JPS6397565A - 帯状搬送物の蛇行防止方法 - Google Patents

帯状搬送物の蛇行防止方法

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JPS6397565A
JPS6397565A JP24326986A JP24326986A JPS6397565A JP S6397565 A JPS6397565 A JP S6397565A JP 24326986 A JP24326986 A JP 24326986A JP 24326986 A JP24326986 A JP 24326986A JP S6397565 A JPS6397565 A JP S6397565A
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JP
Japan
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roll
transport
meandering
steel plate
transported article
Prior art date
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Pending
Application number
JP24326986A
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English (en)
Inventor
Keiji Mizuta
桂司 水田
Tetsuo Kajiwara
哲雄 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6397565A publication Critical patent/JPS6397565A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、帯状の1111板あるいは紙等の搬送物の搬
送時の蛇行を防止する方法に関する。
〈従来の技術〉 例えば連続酸洗設備等において、帯状鋼板を搬送ロール
に巻掛けて搬送するとき、主として鋼板の変形、形状不
良に起因して鋼板が走行中に搬送ロールの中央部から端
部にずれて蛇行してしまうことが多い。この鋼板の蛇行
は、鋼板の幅方向両端部の伸びによる変形を助長したり
、鋼板の端部に傷が入る等の欠陥を生じさせる。
そこで、このような鋼板の蛇行を防止するため、従来法
のような方策が講じられていた。
(1)搬送ロールに中太すのクラウンを形成し、そのセ
ンタリング作用で鋼板が搬送ロールの中央部に位置する
ように図る。
(2)第5図に示すように、搬送ロール11に外力を与
えてそれをその回転軸及びそれと隣り合う搬送ロール1
2の回転軸を含む平面内で微小角度回転させることでそ
れらに巻掛けられて搬送される鋼板13の幅方向両端に
張力差を付け、それにより鋼板13に中央に向かう力を
作用させる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述した(1)の搬送ロールに中太すのクラウンを設け
るものにあ、っては、板形状や張力等の条件の変化に応
じてクラウン量を変える必要があり、さもないとクラウ
ン量が過大の場合は板の座屈を引起こし、クラウン量が
過小の場合は蛇行を有効に防止できない。ところが、搬
送ロールをそのクラウン量を調節可能に作ることは困難
であり、また搬送ロールを適正なりラウン量を有するも
のにその都度交換することは頻雑で必って非現実的であ
り、従って適正なりラウン量を得るのが難しい。
そのため、一般には過大なりラウンを避けており、座屈
を防止するためにセンタリング機能をある程度犠牲にし
なければならないという問題点があった。
また、上述した(2)の方法の場合は、搬送ロール11
の回動♀の制御が微妙なため、その回動のための荷重の
制御が困難であるという問題点があり、充分な蛇行の防
止は実現されていない。
本発明は、このような問題点を解決するものであり、簡
単な制御で有効に蛇行を防止することのできる帯状搬送
物の蛇行防止方法を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成するための本発明方法は、互いに
平行な回転軸を有して隣り合う帯状搬送物の搬送ロール
を両搬送ロール回転軸を含む平面と略直交し且つその搬
送ロール回転軸を含む平面内においで相対的に回動させ
ることを特徴とするものである。
く作用〉 搬送ロールを隣り合う両搬送ロール回転軸を含む平面と
略直交し且つその搬送ロール回転軸を含む平面内におい
て相対的に回動させると、それらの搬送ロールに掛けら
れた帯状搬送物は両搬送ロール間で捩られる。このとぎ
、両搬送ロール間の距離は搬送ロールの回動中心から離
れる程僅かに長くなり、そのため帯状搬送物の張力もそ
の回動中心から幅方向に離れる程大きくなる。従って、
帯状搬送物が搬送ロールの回動中心から偏ると、偏った
側の張力が大きくなり、帯状搬送物はその張力を減らす
方向つまり中央部に向って移動する。
一方、搬送ロールに中太すのクラウンを設けた場合、搬
送ロールを回動させることによる帯状搬送物の張力増大
により、クラ1クンによるセンタリング作用が高められ
る。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかる蛇行防止方法の説明
図、第2図はその方法を実施する装置の概念図である。
本実施例は搬送ロールをその中央部を回動中心として回
動させるものである。
第1図において、帯状鋼板13が巻掛けられる隣り合う
搬送ロール14.15は通常の搬送時は互いに平行な回
転軸を有しており、その一方の搬送ロール14が両搬送
ロール14.15を含む平面と直交し且つ搬送ロール1
4の回転軸を含む平面内においてその中央部を中心とし
て回動可能とされる。つまり、両搬送ロール14.15
が捩れの関係となるように搬送ロール14が回動し得る
ようになっている。具体的には、例えば第2図に示すよ
うに、搬送ロール14(以下蛇行防止ロール14と呼ぶ
)の両端を軸支するロールホルダ16を蛇行防止ロール
14の中央部位置においてフレーム17に回動自在に支
持する。このロールホルダ16の一端部にはフレーム1
7との間に油圧シリンダ等のアクチユエータ18が介装
され、そのアクチュエータ18の伸縮作動によりロール
ホルダ16を介して蛇行防止ロール14が回動駆動され
るようになっている。また、鋼板13の走行路上には鋼
板13の幅方向位置を検出して鋼板13の偏りを知るセ
ンサ19が設けられる。
而して、センサ19により鋼板13が正規の位置から片
側に偏っていることが検知されると、アクチュエータ1
8によって蛇行防止ロール14を回動させ、鋼板13を
両ロール14.15の間で捩るようにする。すると、両
ロール14.15間の距離が蛇行防止ロール14の回動
中心から離れる程長くなることに起因して、鋼板13の
張力もその回動中心から離れる程大きくなる。いま、例
えば鋼板13が左側に偏っているとすると、第1図に示
すように鋼板13の張力分布20は中央部に対して幅方
向両端部が大きく、しかも左側端部が右側端部よりも大
きくなる。
従って、鋼板13は左右両端部の張力差を少なくする方
向つまり矢印Aで示す右側へ移動し、鋼板13の偏りが
矯正されて蛇行が防止される。
一方、鋼板13を捩ることにより鋼板13の幅方向両端
部が中央部に比べて大きくなることから、蛇行防止ロー
ル14に中太すのクラウンを設けておけば、そのクラウ
ンによるセンタリング作用が高められる。このことは、
鋼板13の座屈の危険性のない小さなりラウン量を有す
るロールでも鋼板13の偏りが発生した時には大きなセ
ンタリング力を得ることができることを意味し、座屈の
防止と蛇行の防止という相反する要請に共に応じること
を可能としている。尚、このクラウンによるセンタリン
グ作用を増大させる動きと前述の偏った側に大きな張力
を発生させる働きとは独立しており、従って蛇行防止ロ
ール14にクラウンを設けない場合においても本発明を
実施することは可能である。
ざらに、第3図は本発明の他の実施例にかかる蛇行防止
方法の説明図、第4図はその方法を実施する装置の概念
図である。本実施例は、鋼板13が偏った側の張力をよ
り増加させるため、蛇行防止ロール14の回動中心を鋼
板13が偏った側の反対側となるようにしたものである
第4図に示すように、蛇行防止ロール14のロールホル
ダ21は、その両端に設けられた支持部22.23がフ
ームの天井部に設けられた溝24゜25にそれぞれ摺動
自在に嵌合することで支持される。これらの溝24.2
5は搬送ロール15の回転軸と平行な線26上に各々そ
の一端を有し、そこから線26に関して互いに反対側に
相手側の端部を中心とする円孤状に形成されている。ま
た、ロールホルダ21の中央部にはアクチュエータ27
が取付けられる。
而して、支持部22.23が溝24.25の線26上の
端部に位置する状態において、蛇行防止ロール14に鋼
板13を巻掛けて搬送する。いま、例えば鋼板13が図
中右側に寄った場合、第4図に示すようにアクチュエー
タ27を縮める方向に作動させる。すると、ロールホル
ダ21の左端の支持部22が溝24の端に位置したまま
右端の支持部23が溝25に沿ってスライドすることで
蛇行防止ロール14が回動し、その結果鋼板13の右端
の張力が左端より大きくなり、鋼板13を左側へ戻す力
が働く。一方、反対に鋼板13が左側に奇った場合は、
逆にアクチュエータ27を伸ばす方向に作動させる。こ
のときは蛇行防止ロール14はロールホルダ21の右端
の支持部23を中心として左端側が回動しく第3図の状
態)、その結果鋼板13の左端の張力が増大して鋼板1
3は右側へ復帰する。
本実施例によれば、鋼板13が偏った側をより大きく移
動させて幅方向両端部に大きな張力差を1qることかで
きるので、センタリング力の増大が図れると共に、その
駆vJ11横も1個のアクチュエータ27を有する@里
な機構であり、その制御も容易に行うことができる。
〈発明の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明によ
れば、搬送ロールを互いに捩れの関係となるように回動
させるという簡単な操作により精密且つ有効に帯状搬送
物の蛇行を防止できる。一方、小ざなりラウンの搬送ロ
ールを用いても、搬送物の張力の増大による大きなセン
タリング力が得られ、クラウンによる搬送物の座屈の防
止と蛇行の防止を両立でき、またセンタリング力の増大
により単一の搬送ロールで広範囲な条件において安定し
た搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる蛇行防止方法の説明
図、第2図はその方法を実施する装置の概念図、第3図
は本発明の他の実施例にかかる蛇行防止方法の説明図、
第4図はその方法を実施する装置の概念図、第5図は従
来例にかかる蛇行防止方法の説明図である。 図面中、 13は帯状鋼板、 14は搬送ロール(蛇行防止ロール)、15は搬送ロー
ルである。 特許 出 願人 三菱重工業株式会社 復代理人 弁理士 光石 土部(他1名)第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに平行な回転軸を有して隣り合う帯状搬送物の搬送
    ロールを両搬送ロール回転軸を含む平面と略直交し且つ
    その搬送ロール回転軸を含む平面内において相対的に回
    動させることを特徴とする帯状搬送物の蛇行防止方法。
JP24326986A 1986-10-15 1986-10-15 帯状搬送物の蛇行防止方法 Pending JPS6397565A (ja)

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