JPH07144737A - コンベアローラ - Google Patents

コンベアローラ

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JPH07144737A
JPH07144737A JP29521493A JP29521493A JPH07144737A JP H07144737 A JPH07144737 A JP H07144737A JP 29521493 A JP29521493 A JP 29521493A JP 29521493 A JP29521493 A JP 29521493A JP H07144737 A JPH07144737 A JP H07144737A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
conveyor belt
conveyor
roller body
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP29521493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yagome
剛 矢込
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH07144737A publication Critical patent/JPH07144737A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラウン形状による復元力を高めてコンベア
ベルトの安定走行性向上を図る。 【構成】 クラウン形状をなしたコンベアローラであっ
て、ローラ本体21の両端面にそれぞれ隣接する両端部
の周面に、ローラ本体21の中間から端部に向って、ロ
ーラ本体21の回転方向に螺旋状に進む状態の線状溝2
7a,27bを複数均等的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベアのコン
ベアローラに関する。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベアの構造の一例を図3に示
す。このベルトコンベアは、搬送面1の両端側にそれぞ
れエンドローラ2-1,2-2を配置し、搬送面1の下側中
央に駆動ローラ3を配置し、この駆動ローラ3の上部両
側に一対のテンションローラ4-1,4-2を配置して、各
ローラ1,2-1,2-2,3,4-1,4-2間にベルト幅一
定のコンベアベルト5を架設した構造であり、図示矢印
a方向に回転する駆動ローラ3との摩擦によりコンベア
ベルト5に動力が与えられ、コンベアベルト5が図示矢
印b方向に移動して、搬送面1にて物品6を地点Aから
地点Bまで搬送するものとなっている。
【0003】このものにおいて、前記エンドローラ2-
1,2-2及びテンションローラ4-1,4-2は、いずれも
ローラ本体の両端面直径が中間の直径よりも小さいクラ
ウン形状をなしたコンベアローラであって、このクラウ
ン形状によってコンベアベルト5の片寄りを防止してい
る。また、このクラウン形状をなすコンベアローラは、
ローラ径を小さくできるので、ベルトコンベアを小型
化,薄型化できる利点もある。
【0004】図4は、前記エンドローラ2-2として使用
された従来のクラウン形状をなすコンベアローラの正面
図である。ローラ本体11は、側断面の直径が均一のロ
ーラ中間部12の両端に、それぞれ端面に向って側断面
の直径が小さくなるテーパ部13a,13bを一体的に
形成したものである。
【0005】そして、このローラ本体11の両端面から
それぞれ突出されるローラ軸14を一対の軸受15a,
15bによって軸支することによって、ローラ本体11
を回転自在に支持している。そして、このローラ本体1
1は、紙面裏側から表側へ、さらにローラ本体11をほ
ぼ180度巻回して紙面裏側へ移動するコンベアベルト
5との摩擦によってローラ軸14を中心に図示矢印c方
向に回転するようになっている。
【0006】また、各軸受15a,15bの上部にはそ
れぞれガイド部材16a,16bが取付けられている。
このガイド部材16a,16bは、ベルトコンベアの搬
送面1を搬送される物品6の落下を防止するとともに、
物品6を載せた位置等によって一端側に片寄ったコンベ
アベルト5の端部がローラ本体11の端部を越えて、コ
ンベアベルト5がローラ本体11から外れるのを防止す
る役割を果たしている。
【0007】このようなクラウン形状をなすコンベアロ
ーラ(エンドローラ2-2等)においては、コンベアベル
ト5の中間部とローラ中間部12との摩擦力が、コンベ
アベルト5の両端部と各テーパ部13a,13bとの摩
擦力よりも大きいので、ローラ中間部12と接する部分
がコンベアベルト5の駆動面となる。この結果、コンベ
アベルト5が蛇行等によって片寄った状態でローラ本体
11に接した場合には、ローラ本体11の軸方向に復元
力が働いて片寄りが防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クラウン形状をなすコンベアローラにおいては、復元力
が小さいために、物品6を載せる位置等によってコンベ
アベルト5に大きな片寄りが生じるとその片寄りを矯正
できず、安定走行が得られなくなる問題があった。
【0009】そこで本発明は、クラウン形状による復元
力を高めてコンベアベルトの安定走行性を向上できるコ
ンベアローラを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローラ本体の
両端面直径が中間の直径よりも小さいクラウン形状をな
したコンベアローラにおいて、ローラ本体の両端面にそ
れぞれ隣接する両端部の周面に、ローラ本体の中間から
端部に向って、ローラ本体の回転方向に螺旋状に進む状
態の線状溝を複数均等的に形成したものである。
【0011】
【作用】このような構成の本発明においては、コンベア
ベルトが片寄った状態で移動し、コンベアベルトの端部
がローラ本体の端部周面に形成された線状溝に接する
と、この線状溝は、ローラ本体の中間から端部に向って
ローラ本体の回転方向に螺旋状に進む状態で複数均等的
に設けられているので、コンベアベルトにはローラ本体
軸方向への復元力が働き、クラウン形状による復元力と
相俟ってコンベアベルトの片寄りが矯正される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図3に示すベルトコンベアの
一方のエンドローラ2-2として使用した場合の一実施例
について図1,図2を用いて説明する。なお、図3と同
一部分には同一符号を付して説明を簡略する。
【0013】図1はこの実施例におけるコンベアローラ
の正面図である。ローラ本体21は、側断面の直径が均
一のローラ中間部22の両端に、それぞれ端面に向って
側断面の直径が小さくなるテーパ部23a,23bを一
体的に形成したものである。
【0014】そして、このローラ本体21の両端面から
それぞれ突出されるローラ軸24を一対の軸受25a,
25bによって軸支することによって、ローラ本体21
を回転自在に支持している。そして、このローラ本体2
1は、紙面裏側から表側へ、さらにローラ本体21をほ
ぼ180度巻回して紙面裏側へ移動するコンベアベルト
5との摩擦によってローラ軸24を中心に図示矢印c方
向に回転するようになっている。
【0015】また、各軸受25a,25bの上部にはそ
れぞれガイド部材26a,26bが取付けられている。
このガイド部材26a,26bは、ベルトコンベアの搬
送面1を搬送される物品6の落下を防止するとともに、
物品6を載せた位置等によって一端側に片寄ったコンベ
アベルト5の端部がローラ本体21の端部を越えて、コ
ンベアベルト5がローラ本体21から外れるのを防止す
る役割を果たしている。
【0016】さらに、両テーパ部23a,23bにおけ
るローラ本体21の両端面にそれぞれ隣接する端部の周
面に、ローラ本体21の中間から前記端部に向って、ロ
ーラ本体21の回転方向cに螺旋状に進む状態の線状溝
27a,27bが複数均等的に形成されている。
【0017】ここで、一方の線状溝27aと他方の線状
溝27bとの間隔は、コンベアベルト5のベルト幅より
も広くなっている。
【0018】このように構成された本実施例において
は、コンベアベルト5に片寄りが発生していない場合に
は、図2(a)に示すようにコンベアベルト5のローラ
接触面はローラ本体11の両端部に形成された線状溝2
7a,27bに接することなく図示矢印b方向に移動す
る。このとき、コンベアベルト5の中間部とローラ中間
部22との摩擦力が、コンベアベルト5の両端部と各テ
ーパ部23a,23bとの摩擦力よりも大きいので、ロ
ーラ中間部22と接する部分がコンベアベルト5の駆動
面となる。この結果、コンベアベルト5が蛇行等によっ
て多少片寄った状態でローラ本体21に接しても、ロー
ラ本体21の軸方向に復元力が働いて片寄りが防止され
る。
【0019】一方、図2(b)に示すように物品6を載
せる位置等によってコンベアベルト5に大きな片寄りが
生じた場合には、コンベアベルト5が図示矢印b′方向
へ移動するのに従い、コンベアベルト5の端部5aがロ
ーラ本体21におけるテーパ部23aの端部周面に形成
された線状溝27aに接する。そうすると、この線状溝
23aは、ローラ本体21の中間から端部に向ってロー
ラ本体21の回転方向に螺旋状に進む状態で複数均等的
に設けられているので、コンベアベルト5には図示矢印
dで示すローラ本体軸方向への復元力が働く。この結
果、線状溝27aによる復元力と前述したクラウン形状
による復元力とが相俟ってコンベアベルト5の片寄りが
矯正される。
【0020】他方、図2(b)とは逆の方向にコンベア
ベルト5が片寄った場合にも、線状溝27bによってコ
ンベアベルト5にローラ本体軸方向への復元力が働き、
この復元力とクラウン形状による復元力とが相俟ってコ
ンベアベルト5の片寄りが矯正される。
【0021】このように本実施例によれば、ローラ本体
21の両端側にそれぞれ設けられた両テーパ部23a,
23bの端部周面に、ローラ本体21の中間から端部に
向って、ローラ本体21の回転方向に螺旋状に進む状態
の線状溝27a,27bを複数均等的に形成しただけの
簡単な構成で、クラウン形状による復元力をさらに高め
ることができ、コンベアベルト5の安定走行性を向上で
きるようになる。
【0022】また、一方の線状溝27aと他方の線状溝
27bとの間隔をコンベアベルト5のベルト幅よりも広
くしているので、通常の安定走行時にはコンベアベルト
5のローラ接触面が線状溝27a,27bに接すること
はなく、磨耗によってコンベアベルト5が消耗するおそ
れはない。
【0023】なお、本発明のコンベアローラはエンドロ
ーラ2-1,2-2のみならずテンションローラ4-1,4-2
等にも適用できるのはいうまでもないことである。ま
た、図3に示すベルトコンベア以外の構造のベルトコン
ベアのコンベアローラとして使用することで同様な作用
効果を奏し得るのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ク
ラウン形状をなすものにあって、ローラ本体の両端面に
それぞれ隣接する両端部の周面に、ローラ本体の中間か
ら端部に向って、ローラ本体の回転方向に螺旋状に進む
状態の線状溝を複数均等的に形成したので、クラウン形
状による復元力を高めてコンベアベルトの安定走行性を
向上できるコンベアローラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例におけるコンベアロ
ーラの正面図。
【図2】 同実施例におけるコンベアベルトの片寄り矯
正の作用説明に用いた平面図。
【図3】 一般的なベルトコンペアの構造図。
【図4】 従来例におけるコンベアローラの正面図。
【符号の説明】
5…コンベアベルト 21…ローラ本体 22…ローラ中間部 23a,23b…テーパ部 27a,27b…線状溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ本体の両端面直径が中間の直径よ
    りも小さいクラウン形状をなしたコンベアローラにおい
    て、前記ローラ本体の両端面にそれぞれ隣接する両端部
    の周面に、前記ローラ本体の中間から前記端部に向っ
    て、前記ローラ本体の回転方向に螺旋状に進む状態の線
    状溝を複数均等的に形成してなることを特徴とするコン
    ベアローラ。
JP29521493A 1993-11-25 1993-11-25 コンベアローラ Pending JPH07144737A (ja)

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JP29521493A JPH07144737A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンベアローラ

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JP29521493A JPH07144737A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンベアローラ

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ID=17817683

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JP29521493A Pending JPH07144737A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンベアローラ

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Cited By (7)

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