第2ブロック25d2から取
り外される。
【0038】このように、当該成形用装置20において
は、レジスタを構成する各枠部材、各風向調整羽根、連
結部材の3者を1個の成形型内で互いに独立的に成形
し、かつ同成形型内にて各枠部材を各風向調整羽根に嵌
合して組付けるとともにこの状態にある各風向調整羽根
に連結部材を連結させて、同成形型内にて完成されたレ
ジスタとして組立ることができる。従って、当該成形用
装置20によれば、レジスタを構成する各調整羽根の連
結部材による連結をレジスタ組立体を一旦成形型から取
り出してなされる場合に比較して、各調整羽根を連結部
材にて連結する際に各調整羽根を治具等を使用して同一
方向に指向させたり、同一方向に指向された各調整羽根
の1つ1つに連結部材を連結するという連結作業工程が
全く不要となり、連結作業工程を廃止してそれに要する
作業時間を解消することができる。このため、当該成形
用装置20はレジスタを成形するのに極めて有利である
といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレジスタの正面図であ
る。
【図2】同レジスタの左側面図である。
【図3】同レジスタの右側面図である。
【図4】同レジスタにおける図1の矢印4−4線方向に
見た縦断面図である。
【図5】同レジスタにおける図1の矢印5−5線方向に
見た横断面図である。
【図6】同レジスタにおける両枠部材の接合部を示す斜
視図(a)、および一接合部の断面図(b)である。
【図7】同レジスタを構成する中央の調整羽根の側面図
(a)、同平面図(b)、および同底面図(c)であ
る。
【図8】同レジスタを構成する側部の調整羽根の側面図
(a)、同平面図(b)、および同底面図(c)であ
る。
【図9】本発明の一実施例に係る成形用装置の支持した
状態の平面図である。
【図10】同装置を構成する成形型の概略的斜視図であ
る。
【図11】同装置の図10図における縦断面図である。
【図12】同装置の図10図における横断面図である。
【符号の説明】
10…レジスタ、11,12…枠部材、11a…上壁
部、11b,11c…側壁部、12a…下壁部、12
b,12c…側壁部、11e,12e…嵌合孔、11
f,11g,12h,12i…係合突起部、11h,1
1i,12f,12g…係合凹所、11g1,11h1,
12g1,12h1…掛止爪、12j,12i…支持軸、
13,14…調整羽根、13a,14a…羽根本体、1
3b,13c,14b,14c…支持軸、15…連結部
材、20…成形用装置、20a…固定側部材、20b…
可動側部材、23a,23b…型ブロック、25a…第
1スライドコア、25b…第2スライドコア、25c…
第3スライドコア、25d…コアブロック、25d1…
第1ブロック、25d2…第2ブロック、26a…第1
駆動手段、26b…第2駆動手段、26c…第3駆動手
段。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気ダクトの吹出口の互いに対向する両内
    壁部にそれぞれ設けた円形状の嵌合孔または嵌合突起に
    嵌合する一対の円形状の支持軸または支持孔を互いに対
    向する第1の壁部の外面側にそれぞれ備え前記吹出口に
    嵌合されて支持される外枠と、同外枠の前記第1の壁部
    とは交差状に位置して互いに対向する第2の壁部にそれ
    ぞれ設けた複数の嵌合孔に嵌合する支持軸を両端部にそ
    れぞれ備え前記第2の壁部の内面側に回動可能に支持さ
    れる板状の複数の風向調整羽根と、これら各風向調整羽
    根を端部にて互いに連結し連動して回動可能とする連結
    部材とを具備するとともに、前記外枠、前記第1の壁
    部にて2分割されて前記第2の壁部をそれぞれ有する一
    対の枠部材を前記各第1の壁部側にて互いに接合して構
    成してなる風向調整用の合成樹脂製レジスタであり、前
    記外枠の各支持軸または支持孔が前記両枠部材のいずれ
    か一方にのみ備えていることを特徴とする風向調整用の
    合成樹脂製レジスタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の合成樹脂製レジスタにお
    いて、前記外枠の第1の壁部に、所定長さの係合突起部
    と同係合突起部に嵌合して係合する所定長さの係合凹所
    を備えた接合手段を、前記外枠の支持軸または支持孔を
    挟んで両側の部位に具備することを特徴とする風向調整
    用の合成樹脂製レジスタ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の合成樹脂製レジスタにお
    いて、前記外枠の第1の壁部に、所定長さの係合突起部
    と同係合突起部に嵌合して係合する所定長さの係合凹所
    を備えた接合手段を、前記外枠の支持軸または支持孔を
    挟んで両側の部位とこれら両部位の中間の部位とに具備
    することを特徴とする風向調整用の合成樹脂製レジス
    タ。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の合成樹脂製レジ
    スタにおいて、前記接合手段を構成する係合突起部とこ
    れに係合する係合凹所とが、互いに対向する対向端部か
    ら基端部側へ漸次拡開するテーパ状に形成されているこ
    とを特徴とする風向調整用の合成樹脂製レジスタ。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4に記載の合成樹脂製
    レジスタにおいて、前記各接合手段の少なくとも1つの
    接合手段を構成する係合凹所と係合突起部に、互いに掛
    止される掛止爪を具備することを特徴とする風向調整用
    の合成樹脂製レジスタ。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の合成樹脂製レジスタにお
    いて、前記掛止爪の前部が同掛止爪の突出頂部へ向けて
    上昇傾斜するテーパ形状に形成されていることを特徴と
    する風向調整用の合成樹脂製レジスタ。
  7. 【請求項7】空気ダクトの吹出口の互いに対向する両内
    壁部にそれぞれ設けた円形状の嵌合孔または嵌合突起に
    嵌合する一対の円形状の支持軸または支持孔を互いに対
    向する第1の壁部の外面側にそれぞれ備え前記吹出口に
    嵌合されて支持される外枠と、同外枠の前記第1の壁部
    とは交差状に位置して互いに対向する第2の壁部にそれ
    ぞれ設けた複数の嵌合孔に嵌合する支持軸を両端部にそ
    れぞれ備え前記第2の壁部の内面側に回動可能に支持さ
    れる板状の複数の風向調整羽根と、これら各風向調整羽
    根を端部にて互いに連結し連動して回動可能とする連結
    部材とを具備するとともに、前記外枠を、前記第1の壁
    部にて2分割されて前記第2の壁部をそれぞれ有する一
    対の枠部材を前記各第1の壁部側にて互いに接合して構
    成してなる風向調整用の合成樹脂製レジスタの成形用装
    置であり、当該レジスタを構成する各枠部材および各風
    向調整羽根の一部を成形する第1の型部材と、同第1の
    型部材とは相対的に離間可能で同第1の型部材と一体と
    なって前記各枠部材および各風向調整羽根を形成すると
    ともに前記連結部材を成形する第2の型部材とを備え、
    かつ同第2の型部材は互いに所定間隔を保持して対向し
    て位置し前記各枠部材の第2の壁部側を成形する一対の
    第1のスライドコアと、互いに所定間隔を保持して対向
    して位置するとともに前記第1のスライドコアに対して
    直交状に位置し前記各枠部材の第1の壁部側を成形する
    一対の第2のスライドコアと、前記連結部材を成形する
    第3のスライドコアと、前記第1,第2のスライドコア
    間に位置し前記各風向調整羽根の一部を成形するコアブ
    ロックを備えるとともに、前記各第1のスライドコアを
    前記コアブロツク側へ移動させて同コアブロックに支持
    されている各風向調整羽根に前記各枠部材を嵌合させる
    とともに前記両枠部材を互いに接合する第1の駆動手段
    と、前記各第2のスライドコアを互いに離間する方向へ
    移動させる第2の駆動手段と、前記第3のスライドコア
    を前記コアブロック側へ移動させて同コアブロックに支
    持されている各風向調整羽根に前記連結部材を連結させ
    る第3の駆動手段を備えていることを特徴とする風向調
    整用の合成樹脂製レジスタの成形用装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の成形用装置において、成
    形の対象とするレジスタが請求項1,2,3,4,5ま
    たは6に記載のレジスタであることを特徴とする風向調
    整用の合成樹脂製レジスタの成形用装置。
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