JP2002356250A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置及び画像形成装置

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JP2002356250A JP2001163859A JP2001163859A JP2002356250A JP 2002356250 A JP2002356250 A JP 2002356250A JP 2001163859 A JP2001163859 A JP 2001163859A JP 2001163859 A JP2001163859 A JP 2001163859A JP 2002356250 A JP2002356250 A JP 2002356250A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 様々な厚さの用紙を搬送する場合でも、サイ
ド基準ガイドへの突き当てによる用紙の座屈、ループ等
の発生を有効に抑えることができる用紙搬送装置を提供
する。 【解決手段】 用紙搬送路の一方側に設けられたサイド
基準ガイド34と、サイド基準ガイド34側に用紙32
を幅寄せする斜行ローラとを用いた用紙補正部26にお
いて、サイド基準ガイド34を固定ガイド38と可動ガ
イド39の二分割構造にして可動ガイド39を上下動自
在に支持し、この可動ガイド39を、モータ45の駆動
による偏心カム44の回転により上下動させることで、
ガイド溝42の隙間Gを任意に変更可能な構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置に用いら
れる用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置におい
ては、画像形成対象となる用紙を搬送する際に種々の要
因で搬送中の用紙が位置ずれを起こすことがある。そう
した場合、用紙が位置ずれしたまま画像形成処理位置に
送り込まれると、用紙に対して画像がずれた状態で形成
されてしまう。
【0003】そのため、画像形成装置に用いられる用紙
搬送装置には、搬送中の用紙の位置ずれを補正する用紙
補正機構が組み込まれている。この用紙補正機構を用い
た補正方式としては、搬送中の用紙の側端を基準に用紙
の位置ずれを補正する、いわゆるサイドレジストレーシ
ョン(以下、サイドレジと略称)基準による補正方式が
知られている。
【0004】上記補正方式を採用した用紙搬送装置で
は、用紙搬送路の一方側に用紙の搬送方向に沿ってサイ
ド基準ガイドを設けるとともに、用紙搬送路上に斜行ロ
ーラを配置し、この斜行ローラによって搬送中の用紙を
サイド基準ガイド側へ幅寄せし、用紙の側端をサイド基
準ガイドに突き当ててサイドレジ(搬送方向と直交する
方向での用紙側端の位置ずれ)とサイドスキュー(搬送
方向に対する用紙側端の傾き)の両方を補正している。
【0005】この種の用紙搬送装置において、用紙の側
端をサイド基準ガイドに突き当てた際に、サイド基準ガ
イドに対する用紙の押し付け力(斜行ローラによる幅寄
せ力)が強すぎるなどの理由で用紙に座屈やループが発
生すると、用紙詰まり(ジャム)や補正精度の悪化を招
くことになる。そのため従来では、サイド基準ガイドの
断面形状をコ字形にしてガイド溝を形成し、このガイド
溝による隙間部分に用紙の側部を挿入することにより、
用紙を上下方向(紙厚方向)から押さえ込んで座屈やル
ープの発生を抑制している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の用紙搬送装置には次のような問題があった。即ち、
厚さの異なる用紙を同一の用紙搬送装置で搬送する場合
は、搬送対象として取り扱う用紙の最大厚を基準に用紙
搬送路を形成する必要がある。この理由は、例えば、用
紙搬送路をシュートと呼ばれる板状のガイド部材を用い
て形成する場合、そのシュートによって形成される用紙
搬送路の隙間が狭いと、最大厚の用紙をスムーズに搬送
できなくなるからである。そのため、サイド基準ガイド
におけるガイド溝の隙間(寸法)も、搬送対象として取
り扱う用紙の最大厚を基準に設定されている。そうした
場合、厚さの薄い用紙を搬送するときに、この用紙の厚
さに対してガイド溝の隙間が過剰に大きくなり、座屈や
ループの発生を有効に抑制できなくなってしまう。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、様々な厚さの用
紙を搬送する場合でも、サイド基準ガイドへの突き当て
による用紙の座屈、ループ等の発生を有効に抑えること
ができる用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る用紙搬送装
置は、用紙搬送路の一方側に設けられるとともに、用紙
搬送路を搬送される用紙の側部を挿入可能なガイド溝内
に基準面を有し、かつその基準面に至るガイド溝の隙間
を可変する隙間可変手段を有する用紙側端位置決め手段
と、用紙搬送路を搬送される用紙を用紙側端位置決め手
段側に幅寄せして当該用紙の側端を当該用紙側端位置決
め手段の基準面に突き当てる幅寄せ手段とを備えた構成
となっている。また、本発明に係る画像形成装置は、上
記構成の用紙搬送装置を備えた構成となっている。
【0009】上記構成の用紙搬送装置及びこれを用いた
画像形成装置においては、用紙側端位置決め手段のガイ
ド溝の隙間を可変する隙間可変手段を備えているため、
搬送対象となる用紙の厚さに応じて隙間可変手段を動作
させることにより、ガイド溝の隙間を用紙の厚さに適合
するように調整することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】図1は本発明が適用されるフルカラー画像
形成装置の全体構成を示す概略図である。図示したフル
カラー画像形成装置1は、大きくは、画像読み取り部
2、画像形成部3及び用紙搬送装置4によって構成され
ている。
【0012】画像読み取り部2は、透明な原稿台(プラ
テンガラス)にセットされた原稿の画像を読み取るもの
である。この画像読み取り部2は、例えばランプ、ミラ
ー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走
査系で読み取り走査された光学像を結像させるレンズ系
と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信
号に変換する画像読み取りセンサ(例えば、3ラインC
CDセンサ)とを備えて構成されている。
【0013】画像形成部3は、K(ブラック)、Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色に対応
する4つの感光体ドラム5,6,7,8と、各々の感光
体ドラムに対応する4つの一次転写ローラ9,10,1
1,12と、中間転写ベルト13と、二次転写ローラ1
4と、バキューム搬送部15と、定着器16とを備えた
4連タンデム式の構成となっている。
【0014】各々の感光体ドラム5,6,7,8の周囲
には、それぞれ帯電器、レーザ書き込み装置(レーザR
OS)、現像器、クリーナー等が配置されている。帯電
器は感光体ドラムの表面を一様に帯電するもので、レー
ザ書き込み装置は帯電器によって帯電された感光体ドラ
ムの表面にレーザ照射によって静電潜像を形成するもの
である。また、現像器は現像剤としてのトナーを感光体
ドラムの表面に供給することにより静電潜像を可視化
(現像)してトナー画像を形成するもので、クリーナー
は感光体ドラムに残留する不要なトナーを取り除くもの
である。
【0015】これに対して、各々の一次転写ローラ9,
10,11,12は、それぞれに対応する感光体ドラム
5,6,7,8の近傍に中間転写ベルト13を介して対
向状態に配置されている。これらの一次転写ローラ9,
10,11,12は、上述のように感光体ドラム5,
6,7,8上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト
13に転写(一次転写)するものである。中間転写ベル
ト13は、複数(図例では5つ)のベルト支持ローラに
よってループ状に張設されている。
【0016】二次転写ローラ14は、中間転写ベルト1
3と対向状態に配置されている。この二次転写ローラ1
4は、上述のように中間転写ベルト13に形成されたト
ナー画像を用紙(用紙)に転写(二次転写)するもの
で、このトナー画像の転写位置(二次転写位置)が画像
形成部3における画像形成処理位置となる。バキューム
搬送部15は、二次転写ローラ14によってトナー画像
が転写された用紙を定着器16へと搬送するものであ
る。定着器16は、加熱加圧等によって用紙にトナー画
像を定着させるものである。
【0017】一方、用紙搬送装置4は、第1のトレイ1
7、第2のトレイ18及び第3のトレイ19に収容され
た各々の用紙の中から、ユーザー操作によって選択され
たトレイの用紙或いは自動選択機能によって選択された
トレイの用紙を、それぞれ所定の経路で搬送するもので
ある。各々のトレイ17,18,19の近傍には、それ
ぞれに対応する送り出しローラ20,21,22が配設
されている。各々の送り出しローラ20,21,22
は、それぞれ対応するトレイ17,18,19から一枚
ずつ分離して呼び出された用紙を挟持(ニップ)して用
紙搬送方向の下流側に用紙を送り出すものである。ま
た、画像読み取り部2の近傍には、ユーザーによって操
作される操作パネル23が設けられている。
【0018】ここで、各々の送り出しローラ20,2
1,22による用紙の送り出し位置から、上記画像形成
部3における画像形成処理位置を経由して排出トレイ2
4に至る一連の用紙搬送路R1〜R5には、それぞれ用
紙搬送のためのローラが適宜配設されている。第1のト
レイ17に収容された用紙は、送り出しローラ20によ
り送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合
流搬送部25へと送り込まれる。また、第2のトレイ1
8に収容された用紙は、送り出しローラ21により送り
出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送
部25へと送り込まれる。一方、第3のトレイ19に収
容された用紙は、送り出しローラ22によって合流搬送
部25へと直接送り込まれる。
【0019】また、合流搬送部25に送り込まれた用紙
は、第2の用紙搬送路R2を経由して、画像形成部3の
画像形成処理位置へと送り込まれる。さらに、画像形成
処理位置を通過した用紙は、バキューム搬送部15によ
り定着器16に送り込まれた後、第3の用紙搬送路R3
を経由して排出トレイ24に排出される。これに対して
両面(第1面と第2面)に画像が形成される用紙は、定
着器16を通過した後、第4の用紙搬送路R4を経由し
て両面用反転部28に送り込まれ、そこで表裏反転され
た後、第5の用紙搬送路R5を経由して再び合流搬送部
25へと送り込まれる。
【0020】このような用紙搬送路R1〜R5におい
て、第2の用紙搬送路R2には用紙補正部26とレジス
トローラ27とが配設されている。用紙補正部26は、
第2の用紙搬送路R2に沿って搬送される用紙のサイド
スキュー及びサイドレズを補正する部分である。用紙補
正部26の構成については後段で説明する。レジストロ
ーラ27は、互いに圧接状態に保持された一対のローラ
によって構成されたもので、それら一対のローラ間で用
紙を挟持しつつ、当該ローラの回転によって画像形成処
理位置に用紙を送り込むものである。
【0021】レジストローラ27による用紙の送り込み
に際しては、図示しないタイミング調整手段によって画
像形成処理に対する用紙の到達タイミングが調整され
る。タイミング調整手段は、レジストローラ27の手前
(上流側)に設けられたレジセンサ(不図示)が用紙の
通過を検知したタイミングに基づいて、レジストローラ
27による用紙の搬送速度を可変することにより、画像
形成処理位置へのトナー画像の到達タイミングに合わせ
て、当該画像形成処理に対する用紙の到達タイミングを
調整する。
【0022】また、用紙搬送路R3,R5には、それぞ
れカール補正部29,30が設けられている。各々のカ
ール補正部29,30は、定着器16でトナー画像を定
着させるときに生じる用紙のカールを補正するためのも
のである。
【0023】続いて、上記構成からなるフルカラー画像
形成装置1の動作について説明する。先ず、画像読み取
り部2によって原稿の画像が読み取られると、これによ
って得られた画像信号を基に画像形成部3でトナー画像
が形成される。この画像形成部3では、4つの感光体ド
ラム3,4,5,6を回転駆動しつつ、それぞれに対応
する帯電器、レーザ書き込み装置(レーザROS)、現
像器によって各感光体ドラム5,6,7,8の表面に
K,Y,M,Cのトナー画像が順に形成される。このよ
うに形成された各色のトナー画像は、一次転写ローラ
9,10,11,12によって順次、中間転写ベルト1
3上に重ね転写される。これにより、中間転写ベルト1
3には、4色トナーを重ね合わせた多色(フルカラー)
のトナー画像が形成される。このように中間転写ベルト
13に形成されたトナー画像は、当該中間転写ベルト1
3に担持されて画像形成処理位置(二次転写位置)へと
送り込まれる。
【0024】一方、操作パネル23を用いてユーザーに
より選択されたトレイの用紙、或いは自動選択機能によ
って選択されたトレイの用紙は、画像形成処理位置にト
ナー画像が到達するタイミングに合わせてレジローラ2
7により送り込まれる。例えば、上述のように選択され
たトレイが第1のトレイ17であるとすると、送り出し
ローラ20によって送り出された用紙が第1の用紙搬送
路R1を経由して合流搬送部25に送り込まれ、さらに
第2の用紙搬送路R2を経由してレジストローラ27に
より画像形成処理位置へと送り込まれる。
【0025】これにより、画像形成部3の画像形成処理
位置では、中間転写ベルト13に担持されたトナー画像
(フルカラー画像)が二次転写ローラ14によって用紙
に一括転写(二次転写)される。その後、用紙はバキュ
ーム搬送部15によって定着器16に送られ、そこでト
ナー画像の定着処理が施された後、第3の用紙搬送路R
3を経由して排出トレイ24に排出される。
【0026】ただし、両面に画像形成が行われる用紙
は、第4の用紙搬送路R4を経由して両面用反転部28
に送られ、そこで表裏反転されて第5の用紙搬送路R5
に送られる。その後、両面コピー用の用紙は、第5の用
紙搬送路R5に沿って搬送された後、送り出しローラ3
1の回転により両面コピー用の用紙がタイミング調整さ
れて合流搬送部25に再度送り込まれる。以降は、上記
同様にトナー画像が用紙に転写、定着された後、第3の
用紙搬送路R3を経由して用紙が排出トレイ24に排出
される。
【0027】図2は本発明の実施形態に係る用紙搬送装
置4において、用紙補正部26の構成を示す概略平面図
である。図2において、用紙の搬送方向Yには、その上
流側から下流側に複数(図例では3つ)の斜行ローラ3
3が順に設けられている。これらの斜行ローラ33は、
用紙の搬送方向Yに対して、それぞれ所定の角度だけ傾
いて配置されている。また、各々の斜行ローラ33は、
図示しない下側のローラとそれぞれ対をなしている。
【0028】このように上下で対をなす各々の斜行ロー
ラ33は、図示しない付勢手段(バネ等)の付勢力をも
って用紙32をニップ(挟持)し、このニップ状態で回
転することにより、用紙搬送路上で用紙33に搬送力を
付与する。この斜行ローラ33による搬送力は、搬送方
向Yに沿う方向へのベクトル成分と搬送方向Yと直交す
る方向(サイド基準ガイド34に近づく方向)へのベク
トル成分をもち、それらのベクトル成分により用紙32
が斜め方向Kに送られる。また、各々の斜行ローラ33
のニップ圧は、個別又は共通のニップ圧可変手段により
変更可能(可変)となっている。
【0029】一方、用紙32が搬送される用紙搬送路の
一方側(片側)には、サイド基準ガイド34が搬送方向
Yと平行に配置されている。サイド基準ガイド34は、
用紙側端位置決め手段を構成するもので、その本体部分
は搬送方向Yに沿った長尺状をなしている。これに対し
て、上記複数の斜行ローラ33は、上流側から順に搬送
されてきた用紙32をサイド基準ガイド34側に幅寄せ
する幅寄せ手段を構成するものである。
【0030】かかる構成において、用紙32は各々の斜
行ローラ33の回転により斜め方向Kに送られてサイド
基準ガイド34側に幅寄せされる。このとき、用紙32
の側端はサイド基準ガイド34の基準面35に突き当て
られ、これによって用紙32のサイドレジ及びサイドス
キューが補正される。その後、用紙32は基準面35に
ガイドされながら搬送方向Yに沿って搬送される。
【0031】図3は用紙補正部26を搬送方向から見た
場合の概略図である。図3において、サイド基準ガイド
34は、用紙搬送路を形成する上下のシュート36,3
7に隣接して配置されている。サイド基準ガイド34の
本体部分は、当該サイド基準ガイド34の長手寸法とほ
ぼ同寸の固定ガイド38と可動ガイド39による二分割
構造となっている。固定ガイド38は、下側のシュート
37とほぼ面一状態で用紙搬送路を形成する用紙支持部
40と、この用紙支持部40の一辺部から略直角に起立
したガイド部41とを備えて構成されている。これら用
紙支持部40とガイド部41とは断面略L字形に形成さ
れている。
【0032】可動ガイド39は、固定ガイド38の用紙
支持部40に対向する状態で配置され、これによって略
コ字形のガイド溝42が形成されている。このガイド溝
42には、前述のように用紙のサイドレジ、サイドスキ
ューを補正するにあたって、用紙搬送路を搬送される用
紙32の側部が挿入される。ガイド溝42の奥側の面は
前述した基準面35を形成している。この基準面35
は、前述のように固定ガイド38から直立したガイド部
41の内側面の一部で形成されている。
【0033】ガイド溝42は、当該ガイド溝42に挿入
される用紙32の厚さ(紙厚)方向に所定の隙間Gをも
って形成されている。ガイド溝42の入口部分では可動
ガイド39の下面(用紙支持部40と対向する側の面)
がテーパー状に形成され、これによってガイド溝42の
入口部分が拡開した形状となっている。このようにガイ
ド溝42の入口を拡開させる理由は、前述のように斜行
ローラ33で用紙32をサイド基準ガイド34側に幅寄
せする際、ガイド溝42内への用紙32の挿入をスムー
ズにするためである。
【0034】また、基準面35に至るガイド溝42の隙
間Gは、以下に述べる隙間可変機構によって任意に変更
可能(可変)となっている。即ち、可動ガイド39は、
図示しないスライドガイド部材(例えば、ガイドレール
と可動ブロックからなる直動ガイドユニット等)によ
り、固定ガイド38のガイド部41に上下動自在(昇降
自在)に係合支持されている。
【0035】可動ガイド39の長手方向の両端部には、
それぞれ引っ張りコイルバネ43の一端(下端)が係止
されている。引っ張りコイルバネ43の他端(上端)は
図示しない固定部材(例えば、装置フレーム)に係止さ
れている。この引っ張りコイルバネ43のバネ力によ
り、可動ガイド39は常に上方(固定ガイド38の用紙
支持部40から離間する方向)に付勢されている。
【0036】さらに、可動ガイド39の長手方向の中間
部、又は長手方向の両端部には、当該可動ガイド39の
上面に当接する状態で偏心カム44が配置されている。
この偏心カム44のカム面(外周面)には引っ張りコイ
ルバネ43の付勢力をもって可動ガイド39の上面が圧
接した状態となっている。また、偏心カム44は隙間調
整モータ45の回転軸46に取り付けられ、この回転軸
46と一体に偏心カム44が回転する構成となってい
る。隙間調整モータ45としては、ステッピングモータ
やサーボモータ等が用いられる。
【0037】ちなみに、可動ガイド39の長手方向の両
端部にそれぞれ偏心カム44を設ける場合は、ギア、ベ
ルト等の動力伝達機構を用いて、各々の偏心カム44を
共通の隙間調整モータ45で回転させる構成とすること
が望ましい。
【0038】かかる隙間可変機構において、隙間調整モ
ータ45が回転駆動すると、この回転駆動にしたがって
偏心カム44が回転する。このとき、偏心カム44の径
方向において、偏心カム44の回転中心(回転軸46の
中心)から、偏心カム44と可動ガイド39の当接部
(圧接部)までの寸法が、偏心カム44の回転とともに
連続的に変化(増加又は減少)する。そのため、可動ガ
イド38は引っ張りコイルバネ43の付勢力(引き上げ
力)を受けつつ、図示しないスライドガイド部材に案内
されて上下動し、これにしたがってガイド溝42の隙間
Gが変化する。
【0039】図4は本発明の実施形態に係る用紙搬送装
置の制御構成を示すブロック図である。図4において、
コントローラ47は、予め設定された制御手順、制御条
件、制御情報等にしたがって用紙搬送装置全体の動作を
制御するものである。湿度検知センサ48は、用紙搬送
時の環境情報の一つとなる湿度を検知するもので、例え
ば高感度の湿度計によって構成される。この湿度検知セ
ンサ28は、主に湿度による用紙の含水状態を感知する
狙いから、用紙収容部(給紙トレイ部)又は当該用紙収
容部から用紙補正部26に至る用紙搬送路の途中などに
配置される。
【0040】紙厚検知センサ49は、搬送対象となる用
紙の厚さを検知するものである。この紙厚検知センサ4
9は、例えば、接触子(アクチュエータ)を有する変位
センサによって構成される。この場合、変位センサの接
触子は、用紙補正部26よりも搬送方向上流側で下側シ
ュート37の上面に軽く接触する状態で斜めに配置され
る。この変位センサでは、用紙搬送路に沿って搬送され
てきた用紙によって接触子が押し上げられるため、この
ときの接触子の変位量から用紙の厚さを検知することが
可能となる。
【0041】なお、搬送対象となる用紙の厚さについて
は、上述のように搬送中の用紙の厚さをセンサで直に検
知(測厚)する以外にも、例えば、用紙が収容されるト
レイに収容用紙の厚さを指定するスイッチを設け、その
トレイから用紙が繰り出される場合にそのスイッチによ
る紙厚の指定情報を取得することで検知してもよい。ま
た、搬送対象となる用紙の種類(普通紙、ハガキ、トレ
ーシングペーパー等)から間接的に紙厚を検知してもよ
い。
【0042】湿度検知センサ48及び紙厚検知センサ4
9の各センサ出力信号(検知信号)は、それぞれセンサ
アンプ50で増幅されてコントローラ47に入力され
る。これにより、コントローラ47においては、用紙補
正部26に用紙が到達する前に、湿度及び紙厚を認知す
ることが可能となる。
【0043】また、コントローラ47は、モータドライ
バ51を介して隙間調整モータ45の駆動(回転方向、
回転量等)を制御するとともに、モータドライバ52を
介してニップ圧調整モータ53の駆動(回転方向、回転
量等)を制御する。ニップ圧調整モータ53は、前述し
た斜行ローラ33による用紙のニップ圧を可変するニッ
プ圧可変手段の駆動源となるものである。
【0044】続いて、コントローラ47によって制御さ
れる用紙搬送装置の動作について説明する。先ず、所定
のトレイから繰り出された用紙が用紙補正部26に向け
て用紙搬送路を搬送されると、その搬送途中(用紙が用
紙補正部26に到達する前の時点)で、湿度検知センサ
48により湿度が検知されるとともに、搬送中の用紙の
厚さが紙厚検知センサ49で検知される。各々のセンサ
出力信号はセンサアンプ50を介してコントローラ47
に取り込まれる。
【0045】そうすると、コントローラ47では、紙厚
検知センサ49からのセンサ出力信号に基づいてモータ
ドライバ51にモータ制御信号を送り、このモータ制御
信号を受けてモータドライバ51が隙間調整モータ45
を駆動する。さらに詳述すると、コントローラ47には
用紙の厚さとガイド溝42の隙間Gとの適合関係を示す
制御情報(例えば、テーブルデータ)が予め保持されて
おり、紙厚検知センサ49からのセンサ出力信号を取り
込んだ際には、上記制御情報にしたがってモータドライ
バ51にモータ制御信号を送出する。これにより、ガイ
ド溝42の隙間Gが搬送対象(本例では搬送中)の用紙
の厚さに適合する寸法に調整される。
【0046】用紙の厚さに適合する寸法とは、用紙の搬
送に支障(過大な抵抗)とならない範囲で、サイド基準
ガイド34における用紙の座屈、ループ等の発生を有効
に抑えられる寸法をいう。具体的には、用紙の厚さに1
mm弱の余裕分を見込んでガイド溝42の隙間G寸法を
調整することが適切と考えられる。
【0047】また、コントローラ47では、湿度検知セ
ンサ48からのセンサ出力信号に基づいてモータドライ
バ52にモータ制御信号を送り、このモータ制御信号を
受けてモータドライバ52がニップ圧調整モータ53を
駆動する。この場合も、湿度とニップ圧の適合関係が制
御情報として予めコントローラ47に保持されており、
その制御情報にしたがってコントローラ47がモータ制
御信号を送出する。
【0048】具体的には、湿度が高い場合はニップ圧を
弱める方向、湿度が低い場合はニップ圧を強める方向
で、ニップ圧調整モータ53の駆動を制御する。この理
由は、同じ厚さの用紙でも、湿度が高くなると、それに
伴う吸湿作用によって用紙の剛性(腰の強さ)が低くな
り、サイド基準ガイド34への突き当てによって座屈、
ループ等を生じやすくなるためである。
【0049】このようにガイド溝42の隙間G及び斜行
ローラ33のニップ圧が調整された状態で用紙補正部2
6に用紙32が送り込まれる。この用紙補正部26で
は、前述のように各々の斜行ローラ33によって用紙3
2がサイド基準ガイド34側に幅寄せされる。この幅寄
せにより用紙32の側部がガイド溝42に挿入され、そ
の奥側の基準面35に用紙32の側端が突き当てられ
る。
【0050】このとき、ガイド溝42の隙間Gは、そこ
に挿入される用紙32の厚さに適合する寸法に調整され
ているため、その隙間部分で固定ガイド38の用紙支持
部40と可動ガイド39により用紙32を上下方向から
押さえ込むことにより、用紙の座屈、ループ等の発生を
有効に抑えることができる。
【0051】また、各々の斜行ローラ33のニップ圧
が、そのときの湿度(用紙の剛性)に適合するように調
整されているため、サイド基準ガイド34への突き当て
による用紙の座屈、ループ等の発生を有効に防止するこ
とができる。
【0052】このように用紙の座屈、ループ等の発生を
抑制しつつ、用紙のサイドレジ、サイドスキューを補正
することにより、用紙ジャムの発生を確実に防止し、か
つ補正精度を向上させることが可能となる。また、画像
形成装置においては、搬送中の用紙の位置ずれを精度良
く補正して画像形成処理位置に用紙を送り込むことがで
きるため、用紙に対して画像のずれを生じることなく、
画像形成を行うことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る用紙
搬送装置によれば、用紙のサイドレジ、サイドスキュー
等の補正に用いられる用紙側端位置決め手段が、当該用
紙側端位置決め手段のガイド溝の隙間を可変する隙間可
変手段を備えた構成となっているため、この隙間可変手
段を用いてガイド溝の隙間を用紙の厚さに応じて調整す
ることにより、様々な厚さの用紙を搬送する場合でも、
基準面への突き当てによる用紙の座屈、ループ等の発生
を有効に抑えることができる。また、かかる用紙搬送装
置を用いた画像形成装置では、用紙に対して画像のずれ
を生じることなく、画像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるフルカラー画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る用紙搬送装置におい
て、用紙補正部の構成を示す概略平面図である。
【図3】 本発明の実施形態で採用した用紙補正部を搬
送方向から見た場合の概略図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る用紙搬送装置の制御
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…フルカラー画像形成装置、4…用紙搬送装置、26
…用紙補正部、32…用紙、33…斜行ローラ、34…
サイド基準ガイド、35…基準面、36,37…シュー
ト、38…固定ガイド、39…可動ガイド、42…ガイ
ド溝、43…引っ張りコイルバネ、44…偏心カム、4
5…隙間調整モータ、47…コントローラ、48…湿度
検知センサ、49…紙厚検知センサ、53…ニップ圧調
整モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 通夫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 阿部 隆 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 風間 裕篤 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H072 AA12 AA16 AA23 AA30 CA01 HB09 JA02 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA02 BB04 CA05 DA05 EA06 EB01 FA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送路の一方側に設けられるととも
    に、前記用紙搬送路を搬送される用紙の側部を挿入可能
    なガイド溝内に基準面を有し、かつ当該基準面に至る前
    記ガイド溝の隙間を可変する隙間可変手段を有する用紙
    側端位置決め手段と、 前記用紙搬送路を搬送される用紙を前記用紙側端位置決
    め手段側に幅寄せして当該用紙の側端を当該用紙側端位
    置決め手段の前記基準面に突き当てる幅寄せ手段とを備
    えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送対象となる用紙の厚さを検知する紙
    厚検知手段と、 前記紙厚検知手段の検知結果に基づいて前記隙間可変手
    段を制御する隙間調整手段とを備えることを特徴とする
    請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記幅寄せ手段による用紙のニップ圧を
    可変するニップ圧可変手段と、 用紙搬送時の湿度を検知する湿度検知手段と、 前記湿度検知手段の検知結果に基づいて前記ニップ圧可
    変手段を制御するニップ圧調整手段とを備えることを特
    徴とする請求項1又は2記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の用紙搬送装置
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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