JP2009149392A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートの側端を基準面に突き当てて斜行を補正する方式において剛度の低いシートでは座屈が生じる。
【解決手段】 シートの搬送方向に沿って配置され、シートの側端の位置決めをする基準面311を設け、基準面311に向けてシートの側端を斜めに突き当てるようにシートを搬送する斜行補正ローラ32a、32b、32cを備え、斜行補正ローラ32a、32b、32cにより基準面311に向けて搬送されるシートの側端を撓ませるために球状部材35a、35bと凹部314とを対向させて備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばプリンタやファクシミリ、複写機またはこれらの機能を合わせ持つ複合機に用いられるシート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置には電子写真方式、オフセット印刷方式、インクジェット方式等種々の方式が用いられているが、ここでは電子写真方式を用いたカラーの画像形成装置を一例に挙げて、従来の技術について説明する。
電子写真方式のカラーの画像形成装置は、複数の感光ドラムを並べて配置したタンデム方式や複数の感光ドラムを円筒状に配置したロータリー方式などがある。また、転写方式としては、感光ドラムから直接シートにトナー像を転写する直接転写方式や一旦感光ドラムからトナー像を中間転写体に転写した後、中間転写体からシートにトナー像を転写する中間転写方式などに分類される。
近年このような電子写真方式の画像形成装置では、オフセット印刷機などに比べて版が必要ないというメリットを生かし、小部数の印刷を行う軽印刷市場(POD:Print On Demand 市場)を狙った装置が提供されてきている。しかしながら、このような軽印刷市場で受け入られるためには、高画質を達成しなければならず、その一つの要因としてシートに対する画像位置精度が重視されている。なお、この画像位置精度としてはシートに両面画像を形成する際の表裏の画像のズレも含まれる。
そして、シートに対する画像位置は、シートの搬送方向の位置、シートの搬送方向と直交する方向の位置、画像の倍率、シートの斜行などの要因に影響され、これらの要因によるばらつきの量により位置精度が決まる。
これらの要因において、シートの搬送位置および画像の倍率については電気的な制御で補正が容易に行えるが、シートの斜行については電気的な制御で補正することは困難である。例えば、シートの搬送位置は感光ドラムへの画像信号に基づくレーザー光の照射タイミングや照射位置を調整することにより補正することが可能であり、画像の倍率についても、感光ドラムへのレーザー光の照射範囲を調整することで補正が可能である。
これに対してシートの斜行に対しての電気的な制御としては、シート斜行を検知して、これに合わせて傾いた画像を作成することでシートに対する画像位置を補正することは可能である。しかしながら、特に3色または4色を重ね合わせるカラー画像の場合には、シートごとに画像を傾けると各色のドット形成のズレにより斜行量の異なるシートごとに色味が変わってしまう。さらに、画像を傾けるための計算に時間が掛かってしまうので生産性の著しい低下を招く。よって、シートの斜行の補正については機構的に補正を行うのが一般的である。
シートの斜行を補正する機構としては、大きく分けて次に説明する方式がある。
まず、一般的に用いられてきている方式として、転写部の上流に一対のレジストレーションローラ(以下、レジストローラという)を配置し、搬送されてきた転写材であるシートの先端を停止しているレジストローラのニップ部に突き当てて斜行を補正する方式がある。この方式では、レジストローラのニップ部にシート先端を突き当てた状態でシートをさらに送り込んでループ形成をしてシートの先端をニップ部に倣わせることにより斜行補正が行われる。
また、その他の方式としては、シートの斜行量をシート先端の傾きの検知に基づいて算出する手段と、搬送直角方向に2つの独立に駆動可能なローラとを備える方式のものがある。この方式では、算出されたシートの斜行量に応じて各独立した駆動ローラの搬送速度を変えることでシートを旋回させて斜行を補正する。
さらに、その他の方式としては、シートの搬送方向に沿って設けられた基準面に対し、斜送ローラによりシートを斜めに搬送してシートの側面を基準面に突き当てながら搬送することによりシートの斜行を補正する方式がある。
ここで、この基準面にシートの側端を突き当てて斜行補正をする方式の一例を図面を用いて説明する。
図16は、シートの斜行を補正するための斜行補正部をシートの搬送方向から見た図であり、シートは図面の手前から奥に搬送される。この斜行補正部は、斜送補正ローラ32と加圧コロ34とでシートSを挟持して斜めに搬送し、シートSの側端を基準ガイド部31に設けられている基準面311に突き当てて斜行を補正する構成である。図16(a)に示すように、斜送補正ローラ32と加圧コロ34とで斜送されるシートSの側端は基準ガイド部31の上下に配置されている上ガイド312と下ガイド313との間で案内されて基準面311に突き当てられる。また、上ガイド312と下ガイド313との間でシートを規制することによりシートの座屈を防止している。
ここで、基準面を用いてシートの側端を突き当てて斜行を補正する方式では次のような利点がある。シートの両面に画像を形成する場合に、シートがスイッチバックされることによりシートの1面目と2面目でシートの先端と後端が入れ替わってしまうが、側端は入れ替わりがない。そして、シートの1面目、2面目共にシートの搬送方向と直交する方向では同一位置で斜行を補正できるため、シートの側端に対する画像の位置の精度が高まり、表裏の画像のズレを低減することが可能となる。
なお、その他の斜行補正の方式では、シートの先端で斜行補正するため、1面目と2面目でシートの搬送方向と直交する方向での補正ができないため、斜行の補正能力が高くてもシートの側端に対する表裏のズレが発生するおそれがある。
一方、軽印刷市場では、多種多様のマテリアルに対応することが要求されており、例えば、40g/m以下〜350g/m以上の坪量の普通紙や、コート紙やフィルム紙等の特殊な材質を用いたものなどの多様のものに画像形成することが要求されてきている。
ここで、基準面にシートの側端を突き当てて斜行補正を行う方式は、上述したとおり、基準面に向けて斜めにシートを搬送してシートの側端を突き当てて搬送することによりシートの斜行を補正する構成である。しかし、近年は上述した種々の厚さや材質の異なるシートを搬送する必要性が増してきているため、搬送するシートが薄いシートのように剛度の低い材質である場合には、基準面に突き当てられた際にシートが座屈するおそれがあった。
すなわち、図16(b)に示すように、剛度の低いシートSを基準面311に突き当てた際に、上下に配置されている上ガイド312と下ガイド313の間で図示するようなシートに座屈が生じる場合がある。この場合には、斜行補正の精度が悪くなり、シートに対する画像位置の精度が低下する。また、シートの座屈によりジャム(シートの詰り)が発生したり、シートの側端に折れや破損等のダメージを与えたりするおそれもある。なお、上ガイド312と下ガイド313との間隔は、装置が搬送可能な最大の厚さのシートが搬送できるように最大の厚さのシートよりも大きく設定されている。そのため、薄いシートでは上ガイド312と下ガイド313との間では十分に規制をすることができないため座屈が生じる。
そこで、座屈を発生することなく確実に基準面にシートの側端を突き当てながら搬送できるように、上下に配置されたガイドの間隔をシートの厚さに応じて調整する装置が提案されている(特許文献1参照)。この構成により、薄いシートのように剛度が低いシートの場合には上下のガイドの間隔を狭くして基準面311に突き当てられたシートの側端を規制して座屈の発生を抑えるようにしている。
特開2002ー356250号公報
しかしながら、上記従来例では、シートの厚さを検知して上下のガイドの間隔を調整しているため、検知手段の検知精度の課題が生じる。すなわち、シートの厚さを検知する検知手段としては接触式センサや反射式光学センサを用いて直接シートの厚さを検知したり、搬送ローラがシートを挟持したときのローラの変位量に基づいて算出したりする方法が一般的である。しかし、シートを搬送しながら検知する場合は、センサ自体の誤差の他にシートの搬送中のばたつきや搬送ローラの偏芯により、10%程度の検知誤差が生じることがある。また、搬送ローラがシートを挟持したときのローラの変位量に基づいてシートの厚さを検知するものでは、薄いシートの場合にはローラの変位量が小さいため、シートの厚さを正確に検知することが困難となる。
また、シートの厚さを自動検知しなくとも、ユーザーから直接入力されたシートの厚さの情報を基に上下のガイド間隔の調整を行うことも考えられるが、この場合はユーザーの手間がかかると伴に設定ミスなどが考えられる。
さらに、基準面に突き当てたときのシートの座屈を防止するためのパラメータは、シートの厚さではなく実際にはシートの剛度に基づくものである。これは、図15は多種類のシートの厚さとその剛度をプロットしたグラフであるが、同じ厚さのシートでも種類に応じて剛度は大きく異なることから分かる。さらに、このグラフから分かるように、シートの厚さが薄い紙は少しの厚さの差で極端に剛度が低くなる傾向がある。これらから、単純にシートの厚さに基づいて上下のガイド間隔を調整するだけでは、座屈を防止することは困難であることが分かる。すなわち、厚いシートであっても剛度が低い場合には座屈を防止するためにガイド間隔を狭くする必要があるが、従来の装置では、シートの厚さでガイド間隔を調整しているため、このような厚く剛度が低いシートの座屈を防止することができない。
また、従来の装置のように、上下のガイドの間隔を調整する機構を設けることは、モータ等の駆動手段や駆動手段を制御する制御部等が必要となるため、装置コストを増大させることになる。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、複雑な構成を用いることなく、種々の剛度の異なるシートに対してシートを基準面に突き当てたときに座屈を生じさせることなく確実に斜行補正が行えるシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートの搬送方向に沿って配置され、シートの側端の位置決めをする基準面と、前記基準面に向けてシートの側端を斜めに突き当てるようにシートを搬送する斜送機構と、前記斜送機構により前記基準面に向けて搬送されるシートの側端を撓ませる撓み形成手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撓み形成手段により基準面に突き当てられるシートの側端に、基準面に沿って撓みを形成し、シートが突き当たる部分の剛度を高くすることにより、基準面に突き当たったときのシートの座屈を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明が適用される電子写真方式の画像形成装置1の全体について図7を用いて概略説明する。
転写材であるシートSは、シート給送装置10が有するリフトアップ装置11の上に積載されて収納されており、シート給送手段12により画像形成機構90の画像形成タイミングに合わせてシートの給送が開始される。ここで、シート給送手段12としては、給送ローラ等による摩擦分離を利用する方式やエアによる分離吸着を利用する方式等があるが、本実施の形態ではエアによるシート給送方式を例に挙げている。
シート給送手段12により送り出されたシートSは、搬送ユニット20の搬送パスを通過し、レジストユニット30へと搬送される。シートSは、レジストユニット30に設けられている後述する斜行補正装置によって斜行補正が行われた後に、二次転写部での画像との位置合わせのためのタイミングの補正を行って二次転写部へと送られる。二次転写部は、対向する二次転写内ローラ43および二次転写外ローラ44により形成される転写ニップ部であり、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることでシートSに中間転写ベルト40上のトナー像(未定着画像)を転写させる。
次に、シートに転写されるトナー像が形成されて二次転写部まで送られて来る画像形成工程について説明する。
図7において、画像形成機構90は、主に感光ドラム91、露光装置93、現像器92、一次転写装置45、および感光体クリーナ95等から構成される。予め帯電手段により表面を一様に帯電された図中反時計方向に回転する感光ドラム91に対して、送られてきた画像情報の信号に基づいて露光装置93が発光し、反射手段94を経由して潜像が形成される。このようにして感光ドラム91上に形成された静電潜像に対して、現像器92によるトナー現像が行われ、感光体上にトナー像が形成される。その後、一次転写装置45により所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト40上にトナー像が転写される。なお、感光体クリーナ95は、一次転写されて感光ドラム91上に残った転写残トナーを回収するものである。
以上説明した画像形成機構90の場合には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4つの画像形成ユニットが設けられている。なお、色は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
次に、中間転写ベルト40について説明する。中間転写ベルト40は駆動ローラ42、テンションローラ41および二次転写内ローラ43等のローラ類によって張架され、図中矢印Bの方向へと回転駆動される。そして、先述のY、M、CおよびBkの各画像形成ユニットにより並列処理される各色の画像は、中間転写ベルト40上に一次転写された上流のトナー像に順次重ね合わされる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト40上に形成されて、二次転写部へと搬送される。
以上、それぞれ説明したシート搬送工程と画像形成工程を以って二次転写部においてシートS上にフルカラーのトナー像が二次転写される。なお、二次転写されて、中間転写ベルト40の表面に残った転写残トナーは、ベルトクリーナ46によって回収される。
画像が転写されたシートSは定着前搬送部51により定着装置50へと搬送され、定着装置50では、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはハロゲンヒータ等の熱源により加熱されてシートS上にトナーを溶融固着させる。このようにして得られた定着画像を有するシートSは分岐搬送装置60により、そのまま排紙トレー61上に排出されるか、両面画像形成を行う場合には反転搬送装置70へと搬送される。
反転搬送装置70へと送られたシートSはスイッチバック動作を行うことで先後端を入れ替え、両面搬送装置80へと搬送される。その後、シート給送装置10より搬送されてくるシートSとのタイミングを合わせて搬送ユニット20に合流して、二次転写部へと送られる。2面目の画像形成工程に関しては1面目と同様なので説明を省略する。
なお、本実施の形態では、シートに画像を形成する画像形成部は、画像形成機構90、中間転写ベルト40、二次転写内ローラ43および二次転写外ローラ44により構成される二次転写部、定着装置50などで構成される。
ここで、レジストユニット30に設けられている、シートの斜行を補正するための斜行補正装置の構成を詳細に説明する。まず、図8(a)を用いて斜行補正装置の全体の概略構成を説明する。
斜行補正装置は、可動式ガイド55、固定式ガイド33等から構成されている。可動式ガイド55は、シートSのサイズに応じてシートの搬送方向と直交する方向(シートの幅方向)に移動可能である。そして、可動式ガイド55は、基準ガイド部31と、複数の斜行補正ローラ32a、32b、32cと、斜行補正ローラ32a、32b、32cに圧接する加圧コロ34a、34b、34c等を備えて、一体に移動可能に設けられている。固定式ガイド33は装置フレームに固定されており、シートSの搬送ガイドとして機能する。
つづいて、図1乃至図5を用いて斜行補正装置を説明する。図1は斜行補正装置をシート搬送方向と直交する方向から見た側面図であり、図4は斜行補正装置を斜め上方から見た斜視図である。図3及び図4は図1の部分拡大図である。また、図5は上視図であり、後述する基準ガイド部31の上ガイド312を省略した断面としている。
図1及び図2に示すように、斜行補正装置には基準ガイド部31が設けらており、この基準ガイド部31は、シート搬送方向の上流側から見て、コの字型の断面形状をしている。そして、基準ガイド部31は、シートの側端を突き当ててシートの斜行を補正すると共にシートの側端の位置決めをするための基準面311と、第1のガイドとしての上ガイド312及び第2のガイドとしての下ガイド313とを備えている。上ガイド312は、搬送されてくるシートの1面側(上面側)に対向するシート搬送面312aが形成されており、下ガイド313には、シートの2面側(下面側)に対向するシート搬送面313aが形成されている。そして、上ガイド312及び下ガイド313は、シートの側端を基準面311に案内するためのガイド機能と、シートが基準面311に突き当たったときのシートを規制して座屈を抑える機能とを有している。
図5に示すように、斜送機構である斜行補正ローラ32a、32b、32cはシートの搬送方向に対して角度αだけ傾いて複数配置されている。そして、基準ガイド部31の基準面311に対してシートを斜めに搬送(斜送)して、シートの側端を基準面311に斜めに突き当て、さらに、シート側端を基準面311に沿わした状態で搬送するように構成されている。
図5に示すように、シート搬送方向に沿って複数配置された斜行補正ローラ32a、32b、32cは駆動モータ322によりタイミングベルト323、324、325及びカップリング321a、321b、321cを介して駆動が伝達されている。そのため、各斜行補正ローラ32a、32b、32cに対する駆動速度のばらつきが少なくなるようにしている。
次に、本発明の特有な構成である、基準面311に突き当てるシート側端を撓ませるための撓み形成手段について図1乃至図6を用いて説明する。
図1に示すように、下ガイド部313のシート搬送方向に沿って複数箇所(本実施の形態では2ヶ所)に凹部314が形成されている。この凹部314は、下ガイド313のシート搬送面313aとは斜面で滑らかに繋がっているため、凹部314で搬送されてくるシート先端が引っ掛かることはないように構成されている。
上ガイド312には、下ガイドに設けた凹部314に対向する位置には、突出部としての球状部材35(35a、35b)がシート搬送面312aから突出するように配置されている。この球状部材35(35a、35b)は、上ガイド312側に設けられた穴に隙間をもって嵌っており、さらに、穴の下端に形成されているフランジ部により球状部材35が下側に抜けるのが防止されている。そして、球状部材35(35a、35b)の下端はシート搬送面312aから突出可能に設けられ、搬送されるシートに摺接可能となっている。この構成により、球状部材35(35a、35b)はいずれの方向にも回転可能であり、シートの突き当て動作時やレジストローラ37で搬送される際にシートの搬送方向が変化しても、これに追従することでシートに加わる搬送抵抗を軽減することができる。
また、球状部材35(35a、35b)はPOM(ポリアセタール樹脂)等の低摩擦樹脂で成形されており、軽量な自重で搬送されてくるシートSを押圧することができる。本実施の形態では、球状部材35の重量は1gとしている。なお、球状部材35(35a、35b)は自重によりシート搬送面312aから突出するように付勢されているが、弱いスプリング等の弾性部材により突出するように付勢してもよい。
この構成により、剛度の低いシートSnの場合には、図4(a)に示すように、球状部材35(35a、35b)と凹部314との間でシートの側端が撓まされ、シートSnの側端がシート搬送方向に沿って波型形状に形成された状態で基準面311に突き当てられる。すなわち、球状部材35(35a、35b)による凸部形状と、これに対向する凹部314とでシートの端部に撓みを形成することができる。また、図4(b)に示すように、剛度の高いシートSkは、球状部材35(35a、35b)がシートSkに押されて上方へ移動させられ、シートSkが真っ直ぐの状態で基準面311に突き当てられる。なお、シートの剛度にほぼ比例して球状部材35(35a、35b)が移動する量が変化するため、シートの剛度に応じて撓みの量が変化する。すなわち、シートの剛度が高くなるほど撓む量は小さくなる。
本実施の形態では、図3において、上ガイド312のシート搬送面312aと下ガイド313のシート搬送面313aとの隙間G1(ベース間隔)を1mmに設定している。これは、本実施の形態での画像形成装置が使用可能な最も厚いシートとしての350g/m紙の厚みが0.4mmとしたときの、シートの厚みのバラツキやカールによるジャム等の防止を考慮して設定している。また、下ガイド313のシート搬送面313aと凹部314の底面との高低差G2は1mmに設定としている。
一般的に、シートの座屈は、断面2次モーメントIに比例して生じることが知られている。例えば、厚さ0.05mmの40g/mのシートを波形形状に撓ませたときの撓みの高低差を2mmとしたときに、断面2次モーメントIは平板状態の約6300倍となる。これにより、最も厚いシート(厚さ0.4mm)の断面2次モーメントIを遥かに超えることが分かる。
ここで、シートの撓みの高低差と断面2次モーメントIとの関係の一例を示すと、図9において、横軸は断面2次モーメントIを示しており、実線は普通紙のシート厚tに対する断面2次モーメントIの変化を示している。そして、破線は、普通紙の厚さがt=0.05mmのときのシートの波型形状の撓みの高低差aを変化させたときの断面2次モーメントIの変化を示している。
これからも分かるように、剛度の低いシートでも撓みを形成することにより断面2次モーメントIをシートが座屈しない程度に大きくすることができて、突き当て面へ確実に突き当てることが可能となり、ジャムや斜行の発生を抑えることができる。
これから、剛度の低いシートSnでも、図4(a)に示すように、シートSnの側端が基準面311のシート搬送方向に沿って波型形状に撓むことにより、シートSnのシート搬送方向と直交する方向の剛度(座屈力)が上げることができる。これにより剛度の低いシートが基準面311に突き当たったときに座屈することを防止することができる。また、シートの剛度に応じてシートの撓む大きさ(波型形状の撓みの高低差)が異なり、シートの剛度が大きいほど撓む量が小さくなって搬送抵抗を小さくする。これにより、剛度の低いシートは撓みが大きくなって突き当て剛度を高くし座屈を防止し、剛度の高いシートは撓みが小さくなり搬送抵抗が小さくなって円滑な搬送ができ、精度の良い斜行補正が行える。
なお、球状部材35a、35bは、剛度の低いシートの波型形状を安定的に形成するため、シート搬送方向において斜行補正ローラ32a、32b、32cのそれぞれの間でほぼ中央に対応する位置に配置している。すなわち、斜行補正ローラ間でシートの側端がほぼ対称な形状で撓むように配置されているため、撓みを形成した状態で安定した搬送が行える。
なお、複数の斜行補正ローラ32a、32b、32cの搬送速度は、下流側の方が速いとシートを引っ張ることになり、形成したシートの波型形状を解消してしまうことになって、シートの側端部の剛度を高める機能を発揮できなくなる。そのため、本実施の形態では、図6に示すように、斜行補正ローラ32a、32b、32cのシート搬送方向に対する斜送方向の斜送角度αを下流側に行くに従い大きくしている(αc>αb>αa)。これにより、シート搬送方向の速度成分が下流に行くに従って小さくなってシート搬送方向の速度が遅くなるようにしている。なお、各斜送角度は斜行補正ローラ32a、32b、32cの外径公差を考慮し、最大限に寸法がばらついても下流側の斜行補正ローラが速くならないように設定している。
なお、本実施の形態では、各斜行補正ローラ32a、32b、32cのシート搬送角度(斜送角度)によって、下流側の斜行補正ローラによるシートの搬送方向の速度成分を小さくするようにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シート搬送方向の下流に行くに従い斜行補正ローラ32a、32b、32cの外径を変えてもよい。また、斜行補正ローラ32a、32b、32cに各々独立に駆動モータを設けて各ローラの駆動速度自体を変化させて下流側の斜行補正ローラによるシート搬送方向の搬送速度を遅くしてもよい。
また、剛度の低いシートの座屈に対しては、なるべく球状部材35a、35bの位置を突き当て面に近づける方が好ましいため、本実施の形態では、上ガイド312に配置しているが、必ずしも基準ガイド部31に設ける必要はない。すなわち、斜行補正ローラ32a、32b、32cと基準面311の間であればどこでもよいので、対応するマテリアルや装置構成に応じて適宜決定すればよい。また、斜行補正ローラ、凹部、球状部材の数も、対応するマテリアルや装置構成に応じて増減してもよい。
ここで、レジストユニット30におけるシートの整合動作を図8(a)〜(d)を用いて概略説明する。
まず、図8(a)に示すように、シートSが例えば角度βで斜めの状態で斜行補正装置に送られてきたとする。シート搬送ローラ対21により、斜行補正ローラ32a、32b、32cに送られたシートSは、斜行補正ローラ32a、32b、32cによって順次搬送されて、図8(b)に示すように基準ガイド部31に向かって斜めに送られる。なお、斜行補正ローラ32aによりシートSが搬送され始めた時点で、既にシート搬送ローラ対21のニップは不図示のアクチュエータにより解除されるようにしている。次に、図8(c)で示されるように、シートSの側端が基準ガイド部31の基準面311に突き当たって基準面311に倣いながら搬送されることでシートの斜行が補正されると共にシートの側端の位置決めがされる。そして、その状態で、レジストローラ37に向けて搬送される。
レジストローラ37にシートが到達して挟持されると斜行補正ローラ32a、32b、32c対向の加圧コロ34a、34b、34cは不図示のアクチュエータによりニップが解除される。その後、図8(d)に示されるように、シートを挟持した状態でシート搬送方向と直交する方向にレジストローラ37をスライドさせて、シートと中間転写ベルト40上の画像との位置合わせを行う。この場合、基準ガイド部31において、シートの側端が位置決めされているから、この位置に基づいて画像に合うようにレジストローラ37をスライド移動させる。この後、レジストローラ37によりシートが二次転写部に送られる。
つづいて、他の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第2実施の形態を表すために斜め上方から装置を見下ろした図である。この実施の形態の構成では、突出部としての球状部材35a、35bを円柱状の円柱コロ38a、38bに置き換えたもので、その他の構成は第1実施の形態と同じであるため説明を省略する。
円柱コロ38a、38bは、上ガイド312に設けられている穴内に配置されて、シート搬送面312aから突出可能に設けられている。そして、円柱コロ38a、38bの軸が穴の側方に形成されている溝に入り込むことにより円柱コロ38a、38bがシート搬送方向に沿って回転可能で且つ上下移動可能に保持される。
円柱コロ38a、38bは球状部材35a、35bと同様に、剛度の低いシートに対しては、対向する凹部314との間でシートの側端を撓ませて剛度を高めて、確実な斜行補正が行える。また、剛度の高いシートの搬送時にはシートの剛度に負けて上方に移動する。このように、この第2の実施の形態の構成による斜行補正動作も第1実施の形態と同じである。
この構成では、球状部材35a、35bを円滑に回転するように支持する構成に比べて軸部を溝で支持する構成であるため支持構造が簡単で、且つ、球体のように高い精度で形成する必要がないため安価に製造できる。
次に、図11は、本発明の第3実施の形態を表すものであり、第1実施の形態に対して、下ガイド313のシート搬送面313aに凹部314を形成する代わりに、下ガイド313のシート搬送面313aから下ガイドコロ39を突出させている。そして、この下ガイドコロ39は回転可能に設けられている。その他の構成は第1実施の形態と同じであるため説明を省略する。
本実施の形態では、下ガイドコロ39は、シート搬送方向に対して球状部材35a、35bの上流側及び下流側の両側に1対配置されて凹部形状を形成しており、下ガイドコロ39と球状部材35a、35bとが側面視で千鳥配置の構成となっている。すなわち、球状部材35a、35bによる凸部形状と、これに対向する一対の下ガイドコロ39で構成される凹部形状とでシートの端部に撓みを形成することができる。
これにより、剛度の低いシートの斜行補正をする際には、シートの側端が下ガイドコロ39と球状部材35a、35bとで波型形状に撓まされて基準面311に突き当てられるため、座屈することなく確実にシートの斜行が補正される。
この構成では、シートが搬送されるときに下ガイドコロ39と球状部材35a、35bは滑らかに回転するため、第1実施の形態よりシートに加わる摺擦抵抗を軽減することができて、より確実に且つ精度よく斜行が補正できる。
図12は、本発明の第4実施例を示すものであり、基準ガイド部31には凹凸形状を設けずに斜行補正ローラのシート搬送速度制御でシートの側端に波型形状を形成させるものである。その他の構成は第1実施の形態と同じであるため説明を省略する。
斜行補正ローラ32a、32b、32cはそれぞれ独立で回転が制御されるように各々駆動するための駆動源である駆動モータM1、M2、M3が連結されている。また、斜行補正ローラ32a,32b,32cのニップ近傍には搬送されてくるシートを検知するためのシート検知センサ330a,330b,330cが配置されている。
図13の制御ブロック図に示すように、コントローラCには、斜行補正ローラ32a、32b、32cを各々駆動するための駆動源である駆動モータM1、M2、M3が接続されており、コントローラCから駆動モータM1、M2、M3に制御信号が出力される。また、斜行補正ローラ32a,32b,32cに搬送されてくるシートを検知可能に設けられたシート検知センサ330a,330b,330cがコントローラCと接続されている。そして、シート検知センサ330a,330b,330cからの検知信号がコントローラCに入力される。
この構成により、シート検知センサ330a,330b,330cの検知に基づいてシートが斜行補正ローラ32a,32b,32cのニップに到達することが検知される。そして、これらのセンサによるそれぞれの検知に基づいて駆動モータM1、M2、M3の回転が順次開始され、斜行補正ローラ32a,32b,32cが順次回転する。
図17にこの制御フローチャートを示す。これを説明すると、ステップ1(Step1)において、斜行補正制御が開始されると、ステップ2(Step2)において、シート検知センサ330aがシートを検知するのを待つ。ここで、シート検知センサ330aがシートを検知した場合には、ステップ3(Step3)で駆動モータM1の回転を開始して斜行補正ローラ32aを駆動してシートを引き続いて搬送する。続いて、ステップ4(Step4)でシート検知センサ330bが斜行補正ローラ32aにより搬送されてくるシートを検知するのを待つ。ここで、シート検知センサ330bがシートを検知した場合には、ステップ5(Step5)で駆動モータM2の回転を開始して斜行補正ローラ32bを駆動してシートを引き続いて搬送する。このときに、シート検知センサ330bがシートを検知してから駆動モータM2の回転が開始してシートが搬送されるまでに時間差が生じ、シートが一時的に低速で搬送させられるか若しくは一時的に停止させられる。
続いて、ステップ6(Step6)でシート検知センサ330cが斜行補正ローラ32bにより搬送されてくるシートを検知するのを待つ。ここで、シート検知センサ330bcシートを検知した場合には、ステップ7(Step7)で駆動モータM3の回転を開始して斜行補正ローラ32cを駆動してシートを引き続いて搬送する。このときにも、シート検知センサ330cがシートを検知してから駆動モータM3の回転が開始してシートが搬送されるまでに時間差が生じ、シートが一時的に低速で搬送させられるか若しくは一時的に停止させられる。そして、順次斜行補正ローラが回転してシートが斜めに送られ、基準面311にシートの側端が突き当てられることによりシートの斜行補正が行われる。
上述したように、斜行補正ローラ32a,32b,32cのそれぞれは回転開始時に立ち上げ時間のロスがあるため、シート検知センサがシートを検知したタイミングと駆動モータの回転が開始されるタイミングに時間差が生じる。このため、搬送されるシートは受け渡される斜行補正ローラにニップされた際に低速で搬送されるか、またはニップされる前に停止させられる。したがって、剛度の低いシートの場合には、シートの低速搬送または一時的な停止により斜行補正ローラ32a,32b,32cの各ローラ間で撓みが形成されてシートの側端が波型形状に形成される。そして、この状態でシートの側端が基準面311に突き当てられることにより、剛度の低いシートでも座屈を生じることなく確実な斜行補正を行うことができる。
一方、厚いシートなどの剛度の高いシートの場合にはローラのニップ部で滑りが生じて撓みが生じることがなく搬送される。
なお、各シート検知センサ330a,330b,330cを各斜行補正ローラ32a,32b,32cの上流側に配置し、各センサがシートを検知してから所定の時間をタイマで計測してそれに基づいて各斜行補正ローラの回転開始を制御してもよい。この場合には、シートがセンサで検知されてから斜行補正ローラに到達するまでの時間以上の時間が経過してから斜行補正ローラを回転させることによりシートに撓みが形成される。これを順次繰返すことにより、シートの側端に波型形状の撓みを形成する。また、各斜行補正ローラ32a,32b,32cの周速を制御して、下流側の斜行補正ローラになるに従って徐々に周速を遅くすることによりシートの側端に波型形状を形成させるようにしてもよい。
このようにして、斜行補正ローラの回転を制御することによりシートの側端に波型形状を形成して確実な斜行補正を行うことができる。このように斜行補正ローラの回転速度制御だけで波型形状を形成できるため、コロを用いるものに対してさらにジャム等の発生を防止することが可能となる。
以上、電子写真方式を用いた画像形成装置に対して本発明を適用した例について説明したが、BJ方式や熱転写方式等その他の画像形成装置について、本発明を適用してもよい。
本発明の特有な構成である斜行補正装置の一例を示す側面図 図1に示した斜行補正装置の斜視図 図1に示した基準ガイド部の断面拡大図 図3の基準ガイド部の動作状態を示す拡大図 図1に示した斜行補正装置の上視図 図1に示した斜行補正装置の上視図 本発明が適用される画像形成装置の全体構成を説明する断面図 図7に示したレジストユニットの上視図 本発明の実施例の断面2次モーメントIとシートの厚さ及びガイド高低差の関係を表す図 本発明の第2実施の形態の斜行補正装置の斜視図 本発明の第3実施の形態の側面図 本発明の第4実施の形態の側面図 本発明の第4実施の形態に用いられる制御のブロック図 図13のブロック図の制御を示すフローチャート シートの厚さと剛度の関係を表す図 従来の斜行補正装置のシート搬送方向から見た図
符号の説明
30 レジストユニット
31 基準ガイド部
32a、32b、32c 斜行補正ローラ(斜送機構)
34a、34b、34c 加圧コロ(斜送機構)
35a、35b 球状部材(突出部)
38a、38b 円柱コロ(突出部)
39 下ガイドコロ
311 基準面
312 上ガイド
313 下ガイド
322、M1、M2、M3 駆動モータ
330a,330b,330c シート検知センサ

Claims (12)

  1. シートの搬送方向に沿って配置され、シートの側端の位置決めをする基準面と、
    前記基準面に向けてシートの側端を斜めに突き当てるようにシートを搬送する斜送機構と、
    前記斜送機構により前記基準面に向けて搬送されるシートの側端を撓ませる撓み形成手段と、
    を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記撓み形成手段は、シートの側端をシートの搬送方向に沿って波型形状に形成することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記斜送機構により搬送されるシートにおける前記基準面に突き当てられる側端を案内するガイド部を備え、前記ガイド部はシートの1面側に対向するシート搬送面を有する第1のガイドと、シートの2面側に対向するシート搬送面を有する第2のガイドを備え、
    前記撓み形成手段は、
    前記第1のガイドのシート搬送面に、シートの搬送方向に沿って設けられる凹部または凸部と、
    前記第2のガイドのシート搬送面に、シートの搬送方向に沿って設けられ、前記第1のガイドの前記凹に対向する凸部または前記第1のガイドの凸部に対向する凹部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記撓み形成手段は、前記第1のガイドまたは前記第2のガイドのシート搬送面から突出可能に設けられて、突出した状態に付勢される突出部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記突出部は、前記第1のガイドまたは前記第2のガイドに回転可能に保持される球状部材であることを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記突出部は、前記第1のガイドまたは前記第2のガイドに回転可能に保持される円柱状のコロであることを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  7. 前記突出部が配置されるシート搬送面と対向するシート搬送面に、シート搬送方向における前記突出部の上流側及び下流側で、前記シート搬送面から突出する一対の回転可能に支持されたガイドコロを備えることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記斜送機構をシート搬送方向に沿って複数配置し、前記撓み形成手段は、前記複数の斜送機構をシート搬送方向の上流側から順次回転を開始してシートを搬送するように制御し、シートが前記斜送機構に到達するタイミングと該斜送機構が回転を開始するタイミングとで時間差が生じるようにして、シートの側端に撓みを形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  9. 検知センサにより、前記複数の斜送機構のそれぞれにシートが到達することを検知可能とし、前記検知センサの検知に基づいて前記斜送機構の回転を開始するように制御することを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記斜送機構をシート搬送方向に沿って複数配置し、前記各斜送機構のシート搬送方向の速度成分が下流側の斜送機構になるに従って小さくるように設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項9に記載のシート搬送装置。
  11. 前記複数の斜送機構のシート搬送方向に対するシートを斜送する方向の斜送角度を、シート搬送方向の下流側になるに従って大きくすることを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
  12. 前記請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されてくるシートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置。
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