JP2008030883A - 用紙搬送装置および用紙姿勢補正方法 - Google Patents

用紙搬送装置および用紙姿勢補正方法 Download PDF

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規明 松井
Hideyuki Ikegami
英之 池上
Satoru Yamamoto
悟 山本
Junji Ishikawa
潤司 石川
Masaaki Moriya
正明 森谷
Shigeo Hatake
茂雄 畠
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Abstract

【課題】斜送突き当て補正において、腰の弱い用紙に発生する用紙角折れの発生を防止する。
【解決手段】斜送方向1008に用紙を搬送する斜送手段に含まれる構成であって、斜送方向1008に用紙を搬送するとともに、該用紙の向きを変更するための複数の斜送ローラ1005,1006を備えた用紙搬送装置において、基準側板1007の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離1103,1104を測定し、この測定された各距離に応じて、斜送ローラ1005,1006の動作を個別に調整して、前記斜送手段によって搬送される用紙が基準側板1007の規制面に当接する角度を変更する。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙搬送装置および用紙姿勢補正方法に関し、特に、搬送される用紙の向きが搬送方向に対して傾いてしまう用紙斜行を補正することが行われる用紙搬送装置、および該用紙搬送装置に適用される用紙姿勢補正方法に関する。
画像形成装置に内蔵される用紙搬送装置では、搬送される用紙の向きが搬送方向に対して傾いてしまう用紙斜行が発生するので、この用紙斜行を補正することが行われている。従来の用紙斜行の補正方法として、次のような方法がある。
(1)独立駆動可能な2つの搬送ローラに速度差を持たせることで補正する(スキュー補正)。
(2)用紙の進行方向の片側端を、搬送方向に対して平行な面に突き当てさせることで補正する(斜送突き当て補正)。
(3)用紙先端を、ローラ対に突き当ててループを形成させることで斜行を補正する。
これらの中で、高生産性、高精度が必須であるPOD(Print On Demand)製品においては、「斜送突き当て補正」が、機能的に確実な補正方法として広く採用されている。
斜送突き当て補正を採用した従来の第1の用紙搬送装置として、突き当て側板側に、搬送用紙の先端および側端を検知するセンサを設けた装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装置では、用紙の先端がセンサの位置まで搬送されると、突き当て側板を用紙の搬送方向に対して垂直方向へ移動させ、用紙の側端をセンサが検知した位置で側板移動を止める。その後、突き当て側板と一体に移動された斜送ローラを用いて、用紙を斜送させることで斜送突き当てを行う。これによって、安価な構成で斜送突き当てを行うことができる。
また、斜送突き当て補正を採用した従来の第2の用紙搬送装置として、突き当て側板側にセンサを設け、該センサが用紙浮き上がりを検知することで、斜送ローラの幅寄せ力を可変させる装置がある(例えば、特許文献2参照)。この装置では、用紙の種別によっては用紙突き当て時に発生してしまう用紙の浮き上がり現象を無くすようにしている。
特開平08−188300号公報 特開2002−370850号公報
しかしながら、上記従来の第1及び第2の用紙搬送装置のどちらにおいても、用紙突き当て時に新たに別の不具合が発生する。
例えば、薄紙のように腰が弱い用紙に対して、通常の用紙(または厚紙)と同じように、斜送突き当て補正を行った場合、用紙の角折れが発生してしまう。
なお、用紙の角折れ要因として、突き当て側板への用紙の突入角度が挙げられる。この用紙の先端辺と搬送方向とがなす角度が直角から離れるほど、用紙先端部分に対する圧力は増大し、腰が弱い用紙の場合、容易に角折れが発生してしまう。
また、極端な例では、搬送方向に対して用紙の先端辺方向が直角から反時計回転方向に傾いている場合、斜行補正ができないこともあり得る。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、斜送突き当て補正において、腰の弱い用紙に発生する用紙角折れの発生を防止した用紙搬送装置および用紙姿勢補正方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、用紙の主搬送方向と平行な方向に延びた規制面をもち、該規制面によって用紙側端を規制する位置規制手段と、前記主搬送方向に対して所定の角度の方向に用紙を搬送する複数の斜送手段と、前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定する測定手段と、前記測定手段によって測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の動作を個別に調整して、前記用紙が前記位置規制手段の規制面に当接する角度を変更する制御手段とを有することを特徴とする用紙搬送装置が提供される。
また、請求項9記載の発明によれば、用紙の主搬送方向と平行な方向に延びた規制面をもち、該規制面によって用紙側端を規制する位置規制手段と、前記主搬送方向に対して所定の角度に用紙を搬送する複数の斜送手段と、前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定するための測定手段とを備えた用紙搬送装置に適用される用紙姿勢補正方法において、前記測定手段を用いて、前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定する測定ステップと、前記測定ステップにおいて測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の動作を個別に調整して、前記用紙が前記位置規制手段の規制面に当接する角度を変更する制御ステップとを有することを特徴とする用紙姿勢補正方法が提供される。
本発明によれば、用紙を正しい搬送方向に対して斜めに搬送する複数の斜送手段を備えた用紙搬送装置において、位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定し、この測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の動作を個別に調整して、前記用紙が前記位置規制手段の規制面に当接する角度を変更する。
これにより、斜送突き当て補正において、腰の弱い用紙に発生する用紙角折れの発生を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る用紙搬送装置を含む画像形成装置の構成を示す断面図である。
1は画像形成装置、2はフェイスアップ排紙トレイ、3はフェイスダウン排紙トレイ、4は操作部である。画像形成装置1は、4色の現像剤(トナー)を用いる電子写真方式のカラー画像形成装置である。
11a、11b、11c、11dは、感光体である感光ドラム、12a、12b、12c、12dはローラ帯電器、13a、13b、13c、13dは、感光ドラム11a、11b、11c、11dにレーザ光をそれぞれ照射するスキャナ、14a、14b、14c、14dは現像装置である。
21a、21b、21c、21dはカセット、22a、22b、22c、22dは、カセット21a〜21dからシート材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ、23a、23b、23c、23dはBCローラである。24a〜24dは引き抜きローラ、25はレジストレーションローラ(以下「レジストローラ」と称す)、26はレジストレーション前ローラ(以下「レジ前ローラ」と称す)である。
27は手差しトレイ、28はデッキ、29はBCローラである。
30は、像担持体である中間転写体、32は、中間転写体30に駆動力を伝達する駆動ローラ、33は、ばね(不図示)の付勢によって中間転写体30に適度な張力を与えるテンションローラである。34は、中間転写体30を挟んで二次転写領域を形成する従動ローラ、35a〜35dは、トナー像を中間転写体30に転写するための高圧が印加されている一次転写ローラである。36は、中間転写体30上に形成された画像を、シート材Pに転写する二次転写ローラである。
40は定着ユニット、41aは、内部にハロゲンヒータなどの熱源を備えた定着ローラ、41bは、シート材Pを定着ローラ41aとの間に挟んで加圧する加圧ローラ(このローラにも熱源を備える場合もある)である。44は、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとからなるローラ対から排出されてきたシート材Pを搬送する内排紙ローラ、45は外排紙ローラである。
50は、中間転写体30の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置、51は、材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられるクリーナーブレード、52は、廃トナーを収納する廃トナーボックスである。
60はピックアップローラ、61は給紙ローラ、62は引き抜きローラである。
63a、63b、63c、63dはカセット紙ありなしセンサ、64a、64b、64c、64dは、用紙検知を行う給紙プレレジストレーションセンサ(以下「プレレジセンサ」と称す)である。
65はデッキ給紙センサ、66はデッキ引き抜きセンサである。
67はレジストセンサ、68は内排紙センサ、69はフェイスダウン排紙センサ、70は両面プレレジセンサ、71は両面再給紙センサである。72a、72b、72cは反転ローラ、73は切り替えフラッパ、74a〜74dは両面ローラである。
75はデッキ紙ありなしセンサ、76はトレイ紙ありなしセンサ、Lはループ、Rは反転位置である。
ピックアップローラ22a〜22d、BCローラ23a〜23d、引き抜きローラ24a〜24d、レジ前ローラ26、BCローラ29、ピックアップローラ60、給紙ローラ61、引き抜きローラ62、両面ローラ74a〜74dは、用紙の搬送に用いられる。
なお、用紙検知は、給紙プレレジセンサ64a〜64dのみに限らず、他のセンサ等を用いるようにしてもよい。
画像形成装置1は大別して、画像形成部(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である)、給紙部、中間転写部、定着ユニット40、搬送部、操作部4、及び制御ユニット5(図2参照)から構成される。
次に、画像形成装置1の個々の構成単位について説明する。
(1)まず画像形成部は、感光ドラム11a〜11d、ローラ帯電器12a〜12d、スキャナ13a〜13d、現像装置14a〜14d、一次転写ローラ35a〜35dによって構成されている。
感光ドラム11a〜11dがその中心で軸支され、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に順に、ローラ帯電器12a〜12d、スキャナ13a〜13d、現像装置14a〜14dが配置されている。
ローラ帯電器12a〜12dは、感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。
次いでスキャナ13a〜13dが、記録画像信号に応じて変調された光線(レーザビームなど)を、等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー等)を介して感光ドラム11a〜11d上に照射する。これによって、感光ドラム11a〜11d上に静電潜像が形成される。
スキャナ13a〜13dは、回転多面鏡の反射光を検出するBDセンサ(Beam Detect Sensor)をそれぞれ備えており、BDセンサの出力信号(BD信号)に基づきレーザビームの入射回数がカウントされる。このカウント値を基にして、画像形成タイミングとシート材Pの搬送タイミングとの同期がとられる。
ブラック画像を露光するスキャナ13aは、このBD信号を所定の分周比で分周して得られた信号を、後述のCPU501へ出力している(図2参照)。
なお、感光ドラム11a〜11d上に形成された静電潜像は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって顕像化される。顕像化された可視画像は中間転写体30に転写される。
以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。画像露光の開始は、後述の制御ユニット5(図2参照)から出力される作像開始信号の出力に応じて行われる。
(2)次に、給紙部について説明する。
シート材Pを収納するカセット21a〜21dには、シート材Pの有無を検知するカセット紙ありなしセンサ63a、63b、63c、63dが配置される。手差しトレイ27には、手差しトレイ27上のシート材Pの有無を検知する手差しトレイ紙ありなしセンサ76が配置される。デッキ28には、デッキ28内のシート材Pの有無を検知するデッキ紙ありなしセンサ75が配置される。
ピックアップローラ22a〜22dでは、複数枚のシート材Pが一度に送り出されることがあるが、BCローラ23a、23b、23c、23dによって確実に1枚だけ分離される。BCローラ23a〜23dによって1枚だけ分離されたシート材Pは、さらに引き抜きローラ24a〜24d、レジ前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。
ピックアップローラ22a、BCローラ23a、引き抜きローラ24aは、後述の給紙モータ505によって駆動されている。ピックアップローラ22b、BCローラ23b、引き抜きローラ24bも同様に、別のモータ(不図示)によって駆動されている。つまり、ピックアップローラ22、BCローラ23、引き抜きローラ24は、参照番号末尾のabcd毎に別々のモータ(不図示)で駆動されているといえる。
また、ピックアップローラ22aはソレノイド504(図2参照)を動作させると、ギアとカムの作用によりシート材Pを送り出す動作を行う。ピックアップローラ22b〜22dについても同様である。
手差しトレイ27に収納されたシート材Pは、BCローラ29によって1枚分離され、レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
また、デッキ28に収納されたシート材Pは、ピックアップローラ60によって給紙ローラ61まで複数枚搬送され、給紙ローラ61によって1枚だけ確実に分離され、引き抜きローラ62まで搬送される。
さらに、シート材Pは、レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
レジストローラ25は後述のレジストモータ506によって駆動される。
また、レジ前ローラ26とBCローラ29とは、不図示のレジ前モータによって駆動される。
なお、上記の各センサは検知信号を制御ユニット5に出力する。
(3)次に、中間転写部について説明する。
中間転写ユニットを構成する中間転写体30は、駆動ローラ32、テンションローラ33、従動ローラ34によって支持されるとともに駆動される。駆動ローラ32は、ステッピングモータ(不図示)によって回転駆動される。
中間転写体30を挟んで、各感光ドラム11a〜11dと対向する位置には、一次転写ローラ35a〜35dがそれぞれ配置される。
また、中間転写体30を挟んで、従動ローラ34と対向する位置には、二次転写ローラ36が配置され、該二次転写ローラ36と中間転写体30とのニップによって二次転写領域が形成される。二次転写ローラ36は、中間転写体30に対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写体30の二次転写領域の下流にはクリーニング装置50が配され、該クリーニング装置50は、クリーナーブレード51および廃トナーボックス52とから成る。
(4)定着ユニット40は、定着ローラ41aと、加圧ローラ41bと、内排紙ローラ44とから成る。
定着ユニット40では、シート材Pを定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの間に挟んで加熱及び加圧し、これによってトナー画像をシート材Pに定着する。
その後、シート材Pは、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとからなるローラ対から排出され、内排紙ローラ44によって、切り替えフラッパ73へ搬送される。
(5)次に、搬送部について説明する。
レジストローラ25まで搬送されたシート材Pは、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆動を止めることで一旦停止される。その後、画像形成タイミングに合わせて、レジストローラ25を含む上流のローラが回転駆動を開始し、これによって、シート材Pの搬送が再開される。そして、シート材Pは、二次転写領域へ送り出される。
二次転写領域においてトナー画像がシート材Pに転写され、定着ユニット40に搬送される。定着ユニット40において画像がシート材Pに定着され、該シート材Pは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッパ73によって、搬送先が切り替えられる。
切り替えフラッパ73がフェイスアップ排紙側にある場合は、シート材Pは外排紙ローラ45によってフェイスアップ排紙トレイ2に排出される。
一方、切り替えフラッパ73がフェイスダウン排紙側にある場合は、シート材Pは反転ローラ72a、72b、72cの方向へ搬送され、フェイスダウン排紙トレイ3へ排出される。
なお、シート材の両面に画像を形成する場合は、一旦、フェイスダウン排紙トレイ3方向へシート材Pを搬送し、シート材Pの後端が反転位置Rに到達したら搬送を停止する。その後、反転ローラ72a、72b、72cの回転方向が逆転して、シート材Pは両面ローラ74a〜74dの方向へ搬送される。そして、カセット21a〜21dからシート材Pを搬送する場合と同様に、シート材Pが二次転写ローラ36へ搬送される。
なお、シート材Pの搬送路には、シート材Pの有無を検知するために複数のセンサが配置されている。すなわち、給紙プレレジセンサ64a、64b、64c、64d、デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66が配置されている。さらに、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71等が配置されている。
(6)操作部4は、画像形成装置1の上面に配置され、給紙部の選択、排紙すべき排紙トレイの選択、画像形成モードの設定等に使用される。ここで、給紙部とは、給紙カセット21a〜21d、手差しトレイ27、デッキ28を指し、排紙トレイとは、フェイスアップ排紙トレイ2、フェイスダウン排紙トレイ3を指す。
(7)次に、制御ユニット5について説明する。
図2は、制御ユニット5の電気的な構成を示すブロック図である。なお、図2には、本実施の形態にとって主要なブロックだけを示す。
501はCPU、502はROM、503はRAM、504はソレノイド、505は給紙モータ、506は、レジストローラ25を回転させるレジストモータである。
また制御ユニット5は、上記各部の機構の動作を制御するための制御基板(不図示)や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
CPU501は、画像形成装置1の制御全般を行う。
ROM502はCPU501が実行する制御プログラムを格納し、RAM503は、制御に必要な一時的なデータを格納する。
CPU501は、内部に複数のタイマを保持し、その中の1つがBD信号をカウントし、所定のタイミング信号を生成する。また、別のタイマが、CPU501の内部クロックをカウントし、別の所定のタイミング信号を生成する。
また、CPU501は、画像露光を開始するための作像開始信号を出力する。 CPU501は、作像開始信号を出力した時点からBD信号をカウントし、そのカウント値が所定数になったとき、レジストモータ506を駆動してレジストローラ25を回転させる。
その一方で、レジストローラ25の回転駆動の開始に間に合うように、CPU501は、画像露光の開始時点から所定時間の経過後に紙搬送動作を開始する。これによって、画像形成タイミングとシート材Pの搬送タイミングとの同期をとる。
レジストモータ506、給紙モータ505は、本実施の形態では、ステッピングモータによって構成される。
次に、基本的な斜送突き当て補正について、図3を参照して説明する。
図3は、図1に示すレジストローラ25とレジ前ローラ26との間に位置し、斜送突き当て補正を行う斜送突き当て補正部の基本的な構成と、該斜送突き当て補正部で行われる補正手順とを示す図である。
ここでは基本的に、用紙が搬送方向1012に搬送されるとともに、斜行補正エリア1021で、用紙に対して斜行補正が行われ、センタ戻しエリア1022で、用紙をメカセンタ1023に戻すことが行われる。斜行補正エリアとは、搬送中の用紙の斜行を補正できる領域である。センタ戻しエリアとは、斜行補正された用紙を搬送路の中心位置(搬送方向1012に直角な方向の中心であるメカセンタ1023)へ移動させることができる領域である。
斜行補正エリア1021では、まず用紙1001が、1対の斜送ローラ1005と斜送ローラ1006とによって、用紙搬送方向1008に搬送される。なお、斜送とは用紙搬送方向1012に対して斜めに用紙が搬送されることを言う。これによって、用紙1001は、基準側板1007に突き当てられ、最終的には、用紙1002の状態になる。その後、用紙1002は、基準側板1007に当接されながら、用紙搬送方向1009に搬送される。
続いて、センタ戻しエリア1022では、用紙1002が、用紙1003の位置に到達したところで、駆動ローラ(不図示)を用紙搬送方向1010に沿ってスキューさせ、用紙1004の状態にする。すなわち、メカセンタ1023に用紙の中心を合わせる。そして、用紙1004を用紙搬送方向1011に搬送を行う。これによって、用紙の斜行補正が完了する。なお、用紙搬送方向1010への用紙の移動は、不図示の搬送路ローラ対に用紙をニップさせたまま、搬送ローラ対をその軸方向に移動させることにより行われる。
ところで、第1の実施の形態においては、斜送補正エリア1021の上流側に斜行サンプルエリア1024を追加する。この斜行サンプルエリア1024について、図4を参照して説明する。
図4は、斜送補正エリア1021の上流側に設けられた斜行サンプルエリア1024を示す図である。なお、図4において、図3に示す構成と同じ部分には、同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
斜行サンプルエリア1024では、用紙の斜行の度合いを検出し、その検出された度合いに応じて、斜送ローラ1005および斜送ローラ1006の速度を制御する。
斜行サンプルエリア1024では、用紙の横位置ずれ量(基準側板1007までの距離、「横レジ」と称す)を読み取るためにライン状のCIS(Contact Image Sensor)1105が用いられる。すなわち、斜行している用紙が用紙搬送方向1012(1108)に搬送されている途中で、CIS1105によって用紙先端の検知が行なわれ、検知されたところで、先端の用紙横レジ量1103が測定される。次に用紙後端の検知が行なわれ、検知されたところで、後端の用紙横レジ量1104が測定される。
そして、制御ユニット5が、測定された先端の用紙横レジ量1103と後端の用紙横レジ量1104とを比較する。この横レジ量の比較の結果、後端の用紙横レジ量1104>先端の用紙横レジ量1103の関係になっている場合には、斜送ローラ1006の速度をアップする(または、斜送ローラ1005の速度をダウンする)。逆に、後端の用紙横レジ量1104<先端の用紙横レジ量1103の関係になっている場合には、斜送ローラ1005の速度をアップする(または、斜送ローラ1006の速度をダウンする)。
ところで、斜送補正エリア1021における用紙搬送方向1008に対する搬送速度は所定の一定値に設定されている。この用紙搬送方向1008の搬送速度は、図5に示すような直交成分に分解できる。
図5は、用紙搬送方向1008の搬送速度のX方向(用紙搬送方向1012)の速度成分1116と、Y方向(用紙搬送方向1012と垂直な方向)の速度成分1117とを示す図である。
ここで、斜送補正エリア1021において用紙を用紙搬送方向1008に搬送しているときには、用紙は基準側板1007の方向には、Y方向速度1117で搬送される。したがって、斜行サンプルエリア1024において、斜送ローラ1005または斜送ローラ1006の速度を、以下の数式(1)から算出される速度変更時間に亘ってアップまたはダウンさせるようにする。
[数1]
速度変更時間=(後端の用紙横レジ量1104と先端の用紙横レジ量1103との差)÷(Y方向速度1117) ・・・(1)
そして、この速度変更時間が経過したとき、速度変更されている斜送ローラを元の速度に戻して、通常の斜行突き当てを行う。
このように、上記の速度変更時間の間だけ、斜送ローラ1005と斜送ローラ1006との間に速度差をつけることで、後端の用紙横レジ量1104と先端の用紙横レジ量1103との用紙横レジ差が吸収される。したがって、用紙が基準側板1007に当接するときには、用紙横レジ差が0になっている。かくして、用紙側端全体が基準側板1007に当接し、用紙ダメージの軽減を図ることができる。
次に、こうした斜行補正制御について、図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7は、制御ユニット5のCPU501により、ROM502に格納されたプログラムに基づいて実行される斜行補正処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1201において、CPU501は、CIS1105が用紙の先端を検知するのを待つ。そして、CPU501は、CIS1105が用紙の先端を検知したら(S1201でYES)ステップS1202へ進み、用紙横レジ検知開始を行う。ここでの用紙横レジ検知とは、CIS1105によって、用紙の先端部および後端部での横レジ量(基準側板1007までの距離)1103,1104を測定することを指している。ステップS1202の後、ステップS1203へと進み、CPU501は、CIS1105が用紙の後端を検知するのを待つ。CIS1105が用紙の後端を検知したら(S1203でYES)ステップS1204へと進み、CPU501はCIS1105による用紙横レジ検知を終了する。
ステップS1205では、CPU501は、ステップS1202で測定された用紙横レジ量が、用紙先端部分(1103)に対して、用紙後端部分(1104)の方が大きいか否かを判断する。CPU501は、用紙後端部分(1104)の方が大きいと判断すると、ステップS1206へと進み、斜送ローラの速度変更の設定を行う。この速度変更では、斜送ローラ(B)1006の速度アップ設定か、または斜送ローラ(A)1005の速度ダウン設定を行う。
一方、ステップS1205で、CPU501は、用紙後端部分(1104)の方が大きくないと判断すると、ステップS1212へ進む。ステップS1212では、CPU501は、ステップS1202で測定された用紙横レジ量が、用紙先端部分(1103)に対して、用紙後端部分(1104)の方が小さいか否かを判断する。CPU501は、用紙後端部分(1104)の方が小さいと判断すると、ステップS1213へと進み、斜送ローラの速度変更の設定を行う。この速度変更では、斜送ローラ(A)1005の速度アップ設定か、または斜送ローラ(B)1006の速度ダウン設定を行う。
ステップS1206やステップS1213の後は、共にステップS1207へと進み、CPU501は斜送ローラの速度変更時間を決定する。速度変更時間は、上記式(1)に基づき算出する。
次のステップS1208にて、CPU501は、斜送補正エリア1021内に用紙が到達するのを待つ。この用紙が到達したが否かの判断は、センサ(不図示)によってもよいし、CIS1105による先端位置検出時点から所定時間の経過によって行ってもよい。
CPU501は、斜送補正エリア1021内に用紙が到達したことを検知すると(S1208でYES)、ステップS1209へ進み、ステップS1207で算出された速度変更時間の間だけ、ステップS1206やステップS1213で設定された速度で斜送ローラを駆動する。
次のステップS1210で、CPU501は、速度変更時間が経過するのを待ち、速度変更時間が経過したら(S1210でYES)、ステップS1211に進み、斜送ローラの変速動作を終了する。すなわち、斜送ローラの速度を、速度変更を行う前の速度に戻す。
ステップS1211の後、斜行補正処理を終了する。
また、CPU501は、ステップS1212で、用紙後端部分(1104)の方が小さくないと判断すると、斜行補正処理を終了する。
なお、上記では、速度変更時間が経過したら、斜送ローラの速度を、速度変更を行う前の速度に戻すようにしている。これに代わって、該速度変更時間において用紙が用紙搬送方向1012に搬送される距離を算出し、該距離を用紙が移動したときに、斜送ローラの速度を、速度変更を行う前の速度に戻すようにしてもよい。
以上のようにして、斜行補正処理が終了した時には、先端の用紙横レジ量1103と後端の用紙横レジ量1104とが同一になる。そのまま用紙の斜行突き当てを行ったときに、基準側板1007に対して、用紙側端全体が基準側板1007に当接するので、用紙ダメージの軽減が図られる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。
図8は、第2の実施の形態における斜行サンプルエリア1024を示す図である。なお、図8に示す第2の実施の形態の構成は、図4に示す第1の実施の形態の構成と基本的に同じであるので、同一部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施の形態では、斜送ローラ1005aおよび斜送ローラ1006aの各回転軸の軸方向を、これらの2つの回転軸を含む平面(図8の紙面と平行な平面)において回転させることが可能なように構成する。ここで、図8に示す搬送角度1307は、図4に示す用紙搬送方向1008と用紙搬送方向1012(基準側板1007の長さ方向)とがなす基準の角度である。上記のように、斜送ローラ1005a,1006aの各回転軸の軸方向を上記平面上で回転させることにより、この搬送角度1310で斜行突き当てするはずの用紙を、例えば図8に示す搬送角度1307で斜行突き当てすることが可能となる。これにより、用紙側端が用紙搬送方向1012に対してなす角度を、搬送角度1310よりも小さくすることができ、斜行突き当て時の用紙先端折れを防ぐことができる。
斜行サンプルエリア1024では、第1の実施の形態と同様に、用紙搬送方向1012に用紙搬送を行い、CIS1105が用紙先端および用紙後端を検知したら、横レジ量1306,1304の測定を行う。それと並行して、用紙先端から用紙後端までの用紙搬送方向1012に沿った用紙搬送長1311を、用紙先端検知時点から用紙後端検知時点までの経過時間と、用紙搬送方向1012の用紙の搬送速度とから算出する。なお、用紙搬送長1311は、用紙先端から用紙後端までの距離を、図8において用紙搬送方向1012と垂直な方向に基準側板1007に向かって投影して得られる距離である。
そして、用紙後端の横レジ量1304と、用紙先端の横レジ量1306と、用紙搬送長1311とから、下記式(2)に基づき、用紙の斜行角度1303を算出する。
[数2]
斜行角度1303=tan−1((用紙後端の横レジ量1304−用紙先端の横レジ量1306)÷用紙搬送長1311) ・・・(2)
こうして得られた斜行角度1303を、用紙搬送方向1008に対応する基準となる搬送角度1307と比較する。その結果、斜行角度1303が搬送角度1307よりも大きい場合には、斜送ローラ1005a,1006aの各回転軸の軸方向を、上記回転平面において反時計回転方向に回転させる。そして、用紙搬送方向1012に対する斜送ローラ1005a,1006aによる搬送方向の角度が、斜行角度1303以上になったら、その反時計回転方向への回転を停止させる。
その後、斜送補正エリア1021において用紙の斜送突き当てを行う。これにより、用紙が基準側板1007に対して、用紙側端が用紙搬送方向1012に平行になるように回転しながら当接することになる。すなわち、用紙が基準側板1007に対して、時計回転方向に斜行突き当てされる。
次に、第2の実施の形態における斜行補正制御について、図9を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態における制御ユニット5のCPU501により、ROM502に格納されたプログラムに基づいて実行される斜行補正処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1401において、CPU501は、CIS1105が用紙の先端を検知するのを待つ。CPU501は、CIS1105が用紙の先端を検知したら(S1401でYES)、ステップS1402へと進み、用紙横レジ検知を開始する。ここでの用紙横レジ検知とは、CIS1105によって、用紙の先端部および後端部の横レジ量1306,1304を測定することを指している。
次のステップS1403では、CPU501は、CIS1105が用紙の後端を検知するのを待つ。CPU501は、CIS1105が用紙の後端を検知すると(S1403でYES)、ステップS1404へ進み、CIS1105による用紙の横レジ検知を終了させる。また、ステップS1404では、CPU501は、前述した用紙搬送長1311を求め、該用紙搬送長1311と横レジ量1306,1304とから、上記式(2)に基づいて用紙の斜行角度1303を算出する。
ステップS1405では、CPU501は、ステップS1404で算出された斜行角度1303が、基準となる搬送角度1307より大きいか否かを判別する。CPU501は、斜行角度1303が基準の搬送角度1307より大きいと判断すると、ステップS1406へ進み、斜送ローラ1005a,1006aの各回転軸の軸方向を、上記回転平面において反時計回転方向に回転させる。そして、CPU501は、用紙搬送方向1012に対する斜送ローラ1005a,1006aによる用紙の新たな搬送方向の角度が、斜行角度1303以上になったら、その反時計回転方向への回転を停止させる。
次のステップS1407にて、CPU501は、斜送補正エリア1021内に用紙が到達するのを待つ。用紙到達は、センサ(不図示)によって検知してもよいし、CIS1105が用紙先端を検知した時点から所定の時間が経過したときに用紙到達と推測してもよい。
斜送補正エリア1021内に用紙が到達したら(S1407でYES)、CPU501は、上記の新たな搬送方向に沿って用紙の斜送突き当てを行う。その後、ステップS1408へ進み、CPU501は、用紙が斜送補正エリア1021から外へ送り出されるのを待つ。この送出は、センサ(不図示)によって検知してもよいし、CIS1105が用紙先端を検知した時点から別の所定の時間が経過したときに用紙送出と推測してもよい。
用紙が斜送補正エリア1021から外へ送り出されたならば(S1408でYES)、ステップS1409に進んで、CPU501は、斜送ローラ1005a,1006aの各回転軸の軸方向を元の方向に戻す。ステップS1409の後、本斜行補正処理を終了する。
また、CPU501は、ステップS1405にて、斜行角度1303が基準の搬送角度1307より大きくないと判断すると、本斜行補正処理を終了する。
以上のように、第2の実施の形態によれば、斜送ローラ1005a,1006aの各回転軸の軸方向を上記平面上で回転させ、用紙側端が用紙搬送方向1012に対してなす角度を、搬送角度1310よりも小さくすることができる。これにより、この搬送角度1310で斜行突き当てするはずの用紙を、例えば図8に示す搬送角度1307で基準側板1007に斜行突き当てすることが可能となり、斜行突き当て時の用紙先端折れを防ぐことができる。
〔他の実施の形態〕
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る用紙搬送装置を含む画像形成装置の構成を示す断面図である。 制御ユニットの電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示すレジストローラとレジ前ローラとの間に位置し、斜送突き当て補正を行う斜送突き当て補正部の基本的な構成と、該斜送突き当て補正部で行われる補正手順とを示す図である。 第1の実施の形態における斜送補正エリアの上流側に設けられた斜行サンプルエリアを示す図である。 用紙斜送方向の搬送速度のX方向の速度成分と、Y方向(用紙主搬送方向と垂直な方向)の速度成分とを示す図である。 第1の実施の形態における制御ユニットで実行される斜行補正処理の手順を示すフローチャート(1/2)である。 第1の実施の形態における制御ユニットで実行される斜行補正処理の手順を示すフローチャート(2/2)である。 第2の実施の形態における斜行サンプルエリアを示す図である。 第2の実施の形態における制御ユニットで実行される斜行補正処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
P シート材
1 画像形成装置
4 操作部
5 制御ユニット(制御手段)
11a〜11d 感光ドラム
25 レジストローラ
26 レジ前ローラ
30 中間転写体
501 CPU
502 ROM
503 RAM
1005 斜送ローラ(斜送手段)
1006 斜送ローラ(斜送手段)
1007 基準側板(位置規制手段)
1008 用紙搬送方向(斜送方向)
1009 用紙搬送方向
1012 用紙搬送方向(主搬送方向)
1021 斜行補正エリア
1022 センタ戻しエリア
1023 メカセンタ
1024 斜行サンプルエリア
1103 先端の用紙横レジ量
1104 後端の用紙横レジ量
1105 CIS(Contact Image Sensor、測定手段)

Claims (9)

  1. 用紙の主搬送方向と平行な方向に延びた規制面をもち、該規制面によって用紙側端を規制する位置規制手段と、
    前記主搬送方向に対して所定の角度の方向に用紙を搬送する複数の斜送手段と、
    前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の動作を個別に調整して、前記用紙が前記位置規制手段の規制面に当接する角度を変更する制御手段と
    を有することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記測定手段によって測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の少なくとも1つの駆動速度を変更することを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記駆動速度の変更の結果、前記測定手段によって測定された各距離が等しくなると推測される時点で前記変更されていた駆動速度を元の駆動速度に戻すことを特徴とする請求項2記載の用紙搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記駆動速度の変更を、用紙が所定距離だけ搬送されたときに、前記変更されていた駆動速度を元の駆動速度に戻すことを特徴とする請求項2記載の用紙搬送装置。
  5. 前記複数の斜送手段は、軸方向が用紙搬送面に平行な回転軸を備えたローラからそれぞれ構成されるとともに、各ローラが用紙面に接触するように構成されており、
    前記測定手段によって測定された各距離に応じて、前記複数のローラの各回転軸の軸方向を、該複数の回転軸を含む平面上で回転させる軸方向回転制御手段を、更に有することを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  6. 前記軸方向回転制御手段は、
    前記測定手段によって測定された各距離に基づき用紙の斜行角度を算出する斜行角度算出手段と、
    前記斜行角度算出手段によって算出された斜行角度を、前記所定の角度と比較する比較手段とを含み、
    前記軸方向回転制御手段は、前記比較手段による比較の結果、前記斜行角度が前記所定の角度よりも大きいとき、前記複数のローラの各回転軸の軸方向を、該複数の回転軸を含む平面上で回転させることを特徴とする請求項5記載の用紙搬送装置。
  7. 前記軸方向回転制御手段は、前記比較手段による比較の結果、前記斜行角度が前記所定の角度以下のとき、前記複数のローラの各回転軸の軸方向を、該複数の回転軸を含む平面上で回転させないことを特徴とする請求項6記載の用紙搬送装置。
  8. 前記軸方向回転制御手段は、用紙が前記複数の斜送手段を通過した後に、前記複数のローラの各回転軸の軸方向を元の方向に戻すことを特徴とする請求項5記載の用紙搬送装置。
  9. 用紙の主搬送方向と平行な方向に延びた規制面をもち、該規制面によって用紙側端を規制する位置規制手段と、前記主搬送方向に対して所定の角度に用紙を搬送する複数の斜送手段と、前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定するための測定手段とを備えた用紙搬送装置に適用される用紙姿勢補正方法において、
    前記測定手段を用いて、前記位置規制手段の規制面から用紙上の複数の位置までの各距離を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにおいて測定された各距離に応じて、前記複数の斜送手段の動作を個別に調整して、前記用紙が前記位置規制手段の規制面に当接する角度を変更する制御ステップと
    を有することを特徴とする用紙姿勢補正方法。
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