JP3100489B2 - 画像記録装置およびその垂直同期信号の制御方法 - Google Patents

画像記録装置およびその垂直同期信号の制御方法

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JP3100489B2
JP3100489B2 JP2404893A JP2404893A JP3100489B2 JP 3100489 B2 JP3100489 B2 JP 3100489B2 JP 2404893 A JP2404893 A JP 2404893A JP 2404893 A JP2404893 A JP 2404893A JP 3100489 B2 JP3100489 B2 JP 3100489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙,OHPシート,封
筒等の各種被記録媒体に記録を行う複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の画像記録装置およびその画像記録装置
における垂直同期信号の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として、電子写真記録を用いたレ
ーザビームプリンタ記録装置を図7(A)に示す。
【0003】この記録装置では、主に記録紙(被記録媒
体)8の搬送の信頼性確保のために、その記録紙8を直
線的に搬送して(以下、「ストレートタイプ」とい
う)、記録を行っている。しかし、この方式では、記録
装置本体の側部に、記録紙8の入口と出口部とを確保す
るための大きなスペースが必要となり、そのスペース分
が加算され記録装置としての設置スペースが実質的に大
きいものとなっていた。
【0004】そこで、図7(B)および(C)に示すよ
うに、記録紙8の搬送経路をU字状やS字状に反転させ
て、記録装置の実質的な設置面積を小さくする構成が採
用されるようになった。また、記録紙8の端部の一部の
みを搬送ローラと斜送コロによって挟みながら、その記
録紙8の基準端面を画像記録装置本体の搬送基準ガイド
に押圧しつつ搬送して、記録紙8の斜行などが生じない
ようにする片側斜送搬送方法が提案されている。このよ
うな斜送搬送方式では、通常記録紙8の幅以上の長さの
搬送ローラ等をもたないため、記録手段による記録紙8
への記録開始信号つまり垂直同期信号は、記録紙8の搬
送位置を検出するフォトセンサ等のセンサ信号に基づい
て生成される。
【0005】以上のような片側斜送搬送方法により、小
型化,高画質化,低価格化が実現されようとしている。
【0006】一方、記録紙8等の被記録媒体の種類の多
用化に応じて、カセット給紙と、手差し給紙等のように
2種類以上の給紙搬送経路を備えることが低価格機にお
いても要求されてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の片側
斜送搬送方式におけるセンサは、記録手段による記録紙
8へのデータの記録位置よりも前方(記録紙8の搬送経
路の上流側)に配置されていて、複数の搬送経路を持っ
ていた場合であっても、それら複数の搬送経路から搬送
されてくる記録紙8を一つのセンサにより検出して、垂
直同期信号を生成できるようになっている。そのため、
反転され入ってきた給紙カセットからの記録紙8と、直
線的に入ってきた手差しの記録紙8とでは、それらの記
録紙8が上記のセンサを横切るタイミング、つまりその
センサによる記録紙の検出タイミングにずれが生じ、こ
の結果、記録紙の搬送経路の違いによって、記録紙上に
おけるデータの記録位置がずれるといった問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、複数の異なる搬送経路に
よって被記録媒体を搬送する場合に、それらの搬送経路
の違いによる記録精度の低下を防止することができる画
像記録装置およびその垂直同期信号の制御方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置
は、相異なる複数の搬送経路のいずれかから搬送される
被記録媒体を、該複数の搬送経路の合流部近傍において
検出する単一の検出手段と、前記合流部から共通の搬送
経路を経て搬送される被記録媒体に画像を記録する画像
記録手段と、前記単一の検出手段の検出タイミングから
所定時間経過後に前記画像記録手段の動作を制御する画
像記録制御手段と、前記被記録媒体が前記複数の搬送経
路のうちどの搬送経路から搬送されるかに応じて、前記
所定時間を補正する補正手段を有することを特徴とす
る。本発明の画像記録装置は、相異なる複数の搬送経路
のいずれかから搬送される被記録媒体を、該複数の搬送
経路の合流部近傍において検出する単一の検出手段と、
前記合流部から共通の搬送経路を経て搬送される被記録
媒体に画像を記録する画像記録部と、前記単一の検出手
段の検出タイミングから所定時間経過後に垂直同期信号
を発生する発生手段と、前記被記録媒体が前記複数の搬
送経路のうちどの搬送経路から搬送されるかに応じて、
前記所定時間を補正する補正手段を有することを特徴と
する。本発明の垂直同期信号の制御方法は、相異なる複
数の搬送経路のいずれかから搬送される被記録媒体を、
該複数の搬送経路の合流部近傍において単一の検出手段
を用いて検出する検出ステップと、前記複数の搬送経路
のいずれかから搬送される被記録媒体を、前記合流部か
ら共通の搬送経路を経て画像記録部へ搬送する搬送ステ
ップと、前記検出ステップの検出タイミングから所定時
間経過後に垂直同期信号を発生する発生ステップを有
し、前記被記録媒体が前記複数の搬送経路のうちどの搬
送経路から搬送されたかに応じて、前記所定時間を変化
させることを特徴とする。
【0010】本発明の画像記録装置における垂直同期信
号の制御方法は、記録手段による記録位置に被記録媒体
を搬送させるための搬送経路として、前記被記録媒体を
その一側面を搬送基準面として搬送しかつ前記記録位置
に至る前に互いに合流する第1,第2の搬送経路をもつ
画像記録装置において、前記第1の搬送経路を通して前
記被記録媒体を前記記録位置に搬送する場合の該被記録
媒体に対する前記記録手段の記録開始位置を決定する垂
直同期信号と、前記第2の搬送経路を通して前記被記録
媒体を前記記録位置に搬送する場合の該被記録媒体に対
する前記記録手段の記録開始位置を決定する垂直同期信
号との間に、前記被記録媒体が前記第1,第2の搬送経
路の合流部分近傍を通過する時を基準として所定の時間
差を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、相異なる複数の搬送経路の合流部か
ら共通の搬送経路を通して、画像の記録位置に被記録媒
体を搬送する搬送経路構成において、その合流部近傍に
備えた単一の検出手段による被記録媒体の検出タイミン
グを基に、搬送経路の違いを加味して、画像記録手段の
制御タイミングや垂直同期信号の発生タイミングをずら
すことにより、搬送経路の違いに応じて単一の検出手段
の検出タイミングに微量の誤差が生じる場合に対処し
て、その誤差を補償する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1に、レーザビーム走査露光・転写方式
の電子写真レーザビームプリンタ(LBP)に配設した
給紙搬送装置を示す。
【0014】1は、プロセスカートリッジ2内に配置さ
れて支軸を中心に所定の周速度で回転駆動されるドラム
型電子写真感光体であり(以下、「ドラム」という)、
ドラム型の基体の周面に、有機あるいは無機の光導電体
層を主体とする感光体を備えた構成となっている。この
ドラム1は、その回転時において、プロセスカートリッ
ジ2内の不図示の一次帯電器により正、または負の所定
電位の均一帯電を受け、次いで、露光部3にて、レーザ
スキャナ4からのレーザビームLによって目的画像情報
の走査書き込みを受ける。これにより、ドラム1の表面
に目的画像情報に対応した静電潜像が順次に形成される
ことになる。5は、レーザスキャナ4から出力されたレ
ーザビームLをドラム1の露光部3へ偏向させるための
レーザビーム折り返しミラーである。
【0015】潜像の形成されたドラム1の表面には、プ
ロセスカートリッジ2内の不図示の現像装置により顕画
材(トナー)が付着され、そのトナーが像として顕像化
される。
【0016】次いで、そのトナー画像は転写ローラ6の
位置を通過する時に、該転写ローラ6とドラム1との間
に1枚づつ給送される記録紙(被記録媒体)8の記録面
Pに順次転写させることになる。
【0017】ドラム1の表面から記録紙8の記録面Pへ
のトナー画像の転写は、記録紙8の裏面側(図1中の下
面側)に配置された転写ローラ6によって記録紙8にト
ナー画像の荷電極性と逆極性の帯電がなされることによ
り行われる。転写ローラ6の位置を通過した記録紙8
は、次いで、該転写ローラ6と逆極性の電位が印加され
た分離除電針9によって除電されることにより、ドラム
1の表面から分離され、そして定着装置10へ導入され
ることにより、記録紙8に転写されている未定着のトナ
ー画像が永久固着像として記録紙8に定着される。
【0018】そして、像定着のなされた記録紙8は、対
の排紙ローラ11により搬送されて、不図示の排紙トレ
イ上に排紙される。一方、トナー画像転写後のドラム1
の表面には、プロセスカートリッジ2内の不図示のクリ
ーニング装置によって、転写残りトナーなどの付着物の
除去処理を受けて、繰返し画像形成に使用される。
【0019】次に、記録紙8の搬送経路の詳細を図2〜
図5に基づいて、説明する。
【0020】記録装置本体には、不図示のメインモータ
が配置されており、このメインモータに連結された不図
示のギア列中のギアが、図2および図3に示す搬送ロー
ラ駆動ギア50,給紙ローラ駆動欠歯ギア51のそれぞ
れに噛合うように配置されている。後者の給紙ローラ駆
動欠歯ギア51に噛合うギアは、その給紙ローラ駆動欠
歯ギア51の図2の回転位置における欠歯部分との対向
位置に配置されている。また、不図示の給紙ローラソレ
ノイドが後述の給紙ローラ58のストッパ部58a(図
3参照)に引っ掛かることにより、その給紙ローラ58
の回転が止められている。
【0021】図2および図3において、52は公知の遊
星歯車列が内蔵されたクラッチであり、図2のソレノイ
ド54によってラッチヅメ53が軸55を中心として矢
印方向aに回動されることにより、太陽歯車を回転停
止、回転させて、クラッチ52の出力軸上に配置された
搬送ローラ56への回転駆動力を伝達、遮断する。
【0022】図1および図5において58は、カセット
20内に積載された記録紙8を一枚づつ分離搬送する給
紙ローラであり、給紙ローラ軸59によって図2の給紙
ローラ駆動欠歯ギア51に連結されている。
【0023】図3において、60は、クラッチ52の出
力軸を回転中心とする給紙ローラレバーであり、給紙ロ
ーラレバーバネ61との協働により、給紙ローラ58に
形成されている不図示のカム部に押圧力を与えて、給紙
ローラ58に図5中矢印b方向に回転力を与えている。
【0024】給紙カセット20の中板21上に積載され
た記録紙8は、給紙ローラ58の回転により最上位の1
枚のみに搬送力が与えられ、その最上位の1枚のみが図
5に示す分離ヅメ22によって分離され搬送される。こ
の時、カセット20の中板21と加圧バネ23(図1参
照)との協働により、記録紙8と給紙ローラ58との間
に所定の圧接力が与えられる。
【0025】分離された1枚の記録紙8は、給紙カセッ
ト20のガイド20a(図1参照)に沿って搬送され
て、第1斜送コロ24と搬送ローラ56との間に送ら
れ、そして、その搬送ローラ56の回転力により搬送さ
れ、TOPセンサアーム30を倒しつつ、第2斜送コロ
25,第3斜送コロ26と搬送ローラ56との間を通っ
て、ドラム1と転写ローラ6との互いの圧接部に到達す
る。この記録紙8の先端がセンサアーム30を図1中の
実線位置から同図中の2点鎖線の位置まで倒した際に、
そのセンサアーム30の不図示のシャッタ部が不図示の
フォトセンサ(検出手段)の光路を遮って、そのフォト
センサが記録紙8の先端検出信号を出力し、そして、そ
の先端検出信号に基づいて、後述する記録開始信号、す
なわち記録開始位置を決定する垂直同期信号が出力され
ることとなる。
【0026】第1,第2,第3斜送コロ24,25,2
6は、記録紙8を本体基準ガイド27(図5参照)に押
し付ける方向にそれぞれθ1 =1°,θ2 =4°,θ3
=4°の斜送角度をもって配備され、かつ不図示の圧接
機構によりそれぞれ、400g,400g,300gの
圧接力をもって搬送ローラ56に圧接されている。
【0027】分離された記録紙8が給紙カセット20の
ガイド20a(図1参照)に沿って搬送される際、搬送
ローラ56による搬送力が記録紙8の図4中の左側部
(駆動側)に作用し、またガイド20aとの接触による
記録紙8の搬送負荷Fのために、記録紙8には矢印d方
向のモーメントが生じて、記録紙8の図4中右側部の搬
送が同図中左側部よりも若干遅れることになる。この結
果、記録紙8の先端部がセンサアーム30の配備位置を
通過する際、記録紙8の駆動側の先端位置つまり図4中
左側部の先端位置と、センサアーム30を倒す記録紙8
の先端部分の位置との間には、記録紙8の搬送方向にお
いてΔLの長さ分の位置ズレが生じることになる。この
記録紙8の搬送のズレ量ΔLは、記録紙8の先端がドラ
ム1と転写ローラ6との互いの圧接部である転写部に到
達する時までには、第1,第2,第3の斜送コロ24,
25,26によって補正される。つまり、斜送コロ2
4,25,26は、記録紙8に対し、図4中のポイント
eを中心として矢印d方向と逆の方向への回転力を作用
させて、記録紙8の先端が転写部に到達する時までに
は、記録紙8の図4中左右の側部における搬送のズレ量
を“0”とする。
【0028】なお、仮りに、搬送負荷Fがなかった場合
には、記録紙8が図4中の2点線Aで示す姿勢のまま搬
送されて、その記録紙8の駆動側と非駆動側との反転半
径つまり同図中左右の側部の反転半径が同一半径r1
なる。これに対し、上述したように搬送負荷Fがある場
合には、図4中実線Bで示すように、記録紙8の駆動側
と非駆動側との反転半径が異なる半径r1 ,r2 となっ
て搬送されることになる。
【0029】一方、手差し給紙口31から記録紙8が給
紙された手差し給紙の場合には、その記録紙8はほぼ直
線的に搬送されて、ドラム1と転写ローラ6との互いの
圧接部である転写部に到達する。この場合には、前述し
たようなガイド20aによる搬送負荷F等がないため、
記録紙8の駆動側、非駆動側において、つまり図4中左
右の側部において搬送のずれが生じないまま搬送され
て、その先端部がセンサアーム30を倒すこととなる。
【0030】結局、手差し給紙の場合には、センサアー
ム30が倒れてから記録紙8が転写部に到達するまでの
時間が、カセット給紙の場合よりもズレ量ΔLに相当す
る時間だけ早くなる。
【0031】そこで、本実施例では、手差し給紙の場合
には、カセット給紙の場合よりもズレ量ΔLに相当する
搬送時間だけ、記録開始時間を早くして、カセット給紙
と手差し給紙の場合における記録紙8への記録開始位置
のずれを補正する。
【0032】図6は、そのずれの補正のためのソフトウ
ェアブロックダイヤグラムであり、ホストコンピュータ
等からの給紙モード(カセット給紙、手差し給紙)の設
定状態に応じて、センサアームが倒されて記録紙8の先
端検出信号が出力された時点から、記録開始位置を決定
する垂直同期信号を出力するまでの間の時間を定める遅
延タイマのタイマ時間を切り替えるようになっている。
【0033】すなわち、ステップS1にて、給紙モード
がカセット給紙または手差し給紙のいずれかに設定され
た後、次のステップS2にて印字開始信号の入力を待
つ。そして、その印字開始信号が入力されたときに、給
紙モードに応じた給紙動作(ステップS3)をして、記
録紙8の先端検出信号を待つ(ステップS4)。その検
出信号があったときに給紙モードを判定し(ステップS
5)、それがカセット給紙の場合には、予め定められた
時間T1 をタイマ時間(遅延時間)Tとして設定し(ス
テップS6)、一方、それが手差し給紙の場合には、時
間T1 から所定の補正時間Δtを減じた時間(T1 −Δ
t)をタイマ時間Tとして設定する。
【0034】ここで、時間T1 は、カセット給紙の場合
に、記録紙8の先端検出信号があった時点から記録開始
位置を決定する垂直同期信号を出力するまでの遅延時間
であり、この間に、記録紙8上の記録開始位置がドラム
1と転写ローラ6との接触部である転写部にまで到達す
る。また、補正時間Δtは、前述したズレ量ΔLに相当
する記録紙8の搬送時間である。
【0035】タイマ時間Tの設定後は、そのタイマ時間
Tを遅延タイマにセットし(ステップS8)、その後、
そのタイマがタイムアップしたか否か、つまりタイマ時
間Tだけ経過したか否かを判定する(ステップS9)。
そして、タイマがタイプアップした時に、そのタイマを
リセットする(ステップS10)と共に、記録開始信
号、つまり記録開始位置を決定する垂直同期信号を出力
(ステップS11)してから、先のステップS1に戻
る。
【0036】(他の実施例)上述した実施例では、比較
的大きな1個の搬送ローラ56と、それに圧接する複数
の斜送コロ24,25,26を用いて、記録紙8を斜送
搬送しているが、搬送ローラ56とそれに対向する斜送
コロとを複数対用いるような構成としても良い。
【0037】また、記録紙8の搬送経路は、カセット給
紙のための搬送経路と、手差し給紙のための搬送経路に
限定されず、基本的に反転搬送する搬送経路や直線的に
搬送する搬送経路、その他、種々搬送経路の組合わせで
あってもよい。
【0038】また、以上説明した実施例によれば、被記
録媒体をその一側面を搬送基準面として搬送する片側斜
送搬送方式の利点、つまり記録装置本体の小型化,高画
質化,低価格化を図ることができ、かつ簡便で信頼性が
高いという利点を確保しつつ、複数の搬送経路を通して
被記録媒体を搬送する場合に、それらの搬送経路の違い
に応じて、被記録媒体上の記録開始位置を決定する垂直
同期信号の出力タイミングをずらすことにより、それら
の搬送経路の違いによる記録精度の低下を防止して、安
定した被記録媒体の搬送を実現することができる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、相異な
る複数の搬送経路の合流部から共通の搬送経路を通し
て、画像の記録位置に被記録媒体を搬送する搬送経路構
成において、その合流部近傍に備えた単一の検出手段に
よる被記録媒体の検出タイミングを基に、搬送経路の違
いを加味して、画像記録手段の制御タイミングや垂直同
期信号の発生タイミングをずらすことにより、搬送経路
の違いに応じて単一の検出手段の検出タイミングに微量
の誤差が生じる場合に対処して、その誤差を補償するこ
とができる。この結果、搬送経路の違いによる記録精度
の低下を防止して、被記録媒体の安定した搬送を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図2】図1に示す給紙搬送ユニットの要部の正面図で
ある。
【図3】図1に示す給紙搬送ユニットの平面図である。
【図4】図1に示す搬送ローラ部分における記録紙の搬
送状態を説明するための斜視図である。
【図5】図1に示す搬送ローラおよび給紙ローラの周辺
部分の概略斜視図である。
【図6】図1に示す記録装置の給紙動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】(A),(B)および(C)のそれぞれは、異
なる従来例を説明するための概略構成図である。
【符号の説明】
1 ドラム 6 転写ローラ 8 記録紙(被記録媒体) 20 給紙カセット 24 第1斜送ローラ 25 第2斜送ローラ 26 第3斜送ローラ 30 センサアーム 56 搬送ローラ 58 給紙ローラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−95372(JP,A) 特開 昭63−212560(JP,A) 特開 平4−314065(JP,A) 特開 平5−319627(JP,A) 特開 平6−144638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/51 B41J 2/44 B41J 13/00 B41J 29/48

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相異なる複数の搬送経路のいずれかから
    搬送される被記録媒体を、該複数の搬送経路の合流部近
    傍において検出する単一の検出手段と、 前記合流部から共通の搬送経路を経て搬送される被記録
    媒体に画像を記録する画像記録手段と、 前記単一の検出手段の検出タイミングから所定時間経過
    後に前記画像記録手段の動作を制御する画像記録制御手
    段と、 前記被記録媒体が前記複数の搬送経路のうちどの搬送経
    路から搬送されるかに応じて、前記所定時間を補正する
    補正手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 相異なる複数の搬送経路のいずれかから
    搬送される被記録媒体を、該複数の搬送経路の合流部近
    傍において検出する単一の検出手段と、 前記合流部から共通の搬送経路を経て搬送される被記録
    媒体に画像を記録する画像記録部と、 前記単一の検出手段の検出タイミングから所定時間経過
    後に垂直同期信号を発生する発生手段と、 前記被記録媒体が前記複数の搬送経路のうちどの搬送経
    路から搬送されるかに応じて、前記所定時間を補正する
    補正手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記合流部において合流される前記複数
    の搬送経路のうち、 第1の搬送経路は被記録媒体を表裏反転動作させて前記
    合流部へ搬送するものであり、 第2の搬送経路は被記録媒体を略水平に前記合流部へ搬
    送するものであることを特徴とする請求項1または2の
    いずれかに記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送経路は、カセットから被
    記録媒体を搬送するためのものであり、 前記第2の搬送経路は、手差しトレイから被記録媒体を
    搬送するためのものであることを特徴とする請求項3に
    記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 相異なる複数の搬送経路のいずれかから
    搬送される被記録媒体を、該複数の搬送経路の合流部近
    傍において単一の検出手段を用いて検出する検出ステッ
    プと、 前記複数の搬送経路のいずれかから搬送される被記録媒
    体を、前記合流部から共通の搬送経路を経て画像記録部
    へ搬送する搬送ステップと、 前記検出ステップの検出タイミングから所定時間経過後
    に垂直同期信号を発生する発生ステップを有し、 前記被記録媒体が前記複数の搬送経路のうちどの搬送経
    路から搬送されたかに応じて、前記所定時間を変化させ
    ることを特徴とする垂直同期信号の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記合流部において合流される前記複数
    の搬送経路のうち、第1の搬送経路は被記録媒体を表裏
    反転動作させて前記合流部へ搬送するものであり、 第2の搬送経路は被記録媒体を略水平に前記合流部へ搬
    送するものであることを特徴とする請求項5に記載の垂
    直同期信号の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の搬送経路は、カセットから被
    記録媒体を搬送するためのものであり、 前記第2の搬送経路は、手差しトレイから被記録媒体を
    搬送するためのものであることを特徴とする請求項6に
    記載の垂直同期信号の制御方法。
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