JP3336462B2 - 特にワイパーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク - Google Patents

特にワイパーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク

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JP3336462B2
JP3336462B2 JP27050391A JP27050391A JP3336462B2 JP 3336462 B2 JP3336462 B2 JP 3336462B2 JP 27050391 A JP27050391 A JP 27050391A JP 27050391 A JP27050391 A JP 27050391A JP 3336462 B2 JP3336462 B2 JP 3336462B2
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ガニュー ジョルジュ
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    • F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
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    • F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
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    • F16C11/0623—Construction or details of the socket member
    • F16C11/0657—Construction or details of the socket member the socket member being mainly made of plastics
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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイパー作動装置等で
使用される動力伝達リンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】ワイパー作動装置は、モーターの出力
を、減速機の軸を介して、ワイパーブレードの駆動軸に
伝えるためのものであり、互いに連結された多数の動力
伝達リンクからなっている。
【０００３】減速機の軸は、ワイパーブレードの駆動軸
を含む面とは平行でない面に、位置させられるが、その
理由は、動力伝達リンクの回転を、ある傾角を許容しう
る玉リンクを介して、他の伝達軸へ伝えるようにして、
多数の伝達軸を連結する必要があるからである。
【０００４】これらの玉リンクは、他の伝達軸の先端に
設けたソケットの奥まで差し込まれる。
【０００５】例えばアメリカ合衆国文献Ａ−３７０４９
０３に示されているように、通常は、伝達軸の先端部の
孔に、伝達軸の軸線と直交する玉リンクソケットを取付
けるための孔があけられる。
【０００６】この際、玉リンクソケットの周辺部が動か
ないようにするために、伝達軸の先端部にあけた孔の周
縁に多数の凹入部を設け、玉リンクソケットをプラスチ
ックで成形する際に、プラスチックがこの凹入部内に進
入するようにする。
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】しかし、このような構成のものにおいて
は、大きな問題点があることが分かった。
【０００８】すなわち、プラスチックで成形する際、そ
の分量は、伝達リンクの先端の取付部の上下面の、いず
れでも、またその周辺部でも異なってしまい、プラスチ
ックを冷却した際、その収縮が不均等となって、玉リン
クソケットの固着が不完全となるおそれがある。本発明
の目的は、このような問題点を解消することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によると、少なく
とも一方の先端部(１)(15)に、孔(３)があけられ、この
孔(３)の中に、玉リンクソケット(８)(９)が、プラスチ
ック成形により形成されているものにおいて、前記孔
(３)の周縁(５)に、内外方向を向く複数のスリット(４)
を設けることにより、スリット(４)(４)の間に、前記孔
(３)の軸線方向に折り曲げられた舌片(６)(７)を形成し
たことにより、上記問題点は解決される。
【００１０】このようにしたことにより、金属とプラス
チックとの接触面が、極めて丈夫になるばかりでなく、
プラスチック注入も、リンクの上下面のどちらでも、同
じように行なわれる。その結果、冷却時には、収縮は対
称的に生じ、プラスチックは、孔のまわりで等しい厚さ
を持つようになる。
【００１１】
【実施例】本発明の特徴と利点について、添付図面を参
照して、詳述する。
【００１２】斜視図である図１に示すように、動力伝達
リンクの少なくとも一方の端部におけるリンク(２)の先
端部(１)には、孔(３)があけられている。このリンク
(２)は、１枚の金属板からなり、かつ孔(３)は、通常は
円形をしている。また、この孔(３)の軸線(Ｘ−Ｘ')
は、後述する玉リンクソケットを介して、モーターや、
(図示しない)被駆動部に、動力伝達リンクを接続するた
めに、リンク(２)の先端部(１)を通る、平面(Ｐ)とほぼ
直交している。
【００１３】リンク(２)の先端部(１)で、しかも、孔
(３)のまわりには、少なくとも４つのスリット(４)(図
面では12)が、円周方向の間隔を等しくして設けられて
いる。このスリット(４)は、孔(３)の中心(Ｃ)の方へ向
き、かつ孔(３)の周縁(５)から始まっている。隣り合う
スリット(４)の間の部分は、台形の舌片(６)(７)となっ
ており、その短寸の底辺は、周縁(５)からなっている。
【００１４】図１と図２でよく分かるように、交互に並
ぶ舌片(６)(７)の中、一方(６)は、平面(Ｐ)から軸線
(Ｘ−Ｘ')に沿って上方へ、また他方(７)は、同じく下
方へ向いて傾斜している。すなわち、舌片(６)(７)は、
交互に上下を向いて並んでいる。
【００１５】各舌片(６)(７)の、平面(Ｐ)に対する傾斜
角度(Ａ)は等しい。この傾斜角度(Ａ)は、実施例では、
約20度である。
【００１６】図３と図４に示すように、孔(３)の中に
は、プラスチックを成形した、上面のみが閉じている玉
リンクソケット(８)、あるいは上下面とも開口している
玉リンクソケット(９)は、それぞれ設けられている。こ
れらの玉リンクソケット(８)(９)は、折り曲げられた舌
片(６)(７)と係合している。
【００１７】図３には、上端に閉じられた頂壁(10)を有
する玉リンクソケット(８）が示されている。この玉リ
ンクソケット(８)の外周縁(11)は、中央部(１)の上下面
において、舌片(６)と(７)を完全に覆っている。玉リン
クソケット(８)の内孔(12)は、円筒状をなし、その中
に、玉リンク(図面には表われていない)を嵌合しうるよ
うになっている。
【００１８】舌片(６)と(７)の配置と傾斜により、冷却
して凝固収縮した、玉リンクソケットの外周縁(11)の上
下の厚さは、均整のとれたものとなる。つまり、図３、
図４における上下の円形の領域(Ｈ)と(Ｂ)の厚さは、ほ
ぼ等しい。すなわち、これらの領域(Ｈ)(Ｂ)では、同量
のプラスチックが注入されており、かつ、収縮が同じ状
態で行なわれているからである。
【００１９】図４は、上下が開口している玉リンクソケ
ット(９)を示している。この場合も、その外周縁(11)
は、図３において述べたと同じようになっている。
【００２０】実施例において、舌片(６)(７)の数は、と
もに６個である。しかし、この数は、特に重要ではな
い。
【００２１】図５は、変形例を示し、動力伝達リンク(1
3)は、中空管(14)からなっている。この中空管(14)の少
なくとも一方の先端部(15)は、偏平となっている。
【００２２】図５と図６に示すような動力伝達用パイプ
(13)を形成するためには、最初の状態では円筒形であっ
た中空管(14)の先端部(15)を押しつぶして、上下面(16)
(17)を偏平にする。上下面(16)(17)は、互いに密着して
おり、かつ長手方向の側縁(18)によって連結されてい
る。押しつぶされた中空管(14)の先端部(15)は、中空管
(14)の元の直径よりも広幅となっており、この部分に、
孔(３)が広げられている。
【００２３】先に図１と図２において述べたように、孔
(３)は平らな上面(16)と下面(17)を貫通している。また
舌片(６)(７)は、前述したように、孔(３)のまわりで、
軸線(Ｘ−Ｘ')に沿って、交互に折り曲げられている。
すなわち、各舌片(６)(７)は、平らな上面(16)と下面(1
7)によって形成されている。玉リンクソケット(８)また
は(９)が、先に述べたと同じようにして、プラスチック
で成形され、孔(３)と舌片(６)(７)に係合されている。
【００２４】関係技術者であれば、本発明を、その技術
的範囲内において、さまざまに変更変形して実施しうる
ことは言うまでもない。
【００２５】例えば、舌片(６)(７)の形状は、台形に限
るものではない。スリット(４)は、孔(３)の中心(Ｃ)を
向いていなくてもよい。
【００２６】
【発明の効果】本発明によると、金属からなるリンクに
設けた孔に、プラスチックを成形した玉リンクソケット
を設け、かつこれに、孔の周辺における舌片を係合させ
てあるから、玉リンクソケットの固定は、確実かつ強固
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の、動力伝達リンクの平らな先端部の斜
視図である。
【図２】図１の線II−IIに沿った拡大縦断面図である。
【図３】上面が、閉じた玉リンクソケットを示す縦断面
図である。
【図４】上下面が開口している玉リンクソケットを示す
縦断面図である。
【図５】中空管から構成された動力伝達リンクの先端部
の縦断面図である。
【図６】図５の半部を示す平面図である。
【符号の説明】
(１)先端部 (２)リンク (３)孔 (４)スリット (５)周縁 (６)(７)舌片 (８)(９)玉リンクソケット (10)頂壁 (11)外周縁 (12)内孔 (13)動力伝達リンク (14)中空管 (15)先端部 (16)上面 (17)下面 (18)側縁 (Ａ)傾斜角度 (Ｂ)領域 (Ｃ)中心 (Ｈ)領域 (Ｐ)平面 (Ｘ−Ｘ')軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン・ポール ボワザック フランス国 86100 シャテルロー ア ブニュ デュ プレジダン ウィルソン １ リセ マルスラン ベルトゥロ (56)参考文献 特開 昭63−162126（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−75216（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−137118（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−147917（ＪＰ，Ｕ) 米国特許3704903（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60S 1/16 - 1/26 F16C 11/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 風防のワイパー連結具用の動力伝達リン
    ク(２，13)であって、リンク(２，13)の少なくとも一方
    の先端部(１)(15)に、孔(３)があけられ、この孔(３)の
    中に、玉リンクソケット(８)(９)が、プラスチック成形
    により形成されている動力伝達リンク(２，13)であっ
    て、前記孔(３)の周縁(５)に、内外方向を向く複数のス
    リット(４)を設けることにより、スリット(４)(４)の間
    に、前記孔(３)の軸線方向に折り曲げられ、交互に反対
    方向に傾斜している舌片（６)(７)を形成した特にワイ
    パーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク
    (２，13)。
  2. 【請求項２】 スリット(４)が、孔(３)のまわりに、一
    定間隔で配置されていることを特徴とする請求項１記載
    の特にワイパーのための玉リンクソケットつき動力伝達
    リンク。
  3. 【請求項３】 スリット(４)が、孔(３)の中心(Ｃ)の方
    向へ向いていることを特徴とする請求項１または２記載
    の特にワイパーのための玉リンクソケットつき動力伝達
    リンク。
  4. 【請求項４】 孔(３)の軸線方向に、交互に反対方向に
    傾斜している舌片(６)(７)が、先端部(１)(15)の上下面
    の一方を通る平面(Ｐ)に対して、同じ傾斜角度(Ａ)で、
    孔(３)の軸線方向に、交互に反対方向に傾傾しているこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の特にワイ
    パーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク。
  5. 【請求項５】 孔(３)の軸線方向に、交互に反対方向に
    傾斜している舌片の傾斜角度(Ａ)が、約２０度であるこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の特にワイ
    パーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク。
  6. 【請求項６】 リンク（２）の先端部(１)が、金属の平
    板から成っていることを特徴とする前記請求項のいずれ
    かに記載の特にワイパーのための玉リンクソケットつき
    動力伝達リンク。
  7. 【請求項７】 リンク（２）の先端部(15)を、中空管(1
    4)の一方の端部を偏 平に押しつぶして成形したことを特
    徴とする前記請求項のいずれかに記載の特にワイパーの
    ための玉リンクソケットつき動力伝達リンク。
  8. 【請求項８】 リンク（２）の先端部(15)を、中空管(1
    4)を扁平に押しつぶして、広幅としたことを特徴とする
    前記請求項のいずれかに記載の特にワイパーのための玉
    リンクソケットつき動力伝達リンク。
  9. 【請求項９】 孔(３)とスリット(４)と舌片(６)(７)
    が、リンク(２，13)の先端部(15)の表裏(16，17)を貫通
    して設けられていることを特徴とする前記請求項のいず
    れかに記載の特にワイパーのための玉リンクソケットつ
    き動力伝達リンク。
JP27050391A 1990-09-24 1991-09-24 特にワイパーのための玉リンクソケットつき動力伝達リンク Expired - Lifetime JP3336462B2 (ja)

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FR9011753A FR2667034B1 (fr) 1990-09-24 1990-09-24 Boite a rotule, notamment pour essuie-glace.
FR9011753 1990-09-24

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Publication Number Publication Date
JPH04257750A JPH04257750A (ja) 1992-09-11
JP3336462B2 true JP3336462B2 (ja) 2002-10-21

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FR (1) FR2667034B1 (ja)

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FR2667034B1 (fr) 1993-06-25
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