JPH08175704A - 用紙幅寄せ装置 - Google Patents

用紙幅寄せ装置

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Publication number
JPH08175704A
JPH08175704A JP6322884A JP32288494A JPH08175704A JP H08175704 A JPH08175704 A JP H08175704A JP 6322884 A JP6322884 A JP 6322884A JP 32288494 A JP32288494 A JP 32288494A JP H08175704 A JPH08175704 A JP H08175704A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
skew
pair
rollers
paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6322884A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kawamoto
勝 河本
Hokyo Tsuji
保享 辻
Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
Takeshi Terakado
武 寺門
Kazutoshi Obara
一敏 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH08175704A publication Critical patent/JPH08175704A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速搬送でも用紙先端折れや用紙ジャムが発
生せずに、用紙の紙質にも影響されない整列精度の高い
用紙幅寄せ装置を提供する。 【構成】 同一搬送路内に同じ角度で斜めに3個の斜行
ローラ対(第一斜行ローラ対42、第二斜行ローラ対4
4、第三斜行ローラ対46)を配置し、第一斜行ローラ
対42、第三斜行ローラ対46はボールからなり、第二
斜行ローラ対44は上部押し付けローラからなり、第一
斜行ローラ対42の前に制動部材48としてボールを配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やプリ
ンタ等の用紙の姿勢を整列・案内する用紙幅寄せ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】2アップ印刷機能を有する電子写真式カ
ット紙印刷装置の一例を図3のブロック図に示す。ま
ず、図3により電子写真式カット紙印刷装置について説
明を行なう。帯電器6により一様に帯電された感光ドラ
ム5上に文字像がレーザ光により静電潜像として書き込
まれる。現像機7により静電潜像にトナーが与えられ可
視像(トナー像)を形成する。一方、用紙4はホッパ1よ
りピックベルト2により送出され、搬送ローラ3により
感光ドラム5上に送られる。転写器8により感光ドラム
5上のトナー像は用紙4に転写される。用紙4は剥離器
9により感光ドラム5より引き離され、搬送ベルト10
により定着部に送られる。ヒートロール11とバックア
ップロール12により可圧、可熱されることによりトナ
ー像は用紙4に定着される。片面印刷の場合には、搬送
ローラ13、14により送られ、パドル18により用紙
4はスタッカ19に収納される。両面印刷の場合には、
搬送ローラ13、14によりスイッチバック16に送ら
れ、用紙裏面の転写が行われる。用紙表面と同様に定着
後、スタッカ19に収納される。尚、用紙搬送ローラは
最短用紙長の間隔で配置する必要があるが、一部省略し
ている。
【0003】次に2アップ印刷機能について説明する。
2アップ印刷機能とは1枚の用紙に2枚分の印刷データ
を同時に印刷する機能であり、例えば、A3用紙を横送
りし、A4用紙2枚分同時印刷を行うものである。この
為、片面印刷または両面印刷にて2アップ印刷された印
刷用紙は用紙切断装置により2分割し、用紙揃え装置に
より2片の印刷用紙を印刷データ順に揃え、用紙収納装
置によりスタッカ19に収納する必要がある。用紙切断
装置は、用紙幅方向の用紙位置ずれ量を検出するための
センサ30と印刷用紙を半分に切断するため、円形スリ
ッタ上刃32と円形スリッタ下刃33により構成された
円形スリッタユニット34と用紙切断部で用紙を固定し
搬送するために円形スリッタユニット34の前後に設け
られた搬送ローラ31、35により構成されている。
【0004】次に図4により用紙揃え装置の説明を行
う。2アップ印刷後の印刷用紙には、図4に示すように
、のデータ順に2枚分の印刷データが印刷されてい
る。のデータが印刷されている1片4aは搬送ローラ
36により搬送路37を送られる。のデータが印刷さ
れている1片4bは幅寄せ装置38によりのデータが
印刷されている1片4aに幅寄せするように送られる。
搬送路37と幅寄せ装置38の合流部にて、のデータ
が印刷されている1片4aとのデータが印刷されてい
る1片4bが印刷データ順(、の順)に重ねられ搬
送ローラ40により送られ、パドル18によりスタッカ
19に収納される。
【0005】次に従来の用紙幅寄せ装置を図5、図6、
図7、図8により説明を行なう。図5は特開昭51ー1
47326号公報に記載の用紙幅寄せ装置である。受入
れローラ49に続いて搬送方向に対して約45°傾斜し
て設けられた斜行ローラ51と基準ガイド47の近くに
搬送方向の分速度が前記斜行ローラ51より大きい斜行
ローラ52を設けたものである。斜行ローラ52は斜行
ローラ51より分速度を大きくしている為、搬送方向に
対しての取付け角度は小さくなる。斜行ローラ51、5
2により幅寄せ、整列される。
【0006】図6は受入れローラ49と受渡しローラ5
0との間に斜行ベルト53を設けたものである。斜行ベ
ルト53は受入れローラ49から離れた用紙4bを載
せ、そのままの姿勢で斜行させ基準ガイド47で整列さ
せる。
【0007】図7、図8は特開昭56ー51739号、
特開昭56ー100447号に記載の用紙幅寄せ装置で
ある。受入れローラ49と受渡しローラ50の間の整列
部で下ガイド板57に斜行ローラ54を上ガイド板56
の用紙搬送面に適度の押し付け力で接触するよう、用紙
4bの搬送方向に板バネの制動部材55を設けたもので
ある。斜行ローラ54、制動部材55により幅寄せ、整
列される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の用紙幅寄せ装置
は、下記の問題があった。 (1)同一搬送路内に搬送角度の違う斜行ローラが二種
類あるため部品点数が多くなりコストアップにつなが
る。 (2)斜行ベルトで用紙を幅寄せ、整列させると基準ガ
イドに用紙先端から当る場合があり用紙先端折れ、用紙
ジャムが発生する場合がある。 (3)用紙を上ガイド板と接した一つの斜行ローラで斜
行させ、基準ガイドで整列させる。このため、斜行ロー
ラへの突入による用紙の座屈及び基準ガイドによる整列
での用紙の座屈を発生させ整列の精度が低くなる。ま
た、高速での幅寄せではさらに精度を落す恐れがある。 (4)制動部材が板バネのため、用紙の表面粗さ、重
さ、剛性などの紙質の違いにより制動能力が変わり斜行
搬送時の姿勢を一定に保つことが難しい。
【0009】本発明の目的は、簡素な構造で安価な、高
速搬送でも用紙先端折れ、用紙ジャムの発生しない、ま
た用紙の紙質に左右されない整列の精度の高い用紙幅寄
せ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記手段で達
成される。 (1)同一搬送路内に同じ角度で斜めに配置された複数
の斜行ローラと複数の斜行ローラ対で構成された搬送手
段。 (2)まっすぐ搬送された用紙をスムーズに斜行させは
じめるため、第一斜行ローラ対がボールからなる。 (3)第一斜行ローラで斜行しはじめた用紙を、その斜
行角度のままで送るため、第二斜行ローラ対が押し付け
ローラから成る。 (4)用紙の斜行と基準ガイドでの整列の両方を可能と
するため、第三斜行ローラ対がボールからなる。 (5)用紙の紙質の違いに左右されず基準ガイドにあた
る用紙の姿勢を一定とするため、第一斜行ローラの前に
制動部材としてボールを配置する。
【0011】
【作用】上記の構成において、用紙は第一斜行ローラ対
により直進状態からスムーズに斜行状態に入り、第二斜
行ローラ対により斜行移動し、第三斜行ローラ対により
側縁中央から基準ガイドに当接する。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を三組の斜行ローラと斜行
ローラ対にて実現した場合について、図1、図2を用い
て説明する。図1は本発明の用紙幅寄せ装置の一実施例
を示す上面図である。図2は本発明の用紙幅寄せ装置の
一実施例を示す側面図である。2アップ印刷後に切断さ
れた2片の用紙4a、4bのうち一片の用紙4bは用紙
幅寄せ装置38に送られ、もう一片の用紙4a側に幅寄
せを行なう。用紙幅寄せ装置38は搬送方向に対し約2
5°斜めに配置された3本の斜行シャフト(第一斜行シ
ャフト41、第二斜行シャフト43、第三斜行シャフト
45)、3個の斜行ローラ対(第一斜行ローラ対42、
第二斜行ローラ対44、第三斜行ローラ対46)、基準
ガイド47、制動部材48で構成されている。
【0013】用紙4bは搬送ローラ35を離れるまでま
っすぐ進み、離れたのち第一斜行ローラ対42によって
基準ガイド47の方向に約25°で斜行をはじめる。第
一斜行ローラ対42はボールのため、用紙4bが第一斜
行ローラ対42と噛みあっても第一斜行ローラ対42は
自由に動く。そのため、用紙4bは搬送ローラ35を離
れるまで斜行しない。用紙4bと第一斜行ローラ対42
と制動部材48の位置関係により用紙4bは搬送ローラ
35を離れたのち反時計方向(矢印A)に少し回り、そ
の姿勢で基準ガイド47に向かって送られる。制動部材
48はボールのため、用紙4bが搬送ローラ35を離れ
るまで搬送の抵抗とならない。用紙4bの紙質に左右さ
れず一定の制動を与える。制動部材48の重さは、80
〜150g程度が適当である。
【0014】用紙4bは第二斜行ローラ対44の押し付
けローラによって、少し反時計回りに傾いた姿勢のまま
第三斜行ローラ対46に送られる。第二斜行ローラ対4
4の押し付けローラは斜行搬送する方向のみに回転する
ため、用紙4bはそのままの斜行移動の状態に保たれ
る。その後、用紙4bは第三斜行ローラ対46によって
少し反時計方向に回転したまま基準ガイド47に用紙側
縁中央から当てられる。用紙側縁中央から基準ガイド4
7に当てられるため用紙先端折れ、用紙ジャムが発生し
ない。用紙4bは基準ガイド47に当りながら用紙先端
を時計方向(矢印B)に回転し、第一斜行ローラ対42
と制動部材48で反時計方向(矢印A)に少し回転した
姿勢を戻し基準ガイド47に合わせる。この時、第三斜
行ローラ対46がボールのため、時計方向(矢印B)に
回ろうとする力は妨げられない。用紙4bは基準ガイド
47に用紙側縁を沿わせながら整列し送られる。第三斜
行ローラ対46のボールの押し付け圧は用紙4bの姿勢
補正、整列の精度から70〜150g程度が適当であ
る。
【0015】上記説明では、一組の第二斜行ローラ対4
4の押し付けローラからなる用紙幅寄せ装置を示したが
用紙のサイズ、搬送角度により第二斜行ローラ対44の
押し付けローラを複数個設ける場合もある。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、用紙を搬送路に対し斜
行しながら搬送し、整列させる用紙幅寄せ装置におい
て、簡素な構造で安価な、高速搬送でも用紙先端折れ、
用紙ジャムの発生しない、また用紙の紙質に左右されな
い整列の精度の高い用紙幅寄せを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す上
面図である。
【図2】 本発明の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す側
面図である。
【図3】 2アップ印刷機構を有するカット紙印刷装置
の一例を示す説明図である。
【図4】 用紙幅寄せ装置を備えた用紙揃え装置の一例
を示す原理図である。
【図5】 従来の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す上面
図である。
【図6】 従来の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す上面
図である。
【図7】 従来の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す上面
図である。
【図8】 従来の用紙幅寄せ装置の一実施例を示す側面
図である。
【符号の説明】
35、40・・・搬送ローラ、42・・・第一斜行ローラ対、
44・・・第二斜行ローラ対、46・・・第三斜行ローラ対、
47・・・基準ガイド、48・・・制動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺門 武 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 小原 一敏 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送路に対し斜行させながら搬送
    する搬送手段と、用紙を当接させて用紙の一側縁が搬送
    方向に沿うように整列・案内する基準ガイドとを備えた
    用紙幅寄せ装置において、前記搬送手段を構成する斜行
    ローラ対を、押し付けローラとボールの組み合せとした
    ことを特徴とする用紙幅寄せ装置。
  2. 【請求項2】 用紙を前記基準ガイドの方向に斜行させ
    はじめる最初の斜行ローラ対と、用紙を基準ガイドに当
    接させて一側縁を搬送方向に沿うように整列し搬送する
    斜行ローラ対はボールを含むことを特徴とする請求項1
    記載の用紙幅寄せ装置。
  3. 【請求項3】 用紙を基準ガイドの方向に斜行させる少
    なくとも一個の斜行ローラ対を、押し付けローラのみか
    ら構成したことを特徴とする請求項2記載の用紙幅寄せ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ボールを含む前記斜行ローラ対の前
    に制動部材として少なくとも1個のボールを設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の用紙幅寄せ装置。
JP6322884A 1994-12-26 1994-12-26 用紙幅寄せ装置 Withdrawn JPH08175704A (ja)

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JP6322884A JPH08175704A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 用紙幅寄せ装置

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JP6322884A JPH08175704A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 用紙幅寄せ装置

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JPH08175704A true JPH08175704A (ja) 1996-07-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149392A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
US8205879B2 (en) 2007-12-19 2012-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance apparatus having skew conveyance mechanism with sheet deforming unit and image forming apparatus including the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149392A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
US8205879B2 (en) 2007-12-19 2012-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance apparatus having skew conveyance mechanism with sheet deforming unit and image forming apparatus including the same
US8585049B2 (en) 2007-12-19 2013-11-19 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus with skew conveyance mechanism

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Effective date: 20020305