JP5219862B2 - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置から出力されたシートはトレイ上に積載されたり後処理装置に送られて後処理が施されたりする。後処理としては出力後のシートを所望の部数に並べるソータ、ステイプルやパンチなどの処理である。
シートカールが大きすぎるとトレイ上での積載不良が発生する。また後処理装置においては、シートカールが大きすぎると、整合不良、ステイプル不良といった不具合が発生する。
そのような問題を解決するために、シートカールを矯正する手段を画像形成装置におけるシートを搬送するシート搬送装置に配置したものがある。
例えば、駆動ローラ及びベルト支持ローラに掛け渡された複数の無端ベルトに押圧ローラを押圧させて形成される湾曲ベルトニップにシートを搬送させることにより、シートのカールを矯正するカール矯正装置が提案されている(特許文献1参照)。
このようなベルトを用いたカール矯正装置において、従動回転する無端ベルトの位置を自動調整可能な形状を有したベルト支持ローラを配置している。この自動調整可能な形状によって、無端ベルトの駆動ローラ及びベルト支持ローラの軸方向に対する位置を安定させてシートの蛇行を抑制している。
また、ここで電源投入やエラーリセットなどのイニシャライズ時は、通常の画像形成時に比べ駆動ローラの回転周期を高くし、発生した無端ベルトの蛇行を迅速に自動調整形状によって収束させる提案がなされている(特許文献2参照)。
特開2001―316022号公報 特開2004―219866号公報
近年の画像形成装置においては、薄紙から厚紙、コート紙などのあらゆるメディアやあらゆるサイズを高い生産性を保ったまま、かつ混載で出力可能とすることが求められている。
ここで、駆動ローラとベルト支持ローラに掛け渡された複数の無端ベルトのうち、シートの搬送方向と平行なシート端部をニップする無端ベルトが、シートを搬送する方向と交差するシートの幅方向に寄る場合がある。なぜなら、シート端部をニップする無端ベルトには、シートをニップし回転搬送するシートニップ搬送領域とシートをニップせずに回転しているシート無搬送領域が存在する。シートニップ搬送領域とシート無搬送領域が存在する無端ベルトでは、駆動ローラ及びベルト支持ローラに対する巻き付き角がシートニップ搬送領域とシート無搬送領域とで異なる。そのため、シート幅方向においてシートをニップしていない方向へ無端ベルトが寄る現象が発生する。特に坪量が大きいシートを搬送する時には、駆動ローラ及びベルト支持ローラに対する巻き付き角の差は大きくなるので、無端ベルトはシートを搬送する方向と交差するシートの幅方向に寄りやすくなる。
このような装置では、例えば複数サイズのシートを連続して搬送する際、特に坪量の多い先行シートを搬送した後では無端ベルトは上記の寄り(幅方向の移動)によって幅方向の一方側へ寄った位置にある。無端ベルトが寄った状態で、先行シートに続く先行シートよりも幅の狭い後続シートが搬送されてくると、後続シートの側端部がベルト支持ローラに直接に当ってしまう。このように、後続シートの端部がベルト支持ローラに当ってしまうことで、シートの角折れやシート詰り等の搬送不良が起きてしまう恐れがある。つまり、本来、後続シートの先端側角部を含む側端部は湾曲させられながら無端ベルトと接して無端ベルトによって搬送されるべきところが、無端ベルトが寄っているとシートの側端部が無端ベルトと接触しない。この場合にはシートの角部を含むシート側端部が無端ベルトによる直接な搬送をされない状態で、シートを湾曲される箇所を角部が通過しようとするときにベルト支持ローラに角部が接することで角折れが生じてしまう。
また、従動回転する無端ベルトの位置を自動調整によりイニシャル位置に戻す事が可能な形状を有したベルト支持ローラを配置した装置においても上記の問題が生じる。これは、近年の画像形成装置においては、高い生産性を保たせる為に先行するシートと次の後続シートの間隔を狭くしているためである。即ち、無端ベルトが先行するシートを搬送した後、後続シートを搬送するまでの時間、つまり、無端ベルトがシートを搬送していない時間が短い。したがって、後続シートの到達の前に自動調整によって無端ベルトをイニシャル位置に戻す事が困難となり、前述のような後続シートの角折れやシート詰り等の搬送不良が起きてしまう。
本発明では、上記問題点に鑑みてなされたもので、特に坪量の大きいシートに続く後続シートを安定して搬送可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置は、複数のローラに架け渡されたベルト部材と、前記ベルト部材に対して押圧する押圧ローラと、を有し、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送するシート搬送装置であって、前記複数のローラのいずれかに設けられ、シート搬送方向と交差するシートの幅方向における前記ベルト部材の位置を前記ベルト部材の回転によって自動調整するための調整部と、前記ベルト部材を回転駆動するための駆動部と、を備え、前記駆動部は、連続する複数のシートを搬送する際に、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送しているときの前記ベルト部材の回転速度よりも、前記ニップ部を先行するシートの後端が通過してから前記ニップ部に後続するシートの先端が到達するまでの間で前記ベルト部材の回転速度を速くする。
また本発明のシート搬送装置は、複数のローラに架け渡されたベルト部材と、前記ベルト部材に対して押圧する押圧ローラと、を有し、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送するシート搬送装置であって、前記複数のローラのいずれかに設けられ、シートの搬送方向と交差する幅方向における前記ベルト部材の位置を前記ベルト部材の回転によって自動調整するための調整部を備え、連続する複数のシートを搬送する際に、前記ニップ部でシートを搬送しているときの前記ベルト部材に対する前記押圧ローラの圧力よりも、前記ニップ部を先行するシートの後端が通過してから前記ニップ部に後続するシートの先端が到達するまでの間で、前記無端ベルトに対する前記押圧ローラの圧力を大きくする。
本発明によれば生産性が高く安定してシートを搬送することが可能な装置を提供できる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機の概略構成図である。
図1において、100はカラー複写機である。カラー複写機100には、画像形成部202、シートSを給送する給紙部203、給紙部203から給送されたシートSを、カラー複写機100内で搬送するシート搬送装置204が設けられている。
また、画像形成部202には、不図示のモーターにより反時計回りの方向に回転する像担持体としての電子写真感光体ドラム1(以下、感光ドラムという)を備える。さらに画像形成部202には、帯電器1a、レーザースキャナ2が配設されている。また、画像形成部202には、感光ドラム上の残トナーをクリーニングするクリーナ装置4、現像ユニット5等が配設されている。
感光ドラム1は反時計回りに所定の速度で回転駆動され、その表面が帯電手段としての帯電器1aにより所定の極性・電位に一様に帯電される。また、レーザースキャナ2は、レーザー出力部、ポリゴンミラー、結像レンズ、折り返しミラー等を有し、不図示の画像処理部から入力される画像情報信号に対応して変調されたレーザー光(光信号)を出力し、回転する感光ドラム1の帯電処理面を走査露光する。
そして、このようにレーザースキャナ2によって走査露光することにより、感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。なお、画像情報信号は、既述した画像形成装置に付設された画像読取装置によって読み込まれた原稿の画像情報やパソコンなどの外部機器より電送される画像情報より合成、形成されたものである。
現像ユニット5は、矢印Aで示す反時計回りに回転するロータリー41と、ロータリー41に装着されたフルカラー現像のためのブラック用現像器5K及びイエロー用現像器5y、マゼンタ用現像器5M、シアン用現像器5Cの現像器を有している。
また、この現像ユニット5は、ロータリー41が所定の制御タイミングにて所定の角度、矢印方向に回転することにより、各色現像器が感光ドラム1と対向する現像位置に切り換えられて配置される。そして、この現像位置において、感光ドラム1と、現像器側の現像スリーブとの距離(SD距離)が或る決められた範囲内に保たれると共に、各色現像器により、1色毎、静電潜像を現像することにより感光ドラム上にトナー画像が順次形成される。
3は中間転写ベルトである。中間転写ベルト3には、感光ドラム1上に現像された各色のトナー画像が1次転写ローラ6によって転写される。中間転写ベルト3は感光ドラム1の回転速度とほぼ同じ速度で時計回りに回転駆動される。
つまり、1次転写ローラ6には、所定の制御タイミングにて、トナーと逆極性の1次転写電圧が印加される。この1次転写電圧の印加により、感光ドラム1上に現像された各色のトナー画像が中間転写ベルト3に1次転写される。
76は中間転写ベルト3上のトナー画像をシートSへ転写するための2次転写外ローラである。2次転写外ローラ76は中間転写ベルト3に対して不図示の加圧制御機構により接離可能に設けられている。2次転写外ローラ76は、中間転写ベルト3の外面との間で2次転写ニップ部T2を形成する。
2次転写ニップ部T2の下流側には、シート上の未定着画像を定着する定着部8が設けられている。
給紙部203には、シートSを収容して装置本体201に着脱自在な給紙カセット61〜63が設けられている。給紙カセット61〜63に収納されたシートSはピックアップローラ71、72、73により送り出される。給紙部203は、マルチ手差しトレイ64を備えており、マルチ手差しトレイ64に収納されたシートはマルチ用ピックアップローラ74により送り出される。
また、シート搬送装置204は、レジストローラ75と、トナー画像が転写されたシートを定着部8に搬送する搬送ベルトユニット77を備える。さらにシート搬送装置204は、定着部8の下流側に設けられ、シートを本体外へ排出する排出ローラ80や、シートを搬送しながらシートのカールを矯正するカール矯正装置90を備える。さらに、シート搬送装置204は、シートを反転する反転搬送路66および両面搬送路67を備える。なお、レジストローラ75は、シートSの姿勢を補正するとともに、中間転写ベルト3上のトナー画像に合わせてシートSをタイミングよく送り出すためのものであり、2次転写ニップ部T2の上流側に設けられている。
次に、このような構成のカラー複写機100の画像形成動作について説明する。
レーザースキャナ2は、この画像情報を応じたレーザー光を1色目の光信号としてレンズ及び各反射ミラーを経て感光ドラム1上に照射する。なお、このとき感光ドラム1は、予め帯電器1aにより所定の極性・電位に一様に帯電されており、光信号が照射されることによって静電潜像が形成される。
次に、現像ユニット5内に配された複数の現像器のうち選択された1色目の色に対応した現像器により静電潜像が現像され、1色目のトナー画像が形成される。この後、感光ドラム上に形成されたトナー画像は1次転写ニップ部において1次転写ローラ6により中間転写ベルト3上に転写される。
ここで、カラーモードの場合には、トナー画像が転写された中間転写ベルト3は次のトナー画像が形成転写されるよう更に回転する。なお、この間、現像ユニット5は次の指定カラーの現像器を感光ドラム1に対向するよう矢印B方向に90°回転し、次の静電潜像を現像する準備をする。
そして、このようにして1色目の1次転写が終わった後、以降、1色目同様、2色目、3色目、4色目と潜像、現像、1次転写を繰り返すことにより中間転写ベルト3上に各色のトナー画像が順次重ねられていく。なお、中間転写ベルト3に転写されないで感光ドラム1の面に残った1次転写残トナーはクリーナ装置4により感光ドラム表面から除去される。そして、このようにクリーナ装置4により表面が清掃された感光ドラム1は繰り返して画像形成に供される。
一方、このような画像形成動作に並行して所定の制御タイミングで、給紙カセット61〜63、或いはマルチ手差しトレイ64のうち、予め選択された、例えば給紙カセット61のピックアップローラ71が駆動される。これにより、その給紙カセット61に収容されたシートSが1枚分離されて送り出されてシート給紙パス13から、レジストローラ75へ送られる。
このときレジストローラ75は停止しており、停止した状態のレジストローラ75に当接することにより、シートSの斜行が補正される。この後、レジストローラ75により、タイミングが合わされて中間転写ベルト3と2次転写外ローラ76とにより構成される2次転写ニップ部T2に送られる。
次に、シートSは、この2次転写ニップ部T2を挟持搬送される。そして、この間、2次転写外ローラ76に所定の2次転写電圧が印加されることにより中間転写ベルト3上の複数色からなるトナー画像がシートS上に静電的に一括転写され、シートS上には未定着のトナー画像が形成(転写)される。
次に、このように2次転写ニップ部T2に送られ、2次転写外ローラ76によりトナー画像が転写されたシートSは、中間転写ベルト3の面から分離して搬送ベルトユニット77によって定着部8へ搬送される。そして、この定着部8において加熱及び加圧されることにより、未定着トナー画像がシートS上に融着されて定着画像となる。
次に、トナー画像が定着されたシートSはシートパス19を通って排出ローラ80に搬送され、カール矯正装置90へ送られる。
ここで、例えば、両面プリントモードが選択された場合には、まず定着部8を出たシートは、鉛直方向に延びた反転搬送路66に案内されて第1反転ローラ78Bによって第2反転ローラ78Aへ送られる。第2反転ローラ78Bによってシートは反転され、それまでシート後端側を先端として両面搬送路67へ搬送される。
両面搬送路67によって再度画像形成部に送られたシートはその第2面に画像が形成される。
第2面に画像が形成された後、シートSは再度定着部8を通過し、シートパス19を経由し、排出ローラ80にて、カール矯正装置90へ搬送される。
また、シートを反転し表裏逆向きに排出する際には、定着部8を経たシートが反転搬送路66に案内され、第1反転ローラ78Bによって反転されてから排出ローラ80へ送られる。
そして、排出ローラ80によって送られたシートは、カール補正装置90内へ搬送されシート排紙ローラ92で排紙トレイ65に排出する。なお、図1では、排紙トレイ65上に排出する形態を示しているが、排紙トレイ65に替えて、用紙後処理装置がカラー複写機に装着されている場合にはシートに後処理を施すために用紙後処理装置へシート排紙ローラ92によって搬送される。
次にカラー複写機100に設けられているカール矯正装置90を説明する。
カール補正装置90は図1に示されるように排出ローラ80からのシートを受け入れカール矯正装置90の内部でカールを矯正した後に、シート排紙ローラ92で排紙トレイ65に排出する。
図2はカール矯正装置90の概略断面図である。
図2において、カール矯正装置90には、駆動モータM1により回転駆動される駆動ローラ101と、支持ローラとしてのベルト支持ローラ103とに架け渡さられたゴム製の無端ベルト(ベルト部材)102とが設けられている。駆動ローラ101とベルト支持ローラ103とによって、無端ベルト102が架け渡される本発明の複数のローラを構成している。
無端ベルト102には、無端ベルト102とともに湾曲ベルトニップ部(カール矯正ニップ部)を形成する押圧ローラ105が押圧されている。押圧ローラ105は押圧ローラ保持体106を介してカム104によって無端ベルト102を湾曲させる方向に付勢されている。これらの構成を一体化して第1カール矯正アセンブリ107を構成している。なお、無端ベルト102は、駆動ローラ101およびベルト支持ローラ103の軸方向(シートの搬送方向と交差するシートの幅方向)に複数設けられている。
押圧ローラ105は、押圧ローラ105を保持する押圧ローラ保持体106とともに無端ベルト102に対して移動可能に保持されている。押圧ローラ保持体106の端部はカム104と接している。この構成によって、カム104の回転中心104aを中心とする回転角度位置を変化させることで、押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを変化させることができる。押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを変化させることで無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を変化させることができる。
図3は無端ベルト102の支持構成を示した斜視図である。図3に示すように、ベルト支持ローラ103には、無端ベルト102の、シート搬送方向に対して直角な方向の位置を安定させる為に、無端ベルト102の両端部に相当する位置に面取り部103Cl、103Crが設けられている。つまり、ベルト支持ローラ103の無端ベルト102が架け渡される部分には、面取り部103Cl、103Crによって形成されたクラウン形状を備えている。クラウン形状とは、図3に示したようにベルト支持ローラ103における他の部分よりも大径となった部分と、その両側に形成され、軸方向に対して傾斜した面取り部103Cl、103Crとによって構成された形状である。このクラウン形状によって無端ベルト102の回転によって自動で幅方向における無端ベルト102の位置を調整する調整部が構成されている。なお、調整部としてのクラウン形状をベルト支持ローラ103に設けた形態を例示しているが例えば駆動ローラ101に調整部としてのクラウン形状を設けてもよい。
この構成によって、後に詳述するように、各無端ベルト102は、駆動ローラ101の回転によって自動的にクラウン形状の中心位置に無端ベルト102の中心位置が来るように自動調整される。
尚、第1カール矯正アセンブリ107のシート搬送方向下流側には、第1カール矯正アセンブリ107と同じ構成をし、上下を逆転させた第2カール矯正アセンブリ108が配置されている。即ち、下側にカール(下に凸形状のカール)したシートは、第1カール矯正アセンブリ107の押圧ローラ105を無端ベルト102に押圧する事により生じる湾曲ベルトニップ部を通過させる事でシートのカールを矯正する。ここで、押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを変化させることにより、カール矯正量を変化させている。そして、上側にカール(上に凸形状のカール)したシートは第2カール矯正アセンブリ108にて同様にシートのカールを矯正される。
駆動ローラ101は、不図示のギアを介して、駆動速度を変化可能なステッピングモータである駆動部としての駆動モータM1からの回転駆動を与えられる。加圧カム回転中心104aを中心に回転するカム104は、不図示のギアを介して、駆動源であるカム駆動モータM2によって回転させられ、所定の角度位置で保持される。図5のカール矯正装置に係る制御ブロック図に示したように、制御装置Pによって、駆動モータM1およびカム104の駆動源であるカム駆動モータM2の動作が制御される。ステッピングモータであるカム駆動モータM2は、制御装置Pによって所定のパルスを入力されて所定の回転角度位置で保持される。制御装置Pは、メモリ39に記憶された情報に基づいて駆動モータM1やカム駆動モータM2を制御する。
第2カール矯正アセンブリ108も同様に、制御装置Pが駆動ローラやカムを回転させるモータの動作を制御することにより駆動ローラの回転数及び押圧ローラの押込み量が適正に設定される。なお、シートに形成されるカールの大きさ及び向きは、シートの坪量(材質)やサイズ等のシートの種類、シートへのトナーの載り量、定着器での加圧力などの画像形成条件に応じて制御装置Pが判断して変化させる。
ここで、ベルト支持ローラ103のクラウン形状による無端ベルト102の自動調整作用について図3を用いて説明する。図3は、押圧ローラ105によって押圧された状態の無端ベルト102、駆動ローラ101及びベルト支持ローラ103を示した斜視図である。図3は無端ベルト102のベルト支持ローラ103の軸方向における中心位置がベルト支持ローラ103のクラウン形状の中心位置からずれて無端ベルト102がベルト支持ローラ103にかけられた状態を示している。なお図3においては、説明を容易とするために押圧ローラ105の図示を省いている。
前述のようにベルト支持ローラ103は、無端ベルト102の両側に対応する位置にテーパ状となった面取り部103Cl、103Crが形成されている。なお便宜的にベルト支持ローラ103の軸方向において図3における左方の面取り部を左側面取り部103Cl、図3の右方の面取り部を右側面取り部103Crと称して以下では説明する。
無端ベルト102がベルト支持ローラ103から離間するベルト離間ライン103Lは、左側面取り部103Clの位置では、シート搬送方向に対し斜めな左側ベルト離間ライン103L1になる。無端ベルト102がベルト支持ローラ103から離間するベルト離間ライン103Lは、右側面取り形状103Crの位置では、シート搬送方向に対し斜めな右側ベルト離間ライン103Lrになる。
よって、無端ベルト102の内、左側面取り部103Clを通った左側面取り通過領域102Blは、左側ベルト離間ライン103Llに直交する方向Dlへ移動しようとする。同様に無端ベルト102の内、右側面取り部103Crを通った左側面取り通過領域102Brは右側ベルト離間ライン103Lrに直交する方向Drへ移動しようとする。即ち、無端ベルト102が回転することにより、無端ベルト102のうちの左側面取り通過領域102Blは右側へ移動しようとする、見かけ上の左側寄り力Flが発生する。また、無端ベルト102のうちの右側面取り通過領域102Brは左側へ移動しようとする右側寄り力Frが発生する。
ここで、左側寄り力Flは、ベルト離間ライン103Lのうち左端面取り部103Clでの左側ベルト離間ライン103Llの幅と比例関係を持つ。右側寄り力Frは、ベルト離間ライン103Lのうち右端面取り部103Cでの右側ベルト離間ライン103Lrの幅と比例関係を持つ。なお、左側寄り力Flは、ベルト離間ライン103Lにおけるベルト支持ローラ103の軸方向と平行なストレートベルト離間ライン103Lsと左側ベルト離間ライン103Llとの成す角度である左側ベルト離間ライン角度θlと比例関係を持つ。右側寄り力Flは、ストレートベルト離間ライン103Lsと右側ベルト離間ライン103Lrとの角度である右側ベルト離間ライン角度θrと比例関係を持つ。
ところで、図3においては、無端ベルト102は右側に寄った状態であるので、
左側ベルト離間ライン103Llの幅<右側ベルト離間ライン103Lrの幅となる。
したがって、
左側寄り力Fl<右側寄り力Fr
となる。したがって、左右の寄り力の差によって、無端ベルト102はベルト支持ローラ103の軸方向の右側へ移動する。つまり、図3のように右側に無端ベルト102が寄った状態では右側寄り力Flが左側寄り力Flよりも大きいので無端ベルト102は左側へ移動する。
そして、右側ベルト離間ライン103Lrの幅と右側ベルト離間ライン103Llの幅とが等しくなる位置まで無端ベルト102がベルト支持ローラ103の軸方向に移動する。即ち、各無端ベルト102は、駆動ローラ101の回転によって自動的にクラウン形状の中心位置に無端ベルト102の中心位置が来るように自動調整され、シート搬送方向に対して直角方向の位置が定まる。
このように押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部にシートが無い場合またはニップ部全域にシートがニップされている場合は、
右側ベルト離間ライン角度θr=左側ベルト離間ライン角度θl
及び
右側ベルト離間ライン103Lrの幅=左側面ベルト離間ライン103Llの幅
となるため、ベルト支持ローラ103のクラウン形状の中心位置と無端ベルト102の中心位置が同じ位置となる。
次にシートの搬送方向に対して平行なシートの端部をニップする位置の無端ベルト102に、シートの端部がニップされている場合における、無端ベルト102、駆動ローラ101及びベルト支持ローラ103の状態について図4を用いて説明する。つまり、図4に示されるようにシートの搬送方向に対して平行なシート端部がちょうど無端ベルト102の中央部あたりを通過するような搬送状態における無端ベルト102の挙動を説明する。
図4に示されるように、無端ベルト102は、シートをニップする右側のシートニップ搬送領域Bnと、シートをニップしない左側のシート無搬送領域Boが存在することになる。
ここで、押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xは、シートニップ搬送領域Bnではシートの厚み分だけ大きくなる。これによりベルト支持ローラ103のベルト離間ライン103Lとしては以下のようになる。
左側ベルト離間ライン角度θl<右側面取り部ベルト離間ライン角度θr
したがって、
左側寄り力Fl<右側寄り力Fr
となる。
ここで無端ベルト102は、左右の寄り力の差により、左方向へ寄って行く。無端ベルト102は左に寄って行くと左側ベルト離間ライン幅103Llは大きくなり、左側寄り力Flも大きくなる。そして、
左側寄り力Fl=右側寄り力Fr
となった位置で、無端ベルト102は安定状態となる。即ち、クラウン形状の中心位置に対して無端ベルト102の中心位置が左側に移動した状態となる。
ここで、このように無端ベルト102が左右のいずれかの方向に寄ってしまった状態にける課題について図3を用いて詳細に説明する。
シートの厚みが大きくなると、右側寄り力Frは多くなり、シートニップ状態での無端ベルト102の位置は図4の左側へおおきくずれることになる。押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部をシートの後端が通過すると、無端ベルト102は前述した様に、所定位置、すなわちベルト支持ローラ103のクラウン形状の中心位置と無端ベルト102の中心位置が同じ位置になるように戻ろうとする。
ここで、シート搬送の生産性を向上させるためには先行するシートと後続シートの間隔を狭くする必要がある。このようにシート間隔が狭いと、先行するシートが、押圧ローラ105と無端ベルト102のニップを抜けた後であって、後続シートの先端がベルト支持ローラ103に到達するまでの間に、無端ベルト102は上記所定位置までに戻りきることが出来ない。
そして、無端ベルト102が左側に寄った状態で、後続シートのシート搬送方向と直交するシート幅が、先行するシート搬送方向と直交するシート幅よりも狭い場合には、後続シートのシート端部が駆動ローラ101又はベルト支持ローラ103に直接当る。後続シートのシート端部が駆動ローラ101又はベルト支持ローラ103に直接当ることで角折れなどのシート搬送不良の原因となる。つまり、本来、後続シートの端部は無端ベルト102と接して無端ベルト102によって湾曲させられながら搬送される。無端ベルト102が先行シートの搬送によって寄っているとシート端部の通過位置に無端ベルト102がない。よってシートの角部を含む側端が無端ベルト102による直接な搬送をされない。この状態で、シートを湾曲される箇所をシートの角部が通過しようとするときにベルト支持ローラ103に角部が接すると、角折れなどの搬送不良が生じてしまう。
このようなシート搬送不良を防ぐ為には、先行シートの端部をニップする位置の無端ベルト102が先行シートの搬送によって寄った後、後続シートが第1カール矯正アセンブリ107に到達するまでに無端ベルト102を所定位置に戻す必要がある。ここでの所定位置とは本実施形形態では、無端ベルト102の中心位置とベルト支持ローラ103のクラウン形状の中心位置が同じとなるような無端ベルト102の位置である。
そこで、本実施形態のカール矯正装置においては、押圧ローラ105と無端ベルト102のニップをシートの後端が通過した後、後続シートの先端がベルト支持ローラ103に到達するまでに無端ベルト102を所定位置に戻すための制御を実行している。即ち、連続する複数のシートを搬送する際に、無端ベルト102と押圧ローラ105とのニップ部を先行シートの後端が抜けた後であって、ニップ部に後続シートの先端が到達するまでの間で、駆動ローラ101の回転速度を高速にする。以下、本実施形態における制御方法について図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ステップ1にて、押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部より搬送方向の下流側に設けられたシート検知センサ110により、先行するシートのシート後端を検知して電気信号として制御装置Pへ送られる。
ステップ2にて送られて来たシート後端を検知したことに応じた電気信号をもとに、制御装置Pは駆動ローラ101の駆動源である駆動モータM1を制御する。即ちステップ2において制御装置Pは、駆動モータM1の駆動周波数を通常駆動周波数A[pps]から、予め設定されている、通常駆動周波数A[pps]よりも高い周波数である戻し駆動周波数B[pps]へ上げる。このように駆動ローラ101の駆動周波数を高い周波数することで駆動ローラ101や無端ベルト102の回転速度が高速となる。これにより無端ベルト102が一定時間における所定位置へ戻る量が増し、無端ベルト102の所定位置への戻り速度を上げることが可能となる。そして、戻し駆動周波数B[pps]で所定時間だけ、駆動モータM1を回転させた後、ステップ3にて、再び通常駆動周波数A[pps]へ戻し、後続シートが押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部への到達に備える。なお、ここでの通常駆動周波数Aとはシートを無端ベルト102で搬送するときの駆動モータM1の駆動周波数である。そして予め設定されている通常駆動周波数Aや戻し駆動周波数Bはメモリ39に記憶されており、記憶された情報に基づいて制御装置Pが駆動モータM1を制御する。
尚、戻し駆動周波数B[pps]は実験によりシート端部をニップする位置の無端ベルト102が最大限に寄ってしまう位置から所定時間で無端ベルト102を所定位置へ戻す事が可能な値を予め算出している。また戻し駆動周波数B[pps]で駆動する時間も後続シートが到達するに先立って終了するように、シート搬送装置204で設定された先行シートと後続シートとのシート間隔に応じて設定される。また、戻し駆動周波数B[pps]が所定の周波数であって戻し周波数で駆動ローラ101を駆動する時間を所定の時間とした実施形態を示した。しかし、後続シートの到達を、無端ベルト102よりも搬送方向の上流側に設けたシートセンサで検知してその検知結果から後続シートが到達するまでに通常周波数Aに戻るように戻し周波数や戻し周波数で駆動する時間を制御装置Pが制御してもよい。
(第2実施形態)
本第2実施形態は、押圧ローラ105と無端ベルト102のニップを先行シートの後端が通過した後、後続シートの先端がベルト支持ローラ103に到達するまでに無端ベルト102は所定位置に戻すための方法が第1実施形態とは異なる。第1実施形態との異なる部分を以下で詳述してその他の第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
本第2実施形態では、無端ベルト102と押圧ローラ105とのニップ部を先行シートの後端が抜けた後であって、ニップ部に後続シートの先端が到達するまでの間で、無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を大きくする。以下では図7のフローチャートを用いて詳細に制御方法について説明する。
ステップ11にて、押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部より搬送方向の下流側に設けられたシート検知センサ110により、先行するシートのシート後端を検知して電気信号として制御装置Pへ送られる。
ステップ12にて、送られて来たシート後端に関する電気信号を元に制御装置Pは、所定の角度で保持可能な、加圧カム回転中心104aで回転するカム104の駆動源であるカム駆動モータM2を制御する。即ち、制御装置Pは、カム駆動モータM2を所定パルス回転させることによりカム104を回転させ、通常カム角度θaから戻しカム角度θbに変更させることで、押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを増やす。そして押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを増やすことで無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を大きくする。なお、ここでの通常カム角度θaは先行シートや後続シートのカール矯正のために適した押し込み量Xとなるカム104の回転角度位置である。
なお、ここでのカム104を回転させる回転角度に応じたパルス数はメモリ39に記憶されており、記憶された情報に基づいて制御装置Pがカム駆動モータM2を制御する。
これにより右側ベルト離間ライン角度θrと左側ベルト離間ライン角度θlは通常カム角度θaの時よりも大きくなる。したがって、戻しカム角度θbの時、無端ベルト102の寄り力の差が通常カム角度θaの時よりも大きくなり、無端ベルト102の所定位置への戻り速度を上げることが可能となる。
ステップ13では、戻しカム角度θbで所定時間カム駆動モータM2にてカム104を保持した後、ステップ3にて再び通常カム角度θbへ戻す。これによって後続シートが押圧ローラ105と無端ベルト102のニップ部への到達に備える。
なお、押圧ローラ105の無端ベルト102への押込み量Xを変化させることで無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を変化させる形態を例示して説明した。しかし、無端ベルト102が架け渡されているベルト支持ローラ103と駆動ローラ101の間隔を広げるように例えばベルト支持ローラ103を移動させることで、無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を変化させる構成であってもよい。
ここで、上記第1実施形態及び第2実施形態において、カール矯正アセンブリ107についてのみ、無端ベルト102の戻り速度を上げたり無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を上げたりすることを記載した。しかしながら、いずれの実施形態においても第2カール矯正アセンブリ108においても第1カール矯正アセンブリ107と同様の制御を行っている。また、本発明は、無端ベルト102と押圧ローラ105とのニップでシートのカールを矯正する構成を例示したが無端ベルト102と押圧ローラ105とでシートに所定のカールを付与する装置にも適用できる。
また、調整部としてベルト支持ローラ103もしくは駆動ローラ101に形成されたクラウン形状を例示した。しかしながら、調整部を、ベルト支持ローラ103や駆動ローラ101における他の部分よりも小径となった部分と、その両側に形成され、軸方向に対して傾斜した面取り部とによって構成される逆クラウン形状としてもよい。
ところで、無端ベルト102の戻り速度を上げる方法として、第1実施形態においては、無端ベルト102を高速で回転させるべく駆動源である駆動モータM1の駆動周波数を上げる形態を説明した。また、第2実施形態では、無端ベルト102に対する押圧ローラ105の圧力を高くする形態を説明した。しかし、第1実施形態及び第2実施形態を組み合わせるように、例えば無端ベルト102を高速で回転させ且つ無端ベルト102への押込み量Xの量を増やすためカム104の角度を変更させる。このように構成することで、無端ベルト102の所定位置への戻り速度を先行シートと後続シートとの間で上げるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図。 カール矯正装置の模式断面図。 無端ベルト、ベルト支持ローラおよび駆動ローラの状態を説明するための斜視図。 無端ベルト、ベルト支持ローラおよび駆動ローラの状態を説明するための斜視図。 カール矯正装置におけるブロック図。 第1実施形態における制御のフローチャート。 第2実施形態における制御のフローチャート。
101 駆動ローラ
102 無端ベルト
103 ベルト支持ローラ
105 押圧ローラ
M1 駆動モータ
M2 カム駆動モータ
P 制御装置

Claims (6)

  1. 複数のローラに架け渡されたベルト部材と、前記ベルト部材に対して押圧する押圧ローラと、を有し、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記複数のローラのいずれかに設けられ、シート搬送方向と交差するシートの幅方向における前記ベルト部材の位置を前記ベルト部材の回転によって自動調整するための調整部と、
    前記ベルト部材を回転駆動するための駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、連続する複数のシートを搬送する際に、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送しているときの前記ベルト部材の回転速度よりも、前記ニップ部を先行するシートの後端が通過してから前記ニップ部に後続するシートの先端が到達するまでの間で前記ベルト部材の回転速度を速くすることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 複数のローラに架け渡されたベルト部材と、前記ベルト部材に対して押圧する押圧ローラと、を有し、前記押圧ローラと前記ベルト部材とのニップ部でシートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記複数のローラのいずれかに設けられ、シートの搬送方向と交差する幅方向における前記ベルト部材の位置を前記ベルト部材の回転によって自動調整するための調整部を備え、
    連続する複数のシートを搬送する際に、前記ニップ部でシートを搬送しているときの前記ベルト部材に対する前記押圧ローラの圧力よりも、前記ニップ部を先行するシートの後端が通過してから前記ニップ部に後続するシートの先端が到達するまでの間で、前記無端ベルトに対する前記押圧ローラの圧力を大きくすることを特徴とするシート搬送装置。
  3. 前記押圧ローラの前記ベルト部材に対する押し込み量を変更することで前記ベルト部材に対する前記押圧ローラの圧力を変更することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記複数のローラ同士の間隔を広げることで前記ベルト部材に対する前記押圧ローラの圧力を大きくすることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  5. 前記調整部は、前記ローラに形成され、軸方向に対して傾斜したテーパ部を両側に備えた形状によって構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のシート搬送装置と、を備え、
    前記シート搬送装置の前記押圧ローラと前記ベルト部材とは、前記画像形成部によって画像が形成されたシートを搬送することを特徴とする画像形成装置。
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