JP2014076893A - 計量コンベヤ用プーリ及び計量装置 - Google Patents

計量コンベヤ用プーリ及び計量装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内周に蛇行防止用の突条を備えた搬送ベルトが巻回される計量コンベヤ用プーリの軽量化を図り、動的バランスの崩れの少ないものにする。
【解決手段】従動プーリ8は、筒状のローラ本体12、これに挿通される支軸13、ローラ本体12の両端部近くに内嵌装着される左右一対の軸受け14、及び、ローラ本体12の両端に内嵌連結されるキャップ15とで構成されている。ローラ本体12は、プーリ軸心方向中央側の大部分の範囲L1が同径の直筒状に設定されると共に、この直筒範囲L1の両端部から外端までの範囲L2が、外端側ほど小径となるテーパ筒状に形成されており、その直筒範囲L1の一箇所に前記案内溝11が形成されている。筒状に形成したプーリ本体12の内周に、環状突出部12aを形成し、この環状突出部12aの外周部位に突条を係合する案内溝11を環状に形成してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、被計量物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベヤ用のプーリ、及び、計量コンベヤを備えた計量装置に関する。
計量コンベヤを備えた計量装置としては、例えば特許文献1に示されているように、ローラ状に形成された駆動側及び従動側のプーリに亘って幅広の搬送ベルトを巻き掛け張設して計量コンベヤを構成し、この計量コンベヤ全体の重量を計量手段で計測するようにしたものが知られており、被計量物を載置して回動される搬送ベルトが、左右に蛇行するのを防止するために、搬送ベルトの内周に備えた突条をプーリ外周に形成した環状の案内溝に係合されるようにしている。
特開平11−334833号公報
搬送ベルトの蛇行防止用の案内溝を備えたプーリ本体は、例えば、図12に示すように、案内溝11の深さよりも大きい肉厚を有する筒状素材の外周を所定の径に成形すると共に、軸心方向の所定位置に案内溝11を切削して構成される。
上記のようにして製作されたプーリ本体は、全体的に厚肉であるために、重量が大きくなり、その分、プーリ回転時における動的バランスの崩れが発生しやすく、プーリ周部の適所に重量削減用の穴を穿つ、などしてバランス調整を行い、プーリ回転に伴う振動の発生を抑制している。
計量コンベヤは、食品を被計量物として取り扱うことがあるために、防錆性に優れ、洗浄も容易なステンレス鋼のプーリを使用しているのであるが、ステンレス鋼は加工性が低く、動的バランスを調整するための孔あけ加工に時間と手間がかかるものとなっていた。
また、プーリ重量が大きくなると、計量用コンベヤ全体の固有振動数が小さくなって、測定信号処理回路でのフィルタによる外乱信号の吸収効果が小さくなり、ひいては計量精度を下げる一因ともなる。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、軽量で動的バランスが崩れにくい計量コンベヤ用プーリと、これを用いて精度よく重量計測を行うことができる計量装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の計量コンベヤ用プーリは、内周に蛇行防止用の突条を備えた搬送ベルトが巻回される計量コンベヤ用プーリであって、
筒状に形成したプーリ本体の内周に環状突出部が形成され、この環状突出部の外周に前記突条が係合する案内溝が、環状に形成される。
本発明の計量コンベヤ用プーリによると、プーリ本体は、案内溝が環状に形成される部分の内周に、環状突出部を形成し、残余の部分の内周は前記環状突出部よりも低く形成することができる、すなわち、残余の部分の肉厚を、従来例に比べて薄くすることができる。これによって、プーリ本体は全体が薄肉で軽量なものになり、回転時における動的バランスの崩れが発生しにくく、また、たとえ発生しても極小さいものとなる。従って、バランス調整が不要か、もしくは、調整処理が必要となっても僅かな切削加工等で済ますことができる。
また、プーリ重量が小さくなるために計量コンベヤ全体の軽量化が図られることで、計量コンベヤ全体としての固有振動数が小さくなるのを抑制することができる。従って、測定信号処理回路でのフィルタによる外乱信号の吸収効果を十分発揮させることで、高い精度での重量計測が可能となる。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記環状突出部が、全長に亘って一定肉厚の筒材からなる素材の内周を切削して残存形成される。
この実施態様によると、従来のプーリ素材をそのまま利用し、かつ、従来からの加工装置を用いて薄肉で軽量なプーリを得ることができ、新たな寸法仕様のプーリ素材や新たな加工装置を準備することなく安価に製造することができる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記プーリ本体の軸心方向の中央部分が直筒状に形成されると共に、前記中央部分の両端から前記プーリ本体の外端までが、外側ほど小径となるテーパー筒状に形成される。
この実施態様によると、中膨らみプーリによる搬送ベルトの蛇行抑制機能を発揮させることができ、搬送ベルト内周の突条とプーリ外周の案内溝とによる係合部位にかかるスラスト力が小さいものとなり、突条の早期摩耗を防止して、搬送ベルトの長期使用が可能となる。
(4)本発明の他の実施態様では、前記案内溝が、前記プーリ本体の軸心方向の偏った位置に形成される。
この実施態様によると、洗浄等のために取り外したプーリーや搬送ベルトを再び組付ける際に、プーリ軸心方向での組み間違いがなくなり、バランス調整した初期状態に復元して運転を再開することができる。
(5)本発明の計量装置は、本発明の計量コンベヤ用プーリの一対に亘って突条付きの搬送ベルトを巻回張設した計量コンベヤと、この計量コンベヤによって搬送される被計量物の重量を計量する計量手段を備える。
本発明の計量装置によると、薄肉軽量で動的バランスのとりやすいプーリを用いた計量コンベヤは、プーリ回転に伴う振動が小さく全体重量も小さいものとなり、計量手段で精度の高い重量計測を行うことができる。
(6)本発明の好ましい実施態様では、前記計量手段で計量した被計量物の重量に基づいて、該被計量物を選別する。
この実施態様によると、重量選別機として好適に実施することができる。
このように、本発明によれば、軽量で動的バランスが崩れにくい計量コンベヤ用プーリと、これを用いて精度よく重量計測することができる計量装置を得ることができる。
図1は本発明の一実施形態の計量装置の全体斜視図である。 図2は計量コンベヤの平面図である。 図3は従動プーリの斜視図である。 図4は従動プーリの一部を横断した平面図である。 図5は従動プーリの支持構造を示す平面図である。 図6は従動プーリの支持を解除した状態の平面図である。 図7は図5におけるA-A断面図である。 図8は従動プーリの支持構造を上方に移動させた状態の縦断側面図である。 図9は従動プーリの支持構造の斜視図である。 図10は従動プーリの支持構造の斜視図である。 図11は従動プーリの支持構造を分解した斜視図である。 従来のプーリの一部を横断した平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る計量装置の全体が示されている。この実施形態では、計量装置として重量選別機に適用して説明する。この重量選別機は、例えば、被計量物搬送ラインの途中などに設置して使用するものであり、搬送コンベヤである計量コンベヤ1、この計量コンベヤ1に被計量物を搬入する搬入コンベヤ2、ロードセル等の荷重センサを備える計量手段としての荷重計測部3、及び、重量選別のための境界重量値などの各種の設定を行う共に、計量結果等を表示する操作設定表示器4、などを、床置き設置した基台5に装備して構成されている。
この重量選別機では、搬入コンベヤ2に供給されてきた被計量物を計量コンベヤ1に移載して搬送し、この搬送の間に被計量物を含む計量コンベヤ1全体の重量を荷重計測部3で計量することで、被計量物の重量を算出し、被計量物重量が、例えば、「軽量」、「適量」、又は、「過量」のいずれかであるかを判別し、後段の振分け装置(図示せず)で振分け選別する。
計量コンベヤ1と搬入コンベヤ2とは、基本的に同一の構造に構成されており、以下、計量コンベヤ1について、その構造を詳細に説明する。
図2に、計量コンベヤ1の平面図が示されている。この計量コンベヤ1は、板材からなるコンベヤフレーム6の後側(図2の右側)である搬送方向の下手側に水平に支持されたローラ状の駆動プーリ7と、コンベヤフレーム6の前側である搬送方向の上手側に水平に支持されたローラ状の従動プーリ8とに亘って幅広の搬送ベルト9を巻回張設して構成されており、計量コンベヤ1全体が荷重計測部3に対して脱着自在に構成され、左右の連結具10で荷重計測部3に固定できるようになっている。
コンベヤフレーム6は、従動プーリ8の支持構造を示す図5の平面図に示すように、搬送ベルト9を摺接案内する天板部6aと、その左右側辺に沿って下向きに屈折された左右一対の側板部6bとが備えられており、この側板部6bの後端部に、図2に示すように駆動プーリ7が駆動回転可能に水平に支持されると共に、側板部6bの前端部に従動プーリ8が遊転自在に水平に支持されている。
コンベヤフレーム6における後側の横一側部(図2では右側上方部)の下方に、駆動モータ(図示せず)が配備され、この駆動モータと駆動プーリ7の一端とがチェーン、カップリングなどを介して連動連結されている。
搬送ベルト9の内周面には、図2に示すように、ベルト長手方向(図2の左右方向)に沿って細長い突出部である突条9aが備えられて、駆動プーリ7および従動プーリ8の外周面に形成した案内溝11に係合され、この係合によって回動する搬送ベルト9の左右蛇行が防止されるようになっている。なお、突条9a及び案内溝11は、駆動プーリ7及び従動プーリ8の長手方向(図2の上下方向)中心から偏った一箇所に設けられており、駆動プーリ7、従動プーリ8、及び、搬送ベルト9が一定の姿勢で組付けられるようになっている。
図3及び図4に、従動プーリ8の外観と一部を横断した平面がそれぞれ示されている。従動プーリ8は、筒状のローラ本体12、これに挿通される支軸13、ローラ本体12の両端部近くに内嵌装着される左右一対の軸受け14、及び、ローラ本体12の両端に内嵌連結されるキャップ15とで構成されている。
ローラ本体12は、プーリ軸心方向中央側の大部分の範囲L1が同径の直筒状に設定されると共に、この直筒範囲L1の両端部から外端までの範囲L2が、外端側ほど小径となるテーパ筒状に形成されており、その直筒範囲L1の一箇所に前記案内溝11が形成されている。
このように、直筒範囲L1の両側にテーパー範囲L2を備えた中膨らみのプーリに形成することで、搬送ベルト9がプーリに巻回されて回動する際に蛇行が発生しかかると、ベルト張力にベルト幅方向中心に向かう分力が発生して蛇行が抑制され、突条9aと案内溝11との係合箇所に作用するプーリ軸心方向のスラスト力が軽減され、突条9aの側面摩耗を軽減することができる。
ローラ本体12は、全長に亘って一定肉厚のステンレス鋼製の直筒材からなるプーリ素材の内周及び外周を切削加工して形成されたものである。このローラ本体12では、案内溝11が形成される部位の両側の肉厚が、突条9aの高さと同程度、あるいは、突条9aの高さより小さくなるようにプーリ素材内周を切削して、プーリ本体12の内周に環状突出部12aを残存形成し、その環状突出部12aの外周部位に案内溝11を切削形成している。このように、ローラ本体12を薄肉に形成して軽量にすることで、動的バランスの崩れの小さいプーリを構成することができる。
なお、駆動プーリ7も上記と同様な構成のローラ本体を使用して構成されるが、ローラ本体の軸心方向一端側に、回転駆動力を受ける構造が備えられることになる。
図5は従動プーリ8の支持構造を、図6はその支持を解除した状態をそれぞれ示す平面図であり、図7は図5におけるA-A断面図であり、図8は従動プーリ8の支持構造を上方に移動させた状態の縦断側面図であり、図9及び図10は従動プーリ8の支持構造の要部の斜視図であり、図11はその分解斜視図である。
これらの図に基づいて、従動プーリ8を左右両端で支持する構造を詳細に説明する。
従動プーリ8の両端から突出された支軸13の左右端部には、小判形の断面形状に切削された係合端部13aが形成されており、この係合端部13aが、コンベヤフレーム6の側板部6bに装着された支持部材21に回転不能に支持される。
支持部材21はステンレス鋼の板材からなり、その後部が側板部6bの内側に沿う縦姿勢で配備され、側板部6bと支持部材21とに亘って頭部付きの連結軸22が外側方から挿通される。連結軸22の挿通端側には、コイルバネ23が挿嵌されてナット24で抜け止め支持されており、コイルバネ23の弾力によって支持部材21が、側板部6bの内側に沿った姿勢に押圧支持される。また、ナット24を調節してコイルバネ23の圧縮量を加減することで、支持部材21を側板部6bに押圧支持する力を調節することができる。
支持部材21の前部には、前後に長い角形の係合孔25が形成されており、この係合孔25に従動プーリ8における支軸13の係合端部13aが回転不能、かつ、前後移動可能に挿通支持される。そして、左右の支持部材21が支軸13の両係合端部13aに係合することで、支軸13の左右移動が阻止され、従動プーリ8の軸心方向での位置決めがなされる。
支持部材21の上下には、案内片21a,21bが内向きに屈折連設されると共に、各案内片21a,21bの前端には、外れ止め爪21c,21dが屈折連設される。この案内片21a,21bで上下に位置決めされ、外れ止め爪21c,21dで内方への外れを阻止された押圧部材26が、支持部材21の内面に沿って前後移動可能、かつ、外れ止め爪21c,21dで前方一定位置以上の前方移動が制限規制された状態で装着される。
押圧部材26もステンレス鋼の板材からなり、その後部を内向きに屈折して、平面視でL形に形成されている。そして、押圧部材26の前端部には、支軸13の円形周部に係合する前向きU形の開口27が設けられると共に、押圧部材26の後部に設けた屈折片26aの後面には、バネ受け部材28がネジ連結されている。
他方、支持部材21の後部にも内向きに突出する屈折片21eが設けられ、この屈折片21eに、前後方向にねじ込み挿通されてロックナット29で締め込み固定されるネジ軸30が装着されている。このネジ軸30の前端には、バネ受け部材31が係合支持されており、押圧部材26のバネ受け部材28と支持部材21のバネ受け部材31に亘って大径のコイルバネ32が適度の圧縮状態で嵌合支持され、コイルバネ32の弾力によって押圧部材26が前方にスライド付勢され、押圧部材26に係合された支軸13が前方に押圧されることで、従動プーリ8に巻回した搬送ベルト9を前方に緊張する自動テンション構造が構成されている。
ここで、左右の支持構造において、ネジ軸30を回動操作してバネ受け部材31を前後に位置調節することで、左右のコイルバネ32の弾力を各別に調整することができ、搬送ベルト9を所望の張力で左右均一に自動緊張することができる。
なお、コイルバネ32の弾力の調整は、支持部材21側のバネ受け部材31の位置調節に限らず、押圧部材26側のバネ受け部材で位置調節できるように構成してもよい。
支持部材21における屈折片21eに上端からは、コンベヤフレーム6における天板部6aの下方に入り込む舌片21fが屈折延出されている。この舌21f片には、上下にねじ込み貫通されてロックナット33で締め込み固定される当接部材としての当接ネジ34が装着されており、当接ネジ34の上端を天板部6aの下面に当接させることで、前端側に従動プーリ8を支持して前部が重くなっている支持部材21が連結軸22周りに前下がり方向に回動することが阻止され、かつ、当接ネジ34の突出量を調節することで、支持部材21の連結軸22周りでの姿勢が変更されて、従動プーリ8の高さ位置が左右各別に変更調節できるようになっている。つまり、計量コンベヤ1の前端の高さ、および、左右傾斜を調節することが可能となっているのである。
コイルバネ23によってコンベヤフレーム6における側板部6bの内面に押圧支持された支持部材21は、その前端側において横外方への大きい外力を加えると、図6に示すように、支持部材21は側板部6bの前端との接触点pを支点として横外方に回動される。このとき、頭部22aと側板部6bの外面との当接によって内方への移動が阻止された状態で、傾斜した連結軸22に対して支持部材21の後部が側板部6bから離れて内方に傾斜移動することで、コイルバネ23が圧縮変形される。
このように支持部材21の前部が横外方へ傾斜開放されることで、支持部材21及び押圧部材26が支軸13から外され、従動プーリ8を取り外すことが可能となる。この場合、支軸13から外れて自由になった押圧部材26は、外れ止め爪21c,21dに受け止められるまで前方に付勢スライド移動することになる。
支持部材21は、連結軸22で側板部6bに沿った姿勢に連結支持されると共に、当接ネジ34によって前下がり方向への回動が阻止されているので、連結軸22を支点にして支持部材21を上方へ振り上げ回動することができる。支持部材21を上方へ振り上げ回動すると、搬送ベルト9の緩みに応じて押圧部材26がその緩みを吸収するように前方に付勢進出するが、押圧部材26が外れ止め爪21c,21dに受け止められる前方移動限界まで移動した後、更に支持部材21を大きく振り上げ回動することで、プーリ間隔を狭めて搬送ベルト9を緩めることができる。これによって、搬送ベルト9を、コンベヤフレーム6の側方から容易に取外すことができる。そして、押圧部材26が前方移動限界まで移動した状態では、支軸13は押圧部材26からの前方押圧力を受けることがなく、従動プーリ8はその支軸13両端を脱落することなく左右の支持部材21に少し前後移動できる状態で係合支持された状態となり、支持部材21の前部を横外方に傾動することで、支軸13から容易に外すことができる。
なお、搬入コンベヤ2は基本的に上記計量コンベヤ1と同様に構成されているので、その構造の説明は省略する。
以上のように本実施形態によれば、ローラ本体12は、案内溝11が形成される部位の両側の肉厚が、突条9aの高さと同程度、あるいは、突条9aの高さより小さくなるようにプーリ素材内周を切削して、プーリ本体12の内周に環状突出部12aを残存形成しているので、ローラ本体12を薄肉に形成して軽量にすることができ、動的バランスの崩れの小さいプーリを構成することができる。
(他の実施態様)
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)プーリ本体12は、外周をテーパ筒状に形成することなく、全長に亘って同径の直筒状にして実施してもよい。
(2)プーリ本体12をアルミ、あるいは、アルミ合金などの、適度な延性を有する金属材で構成する場合には、突条9aの高さと同程度、あるいは、これよりも小さい肉厚を備えた、全長に亘って一定肉厚の薄い直円筒状の素材を転造加工して案内溝11を形成し、その後、外周や両端内周を切削加工して仕上げることもできる。
(3)搬送ベルト9に備える蛇行防止用の突条9aをベルト幅方向の中央に設けて実施することもできる。
(4)蛇行防止用の突条9aは、断面形状を矩形、台形、半円形、など、任意に設定することができ、案内溝11もこれに応じた断面形状に形成すればよい。
(5)支軸13の両端部に設ける係合端部13aの断面形状は、支持部材21の係合孔25との係合によって回動が阻止され、かつ、係合孔25に沿って前後にスライド移動できる形状であるならばいかなるものでもよく、上記した小判形のみならず、例えば、上または下向きの扁平面を有するD形、あるいは、上下に扁平面を向けた矩形にして実施することもできる。
1 計量コンベヤ
3 荷重計測部
9 搬送ベルト
9a 突条
11 案内溝
12 プーリ本体
12a 環状突出部
L1 直筒範囲
L2 範囲

Claims (6)

  1. 内周に蛇行防止用の突条を備えた搬送ベルトが巻回される計量コンベヤ用プーリであって、
    筒状に形成したプーリ本体の内周に環状突出部が形成され、この環状突出部の外周に前記突条が係合する案内溝が、環状に形成される、
    ことを特徴とする計量コンベヤ用プーリ。
  2. 前記環状突出部が、全長に亘って一定肉厚の筒材からなる素材の内周を切削して残存形成される、
    請求項1に記載の計量コンベヤ用プーリ。
  3. 前記プーリ本体の軸心方向の中央部分が直筒状に形成されると共に、前記中央部分の両端から前記プーリ本体の外端までが、外側ほど小径となるテーパー筒状に形成される、
    請求項1または2に記載の計量コンベヤ用プーリ。
  4. 前記案内溝が、前記プーリ本体の軸心方向の偏った位置に形成される、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の計量コンベヤ用プーリ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の計量コンベヤ用プーリの一対に亘って突条付きの搬送ベルトを巻回張設した計量コンベヤと、この計量コンベヤによって搬送される被計量物の重量を計量する計量手段を備える、
    ことを特徴とする計量装置。
  6. 前記計量手段で計量した被計量物の重量に基づいて、該被計量物を選別する、
    請求項5に記載の計量装置。
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